避難所体育館等に短時間少人数で間仕切り個室を建てる方法装置
【課題】緊急避難所として対応させる軸組み支柱や間仕切り室設置方法の提供。
【解決手段】諸般の事柄を解消するべく、個室部屋提供は家族熟睡等は勿論の事被災者仲間の安否や隣組とした協同互助組織の復活等々各種精神的心労ストレスやエコノミークラス症候群をも癒す効果が期待できる。又、緊急食料品・非常医薬品・寝具暖房器具の供給問題をステージ下部専用台車として収納し直下型地震による地域孤立化に於いても機能できる浄水機械装置でプール水を飲料水供給と自家発電設置を用意する事で、地域体育館に大人数避難民を収容した家族単位の住居環境機能を整備する。
【解決手段】諸般の事柄を解消するべく、個室部屋提供は家族熟睡等は勿論の事被災者仲間の安否や隣組とした協同互助組織の復活等々各種精神的心労ストレスやエコノミークラス症候群をも癒す効果が期待できる。又、緊急食料品・非常医薬品・寝具暖房器具の供給問題をステージ下部専用台車として収納し直下型地震による地域孤立化に於いても機能できる浄水機械装置でプール水を飲料水供給と自家発電設置を用意する事で、地域体育館に大人数避難民を収容した家族単位の住居環境機能を整備する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
地震災害や緊急時体育館内部に住居環境を有した仮設個室を短時間で設置する事を目的とする。
厚生労働省の規程では緊急避難対策として各避難所には間仕切り室の設置を指導している、山村集落等へ直下型地震災害や道路破壊等の交通手段が全て立たれた緊急災害時は人命救助にヘリコプターが初期出動の要となる、従って天候悪化や強風横風など障害物の無い集落近隣の学校グランド広場での離発着が不可欠な要素となり隣接体育館が避難所や救急車待機の連携で最適な場所となって、地域学校体育館が市町村指定の緊急避難収容所対策としているが体育館内に個室化対策は諸々の事情で実現出来ていない現状である、元々体育館は競技使用が目的であり体育館内部に間仕切り柱の設置は競技等に支障をきたす物理的問題点と競技目的は高天井と大広場ワンフロアー床が球技に不可欠であり体育館床に仮設個室用間仕切り柱を立てる事は出来無い構造体となっており、従来技術として床構造設計にも間仕切り柱基礎を事前に用意する必要性が無かった事を改善し、本発明は体育館フロアー鋼製床と一体化した基礎を設け緊急時体育館に間仕切り柱の立てる構造体として提案するもので通常は体育館競技機能として使用するが、緊急災害時は短時間で間仕切り仮設個室設置に切替えを可能とする体育館フロアー鋼製床の技術分野に繋がる。
【背景技術】
【0002】
体育館等を緊急避難所として対応させる為、フロアー床に脱着式支柱を立てる為に鞘管機能を有した上下式鋼製基礎と耐震鋼製床から構成され、間仕切り用仮設個室の軸骨組みとなる脱着式支柱を基点に倒れや振れ止めを兼ねたレールを懸架式としたレール走行インテリアドアハンガー等でアコーデオン壁やサッシ玄関等を用いて体育館フロアーに短時間で建てられるプレハブ内装技術を生かした仮設個室を提案する、間仕切りパーテイション仕切壁や暗礁番号錠付サッシ玄関をレール走行インテリアドアハンガーに懸架設置取付ける方法や、脱着式支柱フック受金具で組立収納ボックス棚等々の取付けを可能とし仮設内部に衣類小物収納や立体的収納棚やカーテン仕切り更衣化粧室やカードキィー式や電子ロック機能金庫や流し付き調理台・通信機器等々を個室内部設置する機能となり、従来の緊急避難所で問題が発生している盗難防止・置忘れやプライベート問題環境をも解決した仮設間仕切り個室対策となる事を特徴とする。
又、寝具・スタイロ畳や各仮設資材・緊急時物資等々を移動容易な専用連結台車や格納庫として館内に収納しておく事と、仮設個室内部に基礎と脱着式支柱と中蓋を介在した水道や電気を供給し、体育館に緊急避難した場合の最も重要な寝所・飲料水・軽炊飯・トイレ・シャワー入浴機能を有した住環境整備の素早い対応可能とする、一般建築のハウスドアハンガー技術対応方法となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
[体育館に個室軸組み柱の設置課題]
▲1▼ 直下型大型地震災害時などの緊急時は、ヘリコプター初期出動が要でグランドの離発着広場の確保と隣接体育館が避難待避所として欠くことが出来ない、避難所体育館に間仕切り用個室は必要であるが元々体育館は競技目的で高天井ワンフロアー床が球技に不可欠要素、体育館フロアー床に個室軸組み柱が存在する事は相反する問題であり、従来から仮設個室用軸組み柱を立てる課題が無かった。
[フロアー床下の土間凸凹や傾斜の課題]
▲2▼ 体育館フロアー床下の土間はコンクリー叩き床施工時に全てフラットに均すブル作業で、山間部の岩盤露出土間や山傾斜地等々の施工に難問があった。
[体育館フロアー床の歪み発生の課題]
▲3▼ 元々体育館は競技目的の少数人平均荷過重/m2を目的としたフロアー床構造設計であり、緊急時の対策本部関係者や消防自衛隊等の救助隊や近隣市町村関係者・マスコミ等々の大人数が押しかけると、体育館フロアー床は荷過重/m2重量オーバーとなり、床の砂傷・ひずみ・歪みが発生し改修や補修問題が災害後日発生し避難所として耐震対応に問題があった。
[仮設資材収納に格納室の課題]
▲4▼ 体育館を避難所としての対応に仮設資材収納する場所が館内に無く、準備している市町村でも遠方収納場所で従来から直下型地震発生場所が予測できず緊急発生ヶ所に対応の問題があった。
[仮設間仕切り個室の課題]
▲5▼ 厚生労働省の規程では各避難所に間仕切り室の設置を指導している、一方地域体育館を緊急避難所としての対応ではワンフロアー雑魚寝状態である為に、被災者たちの避難所生活には貴重品盗難防止と救援隊や対策本部関係者マスコミ等々他人の目を絶えず気にした着替えや、授乳母親などプライベート問題が内在し問題となっていた。
[緊急時の土足で出入り可能の課題]
▲6▼ 体育館フロアー床をシートで覆う事はシート幅が約2Mと狭く互いに重ねる為四分の一部分の無駄が発生する欠点と、増幅にすると大重量となり小人数では持ち運びができない相矛盾する問題がある、従って、重ねを少なくするとシート間から砂等入り込む為粘着テープ貼り付ける事や剥離工程等々大変な設置時間を要していた、体育館へ土足での出入りは災害救助隊員等々緊急時不可欠要素でもあるが、災害復帰後の靴に付着砂等によるフロアー床傷や塗料剥離の修理等々色々課題があった。
