説明

遊技補助装置

【課題】長時間による遊技で、疲労感を遊技者に与えないように改善した遊技補助装置を提供する。
【解決手段】パチンコ機1の前方で設置台40の上面部41に、操作する遊技者の手を載せることが可能な卓状部31が回動可能に支持される。また、発射操作に連動して、卓状部31の回動をロックするロック機構50を備えたことにより、遊技操作時においては、遊技者の好みの位置で手を安定して保持することができる。したがって、遊技者の手の疲労を和らげ遊技を連続的に行うことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技場においてパチンコ機等の遊技機を設置する設置台に備えられる遊技補助装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般にパチンコ機等のいわゆる弾球式の遊技機においては、遊技者が遊技盤面に遊技球を発射させる操作をするための発射ハンドルが設けられている。遊技者がこの発射ハンドルを操作することで、電動式の発射装置が調整され、遊技球が任意の強さで発射される構成となっている。通常、遊技者は、遊技場の設置台に設置されたパチンコ機等の遊技機の前に座り、その姿勢で片手で球発射ハンドルを握りながら遊技を行うため、この姿勢を長時間続けると首や肩、腕などが疲労する場合が多かった。このため、遊技者によっては、集中力が低下し、遊技を充分に楽しめないといった課題があった。
【0003】
そこで、近年、こうした課題に対し、遊技中の遊技者の疲労を軽減するための種々の発明や考案が提案されている。
たとえば、特許文献1には、長時間に亘ってハンドル操作をする遊技者が快適に遊技を継続できるように、発射ハンドル近傍に遊技者の腕を支持するための操作補助アームを備えた案が提案されている。この操作補助アームは、遊技機に固定された支軸に対し、上下方向に摺動可能なスリーブを介して位置変更可能に取り付けられている。
【0004】
【特許文献1】特開2005−000513号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載される操作補助アームは、人の腕の重量程度であればこれを担持してその疲労を和らげるものの、遊技機に対しスリーブを介して片持ち状態で支持されているため、上方からの外力や衝撃に対する剛性が弱く、長期的な使用に不向きである等の課題があった。
【0006】
本発明は、こうした従来の課題に鑑みてなされたものであり、遊技者の疲労感を軽減し十分に遊技を楽しめるようにする等の、遊技機の遊技補助装置を提供することを目的としている。また、本発明は、遊技操作性を損なうことなく長期使用にも耐えうるようにした等の、遊技補助装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、遊技機を設置する設置台に備えられる遊技補助装置であって、遊技者が手を載せるための平坦な上面を有する卓状部と、前記卓状部の下面側から垂下する脚部と、前記脚部の基端部を所定の角度範囲で多面の方向に回動自在に支持する支持部と、を備えてなり、前記卓状部は、前記遊技機の操作部の下方位置に設置されることを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の遊技補助装置によれば、遊技者の手を載せる卓状部が、遊技機の操作部の下方位置で回動自在に支持されるため、遊技者は操作しやすい任意の位置で手を保持させることができるようになり、疲労が和らげられる。また、卓状部の下面から垂下する脚部を立設させた状態で設置台の支持部が支持するため、上方からの衝撃にも強い構造を有している。