説明

連想メモリ視覚的評価ツール

【課題】内容を妥当性検査する方法、装置、および非一時的コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【解決手段】データを、データ内に存在する内容の複数のタイプに従って少なくともデータの第1グループおよびデータの第2グループに解析する。データを、連想メモリに摂取する。連想メモリは、データの間の複数の連想を形成する。連想メモリは、データの間の直接関係および間接関係からなる群から選択された少なくとも1つの関係に基づいて照会されるように構成される。連想メモリは、内容アドレス可能構造を含み、内容アドレス可能構造は、データが、データのアドレスによってアクセスされるように構成されるのではなく内容によってアクセスされるように構成されるメモリ編成を含む。データの第1グループおよびデータの第2グループを、グラフィカル表現で通信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、全般的には連想メモリに関し、具体的には、連想メモリの内容を視覚的に評価する方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
人間知能は、自然知能と称する場合もあるが、人工知能システムを改善するために研究されてきた。項目、事象、および/または概念を記憶から想起する時に、人間知能は、これらの項目、事象、または概念がどのように関連するのかを考慮に入れることができる。集合的に、項目、事象、および/または概念を、「エンティティ」と称する場合がある。人間知能は、以前に経験したエンティティを想起する時に、以前に経験したエンティティと他のエンティティとの間の連想を考慮に入れることができる。この形で、人間知能は、以前に経験したエンティティを想起するために、連想に基づく記憶を使用する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
人間知能の我々の現在の理解は、コンピュータ技術において有用である可能性がある。コンピュータシステム内のソフトウェアおよびハードウェアの有効性および速度を改善するために、人間知能を使用することが望ましい場合がある。したがって、上で述べた問題ならびにおそらくは他の問題の少なくとも一部を考慮に入れる方法および装置を有することが有利である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
1つの有利な実施形態では、内容を妥当性検査する装置が提供される。この装置は、連想メモリ、パーサ、およびビジュアライザを含む。連想メモリは、複数のデータおよび複数のデータの間の複数の連想を含む。連想メモリは、複数のデータの間の直接関係および間接関係からなる群から選択された少なくとも1つの関係に基づいて照会されるように構成される。連想メモリは、内容アドレス可能構造をも含み、内容アドレス可能構造は、複数のデータが複数のデータのアドレスによってアクセスされるように構成されるのではなく内容によってアクセスされるように構成されるメモリ編成を含む。パーサは、連想メモリと通信している。パーサは、複数のデータを少なくともデータの第1グループおよびデータの第2グループに解析するように構成される。パーサは、複数のデータ内に存在する内容の複数のタイプに従って複数のデータを解析する。ビジュアライザは、データの第1グループおよびデータの第2グループをグラフィカル表現で通信するように構成される。
【0005】
もう1つの有利な実施形態では、内容を妥当性検査する方法が提供される。複数のデータが、複数のデータ内に存在する内容の複数のタイプに従って少なくともデータの第1グループおよびデータの第2グループに解析される。複数のデータが、連想メモリに摂取される。連想メモリは、複数のデータの間の複数の連想を形成する。連想メモリは、複数のデータの間の直接関係および間接関係からなる群から選択された少なくとも1つの関係に基づいて照会されるように構成される。連想メモリは、内容アドレス可能構造を含み、内容アドレス可能構造は、複数のデータが、複数のデータのアドレスによってアクセスされるように構成されるのではなく内容によってアクセスされるように構成されるメモリ編成を含む。データの第1グループおよびデータの第2グループが、グラフィカル表現で通信される。
【0006】
もう1つの有利な実施形態では、非一時的コンピュータ可読記憶媒体が提供される。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、第1プログラムコード、第2プログラムコード、および第3プログラムコードを含むプログラムコードを格納する。第1プログラムコードは、連想メモリに複数のデータを連想メモリに摂取させるようにプロセッサに指示するためのものである。複数のデータを連想メモリに摂取することによって、連想メモリは、複数のデータの間の複数の連想を形成するように構成される。連想メモリは、複数のデータの間の直接関係および間接関係からなる群から選択された少なくとも1つの関係に基づいて照会されるように構成される。連想メモリは、内容アドレス可能構造を含み、内容アドレス可能構造は、複数のデータが、複数のデータのアドレスによってアクセスされるように構成されるのではなく内容によってアクセスされるように構成されるメモリ編成を含む。第2プログラムコードは、複数のデータ内に存在する内容の複数のタイプに従って複数のデータを少なくともデータの第1グループおよびデータの第2グループに解析するようにプロセッサに指示するためのものである。第3プログラムコードは、データの第1グループおよびデータの第2グループをグラフィカル表現で通信するようにプロセッサに指示するためのものである。
【0007】
特徴、機能、および利益を、本開示のさまざまな実施形態で独立に達成することができ、あるいは、次の説明および添付図面を参照してさらなる詳細を知ることができる他の実施形態で組み合わせて実施することができる。
【0008】
有利な実施形態の特性と考えられる新規の特徴を、添付の特許請求の範囲に示す。しかし、有利な実施形態ならびにその使用の好ましい態様、さらなる目的、および利益は、添付図面に関連して読まれる時の本開示の有利な実施形態の次の詳細な説明を参照することによって最もよく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】有利な実施形態による評価環境を示す図である。
【図2】有利な実施形態による連想メモリ内の内容のディスプレイを示す図である。
【図3】有利な実施形態による連想メモリ内の内容のディスプレイを示す図である。
【図4】有利な実施形態による連想メモリ内の内容のディスプレイを示す図である。
【図5】有利な実施形態による連想メモリ内の内容のディスプレイを示す図である。
【図6】有利な実施形態による複数の連想メモリ内の内容のディスプレイを示す図である。
【図7】有利な実施形態によるもう1つの連想メモリ内の内容のディスプレイを示す図である。
【図8】有利な実施形態による連想メモリ内の内容のもう1つのディスプレイを示す図である。
【図9】有利な実施形態による連想メモリ内の内容のディスプレイを示す図である。
【図10】有利な実施形態による連想メモリの内容を妥当性検査するプロセスを示す図である。
【図11】有利な実施形態による連想メモリ内の内容を妥当性検査するプロセスを示す図である。
【図12】有利な実施形態によるデータ処理システムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
コンピュータシステム内のソフトウェアおよびハードウェアの有効性および速度を改善するために人間知能を使用するという概念は、現在使用されているおよび開発されている異なるタイプの連想メモリ技術の基礎である。通常、連想メモリシステムを、ニューラルネットワーク、人工知能(AI)、および/またはデータの間の連想を形成でき、これらの連想に基づいてデータを取り出すことができる他の適切な技術を使用して実施することができる。連想メモリに格納されたデータを、データベースの異なる技術のように、内容が格納されている場所によってアドレッシングするのではなく、内容によってアドレッシングすることができる。連想メモリシステムに格納されたデータは、データのさまざまなソースに由来するものとすることができる。たとえば、連想メモリを、任意の個数のデータベース、テーブル、スプレッドシート、ログ、イメージ、ファイル、データ構造、および/またはデータの他のソースからのデータを使用して作成することができる。
【0011】
具体的には、連想メモリを、データのこれらのさまざまなソースに格納されたデータを摂取するように構成することができる。本明細書で使用される時に、用語「摂取」は、連想メモリが、連想メモリ内に存在する既存のデータに新しいデータを組み込み、その後、新たに摂取されたデータ内および/または新たに摂取されたデータと以前に摂取されたデータとの間の連想を形成することを企図する。用語「摂取」は、以前に摂取されたデータの間の新しい関係を形成するために、以前に摂取されたデータを再組込みすることをも企図する。
【0012】
連想メモリの作成は、通常、データに関する情報を識別するために、受け取られたデータを分析することを含む。データの分析は、データが重要であるかどうかの判定、データ型のデータに共通するパターンに従うかどうかの判定、データが連想メモリ内で異なる形で参照されるかどうかの判定、データの識別、および/またはデータに関する他の情報の識別を含むことができる。本明細書で使用される時に、複数の用語「data」は、単数形「datum」を含む。
【0013】
さらに、連想メモリの作成は、データを分類するための前処理を含むこともできる。前処理は、データ全体で繰り返して出現するパターンの識別と、これらのパターンおよび/または他の情報に基づくデータの分類とを含むことができる。
【0014】
現在使用可能な方法を使用する、新たに作成される連想メモリの内容の評価および妥当性検査は、望まれるより時間がかかり、より多くの労力を要求する可能性がある。たとえば、新たに作成される連想メモリの内容の評価および妥当性検査のいくつかの現在使用可能な方法は、人間の分析者が連想メモリに格納された異なるカテゴリのデータを視覚的に点検することを必要とする可能性がある。連想メモリの内容のこのタイプの視覚的点検は、単調で退屈であり、望まれるより長い時間を要する可能性がある。
【0015】
異なる有利な実施形態は、異なる考慮事項を認識し、考慮に入れる。たとえば、異なる有利な実施形態は、連想メモリの内容を妥当性検査する現在使用可能な方法が、望まれるより多くの時間および労力を要する可能性があることを認識し、考慮に入れる。
【0016】
具体的には、連想メモリの内容を妥当性制検査する現在使用可能な方法は、分析者などの人間のオペレータが、連想メモリのデータスキーマを連想メモリに格納されたデータと視覚的に比較することを含む場合がある。本明細書で使用される時に、連想メモリの「データスキーマ」は、連想メモリの編成および/または構造を定義する。具体的には、データスキーマは、連想メモリがデータをどのように摂取すべきかを決定する。
