連結具
【解決手段】
扁平状の基材１の片面にホットメルト接着剤層２を備えている。
【効果】
長尺状部材であるゴム紐３の両端にこの連結具Ａを作用させ、アイロンその他の熱でホットメルト接着剤２を溶融させる。すると、本連結具Ａを介してゴム紐３の両端を互いに接続することができ、極めて簡単にゴム紐３をループ状に連結することができる。ゴム紐３を下着の胴回りの孔に通した後前記の作業を行うだけで、極めて簡単にゴム紐３をループ状に連結することができ、下着に簡単に装着できる。この場合において、ゴム紐３が接続された部分は両端を結んだ場合に比べて段差がないので、下着着用時の違和感もない。
扁平状の基材１の片面にホットメルト接着剤層２を備えている。
【効果】
長尺状部材であるゴム紐３の両端にこの連結具Ａを作用させ、アイロンその他の熱でホットメルト接着剤２を溶融させる。すると、本連結具Ａを介してゴム紐３の両端を互いに接続することができ、極めて簡単にゴム紐３をループ状に連結することができる。ゴム紐３を下着の胴回りの孔に通した後前記の作業を行うだけで、極めて簡単にゴム紐３をループ状に連結することができ、下着に簡単に装着できる。この場合において、ゴム紐３が接続された部分は両端を結んだ場合に比べて段差がないので、下着着用時の違和感もない。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ゴム紐のような長尺状部材の両端に作用してそれを互いに接続し、ループ状に連結するための部材に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
ゴム紐のような長尺状部材をループ状に連結するには、通常、その両端を結ぶか、縫い付けるか、連結金具を用いるのが普通である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、長尺状部材の両端を結ぶと結び目で段差が生じるから、この長尺状部材がゴム紐の場合を例に挙げれば、下着の胴回りの細い孔にそれを通しにくい。また、長尺状部材の両端を縫い付ける場合には、針と糸がいるのみならず、縫い合わせの作業が必要である。さらに、連結金具を用いて長尺状部材の両端を連結した場合には、この長尺状部材がゴム紐の場合を例に挙げれば、下着の胴回りの孔に通して用いたとき、着用時の違和感がある。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明はこのような欠点を解消することを目的とするものであって、扁平状の基材１の片面にホットメルト接着剤層２を備えたものである。長尺状部材３の両端にこの連結具Ａを作用させ、アイロンその他の熱でホットメルト接着剤を溶融させると、本連結具Ａを介して長尺状部材３の両端を互いに接続することができ、極めて簡単に長尺状部材３をループ状に連結することができる。
【０００５】
したがって、この長尺状部材３がゴム紐の場合を例に挙げれば、それを下着の胴回りの孔に通した後前記の作業を行うだけで、極めて簡単に長尺状部材３をループ状に連結することができ、下着に簡単に装着できる。この場合において、長尺状部材３が接続された部分は両端を結んだ場合に比べて段差がないので、下着着用時の違和感もない。
【発明の効果】
【０００６】
本発明の連結具を用いた場合には、長尺状部材３の両端を極めて簡単に接続して極めて簡単に長尺状部材３をループ状に連結することができるから、それがゴム紐の場合であれば下着に簡単に装着でき、しかも、長尺状部材３が接続された部分は両端を結んだ場合に比べて段差がないので、下着着用時の違和感もない。また、長尺状部材３がリボンのような装飾用の部材であれば、それを極めて簡単にループ状に連結して被装着物に飾り付けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
本発明の好ましい実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図１に、本発明の連結具の一例を示す。この連結具Ａは、扁平状の基材１の片面にホットメルト接着剤層２を備えている。扁平状の基材１は、不織布、織物、ポリエチレンその他のものからなる合成樹脂などを用いることができる。その材質は問わないが、少なくとも長尺状部材３の両端を互いに接続して長尺状部材３をループ状に連結することが出来るだけの強度を備えておれば良い。また、ここでは、扁平状の基材１の形状を最も簡単な方形状にした場合を例示したが、楕円その他様々な形にすることもできる。さらに、基材１の幅はループ状に連結すべき長尺状部材３の幅としておくことが望ましい。
【０００８】
図２(a)に示すように、長尺状部材３の両端にこの連結具Ａを作用させ、アイロンその他の熱でホットメルト接着剤を溶融させると、同図(b)に示すように、本連結具Ａを介して長尺状部材３の両端を互いに接続することができ、極めて簡単に長尺状部材３をループ状に連結することができる。
【０００９】
長尺状部材３がゴム紐の場合を例に挙げてこの連結具Ａの機能を説明すると、そのゴム紐を下着の胴回りの孔に通した後前記の作業を行うだけで、図２(b)に示すように、極めて簡単に長尺状部材であるゴム紐をループ状に連結することができ、下着に簡単に装着できる。この場合において、長尺状部材であるゴム紐が接続された部分は両端を結んだ場合に比べて段差がないので、下着着用時の違和感もない。
【産業上の利用可能性】
【００１０】
好ましい実施の形態においては、長尺状部材３がゴム紐でそれを下着の胴回りの孔に通した後、連結具Ａを用いてゴム紐をループ状に連結し、下着に装着する場合を例に挙げて説明したが、長尺状部材３がリボンのような装飾用の部材を連結する場合にも適用することができる。そして、この場合には、リボンのような装飾用の部材を極めて簡単にループ状に連結して被装着物に飾り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明の連結具の一例を示す斜視図である。
【図２】この連結具を用いて長尺状部材であるゴム紐をループ状に連結する様子を示す斜視図で、(a)は長尺状部材であるゴム紐の一端は連結具と接続され、他端は連結具と接続されていない状態を、(b)はこの連結具を用いて長尺状部材であるゴム紐をループ状に連結した状態を示す。
【符号の説明】
【００１２】
１…基材、２…ホットメルト接着剤層、３…長尺状部材。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ゴム紐のような長尺状部材の両端に作用してそれを互いに接続し、ループ状に連結するための部材に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
