説明

通信端末装置、そのダイヤル登録方法及びダイヤル登録プログラム

【課題】ワンタッチダイヤルボタンを備える通信端末装置に関し、電話番号やメールアドレス等の呼出しデータの登録に要する操作を簡略化する。
【解決手段】ワンタッチダイヤルボタン(22、221、222、223)を備えた通信端末装置(携帯電話機2)であって、呼出しデータを登録する呼出しデータ登録部(電話帳データベース12)と、前記ワンタッチダイヤルボタンの操作に応じて呼び出される呼出しデータの、前記呼出しデータ登録部におけるアドレスを登録するワンタッチダイヤル登録部(14)と、前記ワンタッチダイヤル登録部にアドレスが登録されていない状態で前記ワンタッチダイヤルボタンが操作された場合に、前記呼出しデータ登録部への呼出しデータの登録を受付ける制御部(4)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機等の通信端末装置のワンタッチダイヤル登録制御に関し、特に、ワンタッチダイヤルボタンの操作を契機として電話番号登録が行える通信端末装置、そのダイヤル登録方法及びダイヤル登録プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の携帯電話機等の通信端末装置では、電話番号を入力するダイヤルボタンとは別にワンタッチダイヤルボタンを備え、ワンタッチダイヤルボタンを押下すると、それに登録されている電話番号の発信ができるものがある。このようなワンタッチダイヤルボタンを備えていても、電話番号が未登録の場合では、ワンタッチダイヤルボタンが押下されると、ユーザに未登録であることが告知され、待受画面に戻ってメニューモードからダイヤル登録をする操作を必要としている。
【0003】
このようなワンタッチダイヤルボタンによる送信に関し、下記の特許文献1には送信時に入力された電話番号をワンタッチダイヤルに登録する方法が開示されている。このような登録方法は、電話番号の入力が必要であり、登録時に電話番号を記憶していない場合には登録することができないものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−147136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ワンタッチダイヤルボタンに電話番号を登録する場合には、電話帳データベースに予め電話番号を登録する処理の後、改めてメニュー操作を行い、ワンタッチダイヤルボタンに電話番号を登録するワンタッチダイヤルボタンの登録処理が必要である。このような処理は、ユーザのボタン操作の回数が多く、ワンタッチダイヤルボタンを備えていても、登録操作が厄介であるため、使い勝手が悪いという課題があった。
【0006】
また、ワンタッチダイヤルボタンが設置されていても、電話番号又はメールアドレスの入力が前提操作となる場合には、これら電話番号やメールアドレスを記憶していないか直ぐに参照できない場合には、電話番号又はメールアドレスを登録することができなかった。
【0007】
このような課題について、特許文献1には全く開示や示唆はなく、その解決手段についての記載や示唆はない。
【0008】
そこで、本発明は、このような課題に鑑み、ワンタッチダイヤルボタンを備える通信端末装置に関し、電話番号やメールアドレス等の呼出しデータの登録に要する操作を簡略化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の通信端末装置は、ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置であって、呼出しデータを登録する呼出しデータ登録部と、前記ワンタッチダイヤルボタンの操作に応じて呼び出される呼出しデータの、前記呼出しデータ登録部におけるアドレスを登録するワンタッチダイヤル登録部と、前記ワンタッチダイヤル登録部にアドレスが登録されていない状態で前記ワンタッチダイヤルボタンが操作された場合に、前記呼出しデータ登録部への呼出しデータの登録を受付ける制御部とを備える構成である。この通信端末装置において、呼出しデータは、電話番号、メールアドレス等の相手先の呼出しに用いられる情報である。
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の通信端末装置のダイヤル登録方法は、ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置のダイヤル登録方法であって、呼出しデータを呼出しデータ登録部に登録する処理と、前記ワンタッチダイヤルボタンの操作に応じて呼び出される呼出しデータの、前記呼出しデータ登録部におけるアドレスを登録するワンタッチダイヤル登録部にアドレスが登録されていない状態で前記ワンタッチダイヤルボタンが操作された場合に、前記呼出しデータ登録部への呼出しデータの登録を受付ける処理とを含む構成である。
【0011】
