通信ネットワークによるコンテントの無線配達システムおよび方法
【課題】本発明は、通信ネットワークによるコンテントの無線配達システム及び方法を提供する。
【解決手段】コンテント販売機、コンテントの無線配達方法および該販売機または該方法を組み込んだ情報配達システム。一実施例において、コンテント販売機は、要求履行部と関連した要求受信部を含む。要求受信部は、要求装置から支払い情報とコンテント要求を受信する。要求履行部は、支払い情報を確認し、コンテント要求に応じてコンテントを呼出し、そしてコンテントを要求装置へ無線送信する。
【解決手段】コンテント販売機、コンテントの無線配達方法および該販売機または該方法を組み込んだ情報配達システム。一実施例において、コンテント販売機は、要求履行部と関連した要求受信部を含む。要求受信部は、要求装置から支払い情報とコンテント要求を受信する。要求履行部は、支払い情報を確認し、コンテント要求に応じてコンテントを呼出し、そしてコンテントを要求装置へ無線送信する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、一般にネットワーク インフラストラクチャに向けられ、特に、コンテントの無線配達装置および方法並びにこれを用いた情報配達システムに関する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００２】
インターネットは、通信のためにアクセス可能な媒体と、情報および商品の取引所を提供している。実際、消費者は、今ではオンライン購買のために月に３０億ドルもお金を使っている。商品の購買と共に、他の情報に基づいた商品もインターネットで探し求められている。
【０００３】
インターネットを介して入手されている様々な商品の中には、容易に分配されるデジタルデータ商品も含まれている。たとえば、コンピュータプログラム、映像および音楽を含むデジタルデータ商品は、コンピュータに格納され、次いで、インターネットユーザーにｅメールされる。加うるに、このデジタル情報をさらに分配するのに、ウェブサイトを利用することができる。
【０００４】
容易に分配されるほかに、高品質のコピーも容易である。したがって、デジタルデータ商品の所有者は、高品質のコピーを多くのエンドユーザーに、受取人に対して最小限度のコストで分配することができる。これは、より多くのユーザーに商品の恩恵を与えているが、この自由な分配は、著作権者が著作に対する支払いを明確に受け取るのを妨げてもいる。したがって、著作権者は、特にインターネットによるデジタルデータ商品の現在の分配チャンネルを使用するのをいやがることがある。
【０００５】
この問題を緩和するために、デジタルデータ商品の支払いの中には、自由意志をベースにして要求されるものがある。また、デジタルデータは、デジタルデータ商品に対して予め決められた資金額が受け取られた後で、ウェブサイトから分配される。これは、著作権者にロイヤリティの恩恵を受け取る機会も与えながら、デジタルデータ商品の分配を許す。
【０００６】
しかしながら、それでも、これらの分配および支払いシステムは、典型的に、分配されるあらゆるコピーに対するロイヤリティを著作権者に与えるとは限らない。故意であろうとなかろうと、自由に分配されるデジタルデータ商品の全ての受取人が、自由意志で支払わないかも知れない。また、予め設定された資金額の受け取り後のさらなるコピーと分配は、発生したあらゆるコピーに対するロイヤリティを著作権者にさらに与えるとは限らない。
【０００７】
加うるに、これらの分配および支払いシステムは、支払いが行なわれた場合でさえ、デジタルデータ商品の恩恵をエンドユーザーに容易に与えないことがある。たとえば、商品は、典型的にまずインターネットに接続されたコンピュータで受信されなければならない。次いで、デジタルデータ商品は、ユーザーがそれを楽しむことができる前に、他のデバイス上にローディングされることがある。これは、通常、そのコンピュータと、インターネットデジタルデータ商品の受信可能場所を制限する他のデバイスとの間の有線接続を必要とする。
【０００８】
したがって、技術上要求されているものは、デジタルデータを無線で配達し、ユーザーがこのデータにアクセスして使用することができると同時に、そう望まれる場合には、このデータの所有者が補償されるのを許す装置である。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上述した従来技術の不具合に取り組むために、本発明は、コンテントの無線配達用コンテント販売機を提供する。一実施例において、コンテント販売機は、要求装置からの支払い情報およびコンテント要求を受信する要求受信部を含む。また、コンテント販売機は、要求受信部と関連して、支払い情報を確認し、コンテント要求に応じてコンテントを呼び出し、次いでコンテントを要求装置へ無線送信する要求履行部も含む。
【００１０】
他の態様において、本発明は、コンテントを無線で配達する方法を提供する。一実施例において、この方法は、要求装置からコンテント販売機の要求受信部で支払い情報およびコンテント要求を受信し、次いで、要求受信部と関連しているコンテント販売機の要求履行部で支払い情報を確認することを含む。支払い情報の確認後、この方法は、さらに、コンテント要求に応じてコンテントを呼び出し、次いで、コンテントを要求装置に無線送信することを含む。
【００１１】