[仮設個室の組立て順番の課題]
▲7▼ 緊急非常時の不特定多数の人々が体育館内で勝手に仮設個室を設置する場合、組立て手伝い行為が順番を間違えると取り外す行為となる場合が多々発生するので二重三重の手間になる要素がある為に、設置指導リーダーと仮設個室の取付け順位の徹底が課題となる。
[応援物資等々の緊急収納の課題]
▲8▼ 赤十字や海外を含め全国各地から緊急非常時に殺到する救援物資の整理と収納は、保管場所に苦慮近場に仮設小屋の建設等々問題がある。
[地域が孤立化した場合の課題]
▲9▼ 緊急時の地域が道路・橋梁の崩壊等々で孤立化した場合は、避難所として体育館も含め機能不全になりパニック状態となる、特に水道断水や停電に襲われた場合に於いても避難所内に自家発電による通信手段と生活環境の飲料水確保等の対策が不可欠要で、被災者救済保護の点からも電力と飲料水確保が最大の課題となっていた。
[被害者と外部緊急通信手段の課題]
▲10▼ 直下型地震災害時の被害者と外部緊急通信手段が最優先され、最新の被害情報や人災事故等々の連絡が的確な支援救助となる為に地域全体の新情報把握が課題となっている。
[体育器具床金具の撤廃]
▲11▼ 各競技体育床金具が体育館フロアー床面に無い事は多目的競技が出来ない根幹的な問題で競技が成り立たなく、今まで体育床金具の撤廃は考えらていなかった。
[フロアー床金具による障害問題]
▲12▼ 今まで小規模体育館でも26〜40個の露出した各競技体育床金具が大量に設置されている、それらの床金具金属プレートは靴が引っかかる捻挫や競技トラブル問題や古くなり蓋が飛び出す割れ破損事故による回転レシーブなどで腹を縫う医療事故が発生した事や、金属プレートは滑る為スポーツ高度技術の妨げや危険性が指摘され学校側の安全管理訴訟問題も発生していた、又、金属床金具部とフロアー木部でボール反発係数が異なる為に、各種ボール競技大会の一点を争う緊迫した場面などで関係者から金属床金具のリバウンド変化による障害問題も同様指摘されていた。
[支柱設置専門職人技の課題]
▲13▼ 体育館フロアー床面にネットを水平に張る為にバレー支柱等々数度外側に傾いた施工方法が物理的に必要とし、従来体育器具支柱取り付けは専門職人技で数度傾ける支柱等の固定技術は大変難解であった、一般的な鋼製床職人や大工職人が設置できる固定取付け工程が求められ課題となっていた。
【課題を解決するための手段】
[体育館に個室軸組み柱の設置課題]
▲1▼ アンダーピット蓋[図1]は外枠と取外式上蓋で構成され鞘管ライフワークBOX内部には支柱穴付き中蓋が収納されている方法と、アンダーピット蓋は鍵ロック式で開閉機能を持つ事と取外式上蓋と支柱穴付き中蓋[図2]と交換出来る機構構造方法は本発明のポイントで、緊急時フロアー床上の交換した中蓋から脱着式支柱下部を支えるライフワークBOXの鞘管に建込み体育館フロアーに仮設個室を設置する四方柱となる軸骨組み柱が出来る方法で解決した。
[フロアー床下の土間凸凹や傾斜の課題]
▲2▼ 体育館フロアー床下の下式鋼製基礎[図4]は上部部材と下部部材に各々自在穴を内在しており、凸凹や傾斜を吸収する機能を持った自在穴は連結ボルトで上部部材と下部部材が固定できる機能と高さ調節の自在機能を持った特徴を有す事で、フロアー床下構造のコンクリート叩き面の凸凹や傾斜面設置に於いても上下式鋼製基礎上部面を水平に維持施工出来る事と、工期の大幅な短縮が可能と成った。
[体育館フロアー床の歪み発生の課題]
▲3▼ 新大引鋼の新支持脚が従来工法より50%増数となる事と、体育器具基礎に加えて仮設間仕切り鋼製基礎が倍増となる構造体で二重三重の耐震機能を増した新鋼製床構造方法となる、従来の体育館フロアー床は競技少数人平均荷過重/m2とした構造を、大人数を収納する数百人単位重量荷過重/m2でもフロアー床は歪みや歪む事無く十分に機能する直下型地震緊急時等の避難所として対応を可能とした。
[仮設資材収納に格納室の課題]
▲4▼ 体育館フロアー床下の未利用空間部やステージ床下の未利用空間部の収納室化や、体育館外部に突き出た2Fギャラリー下の未利用空間部1Fに新たに格納室を設け、その格納室天井からレール走行インテリアドアハンガー等で吊下げられた懸架式アコーデオン壁・パーテイション仕切壁やドアサッシ玄関等の間仕切り資材を折り畳み収納する吊下げ機能有した懸架式レール等でコンパクト収納が可能となり課題を解決する。
[仮設間仕切り個室の課題]
▲5▼ 短時間少人数で設置可能とする為に体育館サイド格納室に事前に用意し、レール走行インテリアドアハンガー等でアコーデオン仕切壁やドアサッシ玄関等の個室壁材一式を折り畳み収納する機能方法と連動し間仕切り個室が出来る事と、個室内部収納棚に衣類や日常生活用品・緊急非常物資等々を装備する事で従来の避難所で問題となっていた盗難防止と他人の目を気にする事無く、着替えや受乳母親などのプライベート問題と住環境問題を仮設個室で解消する。
[緊急時の土足で出入り可能の課題]
▲6▼ 従来技術では大引鋼材900cmビッチと根太鋼材が300cmビッチでクロスする為に、300cm以上のシート幅では床下収納では物理的に引出しが不可能とした構造体であった。本考案の大引鋼材に新大引鋼をクロスさせ貫通ボルトとWクロス連結器による方法の成果一部は、[図面7]新大引鋼▲8▼と新大引鋼▲8▼ピッチを10M幅と大引鋼材▲7▼と大引鋼材▲7▼ピッチを約20cmとし根太鋼材のクロスに替り大引鋼下部に設置された新大引鋼が根太鋼材の機能を代行する事と、兼用換気口の養生シート引出し口蓋が大引鋼上部で溶接される強度を保持したサンドイッチ工法で超ロング養生シートは10M幅でも施工が可能となった独自性を持つ、従って、フロアー床下未利用の空間部に用意された電動ロール巻養生シートは超ロング巻取機能を有する機能と、人力では設置不可能な大重量ロール巻養生シートを移動すること無くフロアー床に設置可能となり、従来の換気口に替わり養生シート引出し口蓋を開けて、ロール巻シート両端を二人程度の引出し短時間でフロアー床を覆う機能を有した方法装置によって大重量の養生シートを少人数で設置出来る、緊急時一刻を争う災害救助隊員等々の外部から土足で即出入り可能とする意義は大きい!
