車椅子固定防寒着
【課題】車椅子で外出する障害者、高齢者に対し冬の寒さから身体を守る便利で、暖かくお洒落な車椅子固定防寒着。
【解決手段】一枚の毛布（１）の中央両サイドをくりぬき、上半身部（３）、下半身部（４）を二分し、背中部で一体化したつなぎの防寒着。外側の要所（６、７、８）に紐等をもうけ車椅子に取り付けておく。使用者はその上に座り、左右より重ね合わせて、マジックテープ（登録商標）、ボタン等で留める、簡単に脱着出来、暖かくお洒落な防寒着。
【解決手段】一枚の毛布（１）の中央両サイドをくりぬき、上半身部（３）、下半身部（４）を二分し、背中部で一体化したつなぎの防寒着。外側の要所（６、７、８）に紐等をもうけ車椅子に取り付けておく。使用者はその上に座り、左右より重ね合わせて、マジックテープ（登録商標）、ボタン等で留める、簡単に脱着出来、暖かくお洒落な防寒着。
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は車椅子を必要とする、障害者、高齢者のための上下つなぎの外出用防寒着である。又、腰から下だけのものは、オフィスや家庭用としても使用できる。
【０００２】
【従来の技術】
従来車椅子用としての防寒着はあまりなく、寒さを防ぐため重ね着をしていた。
【０００３】
車椅子の必需品としてひざ掛けがある。しかし外出時、風にあおられたり、ずり落ちたり、車輪にはさまる等の欠点がある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
車椅子で外出する障害者及び高齢者は、防寒のため重ね着をし、脱着に手間取り、トイレ時は一層の困難が加わる。
【０００５】
手足の不自由な人に、何枚も袖に腕を通す、ズボンに足を通す、手に手袋を付ける作業は決して容易ではない。
【０００６】
従来の防寒用のひざ掛け布は外出時、風で飛ばされる事があり、すべりおちやすく、車椅子使用者は落ちたものを拾えない場合が多い。
【０００７】
従来のひざ掛けは、前だけの保温なのでふくらはぎ、腰まわりの寒さを防ぎきれない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本考案は、毛布（１）の上半身部（３）をマント風に、下半身部（４）をひざ掛け風にしたて背中部はつなぎになり、車椅子に固定するための紐（６）（７）
（８）等を設け、その上に使用者を腰掛けさせる事で簡単に脱着できる。
【０００９】
手袋を付けるのが困難な使用者には、手の防寒カバー（２）をボタン等で取り付ける事もできる。
【００１０】
腰から下だけの物も椅子に取りつける紐をつけ、左右から重ね合わせてマジックテープやボタン止めにする。
【００１１】
【考案の実施形態】
一枚の毛布（１）の中央両サイドをくりぬき（２）、上半身（３）、下半身（４）に二分し上半身の襟の部分は、首になじむようにダーツ（５）を取り、くりぬいた部分（２）は手の防寒カバーになる。
【００１２】
くりぬいた部分（２）の手の防寒カバーは、ボタン等で取り外しもできる。
【００１３】
本考案の外部の背部（６）、腰部（７）、足部（８）の要所となる位置に車椅子に固定するための紐等を付ける。
【００１４】
本考案は毛布に限る事なく厚地布、又は和服地や薄地布でも作れ、防寒着だけでなくお洒落着としても楽しめる。
【００１５】
毛布の縁は別布でくるみ、重ね合う部分はボタンやマジックテープ等で止めるのでフリーサイズとして使用できる。
【００１６】
下半身だけのものは、座布団と組み合わせ、家庭やオフィス、学校等で使用する事もできる。
【００１７】
【考案の効果】
本考案は毛布使用のため、保温効果も大きく、重ね着の必要もない。トイレ時の手間取りもなく、障害者、介護者共に大変楽になる。
【００１８】
本考案を車椅子にしっかり固定し、その上に使用者は腰掛け、身体全体を遊び布がないように包み込むため、風で飛ばされたり、ずり落ちたり、車輪に巻き込む心配もない。
【００１９】
上下つなぎになっているので背中、腰部分のしわや重なりも気にならない。
【００２０】
本考案が不要時、車椅子から離れる時も持ち運ぶ必要がないので、荷物にならない。
【００２１】
本考案は、一見、マントとひざ掛けの上下おそろいの洋服に見え、縁取り布や、ボタンを変える事で大変お洒落で老若男女、楽しむ事ができる。
【００２２】
本考案を作る事で不用の毛布のリサイクルにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】請求項１の平図面である。
【図２】車椅子に固定した防寒着を着用した図である。
【図３】請求項２の平面図である。
【図４】学習椅子に固定したひざ掛けを着用した図である。
【符号の説明】
１、毛布本体
２、くりぬき部、手のカバー
３、上半身部分
４、下半身部分
５、ダーツ
６、背部紐
７、腰部紐
８、足部紐
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は車椅子を必要とする、障害者、高齢者のための上下つなぎの外出用防寒着である。又、腰から下だけのものは、オフィスや家庭用としても使用できる。
【０００２】
【従来の技術】
従来車椅子用としての防寒着はあまりなく、寒さを防ぐため重ね着をしていた。
【０００３】
車椅子の必需品としてひざ掛けがある。しかし外出時、風にあおられたり、ずり落ちたり、車輪にはさまる等の欠点がある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
車椅子で外出する障害者及び高齢者は、防寒のため重ね着をし、脱着に手間取り、トイレ時は一層の困難が加わる。
【０００５】
手足の不自由な人に、何枚も袖に腕を通す、ズボンに足を通す、手に手袋を付ける作業は決して容易ではない。
