説明

遊星運動式脱泡システム及び遊星運動式脱泡方法

【課題】材料とピストンとの間に混入した空気を脱泡することができると共に、材料の無駄の削減が可能な遊星運動式脱泡システムを提供すること。
【解決手段】材料Zを収容し、且つ、一端部に吐出口14bを有すると共に他端部に加圧口15を有する容器本体11と、加圧口15からこの容器本体11内に挿入されるピストン12と、フランジ部16及び蓋体(蓋部材)13からなり加圧口15を密封する密封構造とを有する容器10と、容器本体11の吐出口14bを上方に向けた状態で保持する容器保持部を有するホルダー(容器保持手段)3と、このホルダー3を自転させながら公転させる駆動部(遊星運動手段)4とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、材料を収容した容器を自転及び公転させ、材料の脱泡を行う遊星運動式脱泡システム及び遊星運動式脱泡方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、高粘度の粘性流動物質からなる材料を収容した容器をホルダーに保持させ、このホルダーを自転させると同時に公転させることで、材料の脱泡を行う遊星運動式脱泡システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような遊星運動式脱泡システムでは、容器に形成された吐出口を下方に向けると共に加圧口を上方に向けた状態でホルダーに保持させ、上方を向いた加圧口から脱泡している。
【特許文献1】特開平10−24231号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の遊星運動式脱泡システムでは加圧口から脱泡するため、この加圧口は脱泡中に開放しておく必要があった。そのため、容器内の材料を均一に加圧して吐出するためのピストンは、材料の脱泡後に加圧口から容器内へ挿入されていた。
【0005】
しかしながら、ピストンを挿入すると、材料とピストンとの間に空気(気泡)が混入してしまい完全に脱泡することができなかった。
【0006】
さらに、空気が混入した材料では吐出量のコントロールができないため一定量を安定して吐出することができず、材料を使い切ることができなくなって無駄が生じるという問題もあった。
【0007】
そこで、この発明は、材料とピストンとの間に混入した空気を脱泡することができると共に、材料の無駄の削減が可能な遊星運動式脱泡システム及び遊星運動式脱泡方法を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、この発明に係る遊星運動式脱泡システムは、容器と、該容器を保持する容器保持手段と、該容器保持手段を自転させながら公転させる遊星運動手段とを備え、前記容器は、材料を収容し、且つ、一端部に吐出口を有すると共に他端部に加圧口を有する容器本体と、前記加圧口からこの容器本体内に挿入されるピストンと、前記加圧口を密封する密封構造とを有し、前記容器保持手段は、前記容器本体の前記吐出口を上方に向けた状態で保持する容器保持部を有していることを特徴としている。
【0009】
また、前記密封構造は、前記加圧口の周縁部に設けられたフランジ部と、前記加圧口に挿入される挿入部、該挿入部の周囲に嵌着された環状シール部、及び前記挿入部と一体にされると共に前記フランジ部に係合される固定部を有する蓋部材とを有するものであってもよい。
【0010】
また、前記密封構造は、前記加圧口の内周面に形成されたネジ溝と、前記加圧口に挿入される挿入部、及び該挿入部の周囲に形成されて前記ネジ溝に螺合するネジ部を有する蓋部材とを有するものであってもよい。
【0011】
そして、この発明に係る遊星運動式脱泡方法は、上記遊星運動式脱泡システムの容器本体に材料を収容し、この容器本体の加圧口から前記容器本体内にピストンを挿入し、この容器本体の加圧口を密封構造で密封し、この前記容器本体を吐出口が上方に向いた状態で容器保持手段により保持させ、この容器保持手段を遊星運動手段により自転及び公転させて前記吐出口から脱泡することを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
この発明によれば、材料及びピストンを収容した容器本体の加圧口を密封構造により密封する共に、容器保持手段により、この容器本体の吐出口を上方に向けた状態で保持した状態でこの吐出口から脱泡することが可能となる。
【0013】
そのため、ピストンをあらかじめ挿入した状態で上方を向いた吐出口から脱泡することができ、加圧口からピストンを挿入した際に、このピストンと材料との間に混入した空気を完全に脱泡することが可能となる。
【0014】
さらに、ピストンと材料との間の空気を完全に脱泡することにより、容器内の材料を全て使い切るまで吐出量を確実にコントロールできるようになり、材料を全て使い切ることが可能となる。そのため、材料の無駄を削減することができる。
【0015】