【0017】
たとえば、連想メモリは、構造化されていないデータを受け取ることができる。たとえば、データが、自由形式テキストである場合がある。連想メモリは、連想メモリのデータスキーマに基づいて自由形式データの異なる部分をカテゴリに解析することによって、このデータを摂取することができる。データスキーマを、データの行および列に編成することができる。
【0018】
連想メモリの内容を妥当性検査する現在使用可能な方法を用いて、分析者は、内容の一部またはすべてを視覚的に点検し、データの各項目が正しく分類されているかどうかを判定する必要がある場合がある。異なる有利な実施形態は、視覚的点検のこのプロセスが、単調で退屈であり、時間がかかるものである場合があり、いくつかの場合に分析者にとって肉体的要求が厳しい場合があることを認識し、考慮に入れる。
【0019】
さらに、異なる有利な実施形態は、連想メモリ内のデータが数千から数百万個の項目を含む時に、分析者によって実行されるデータの視覚的点検が、望まれるほど正確ではない場合があることを認識し、考慮に入れる。
【0020】
さらに、異なる有利な実施形態は、連想メモリの内容を評価する現在使用可能な方法が、分析者が連想メモリの異なる版の間の変化をたやすく識別することを可能にしない場合があることを認識し、考慮に入れる。
【0021】
たとえば、連想メモリを、特定のデータソースからのデータを使用して作成することができる。このソースのデータが、経時的に変化する場合がある。その結果、新しいデータおよび/または変更されたデータを連想メモリに組み込むために、ある回数だけ連想メモリを再作成し、あるいは変更することができる。
【0022】
異なる有利な実施形態は、連想メモリの内容を妥当性検査する現在使用可能な方法が、分析者が望み通りに素早く連想メモリの異なる版にまたがる傾向を識別することを可能にしない場合があることを認識し、考慮に入れる。
【0023】
異なる有利な実施形態は、連想メモリの内容を視覚的に評価する方法および装置を提供する。具体的には、異なる有利な実施形態は、分析者が連想メモリ内のデータの分類の不整合性を素早く識別することを可能にするシステムを提供する。
【0024】
たとえば、1つの有利な実施形態では、内容を妥当性検査する方法が提供される。複数のデータを、連想メモリに摂取することができる。連想メモリは、複数のデータの間で複数の連想を形成することができる。連想メモリを、複数のデータの間の直接関係および間接関係からなる群から選択された少なくとも1つの関係に基づいて照会されるように構成することができる。連想メモリは、内容アドレス可能構造を含むことができ、内容アドレス可能構造は、複数のデータを、複数のデータのアドレスによってアクセスされるように構成されるのではなく内容によってアクセスされるように構成できるメモリ編成を含む。複数のデータを、複数のデータに存在する内容の複数のタイプに従って、少なくともデータの第1グループおよびデータの第2グループに解析することができる。データの第1グループおよびデータの第2グループを、グラフィカル表現で通信することができる。
【0025】
さらに、グラフィカル表現は、第1タイプの内容を表す第1色を有する幾何オブジェクトの第1セットのディスプレイと、第2タイプの内容を表す第2色を有する幾何オブジェクトの第2セットとしてデータの第2グループをディスプレイ上で視覚的に表すこととを含むことができる。
【0026】
この方法のもう1つの実施形態では、幾何オブジェクトの第1セットの第1幾何オブジェクトは、第1タイプの内容の第1サブタイプを表すことができ、幾何オブジェクトの第2セットの第2幾何オブジェクトは、第2タイプの内容の第2サブタイプを表すことができ、第1サブタイプの出現の第1の回数に比例する第1サイズを有する第1幾何オブジェクトをディスプレイ上で視覚的に提示し、第2サブタイプの出現の第2の回数に比例する第2サイズを有する第2幾何オブジェクトをディスプレイ上で視覚的に提示する。
【0027】
これから図面を参照し、具体的には図1を参照すると、有利な実施形態による評価環境の図が示されている。これらの例示的な例では、メモリ評価環境100は、メモリ管理システム102を含むことができる。メモリ管理システム102を、これらの例では、ハードウェア、ソフトウェア、またはその両方の組合せを使用して実施することができる。
【0028】
たとえば、メモリ管理システム102を、1つまたは複数のデータ処理システムを使用して実施することができる。これらのデータ処理システムは、分散環境またはネットワーク化された環境内にあるものとすることができる。いくつかの場合に、メモリ管理システム102を、「クラウド」として知られるリモート管理されるデータ処理システムのグループを使用して実施することができる。さらに、メモリ管理システム102を、別々のモノリシックアーキテクチャまたはモノリシックアーキテクチャの一部とすることができる1つまたは複数のモジュールを含むものとして特徴付けることもできる。
【0029】
これらの例示的な例では、メモリ管理システム102を、いくつかの連想メモリ104を管理するように構成することができる。本明細書で使用される時に、「いくつかの」項目は、1つまたは複数の項目を意味することができる。たとえば、いくつかの連想メモリは、1つまたは複数の連想メモリを意味することができる。実施態様に応じて、いくつかの連想メモリ104内の連想メモリを、ある連想メモリの異なる版とすることができる。
【0030】
いくつかの連想メモリ104のそれぞれは、複数のデータと、複数のデータの間の複数の連想とを含むことができる。ある連想メモリ内の複数のデータおよび複数の連想を、非一時的コンピュータ可読記憶媒体に格納することができる。本明細書で使用される時に、「複数の」項目は、2つ以上の項目を意味することができる。たとえば、複数の連想は、2つ以上の連想を意味することができる。いくつかの場合に、複数のデータは、たとえば、圧縮されたデータ、暗号化されたデータ、またはこの2つの組合せを含むことができる。
【0031】
複数のデータを、データの第1の関連付けられたユニット、データの第2の関連付けられたユニット、およびデータの第3の関連付けられたユニットなど、データの関連付けられたユニットに集めることができる。データのより多数またはより少数の関連付けられたユニットが存在することができる。データの関連付けられたユニットを、ある形でお互いに関連付けられたデータの2つ以上のセットとすることができる。
【0032】
連想メモリを、複数のデータの間の直接相関に加えて複数のデータの間の間接関係に基づいて照会されるように構成することができる。連想メモリを、直接関係と直接関係および間接関係の組合せとに基づいて照会されるように構成することもできる。直接関係の例を、データの関連付けられたユニットを形成するデータの2つのセットの関係とすることができる。直接関係を、データの2つの関連付けられたユニットの間の直接関係とすることもできる。間接関係は、直接関係が存在しないが、データが間接的に接続される時に存在することができる。たとえば、間接関係は、データの第1の関連付けられたユニットがデータの第2の関連付けられたユニットに直接に関係し、データの第2の関連付けられたユニットがデータの第3の関連付けられたユニットに直接に関係する時に、データの第1の関連付けられたユニットとデータの第3の関連付けられたユニットとの間にあるものとすることができる。直接関係および間接関係の多数の他の例が可能である。
【0033】
さらに、連想メモリは、内容アドレス可能構造を含むことができる。内容アドレス可能構造は、連想メモリ内のデータに関連付けられたアドレスに基づくのではなく、連想メモリ内の内容または複数のデータ自体に基づいて照会される能力を連想メモリに与えることができる。いくつかの場合に、内容アドレス可能構造は、連想メモリが、複数のデータ内の入力パターンを複数のデータ内の出力パターンにマッピングすることを可能にすることができる。
【0034】
連想メモリ106を、いくつかの連想メモリ104のうちの1つの例とすることができる。連想メモリ106は、複数のデータ108と、複数のデータ108の間の複数の連想110とを含むことができる。これらの例示的な例では、連想メモリ106を、メモリ管理システム102内のメモリビルダ112を使用して作成することができる。
【0035】
1つの例示的な例として、メモリビルダ112は、データ114を使用して連想メモリ106を作成することができる。さらに、データ114は、いくつかの異なるタイプのデータを含むことができる。たとえば、データ114は、自由形式テキスト、単語、文、数、通し番号、地理座標、記号、モデル、コンピュータ援用設計(CAD)モデル、イメージ、センサデータ、統計分析結果、在庫リスト、および他の適切なタイプのデータのうちの少なくとも1つを含むことができるが、これに限定されない。
【0036】
データ114を、ソース116から受け取ることができる。ソース116は、データ114の任意の個数の異なるソースを含むことができる。たとえば、ソース116は、データベース、テーブル、ファイル、スプレッドシート、ログ、レポート、ワード文書、スライドプレゼンテーション、サーバ、センサシステム、ストレージデバイス、メモリ、および他の適切なタイプのソースのうちの少なくとも1つを含むことができるが、これに限定されない。
【0037】
これらの例示的な例では、メモリビルダ112は、アナライザ118およびパーサ120を含むことができる。アナライザ118を、ソース116から受け取られたデータ114を分析するように構成することができる。アナライザ118は、ソース116から受け取られたデータ114を、アナライザ118による処理のためにデータストリームに配置することができる。いくつかの場合に、データ114が圧縮されたデータおよび/または暗号化されたデータを含む時に、アナライザ118は、処理のためにデータ114をデータストリームに圧縮解除することおよび暗号化解除することのうちの少なくとも1つを実行することができる。
【0038】
データ114を分析する際に、アナライザ118は、データ114内のどの項目が重要であるのかを判定することができる。データ114内の重要な項目を、連想メモリ106を作成するのに必要なデータとすることができる。さらに、データ114内の重要な項目は、たとえばエンティティ122および/またはエンティティ122の属性124の形をとることができる。
【0039】
本明細書で使用される時に、「エンティティ」は、独立の存在であることができると認識され、一意に識別できる、ものとすることができる。具体的には、エンティティを、実世界の他の態様から区別できる実世界のある態様の抽象化とすることができる。エンティティを、自動車または航空機などの物理的物体、販売または洗車などの事象、クライアントトランザクションまたは部品番号などの概念、あるいはそのある組合せとすることができる。
【0040】