【０００６】
従来の防寒用のひざ掛け布は外出時、風で飛ばされる事があり、すべりおちやすく、車椅子使用者は落ちたものを拾えない場合が多い。
【０００７】
従来のひざ掛けは、前だけの保温なのでふくらはぎ、腰まわりの寒さを防ぎきれない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本考案は、毛布（１）の上半身部（３）をマント風に、下半身部（４）をひざ掛け風にしたて背中部はつなぎになり、車椅子に固定するための紐（６）（７）
（８）等を設け、その上に使用者を腰掛けさせる事で簡単に脱着できる。
【０００９】
手袋を付けるのが困難な使用者には、手の防寒カバー（２）をボタン等で取り付ける事もできる。
【００１０】
腰から下だけの物も椅子に取りつける紐をつけ、左右から重ね合わせてマジックテープやボタン止めにする。
【００１１】
【考案の実施形態】
一枚の毛布（１）の中央両サイドをくりぬき（２）、上半身（３）、下半身（４）に二分し上半身の襟の部分は、首になじむようにダーツ（５）を取り、くりぬいた部分（２）は手の防寒カバーになる。
【００１２】
くりぬいた部分（２）の手の防寒カバーは、ボタン等で取り外しもできる。
【００１３】
本考案の外部の背部（６）、腰部（７）、足部（８）の要所となる位置に車椅子に固定するための紐等を付ける。
【００１４】
本考案は毛布に限る事なく厚地布、又は和服地や薄地布でも作れ、防寒着だけでなくお洒落着としても楽しめる。
【００１５】
毛布の縁は別布でくるみ、重ね合う部分はボタンやマジックテープ等で止めるのでフリーサイズとして使用できる。
【００１６】
下半身だけのものは、座布団と組み合わせ、家庭やオフィス、学校等で使用する事もできる。
【００１７】
【考案の効果】
本考案は毛布使用のため、保温効果も大きく、重ね着の必要もない。トイレ時の手間取りもなく、障害者、介護者共に大変楽になる。
【００１８】
本考案を車椅子にしっかり固定し、その上に使用者は腰掛け、身体全体を遊び布がないように包み込むため、風で飛ばされたり、ずり落ちたり、車輪に巻き込む心配もない。
【００１９】
上下つなぎになっているので背中、腰部分のしわや重なりも気にならない。
【００２０】
本考案が不要時、車椅子から離れる時も持ち運ぶ必要がないので、荷物にならない。
【００２１】
本考案は、一見、マントとひざ掛けの上下おそろいの洋服に見え、縁取り布や、ボタンを変える事で大変お洒落で老若男女、楽しむ事ができる。
【００２２】
本考案を作る事で不用の毛布のリサイクルにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】請求項１の平図面である。
【図２】車椅子に固定した防寒着を着用した図である。
【図３】請求項２の平面図である。
【図４】学習椅子に固定したひざ掛けを着用した図である。
【符号の説明】
１、毛布本体
２、くりぬき部、手のカバー
３、上半身部分
４、下半身部分
５、ダーツ
６、背部紐
７、腰部紐
８、足部紐
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項１】 一枚の毛布地（１）等の、布地の中央両サイド（２）くりぬき、上半身（３）と下半身（４）に二分し、上半身の襟部分は首になじむようにダーツ（５）をとり、くりぬいた部分は手の防寒カバーとしてボタン留めにし、背（６）腰（７）足部分（８）の外側には車椅子に固定するための紐を設けた車椅子固定防寒着。
【請求項２】 毛布地等の生地を（１）を利用した車椅子用のひざ掛けであって、背（６）腰（７）足部分（８）の外側には車椅子に固定するための紐を設けた車椅子固定防寒着。
【請求項１】 一枚の毛布地（１）等の、布地の中央両サイド（２）くりぬき、上半身（３）と下半身（４）に二分し、上半身の襟部分は首になじむようにダーツ（５）をとり、くりぬいた部分は手の防寒カバーとしてボタン留めにし、背（６）腰（７）足部分（８）の外側には車椅子に固定するための紐を設けた車椅子固定防寒着。
【請求項２】 毛布地等の生地を（１）を利用した車椅子用のひざ掛けであって、背（６）腰（７）足部分（８）の外側には車椅子に固定するための紐を設けた車椅子固定防寒着。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【登録番号】実用新案登録第３０６７２８９号（Ｕ３０６７２８９）
【登録日】平成１２年１月５日（２０００．１．５）
【発行日】平成１２年３月３１日（２０００．３．３１）
【考案の名称】車椅子固定防寒着
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願平１１−７８４７
【出願日】平成１１年９月８日（１９９９．９．８）
【新規性喪失の例外の表示】実用新案法第１１条第１項において準用する特許法第３０条第３項適用申請有り 平成１１年４月１３日〜４月１８日 社団法人全国発明婦人協会主催の「第３９回 暮らしの発明展」に展示
【出願人】（５９８０７３９３６）
【登録日】平成１２年１月５日（２０００．１．５）
【発行日】平成１２年３月３１日（２０００．３．３１）
【考案の名称】車椅子固定防寒着
【国際特許分類】
【出願番号】実願平１１−７８４７
【出願日】平成１１年９月８日（１９９９．９．８）
【新規性喪失の例外の表示】実用新案法第１１条第１項において準用する特許法第３０条第３項適用申請有り 平成１１年４月１３日〜４月１８日 社団法人全国発明婦人協会主催の「第３９回 暮らしの発明展」に展示
【出願人】（５９８０７３９３６）
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