また、密封構造がフランジ部と、挿入部、環状シール部、固定部を有する蓋部材とを有しているものや、この密封構造がネジ溝と、挿入部及びネジ部を有する蓋部材とを有しているものにあっては、それぞれ簡易な構造で確実に加圧口の密封を行うことができる。そのため、製造コストの上昇や、製造工程の煩雑化を抑制することが可能となる。
【0016】
そして、材料を収容した後にピストンを挿入し、その後加圧口を密封してから吐出口が上方に向いた状態で容器本体を保持して吐出口から脱泡する遊星運動式脱泡方法によれば、ピストンを挿入することで混入した空気を確実に脱泡することができる。また、材料の吐出量のコントロールは材料を使い切るまで行うことができ、容器本体内の材料を全て使い切ることができ、材料の無駄が削減可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明に係る遊星運動式脱泡システム及び遊星運動式脱泡方法の最良の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0018】
図1に示す遊星運動式脱泡システム(以下、脱泡システムという)1は、材料Zを収容する容器10と、この容器10を回動させる遊星運動式脱泡装置2とを備えている。なお、ここでは材料Zは、グリスやエポキシ接着剤等の粘度の高い流動体、いわゆる粘性流動物質である。
【0019】
脱泡装置2は、容器10を保持する一対のホルダー(容器保持手段)3,3と、各ホルダー3を自転させながら公転させる駆動部(遊星運動手段)4とを有している。
【0020】
各ホルダー3は、上方が開放した筐体であり、内部に容器10を拘束する図示しない容器拘束手段(容器保持部)が設けられている。また、底面3aには自転軸3bが突設されている。
【0021】
駆動部4は、駆動モータ5と、この駆動モータ5によって回動する公転軸6と、公転軸6に固定されたアーム部7とを有している。
【0022】
ここで、駆動モータ5の出力軸5aには駆動ギア5bが設けられ、公転軸6の下端部には従動ギア6aが設けられ、この駆動ギア5bと従動ギア6aとが噛み合った状態で配置される。これにより、駆動モータ5の駆動力が公転軸6に伝達され、公転軸6が回動することとなる。
【0023】
また、アーム部7は、中央部に公転軸6が固定されると共に、両端部7a,7aが上方に向かって屈曲した逆アーチ形状を呈している。この両端部7a,7aのそれぞれには、ベアリング7cを介して一対のホルダー3,3の各自転軸3bがそれぞれ貫通する貫通穴7b,7bが形成されている。各自転軸3bはベアリング7cにより回動可能に保持されている。
【0024】
なお、各自転軸3bを回動させる機構としては、例えば、貫通穴7bから突出した自転軸3bの下端部に外嵌固定されたプーリー(図示せず)と、公転軸6に図示しないベアリングを介して回動可能に外嵌された中継プーリー(図示せず)とが無端ベルト(図示せず)を介して連結された構成が一般的に知られている。なお、この構造については周知であるので詳細な説明を省略する。
【0025】
一方、容器10は、図2に示すように、材料Zを収容する容器本体11と、この容器本体11内に挿入されるピストン12と、容器本体11の加圧口11aに取り付けられる蓋体(蓋部材)13とを有している。
【0026】
容器本体11は、両端が開放した長尺円筒形状を呈しており、一方の端部に次第に縮径しながら突出した縮径部14aと、この縮径部14aの中心から真っ直ぐに突出した吐出口14bとを有し、他端部に加圧口15を有している。
【0027】
吐出口14bは、容器本体11内に材料Zを封入する際に先端が図示しない封止部材(キャップ)により封止され、脱泡時及び使用時(材料Zの吐出時)には封止部材が取り外されて外気に開放するようになっている。
【0028】
加圧口15は、容器本体11の胴部11aと同等の内径を有しており、周縁部にほぼ楕円形のフランジ部16が形成されている。
【0029】
このフランジ部16は、図2に示すように、吐出口14b側に面した係合面16aに凹凸部16b,16bが形成されている。なお、この凹凸部16b,16bは、フランジ部16の長径側の両端部にそれぞれ形成されている。
【0030】
ピストン12は、容器本体11の胴部11aの内径よりもごく僅かに小さい外径を有する円筒状のピストン胴部12aと、このピストン胴部12aから次第に縮径する先端部12bとを有している。ここで、先端部12bは、縮径部14aの傾斜に沿う角度で突出している。また、ピストン胴部12aは中間部が僅かにくびれている。
【0031】
蓋体13は、加圧口15に形成されたフランジ部16を覆うほぼ楕円板形状を呈した蓋本体13aと、この蓋本体13aの中心から突出して加圧口15内に挿入される円筒状の挿入部13bと、この挿入部13bの外周面13cに嵌着されたOリング(環状シール部)13dと、蓋本体13aの長径側の両端部のそれぞれに形成された一対の支持腕(固定部)13e,13eとを有している。
【0032】
