説明

速攻鍋つかみ

【課題】 調理時に鍋つかみを使用する際、鍋つかみを装着する手間を省き、使用しない時に邪魔にならない、速攻鍋つかみを提供する。
【解決手段】 手首部分の袖口と肘部分の袖を上下にスライドさせることができる、腕抜き本体の手首部分の袖口に近い手のひら側に、所定広さの厚手の生地を設けたことを特徴とする速攻鍋つかみ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、腕抜きと鍋つかみが一体化した、速攻鍋つかみに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、鍋つかみを使用する時は、手袋型のものをその都度手に装着して使用していた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題があった。
(イ)手袋状の鍋つかみを手に装着したり脱いだりすることが面倒である。
(ロ)鍋つかみが独立して単体になっているので、使用しない時は邪魔になる。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記問題点を解決するため本発明は、手首部分の袖口と肘部分の袖を上下にスライドさせることができる、腕抜き本体の手首部分の袖口に近い手のひら側に所定広さの厚手の生地を設けたことを特徴とする速攻鍋つかみである。
【発明の効果】
【0005】
腕抜きと鍋つかみが一体化しているため、通常は腕抜きを使用することで袖の濡れや汚れを防止し、鍋つかみ使用時には鍋つかみを手に装着する手間が省け、使用しない時に邪魔にならないため、迅速、快適に調理に専念できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実態について説明する。
(イ)腕抜き本体(1)の袖口(2)を図2の要領で下へ引っ張る。
(ロ)袖口(2)を下へ引っ張った事で、厚手生地(3)が手のひら全体を覆うため、図 3の状態になるので、図4の要領で、鍋ややかん等熱いものをつかむことができる 。
(ハ)厚手生地(3)は、鍋つかみを使用しない時は、肘上部(4)を図5の要領で肘上 部分の位置まで引っ張り上げ、袖口を通常の手首位置の長さに戻すことができる。
(ニ)割烹着の袖口部分に速攻鍋つかみをはめるか、私服の上にはめることは可能である 。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明を着用した状態の正面図
【図2】本発明の使用状態を示す図
【図3】本発明の正面図
【図4】本発明の使用状態を示す断面図
【図5】本発明の使用状態図
【符号の説明】
【0008】
1 腕抜き本体
2 袖口
3 厚手生地
4 肘上部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
手首部分の袖口と肘部分の袖を上下にスライドさせることができる、腕抜き本体の手首部分の袖口に近い手のひら側に、所定広さの厚手の生地を設けたことを特徴とする速攻鍋つかみ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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