上記目的を達成するため、本発明の通信端末装置のダイヤル登録プログラムは、ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置のダイヤル登録プログラムであって、呼出しデータを呼出しデータ登録部に登録するステップと、前記ワンタッチダイヤルボタンの操作に応じて呼び出される呼出しデータの、前記呼出しデータ登録部におけるアドレスを登録するワンタッチダイヤル登録部にアドレスが登録されていない状態で前記ワンタッチダイヤルボタンが操作された場合に、前記呼出しデータ登録部への呼出しデータの登録を受付けるステップとを含み、これらのステップを情報処理部で処理する構成である。
【発明の効果】
【0012】
本発明の通信端末装置又はそのダイヤル登録方法によれば、ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置に関し、ダイヤル操作の回数を削減できるので、ワンタッチダイヤルボタンの機能性を改善でき、利便性を高めた通信端末装置を提供することができる。
【0013】
本発明の通信端末装置のダイヤル登録プログラムによれば、ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置に関し、ダイヤル操作の回数の削減により、ワンタッチダイヤルボタンの機能性を改善でき、通信端末装置の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の通信端末装置の実施形態に係る携帯電話機の構成例を示すブロック図である。
【図2】携帯電話機の外観構成を示す正面図である。
【図3】表示画面の構成例を示す図である。
【図4】表示画面の構成例を示す図である。
【図5】本発明の通信端末装置のダイヤル登録方法及びダイヤル登録プログラムの実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。
【図6】未登録のワンタッチダイヤルの登録処理の画面表示を示す図である。
【図7】未登録のワンタッチダイヤルの登録処理の画面表示を示す図である。
【図8】未登録のワンタッチダイヤルの未登録処理の画面表示を示す図である。
【図9】未登録のワンタッチダイヤルの登録処理の画面表示を示す図である。
【図10】未登録のワンタッチダイヤルの登録処理の画面表示を示す図である。
【図11】ワンタッチダイヤルによる送信方法又は送信プログラムの処理手順を示すフローチャートである。
【図12】ワンタッチダイヤル送信処理の画面表示を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の通信端末装置の実施形態について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である携帯電話機の構成例を示している。
【0016】
この携帯電話機2には、CPU(Central Processing Unit )等で構成される制御部4が備えられ、この制御部4には入力操作部6、ROM(Read-Only Memory)8、RAM(Random-Access Memory)10、電話帳データベース12、ワンタッチダイヤル登録部14、表示部16、無線送受信部18等が接続されている。
【0017】
制御部4は、電話番号登録プログラム、電話番号検索プログラム、ワンタッチダイヤル登録プログラム、表示制御プログラム、通信制御プログラム等の各種プログラムを動作させ、各種情報処理に用いられ、時間データを発生させるためのタイマー部20を備えている。このタイマー部20はハードウェア構成である必要はなく、ソフトウェアで構成してもよい。
【0018】
入力操作部6は、ワンタッチダイヤルボタン22、カーソルキー24、決定ボタン26、ダイヤルボタン28、開始・文字ボタン30、電源・終了ボタン32等の各種のスイッチを備えている。ワンタッチダイヤルボタン22は、ワンタッチダイヤルの登録操作やワンタッチダイヤル送信操作等に用いられる。カーソルキー24は、表示部16の画面に表示されたカーソルの画面上の移動操作に用いられ、このカーソルキー24にはメールボタン25が割り付けられている。このメールボタン25は、その押下によりメール作成モードの移行時に用いられる。決定ボタン26は、カーソルの移動位置で選択される機能処理の決定操作に用いられる。ダイヤルボタン28は、電話番号や文字等の入力操作に用いられる。開始・文字ボタン30は、電話の発信や着信に用いられ、文字入力の入力モードの切替えに用いられる。また、電源・終了ボタン32は、電源の投入/切断、通話終了又は応答保留に用いられる。
【0019】
また、ROM8は既述のプログラムを格納し、RAM10は演算途上のデータや入力データの一次的な記憶に用いられる。電話帳データベース12は、呼出しデータを登録する呼出しデータ登録部の一例であって、電話番号、メールアドレス等の呼出しデータの登録に用いられる。ワンタッチダイヤル登録部14は、電話帳データベース12に登録された電話番号等の呼出しデータについて、ワンタッチダイヤルボタン22に対応する電話番号等の呼出しデータの登録に用いられる。この場合、ワンタッチダイヤル登録部14は、ワンタッチダイヤルボタン22に対応する電話番号等の呼出しデータの電話帳データベース12におけるアドレスを登録するように構成してもよい。
【0020】
