説明

車両用装着品の取付構造

【課題】フロントスポイラの公差を吸収することができ、フロントスポイラの寸法管理工数の削減が可能な車両用装着品の取付構造を提供する。
【解決手段】車両に装備されたフロントバンパにフロントスポイラを取り付ける車両用装着品の取付構造において、フロントスポイラに雄クリップ2,2Aを設け、この雄クリップ2,2Aを挿通する挿通孔4をフロントバンパに設け、挿通孔4に挿通した雄クリップ2,2Aに雌クリップを固定してフロントバンパにフロントスポイラを保持する。挿通孔4に雄クリップ2,2Aを遊挿し、挿通孔4の周囲に雌クリップの当接鍔部22を係止するから、フロントバンパへのフロントスポイラの取付に際し、挿通孔4と雄クリップ2,2Aとの間の隙間により、位置合わせの自由度が増すことで取付自由度が増え、取付工数の短縮、装着品の精度管理工数の削減が図られ、コストダウンが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に装備された部品に装着品を取り付ける車両用装着品の取付構造に係り、装着品に設けた雄クリップと、部品に設けられ前記雄クリップを挿通する挿通孔と、前記雄クリップに固定する雌クリップとを備えた車両用装着品の取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のものとして樹脂製フロントバンパの取付け孔に、樹脂製フロントスポイラに突出形成されたボス部を挿入し、該ボス部に反挿入側から環状の係止リングを嵌装するとともに上記フロントバンパの固定面に当接させることにより、上記フロントスポイラをフトントバンパに固定するようにした車両における樹脂製部品の取付け構造(例えば特許文献1)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3304868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記樹脂製部品の取付け構造では、取付け孔の位置ずれなどにより、フトントバンパにフロントスポイラを合わせた際に、互いの成形条件等による寸法差が発生した場合、特にフロントスポイラが長尺であるため、フロントスポイラのコーナー部に隙間が発生する虞がある。
【0005】
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、装着品の公差を吸収することができ、装着品の寸法管理工数の削減が可能な車両用装着品の取付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車両に装備された部品に装着品を取り付ける車両用装着品の取付構造において、前記装着品に雄クリップを設け、この雄クリップを挿通する挿通孔を前記部品に設け、前記挿通孔に挿通した前記雄クリップに雌クリップを固定して前記部品に前記装着品を保持し、前記挿通孔に前記雄クリップを遊挿し、前記挿通孔の周囲に前記雌クリップを係止することを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に係る発明は、前記装着品は長尺品であり、前記挿通孔を前記部品の端部側に設けたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に係る発明は、前記装着品は長尺部と、この長尺部の長手方向端部に設けられ前記長手方向と交差方向の縁側部とを備え、この縁側部に略長手方向の前記雄クリップを設けたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に係る発明は、前記挿通孔の横寸法は、前記雄クリップの横寸法の1.5倍以上であることを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に係る発明は、前記部品が合成樹脂製のバンパであり、前記装着品が合成樹脂製のスポイラであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明の請求項1に記載の車両用装着品の取付構造によれば、部品への装着品の取付に際し、挿通孔と雄クリップとの間の隙間により、位置合わせの自由度が増すことで取付自由度が増え、取付工数の短縮、装着品の精度管理工数の削減が図られ、コストダウンが可能となる。
【0012】
また、本発明の請求項2に記載の車両用装着品の取付構造によれば、長尺品は成型時における寸法変動が大きく、装着品が温度変化による伸縮を繰り返し、これに伴う経年変化による寸法変化を許容可能となり、製造管理の容易化、取付工数の短縮、経年変化への対応が可能となる。
【0013】
また、本発明の請求項3に記載の車両用装着品の取付構造によれば、挿通孔に対して、縁側部に設けた雄クリップを、長手方向と交差する方向に位置調整することにより、長尺部の端部を部品に隙間無く沿わせることができる。
【0014】