[仮設個室の組立て順番の課題]
▲7▼ 緊急非常時の仮設個室を設置する場合不特定多数の人々が集い、仮設個室の組立て行為に参加するが移動容易な間仕切り支柱ユニット式専用台車として事前にNo.順番別に収納とする方法は、避難訓練などで経験のある人がリーダーとして指令を出す事が肝要だが緊急時の短時間スムースな組立て施工対応が可能となる事と、個室内部備品として流し付き調理台・テレビ通信機器・緊急食料品・毛布寝具・組立二段ベット・スタイロ畳・暖房器具・脱着式支柱等々の非常物資等をユニット化と親子孫連結台車の特徴を持ちステージ下部の未利用空間部へ事前に仮設順番別に親子孫連結台車へ各々No.を付け収納する方法で、救助隊や避難者の誰にでも表示通り台車No.単位毎に各仮設個室への移動搬送と、切り離した内部備品の各台車単位で設置が出来る事と、空になった台車撤収で切離した長さの異なる台車でも親No.に組合わせ表示を致し連結回収する方法はスムース下部にステージへ空台車の収納課題と仮設個室の設置を解決する。
[応援物資等々の緊急収納の課題]
▲8▼ 赤十字や海外を含め全国各地から緊急非常時に殺到する救援物資の整理と収納課題は、ステージ下部の親子孫連結台車を体育館フロアー仮設個室の設置や内部備品の設置後は空になる、従って空の各親子孫連結台車に応援物資を保管収納する事と懸架式アコーデオン壁・パーテイション仕切壁やドアサッシ玄関等の間仕切り資材を事前に収納し空になっている格納室へ救援物資を保管収集する事で解決する。
[地域が孤立化した場合の課題]
▲9▼ 近場に仮設小屋の建設等々問題がある。直下型地震非常緊急時とうで道路・橋脚陥没や水道断水や停電で完全に交通連絡機能等々麻痺し地域が孤立化した場合に、地域避難所体育館床下に事前に設けた水道本管を切替バイパス機構装置に替えプール水の濾過した飲料水を供給する機能や、体育館トイレやシャワー室も水道本管を切替える独立した緊急時用濾過浄水装置と自家発電装置を稼動接続し、プール殺菌飲料水をフロアー床下基礎のライフワークBOXを介在した中蓋給水口より各仮設個室へ供給し飲料水と軽炊飯や体育館既存トイレや入浴シャワー室の使用を回復し非常緊急時問題を解決する。
[被害者と外部緊急通信手段の課題]
▲10▼ 自家発電装置を稼動接続しライフワークBOXを介在した脱着式支柱や中蓋は各仮設個室に電気供給元になる為に、冬季災害時の毛布や暖房器具が使用可能になる事や各電化製品使用を可能とし、非常停電時に於いても照明や携帯電話・テレビ・有線・パソコン等々災害時の被害者と外部緊急通信手段を平常時と同様有効に活用出来る機構方法で解決する
[体育器具床金具の撤廃]
▲11▼ 鞘管ライフワークBOXを体育器具支柱専用カンガルーBOXに替えて施工し、体育館フロアー床面のアンダーピット蓋にフロアー床と同材を組み込んだ支柱穴が無い取外し式上蓋を設置し、カンガルーBOXの支柱穴がある中蓋と上蓋を交換する機能方法は、フロアー床面から体育器具金具を撤廃出来る事と従来通りに体育器具支柱の立てこみ可能とした一石二鳥の機能を有する。
[フロアー床金具による障害問題]
▲12▼ フロアー床と同材上蓋が一体になった状態で競技使用される為、フロアー床面に露出した各競技体育床金具を無くする画期的な対応が出来従来の様な靴が引っかかる捻挫やボール競技トラブル問題や、床金具破損事故[図14]等々の学校や行政安全管理者訴訟をも解消する。
[支柱設置専門職人技の課題]
▲13▼ 傾斜耐震ゴムをカンガルーBOXと新大引鋼の間に取り付け、体育器具支柱専用カンガルーBOXを傾斜平面として造り出す事が出来た事と、従来専門職人技で数度傾ける支柱等の難解な固定取付け工程を無くす事で、誰にでも施行可能とした独自性は体育館フロアー床面にネットを水平に張る為にバレー支柱等々数度外側に傾いた施工方法が物理的に必要としていた問題を解決した。
【発明の効果】
[プライバシー確保]
緊急非常時の短時間設置の仮設個室部屋提供は、トイレ・入浴・食事は被災者の基本的な問題解決となるが、従来の体育館避難所対応で問題としていた災害救援に駆けつけた行政職員や警察マスコミ消防ボランテア等々、初対面の大勢いる中で被災者自分達の生活をさらけ出すことは一人一人に大変な精神的苦痛を伴う事になる、特に乳飲み子を抱えた若い母や着替えをしたい女性や生理中の女性等々面前での生活は避難民のプライバシー問題を避けられず体育館の雑魚寝状態では解決出来なかった諸般の事柄を解消する、本発明による個室部屋提供は家族熟睡は勿論の事被災者仲間の安否や隣組とした協同互助組織の復活等々各種精神的心労ストレスやエコノミークラス症候群をも癒す効果が期待できる。
[体育館の安全管理対策]
体育館フロアー床面の鍵ロック式アンダーピット蓋は外枠と取外式上蓋で構成され、フロアー床下の上下式鋼製基礎に固定された鞘管ライフワークBOXには支柱穴付き中蓋の収納部があり、非常時にアンダーピット蓋の鍵を開けて中蓋と取外式上蓋を交換する事が可能となり体育館フロアー床に事前に用意された脱着式支柱をライフワークBOXの鞘管部へ立てる事が出来る独自の特徴を持ち、型枠内に床木材を組み込んだ支柱穴が無い上蓋は体育館フロアー床と一体になった状態で使用されている為、フロアー床面に従来の露出した各競技体育床金具を無くし画期的な解決方法となる、従来の床金具金属蓋が割れ[図14]飛び出す事による靴が引っかかる捻挫や、重量バレー支柱を建て落とす行為で床金具割れ破損となる、競技の回転レシーブなどで金具割れ部に腹を縫う事故が発生している事や、危険性が指摘され学校や行政側の安全管理訴訟問題になっていた問題も無くなる効果は大きい。
[企業に優れたコストダウン対策]
本発明による鋼製基礎は其のまま取付け可能で従来の様な型枠工法が全く無い事と、コンパネ型枠の撤去廃棄物処理が無く環境保全に貢献する事と、体育館床コンクリー打設後に鋼製基礎は設ける為、広大なコンクリー打設面に基礎障害物が全く無くなり自動無人打設&仕上げ機械の動作がスムースに稼動となる、従って伴う人件費・廃棄処理費と工期短縮が大幅なコストダウンとなる効果が期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
[関係者の緊急時リハーサル演習]
短時間に仮設個室を体育館に設置する為の、地区民・消防団・自衛隊・市町村関係者合同で緊急事態に備え災害救助リハーサル訓練を年数度行い非常時対応とする事と、緊急物資や仮設資材等々何処に何が在るかを地元地域関係者が互いに確認点検しておく事で緊急非常時の仮設設置に最良の形態となる、地震被災が日本各地で多発している現状で地域社会の高齢化対策上からも行政や地域課題に不可欠問題となっている。
【実施例】
[プール水を緊急時用浄水濾過装置で供給]
避難所体育館が直下型地震緊急時で水道断水や停電に襲われ孤立しても、隣接するプール水を緊急時用浄水濾過装置[図11]と停電時の自家発電機能[図11]で対処できる、既に大手企業ヤマハ発動機を初めとして各社で飲料水や生活用水として技術的に成功している装置を採用する。雪寒地の冬季直下型地震災害は最も緊急性があり冬季期間は救急ヘリコプターにも即対応に制限があり、水道断水や停電は飲料水確保と被災者の住居環境暖房が深刻な問題となる現在山間地域の学校でも防火用としてプールは年間水を抜かず使用している事でプール水の浄水濾過装置は緊急時対応に即貢献できる。体育館の配電盤や水道本管切替口等々改修や、新設工事に本考案の切替バイパス機構を組み込む事で電力・飲料水・トイレ等使用が可能になる、緊急時の地域集落崩壊など電力停電時に於いても、仮設個室の備品設置と連動し直ちに人間生活に欠かせぬ最低限の住環境が構築出来る。