この一対の支持腕13e,13eは、ともに挿入部13bと同方向に突出し、先端部が中心に向かって屈曲されたカギ状を呈している。なお、各支持腕13eの屈曲した部分と蓋本体13aとの間隔はフランジ部16の厚みとほぼ同じであり、支持腕13eの先端に向かうにつれて次第に狭くなっている。
【0033】
そして、この蓋体13は、蓋本体13aの長径方向とフランジ部16の長径方向とが直交した状態のとき挿入部13bを加圧口15に挿入可能となっている(図3(a)参照)。また、挿入部13bが加圧口15内に挿入されると、外周面13cに嵌着されたOリング13dが加圧口15の内周面に密着し、この加圧口15が水密状態に密封される。
【0034】
さらに、挿入部13bを挿入後に蓋本体13aを回動させて蓋本体13aの長径方向とフランジ部16の長径方向とを一致させると、この蓋本体13aと支持腕13eとの間にフランジ部16が入り込み、蓋本体13aと支持腕13eとに狭持される(図3(b)参照)。これにより、蓋体13が加圧口15に固定される。
【0035】
このように加圧口15が密封されるので、このフランジ部16と、挿入部13b、Oリング13d、一対の支持腕13e,13eを有する蓋体13とにより、加圧口15を密封する密封構造を構成することとなる。
【0036】
なお、このとき、蓋本体13aと支持腕13eとの間に位置するフランジ部16の係合面16aには凹凸部16bが形成されているので、この係合面16a上の摩擦力が高くなり、蓋体13が外れにくくなっている。
【0037】
次に、本発明に係る脱泡システム1の作用について説明する。
【0038】
この脱泡システム1において、容器10内の材料Zの脱泡を行うには、まず、容器10の容器本体11内に材料Zを充填する。このとき、あらかじめ図示しない封止部材により容器本体11の吐出口14bを封止すると共にこの吐出口14bを下方に向け、上方を向いた加圧口15から材料Zを充填する。
【0039】
次に、加圧口15からピストン12を挿入する。このとき、ピストン12は先端部12bから加圧口15内に挿入される。
【0040】
ピストン12が完全に容器本体11内に挿入されたら、蓋体13により加圧口15を密封する。
【0041】
このとき、まず図3(a)に示すように、蓋体13の蓋本体13aの長径方向を加圧口15の周縁部に形成されたフランジ部16の長径方向と直交させ、挿入部13bを加圧口15に挿入する。
【0042】
そして、挿入部13bの外周面13cに嵌着されたOリング13dが加圧口15の内周面に密着したら、この挿入部13bを中心に蓋体13を回動させ、図3(b)に示すように、蓋本体13aの長径方向とフランジ部16の長径方向とを一致させる。
【0043】
これにより、蓋体13の蓋本体13aと支持腕13eとの間にフランジ部16が狭持され、蓋体13が容器本体11に固定されて加圧口15が密封される。
【0044】
このように加圧口15を密封したら、吐出口14bを上方に向かせ、この吐出口14bが上方に向いた状態で脱泡装置2のホルダー3内に容器本体11を入れる。そして、図示しない容器拘束手段により容器本体11をホルダー3内に固定し、吐出口14bに取り付けられた封止部材(図示せず)を取り外して、吐出口14bを外気に開放させる。
【0045】
なお、脱泡装置2は一対のホルダー3,3を有しているので、それぞれのホルダー3,3に一つずつ容器本体11を固定する(図1参照)。
【0046】
そして、脱泡装置2の駆動部4を駆動させ、上方を向くと共に外気に連通した吐出口14bから容器本体11内の材料Zの脱泡を行う。
【0047】
すなわち、まず駆動モータ5を駆動させると、この駆動力が駆動ギア5bを介して従動ギア6aに伝達され公転軸6が回動する。これによりアーム部7が回動し、ホルダー3が公転する。
【0048】
一方、公転軸6に外嵌された中継プーリー(図示せず)と、ホルダー3の自転軸3bに外嵌固定されたプーリー(図示せず)とが無端ベルト(図示せず)を介して連結されているため、公転軸6の回動に伴って自転軸3bが回動し、ホルダー3が自転する。
【0049】
このように、ホルダー3が自転しながら公転することにより、このホルダー3内に固定された容器10の遠心力が作用し、容器本体11内の材料Zに混入した空気(気泡)は上方に向かって浮き上がる。そして、浮き上がった空気は外気に連通した吐出口14bから排出される。
【0050】
このように、加圧口15内にあらかじめピストン12を挿入し、その後この加圧口15を密封すると共に、上方を向いた吐出口14bから脱泡を行う。
【0051】
これにより、材料Zの充填時及びピストン12の挿入時に材料Z内に混入した空気は吐出口14bを介して外気に放出され、容器本体11内にピストン12を挿入した状態で材料Z内の空気を脱泡することができる。そして、ピストン12の挿入時に材料Zとピストン12の先端部12bとの間に入り込んだ空気をも完全に脱泡することが可能となる。
【0052】