また、表示部16は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成され、情報の提示、情報選択のためのカーソル表示等に用いられる。また、無線送受信部18は、アンテナ34を通じて高周波信号の送受信を行う無線部や、音声やデータの信号処理を行うベースバンド信号処理部等を備え、電話やメール等のセンターとの信号の無線送受に用いられる。
【0021】
このような携帯電話機の外観形態について、図2を参照して説明する。図2は、携帯電話機の外観構成例を示している。
【0022】
この携帯電話機2では、第1及び第2の筐体部36、38が備えられ、これら筐体部36、38はヒンジ部40を介して開閉可能に構成されている。筐体部36には入力操作部6のカーソルキー24、決定ボタン26、ダイヤルボタン28、開始・文字ボタン30、電源・終了ボタン32等が設置されているとともに、送話口42が形成され、この送話口42から音声がマイクロフォン44に取り込まれる。また、筐体部38には表示部16が設置され、この実施形態では、表示部16の下側にワンタッチダイヤルボタン22として3つのワンタッチダイヤルボタン221、222、223が設置され、表示部16の上側に受話口46が設置され、スピーカ48の再生音が受話口46から発せられる。また、筐体部38にはアンテナ34が伸縮自在に取り付けられているとともに、筐体部38の背面部には他の表示部が設置されている。
【0023】
この携帯電話機2の表示部16には表示画面の一例として待受画面50が表示されており、この待受画面50では、表示領域502、504、506が形成され、表示領域502には電池残量マーク52、受信強度マーク54等が表示され、表示領域504には図示しない日付、時刻やプレインストール画像等が表示され、また、表示領域506にはメニュー表示56が表示されている。
【0024】
次に、この携帯電話機2の表示部16の各表示画面について、図3及び図4を参照して説明する。図3はワンタッチダイヤル表示画面、ワンタッチダイヤル登録モードにおける各表示画面、図4はワンタッチダイヤル登録モードにおける表示画面、電話帳登録の表示画面を示している。
【0025】
ワンタッチダイヤルモードにおいて、ワンタッチダイヤルの表示では、図3の(A)に示すように、表示画面56が形成され、表示領域502は待受画面50と同様であり、表示領域504には「ワンタッチ1」、相手先名及び電話番号として例えば、「鈴木太郎」及び「03XXXXXXXX」が表示される。メールアドレスの登録があれば、そのメールアドレスがこの表示領域504に表示される。この状態で、開始・文字ボタン30が押下されれば、電話送信に遷移する。
【0026】
ワンタッチダイヤル登録モードにおいて、ワンタッチダイヤル登録の検索結果表示では、図3の(B)に示すように、表示画面58に表示領域502、503、504、506が形成され、表示領域502は待受画面50と同様であり、表示領域503には「ワンタッチダイヤル登録」が表示され、表示領域504には判断結果及び問い合わせメッセージ表示として例えば、「ワンタッチダイヤルが登録されていません」「登録しますか?」「1.電話帳から選ぶ」「2.新規に登録する」「3.登録しない」が表示され、表示領域506には「決定」が表示される。この場合、表示領域504に表示された「1.電話帳から選ぶ」「2.新規に登録する」「3.登録しない」のいずれかにカーソル表示を重ねて選択し、決定ボタン26を操作すれば、選択された処理に遷移する。
【0027】
ワンタッチダイヤル登録モードにおいて、登録検索表示では、図3の(C)に示すように、表示画面60が形成され、表示領域502は待受画面50と同様であり、表示領域503には「ワンタッチダイヤル登録」が表示され、表示領域504には操作ガイダンス表示として例えば、「1.50音順で検索」「2.グループで検索」が表示され、表示領域506には「決定」が表示される。この場合、表示領域504に表示された「1.50音順で検索」「2.グループで検索」のいずれかにカーソル表示を重ねて選択し、決定ボタン26を操作すれば、選択された処理に遷移する。
【0028】
ワンタッチダイヤル登録モードにおいて、ワンタッチダイヤルの登録選択表示では、図4の(A)に示すように、表示画面62が形成され、表示領域502は待受画面50と同様であり、表示領域503には「ワンタッチダイヤル登録」が表示され、表示領域504には判断結果及び問い合わせメッセージ表示として例えば、「電話帳が空です」「登録しますか?」「1.新規に登録する」「2.登録しない」が表示され、表示領域506には「決定」が表示される。この場合、表示領域504に表示された「1.新規に登録する」「2.登録しない」のいずれかにカーソル表示を重ねて選択し、決定ボタン26を操作すれば、選択された処理に遷移する。
【0029】
電話帳登録モードにおいて、登録完了表示では、図4の(B)に示すように、表示画面64が形成され、この表示画面64には表示領域502、504、506が形成され、表示領域502は待受画面50と同様であり、表示領域504には処理結果とともに問い合わせメッセージ表示として例えば、「電話帳に登録されました。」「ワンタッチダイヤルに登録しますか?」「1.新規に登録する」「2.登録しない」が表示され、表示領域506には「決定」が表示される。この場合、表示領域504に表示された「1.新規に登録する」「2.登録しない」のいずれかにカーソル表示を重ねて選択し、決定ボタン26を操作すれば、選択された処理に遷移する。