さらに、本明細書で使用される時に、「属性」を、特性、プロパティ、またはエンティティのある他のタイプのファクタとすることができる。1つの例示的な例として、エンティティを、自動車とすることができ、このエンティティの属性を、車両識別番号(VIN)とすることができる。もう1つの例として、エンティティを、位置とすることができ、このエンティティの属性を、その位置の地理座標とすることができる。
【0041】
いくつかの場合に、データ114内の重要であり得る項目は、関係126の形をとるデータを含むことができる。属性124は、関係126の属性を含むことができる。本明細書で使用される時に、「関係」を、2つ以上のエンティティの間のリンクとすることができる。関係は、2つ以上のエンティティがお互いにどのように関連付けられるのかを取り込むことができる。1つの例示的な例として、第1のエンティティを、自動車とすることができ、第2のエンティティを、人とすることができる。この2つのエンティティの間の関係を、その人がその自動車を所有することとすることができる。この例示的な例では、アナライザ118は、選択されたデータ128を形成するために、データ114内のエンティティ122、属性124、および/または関係126の少なくとも一部を選択することができる。本明細書で使用される時に、項目の「少なくとも一部」は、項目のうちの1つ、いくつか、またはすべてを意味する。たとえば、エンティティ122の少なくとも一部を、エンティティ122のうちの1つ、いくつか、またはすべてとすることができる。選択されたデータ128を、データ114のうちで複数のデータ108として連想メモリ106に格納される部分とすることができる。
【0042】
アナライザ118は、さらに、選択されたデータ128がパターン130内に出現するかどうかを判定することができる。パターン130内のパターンは、たとえば、限定なしに、英字、数字、記号、および/または他の適切なタイプの文字のシーケンスに関する特定のフォーマットとすることができる。1つの例示的な例として、属性124内の属性を、社会保障番号とすることができる。このタイプの属性であるデータ114は、特定の個数の数字文字および記号文字のフォーマットを含む特定のパターンで出現する可能性がある。アナライザ118は、太字、斜体、大文字小文字、下線、色、および/または他の適切なタイプのフォーマッティングなど、フォーマッティングを考慮に入れることもできる。
【0043】
これらの例示的な例では、アナライザ118は、パーサ120による処理のために、選択されたデータ128をデータストリーム内でパーサ120に送ることができる。パーサ120を、連想メモリ106に格納されるデータのデータスキーマ132を生成するためにアナライザ118によって識別されたパターン130を使用するように構成することができる。データスキーマ132を、連想メモリ106用の構造またはレイアウトとすることができる。さらに、パーサ120は、選択されたデータ128をデータスキーマ132に従って編成する形で選択されたデータ128をグループ化できるグループ化機能134を生成するために、アナライザ118によって識別されたパターン130を使用することができる。
【0044】
グループ化機能134は、たとえば、正規表現タグ付け機能136の形をとることができる。正規表現タグ付け機能136は、複数の式を含むことができる。具体的には、正規表現タグ付け機能136は、選択されたデータ128をデータのグループ138に解析できるように、選択されたデータ128全体で繰り返して出現するパターン130を識別し、マークすることができる。言い換えると、パーサ120は、正規表現タグ付け機能136を使用して、選択されたデータ128をデータのグループ138に解析することができる。データのグループ138は、連想メモリ106に摂取される複数のデータ108を形成することができる。これらの例示的な例では、データのグループ138を、データのカテゴリと称する場合もある。
【0045】
連想メモリ106内で形成される複数の連想110を、データのグループ138内のデータの間の連想とすることができる。たとえば、メモリビルダ112および/または連想メモリ106自体を、複数の連想110を形成するためにデータのグループ138内のデータの間の連想を識別するように構成することができる。さらに、いくつかの場合に、連想メモリ106内の複数の連想110は、選択されたデータ128内の関係126の一部を含むことができる。
【0046】
これらの例示的な例では、メモリ管理システム102は、ビジュアライザ140を含むこともできる。ビジュアライザ140を、いくつかの連想メモリ104内の内容をグラフィカルに表すように構成することができる。たとえば、ビジュアライザ140を、グラフィカルユーザインターフェース144内のディスプレイ142の形で連想メモリ106内の内容をグラフィカルに表すように構成することができる。
【0047】
具体的には、ビジュアライザ140を、分析者などの人間のオペレータがデータのグループ138内の異なるグループの間でたやすく区別することを可能にすることができるディスプレイ142内のグラフィカル表現でデータのグループ138を通信するように構成することができる。たとえば、ビジュアライザ140は、データのグループ138の間で区別するためにグラフィカルインジケータ146を使用することができる。
【0048】
グラフィカルインジケータ146は、ディスプレイ142内のオブジェクト153として連想メモリ106内の内容を表すために、任意の個数の色148、サイズ150、幾何形状152、および/または他の適切なタイプのグラフィカルインジケータを含むことができる。いくつかの場合に、グラフィカルインジケータ146は、異なるタイプのクロスハッチング、異なるタイプのシェーディング、オブジェクト153の異なるタイプのボーダー、および/または他の適切なタイプのグラフィカルインジケータを含むことができる。さらに、グラフィカルインジケータ146は、ラベル、テキスト、記号、強調表示、および/または他の適切なタイプのグラフィカルインジケータを含むことができる。
【0049】
1つの例示的な例として、データのグループ138は、データの第1グループ154およびデータの第2グループ156を含むことができる。データの第1グループ154は、第1タイプの内容155を含むことができ、データの第2グループ156は、第2タイプの内容157を含むことができる。この例示的な例では、第1タイプの内容155を、たとえば、限定なしに名詞とすることができる。第2タイプの内容157を、たとえば、限定なしに離散数とすることができる。
【0050】
ビジュアライザ140を、データの第2グループ156がグラフィカルに表される形とは異なる形でデータの第1グループ154をグラフィカルに表すように構成することができる。たとえば、ビジュアライザ140を、第1色160を有する幾何オブジェクトの第1セット158としてデータの第1グループ154を、第2色164を有する幾何オブジェクトの第2セット162としてデータの第2グループ156を視覚的に表すように構成することができる。幾何オブジェクトの第1セット158および幾何オブジェクトの第2セット162は、オブジェクト153の例である。
【0051】
幾何オブジェクトの第1セット158の第1色160は、第1タイプの内容155を表すことができる。幾何オブジェクトの第2セット162の第2色164は、第2タイプの内容157を表すことができる。
【0052】
さらに、この例示的な例では、幾何オブジェクトの第1セット158のそれぞれが、第1タイプの内容155の異なるサブタイプを表すことができる。たとえば、幾何オブジェクトの第1セット158内の第1幾何オブジェクト166は、第1タイプの内容155の第1サブタイプ167を表すことができる。さらに、幾何オブジェクトの第2セット162のそれぞれが、第2タイプの内容157の異なるサブタイプを表すことができる。たとえば、幾何オブジェクトの第2セット162内の第2幾何オブジェクト168は、第2タイプの内容157の第2サブタイプ169を表すことができる。
【0053】
他の例示的な例では、幾何オブジェクトの第1セット158のそれぞれの第1色160は、第1タイプの内容155の異なるサブタイプを表す異なる輝度を有することができる。たとえば、第1幾何オブジェクト166の第1色160は、第1サブタイプ167を表す第1輝度を有することができる。さらに、幾何オブジェクトの第2セット162のそれぞれの第2色164は、第2タイプの内容157の異なるサブタイプを表す異なる輝度を有することができる。たとえば、第2幾何オブジェクト168の第2色164は、第2サブタイプ169を表す第2輝度を有することができる。
【0054】
さらに、ビジュアライザ140を、第1サブタイプ167の出現の第1の個数に比例する第1サイズを有する第1幾何オブジェクト166を生成するように構成することができる。さらに、ビジュアライザ140を、第2サブタイプ169の出現の第2の個数に比例する第2サイズを有する第2幾何オブジェクト168を生成するように構成することができる。
【0055】
いくつかの例示的な例では、第1幾何オブジェクト166は、データの第1グループ154に関する第1情報を表す第1形状を有することができる。さらに、第2幾何オブジェクト168は、データの第2グループ156に関する第2情報を表す第2形状を有することができる。
【0056】
さらに、ビジュアライザ140を、ディスプレイシステム170上のグラフィカルユーザインターフェース144内にディスプレイ142を視覚的に提示するように構成することができる。これらの例示的な例では、ディスプレイシステム170は、いくつかのディスプレイデバイスを含むことができる。これらのディスプレイデバイスは、たとえば、限定なしに、モニタ、液晶ディスプレイ、タッチスクリーン、ヘッドマウントディスプレイデバイス、またはある他の適切なタイプのディスプレイデバイスを含むことができる。
【0057】
いくつかの例示的な例では、ディスプレイシステム170内のディスプレイデバイスのうちの1つまたは複数を、メモリ管理システム102とは別々とすることができる。他の例示的な例では、これらのディスプレイデバイスのうちの1つまたは複数を、メモリ管理システム102の一部とすることができる。この形で、いくつかの連想メモリ104内の内容を、いくつかの連想メモリ104が作成されるのと同一の位置で、またはいくつかの連想メモリ104が作成されるところから離れた位置で評価することができる。
【0058】
ビジュアライザ140を、分析者などの人間のオペレータがディスプレイシステム170で連想メモリ106の内容を評価でき、妥当性検査できるように、いくつかの異なる形で連想メモリ106内のデータのグループ138をグラフィカルに表すように構成することができる。たとえば、分析者は、データのグループ138内の異なるグループ内のデータが選択された許容範囲内で正しく解析されたかどうかを判定するのにディスプレイ142を使用することができる。具体的には、分析者は、選択されたデータ128が正しく解析されたかどうかを判定するのにグラフィカルインジケータ146を使用することができる。