さらに、ピストン12と材料Zとの間の空気を完全に脱泡することにより、容器本体11内の材料Zを全て使い切るまでこの材料Zの吐出量を確実にコントロールできるようになり、材料Zを全て使い切ることが可能となる。そのため、材料Zの無駄を削減することができる。
【0053】
また、ピストン12が挿入された加圧口15はフランジ部16と蓋体13とが係合することで密封されるので、脱泡作業中のピストン12の脱落や材料Zの漏れを確実に防止することができる。そのため、安定した状態で吐出口14bから脱泡することができる。
【0054】
また、上述の実施の形態では、この加圧口15を密封する密封構造が、容器本体11のフランジ部16と、挿入部13b、Oリング13d、一対の支持腕13e,13eを有する蓋体13とにより構成されているので、簡易な構造で確実に加圧口15の密封を行うことができる。そのため、製造コストの上昇や、製造工程の煩雑化を抑制することが可能となる。
【0055】
以上、この発明にかかる実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
【0056】
例えば、上述の実施の形態では、密封構造がフランジ部16と、挿入部13b、Oリング13d、一対の支持腕13e,13eを有する蓋体13とにより構成されているが、これに限らない。
【0057】
密封構造を、図4に示すように、加圧口15の内周面に形成されたネジ溝20と、加圧口15内に挿入される挿入部21、及びこの挿入部21の外周面に形成されてネジ溝20に螺合するネジ部22とを有する蓋体(蓋部材)23とから構成してもよい。
【0058】
この場合であっても、簡易な構造で確実に加圧口15の密封を行うことができる。そのため、製造コストの上昇や、製造工程の煩雑化を抑制することが可能となる。
【0059】
また、ネジ部22の後端部にOリング24を設けると、ネジ溝20にネジ部22が螺合して挿入部21が加圧口15内に完全に挿入すると、このOリング24により加圧口15が水密状態に密閉され、さらに密封性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】本発明に係る遊星運動式脱泡システムを示す概略説明図である。
【図2】容器を示す分解斜視図である。
【図3】(a)は容器本体に蓋体を挿入した状態を示す説明図であり、(b)は容器本体に蓋体を固定した状態を示す説明図である。
【図4】密封構造の他の例を示す要部を拡大した断面図である。
【符号の説明】
【0061】
1 遊星運動式脱泡システム
2 遊星運動式脱泡装置
3 ホルダー(容器保持手段)
4 駆動部(遊星運動手段)
10 容器
11 容器本体
12 ピストン
13 蓋体(蓋部材)
14b 吐出口
15 加圧口
16 フランジ部
Z 材料

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器と、該容器を保持する容器保持手段と、該容器保持手段を自転させながら公転させる遊星運動手段とを備えた遊星運動式脱泡システムであって
前記容器は、材料を収容し、且つ、一端部に吐出口を有すると共に他端部に加圧口を有する容器本体と、前記加圧口からこの容器本体内に挿入されるピストンと、前記加圧口を密封する密封構造とを有し、
前記容器保持手段は、前記容器本体の前記吐出口を上方に向けた状態で保持する容器保持部を有していることを特徴とする遊星運動式脱泡システム。
【請求項2】
前記密封構造は、前記加圧口の周縁部に設けられたフランジ部と、前記加圧口に挿入される挿入部、該挿入部の周囲に嵌着された環状シール部、及び前記挿入部と一体にされると共に前記フランジ部に係合される固定部を有する蓋部材とを有していることを特徴とする請求項1に記載の遊星運動式脱泡システム。
【請求項3】
前記密封構造は、前記加圧口の内周面に形成されたネジ溝と、前記加圧口に挿入される挿入部、及び該挿入部の周囲に形成されて前記ネジ溝に螺合するネジ部を有する蓋部材とを有していることを特徴とする請求項1に記載の遊星運動式脱泡システム。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一つに記載の遊星運動式脱泡システムの容器本体に材料を収容し、この容器本体の加圧口から前記容器本体内にピストンを挿入し、この容器本体の加圧口を密封構造で密封し、この前記容器本体を吐出口が上方に向いた状態で容器保持手段により保持させ、この容器保持手段を遊星運動手段により自転及び公転させて前記吐出口から脱泡することを特徴とする遊星運動式脱泡方法。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−262017(P2009−262017A)
【公開日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−112216(P2008−112216)
【出願日】平成20年4月23日(2008.4.23)
【出願人】(000004765)カルソニックカンセイ株式会社 (3,404)
【Fターム(参考)】