【産業上の利用可能性】
[地震緊急災害問題は避難所対応の課題]
体育館フロアー床に於ける耐震構造体と、短時間に収納室よりレールドアハンガー等による緊急時の素早い対応機能方法と少人数で大量緊急備蓄物資移動を可能とする仮設個室と個室内部の親子孫連結台車で住環境備品の提供方法は、全国市町村の緊急課題でもあり整備対応が遅れている現状であるが地域社会の高齢化や人道的にも最優先課題として緊急時の人間生活に最低限の住環境が構築出来る事と、現状では体育館フロアーに被災者が雑魚寝とする収用では遺憾とも対応叶わぬ状態であり、日本各地で地震災害の危険性が高く厚生省も指導しているが体育館に於いて間仕切り個室が避難所に出来ない現状を憂い、本発明は間仕切り問題を解消する点と、仮設個室に避難者の課題を解消した産業上の利用可能性が高く貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
[請求項1]の体育館フロアー床のアンダーピット蓋は鍵ロック式▲5▼外枠▲2▼と取外し式上蓋▲1▼で構成し根太鋼材▲6▼に外枠▲2▼がビス止めされる、フロアー同材▲3▼でアンダーピット蓋表材が用意され体育館フロアー床に通常鍵ロック設置される。
【図1】 [アンダーピット蓋を示した断面図と平面図である。]
【符号の説明】
▲1▼取外し式上蓋 ▲2▼外枠 ▲3▼フロアー同材 ▲5▼鍵ロック式
▲6▼根太鋼材
【図面の簡単な説明】
断面図は[図1]体育館フロアー床に取外し式上蓋▲1▼と支柱穴▲10▼付き中蓋▲4▼を交換し脱着式支柱▲9▼を中蓋支柱穴▲10▼へ立てた状態、平面図の中蓋▲4▼は仮設個室の流し調理台等々に供給する電源コンセント口▲12▼や給排水口▲13▼があり、災害非常時のフロアー床に取外し式上蓋▲1▼と支柱穴▲10▼付き中蓋▲4▼を交換し短時間少人数で間仕切り仮設個室を提供する機能方法となる。
【図2】 [支柱穴付き付中蓋を示した断面図と平面図である。]
【符号の説明】
▲2▼外枠 ▲3▼フロアー材 ▲4▼中蓋 ▲5▼鍵ロック式
▲6▼根太鋼材 ▲9▼支柱 ▲10▼支柱穴 ▲12▼電源コンセント口
▲13▼給排水口
【図面の簡単な説明】
上下式鋼製基礎に固定された鞘管ライフワークBOX▲20▼にある中蓋上蓋収納口▲14▼は、中蓋と兼用で非常時に支柱穴付き中蓋▲2▼と上蓋▲1▼を交換し鞘管内部▲11▼の支柱口上▲10▼に軸組み柱の脱着式支柱が立つ機能は、間仕切り仮設個室に最低限の住居環境の給排水口▲13▼と電源口▲12▼を通じて飲料水の供給や軽炊飯が出来る方法になる。
【図3】 [ライフワークBOXを示した立体図と平面図である。]
【符号の説明】
▲8▼新大引鋼 ▲10▼支柱口 ▲11▼鞘管 ▲12▼電力口
▲13▼給排水口 ▲14▼中蓋上蓋収納口 ▲20▼ライフワークBOX
【図面の簡単な説明】
[請求項1]のフロアー床に仮設個室用として不可欠な軸組み支柱▲9▼約40cmの下部は新大引鋼▲8▼に取付けたライフワークBOX▲20▼の生コンで固めた鞘管部▲11▼に収納する事で上下式鋼製基礎と総一体となった基本的構造と、鋼製基礎に事前に用意された電力口▲12▼と給排水口▲13▼はライフワークBOX▲20▼を介在し中蓋収納口▲14▼より取出だした中蓋▲4▼[図2]を、取外し式上蓋▲1▼と交換する事にて各仮設個室に供給する。又、上下式鋼製基礎は自在穴▲15▼と調節ボルト▲16▼で上部部材▲17▼と下部部材▲18▼の高さ調節が可能となる、Lアングル四脚▲19▼の調節ボルト▲16▼はコンクリート叩き面の凸凹や傾斜面設置に於いても設置可能で、上下式鋼製基礎上部面を水平に維持施工出来る特徴を持つ。
【図4】 [上下式鋼製基礎を示した断面図と立体図である。]
【符号の説明】
▲1▼取外し式上蓋 ▲2▼外枠 ▲3▼フロアー材 ▲4▼中蓋 ▲6▼根太鋼材
▲7▼大引鋼材 ▲8▼新大引鋼 ▲9▼支柱 ▲11▼鞘管 ▲12▼電力口
▲13▼給排水口 ▲14▼中蓋収納口 ▲15▼自在穴 ▲16▼調節ボルト
▲17▼上部部材 ▲18▼下部部材 ▲19▼Lアングル四脚
▲20▼ライフワークBOX
【図面の簡単な説明】
[請求項1]のフロアー床下の大引鋼▲7▼下部に設置する、本考案の新大引鋼▲8▼は貫通ボルト支持脚で四ヶ所以上の大引鋼と新大引鋼を一体化する耐震ブロック構造体となる、隅の貫通ボルト支持脚を取付けた立体図。
【図5】 [貫通ボルト支持脚を示した立体図である。]
【符号の説明】
▲6▼根太鋼 ▲7▼大引鋼 ▲8▼新大引鋼 ▲10▼貫通ボルト支持脚
【図面の簡単な説明】
[請求項2]の体育館を緊急時避難所として切り替える為に、格納室を設け上部空間スペースには天井からレール走行インテリアドアハンガー等▲1▼で吊下げられた懸架式アコーデオン壁▲2▼やドアサッシ玄関等の個室壁材一式が折り畳み縮小連なった状態で事前に収納用意する方法と、仮設個室の軸骨組み各支柱の頭を懸架式レール走行ドアハンガー▲1▼で連結し格納室に収納していたレール走行ドアハンガーを支柱に接続する事で、懸架式アコーデオン壁や錠付玄関等を体育館フロアーに緊急非常時に短時間で建てられるプレハブ内装技術を生かした仮設個室の間仕切り構造体。
【図6】 [間仕切り仮設構造体を示した立体図である。]
【符号の説明】
▲1▼レール走行インテリアドアハンガー ▲2▼懸架式アコーデオン壁
【図面の簡単な説明】
[請求項3]の体育館フロアー床下に設置した新大引鋼の間▲6▼ピッチを10M幅とし、大引鋼▲8▼と大引鋼▲8▼間ピッチを約20cmとし外枠▲3▼下部を大引鋼上部にビス固定する方法と、大引鋼に取付けたWクロス連結器▲5▼が新大引鋼を吊下げ固定する事で支持脚スタンド▲10▼を不要とし引出し口▲1▼下部に根太鋼▲7▼のクロス設置を無くする事が出来た事により、フロアー床下に電動ロール巻機▲4▼を設置可能とする方法と、養生シート引出し口▲1▼は外枠▲3▼と中蓋▲2▼で構成され、外枠凹溝に中蓋凸溝が噛み込んだ機能は大引鋼の南北方向10Mピッチ幅上部を挟みつけ大引鋼の東西方向離れを防止する構造体となる、養生シート引出し口▲1▼はフロアー床▲11▼に平行設置と鍵付ハッチ引上げ式と表面のグレーチング中蓋▲2▼とする事で換気口を兼用する事で湿気によるフロアー床木材の膨張や収縮防止を図る機能機構となる、大引鋼ピッチの間20cmに養生シートの引出しと巻戻しが電動で自由に行われ体育館フロアー床に設置出来る独創的方法となる。
【図7】 [電動ロール巻機を示した立体図である。] [引出し口兼用換気口を示した断面図である。]
【符号の説明】
▲1▼引出し口 ▲2▼内蓋 ▲3▼外枠 ▲4▼電動ロール巻機
▲5▼Wクロス連結器 ▲6▼新大引鋼 ▲7▼根太鋼 ▲8▼大引鋼
▲9▼養生シート ▲10▼支持脚スタンド ▲11▼フローリング材
【図面の簡単な説明】
電動ロール巻養生シートをフロアー床の東西両サイドに取付け、引出し口▲3▼より東西方向の養生シート超ロング10M▲2▼を取出し中央部にて互いに合わせ、その中央部合わせ目の上に南北方向ステージ前の引出し口▲3▼より養生シート2M幅をクロス重ね張り▲1▼方法にてシート隙間や捲れを無くし土足による砂等が入らない機構となる方法と、[図6]のWクロス連結器▲5▼と新大引鋼が根太鋼の機能を保ち人力では設置困難な超10Mロング幅大重量養生シートの巻取機能を有する電動ロール巻機▲4▼は、少数人短時間にフロアー床全面を覆う機能を有した独自な考案方法装置で緊急時一刻を争う災害救助隊員らの土足で体育館出入りを迅速に解決する。
【図8】 [電動ロール巻機と養生シート設置を示した平面図である。]
【符号の説明】
▲1▼クロス部分南北張り ▲2▼シート東西100張り ▲3▼引出し口