他の態様において、本発明は、通信ネットワークによるコンテントの無線配達用情報配達システムであって、通信ネットワークに接続され、コンテントを格納するコンテントリザーバーと、コンテントリザーバーに接続されたコンテント販売機とを含む情報配達システムを提供する。コンテント販売機は、要求装置からの支払い情報およびコンテント要求を受信する要求受信部を含む。また、コンテント販売機は、要求受信部と関連して、支払い情報を確認し、コンテントリザーバーからコンテント要求に応じてコンテントを呼び出し、次いでコンテントを要求装置へ無線送信する要求履行部も含む。
【００１２】
前記は、当業者が以下の本発明の詳細な説明をより良く理解できるように、本発明の好適なおよび他の特徴をむしろ広範囲に概説した。本発明のさらなる特徴は、本発明の請求項の主題を形成する下文に説明される。当業者は、本発明の同じ目的を実行する他の構成を設計したり修正したりする基礎として、開示された概念および特定の実施例を容易に用いることができることを認識すべきである。また、当業者は、この同等な構成が、その最も広い形態において本発明の精神および範囲から逸脱しないことも理解すべきである。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１３】
本発明のより完全な理解のために、次に、添付図面に関して行なわれる以下の説明を参照する。
【００１４】
まず図１を参照すると、本発明の原理にしたがって構成された情報配達システムの一実施例のネットワーク線図が示されている。情報配達システム１００は、通信ネットワーク１４０に接続され、要求装置１１０、コンテント販売機１２０、遠隔支払い確認装置１５０およびコンテントリザーバー１６０を含む。コンテント販売機１２０は、要求受信部１２５および要求履行部１３０を含む。図１に関する以下の説明に加えて、要求受信部１２５および要求履行部１３０は、図２に関してより十分に説明される。
【００１５】
要求装置１１０は、コンテント販売機１２０の要求受信部１２５からコンテントを要求する。図１に示されるように、要求装置１１０は、ブルーツース遵守送受信部が用いられるコンテント販売機１２０に無線で接続される。図示の実施例では、ブルーツース遵守送受信部は、ブルーツース仕様バージョン１．１で定義され、参照によりここに含まれるようなブルーツース通信環境を介して無線接続される。ブルーツース仕様バージョン１．１のコピーは、ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ．ｃｏｍ／で入手することができる。他の実施例は、従来の赤外線、無線周波数および他の現在もしくは将来の無線技術により要求装置１１０を無線接続することができる。
【００１６】
要求を行なった後、要求装置１１０は、コンテント販売機１２０の要求受信部１２５への要求に基づいた支払い情報も配達する。図示されているように、要求装置１１０は、携帯情報端末（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｄｉｇｉｔａｌ ａｓｓｉｓｔａｎｔ（ＰＤＡ））でも良い。当業者は、カリフォルニア州サンタクララのパーム社によるＰａｌｍＴＭ、またはカリフォルニア州マウンテンビューのハンドスプリング社によるＨａｎｄｓｐｒｉｎｇＴＭまたは他の供給業者から市販されているもののようなＰＤＡを良く知っている。しかしながら、図示の実施例で用いられるどんなＰＤＡも、上記に定義したようなブルーツース環境または他の無線通信環境で動作するように装備されているべきである。当然ながら、他の無線または有線装置も、本発明の広い範囲内にある。
【００１７】
要求装置１１０からの支払い情報およびコンテント要求の受信後、コンテント販売機１２０の要求履行部１３０は、有効で正しい支払い情報が受信されたことを確認する。図示されているように、コンテント販売機１２０は、支払い情報を通信ネットワーク１４０に無線送信することができる。かけがえとして、コンテント販売機１２０は、通信ネットワーク１４０に有線接続することができる。本発明は、コンテント販売機１２０が、コンテントを引き出す通信ネットワーク１４０と対話または通信することができる特定の方法に制限されない。
【００１８】
通信ネットワーク１４０は、図示の実施例では、コンピュータ、電話装置または他の通信装置間の各通信を支援するどんな従来ネットワークでも良い。通信ネットワーク１４０は、無線、有線またはこの２つの組み合わせのいずれでも良い。模範的な実施例では、通信ネットワーク１４０は、インターネットとすることができる。他の実施例では、通信ネットワーク１４０は、ビジネスのイントラネットでも良い。また、当業者は、通信ネットワーク１４０が、どんな数のコンテント販売機１２０、遠隔支払い確認装置１５０またはコンテントリザーバー１６０の間の通信でも用いることができることを理解している。
【００１９】
図示の実施例では、支払い情報は、通信ネットワーク１４０を介して受信されると、遠隔支払い確認装置１５０で確認される。他の実施例では、支払い情報確認は、コンテント販売機１２０で局部的に実行される。遠隔支払い情報確認は、技術上周知であり、多数の従来の電子支払いシステムのいずれか１つを含むことができる。現在入手可能な電子支払いシステムを調べるために、参照によりここに含まれる“Electronic Payment Systems" by Donal O'Mahony, Michael Peirce, and Hitesh Tewart, Artech House (1997)を参照されたい。
【００２０】