【0030】
次に、本発明の通信端末装置のダイヤル登録方法及びダイヤル登録プログラムの実施形態について、図5、図6、図7、図8及び図9を参照して説明する。図5は、携帯電話機のワンタッチダイヤル登録方法又はダイヤル登録プログラムの処理手順を示すフローチャートである。図6ないし図9は、未登録のワンタッチダイヤルボタンを操作した場合の処理であって、図6は電話帳登録があって、抽出して登録する場合の処理を示す画面表示の推移、図7は電話帳登録があって、新規に登録する場合の処理を示す画面表示の推移、図8は電話帳登録があって、登録しない場合の処理を示す画面表示の推移、図9は電話帳が未登録であって、新規登録する場合の処理を示す画面表示の推移を示している。このフローチャートに記載された処理手順は、ROM10に格納されるが、ROM10以外の記憶媒体に記憶させてもよい。
【0031】
ワンタッチダイヤルボタン221、222、223のいずれかを押下すると、ワンタッチダイヤルモードに移行し、ワンタッチダイヤルに登録済か否かの判定が行われる(ステップS1)。この場合、ワンタッチダイヤルボタン221〜223を押下すると、これらワンタッチダイヤルボタン221〜223に対応するアドレスに電話番号が割り付けられて登録されているか否かの照合が行われる。この判定の結果、例えば、ワンタッチダイヤルボタン221が押下されている場合には、図3の(A)に示す表示画面56が表示され、ワンタッチダイヤルボタン221を表す「ワンタッチ1」、相手先名として例えば、「鈴木太郎」、電話番号として例えば、「03XXXXXXXX」が表示される(ステップS2)。これにより、ワンタッチダイヤルボタン221に表示された相手先及び電話番号の登録を知ることができる。
【0032】
ワンタッチダイヤルに登録されていない場合には、電話帳データベース12の検索処理が実行される(ステップS3)。この検索処理により、電話帳データベース12に電話番号が登録済か否かの判定が行われ(ステップS4)、電話帳データベース12に電話番号が登録されている場合にはワンタッチダイヤル登録モードに移行し、図3の(B)に示す表示画面58が表示され(ステップS5)、電話帳データベース12から電話番号を抽出する、新規登録をする又は登録をしないのいずれかの選択指示が成される(ステップS6)。ここで、登録しない場合を選択した場合には、図2の待受画面50に遷移する。また、電話帳データベース12から電話番号を選択する場合には、図3の(C)に示す表示画面60が表示される(ステップS7)。また、新規登録が選択された場合には、電話帳登録モードに移行する。
【0033】
また、ステップS4で電話帳データベース12に電話番号の登録が無い場合には、図4の(A)に示す表示画面62が表示され(ステップS8)、この表示画面62において、新規登録又は登録しないのいずれかを選択することになる(ステップS9)。登録しない場合には、これらの処理を終了し、既述の待受画面50(図2)に戻る。新規登録が選択された場合には、電話帳登録モードに移行し(ステップS10)、ダイヤルボタン28から電話番号等を入力する。この入力が完了すると、ワンタッチダイヤルに登録するか否かの判定が行われ(ステップS11)、この場合、図4の(B)に示す表示画面64が表示される。登録しない場合には、待受画面50(図2)に戻り、ワンタッチダイヤル登録をする場合には、表示画面64から決定ボタン26を押下すれば、ワンタッチダイヤル登録処理が実行され(ステップS12)、押下されているワンタッチダイヤルボタン221〜223に電話番号が登録された後、待受画面50(図2)に戻る。
【0034】
このような処理手順において、ワンタッチダイヤルが未登録であって、電話番号データが存在している電話帳データベース12からワンタッチダイヤル登録をする場合には、図6の(A)、(B)及び(C)に示す処理及び表示画面が表示される。未登録のワンタッチダイヤルボタン221〜223の押下により、表示画面58{図3の(B)}が表示され、電話帳データベース12から電話番号を選択する場合には、表示画面60{図3の(C)}が表示された後、ワンタッチダイヤル登録を行う場合には、ワンタッチダイヤル登録処理及びその表示画面が表示され、ワンタッチダイヤル登録が完了する。
【0035】
また、ワンタッチダイヤルが未登録であって、電話番号データが存在している電話帳データベース12に新規登録する場合には、図7の(A)及び(B)に示す処理及び表示画面が表示される。即ち、未登録のワンタッチダイヤルボタン221〜223の押下により、表示画面58{図3の(B)}が表示され、新規登録する場合には電話帳登録画面に遷移する。
【0036】
ワンタッチダイヤル登録モードから電話帳データベース12に直接に電話番号登録が行えるので、ボタン操作の回数が少なく、電話番号登録及びワンタッチダイヤル登録を連続的に行える。
【0037】