▲4▼電動ロール巻機
【図面の簡単な説明】
大引鋼材▲7▼に懸架式ダブルクロス連結器▲1▼を取付け、懸架口▲10▼に新大引鋼▲8▼を取り込みクロス設置する事で耐震性能を飛躍的に高めたブロック構造体となる事と、大引鋼に取付けたWクロス連結器が新大引鋼を吊下げ固定する事で支持脚スタンドを不要とし[図6]引出し口下部▲3▼に根太鋼のクロス設置を無くする事が出来た事により、[図6]電動ロール巻機▲4▼を設置可能とする工法と、新大引き鋼にライフワークBOXと上下式鋼製基礎を自在に設置可能とした機能連結器。
【図9】 [懸架式ダブルクロス連結器を示した立体図と断面図である。]
【符号の説明】
▲1▼懸架式ダブルクロス連結器 ▲5▼大引鋼留めネジ
▲6▼傾斜耐震ゴム ▲7▼大引鋼
▲8▼新大引鋼 ▲10▼新大引鋼懸架口
【図面の簡単な説明】
[請求項3]の緊急時使用する個室内部備品として流し付き調理台・テレビ通信機器・緊急食料品・毛布寝具・組立二段ベット・スタイロ畳・暖房器具・脱着式支柱等々の非常物資等をユニット化と連結部▲4▼を持つことで親子孫台車の自在組み合わせ可能とし、ステージ下部空間部へ事前に仮設順番別にNo.を付けた台車を収納する方法と、自在に連結部▲4▼でステージ収納長さに合わせた親台車▲1▼&子台車▲2▼・親台車▲1▼&孫台車▲3▼等々の組合わせ特徴を持つ方法機能。
【図10】 [親子孫方式台車を示した立面図である。]
【符号の説明】
▲1▼親台車 ▲2▼子台車 ▲3▼孫台車 ▲4▼連結部
【図面の簡単な説明】
[請求項4]の水道本管を切替える独立した緊急時用濾過浄水装置▲1▼と自家発電装置▲2▼を稼動接続し、プール殺菌飲料水をフロアー床下基礎のライフワークBOXを介在した中蓋給水口より各仮設個室へ供給し飲料水と軽炊飯や体育館既存トイレや入浴シャワー室の使用を回復し非常緊急時問題を解決する。
【図11】 [プール水濾過浄水装置と自家発電装置を示した立面図である。]
【符号の説明】
▲1▼プール水濾過浄水装置 ▲2▼自家発電装置
【図面の簡単な説明】
体育館フロアー床下に事前に設置した電機配線と給水配管と排水配管は、直下型地震災害で地域が孤立化し体育館自体が麻痺した場合の超緊急時に、[図10]プール水濾過浄水装置と自家発電装置を稼動させ切替バイパス機構に接続する事で通常の市水道や電力等々に替わり、体育館内のトイレやシャワー室に供給する事と、間仕切り仮設個室に同様に飲料水や電気を供給する。
【図12】 [切替バイパス機構を示した平面図である。]
【図面の簡単な説明】
[請求項5]のライフワークBOX▲20▼鞘管の太さや長さ形状を体育器具支柱の形状に換えた体育器具用カンガルーBOX(21)に替えて施行し、カンガルーBOXには取外し式上蓋▲1▼の収納部▲14▼があり、支柱穴付き中蓋▲2▼と上蓋▲1▼を交換する事体育器具支柱使用にも兼用適合できる事と、角度が異なる傾斜耐震ゴム(22)をカンガルーBOXと新大引鋼▲8▼の間に取り付け、体育器具支柱専用カンガルーBOXを傾斜平面として造り出す事が出来る為、従来のプロ専門職人技で数度傾けるフロアー床に立てる支柱等の難解な固定取付け工程が無くなり、誰にでも体育器具工事の難解な施行を施工出来る。
【図13】 [カンガルーBOXを示した平面図と立体図である。]
【符号の説明】
▲8▼新大引鋼 ▲10▼支柱口 ▲11▼鞘管 ▲12▼電力口
▲13▼給排水口 ▲14▼中蓋上蓋収納口
【図面の簡単な説明】
体育器具床金属蓋が外れ飛び出す事や、新設体育館に於いても体育器具支柱を設置時に急に落下させる事で金属蓋が割れ破損による靴の引っかかり事故や、競技時のスライデングや回転レシーブなどで腹を縫う医療事故が多々発生していた、[図1]の体育館フロアー床のアンダーピット蓋はフロアー木材蓋でこの様な事故が無くなる。
【図14】 [体育器具床金具を示した破損状態である。]
【技術分野】
【0001】
地震災害や緊急時体育館内部に住居環境を有した仮設個室を短時間で設置する事を目的とする。
厚生労働省の規程では緊急避難対策として各避難所には間仕切り室の設置を指導している、山村集落等へ直下型地震災害や道路破壊等の交通手段が全て立たれた緊急災害時は人命救助にヘリコプターが初期出動の要となる、従って天候悪化や強風横風など障害物の無い集落近隣の学校グランド広場での離発着が不可欠な要素となり隣接体育館が避難所や救急車待機の連携で最適な場所となって、地域学校体育館が市町村指定の緊急避難収容所対策としているが体育館内に個室化対策は諸々の事情で実現出来ていない現状である、元々体育館は競技使用が目的であり体育館内部に間仕切り柱の設置は競技等に支障をきたす物理的問題点と競技目的は高天井と大広場ワンフロアー床が球技に不可欠であり体育館床に仮設個室用間仕切り柱を立てる事は出来無い構造体となっており、従来技術として床構造設計にも間仕切り柱基礎を事前に用意する必要性が無かった事を改善し、本発明は体育館フロアー鋼製床と一体化した基礎を設け緊急時体育館に間仕切り柱の立てる構造体として提案するもので通常は体育館競技機能として使用するが、緊急災害時は短時間で間仕切り仮設個室設置に切替えを可能とする体育館フロアー鋼製床の技術分野に繋がる。
【背景技術】
【0002】
体育館等を緊急避難所として対応させる為、フロアー床に脱着式支柱を立てる為に鞘管機能を有した上下式鋼製基礎と耐震鋼製床から構成され、間仕切り用仮設個室の軸骨組みとなる脱着式支柱を基点に倒れや振れ止めを兼ねたレールを懸架式としたレール走行インテリアドアハンガー等でアコーデオン壁やサッシ玄関等を用いて体育館フロアーに短時間で建てられるプレハブ内装技術を生かした仮設個室を提案する、間仕切りパーテイション仕切壁や暗礁番号錠付サッシ玄関をレール走行インテリアドアハンガーに懸架設置取付ける方法や、脱着式支柱フック受金具で組立収納ボックス棚等々の取付けを可能とし仮設内部に衣類小物収納や立体的収納棚やカーテン仕切り更衣化粧室やカードキィー式や電子ロック機能金庫や流し付き調理台・通信機器等々を個室内部設置する機能となり、従来の緊急避難所で問題が発生している盗難防止・置忘れやプライベート問題環境をも解決した仮設間仕切り個室対策となる事を特徴とする。
又、寝具・スタイロ畳や各仮設資材・緊急時物資等々を移動容易な専用連結台車や格納庫として館内に収納しておく事と、仮設個室内部に基礎と脱着式支柱と中蓋を介在した水道や電気を供給し、体育館に緊急避難した場合の最も重要な寝所・飲料水・軽炊飯・トイレ・シャワー入浴機能を有した住環境整備の素早い対応可能とする、一般建築のハウスドアハンガー技術対応方法となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
[体育館に個室軸組み柱の設置課題]
▲1▼ 直下型大型地震災害時などの緊急時は、ヘリコプター初期出動が要でグランドの離発着広場の確保と隣接体育館が避難待避所として欠くことが出来ない、避難所体育館に間仕切り用個室は必要であるが元々体育館は競技目的で高天井ワンフロアー床が球技に不可欠要素、体育館フロアー床に個室軸組み柱が存在する事は相反する問題であり、従来から仮設個室用軸組み柱を立てる課題が無かった。
[フロアー床下の土間凸凹や傾斜の課題]
▲2▼ 体育館フロアー床下の土間はコンクリー叩き床施工時に全てフラットに均すブル作業で、山間部の岩盤露出土間や山傾斜地等々の施工に難問があった。
[体育館フロアー床の歪み発生の課題]