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技補助装置であって、前記支持部には、前記卓状部の脚部を当該回動位置に保持するロック機構が備えられ、前記操作部が操作されるに連動して前記ロック機構が前記卓状部を保持することを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の遊技補助装置によれば、遊技機の操作部が操作されるに連動してロック機構が卓状部を当該回動位置に保持するため、遊技者は、操作しやすい任意の手の位置で安定して操作でき、これにより疲労が和らげられ、遊技を連続的に行うことができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技補助装置であって、前記操作部は、遊技球を発射させる操作をするための発射ハンドルであり、前記ロック機構は、遊技球の発射に連動して前記卓状部を当該回動位置に保持することを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の遊技補助装置によれば、遊技者は操作しやすい任意の手の位置で発射操作を始めるだけで卓状部が保持されるため、疲労を感じることなく、より遊技を楽しむことができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の遊技補助装置によれば、遊技者は操作しやすい任意の手の位置で遊技機を操作できるため、疲労を蓄積することなく遊技を連続的に行うことができるようになる。また、構造上、上方からの外力や衝撃にも強く、長期使用にも耐えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機1を説明する。図1はパチンコ機1の外部構造を示す正面図、図2は、遊技者の疲労感を緩和するための遊技補助装置30が設置された状態の側面図、図3は遊技補助装置30が設置された状態を右斜め上方から見た斜視図、図8はパチンコ機1の遊技領域を示した図、図5は遊技補助装置30の断面図、図6は遊技補助装置30の動きを示した図、図7は遊技補助装置30の動きを更に示した平面図である。
【0015】
遊技機であるパチンコ機1は、操作部としての発射ハンドル70の操作による遊技球発射装置70aの作動で遊技球を遊技盤7の遊技領域7aに打ち出しつつ遊技を行うものであり、例えば始動チャッカー(始動入賞口、抽選入賞口)に遊技球が入賞することで、アタッカー(大入賞口)の開閉に関する抽選を行い、この抽選の結果が当選状態、いわゆる大当たりが発生した状態でアタッカーに入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。この大当たりには、抽選の結果に基づいて選択される「通常大当たり」や「確率変動大当たり」などの種類があり、例えば確率変動大当たりの際には、上述の始動チャッカーに入賞した際の抽選における大当たりの確立が高くなるとともに、次に大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる。
【0016】
図1に示すように、パチンコ機1は、開口部を有する枠体状の筐体2と、この筐体2に上下のヒンジ機構26a、26bを介して開閉可能に装着された前扉3とを備えており、前扉3の前面には、透明ガラス6を有するガラス枠5が開閉可能に取付けられている。透明ガラス6の奥側には遊技盤7が配置されており、ガラス枠5の上部における左側及び右側には、それぞれ演出用照明装置28が配置されている。前扉3の下部には、スピーカ(図示せず)を有する放音装置27が配置されている。
【0017】
前扉3における下部中央、すなわちガラス枠5の下方中央には、遊技球の受皿13aを有する上皿ユニット13と、遊技球の受皿15aを有する下皿ユニット15とが上下二段に設けられている。上皿ユニット13における左上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口18が設けられ、また上皿ユニット13における右上部壁面には、球貸ボタン14a及びプリペイドカード返却ボタン14bが設けられている。
【0018】
球供給口18の奥側には、上段の受皿13aに遊技球が満たされている場合に溢れた遊技球を、下段の下皿ユニット15の受皿15aに開口した球排出口19へ導く導通路(図示せず)が設けられている。上段の受皿13aで溢れた遊技球は、この導通路を経由して球排出口19から下段の受皿15aに排出される。また、下皿ユニット15には、レバー20が設けられており、このレバー20をスライドすると、受皿15aの底部分にあるスライド板21が開いて、受皿15a内の遊技球が下方に排出される。
【0019】
前扉3における下皿ユニット15の右側には、遊技者の操作に基づき遊技球発射装置70aに指令信号を出力する発射ハンドル70と、この発射ハンドル70の奥側に、遊技球を遊技盤7の遊技領域7aに向けて打ち出す遊技球発射装置70aとが設けられている。なお、下皿ユニット15の左側には、灰皿24が配置されている。