図１に示されているように、支払い情報が確認されると、確認は、通信ネットワーク１４０を介してコンテント販売機１２０の要求履行部１３０に送信される。支払い情報確認の受信後、次いで、コンテント販売機１２０の要求履行部１３０は、要求されたコンテントの要求を通信ネットワーク１４０を介してコンテントリザーバー１６０に送信することにより、要求されたコンテントを呼び出す。要求の受信に基づき、コンテントリザーバー１６０は、要求されたコンテントを通信ネットワーク１４０を介してコンテント販売機１２０の要求履行部１３０に送信する。それに続いて、コンテント販売機１２０は、コンテントを無線接続により要求装置１１０に送信する。模範的な実施例では、コンテントは、ブルーツース遵守送信部より無線送信することができる。
【００２１】
図１において、コンテントリザーバー１６０は、通信ネットワーク１４０への接続によりコンテントを受信し、格納し、そして配達することができる従来のコンピュータである。他の実施例では、コンテントリザーバー１６０は、その動作を指示するソフトウェアプログラムを用いる専用ハードウェアで構成された専用デバイスとすることができる。
【００２２】
次に図２を参照すると、本発明の原理にしたがって構成され、包括的に２００で示されるコンテント販売機の一実施例のブロック図が示されている。コンテント販売機２００は、要求受信部２２０と要求履行部２５０を含む。本発明の範囲から逸脱することなくコンテント販売機２００内に、図示されていない他の構成要素を含めることができることが注目されるべきである。図示の実施例では、コンテント販売機２００は、その動作を指示するソフトウェアプログラムを用いる専用ハードウェアから構成された専用デバイスである。当然ながら、他の実施例は、単に有線接続されたデバイス、またはコンピュータ等の汎用ハードウェアを用いて使用可能になる単なるソフトウェアであるデバイスを用いることができる。
【００２３】
図２に示されているように、要求受信部２２０は、コンテント要求モジュール２３０と支払い情報モジュール２４０を含む。コンテント要求モジュール２３０は、コンテント販売機２００から選択されたコンテントの要求を受信する。模範的な実施例では、要求は、図１に示されている要求装置１１０と同様な無線接続された要求装置から受信される。上述したように、要求装置１１０は、ブルーツース、赤外線および無線周波数を含む従来の技術のいずれかによりコンテント販売機２００に無線接続される。しかしながら、他の実施例では、コンテント要求モジュール２３０は、コンテント販売機２００との物理的相互作用によって要求を受信することができる。たとえば、タッチスクリーン、プッシュボタンまたは他の従来の選択手段により要求されたコンテントを選択することができる。
【００２４】
支払い情報モジュール２４０は、コンテント要求モジュール２３０に接続されている。支払い情報モジュール２４０は、支払額を決定し、支払い情報を受信する。一実施例において、支払額は、要求されたアイテムの数に基づいて決定される。しかしながら、他の実施例は、要求の合計サイズに基づいて決定することができる。当業者は、支払い基準が望み通りに決定され、また通信ネットワークへの接続により遠隔的に更新できることが分かる。一実施例において、通信ネットワークへの接続は無線とすることができる。他の実施例では、通信ネットワークへの接続は有線とすることができる。
【００２５】
支払い情報モジュール２４０は、色々な方法で支払い情報を受信することができる。一実施例において、支払い情報は、顧客がコンテント販売機２００に適当な通貨を直接預けることによって配達される。図示の実施例では、支払い情報確認は、コンテント販売機２００の内部に配置される。他の実施例は、クレジットカードやデビットカードを読みとるのに従来使用されているような光または磁気読取り装置によって支払い情報を受け入れることができる。模範的な実施例では、支払い情報は、上述の方法または他の従来知られているかもしくは将来開発される支払い方法のいずれかによって終了することができる。当業者は、実体的な物の引き渡しのために支払い情報を受信して確認する販売機の周知の動作を理解している。
【００２６】
要求受信部２２０と関連しているのは、要求履行部２５０である。図示のように、要求履行部２５０は、支払い確認部２６０、コンテント呼出し部２７０およびコンテント送信部２８０を含む。支払い確認部２６０は、有効な支払いが提供されたと言う確認を受信する。現金が使用された場合は、コンテント販売機２００は、支払い情報を局部的に確認する。他の実施例では、支払い確認部２６０は、図１に示され説明されたような遠隔支払い確認装置１５０と交信することができる。
【００２７】
コンテント呼出し部２７０は、支払い確認部２６０からの確認の受信後、要求されたコンテントを呼び出す。模範的な実施例では、コンテント呼出し部２７０は、コンテント販売機２００に直接格納されている情報から要求されたコンテントを呼び出すことができる。他の実施例では、コンテント呼出し部２７０は、図１に関して前述したように通信ネットワークを介してコンテントリザーバー１６０へコンテントの要求を送信することができる。
【００２８】
コンテントの受信に基づき、コンテント送信部２８０は、コンテント販売機２００からのコンテントを、図１に示される要求装置１１０のような要求装置へ無線送信する。上述のように、要求装置は、ブルーツース、赤外線および無線周波数を含む従来技術のいずれかによってコンテント販売機２００に無線接続される。いくつかの実施例においては、コンテント呼出し部２７０とコンテント送信部２８０は、両方の機能を実行する１つの送受信部に合体させることができる。
【００２９】