▲3▼ 元々体育館は競技目的の少数人平均荷過重/m2を目的としたフロアー床構造設計であり、緊急時の対策本部関係者や消防自衛隊等の救助隊や近隣市町村関係者・マスコミ等々の大人数が押しかけると、体育館フロアー床は荷過重/m2重量オーバーとなり、床の砂傷・ひずみ・歪みが発生し改修や補修問題が災害後日発生し避難所として耐震対応に問題があった。
[仮設資材収納に格納室の課題]
▲4▼ 体育館を避難所としての対応に仮設資材収納する場所が館内に無く、準備している市町村でも遠方収納場所で従来から直下型地震発生場所が予測できず緊急発生ヶ所に対応の問題があった。
[仮設間仕切り個室の課題]
▲5▼ 厚生労働省の規程では各避難所に間仕切り室の設置を指導している、一方地域体育館を緊急避難所としての対応ではワンフロアー雑魚寝状態である為に、被災者たちの避難所生活には貴重品盗難防止と救援隊や対策本部関係者マスコミ等々他人の目を絶えず気にした着替えや、授乳母親などプライベート問題が内在し問題となっていた。
[緊急時の土足で出入り可能の課題]
▲6▼ 体育館フロアー床をシートで覆う事はシート幅が約2Mと狭く互いに重ねる為四分の一部分の無駄が発生する欠点と、増幅にすると大重量となり小人数では持ち運びができない相矛盾する問題がある、従って、重ねを少なくするとシート間から砂等入り込む為粘着テープ貼り付ける事や剥離工程等々大変な設置時間を要していた、体育館へ土足での出入りは災害救助隊員等々緊急時不可欠要素でもあるが、災害復帰後の靴に付着砂等によるフロアー床傷や塗料剥離の修理等々色々課題があった。
[仮設個室の組立て順番の課題]
▲7▼ 緊急非常時の不特定多数の人々が体育館内で勝手に仮設個室を設置する場合、組立て手伝い行為が順番を間違えると取り外す行為となる場合が多々発生するので二重三重の手間になる要素がある為に、設置指導リーダーと仮設個室の取付け順位の徹底が課題となる。
[応援物資等々の緊急収納の課題]
▲8▼ 赤十字や海外を含め全国各地から緊急非常時に殺到する救援物資の整理と収納は、保管場所に苦慮近場に仮設小屋の建設等々問題がある。
[地域が孤立化した場合の課題]
▲9▼ 緊急時の地域が道路・橋梁の崩壊等々で孤立化した場合は、避難所として体育館も含め機能不全になりパニック状態となる、特に水道断水や停電に襲われた場合に於いても避難所内に自家発電による通信手段と生活環境の飲料水確保等の対策が不可欠要で、被災者救済保護の点からも電力と飲料水確保が最大の課題となっていた。
[被害者と外部緊急通信手段の課題]
▲10▼ 直下型地震災害時の被害者と外部緊急通信手段が最優先され、最新の被害情報や人災事故等々の連絡が的確な支援救助となる為に地域全体の新情報把握が課題となっている。
[体育器具床金具の撤廃]
▲11▼ 各競技体育床金具が体育館フロアー床面に無い事は多目的競技が出来ない根幹的な問題で競技が成り立たなく、今まで体育床金具の撤廃は考えらていなかった。
[フロアー床金具による障害問題]
▲12▼ 今まで小規模体育館でも26〜40個の露出した各競技体育床金具が大量に設置されている、それらの床金具金属プレートは靴が引っかかる捻挫や競技トラブル問題や古くなり蓋が飛び出す割れ破損事故による回転レシーブなどで腹を縫う医療事故が発生した事や、金属プレートは滑る為スポーツ高度技術の妨げや危険性が指摘され学校側の安全管理訴訟問題も発生していた、又、金属床金具部とフロアー木部でボール反発係数が異なる為に、各種ボール競技大会の一点を争う緊迫した場面などで関係者から金属床金具のリバウンド変化による障害問題も同様指摘されていた。
[支柱設置専門職人技の課題]
▲13▼ 体育館フロアー床面にネットを水平に張る為にバレー支柱等々数度外側に傾いた施工方法が物理的に必要とし、従来体育器具支柱取り付けは専門職人技で数度傾ける支柱等の固定技術は大変難解であった、一般的な鋼製床職人や大工職人が設置できる固定取付け工程が求められ課題となっていた。
【課題を解決するための手段】
[体育館に個室軸組み柱の設置課題]
▲1▼ アンダーピット蓋[図1]は外枠と取外式上蓋で構成され鞘管ライフワークBOX内部には支柱穴付き中蓋が収納されている方法と、アンダーピット蓋は鍵ロック式で開閉機能を持つ事と取外式上蓋と支柱穴付き中蓋[図2]と交換出来る機構構造方法は本発明のポイントで、緊急時フロアー床上の交換した中蓋から脱着式支柱下部を支えるライフワークBOXの鞘管に建込み体育館フロアーに仮設個室を設置する四方柱となる軸骨組み柱が出来る方法で解決した。
[フロアー床下の土間凸凹や傾斜の課題]
▲2▼ 体育館フロアー床下の下式鋼製基礎[図4]は上部部材と下部部材に各々自在穴を内在しており、凸凹や傾斜を吸収する機能を持った自在穴は連結ボルトで上部部材と下部部材が固定できる機能と高さ調節の自在機能を持った特徴を有す事で、フロアー床下構造のコンクリート叩き面の凸凹や傾斜面設置に於いても上下式鋼製基礎上部面を水平に維持施工出来る事と、工期の大幅な短縮が可能と成った。
[体育館フロアー床の歪み発生の課題]
▲3▼ 新大引鋼の新支持脚が従来工法より50%増数となる事と、体育器具基礎に加えて仮設間仕切り鋼製基礎が倍増となる構造体で二重三重の耐震機能を増した新鋼製床構造方法となる、従来の体育館フロアー床は競技少数人平均荷過重/m2とした構造を、大人数を収納する数百人単位重量荷過重/m2でもフロアー床は歪みや歪む事無く十分に機能する直下型地震緊急時等の避難所として対応を可能とした。
[仮設資材収納に格納室の課題]
▲4▼ 体育館フロアー床下の未利用空間部やステージ床下の未利用空間部の収納室化や、体育館外部に突き出た2Fギャラリー下の未利用空間部1Fに新たに格納室を設け、その格納室天井からレール走行インテリアドアハンガー等で吊下げられた懸架式アコーデオン壁・パーテイション仕切壁やドアサッシ玄関等の間仕切り資材を折り畳み収納する吊下げ機能有した懸架式レール等でコンパクト収納が可能となり課題を解決する。
[仮設間仕切り個室の課題]
▲5▼ 短時間少人数で設置可能とする為に体育館サイド格納室に事前に用意し、レール走行インテリアドアハンガー等でアコーデオン仕切壁やドアサッシ玄関等の個室壁材一式を折り畳み収納する機能方法と連動し間仕切り個室が出来る事と、個室内部収納棚に衣類や日常生活用品・緊急非常物資等々を装備する事で従来の避難所で問題となっていた盗難防止と他人の目を気にする事無く、着替えや受乳母親などのプライベート問題と住環境問題を仮設個室で解消する。
[緊急時の土足で出入り可能の課題]
▲6▼ 従来技術では大引鋼材900cmビッチと根太鋼材が300cmビッチでクロスする為に、300cm以上のシート幅では床下収納では物理的に引出しが不可能とした構造体であった。本考案の大引鋼材に新大引鋼をクロスさせ貫通ボルトとWクロス連結器による方法の成果一部は、[図面7]新大引鋼▲8▼と新大引鋼▲8▼ピッチを10M幅と大引鋼材▲7▼と大引鋼材▲7▼ピッチを約20cmとし根太鋼材のクロスに替り大引鋼下部に設置された新大引鋼が根太鋼材の機能を代行する事と、兼用換気口の養生シート引出し口蓋が大引鋼上部で溶接される強度を保持したサンドイッチ工法で超ロング養生シートは10M幅でも施工が可能となった独自性を持つ、従って、フロアー床下未利用の空間部に用意された電動ロール巻養生シートは超ロング巻取機能を有する機能と、人力では設置不可能な大重量ロール巻養生シートを移動すること無くフロアー床に設置可能となり、従来の換気口に替わり養生シート引出し口蓋を開けて、ロール巻シート両端を二人程度の引出し短時間でフロアー床を覆う機能を有した方法装置によって大重量の養生シートを少人数で設置出来る、緊急時一刻を争う災害救助隊員等々の外部から土足で即出入り可能とする意義は大きい!