また、電話帳データベース12に電話番号データが存在している場合であって、ワンタッチダイヤルが未登録のとき、ワンタッチダイヤル登録をしない場合には、図8の(A)及び(B)に示す処理及び表示画面が表示される。未登録のワンタッチダイヤルボタン221〜223の押下により、表示画面58{図3の(B)}が表示され、電話番号を登録しない場合にはワンタッチダイヤル登録モードを終了し、待受画面50(図2)に遷移する。
【0038】
また、電話帳データベース12が未登録であって、ワンタッチダイヤル登録モードから電話番号の新規登録をする場合には、図9の(A)及び(B)に示す処理及び表示画面が表示される。未登録のワンタッチダイヤルボタン221〜223の押下により、表示画面62{図4の(A)}が表示され、新規登録する場合には電話帳登録画面に遷移する。
【0039】
この場合も、ワンタッチダイヤル登録モードから電話帳データベース12に直接に電話番号登録が行えるので、ボタン操作の回数が少なく、電話番号登録及びワンタッチダイヤル登録を連続的に行える。
【0040】
また、電話帳データベース12が未登録であって、ワンタッチダイヤル登録モードで電話番号の新規登録をしない場合には、図10の(A)及び(B)に示す処理及び表示画面が表示される。未登録のワンタッチダイヤルボタン221〜223の押下により、表示画面62{図4の(A)}が表示され、電話番号を登録しない場合には待受画面50(図2)に遷移する。
【0041】
次に、この携帯電話機のワンタッチダイヤルによる送信方法又は送信プログラムについて、図11及び図12を参照して説明する。図11はワンタッチダイヤルボタン操作による送信処理手順を示すフローチャート、図12はその表示画面の推移を示す図である。
【0042】
ワンタッチダイヤルボタン221、222、223に電話番号が登録された携帯電話機2では、ワンタッチダイヤルボタン221、222、223のいずれか、例えば、ワンタッチダイヤルボタン221が押下されると、その押下時間が所定時間例えば、1秒以上か否かが判定される(ステップS21)。その押下時間が1秒以上である場合には、送信処理が実行され、ワンタッチダイヤルボタン221の押下のみで他のボタン操作を全く必要とすることなく、ワンタッチダイヤルボタン221に割り付けられた電話番号に対する発呼処理が完了し、通話をすることができる。
【0043】
ワンタッチダイヤルボタン221の押下時間が1秒未満の場合には、ワンタッチダイヤル画面として図3の(A)に示す表示画面56が表示される(ステップS23)。この場合、ワンタッチダイヤルボタン221に割り付けられた電話番号データとして「ワンタッチ1」、相手先名として例えば、「鈴木太郎」、電話番号として例えば、「03XXXXXXXX」が表示される。
【0044】
この表示画面56において、カーソルキー24に割り付けられたメールボタン25を押下すれば、メール作成画面が表示部16に展開され、ダイヤルボタン28による文字入力によりメール作成が可能である。このメール作成を終了し、決定ボタン26の押下でメール内容の確定処理の後、開始・文字ボタン30を押下すれば、ワンタッチダイヤルに登録された相手先にメール送信を行うことができる。
【0045】
また、ワンタッチダイヤル画面の表示状態において、開始・文字ボタン30が押下されたか否かが判定され(ステップS24)、開始・文字ボタン30が押下された場合には送信処理に移行し(ステップS22)、開始・文字ボタン30を押下することなく、電源・終了ボタン32を押下すると、送信モードが解除され、待受画面50(図2)に戻る。
【0046】
そして、ワンタッチダイヤルボタン221、222、223の押下による送信処理では、図12の(A)及び(B)に示す表示画面に推移する。即ち、ワンタッチダイヤルボタン221、222、223のいずれかの押下で送信処理が実行され、この送信処理では図12の(B)に示すように、表示部16に表示画面66が表示され、この表示画面66には表示領域502、504が形成され、表示領域502には、電池残量マーク52、受信強度マーク54等が表示され、表示領域504には、携帯電話機の表示画像とともに「発信しています」及び相手先電話番号として例えば、「03XXXXXXXX」が表示される。
【0047】
このように、ワンタッチダイヤルボタン221、222、223に電話番号が登録されていれば、ワンタッチダイヤルボタン221、222、223のいずれかを押下することにより、登録されている相手先に発信し、通話をすることができる。
【0048】
以上説明した実施形態について、その特徴事項や変形例等を以下に列挙する。
【0049】
(1) 上記実施形態に示したように、ワンタッチダイヤル画面からの電話番号入力、メールアドレス入力、相手先名入力等の呼出しデータの編集及び登録制御処理ができるとともに、登録済みの電話帳データベースから呼出しデータとして例えば、電話番号を抽出し、ワンタッチダイヤル登録処理を行えるので、ボタン操作や処理の回数を減らすことができるとともに、電話番号がすぐに参照できない状態での電話番号登録が可能である。
【0050】
(2) 操作のし易さを重視するユーザに対し、操作が簡単で、その操作を覚え易く、使い易いという利便性の高い携帯電話機等の通信端末装置を提供できる。