【0059】
分析者が、選択されたデータ128が正しくは解析されなかったと判定する場合には、分析者は、選択されたデータ128を解析するためにパーサ120によって使用されるグループ化機能134を変更することができる。その後、パーサ120は、変更されたグループ化機能134を使用して選択されたデータ128を再解析して、いくつかの連想メモリ104内の連想メモリ106の新しい版を作成することができる。さらに、ビジュアライザ140は、その後、ディスプレイ142内で連想メモリ106の新しい版の内容を表すことができる。
【0060】
これらの例示的な例では、ビジュアライザ140を、連想メモリ106の古い版と新しい版との両方の内容を視覚的に提示するように構成することができる。この形で、分析者は、連想メモリ106の2つの版の内容の変化をたやすく識別するのにグラフィカルインジケータ146を使用する機会を有することができる。ディスプレイ142に基づいて、選択されたデータ128が正しく解析されたと分析者が判定するまで、必要なだけ何回でもグループ化機能134に対して変更を行うことができる。さらに、分析者は、異なる連想メモリにまたがる傾向を識別するために、いくつかの連想メモリ104内の複数の連想メモリの内容を見ることができる。異なる連想メモリに格納されたデータのグループの異なる態様を表すグラフィカルインジケータ146は、分析者が、連想メモリに格納されたデータの各項目を視覚的に点検することと比較して、異なる連想メモリにまたがる傾向をよりたやすく識別することを可能にすることができる。
【0061】
いくつかの例示的な例では、メモリ管理システム102は、データマネージャ172を含むことができる。データマネージャ172を、これらの例で、メモリビルダ112とは別々またはその一部とすることができる。さらに、いくつかの場合に、データマネージャ172を、メモリビルダ112内のパーサ120内で実施することができる。データマネージャ172は、ビジュアライザ140と通信しているものとすることができる。データマネージャ172を、ディスプレイ142内のデータのグループ138のグラフィカル表現を操作するように構成することができる。
【0062】
いくつかの例示的な例では、データマネージャ172を、ビジュアライザ140への再通信のために連想メモリ106に格納されたデータの第1グループ154およびデータの第2グループ156を再解析するように構成することができる。データの第1グループ154を、データの第1グループ154の第1副分割として再通信することができ、データの第2グループ156を、データの第2グループ156の第2副分割として再通信することができる。
【0063】
図1のメモリ評価環境の図示は、有利な実施形態を実施できる形に対する物理的限定またはアーキテクチャ的限定を暗示することを意図されたものではない。図示のコンポーネントに加えてかつ/またはその代わりに、他のコンポーネントを使用することができる。いくつかのコンポーネントが不要である場合がある。また、ブロックは、いくつかの機能コンポーネントを図示するために提示される。これらのブロックのうちの1つまたは複数を、有利な実施形態で実施される時に、異なるブロックに組み合わせ、分割し、または組み合わせかつ分割することができる。
【0064】
ここで図2を参照すると、有利な実施形態による連想メモリ内の内容のディスプレイの図が示されている。この例示的な例では、ディスプレイ200を、図1のディスプレイ142の一実施態様の例とすることができる。図示されているように、内容202が、ディスプレイ200内に表示される。内容202のディスプレイは、図1の連想メモリ106内の内容のディスプレイの一実施態様の例である。
【0065】
この例示的な例では、オブジェクト204、206、208、210、212、および214は、図1のオブジェクト153の実施態様の例である。この例に示されているように、オブジェクト204、206、208、210、212、および214はそれぞれ、異なるタイプのクロスハッチングを用いて表示される。この形で、オブジェクト204、206、208、210、212、および214のそれぞれが、データの異なるタイプの内容を表す。具体的には、オブジェクト204、206、208、210、212、および214のそれぞれが、データの異なるグループを表す。さらに、オブジェクト204、206、208、210、212、および214のそれぞれのサイズを、連想メモリ内のデータの対応するグループ内のデータの出現の回数に比例するものとすることができる。
【0066】
オペレータは、ディスプレイ200を見、オブジェクトのクロスハッチングおよびサイズを使用して、連想メモリの内容202が正しく解析されたかどうかを判定することができる。さらに、オペレータは、ディスプレイ200内のオブジェクトを選択して、そのオブジェクトによって表されているデータのグループに関するさらなる情報を見ることができる。
【0067】
図2に関して説明した有利な実施形態は、異なるディスプレイ方式を含むことができる。たとえば、図2に示されたクロスハッチングを色に置換することができ、各タイプのクロスハッチングは、異なる色に置換される。
【0068】
さらに、本明細書で説明する有利な実施形態は、航空機イメージ、航空機識別番号、および類似物など、航空機に関する情報に言及するが、有利な実施形態は、これらの例、任意の種類のイメージ、または任意の特定の種類のデータに限定されない。有利な実施形態を使用して、連想メモリ内の、任意のデータ、データのタイプ、またはデータの分布を表すことができる。本明細書および図面に示された特定の実施形態は、例としてのみ提示され、これらの例は、必ずしも請求される発明を限定しない。
【0069】
ここで図3に移ると、有利な実施形態による連想メモリ内の内容のディスプレイの図が示されている。この例示的な例では、ディスプレイ300を、図1のビジュアライザ140がオブジェクトの選択に応答して図2のオブジェクト204、206、208、210、212、および214のうちの1つに関する情報を表示できる1つの形の例とすることができる。この例示的な例では、ディスプレイ300を、図2のオブジェクト204の選択に応答して表示することができる。
【0070】
図示されているように、ディスプレイ300内のグループ情報302は、図2のディスプレイ200内のオブジェクト204に対応する、データのグループおよび内容のタイプを識別することができる。図2のオブジェクト204は、データのグループ内の内容のタイプが名詞の形をとるデータのグループを表すことができる。言い換えると、データのこのグループ内のデータのすべてが、名詞の形をとることができる。
【0071】
さらに、ディスプレイ300内のサブタイプ情報304は、このタイプの内容の異なるサブタイプを識別することができる。たとえば、サブタイプ情報304は、データのこのグループ内の名詞が、サブタイプ306、308、310、および312を有することを示すことができる。サブタイプ306は、文字「A」から始まる名詞である、データのこのグループ内のデータを含むことができる。サブタイプ308は、文字「B」から始まる名詞である、データのこのグループ内のデータを含むことができる。サブタイプ310は、文字「C」から始まる名詞である、データのこのグループ内のデータを含むことができる。さらに、サブタイプ312は、文字「F」から始まる名詞である、データのこのグループ内のデータを含むことができる。
【0072】
さらに、サブタイプ情報304は、各対応するサブタイプ内のデータの出現の回数を示すことができる。たとえば、名詞のサブタイプ306の約722回の出現が、図2のオブジェクト204によって表されるデータのグループ内に存在することができる。オペレータは、ディスプレイ300内で提示される情報を使用して、データのグループ内のデータが名詞として正しく分類され、名詞の異なるサブタイプに正しく解析されたかどうかを判定することができる。オペレータは、サブタイプ306、308、310、および312のいずれか1つを選択して、そのサブタイプに関するさらなる情報を見ることができる。
【0073】
ここで図4を参照すると、有利な実施形態による連想メモリ内の内容のディスプレイの図が示されている。この例示的な例では、ディスプレイ400を、図1のビジュアライザ140がサブタイプの選択に応答して図3のサブタイプ306、308、310、および312のうちの1つに関する情報を表示できる1つの形の例とすることができる。この例示的な例では、ディスプレイ400を、図3のサブタイプ312の選択に応答して表示することができる。
【0074】
ディスプレイ400は、サブタイプ内容402を表示することができる。サブタイプ内容402は、図2のオブジェクト204によって表されるデータのグループ内の名詞の図3のサブタイプ312のデータの出現を識別する。これらの出現を、データのセット、データ要素、またはデータ項目と称する場合がある。図示されているように、サブタイプ内容402は、出現404、406、408、410、412、および414を含む。
【0075】
この例示的な例では、オペレータは、出現408および出現410が、正しく分類され、名詞のサブタイプ312に属することを判定することができる。しかし、オペレータは、出現404、406、412、および414が名詞ではないことを判定することができる。そうではなく、出現404、406、412、および414は、図2のオブジェクト206によって表されるデータのグループに属する可能性がある。言い換えると、これらのデータは、航空機位置識別子である可能性がある。
【0076】
ディスプレイ400に基づいて、オペレータは、図2のオブジェクト204、206、208、210、212、および214によって表されるデータのグループにデータを解析するのに使用された正規表現タグ付け機能136に対する変更を行うことができる。具体的には、オペレータは、航空機位置識別子であるデータが、名詞として分類されるのではなく、図2のオブジェクト206によって表されるデータのグループに追加されるように、正規表現タグ付け機能を変更することができる。
【0077】
ここで図5を参照すると、有利な実施形態による連想メモリ内の内容のディスプレイの図が示されている。この例示的な例では、ディスプレイ500は、図1のディスプレイ142の一実施態様の例である。図示されているように、内容502を、ディスプレイ500内に表示することができる。内容502のディスプレイを、図1の連想メモリ106内の内容のディスプレイの一実施態様の例とすることができる。
【0078】
具体的には、内容502を、図2の内容202を用いて連想メモリを作成する際に使用されたものと同一のデータを使用して作成された連想メモリのより新しい版の内容とすることができる。さらに、連想メモリのこのより新しい版を、図4のディスプレイ400に基づいて変更されたグループ化機能を使用して作成されたものとすることができる。
【0079】