[仮設個室の組立て順番の課題]
▲7▼ 緊急非常時の仮設個室を設置する場合不特定多数の人々が集い、仮設個室の組立て行為に参加するが移動容易な間仕切り支柱ユニット式専用台車として事前にNo.順番別に収納とする方法は、避難訓練などで経験のある人がリーダーとして指令を出す事が肝要だが緊急時の短時間スムースな組立て施工対応が可能となる事と、個室内部備品として流し付き調理台・テレビ通信機器・緊急食料品・毛布寝具・組立二段ベット・スタイロ畳・暖房器具・脱着式支柱等々の非常物資等をユニット化と親子孫連結台車の特徴を持ちステージ下部の未利用空間部へ事前に仮設順番別に親子孫連結台車へ各々No.を付け収納する方法で、救助隊や避難者の誰にでも表示通り台車No.単位毎に各仮設個室への移動搬送と、切り離した内部備品の各台車単位で設置が出来る事と、空になった台車撤収で切離した長さの異なる台車でも親No.に組合わせ表示を致し連結回収する方法はスムース下部にステージへ空台車の収納課題と仮設個室の設置を解決する。
[応援物資等々の緊急収納の課題]
▲8▼ 赤十字や海外を含め全国各地から緊急非常時に殺到する救援物資の整理と収納課題は、ステージ下部の親子孫連結台車を体育館フロアー仮設個室の設置や内部備品の設置後は空になる、従って空の各親子孫連結台車に応援物資を保管収納する事と懸架式アコーデオン壁・パーテイション仕切壁やドアサッシ玄関等の間仕切り資材を事前に収納し空になっている格納室へ救援物資を保管収集する事で解決する。
[地域が孤立化した場合の課題]
▲9▼ 近場に仮設小屋の建設等々問題がある。直下型地震非常緊急時とうで道路・橋脚陥没や水道断水や停電で完全に交通連絡機能等々麻痺し地域が孤立化した場合に、地域避難所体育館床下に事前に設けた水道本管を切替バイパス機構装置に替えプール水の濾過した飲料水を供給する機能や、体育館トイレやシャワー室も水道本管を切替える独立した緊急時用濾過浄水装置と自家発電装置を稼動接続し、プール殺菌飲料水をフロアー床下基礎のライフワークBOXを介在した中蓋給水口より各仮設個室へ供給し飲料水と軽炊飯や体育館既存トイレや入浴シャワー室の使用を回復し非常緊急時問題を解決する。
[被害者と外部緊急通信手段の課題]
▲10▼ 自家発電装置を稼動接続しライフワークBOXを介在した脱着式支柱や中蓋は各仮設個室に電気供給元になる為に、冬季災害時の毛布や暖房器具が使用可能になる事や各電化製品使用を可能とし、非常停電時に於いても照明や携帯電話・テレビ・有線・パソコン等々災害時の被害者と外部緊急通信手段を平常時と同様有効に活用出来る機構方法で解決する
[体育器具床金具の撤廃]
▲11▼ 鞘管ライフワークBOXを体育器具支柱専用カンガルーBOXに替えて施工し、体育館フロアー床面のアンダーピット蓋にフロアー床と同材を組み込んだ支柱穴が無い取外し式上蓋を設置し、カンガルーBOXの支柱穴がある中蓋と上蓋を交換する機能方法は、フロアー床面から体育器具金具を撤廃出来る事と従来通りに体育器具支柱の立てこみ可能とした一石二鳥の機能を有する。
[フロアー床金具による障害問題]
▲12▼ フロアー床と同材上蓋が一体になった状態で競技使用される為、フロアー床面に露出した各競技体育床金具を無くする画期的な対応が出来従来の様な靴が引っかかる捻挫やボール競技トラブル問題や、床金具破損事故[図14]等々の学校や行政安全管理者訴訟をも解消する。
[支柱設置専門職人技の課題]
▲13▼ 傾斜耐震ゴムをカンガルーBOXと新大引鋼の間に取り付け、体育器具支柱専用カンガルーBOXを傾斜平面として造り出す事が出来た事と、従来専門職人技で数度傾ける支柱等の難解な固定取付け工程を無くす事で、誰にでも施行可能とした独自性は体育館フロアー床面にネットを水平に張る為にバレー支柱等々数度外側に傾いた施工方法が物理的に必要としていた問題を解決した。
【発明の効果】
[プライバシー確保]
緊急非常時の短時間設置の仮設個室部屋提供は、トイレ・入浴・食事は被災者の基本的な問題解決となるが、従来の体育館避難所対応で問題としていた災害救援に駆けつけた行政職員や警察マスコミ消防ボランテア等々、初対面の大勢いる中で被災者自分達の生活をさらけ出すことは一人一人に大変な精神的苦痛を伴う事になる、特に乳飲み子を抱えた若い母や着替えをしたい女性や生理中の女性等々面前での生活は避難民のプライバシー問題を避けられず体育館の雑魚寝状態では解決出来なかった諸般の事柄を解消する、本発明による個室部屋提供は家族熟睡は勿論の事被災者仲間の安否や隣組とした協同互助組織の復活等々各種精神的心労ストレスやエコノミークラス症候群をも癒す効果が期待できる。
[体育館の安全管理対策]
体育館フロアー床面の鍵ロック式アンダーピット蓋は外枠と取外式上蓋で構成され、フロアー床下の上下式鋼製基礎に固定された鞘管ライフワークBOXには支柱穴付き中蓋の収納部があり、非常時にアンダーピット蓋の鍵を開けて中蓋と取外式上蓋を交換する事が可能となり体育館フロアー床に事前に用意された脱着式支柱をライフワークBOXの鞘管部へ立てる事が出来る独自の特徴を持ち、型枠内に床木材を組み込んだ支柱穴が無い上蓋は体育館フロアー床と一体になった状態で使用されている為、フロアー床面に従来の露出した各競技体育床金具を無くし画期的な解決方法となる、従来の床金具金属蓋が割れ[図14]飛び出す事による靴が引っかかる捻挫や、重量バレー支柱を建て落とす行為で床金具割れ破損となる、競技の回転レシーブなどで金具割れ部に腹を縫う事故が発生している事や、危険性が指摘され学校や行政側の安全管理訴訟問題になっていた問題も無くなる効果は大きい。
[企業に優れたコストダウン対策]
本発明による鋼製基礎は其のまま取付け可能で従来の様な型枠工法が全く無い事と、コンパネ型枠の撤去廃棄物処理が無く環境保全に貢献する事と、体育館床コンクリー打設後に鋼製基礎は設ける為、広大なコンクリー打設面に基礎障害物が全く無くなり自動無人打設&仕上げ機械の動作がスムースに稼動となる、従って伴う人件費・廃棄処理費と工期短縮が大幅なコストダウンとなる効果が期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
[関係者の緊急時リハーサル演習]
短時間に仮設個室を体育館に設置する為の、地区民・消防団・自衛隊・市町村関係者合同で緊急事態に備え災害救助リハーサル訓練を年数度行い非常時対応とする事と、緊急物資や仮設資材等々何処に何が在るかを地元地域関係者が互いに確認点検しておく事で緊急非常時の仮設設置に最良の形態となる、地震被災が日本各地で多発している現状で地域社会の高齢化対策上からも行政や地域課題に不可欠問題となっている。
【実施例】
[プール水を緊急時用浄水濾過装置で供給]