ゴム紐のような長尺状部材をループ状に連結するには、通常、その両端を結ぶか、縫い付けるか、連結金具を用いるのが普通である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、長尺状部材の両端を結ぶと結び目で段差が生じるから、この長尺状部材がゴム紐の場合を例に挙げれば、下着の胴回りの細い孔にそれを通しにくい。また、長尺状部材の両端を縫い付ける場合には、針と糸がいるのみならず、縫い合わせの作業が必要である。さらに、連結金具を用いて長尺状部材の両端を連結した場合には、この長尺状部材がゴム紐の場合を例に挙げれば、下着の胴回りの孔に通して用いたとき、着用時の違和感がある。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明はこのような欠点を解消することを目的とするものであって、扁平状の基材１の片面にホットメルト接着剤層２を備えたものである。長尺状部材３の両端にこの連結具Ａを作用させ、アイロンその他の熱でホットメルト接着剤を溶融させると、本連結具Ａを介して長尺状部材３の両端を互いに接続することができ、極めて簡単に長尺状部材３をループ状に連結することができる。
【０００５】
したがって、この長尺状部材３がゴム紐の場合を例に挙げれば、それを下着の胴回りの孔に通した後前記の作業を行うだけで、極めて簡単に長尺状部材３をループ状に連結することができ、下着に簡単に装着できる。この場合において、長尺状部材３が接続された部分は両端を結んだ場合に比べて段差がないので、下着着用時の違和感もない。
【発明の効果】
【０００６】
本発明の連結具を用いた場合には、長尺状部材３の両端を極めて簡単に接続して極めて簡単に長尺状部材３をループ状に連結することができるから、それがゴム紐の場合であれば下着に簡単に装着でき、しかも、長尺状部材３が接続された部分は両端を結んだ場合に比べて段差がないので、下着着用時の違和感もない。また、長尺状部材３がリボンのような装飾用の部材であれば、それを極めて簡単にループ状に連結して被装着物に飾り付けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
本発明の好ましい実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図１に、本発明の連結具の一例を示す。この連結具Ａは、扁平状の基材１の片面にホットメルト接着剤層２を備えている。扁平状の基材１は、不織布、織物、ポリエチレンその他のものからなる合成樹脂などを用いることができる。その材質は問わないが、少なくとも長尺状部材３の両端を互いに接続して長尺状部材３をループ状に連結することが出来るだけの強度を備えておれば良い。また、ここでは、扁平状の基材１の形状を最も簡単な方形状にした場合を例示したが、楕円その他様々な形にすることもできる。さらに、基材１の幅はループ状に連結すべき長尺状部材３の幅としておくことが望ましい。
【０００８】
図２(a)に示すように、長尺状部材３の両端にこの連結具Ａを作用させ、アイロンその他の熱でホットメルト接着剤を溶融させると、同図(b)に示すように、本連結具Ａを介して長尺状部材３の両端を互いに接続することができ、極めて簡単に長尺状部材３をループ状に連結することができる。
【０００９】
長尺状部材３がゴム紐の場合を例に挙げてこの連結具Ａの機能を説明すると、そのゴム紐を下着の胴回りの孔に通した後前記の作業を行うだけで、図２(b)に示すように、極めて簡単に長尺状部材であるゴム紐をループ状に連結することができ、下着に簡単に装着できる。この場合において、長尺状部材であるゴム紐が接続された部分は両端を結んだ場合に比べて段差がないので、下着着用時の違和感もない。
【産業上の利用可能性】
【００１０】
好ましい実施の形態においては、長尺状部材３がゴム紐でそれを下着の胴回りの孔に通した後、連結具Ａを用いてゴム紐をループ状に連結し、下着に装着する場合を例に挙げて説明したが、長尺状部材３がリボンのような装飾用の部材を連結する場合にも適用することができる。そして、この場合には、リボンのような装飾用の部材を極めて簡単にループ状に連結して被装着物に飾り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明の連結具の一例を示す斜視図である。
【図２】この連結具を用いて長尺状部材であるゴム紐をループ状に連結する様子を示す斜視図で、(a)は長尺状部材であるゴム紐の一端は連結具と接続され、他端は連結具と接続されていない状態を、(b)はこの連結具を用いて長尺状部材であるゴム紐をループ状に連結した状態を示す。
【符号の説明】
【００１２】
１…基材、２…ホットメルト接着剤層、３…長尺状部材。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ゴム紐のような長尺状部材の両端に作用してそれを互いに接続し、ループ状に連結するためのものであって、扁平状の基材の片面にホットメルト接着剤層を備えたことを特徴とする連結具。
【請求項１】
ゴム紐のような長尺状部材の両端に作用してそれを互いに接続し、ループ状に連結するためのものであって、扁平状の基材の片面にホットメルト接着剤層を備えたことを特徴とする連結具。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２００６−２３８９０３（Ｐ２００６−２３８９０３Ａ）
【公開日】平成１８年９月１４日（２００６．９．１４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−５４１８８（Ｐ２００５−５４１８８）
【出願日】平成１７年２月２８日（２００５．２．２８）
【出願人】（５９２０２４０２２）八商商事株式会社 (8)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１８年９月１４日（２００６．９．１４）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年２月２８日（２００５．２．２８）
【出願人】（５９２０２４０２２）八商商事株式会社 (8)
【Ｆターム（参考）】
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