オブジェクト504、506、508、510、512、514、516、518、および520を、ディスプレイ500内に表示することができる。オブジェクト504、506、508、510、512、および520は、それぞれ図2のオブジェクト204、206、208、210、212、および214に対応することができる。言い換えると、対応するオブジェクトは、同一タイプの内容を表すことができる。たとえば、オブジェクト504と図2のオブジェクト204との両方が、名詞を表すことができる。さらに、オブジェクト506と図2のオブジェクト206との両方が、航空機位置識別子を表すことができる。この例示的な例では、オブジェクト514、516、および518は、たとえば、図1の幾何オブジェクトの第1セット158などのオブジェクトのセットを形成する。オブジェクト514、516、および518は、3つの異なるサブタイプを有する内容のタイプを有するデータのグループを表すことができる。データのこのグループを、図2のディスプレイ200内の内容202で表されていないデータの新しいグループとすることができる。データのこの新しいグループを、正規表現タグ付け機能に対して行われた変更に基づいて形成されたものとすることができる。
【0080】
図示されているように、名詞であるデータのグループを表すオブジェクト504のサイズが、減らされており、航空機位置識別子であるデータのグループを表すオブジェクト506のサイズが、増やされている。オペレータは、これらのグラフィカルインジケータを使用して、連想メモリのこの版でデータが現在は正しく解析されていることを判定することができる。
【0081】
本明細書で説明する有利な実施形態は、航空機イメージ、航空機識別番号、および類似物など、航空機に関する情報に言及するが、有利な実施形態は、これらの例、任意の種類のイメージ、または任意の特定の種類のデータに限定されない。有利な実施形態を使用して、連想メモリ内の、任意のデータ、データのタイプ、またはデータの分布を表すことができる。本明細書および図面に示された特定の実施形態は、例としてのみ提示され、これらの例は、必ずしも請求される発明を限定しない。
【0082】
ここで図6を参照すると、有利な実施形態による複数の連想メモリ内の内容のディスプレイの図が示されている。この例示的な例では、ディスプレイ600を、図1のディスプレイ142の一実施態様の例とすることができる。図示されているように、ディスプレイ600は、図2からの内容202、図5からの内容502、および内容602を含むことができる。
【0083】
この例示的な例では、内容602を、図5の内容502を用いる連想メモリの版より新しいものとすることができる連想メモリのより新しい版に関するものとすることができる。図示されているように、オブジェクト604、606、608、610、612、614、616、および618を表示することができる。さらに、オブジェクトのセット620およびオブジェクトのセット622を表示することができる。
【0084】
オブジェクト604は、図5のオブジェクト504および図2のオブジェクト204に対応することができる。オブジェクト606は、図5のオブジェクト512および図2のオブジェクト212に対応することができる。オブジェクト608は、図5のオブジェクト506および図2のオブジェクト206に対応することができる。オブジェクト610は、図5のオブジェクト510および図2のオブジェクト210に対応することができる。オブジェクト612は、図5のオブジェクト520および図2のオブジェクト214に対応することができる。オブジェクト614は、図5のオブジェクト508および図2のオブジェクト208に対応することができる。
【0085】
この例示的な例では、対応するオブジェクトは、同一タイプの内容を表すことができる。オブジェクト616、オブジェクト618、オブジェクトのセット620、およびオブジェクトのセット622は、図5の内容502を用いる連想メモリの版以降に連想メモリを作成するのに使用された正規表現タグ付け機能に対する変更に基づいて形成されたデータの新しいグループを表すことができる。
【0086】
オペレータは、図2の内容202、図5の内容502、および図6の内容602を有する連想メモリのこれら3つの異なる版にまたがる傾向を識別するのにディスプレイ600を使用することができる。1つの例示的な例として、オペレータは、オブジェクト204、オブジェクト504、およびオブジェクト604のサイズを使用して、連想メモリの各より新しい版に伴ってより少数のデータが名詞として分類されていることを判定することができる。
【0087】
本明細書で説明する有利な実施形態は、航空機イメージ、航空機識別番号、および類似物など、航空機に関する情報に言及するが、有利な実施形態は、これらの例、任意の種類のイメージ、または任意の特定の種類のデータに限定されない。有利な実施形態を使用して、連想メモリ内の、任意のデータ、データのタイプ、またはデータの分布を表すことができる。本明細書および図面に示された特定の実施形態は、例としてのみ提示され、これらの例は、必ずしも請求される発明を限定しない。
【0088】
ここで図7を参照すると、有利な実施形態によるもう1つの連想メモリ内の内容のディスプレイの図が示されている。この例示的な例では、ディスプレイ700を、図1のディスプレイ142の一実施態様の例とすることができる。この例示的な例では、連想メモリの内容702を、ディスプレイ700内に表示することができる。
【0089】
図示されているように、オブジェクト704、706、708、710、712、714、716、および718をディスプレイ700内に表示することができる。オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716は、図1のデータの第1グループ154など、第1タイプの内容のデータの第1グループを表すことができる。内容のこの第1タイプを、たとえば名詞とすることができる。オブジェクト718は、図1のデータの第2グループ156など、第2タイプの内容のデータの第2グループを表すことができる。内容のこの第2タイプを、通し番号とすることができる。
【0090】
図示されているように、オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716のそれぞれを、同一のクロスハッチングを用いて表示することができる。オペレータは、これらのオブジェクトを見、これらのオブジェクトに使用される同一のクロスハッチングパターンに基づいて、これらのオブジェクトが同一タイプの内容を表すと結論することができる。さらに、オペレータは、オブジェクト718が、オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716によって表される内容のタイプとは異なるタイプの内容を表すと結論することができる。
【0091】
この例示的な例では、オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716のそれぞれが、名詞の異なるサブタイプを表すことができる。具体的には、これらのオブジェクトのそれぞれは、データのグループ内の名詞のうちで、オブジェクト上に表示された対応する文字から始まる部分を表すことができる。
【0092】
さらに、オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716のサイズは、名詞の各サブタイプのデータの出現の回数を表すことができる。この例示的な例では、オペレータは、ディスプレイ700内に表示されたオブジェクト704、706、708、710、712、714、716、および718のうちのいずれか1つを選択して、そのオブジェクトに関する追加情報を見ることができる。
【0093】
ここで図8を参照すると、有利な実施形態による連想メモリ内の内容のもう1つのディスプレイの図が示されている。この例示的な例では、ディスプレイ800を、図1のビジュアライザ140が図7に表示された内容702に関する追加情報を表示できる1つの形の例とすることができる。
【0094】
図示されているように、ラベル802およびラベル804を表示することができる。ラベル802は、ラベル802によって識別されるグループがオブジェクト704、706、708、710、712、714、および716によって表されることを示す、図7のオブジェクト704、706、708、710、712、714、および716と同一のクロスハッチングを有することができる。さらに、ラベル804は、ラベル804によって識別されるグループがオブジェクト718によって表されることを示す、図7のオブジェクト718と同一のクロスハッチングを有することができる。
【0095】
この例示的な例では、サブタイプ情報808を、ラベル802の下に表示することができる。サブタイプ情報808は、オブジェクト704、706、708、710、712、714、および716によって表される名詞の異なるサブタイプならびに異なるサブタイプのデータの出現の回数を識別することができる。
【0096】
ここで図9を参照すると、有利な実施形態による連想メモリ内の内容のディスプレイの図が示されている。この例示的な例では、ディスプレイ900を、図1のディスプレイ142の一実施態様の例とすることができる。図示されているように、オブジェクト902を、さまざまなタイプのグラフィカルインジケータを使用してディスプレイ900内に表示することができる。これらのグラフィカルインジケータは、サイズ、形状、および色を含むことができる。これらの異なるグラフィカルインジケータは、オブジェクトのそれぞれによって表されるグループに関する異なるタイプの情報を提供することができる。
【0097】
それぞれ図2、3、4、5、6、7、8、および9のディスプレイ200、300、400、500、600、700、800、および900の図は、有利な実施形態を実施できる形に対する物理的限定またはアーキテクチャ的限定を暗示することを意図されたものではない。たとえば、いくつかの例示的な例で、図3のディスプレイ300および図4のディスプレイ400を、グラフィカルユーザインターフェース内の同一のディスプレイ内で一緒に視覚的に提示することができる。もう1つの例として、図3のディスプレイ300および図4のディスプレイ400を、図2のディスプレイ200内にウィンドウとして表示することができる。
【0098】
ここで図10に移ると、有利な実施形態による連想メモリの内容を妥当性検査するプロセスの図が示されている。図10に示されたプロセスを、図1のメモリ管理システム102を使用して実施することができる。本明細書で使用される時に、用語「メモリ管理システム」は、図1のメモリ管理システム102に限定される必要があるのではなく、本明細書で説明する動作をもたらすために非一時的コンピュータ可読媒体と一緒に使用される任意のプロセッサまたはプロセッサのセットを含むこともできる。
【0099】