次に図３を参照すると、本発明の原理にしたがって構成され、包括的に３００で示された、コンテントを無線で配達する方法の一実施例のフロー図が示されている。この方法３００は、コンテント販売機（図３でＣＶＭで示されている）からコンテントをざっと見て買う意志を持ってステップ３０５でスタートする。
【００３０】
スタート後、潜在的な顧客は、ステップ３１０で、コンテント販売機のコンテントをざっと見る。一実施例において、顧客は、要求装置でコンテントにざっと目を通すことができる。他の実施例では、顧客は、コンテント販売機に設けられたタッチスクリーンやボタンでざっと目を通すことができる。
【００３１】
本発明の一実施例において、コンテントは、コンピュータデータ、音声データおよび映像データからなるグループから選択される。当業者は、本発明が、何か特定タイプのデータの履行に制限されず、著作権で保護された音楽、映像または他の形態の情報のような、コピーに敏感なデータを分配するのに好適であることが分かる。データのコピー感度に取り組むために、データは、コピーが制限されていても良い。
【００３２】
コンテントをざっと見た後、第１の決定ステップ３２０で、コンテントを要求するか否かの決定が行なわれる。前述のように、コンテントの要求は、要求装置によりまたはコンテント販売機との物理的相互作用により行なわれる。
【００３３】
コンテントが要求されたと決定されると、ステップ３３０で、コンテントの支払い情報が与えられる。一実施例において、支払い情報は、従来のようにコンテント販売機に適当な額の現金を預けることにより与えられる。かけがえとして、コンテント販売機が通信ネットワークに接続されている場合は、支払い情報は、クレジットカード、デビットカード、電子ファンド転送、または支払いをする何か他の受け入れ可能な手段で与えられる。
【００３４】
次いで、第２の決定ステップ３４０において、支払い情報が確認されたかどうかの決定が行なわれる。模範的な実施例において、支払い情報確認は、コンテント販売機で局部的に完了する。他の実施例では、支払い情報は、通信ネットワークを介してコンテント販売機から遠隔的に確認される。
【００３５】
支払い情報の確認に基づき、ステップ３５０で、コンテント販売機は、要求されたコンテントを呼び出す。模範的な実施例において、コンテントは、局部的に格納されており、コンテント販売機から直接呼び出される。他の実施例では、コンテントは、通信ネットワークを介してコンテントリザーバーから呼び出される。
【００３６】
コンテントの受信後、ステップ３６０で、コンテント販売機はコンテントを送信する。説明されたように、コンテント販売機は、いくつかの方法で要求装置へコンテントを無線送信することができる。一実施例において、要求装置はラップトップコンピュータとすることができる。他の実施例では、要求装置は、デジタルカメラやＭＰ３プレーヤとすることができる。当業者は、要求装置が電子情報を受信できるどんなデバイスでも良いことが分かる。
【００３７】
コンテント販売機がコンテントを送信すると、ステップ３７０で、要求装置はコンテントを受信する。要求装置は、既に述べた方法を含む無線方法のいずれかでコンテントを受信することができる。最後に、ステップ３８０で、コンテントの無線配達が終了する。
【００３８】
次に第１の決定ステップ３２０に戻ると、コンテントが要求されなかった場合は、方法３００はステップ３１０に戻り、コンテントにざっと目を通すことを継続する。第２の決定ステップ３４０で、支払い情報が確認されなかった場合は、方法３００はステップ３３０に戻る。
本発明が詳細に説明されたが、当業者は、その最も広い形態において本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の変更、置換および改造を行なうことができることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【００３９】
【図１】本発明の原理にしたがって構成された情報配達システムの一実施例のネットワーク線図を示す。
【図２】本発明の原理にしたがって構成されたコンテント販売機の一実施例のブロック図を示す。
【図３】本発明の原理にしたがって構成されたコンテントの無線配達方法の一実施例のフロー図を示す。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、一般にネットワーク インフラストラクチャに向けられ、特に、コンテントの無線配達装置および方法並びにこれを用いた情報配達システムに関する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００２】
インターネットは、通信のためにアクセス可能な媒体と、情報および商品の取引所を提供している。実際、消費者は、今ではオンライン購買のために月に３０億ドルもお金を使っている。商品の購買と共に、他の情報に基づいた商品もインターネットで探し求められている。
【０００３】
インターネットを介して入手されている様々な商品の中には、容易に分配されるデジタルデータ商品も含まれている。たとえば、コンピュータプログラム、映像および音楽を含むデジタルデータ商品は、コンピュータに格納され、次いで、インターネットユーザーにｅメールされる。加うるに、このデジタル情報をさらに分配するのに、ウェブサイトを利用することができる。
【０００４】
容易に分配されるほかに、高品質のコピーも容易である。したがって、デジタルデータ商品の所有者は、高品質のコピーを多くのエンドユーザーに、受取人に対して最小限度のコストで分配することができる。これは、より多くのユーザーに商品の恩恵を与えているが、この自由な分配は、著作権者が著作に対する支払いを明確に受け取るのを妨げてもいる。したがって、著作権者は、特にインターネットによるデジタルデータ商品の現在の分配チャンネルを使用するのをいやがることがある。