また、本発明の請求項4に記載の車両用装着品の取付構造によれば、部品と装着品の公差を確実に吸収することができる。
【0015】
また、本発明の請求項5に記載の車両用装着品の取付構造によれば、樹脂製バンバへの樹脂製スポイラの取付に際し、挿通孔と雄クリップとの間の隙間により、位置合わせの自由度が増すことで取付自由度が増え、取付工数の短縮、装着品の精度管理工数の削減が図られ、コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本実施例の実施例1を示す挿通孔に挿通した雌クリップの断面図である。
【図2】同上、一部を拡大した装着品の斜視図である。
【図3】同上、装着品の平面説明図である。
【図4】同上、取付方法を説明する車両後部の斜視図である。
【図5】同上、一部を拡大した部品の斜視図である。
【図6】同上、取付構造の断面図である。
【図7】同上、本実施例の実施例2を示す取付方法を説明する車両前部の斜視図である。
【図8】同上、装着品の平面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、図面を参照して、本発明の実施例1について説明する。
【実施例1】
【0018】
図1〜図6に示すように、装着品の取付構造は、装着品たる合成樹脂製のフロントスポイラ1に設けた雄クリップ2,2Aと、部品たる合成樹脂製のフロントバンパ3に設けられ、雄クリップ2,2Aを挿通する挿通孔4と、雄クリップ2に嵌合固定する雌クリップ5とを備える。また、前記雄クリップ2,2Aは、板状の基部6を有し、該基部6を接着等することにより前記フロントスポイラ1に一体に設けられる。
【0019】
前記フロントバンパ3は、左右方向に長い長尺部101と、この長尺101の端部に設けられた縁側部たるコーナー部102,102とを一体に備え、そのコーナー部102は、前記長尺部101の長手方向と交差方向である略前後方向に形成されている。また、前記コーナー部102の端部には、車両のホイールハウスの一部を構成するホイールハウス部103が形成されている。
【0020】
前記フロントスポイラ1は、前記フロントバンパ3の表面下部に沿って設けられるアンダスポイラであって、左右方向に長い長尺部11と、この長尺部11の端部に設けられた縁側部たるコーナー部12,12とを一体に備え、そのコーナー部12は、前記長尺部11の長手方向と交差方向である略前後方向に形成されている。また、前記コーナー部12の端部には、ホイールハウスフランジ部13が裏面側に突設され、このホイールハウスフランジ部13が、前記ホイールハウス部103の周縁103Fの下部を覆う。
【0021】
前記フロントスポイラ1の裏面には、杆状をなす前記雄クリップ2,2Aが複数設けられている。具体的には、図2及び図3などに示すように、前記長尺部11の中央側左右に2本の雄クリップ2,2が略後向きに突設され、前記コーナー部12に雄クリップ2Aが略左右方向に突設され、それら雄クリップ2,2Aはフロントスポイラ1の上部側に設けられている。
【0022】
前記雄クリップ2,2Aには、前記雌クリップ5が係止する嵌合受部21が該雄クリップ2,2Aの上下面にそれぞれが形成され、また、図1に示すように、雄クリップ2,2Aは横方向に長い断面略長方形形状をなしている。さらに、雄クリップ2,2Aは、薄板の杆状をなし、屈曲可能であって、途中で縦方向に曲げることができる。尚、前記嵌合受部21は、例えば凹凸から構成される。
【0023】
前記雌クリップ5は、前記フロントバンパ3の裏面に当接する当接鍔部22と、前記雄クリップ2,2Aに嵌合固定される嵌合筒部23とを一体に有し、前記当接鍔部22は嵌合筒部23の基端側に設けられ、前記当接鍔部22の外周は略円形に形成されている。また、前記嵌合筒部23には前記嵌合受部21に係止する嵌合爪部24,24が設けられ、これら嵌合爪部24,24は前記雄クリップ2,2Aの挿入を許容し、反挿入方向の抜け止め効果を有するものである。
【0024】
そして、図1に示すように、前記挿通孔4の横寸法は、前記雄クリップ2,2Aの横寸法Wに比べて大きく、且つ前記当接鍔部22の横寸法Wに比べて小さく形成され、前記挿通孔4に雄クリップ2,2Aが遊挿される。尚、この例では、前記挿通孔4は円形であるから、該挿通孔4の横寸法は直径dであり、前記当接鍔部22は円形であるから、該当接鍔部22の横寸法は直径Dである。例えば、直径dは12mm、横寸法Wは8mm、直径Dは18mmであり、前記直径dを、雄クリップ2,2Aの横寸法Wの1.5倍以上とすることが好ましく、これにより挿通孔4に対して雄クリップ2,2Aが上下左右方向に移動可能となり、挿通孔4と雄クリップ2,2Aとの隙間がフロントスポイラ1とフロントバンパ3との交差の吸収代となる。
【0025】
前記ホイールフランジ部13の下部には、複数の取付孔25,25を穿設し、これら取付孔25,25に挿通した固定手段たるビス26,26により、ブラケット27の一端側を該ホイールフランジ部13に固定し、そのブラケット27の他端を、ボルトナットなどの固定手段により、前記フロントバンパ3の外面に固定する。