さらに、図10に示されたプロセスを、図12のプロセッサユニット1204などであるがこれに限定されない、おそらくはネットワーク化された環境または分散環境内の、1つまたは複数のプロセッサを使用して実施することができる。この形で、図10に示されたプロセスを、ソフトウェア、ハードウェア、またはその組合せを使用して実施することができるが、具体的には、連想メモリに関連して使用することができる。
【0100】
さらに、図10の動作のうちの1つまたは複数が、メモリ管理システムによって実行されるものとして説明される場合があるが、下で説明する動作のうちの1つまたは複数を、図1のいくつかの連想メモリ104のうちの1つなどの連想メモリによって実行することができる。さらに、動作のうちの1つまたは複数を、図1のメモリビルダ112、図1のメモリビルダ112内のアナライザ118、図1のメモリビルダ112内のパーサ120、図1のビジュアライザ140、図1のデータマネージャ172、図12のデータ処理システム1200、または任意の適切なソフトウェアコンポーネント、ハードウェアコンポーネント、もしくはその組合せによって実行することができる。
【0101】
このプロセスは、メモリ管理システムが、摂取される複数のデータを連想メモリに受け取ること(動作1000)によって開始することができる。その後、メモリ管理システムは、複数のデータに存在する内容の複数のタイプに従って、複数のデータをデータのグループに解析することができる(動作1002)。具体的には、動作1002を、複数のデータに繰り返して出現するものとして識別されるパターンを使用して実行することができる。
【0102】
その後、データのグループを連想メモリに摂取することができる(動作1004)。連想メモリは、連想メモリに摂取された複数のデータの間に形成される複数の連想を含むこともできる。さらに、この例示的な例では、連想メモリを、複数のデータの間の直接関係および間接関係からなるグループから選択された少なくとも1つの関係に基づいて照会されるように構成することができる。さらに、連想メモリは、複数のデータが、複数のデータのアドレスによってアクセスされるように構成されるのではなく、内容によってアクセスされるように構成されるメモリ編成を有する内容アドレス可能構造を含むことができる。
【0103】
その後、メモリ管理システムは、データの第1グループおよびデータの第2グループをグラフィカル表現で通信することができ(動作1006)、このプロセスは、その後に終了する。動作1006では、データの第1グループおよびデータの第2グループを、図1のグラフィカルユーザインターフェース144内のディスプレイ142内など、グラフィカルユーザインターフェース内のディスプレイ内に視覚的に提示することができる。
【0104】
ここで図11を参照すると、有利な実施形態による連想メモリ内の内容を妥当性検査するプロセスの図が示されている。図11に示されたプロセスを、図1のメモリ管理システム102内の異なるコンポーネントを使用して実施することができる。具体的には、このプロセスを、図1のメモリビルダ112内のアナライザ118、図1のメモリビルダ112内のパーサ120、図1のビジュアライザ140、および図1の連想メモリ106を使用して実施することができる。
【0105】
さらに、図11に示された異なる動作を、本明細書で説明する動作をもたらすために非一時的コンピュータ可読媒体と一緒に使用される任意のプロセッサまたはプロセッサのセットを使用して実行することができる。図11に示されたプロセスを、図12のプロセッサユニット1204などであるがこれに限定されない、おそらくはネットワーク化された環境または分散環境内の、1つまたは複数のプロセッサを使用して実施することができる。この形で、図11に示されたプロセスを、ソフトウェア、ハードウェア、またはその組合せを使用して実施することができるが、具体的には、連想メモリに関連して使用することができる。
【0106】
このプロセスは、メモリビルダ内のアナライザがソースからデータを受け取ること(動作1100)によって開始することができる。次に、アナライザは、選択されたデータを形成するために、データ内のエンティティ、属性、および/または関係を選択することができる(動作1102)。その後、アナライザは、選択されたデータ全体で繰り返して出現するパターンを識別することができる(動作1104)。
【0107】
メモリビルダ内のパーサは、アナライザによって識別されたパターンに基づいて、選択されたデータを分類する正規表現タグ付け機能を生成することができる(動作1106)。その後、パーサは、正規表現タグ付け機能を使用して、選択されたデータをデータのグループに解析することができる(動作1108)。
【0108】
その後、連想メモリは、データのグループを摂取し、データのグループ内のデータの間の連想を形成することができる(動作1110)。動作1110では、連想を、メモリビルダ内のアナライザおよび/またはパーサによって識別された連想に基づいて形成することができる。いくつかの場合に、連想を、連想メモリによって認識された関係に基づいて形成することができる。たとえば、連想メモリを、データの間の関係を学習し、識別するように構成することができる。
【0109】
その後、ビジュアライザは、グラフィカルインジケータを使用してグラフィカルユーザインターフェース内のディスプレイ内にデータのグループのグラフィカル表現を視覚的に提示することができ(動作1112)、このプロセスは、その後に終了する。グラフィカルインジケータは、オペレータが、データのグループに関する情報をたやすく識別するためにグラフィカル表現を見ることを可能にすることができる。この形で、オペレータは、連想メモリの内容を評価し、内容を妥当性検査することができるものとすることができる。
【0110】
異なる図示された実施形態の流れ図およびブロック図は、有利な実施形態の装置および方法のいくつかの可能な実施態様のアーキテクチャ、機能性、および動作を示す。これに関して、流れ図またはブロック図の各ブロックは、モジュール、セグメント、機能、および/または動作もしくはステップの一部を表すことができる。たとえば、ブロックのうちの1つまたは複数を、プログラムコードとして、ハードウェアで、またはプログラムコードおよびハードウェアの組合せで実施することができる。ハードウェアで実施される時に、そのハードウェアは、たとえば、流れ図またはブロック図の1つまたは複数の動作を実行するように製造されまたは構成された集積回路の形をとることができる。
【0111】
有利な実施形態のいくつかの代替実施態様では、ブロック内に示された1つまたは複数の機能が、図面に示された順序から外れて発生することができる。たとえば、いくつかの場合に、用いられる機能性に応じて、連続して示された2つのブロックを実質的に同時に実行することができ、あるいは、時には、これらのブロックを逆の順序で実行することができる。また、他のブロックを、流れ図またはブロック図の示されたブロックに加えて追加することができる。
【0112】
ここで図12に移ると、有利な実施形態によるデータ処理システムの図が示されている。この例示的な例では、データ処理システム1200を使用して、図1のメモリ管理システム102において1つまたは複数のコンピュータを実装することができる。データ処理システム1200は、プロセッサユニット1204の間の通信を提供する通信ファブリック1202、メモリ1206、永続ストレージ1208、通信ユニット1210、入出力(I/O)ユニット1212、ディスプレイ1214、および連想メモリ1215を含む。この例示的な例では、図1のいくつかの連想メモリ104のうちの1つまたは複数を、連想メモリ1215を使用して実施することができる。
【0113】
プロセッサユニット1204は、メモリ1206にロードできるソフトウェアの命令を実行するように働く。プロセッサユニット1204は、特定の実施態様に応じて、いくつかのプロセッサ、マルチプロセッサコア、またはある他のタイプのプロセッサとすることができる。「いくつかの」は、項目を参照して本明細書で使用される時に、1つまたは複数の項目を意味することができる。さらに、プロセッサユニット1204を、メインプロセッサが単一チップ上に副プロセッサと共に存在するいくつかの異種プロセッサシステムを使用して実施することができる。もう1つの例示的な例として、プロセッサユニット1204を、同一タイプの複数のプロセッサを含む対称型マルチプロセッサシステムとすることができる。
【0114】
メモリ1206および永続ストレージ1208は、ストレージデバイス1216の例である。ストレージデバイスは、たとえば、限定なしに、一時ベースおよび/または永続ベースのいずれかで、データ、機能する形のプログラムコード、および/または他の適切な情報などの情報を格納できる任意のハードウェアである。ストレージデバイス1216を、これらの例でコンピュータ可読ストレージデバイスと称する場合もある。メモリ1206を、これらの例で、たとえば、ランダムアクセスメモリまたは任意の他の適切な揮発性ストレージデバイスもしくは不揮発性ストレージデバイスとすることができる。永続ストレージ1208は、特定の実施態様に応じて、さまざまな形をとることができる。
【0115】
たとえば、永続ストレージ1208は、1つまたは複数のコンポーネントまたはデバイスを含むことができる。たとえば、永続ストレージ1208を、ハードドライブ、フラッシュメモリ、書換可能光学ディスク、書換可能磁気テープ、または上記のある組合せとすることができる。永続ストレージ1208によって使用される媒体を、リムーバブルとすることもできる。たとえば、リムーバブルハードドライブを、永続ストレージ1208に使用することができる。
【0116】
通信ユニット1210は、これらの例で、他のデータ処理システムまたはデータ処理デバイスとの通信を提供する。これらの例で、通信ユニット1210は、ネットワークインターフェースカードである。通信ユニット1210は、物理通信リンクまたは無線通信リンクのいずれかまたは両方の使用を介する通信を提供することができる。
【0117】
入出力ユニット1212は、データ処理システム1200に接続できる他のデバイスとのデータの入力および出力を可能にする。たとえば、入出力ユニット1212は、キーボード、マウス、および/またはある他の適切な入力デバイスを介するユーザ入力用の接続を提供することができる。さらに、入出力ユニット1212は、出力をプリンタに送ることができる。ディスプレイ1214は、ユーザに情報を表示する機構を提供する。
【0118】
オペレーティングシステム、アプリケーション、および/またはプログラムの命令を、ストレージデバイス1216に配置することができ、ストレージデバイス1216は、通信ファブリック1202を介してプロセッサユニット1204と通信している。これらの例示的な例では、命令は、永続ストレージ1208上で機能する形になっている。これらの命令を、プロセッサユニット1204による実行のためにメモリ1206にロードすることができる。異なる実施形態のプロセスを、メモリ1206などのメモリに配置できるコンピュータ実施された命令を使用してプロセッサユニット1204によって実行することができる。
【0119】