【０００５】
この問題を緩和するために、デジタルデータ商品の支払いの中には、自由意志をベースにして要求されるものがある。また、デジタルデータは、デジタルデータ商品に対して予め決められた資金額が受け取られた後で、ウェブサイトから分配される。これは、著作権者にロイヤリティの恩恵を受け取る機会も与えながら、デジタルデータ商品の分配を許す。
【０００６】
しかしながら、それでも、これらの分配および支払いシステムは、典型的に、分配されるあらゆるコピーに対するロイヤリティを著作権者に与えるとは限らない。故意であろうとなかろうと、自由に分配されるデジタルデータ商品の全ての受取人が、自由意志で支払わないかも知れない。また、予め設定された資金額の受け取り後のさらなるコピーと分配は、発生したあらゆるコピーに対するロイヤリティを著作権者にさらに与えるとは限らない。
【０００７】
加うるに、これらの分配および支払いシステムは、支払いが行なわれた場合でさえ、デジタルデータ商品の恩恵をエンドユーザーに容易に与えないことがある。たとえば、商品は、典型的にまずインターネットに接続されたコンピュータで受信されなければならない。次いで、デジタルデータ商品は、ユーザーがそれを楽しむことができる前に、他のデバイス上にローディングされることがある。これは、通常、そのコンピュータと、インターネットデジタルデータ商品の受信可能場所を制限する他のデバイスとの間の有線接続を必要とする。
【０００８】
したがって、技術上要求されているものは、デジタルデータを無線で配達し、ユーザーがこのデータにアクセスして使用することができると同時に、そう望まれる場合には、このデータの所有者が補償されるのを許す装置である。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上述した従来技術の不具合に取り組むために、本発明は、コンテントの無線配達用コンテント販売機を提供する。一実施例において、コンテント販売機は、要求装置からの支払い情報およびコンテント要求を受信する要求受信部を含む。また、コンテント販売機は、要求受信部と関連して、支払い情報を確認し、コンテント要求に応じてコンテントを呼び出し、次いでコンテントを要求装置へ無線送信する要求履行部も含む。
【００１０】
他の態様において、本発明は、コンテントを無線で配達する方法を提供する。一実施例において、この方法は、要求装置からコンテント販売機の要求受信部で支払い情報およびコンテント要求を受信し、次いで、要求受信部と関連しているコンテント販売機の要求履行部で支払い情報を確認することを含む。支払い情報の確認後、この方法は、さらに、コンテント要求に応じてコンテントを呼び出し、次いで、コンテントを要求装置に無線送信することを含む。
【００１１】
他の態様において、本発明は、通信ネットワークによるコンテントの無線配達用情報配達システムであって、通信ネットワークに接続され、コンテントを格納するコンテントリザーバーと、コンテントリザーバーに接続されたコンテント販売機とを含む情報配達システムを提供する。コンテント販売機は、要求装置からの支払い情報およびコンテント要求を受信する要求受信部を含む。また、コンテント販売機は、要求受信部と関連して、支払い情報を確認し、コンテントリザーバーからコンテント要求に応じてコンテントを呼び出し、次いでコンテントを要求装置へ無線送信する要求履行部も含む。
【００１２】
前記は、当業者が以下の本発明の詳細な説明をより良く理解できるように、本発明の好適なおよび他の特徴をむしろ広範囲に概説した。本発明のさらなる特徴は、本発明の請求項の主題を形成する下文に説明される。当業者は、本発明の同じ目的を実行する他の構成を設計したり修正したりする基礎として、開示された概念および特定の実施例を容易に用いることができることを認識すべきである。また、当業者は、この同等な構成が、その最も広い形態において本発明の精神および範囲から逸脱しないことも理解すべきである。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１３】
本発明のより完全な理解のために、次に、添付図面に関して行なわれる以下の説明を参照する。
【００１４】
まず図１を参照すると、本発明の原理にしたがって構成された情報配達システムの一実施例のネットワーク線図が示されている。情報配達システム１００は、通信ネットワーク１４０に接続され、要求装置１１０、コンテント販売機１２０、遠隔支払い確認装置１５０およびコンテントリザーバー１６０を含む。コンテント販売機１２０は、要求受信部１２５および要求履行部１３０を含む。図１に関する以下の説明に加えて、要求受信部１２５および要求履行部１３０は、図２に関してより十分に説明される。
【００１５】
要求装置１１０は、コンテント販売機１２０の要求受信部１２５からコンテントを要求する。図１に示されるように、要求装置１１０は、ブルーツース遵守送受信部が用いられるコンテント販売機１２０に無線で接続される。図示の実施例では、ブルーツース遵守送受信部は、ブルーツース仕様バージョン１．１で定義され、参照によりここに含まれるようなブルーツース通信環境を介して無線接続される。ブルーツース仕様バージョン１．１のコピーは、ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ．ｃｏｍ／で入手することができる。他の実施例は、従来の赤外線、無線周波数および他の現在もしくは将来の無線技術により要求装置１１０を無線接続することができる。