【0051】
(3) しかも、ワンタッチダイヤル登録のための表示画面では、電話番号登録が行われていない場合には、その旨の表示とともに、登録へのメッセージ表示が行われるので、操作ガイダンスの充実した携帯電話機等の通信端末装置を提供できる。
【0052】
(4) 上記実施形態では、通信端末装置の一例として、携帯電話機を例示したが、本発明は、通信機能を備えたPDAやパーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等にも適用できるものであり、実施形態の内容に限定されるものではない。
【0053】
(5) 上記実施形態では、登録すべき呼出しデータとして電話番号、メールアドレスを例示したが、その他の呼出し情報を登録する構成としてもよい。
【0054】
(6) 上記実施形態では、ワンタッチダイヤルボタンを3組としたが、4以上を設置してもよく、また、3組のワンタッチダイヤルボタンを2以上組み合わせることにより、4以上のワンタッチダイヤル登録を設定する構成としてもよい。
【0055】
次に、以上述べた本発明の通信端末装置、そのダイヤル登録方法及びダイヤル登録プログラムの各実施形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
【0056】
(付記1) ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置であって、
呼出しデータを登録する呼出しデータ登録部と、
ワンタッチダイヤルボタンに呼出しデータを登録するワンタッチダイヤル登録部と、
ワンタッチダイヤルボタンの操作を受け、前記ワンタッチダイヤル登録部又は前記呼出しデータ登録部に呼出しデータの登録があるか否かを判定し、その判定結果とともに、呼出しデータの登録問い合わせを表すメッセージ出力を発生する制御部と、
を備えたことを特徴とする通信端末装置。
【0057】
斯かる構成とすれば、呼出しデータ登録部には電話番号等の呼出しデータが登録され、ワンタッチダイヤル登録部にはワンタッチダイヤルボタンに対応する電話番号等の呼出しデータが登録される。そこで、ワンタッチダイヤルボタンが操作されると、その操作を受け、制御部では、ワンタッチダイヤルボタンに呼出しデータが登録されているか否かが判定される。この判定の結果、制御部にはその判定結果を表す出力とともに、呼出しデータ登録に向けた登録問い合わせのメッセージ出力が得られる。これらの出力を用いれば、ワンタッチダイヤルボタンの操作により、ユーザは、呼出しデータ登録の有無が確認でき、登録問い合わせメッセージにより、呼出しデータ登録の判断をすることができる。
【0058】
(付記2) 処理内容を表す画面を表示する表示部を備え、前記判定結果及び前記問い合わせメッセージ出力を受け、前記判定結果及び前記問い合わせメッセージとともに、選択情報を表す画面を前記表示部に表示することを特徴とする付記1記載の通信端末装置。
【0059】
斯かる構成とすれば、ワンタッチダイヤルボタンが操作されると、登録の有無の判定の後、表示部には電話番号等の呼出しデータの登録問い合わせメッセージとともに、選択情報を表す画面が展開される。ユーザは、そのメッセージに従って選択情報から例えば、登録を選択し、所望の電話番号等の呼出しデータを入力し、容易にワンタッチダイヤルボタンにその呼出しデータが登録される。
【0060】
(付記3) ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置であって、
呼出しデータを登録する呼出しデータ登録部と、
ワンタッチダイヤルボタンに呼出しデータを登録するワンタッチダイヤル登録部と、
ワンタッチダイヤルボタンの操作を受け、前記ワンタッチダイヤル登録部及び前記呼出しデータ登録部に呼出しデータの登録が無い場合には、新規に入力される呼出しデータを前記呼出しデータ登録部に登録する制御部と、
を備えたことを特徴とする通信端末装置。
【0061】
斯かる構成とすれば、ワンタッチダイヤルボタンの操作により、電話番号等の呼出しデータの未登録が確認できるとともに、その場合、ワンタッチダイヤルボタンの操作の処理から他の処理に遷移することなく、呼出しデータ登録部に呼出しデータの登録が可能である。この登録に基づき、ワンタッチダイヤルボタンにその呼出しデータを他の処理に遷移することなく、登録させることができる。このため、ワンタッチダイヤルボタンに対応する呼出しデータの登録が、少ない操作回数を以て実現される。
【0062】
(付記4) ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置であって、
呼出しデータを登録する呼出しデータ登録部と、
ワンタッチダイヤルボタンに呼出しデータを登録するワンタッチダイヤル登録部と、
ワンタッチダイヤルボタンの操作を受け、前記ワンタッチダイヤル登録部に呼出しデータの登録が無い場合には、前記呼出しデータ登録部から抽出された呼出しデータを前記ワンタッチダイヤル登録部に登録する制御部と、
を備えたことを特徴とする通信端末装置。
【0063】