【0026】
また、図6に示すように、フロントスポイラ1の当接縁部たる上縁部1Fは、フロントバンパ3に当接し、両面粘着テープ28により、前記フロントバンパ3の外面に接着される。
【0027】
次に、前記フロントバンパ3の取付方法について説明する。図示しないドリルにより所定位置に挿通孔4を穿設する。図5に示すように、フロントバンパ3の表面から、対応する挿通孔4に雄クリップ2,2Aを挿通し、この雄クリップ2,2Aを雌クリップ5に挿入するようにして、雌クリップ5の当接鍔部22をフロントスポイラ1の裏面に当接し、雄クリップ2,2Aに雌クリップ5を嵌合固定する。この後、必要に応じて、雄クリップ5から突出する雄クリップ2,2Aの部分を、切断手段たるニッパ29により切断する。
【0028】
このように雄クリップ2,2Aと雌クリップ5によりフロントバンパ3にフロントスポイラ1を取り付けると、図1に示すように、挿通孔4と雄クリップ2,2Aとの隙間により、挿通孔4の加工に伴う位置ずれや、経年変化により長尺なフロントスポイラ1の寸法変化に対応することができる。
【0029】
このように本実施例では、請求項1に対応して、車両に装備された部品たるフロントバンパ3に装着品たるフロントスポイラ1を取り付ける車両用装着品の取付構造において、フロントスポイラ1に雄クリップ2,2Aを設け、この雄クリップ2,2Aを挿通する挿通孔4をフロントバンパ3に設け、挿通孔4に挿通した雄クリップ2,2Aに雌クリップ5を固定してバンパ3にスポイラ1を保持し、挿通孔4に雄クリップ2,2Aを遊挿し、挿通孔4の周囲に雌クリップ5を係止するから、フロントバンパ3へのフロントスポイラ1の取付に際し、挿通孔4と雄クリップ2,2Aとの間の隙間により、位置合わせの自由度が増すことで取付自由度が増え、取付工数の短縮、装着品の精度管理工数の削減が図られ、コストダウンが可能となる。
【0030】
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、フロントスポイラ1は長尺品であり、挿通孔4をフロントスポイラ1の端部側に設けたから、長尺品は成型時における寸法変動が大きく、フロントスポイラ1が温度変化による伸縮を繰り返し、これに伴う経年変化による寸法変化を許容可能となり、製造管理の容易化、取付工数の短縮、経年変化への対応が可能となる。
【0031】
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、フロントスポイラ1は長尺部11と、この長尺部11の長手方向端部に設けられ前記長手方向と交差方向の縁側部たるコーナー部12とを備え、このコーナー部12に略長手方向の雄クリップ2Aを設けたから、挿通孔4に対して、コーナー部12に設けた雄クリップ2Aを、長手方向と交差する方向に位置調整することにより、長尺部12の端部をフロントバンパ3に隙間無く沿わせることができる。
【0032】
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、挿通孔4の横寸法は、雄クリップ2,2Aの横寸法の1.5倍以上であるから、フロントバンパ3とフロントスポイラ1の公差を確実に吸収することができる。
【0033】
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、前記部品が合成樹脂製のバンパ3であり、前記装着品が合成樹脂製のフロントスポイラ1であるから、合成樹脂製のバンバ3への樹脂製スポイラ1の取付に際し、挿通孔4と雄クリップ2,2Aとの間の隙間により、位置合わせの自由度が増すことで取付自由度が増え、取付工数の短縮、装着品の精度管理工数の削減が図られ、コストダウンが可能となる。
【0034】
また、実施例上の効果として、図6に示すように、雄クリップ2,2Aは、薄板の杆状をなし、挿通孔4付近で屈曲可能であるから、フロントスポイラ1の雄クリップ2取付箇所の面と、挿通孔4箇所のフロントバンパ3の面とが平行でなくても、雄クリップ2,2Aが屈曲することにより取付可能となる。さらに、図6に示すように、雄クリップ2,2Aの取付位置に比べて挿通孔4の位置を上部に配置することにより、フロントスポイラ1を吊り上げるようにしてフロントバンパ3に安定して取り付けることができる。また、コーナー部12の上側で雄クリップ2Aを略左右方向に突設し、挿通孔4と雄クリップ2Aの隙間分だけ、スポイラ1がスライド可能であるから、別部品を用いてコーナー部12の上部をフロントバンパ3のホイールハウス部103に機械的締結固定する必要がなくなる。
【実施例2】
【0035】