【００１６】
要求を行なった後、要求装置１１０は、コンテント販売機１２０の要求受信部１２５への要求に基づいた支払い情報も配達する。図示されているように、要求装置１１０は、携帯情報端末（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｄｉｇｉｔａｌ ａｓｓｉｓｔａｎｔ（ＰＤＡ））でも良い。当業者は、カリフォルニア州サンタクララのパーム社によるＰａｌｍＴＭ、またはカリフォルニア州マウンテンビューのハンドスプリング社によるＨａｎｄｓｐｒｉｎｇＴＭまたは他の供給業者から市販されているもののようなＰＤＡを良く知っている。しかしながら、図示の実施例で用いられるどんなＰＤＡも、上記に定義したようなブルーツース環境または他の無線通信環境で動作するように装備されているべきである。当然ながら、他の無線または有線装置も、本発明の広い範囲内にある。
【００１７】
要求装置１１０からの支払い情報およびコンテント要求の受信後、コンテント販売機１２０の要求履行部１３０は、有効で正しい支払い情報が受信されたことを確認する。図示されているように、コンテント販売機１２０は、支払い情報を通信ネットワーク１４０に無線送信することができる。かけがえとして、コンテント販売機１２０は、通信ネットワーク１４０に有線接続することができる。本発明は、コンテント販売機１２０が、コンテントを引き出す通信ネットワーク１４０と対話または通信することができる特定の方法に制限されない。
【００１８】
通信ネットワーク１４０は、図示の実施例では、コンピュータ、電話装置または他の通信装置間の各通信を支援するどんな従来ネットワークでも良い。通信ネットワーク１４０は、無線、有線またはこの２つの組み合わせのいずれでも良い。模範的な実施例では、通信ネットワーク１４０は、インターネットとすることができる。他の実施例では、通信ネットワーク１４０は、ビジネスのイントラネットでも良い。また、当業者は、通信ネットワーク１４０が、どんな数のコンテント販売機１２０、遠隔支払い確認装置１５０またはコンテントリザーバー１６０の間の通信でも用いることができることを理解している。
【００１９】
図示の実施例では、支払い情報は、通信ネットワーク１４０を介して受信されると、遠隔支払い確認装置１５０で確認される。他の実施例では、支払い情報確認は、コンテント販売機１２０で局部的に実行される。遠隔支払い情報確認は、技術上周知であり、多数の従来の電子支払いシステムのいずれか１つを含むことができる。現在入手可能な電子支払いシステムを調べるために、参照によりここに含まれる“Electronic Payment Systems" by Donal O'Mahony, Michael Peirce, and Hitesh Tewart, Artech House (1997)を参照されたい。
【００２０】
図１に示されているように、支払い情報が確認されると、確認は、通信ネットワーク１４０を介してコンテント販売機１２０の要求履行部１３０に送信される。支払い情報確認の受信後、次いで、コンテント販売機１２０の要求履行部１３０は、要求されたコンテントの要求を通信ネットワーク１４０を介してコンテントリザーバー１６０に送信することにより、要求されたコンテントを呼び出す。要求の受信に基づき、コンテントリザーバー１６０は、要求されたコンテントを通信ネットワーク１４０を介してコンテント販売機１２０の要求履行部１３０に送信する。それに続いて、コンテント販売機１２０は、コンテントを無線接続により要求装置１１０に送信する。模範的な実施例では、コンテントは、ブルーツース遵守送信部より無線送信することができる。
【００２１】
図１において、コンテントリザーバー１６０は、通信ネットワーク１４０への接続によりコンテントを受信し、格納し、そして配達することができる従来のコンピュータである。他の実施例では、コンテントリザーバー１６０は、その動作を指示するソフトウェアプログラムを用いる専用ハードウェアで構成された専用デバイスとすることができる。
【００２２】
次に図２を参照すると、本発明の原理にしたがって構成され、包括的に２００で示されるコンテント販売機の一実施例のブロック図が示されている。コンテント販売機２００は、要求受信部２２０と要求履行部２５０を含む。本発明の範囲から逸脱することなくコンテント販売機２００内に、図示されていない他の構成要素を含めることができることが注目されるべきである。図示の実施例では、コンテント販売機２００は、その動作を指示するソフトウェアプログラムを用いる専用ハードウェアから構成された専用デバイスである。当然ながら、他の実施例は、単に有線接続されたデバイス、またはコンピュータ等の汎用ハードウェアを用いて使用可能になる単なるソフトウェアであるデバイスを用いることができる。
【００２３】
図２に示されているように、要求受信部２２０は、コンテント要求モジュール２３０と支払い情報モジュール２４０を含む。コンテント要求モジュール２３０は、コンテント販売機２００から選択されたコンテントの要求を受信する。模範的な実施例では、要求は、図１に示されている要求装置１１０と同様な無線接続された要求装置から受信される。上述したように、要求装置１１０は、ブルーツース、赤外線および無線周波数を含む従来の技術のいずれかによりコンテント販売機２００に無線接続される。しかしながら、他の実施例では、コンテント要求モジュール２３０は、コンテント販売機２００との物理的相互作用によって要求を受信することができる。たとえば、タッチスクリーン、プッシュボタンまたは他の従来の選択手段により要求されたコンテントを選択することができる。