斯かる構成とすれば、ワンタッチダイヤルボタンの操作により、ワンタッチダイヤル登録部に電話番号等の呼出しデータの未登録が確認できるとともに、その場合、ワンタッチダイヤルボタンの操作の処理から他の処理に遷移することなく、呼出しデータ登録部の検索に移行することができ、呼出しデータ登録部に該当する呼出しデータが登録されている場合には、呼出しデータ登録部から抽出された当該呼出しデータを他の処理に遷移することなく、ワンタッチダイヤルボタンに登録させることができる。このため、ワンタッチダイヤルボタンに対応する呼出しデータの登録が、少ない操作回数を以て実現される。
【0064】
(付記5) ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置のダイヤル登録方法であって、
呼出しデータを呼出しデータ登録部に登録する処理と、
ワンタッチダイヤルボタンに対応する呼出しデータをワンタッチダイヤル登録部に登録する処理と、
ワンタッチダイヤルボタンの操作を受け、前記ワンタッチダイヤル登録部又は前記呼出しデータ登録部に呼出しデータの登録があるか否かを判定し、その判定結果とともに、呼出しデータの登録問い合わせを表すメッセージを発生する処理と、
を含むことを特徴とする通信端末装置のダイヤル登録方法。
【0065】
斯かる構成とすれば、通信端末装置について既述した通り、ワンタッチダイヤルボタンの操作により、ユーザは、呼出しデータの登録の有無が確認でき、登録問い合わせメッセージにより、呼出しデータ登録の判断が行える。
【0066】
(付記6) ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置のダイヤル登録方法であって、
呼出しデータを呼出しデータ登録部に登録する処理と、
ワンタッチダイヤルボタンに対応する呼出しデータをワンタッチダイヤル登録部に登録する処理と、
ワンタッチダイヤルボタンの操作を受け、前記ワンタッチダイヤル登録部及び前記呼出しデータ登録部に呼出しデータの登録が無い場合には、新規に入力される呼出しデータを前記呼出しデータ登録部に登録する処理と、
を含むことを特徴とする通信端末装置のダイヤル登録方法。
【0067】
斯かる構成とすれば、通信端末装置について既述した通り、ワンタッチダイヤルボタンに呼出しデータを他の処理に遷移することなく、登録させることができ、その登録が少ない操作回数を以て実現される。
【0068】
(付記7) ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置のダイヤル登録方法であって、
呼出しデータを呼出しデータ登録部に登録する処理と、
ワンタッチダイヤルボタンに対応する呼出しデータをワンタッチダイヤル登録部に登録する処理と、
ワンタッチダイヤルボタンの操作を受け、前記ワンタッチダイヤル登録部に呼出しデータの登録が無い場合には、前記呼出しデータ登録部から抽出された呼出しデータを前記ワンタッチダイヤル登録部に登録する処理と、
を含むことを特徴とする通信端末装置のダイヤル登録方法。
【0069】
斯かる構成とすれば、既述した通り、ワンタッチダイヤルボタンに呼出しデータを他の処理に遷移することなく、呼出しデータ登録部から抽出して登録させることができ、その登録が少ない操作回数を以て実現される。
【0070】
(付記8) ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置のダイヤル登録プログラムであって、
呼出しデータを呼出しデータ登録部に登録するステップと、
ワンタッチダイヤルボタンに対応する呼出しデータをワンタッチダイヤル登録部に登録するステップと、
ワンタッチダイヤルボタンの操作を受け、前記ワンタッチダイヤル登録部又は前記呼出しデータ登録部に呼出しデータの登録があるか否かを判定し、その判定結果とともに、呼出しデータの登録問い合わせを表すメッセージを発生するステップと、
を含み、これらのステップを情報処理部で処理することを特徴とする通信端末装置のダイヤル登録プログラム。
【0071】
斯かる構成とすれば、通信端末装置のダイヤル登録方法について既述した通り、ワンタッチダイヤルボタンの操作により、ユーザは、呼出しデータ登録の有無が確認でき、登録問い合わせメッセージにより、呼出しデータ登録の判断が行える。
【0072】
(付記9) ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置のダイヤル登録プログラムであって、
呼出しデータを呼出しデータ登録部に登録するステップと、
ワンタッチダイヤルボタンに対応する呼出しデータをワンタッチダイヤル登録部に登録するステップと、
ワンタッチダイヤルボタンの操作を受け、前記ワンタッチダイヤル登録部及び前記呼出しデータ登録部に呼出しデータの登録が無い場合には、新規に入力される呼出しデータを前記呼出しデータ登録部に登録するステップと、
を含み、これらのステップを情報処理部で処理することを特徴とする通信端末装置のダイヤル登録プログラム。
【0073】
斯かる構成とすれば、既述した通り、ワンタッチダイヤルボタンに呼出しデータを他の処理に遷移させることなく、少ない操作回数を以て登録することが可能となる。
【0074】