これらの命令を、プロセッサユニット1204内のプロセッサによって読み取り、実行することのできる、プログラムコード、コンピュータ使用可能プログラムコード、またはコンピュータ可読プログラムコードと称する。異なる実施形態のプログラムコードを、メモリ1206または永続ストレージ1208など、異なる物理記憶媒体またはコンピュータ可読記憶媒体上で実施することができる。
【0120】
プログラムコード1218は、選択的に取り外し可能であるコンピュータ可読媒体1220上に機能する形で配置され、プロセッサユニット1204による実行のためにデータ処理システム1200にロードしまたは転送することができる。プログラムコード1218およびコンピュータ可読媒体1220は、これらの例でコンピュータプログラム製品1222を形成する。一例では、コンピュータ可読媒体1220を、コンピュータ可読記憶媒体1224またはコンピュータ可読信号媒体1226とすることができる。
【0121】
コンピュータ可読記憶媒体1224は、たとえば、永続ストレージ1208の一部であるハードドライブなどの記憶デバイスへの転送のために永続ストレージ1208の一部であるドライブまたは他のデバイスに挿入されまたは配置される光学ディスクまたは磁気ディスクを含むことができる。
【0122】
コンピュータ可読記憶媒体1224は、データ処理システム1200に接続された、ハードドライブ、サムドライブ、またはフラッシュメモリなどの永続ストレージの形をとることもできる。いくつかの実例では、コンピュータ可読記憶媒体1224が、データ処理システム1200から取り外し可能ではない場合がある。これらの例では、コンピュータ可読記憶媒体1224は、プログラムコード1218を伝搬させまたは伝送する媒体ではなく、プログラムコード1218を格納するのに使用される物理ストレージデバイスまたは有形のストレージデバイスである。コンピュータ可読記憶媒体1224を、コンピュータ可読有形ストレージデバイスまたはコンピュータ可読物理ストレージデバイスとも称する。言い換えると、コンピュータ可読記憶媒体1224は、人が触れることのできる媒体である。
【0123】
代替案では、プログラムコード1218を、コンピュータ可読信号媒体1226を使用してデータ処理システム1200に転送することができる。コンピュータ可読信号媒体1226は、たとえば、プログラムコード1218を含む伝搬される信号とすることができる。たとえば、コンピュータ可読信号媒体1226を、電磁信号、光信号、および/または任意の他の適切なタイプの信号とすることができる。これらの信号を、無線通信リンク、光ファイバケーブル、同軸ケーブル、ワイヤ、および/または任意の他の適切なタイプの通信リンクなどの通信リンクを介して伝送することができる。言い換えると、通信リンクおよび/または接続を、例示的な例で物理的または無線とすることができる。
【0124】
いくつかの有利な実施形態では、プログラムコード1218を、データ処理システム1200内での使用のためにコンピュータ可読信号媒体1226を介して別のデバイスまたはデータ処理システムから永続ストレージ1208へ、ネットワークを介してダウンロードすることができる。たとえば、サーバデータ処理システム内のコンピュータ可読記憶媒体に格納されたプログラムコードを、サーバからネットワークを介してデータ処理システム1200にダウンロードすることができる。プログラムコード1218を提供するデータ処理システムを、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、またはプログラムコード1218を格納し、伝送することのできるある他のデバイスとすることができる。
【0125】
データ処理システム1200について図示された異なるコンポーネントは、異なる実施形態を実施できる形に対しアーキテクチャ的限定を与えることを意図されたものではない。異なる有利な実施形態を、データ処理システム1200について図示されたコンポーネントに加えてまたはその代わりにコンポーネントを含むデータ処理システム内で実施することができる。図12に示された他のコンポーネントを、図示の例示的な例から変更することができる。異なる実施形態を、プログラムコードを実行できる任意のハードウェアデバイスまたはシステムを使用して実施することができる。一例として、データ処理システムは、無機コンポーネントと一体化された有機コンポーネントを含むことができ、かつ/または、データ処理システムを、人間を除く有機コンポーネントだけから構成することができる。たとえば、ストレージデバイスを、有機半導体から構成することができる。
【0126】
もう1つの例示的な例では、プロセッサユニット1204は、特定の使用のために製造されまたは構成された回路を有するハードウェアユニットの形をとることができる。このタイプのハードウェアは、動作を実行するように構成されるために、プログラムコードがストレージデバイスからメモリにロードされることを必要とせずに、動作を実行することができる。
【0127】
たとえば、プロセッサユニット1204が、ハードウェアユニットの形をとる時に、プロセッサユニット1204を、回路システム、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス、またはいくつかの動作を実行するように構成されたある他の適切なタイプのハードウェアとすることができる。プログラマブル論理デバイスを用いて、デバイスを、いくつかの動作を実行するように構成することができる。デバイスを、後刻に再構成することができ、あるいは、いくつかの動作を実行するように永久的に構成することができる。プログラマブル論理デバイスの例は、たとえば、プログラマブル論理アレイ、プログラマブルアレイロジック、フィールドプログラマブル論理アレイ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、および他の適切なハードウェアデバイスを含む。このタイプの実施態様を用いると、異なる実施形態のプロセスがハードウェアユニット内で実施されるので、プログラムコード1218を省略することができる。
【0128】
もう1つの例示的な例では、プロセッサユニット1204を、コンピュータ内に見られるプロセッサおよびハードウェアユニットの組合せを使用して実施することができる。プロセッサユニット1204は、いくつかのハードウェアユニットと、プログラムコード1218を実行するように構成されたいくつかのプロセッサとを有することができる。この示された例を用いると、プロセスの一部を、いくつかのハードウェアユニットで実施することができ、他のプロセスを、いくつかのプロセッサで実施することができる。
【0129】
もう1つの例では、バスシステムを、通信ファブリック1202を実施するのに使用することができ、システムバスまたは入出力バスなど、1つまたは複数のバスから構成することができる。もちろん、バスシステムを、バスシステムに接続された異なるコンポーネントまたはデバイスの間でのデータの転送を提供する任意の適切なタイプのアーキテクチャを使用して実施することができる。
【0130】
さらに、通信ユニットは、データを送信し、データを受信し、またはデータを送信しかつ受信する、いくつかのデバイスを含むことができる。通信ユニットを、たとえば、モデムもしくはネットワークアダプタ、2つのネットワークアダプタ、またはそのある組合せとすることができる。さらに、メモリを、たとえば、メモリ1206、または、通信ファブリック1202内に存在することができるインターフェースおよびメモリコントローラハブ内に見られるものなどのキャッシュとすることができる。
【0131】
したがって、異なる有利な実施形態は、連想メモリの内容を視覚的に評価する方法および装置を提供する。具体的には、異なる有利な実施形態は、分析者が連想メモリ内のデータの分類の不整合性を素早く識別することを可能にするシステムを提供する。
【0132】
たとえば、1つの有利な実施形態では、内容を妥当性検査する方法が提供される。複数のデータが、連想メモリに摂取される。連想メモリは、複数のデータの間の複数の連想を形成する。連想メモリは、複数のデータの間の直接関係および間接関係からなる群から選択された少なくとも1つの関係に基づいて照会されるように構成される。連想メモリは、内容アドレス可能構造を含み、内容アドレス可能構造は、複数のデータが、複数のデータのアドレスによってアクセスされるように構成されるのではなく内容によってアクセスされるように構成されるメモリ編成を含む。複数のデータが、複数のデータ内に存在する内容の複数のタイプに従って少なくともデータの第1グループおよびデータの第2グループに解析される。データの第1グループおよびデータの第2グループが、グラフィカル表現で通信される。
【0133】
異なる有利な実施形態の説明は、例示および説明のために提示されたものであって、網羅的であることまたは開示された形態に実施形態を限定することは意図されていない。多数の修正形態および変形形態が、当業者に明白であろう。
【0134】
本明細書で説明された有利な実施形態は、航空機イメージ、航空機識別番号、および類似物など、航空機に関する情報に言及するが、有利な実施形態は、これらの例、すべての種類のイメージ、または任意の特定の種類のデータに限定されない。有利な実施形態を使用して、連想メモリ内の、任意のデータ、データのタイプ、またはデータの分布を表すことができる。本明細書および図面に示された特定の実施形態は、例としてのみ提示され、これらの例は、必ずしも請求される発明を限定しない。
【0135】
さらに、異なる有利な実施形態は、他の有利な実施形態と比較して、異なる利点を提供することができる。選択された1つまたは複数の実施形態は、実施形態の原理および実用的応用例を最もよく説明し、当業者が企図される特定の使用に適するさまざまな変更と共にさまざまな実施形態の開示を理解することを可能にするために選択され、説明されたものである。
【符号の説明】
【0136】
100 メモリ評価環境
102 メモリ管理システム
104 いくつかの連想メモリ
106 連想メモリ
108 複数のデータ
110 複数の連想
112 メモリビルダ
114 データ
116 ソース
118 アナライザ
120 パーサ
122 エンティティ
124 属性
126 関係
128 選択されたデータ
130 パターン
132 データスキーマ
134 グループ化機能
136 正規表現タグ付け機能
138 データのグループ
140 ビジュアライザ
142 ディスプレイ
144 グラフィカルユーザインターフェース
146 グラフィカルインジケータ
148 色
150 サイズ
152 幾何形状
153 オブジェクト
154 データの第1グループ
155 第1タイプの内容
156 データの第2グループ
157 第2タイプの内容
158 幾何オブジェクトの第1セット
160 第1色
162 幾何オブジェクトの第2セット
164 第2色
166 第1幾何オブジェクト
167 第1サブタイプ
168 第2幾何オブジェクト
169 第2サブタイプ
170 ディスプレイシステム
172 データマネージャ