【００２４】
支払い情報モジュール２４０は、コンテント要求モジュール２３０に接続されている。支払い情報モジュール２４０は、支払額を決定し、支払い情報を受信する。一実施例において、支払額は、要求されたアイテムの数に基づいて決定される。しかしながら、他の実施例は、要求の合計サイズに基づいて決定することができる。当業者は、支払い基準が望み通りに決定され、また通信ネットワークへの接続により遠隔的に更新できることが分かる。一実施例において、通信ネットワークへの接続は無線とすることができる。他の実施例では、通信ネットワークへの接続は有線とすることができる。
【００２５】
支払い情報モジュール２４０は、色々な方法で支払い情報を受信することができる。一実施例において、支払い情報は、顧客がコンテント販売機２００に適当な通貨を直接預けることによって配達される。図示の実施例では、支払い情報確認は、コンテント販売機２００の内部に配置される。他の実施例は、クレジットカードやデビットカードを読みとるのに従来使用されているような光または磁気読取り装置によって支払い情報を受け入れることができる。模範的な実施例では、支払い情報は、上述の方法または他の従来知られているかもしくは将来開発される支払い方法のいずれかによって終了することができる。当業者は、実体的な物の引き渡しのために支払い情報を受信して確認する販売機の周知の動作を理解している。
【００２６】
要求受信部２２０と関連しているのは、要求履行部２５０である。図示のように、要求履行部２５０は、支払い確認部２６０、コンテント呼出し部２７０およびコンテント送信部２８０を含む。支払い確認部２６０は、有効な支払いが提供されたと言う確認を受信する。現金が使用された場合は、コンテント販売機２００は、支払い情報を局部的に確認する。他の実施例では、支払い確認部２６０は、図１に示され説明されたような遠隔支払い確認装置１５０と交信することができる。
【００２７】
コンテント呼出し部２７０は、支払い確認部２６０からの確認の受信後、要求されたコンテントを呼び出す。模範的な実施例では、コンテント呼出し部２７０は、コンテント販売機２００に直接格納されている情報から要求されたコンテントを呼び出すことができる。他の実施例では、コンテント呼出し部２７０は、図１に関して前述したように通信ネットワークを介してコンテントリザーバー１６０へコンテントの要求を送信することができる。
【００２８】
コンテントの受信に基づき、コンテント送信部２８０は、コンテント販売機２００からのコンテントを、図１に示される要求装置１１０のような要求装置へ無線送信する。上述のように、要求装置は、ブルーツース、赤外線および無線周波数を含む従来技術のいずれかによってコンテント販売機２００に無線接続される。いくつかの実施例においては、コンテント呼出し部２７０とコンテント送信部２８０は、両方の機能を実行する１つの送受信部に合体させることができる。
【００２９】
次に図３を参照すると、本発明の原理にしたがって構成され、包括的に３００で示された、コンテントを無線で配達する方法の一実施例のフロー図が示されている。この方法３００は、コンテント販売機（図３でＣＶＭで示されている）からコンテントをざっと見て買う意志を持ってステップ３０５でスタートする。
【００３０】
スタート後、潜在的な顧客は、ステップ３１０で、コンテント販売機のコンテントをざっと見る。一実施例において、顧客は、要求装置でコンテントにざっと目を通すことができる。他の実施例では、顧客は、コンテント販売機に設けられたタッチスクリーンやボタンでざっと目を通すことができる。
【００３１】
本発明の一実施例において、コンテントは、コンピュータデータ、音声データおよび映像データからなるグループから選択される。当業者は、本発明が、何か特定タイプのデータの履行に制限されず、著作権で保護された音楽、映像または他の形態の情報のような、コピーに敏感なデータを分配するのに好適であることが分かる。データのコピー感度に取り組むために、データは、コピーが制限されていても良い。
【００３２】
コンテントをざっと見た後、第１の決定ステップ３２０で、コンテントを要求するか否かの決定が行なわれる。前述のように、コンテントの要求は、要求装置によりまたはコンテント販売機との物理的相互作用により行なわれる。
【００３３】
コンテントが要求されたと決定されると、ステップ３３０で、コンテントの支払い情報が与えられる。一実施例において、支払い情報は、従来のようにコンテント販売機に適当な額の現金を預けることにより与えられる。かけがえとして、コンテント販売機が通信ネットワークに接続されている場合は、支払い情報は、クレジットカード、デビットカード、電子ファンド転送、または支払いをする何か他の受け入れ可能な手段で与えられる。
【００３４】
次いで、第２の決定ステップ３４０において、支払い情報が確認されたかどうかの決定が行なわれる。模範的な実施例において、支払い情報確認は、コンテント販売機で局部的に完了する。他の実施例では、支払い情報は、通信ネットワークを介してコンテント販売機から遠隔的に確認される。
【００３５】
支払い情報の確認に基づき、ステップ３５０で、コンテント販売機は、要求されたコンテントを呼び出す。模範的な実施例において、コンテントは、局部的に格納されており、コンテント販売機から直接呼び出される。他の実施例では、コンテントは、通信ネットワークを介してコンテントリザーバーから呼び出される。
【００３６】