【0020】
上述の遊技盤7に形成される遊技領域7aの中央部には、遊技球ステージ10及びこのステージからの遊技球を下方の始動チャッカー12に入賞させるための球放出口10aを有するセンター飾り10bが配置され、センター飾り10bの中央部に形成された矩形状の開口には、遊技盤7裏面側に配置された図柄表示装置11が露出している。また、センター飾り10bにおける球放出口10aのやや下方には、大当たり抽選実行の契機となり得る入球が行われる上述の始動チャッカー12が配設されている。また、遊技領域7aには、センター飾り10bの左方及び右方にそれぞれ風車8が回動自在に取り付けられている。この風車8は、遊技領域7aを流下してきた遊技球が当たることで左又は右回転し、遊技球の進路を変更するものである。遊技領域7aには、センター飾り10b、始動チャッカー12、風車8の外に、多数の障害釘(図示せず)が設けられている。
【0021】
次に、発射ハンドルについて説明する。図4は実施形態による発射ハンドル70の構成を表した分解斜視図である。
発射ハンドル70は、遊技者によって回動操作される操作部71と、該操作部71を軸中心に回動操作可能に取り付ける基体72とを備えている。
【0022】
操作部71には、バネ(ねじりコイルバネ)75と、ボス76と、カバー部74とが設けられている。ボス76は、操作部71の軸穴に一体的に取り付けられる。カバー部74は、ドーム状に形成され、発射ハンドル70の最前面に位置して基体72に固定される。バネ75は、ボス76とカバー部74との間に係合しており、操作部71を反時計回り方向、すなわち非操作位置側に戻す方向に常時付勢している。
【0023】
基体72内には、ギヤ80が設けられたボリューム81と、停止スイッチ82と、検知センサ83とが収容されて設けられている。ギヤ80は、操作部71の軸であるボス76の片側に形成されたギヤ76aに噛合している。すなわち、操作部71は、ギヤ76a、100を介してボリューム81に連結しており、操作部71の回動量に応じてボリューム81内の可変抵抗が変化する。これにより、操作部71の操作入力量が電気信号に変換されて後述する球打出制御部60に伝達され、操作入力量に応じた打ち出し力で遊技球発射装置70aによる遊技球の発射が制御されるようになっている。
【0024】
検知センサ83は、静電容量センサからなり、遊技者が操作部71を把持しているか否か(握っているか否か)を検知する。検知センサ83は、検出信号を球打出制御部60に出力し、遊技者が操作部71を把持しているときだけ遊技球発射装置70aの作動が制御される。
【0025】
停止スイッチ82は、遊技球の発射を一時的に中止させるためのスイッチである。つまり、停止スイッチ82がオンされると、そのオン信号が球打出制御部60に送られ、球打出制御部60は、このオン信号の受信に応じて遊技球発射装置70aの作動を停止することで、遊技球の発射を停止させる。
【0026】
次に、パチンコ機1で遊技する遊技者の操作を補助するための遊技補助装置30の実施形態を詳細に説明する。なお、遊技場に設置されるパチンコ機1の本体は、主に図3に示されるように、島設備として遊技フロアに構築される設置台40の上面部41に載置された状態で固定されている。そして、パチンコ機1よりも前方の上面部41に本発明に関わる遊技補助装置30が設けられている。
【0027】
遊技補助装置30は、遊技中の遊技者の手を載せるための平坦な上面を有する円卓状の卓状部31を備え、卓状部31の下側面から垂下して延びる棒状の脚部32が当該卓状部31に一体的に形成されている。卓状部31における少なくとも遊技者の手が接触する部位は、例えば弾性変形可能な軟質材料によって形成されている。
【0028】
図5に詳細に示されるように、卓状部31の脚部32は、設置台40の上面部41に形成されたユニバーサル継手42を支点に、所定の立体角度範囲内で多面方向に回動可能に取り付けられている。すなわち、脚部32の基端部は、球状のボール軸33が形成され、上面部41に埋設された球面軸受43にボール軸33が嵌合している。これにより、図6及び図7に示されるように、卓状部31は、パチンコ機1の発射ハンドル70の下方位置で、且つ、脚部32の下方端である基端部を支点に全方向任意の位置に回動可能に支持されている。