200 ディスプレイ
202 内容
204 オブジェクト
206 オブジェクト
208 オブジェクト
210 オブジェクト
212 オブジェクト
214 オブジェクト
300 ディスプレイ
302 グループ情報
304 サブタイプ情報
306 サブタイプ
308 サブタイプ
310 サブタイプ
312 サブタイプ
400 ディスプレイ
402 サブタイプ内容
404 出現
406 出現
408 出現
410 出現
412 出現
414 出現
500 ディスプレイ
502 内容
504 オブジェクト
506 オブジェクト
508 オブジェクト
510 オブジェクト
512 オブジェクト
514 オブジェクト
516 オブジェクト
518 オブジェクト
520 オブジェクト
600 ディスプレイ
602 内容
604 オブジェクト
606 オブジェクト
608 オブジェクト
610 オブジェクト
612 オブジェクト
614 オブジェクト
616 オブジェクト
618 オブジェクト
620 オブジェクトのセット
622 オブジェクトのセット
700 ディスプレイ
702 内容
704 オブジェクト
706 オブジェクト
708 オブジェクト
710 オブジェクト
712 オブジェクト
714 オブジェクト
716 オブジェクト
718 オブジェクト
800 ディスプレイ
802 ラベル
804 ラベル
808 サブタイプ情報
900 ディスプレイ
902 オブジェクト
1000 動作
1002 動作
1004 動作
1006 動作
1100 動作
1102 動作
1104 動作
1106 動作
1108 動作
1110 動作
1112 動作
1200 データ処理システム
1202 通信ファブリック
1204 プロセッサユニット
1206 メモリ
1208 永続ストレージ
1210 通信ユニット
1212 入出力(I/O)ユニット
1214 ディスプレイ
1215 連想メモリ
1216 ストレージデバイス
1218 プログラムコード
1220 コンピュータ可読媒体
1222 コンピュータプログラム製品
1224 コンピュータ可読記憶媒体
1226 コンピュータ可読信号媒体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内容を妥当性検査する装置であって、
複数のデータおよび前記複数のデータの間の複数の連想を含む連想メモリであって、
前記連想メモリは、前記複数のデータの間の直接関係および間接関係からなる群から選択された少なくとも1つの関係に基づいて照会されるように構成され、
前記連想メモリは、内容アドレス可能構造を含み、前記内容アドレス可能構造は、前記複数のデータが前記複数のデータのアドレスによってアクセスされるように構成されるのではなく前記内容によってアクセスされるように構成されるメモリ編成を含む
連想メモリと、
前記連想メモリと通信しているパーサであって、
前記パーサは、前記複数のデータを少なくともデータの第1グループおよびデータの第2グループに解析するように構成され、
前記パーサは、前記複数のデータ内に存在する内容の複数のタイプに従って前記複数のデータを解析する
パーサと、
データの前記第1グループおよびデータの前記第2グループをグラフィカル表現で通信するように構成されたビジュアライザと
を含む装置。
【請求項2】
前記連想メモリは、圧縮されたデータ、暗号化されたデータ、および圧縮と暗号化との両方を受けたデータのうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記パーサは、データストリームへの前記複数のデータの圧縮解除および暗号化解除のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記パーサは、前記データストリームを前記少なくともデータの前記第1グループおよびデータの前記第2グループにさらに解析するようにさらに構成される、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
データの前記第1グループは、第1タイプの内容を含み、データの前記第2グループは、第2タイプの内容を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記複数のデータは、自由テキストデータを含み、前記第1タイプの内容は、前記自由テキストデータ内に存在する名詞を含み、前記第2タイプの内容は、前記自由テキストデータ内に存在する離散数を含む、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記ビジュアライザは、前記第1タイプの内容を表す第1色を有する幾何オブジェクトの第1セットとしてデータの前記第1グループをディスプレイ上で視覚的に表し、前記第2タイプの内容を表す第2色を有する幾何オブジェクトの第2セットとしてデータの前記第2グループを表示するように構成される、請求項5に記載の装置。
【請求項8】
幾何オブジェクトの前記第1セットの第1幾何オブジェクトは、前記第1タイプの内容の第1サブタイプを表し、幾何オブジェクトの前記第2セットの第2幾何オブジェクトは、前記第2タイプの内容の第2サブタイプを表す、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記ビジュアライザは、前記複数のデータ内の前記第1タイプの内容の前記第1サブタイプの出現の第1の回数に比例する第1サイズを有する前記第1幾何オブジェクトを前記ディスプレイ上で視覚的に提示し、前記複数のデータ内の前記第2タイプの内容の前記第2サブタイプの出現の第2の回数に比例する第2サイズを有する前記第2幾何オブジェクトを表示するようにさらに構成される、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
幾何オブジェクトの前記第1セットの第1幾何オブジェクトの前記第1色は、第1輝度を有し、前記第1輝度は、前記第1タイプの内容の第1サブタイプを表し、
幾何オブジェクトの前記第2セットの第2幾何オブジェクトの前記第2色は、第2輝度を有し、前記第2輝度は、前記第2タイプの内容の第2サブタイプを表す、請求項7に記載の装置。
【請求項11】
幾何オブジェクトの前記第1セットの第1幾何オブジェクトは、第1形状を有し、前記第1形状は、データの前記第1グループに関する第1情報を表し、
幾何オブジェクトの前記第2セットの第2幾何オブジェクトは、第2形状を有し、前記第2形状は、データの前記第2グループに関する第2情報を表す、請求項7に記載の装置。
【請求項12】
前記ビジュアライザと通信しているデータマネージャであって、前記グラフィカル表現を操作し、データの前記第1グループの第1副分割およびデータの前記第2グループの第2副分割としての前記ビジュアライザへの再通信のためにデータの前記第1グループおよびデータの前記第2グループを再解析するように構成されるデータマネージャをさらに含む、請求項1に記載の装置。
【請求項13】
内容を妥当性検査する方法であって、
複数のデータ内に存在する内容の複数のタイプに従って前記複数のデータを少なくともデータの第1グループおよびデータの第2グループに解析することと、
前記複数のデータを連想メモリに摂取することであって、前記連想メモリは、前記複数のデータの間の複数の連想を形成し、
前記連想メモリは、前記複数のデータの間の直接関係および間接関係からなる群から選択された少なくとも1つの関係に基づいて照会されるように構成され、
前記連想メモリは、内容アドレス可能構造を含み、前記内容アドレス可能構造は、前記複数のデータが、前記複数のデータのアドレスによってアクセスされるように構成されるのではなく前記内容によってアクセスされるように構成されるメモリ編成を含む
摂取することと、
データの前記第1グループおよびデータの前記第2グループをグラフィカル表現で通信することと
を含み、前記複数のデータ内に存在する内容の前記複数のタイプに従って前記複数のデータを前記少なくともデータの前記第1グループおよびデータの前記第2グループに解析することは、
前記複数のデータを前記少なくともデータの前記第1グループおよびデータの前記第2グループに解析する複数の式を生成することであって、前記複数の式は、内容の前記複数のタイプに対応する複数のパターンに基づいて、前記少なくともデータの前記第1グループおよびデータの前記第2グループへの配置のために前記複数のデータ内のデータを選択するように構成される、生成することと、
前記複数の式を使用して、前記複数のデータ内に存在する内容の前記複数のタイプに従って前記複数のデータを前記少なくともデータの前記第1グループおよびデータの前記第2グループに解析することと
を含む、方法。
【請求項14】
データの前記第1グループおよびデータの前記第2グループの前記グラフィカル表現を使用して、データの前記第1グループ内の第1データが、データの前記第1グループに属するかどうかを判定することと、
データの前記第1グループおよびデータの前記第2グループの前記グラフィカル表現を使用して、データの前記第2グループ内の第2データが、データの前記第2グループに属するかどうかを判定することと、
データの前記第1グループ内の前記第1データおよびデータの前記第2グループ内の前記第2データのうちの少なくとも1つの一部がそれぞれデータの前記第1グループおよびデータの前記第2グループに属さない時に、前記複数のデータを解析する前記複数の式を調整することと
をさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
データストリームへの前記複数のデータの圧縮解除および暗号化解除のうちの少なくとも1つを実行することをさらに含み、
解析することが、前記データストリームを前記少なくともデータの前記第1グループおよびデータの前記第2グループに解析することをさらに含み、データの前記第1グループは、第1タイプの内容を含み、データの前記第2グループは、第2タイプの内容を含む、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
ビジュアライザと通信しているデータマネージャによって、前記グラフィカル表現を操作することと、
前記データマネージャによって、データの前記第1グループの第1副分割およびデータの前記第2グループの第2副分割としての前記ビジュアライザへの再通信のためにデータの前記第1グループおよびデータの前記第2グループを再解析することと
をさらに含む、請求項13に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2013−101597(P2013−101597A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−213883(P2012−213883)
【出願日】平成24年9月27日(2012.9.27)
【出願人】(500520743)ザ・ボーイング・カンパニー (773)
【氏名又は名称原語表記】The Boeing Company