コンテントの受信後、ステップ３６０で、コンテント販売機はコンテントを送信する。説明されたように、コンテント販売機は、いくつかの方法で要求装置へコンテントを無線送信することができる。一実施例において、要求装置はラップトップコンピュータとすることができる。他の実施例では、要求装置は、デジタルカメラやＭＰ３プレーヤとすることができる。当業者は、要求装置が電子情報を受信できるどんなデバイスでも良いことが分かる。
【００３７】
コンテント販売機がコンテントを送信すると、ステップ３７０で、要求装置はコンテントを受信する。要求装置は、既に述べた方法を含む無線方法のいずれかでコンテントを受信することができる。最後に、ステップ３８０で、コンテントの無線配達が終了する。
【００３８】
次に第１の決定ステップ３２０に戻ると、コンテントが要求されなかった場合は、方法３００はステップ３１０に戻り、コンテントにざっと目を通すことを継続する。第２の決定ステップ３４０で、支払い情報が確認されなかった場合は、方法３００はステップ３３０に戻る。
本発明が詳細に説明されたが、当業者は、その最も広い形態において本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の変更、置換および改造を行なうことができることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【００３９】
【図１】本発明の原理にしたがって構成された情報配達システムの一実施例のネットワーク線図を示す。
【図２】本発明の原理にしたがって構成されたコンテント販売機の一実施例のブロック図を示す。
【図３】本発明の原理にしたがって構成されたコンテントの無線配達方法の一実施例のフロー図を示す。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
コンテントを無線配達するための方法をプロセッサに実施させる、該プロセッサにより実行される命令を含む、複数の命令を記録するコンピュータを読取り可能な記録媒体であって、該方法は、
要求装置からの支払い情報およびコンテント要求を表すデジタル信号をコンテント販売機の要求受信装置で無線受信し、
該要求受信装置と関連した、該コンテント販売機の要求履行装置で該支払い情報を確認し、
該コンテント要求に応じて遠隔の場所コンテントを呼出し、
該コンテント表すデジタル信号を該要求装置へ無線送信することを含むコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【請求項２】
請求項１記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体において、前記無線送信がブルーツース遵守送信器で実行されるコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【請求項１】
コンテントを無線配達するための方法をプロセッサに実施させる、該プロセッサにより実行される命令を含む、複数の命令を記録するコンピュータを読取り可能な記録媒体であって、該方法は、
要求装置からの支払い情報およびコンテント要求を表すデジタル信号をコンテント販売機の要求受信装置で無線受信し、
該要求受信装置と関連した、該コンテント販売機の要求履行装置で該支払い情報を確認し、
該コンテント要求に応じて遠隔の場所コンテントを呼出し、
該コンテント表すデジタル信号を該要求装置へ無線送信することを含むコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【請求項２】
請求項１記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体において、前記無線送信がブルーツース遵守送信器で実行されるコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２００８−６５８４７（Ｐ２００８−６５８４７Ａ）
【公開日】平成２０年３月２１日（２００８．３．２１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−２７７２５８（Ｐ２００７−２７７２５８）
【出願日】平成１９年１０月２５日（２００７．１０．２５）
【分割の表示】特願２００２−２２９３３８（Ｐ２００２−２２９３３８）の分割
【原出願日】平成１４年８月７日（２００２．８．７）
【出願人】（３０１０３０６０５）アギア システムズ ガーディアン コーポレーション (15)
【氏名又は名称原語表記】Ａｇｅｒｅ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｇｕａｒｄｉａｎ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ
【公開日】平成２０年３月２１日（２００８．３．２１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１０月２５日（２００７．１０．２５）
【分割の表示】特願２００２−２２９３３８（Ｐ２００２−２２９３３８）の分割
【原出願日】平成１４年８月７日（２００２．８．７）
【出願人】（３０１０３０６０５）アギア システムズ ガーディアン コーポレーション (15)
【氏名又は名称原語表記】Ａｇｅｒｅ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｇｕａｒｄｉａｎ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ
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