【0029】
また、ユニバーサル継手42において、ボール軸33と球面軸受43との間には、例えば合成ゴムからなる密封されたチューブ部材51が介装されており、これによりロック機構50が形成されている。すなわち、ホース53を通してコンプレッサ52がチューブ部材51の内部に圧縮空気を送り込むと、チューブ部材51が膨張しボール軸33を押圧する。これにより、卓状部31をその回動された位置に保持することが可能とされている。なお、ロック機構50は、電動モータ式や油圧式のものを使用して固定可能とする構成としてもよい。
【0030】
このロック機構50は、図2に示したように、パチンコ機1における発射ハンドル70の検知センサ83で検出される把持信号と、操作部71の操作量に応じた、ボリューム81で検出される球打ち出し力信号との検出結果に基づいて、駆動制御部62がコンプレッサ52の作動を、つまりロック状態を制御する。
【0031】
ロック機構50においては、駆動制御部62がコンプレッサ52を作動させるとき、コンプレッサ52がチューブ部材51に圧縮空気が送り込むことでチューブ部材51が膨張し、ボール軸33と球面軸受43とが押圧されて卓状部31の相互の摺動がロックする。
【0032】
また、駆動制御部62がロック状態を解除する際は、チューブ部材51内の気圧を大気に連通させることで、図6及び図7に示したように、卓状部31がボール軸33を支点に立設した状態で全方向の任意の位置に回動自在に支持されることとなる。
【0033】
なお、駆動制御部62は、パチンコ機1の動作全体を管理する遊技制御基板に形成されている。
また、駆動制御部62は、球の打ち出し時間を計測するタイマ63を有している。
【0034】
次にこの遊技補助装置の作用を説明する。遊技者が発射ハンドル70を操作して遊技を始めると、球打出制御部60が発射ハンドル70の把持状態を検出し、検出結果を駆動制御部62に伝える。そして、駆動制御部62のタイマ63が発射ハンドル70の把持時間を計測し、発射ハンドル70の把持状態が所定の時間(例えば5〜20秒のいずれかの時間に設定される)以上連続して検出した後に、駆動制御部62がロック機構50を作動させることで、その回動位置で卓状部31の相互の摺動をロックする。これにより、遊技球の打ち出し力がされた後は、その回動位置で卓状部31が安定して保持されることとなる。
【0035】
なお、ボリューム81の抵抗値が一定以上変化し、これに基づき球打出制御部60が右打ち(図8に示すように、遊技球が、遊技領域7aのセンターより左側の遊技領域7aaに打ち出されることを通常の強さの打ち出しといい、遊技球が、遊技領域7aのセンターより右側の遊技領域7abに強く打ち出されることを右打ちという。)を検出した際には、タイマ63が上述の所定の時間の経過を検出した場合でも、ロック機構50を作動させない構成としてもよい。この場合においては、遊技中は、遊技者が発射ハンドル70の操作を開始して、遊技球の打ち出し力を調節した任意の回動位置で卓状部31が安定して保持されることとなる。
【0036】
発射操作から所定の時間が経過し、ロック機構50が作動している状態で、更に発射ハンドル70が回動操作され、球打出制御部60が所定以上の遊技球の打ち出し力の変化(例えば、通常の打ち出しから右打ちへの変化等)を検出した際には、駆動制御部62は停止信号を生成する。このとき、ロック機構50によるロック状態が一旦解除される。更に、発射ハンドル70の把持状態が所定の時間以上連続して検出された場合にも、駆動制御部62は再びロック機構50を作動して、その回動位置で卓状部31を保持する。
【0037】
遊技者が遊技を終え、操作部71から手を離した状態を検知センサ83が検知すると、ロック機構50によるロック状態が解除される。このとき、卓状部31の回動が自在となる。また、例えば遊技球の発射停止後に所定の時間(例えば、10秒等)が計測されたときにロックが解除される構成としてもよい。
【0038】
なお、図8に示すように、遊技板面上に光センサ2つを備え、この光センサ61が、計測した遊技球の打球速度に基づいて、上述の球打ち出し力情報を検出する構成としてもよい。
【0039】