図7及び図8は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、装着品たる合成樹脂製のリアスポイラ31に設けた杆状の雄クリップ2,2A,2Bと、部品たる合成樹脂製のリアバンパ33に設けられた雄クリップ2,2A,2Bを挿通する挿通孔4と、雄クリップ2,2A,2Bに嵌合固定する雌クリップ5とを備える。
【0036】
前記リアバンパ33は、左右方向に長い長尺部201と、この長尺201の端部に設けられた縁側部たるコーナー部202,202とを一体に備え、そのコーナー部202は、前記長尺部201の長手方向と交差方向である略前後方向に形成されている。また、前記コーナー部202の端部には、車両のホイールハウスの一部を構成するホイールハウス部203が形成されている。
【0037】
前記リアスポイラ31は、前記リアバンパ33の表面下部に沿って取付けられるアンダスポイラであって、左右方向に長い長尺部41と、この長尺部41の端部に設けられた縁側部たるコーナー部42,42とを一体に備え、そのコーナー部42は、前記長尺部41の長手方向と交差方向である略前後方向に形成されている。また、前記コーナー部42の端部には、ホイールハウスフランジ部43が内側に突設され、このホイールハウスフランジ部43が、前記ホイールハウス部203の周縁203Fの下部を覆う。
【0038】
前記リアスポイラ31の裏面には、杆状をなす前記雄クリップ2,2A,2Bが複数設けられている。具体的には、前記長尺部41の中央側左右に2本の雄クリップ2,2が略後向きに突設され、前記コーナー部42に雄クリップ2Aが略左右方向に突設され、さらに、前記コーナー部42の基端側に雄クリップ2Bが略後向きに突設され、それら雄クリップ2,2A,2Bはリアスポイラ31の上部側に設けられている。
【0039】
このように本実施例でも、車両に装備された部品たるリアバンパ33に装着品たるリアスポイラ31を取り付ける車両用装着品の取付構造において、リアスポイラ31に雄クリップ2,2A,2Bを設け、この雄クリップ2,2A,2Bを挿通する挿通孔4をリアバンパ33に設け、挿通孔4に挿通した雄クリップ2,2A,2Bに雌クリップ5を固定してバンパ33にスポイラ31を保持し、挿通孔4に雄クリップ2,2A,2Bを遊挿し、挿通孔4の周囲に雌クリップ5を係止し、また、雄クリップ2A,2Bを挿通する挿通孔4をリアスポイラ31の端部側に設け、さらに、コーナー部12に略長手方向の雄クリップ2Aを設けたから、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
【0040】
尚、本発明は、本実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、装着品はスポイラ以外にも、各種のものに適用できる。
【符号の説明】
【0041】
1 フロントスポイラ(装着品)
2,2A,2B 雄クリップ
3 フロントバンパ(部品)
4 挿通孔
5 雌クリップ
11 長尺部
12 コーナー部
31 リアスポイラ(装着品)
33 リアバンパ(部品)
d 直径(挿通孔の横寸法)
W 横寸法

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に装備された部品に装着品を取り付ける車両用装着品の取付構造において、前記装着品に雄クリップを設け、この雄クリップを挿通する挿通孔を前記部品に設け、前記挿通孔に挿通した前記雄クリップに雌クリップを固定して前記部品に前記装着品を保持し、前記挿通孔に前記雄クリップを遊挿し、前記挿通孔の周囲に前記雌クリップを係止することを特徴とする車両用装着品の取付構造。
【請求項2】
前記装着品は長尺品であり、前記挿通孔を前記部品の端部側に設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用装着品の取付構造。
【請求項3】
前記装着品は長尺部と、この長尺部の長手方向端部に設けられ前記長手方向と交差方向の縁側部とを備え、この縁側部に略長手方向の前記雄クリップを設けたことを特徴とする請求項2記載の車両用装着品の取付構造。
【請求項4】
前記挿通孔の横寸法は、前記雄クリップの横寸法の1.5倍以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用装着品の取付構造。
【請求項5】
前記部品が合成樹脂製のバンパであり、前記装着品が合成樹脂製のスポイラであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用装着品の取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−131648(P2011−131648A)
【公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−291246(P2009−291246)
【出願日】平成21年12月22日(2009.12.22)
【出願人】(390005430)株式会社ホンダアクセス (205)