(付記10) ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置のダイヤル登録プログラムであって、
呼出しデータを呼出しデータ登録部に登録するステップと、
ワンタッチダイヤルボタンに対応する呼出しデータをワンタッチダイヤル登録部に登録するステップと、
ワンタッチダイヤルボタンの操作を受け、前記ワンタッチダイヤル登録部に呼出しデータの登録が無い場合には、前記呼出しデータ登録部から抽出された呼出しデータを前記ワンタッチダイヤル登録部に登録するステップと、
を含み、これらのステップを情報処理部で処理することを特徴とする通信端末装置のダイヤル登録プログラム。
【0075】
斯かる構成とすれば、既述した通り、ワンタッチダイヤルボタンに呼出しデータを他の処理に遷移することなく、呼出しデータ登録部から抽出し、少ない操作回数を以て登録させることができる。
【0076】
(付記11) 処理内容を表す画面を表示部に表示する処理と、
前記判定結果及び前記問い合わせメッセージ出力を受け、前記判定結果及び前記問い合わせメッセージとともに、選択情報を表す画面を前記表示部に表示する処理と、
を含むことを特徴とする付記5記載の通信端末装置のダイヤル登録方法。
【0077】
(付記12) 処理内容を表す画面を表示部に表示するステップと、
前記判定結果及び前記問い合わせメッセージ出力を受け、前記判定結果及び前記問い合わせメッセージとともに、選択情報を表す画面を前記表示部に表示するステップと、
を含むことを特徴とする付記8記載の通信端末装置のダイヤル登録プログラム。
【0078】
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0079】
本発明は、ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置に関し、未登録のワンタッチダイヤルボタンの操作から電話番号やメールアドレス等の呼出しデータの登録を可能にしたもので、電話番号等の登録に要する操作を簡略化することができ、操作性及び利便性の高い通信端末装置を実現できる。
【符号の説明】
【0080】
2 携帯電話機(通信端末装置)
4 制御部
6 入力操作部
12 電話帳データベース(呼出しデータ登録部)
14 ワンタッチダイヤル登録部
16 表示部
22、221、222、223 ワンタッチダイヤルボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置であって、
呼出しデータを登録する呼出しデータ登録部と、
前記ワンタッチダイヤルボタンの操作に応じて呼び出される呼出しデータの、前記呼出しデータ登録部におけるアドレスを登録するワンタッチダイヤル登録部と、
前記ワンタッチダイヤル登録部にアドレスが登録されていない状態で前記ワンタッチダイヤルボタンが操作された場合に、前記呼出しデータ登録部への呼出しデータの登録を受付ける制御部と、
を備えることを特徴とする通信端末装置。
【請求項2】
前記制御部は、
登録を受付けた前記呼出しデータの、前記呼出しデータ登録部におけるアドレスを、前記ワンタッチダイヤル登録部へ登録することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
【請求項3】
ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置のダイヤル登録方法であって、
呼出しデータを呼出しデータ登録部に登録する処理と、
前記ワンタッチダイヤルボタンの操作に応じて呼び出される呼出しデータの、前記呼出しデータ登録部におけるアドレスを登録するワンタッチダイヤル登録部にアドレスが登録されていない状態で前記ワンタッチダイヤルボタンが操作された場合に、前記呼出しデータ登録部への呼出しデータの登録を受付ける処理と、
を含むことを特徴とする通信端末装置のダイヤル登録方法。
【請求項4】
ワンタッチダイヤルボタンを備えた通信端末装置のダイヤル登録プログラムであって、
呼出しデータを呼出しデータ登録部に登録するステップと、
前記ワンタッチダイヤルボタンの操作に応じて呼び出される呼出しデータの、前記呼出しデータ登録部におけるアドレスを登録するワンタッチダイヤル登録部にアドレスが登録されていない状態で前記ワンタッチダイヤルボタンが操作された場合に、前記呼出しデータ登録部への呼出しデータの登録を受付けるステップと、
を含み、これらのステップを情報処理部で処理することを特徴とする通信端末装置のダイヤル登録プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2010−63171(P2010−63171A)
【公開日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−283234(P2009−283234)
【出願日】平成21年12月14日(2009.12.14)
【分割の表示】特願2004−238520(P2004−238520)の分割
【原出願日】平成16年8月18日(2004.8.18)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】