上述した実施形態の遊技補助装置30によれば、遊技者が発射ハンドル70を操作する際に手を載せる卓状部31が任意の方向に回動自在であるため、遊技者は、操作しやすい好みの位置で発射ハンドル70を操作することができる。また、遊技中は、遊技者が発射ハンドル70の操作を開始して、遊技球の打ち出し力を調節した任意の回動位置で卓状部31が安定して保持されたため、操作性も向上する。したがって、遊技者は、手に疲労を蓄積させることなく遊技を長時間連続的に行うことができる。
【0040】
更には、遊技補助装置30は設置台40に配置されるため、パチンコ機に限らずその他の様々な機種の遊技機にも対応することができる。また、遊技操作する手を載せる卓状部31を設置台40の上方で支持する構造としたため、上方からの外力や衝撃に強くなり、長期の使用にも耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】遊技機であるパチンコ機の一実施形態を表した正面図である。
【図2】図1に示したパチンコ機の側面図である。
【図3】図1に示したパチンコ機の斜視図である。
【図4】発射ハンドルの分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態による遊技補助装置の断面図である。
【図6】実施形態による遊技補助装置の動きを示した図である。
【図7】実施形態による遊技補助装置の動きを更に示した平面図である。
【図8】パチンコ機の遊技領域を示した図である。
【符号の説明】
【0042】
1・・・パチンコ機 2・・・筐体
3・・・前扉 5・・・ガラス枠
6・・・透明ガラス 7・・・遊技盤
7a、7aa、7ab・・・遊技領域 8・・・風車
10・・・遊技球ステージ 10a・・・球放出口
10b・・・センター飾り 11・・・図柄表示装置
12・・・始動チャッカー 13・・・上皿ユニット
13a・・・受皿 14a・・・球貸ボタン
14b・・・プリペイドカード返却ボタン 15・・・下皿ユニット
15a・・・受皿 18・・・球供給口
19・・・球排出口 20・・・レバー
21・・・スライド板 24・・・灰皿
26a・・・ヒンジ機構 27・・・放音装置
28・・・演出用照明装置 30・・・遊技補助装置
31・・・卓状部 32・・・脚部
33・・・ボール軸 40・・・設置台
41・・・上面部 42・・・ユニバーサル継手
43・・・球面軸受 50・・・ロック機構
51・・・チューブ部材 52・・・コンプレッサ
53・・・ホース 60・・・球打出制御部
61・・・光センサ 62・・・駆動制御部
63・・・タイマ 70・・・発射ハンドル
70a・・・遊技球発射装置 71・・・操作部
72・・・基体 74・・・カバー部
75・・・バネ 76・・・ボス
76a・・・ギヤ 80・・・ギヤ
81・・・ボリューム 82・・・停止スイッチ
83・・・検知センサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機を設置する設置台に備えられる遊技補助装置であって、
遊技者が手を載せるための平坦な上面を有する卓状部と、
前記卓状部の下面側から垂下する脚部と、
前記脚部の基端部を所定の角度範囲で多面の方向に回動自在に支持する支持部と、を備えてなり、
前記卓状部は、前記遊技機の操作部の下方位置に設置されることを特徴とする遊技補助装置。
【請求項2】
前記支持部には、前記卓状部の脚部を当該回動位置に保持するロック機構が備えられ、
前記操作部が操作されるに連動して前記ロック機構が前記卓状部を保持することを特徴とする請求項1に記載の遊技補助装置。
【請求項3】
前記操作部は、遊技球を発射させる操作をするための発射ハンドルであり、
前記ロック機構は、遊技球の発射に連動して前記卓状部を当該回動位置に保持することを特徴とする請求項2に記載の遊技補助装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2008−245875(P2008−245875A)
【公開日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−89979(P2007−89979)
【出願日】平成19年3月30日(2007.3.30)
【出願人】(390031783)サミー株式会社 (5,279)
【Fターム(参考)】