避難所体育館が直下型地震緊急時で水道断水や停電に襲われ孤立しても、隣接するプール水を緊急時用浄水濾過装置[図11]と停電時の自家発電機能[図11]で対処できる、既に大手企業ヤマハ発動機を初めとして各社で飲料水や生活用水として技術的に成功している装置を採用する。雪寒地の冬季直下型地震災害は最も緊急性があり冬季期間は救急ヘリコプターにも即対応に制限があり、水道断水や停電は飲料水確保と被災者の住居環境暖房が深刻な問題となる現在山間地域の学校でも防火用としてプールは年間水を抜かず使用している事でプール水の浄水濾過装置は緊急時対応に即貢献できる。体育館の配電盤や水道本管切替口等々改修や、新設工事に本考案の切替バイパス機構を組み込む事で電力・飲料水・トイレ等使用が可能になる、緊急時の地域集落崩壊など電力停電時に於いても、仮設個室の備品設置と連動し直ちに人間生活に欠かせぬ最低限の住環境が構築出来る。
【産業上の利用可能性】
[地震緊急災害問題は避難所対応の課題]
体育館フロアー床に於ける耐震構造体と、短時間に収納室よりレールドアハンガー等による緊急時の素早い対応機能方法と少人数で大量緊急備蓄物資移動を可能とする仮設個室と個室内部の親子孫連結台車で住環境備品の提供方法は、全国市町村の緊急課題でもあり整備対応が遅れている現状であるが地域社会の高齢化や人道的にも最優先課題として緊急時の人間生活に最低限の住環境が構築出来る事と、現状では体育館フロアーに被災者が雑魚寝とする収用では遺憾とも対応叶わぬ状態であり、日本各地で地震災害の危険性が高く厚生省も指導しているが体育館に於いて間仕切り個室が避難所に出来ない現状を憂い、本発明は間仕切り問題を解消する点と、仮設個室に避難者の課題を解消した産業上の利用可能性が高く貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
[請求項1]の体育館フロアー床のアンダーピット蓋は鍵ロック式▲5▼外枠▲2▼と取外し式上蓋▲1▼で構成し根太鋼材▲6▼に外枠▲2▼がビス止めされる、フロアー同材▲3▼でアンダーピット蓋表材が用意され体育館フロアー床に通常鍵ロック設置される。
【図1】 [アンダーピット蓋を示した断面図と平面図である。]
【符号の説明】
▲1▼取外し式上蓋 ▲2▼外枠 ▲3▼フロアー同材 ▲5▼鍵ロック式
▲6▼根太鋼材
【図面の簡単な説明】
断面図は[図1]体育館フロアー床に取外し式上蓋▲1▼と支柱穴▲10▼付き中蓋▲4▼を交換し脱着式支柱▲9▼を中蓋支柱穴▲10▼へ立てた状態、平面図の中蓋▲4▼は仮設個室の流し調理台等々に供給する電源コンセント口▲12▼や給排水口▲13▼があり、災害非常時のフロアー床に取外し式上蓋▲1▼と支柱穴▲10▼付き中蓋▲4▼を交換し短時間少人数で間仕切り仮設個室を提供する機能方法となる。
【図2】 [支柱穴付き付中蓋を示した断面図と平面図である。]
【符号の説明】
▲2▼外枠 ▲3▼フロアー材 ▲4▼中蓋 ▲5▼鍵ロック式
▲6▼根太鋼材 ▲9▼支柱 ▲10▼支柱穴 ▲12▼電源コンセント口
▲13▼給排水口
【図面の簡単な説明】
上下式鋼製基礎に固定された鞘管ライフワークBOX▲20▼にある中蓋上蓋収納口▲14▼は、中蓋と兼用で非常時に支柱穴付き中蓋▲2▼と上蓋▲1▼を交換し鞘管内部▲11▼の支柱口上▲10▼に軸組み柱の脱着式支柱が立つ機能は、間仕切り仮設個室に最低限の住居環境の給排水口▲13▼と電源口▲12▼を通じて飲料水の供給や軽炊飯が出来る方法になる。
【図3】 [ライフワークBOXを示した立体図と平面図である。]
【符号の説明】
▲8▼新大引鋼 ▲10▼支柱口 ▲11▼鞘管 ▲12▼電力口
▲13▼給排水口 ▲14▼中蓋上蓋収納口 ▲20▼ライフワークBOX
【図面の簡単な説明】
[請求項1]のフロアー床に仮設個室用として不可欠な軸組み支柱▲9▼約40cmの下部は新大引鋼▲8▼に取付けたライフワークBOX▲20▼の生コンで固めた鞘管部▲11▼に収納する事で上下式鋼製基礎と総一体となった基本的構造と、鋼製基礎に事前に用意された電力口▲12▼と給排水口▲13▼はライフワークBOX▲20▼を介在し中蓋収納口▲14▼より取出だした中蓋▲4▼[図2]を、取外し式上蓋▲1▼と交換する事にて各仮設個室に供給する。又、上下式鋼製基礎は自在穴▲15▼と調節ボルト▲16▼で上部部材▲17▼と下部部材▲18▼の高さ調節が可能となる、Lアングル四脚▲19▼の調節ボルト▲16▼はコンクリート叩き面の凸凹や傾斜面設置に於いても設置可能で、上下式鋼製基礎上部面を水平に維持施工出来る特徴を持つ。
【図4】 [上下式鋼製基礎を示した断面図と立体図である。]
【符号の説明】
▲1▼取外し式上蓋 ▲2▼外枠 ▲3▼フロアー材 ▲4▼中蓋 ▲6▼根太鋼材
▲7▼大引鋼材 ▲8▼新大引鋼 ▲9▼支柱 ▲11▼鞘管 ▲12▼電力口
▲13▼給排水口 ▲14▼中蓋収納口 ▲15▼自在穴 ▲16▼調節ボルト
▲17▼上部部材 ▲18▼下部部材 ▲19▼Lアングル四脚
▲20▼ライフワークBOX
【図面の簡単な説明】
[請求項1]のフロアー床下の大引鋼▲7▼下部に設置する、本考案の新大引鋼▲8▼は貫通ボルト支持脚で四ヶ所以上の大引鋼と新大引鋼を一体化する耐震ブロック構造体となる、隅の貫通ボルト支持脚を取付けた立体図。
【図5】 [貫通ボルト支持脚を示した立体図である。]
【符号の説明】
▲6▼根太鋼 ▲7▼大引鋼 ▲8▼新大引鋼 ▲10▼貫通ボルト支持脚
【図面の簡単な説明】
[請求項2]の体育館を緊急時避難所として切り替える為に、格納室を設け上部空間スペースには天井からレール走行インテリアドアハンガー等▲1▼で吊下げられた懸架式アコーデオン壁▲2▼やドアサッシ玄関等の個室壁材一式が折り畳み縮小連なった状態で事前に収納用意する方法と、仮設個室の軸骨組み各支柱の頭を懸架式レール走行ドアハンガー▲1▼で連結し格納室に収納していたレール走行ドアハンガーを支柱に接続する事で、懸架式アコーデオン壁や錠付玄関等を体育館フロアーに緊急非常時に短時間で建てられるプレハブ内装技術を生かした仮設個室の間仕切り構造体。
【図6】 [間仕切り仮設構造体を示した立体図である。]
【符号の説明】
▲1▼レール走行インテリアドアハンガー ▲2▼懸架式アコーデオン壁
【図面の簡単な説明】
[請求項3]の体育館フロアー床下に設置した新大引鋼の間▲6▼ピッチを10M幅とし、大引鋼▲8▼と大引鋼▲8▼間ピッチを約20cmとし外枠▲3▼下部を大引鋼上部にビス固定する方法と、大引鋼に取付けたWクロス連結器▲5▼が新大引鋼を吊下げ固定する事で支持脚スタンド▲10▼を不要とし引出し口▲1▼下部に根太鋼▲7▼のクロス設置を無くする事が出来た事により、フロアー床下に電動ロール巻機▲4▼を設置可能とする方法と、養生シート引出し口▲1▼は外枠▲3▼と中蓋▲2▼で構成され、外枠凹溝に中蓋凸溝が噛み込んだ機能は大引鋼の南北方向10Mピッチ幅上部を挟みつけ大引鋼の東西方向離れを防止する構造体となる、養生シート引出し口▲1▼はフロアー床▲11▼に平行設置と鍵付ハッチ引上げ式と表面のグレーチング中蓋▲2▼とする事で換気口を兼用する事で湿気によるフロアー床木材の膨張や収縮防止を図る機能機構となる、大引鋼ピッチの間20cmに養生シートの引出しと巻戻しが電動で自由に行われ体育館フロアー床に設置出来る独創的方法となる。
【図7】 [電動ロール巻機を示した立体図である。] [引出し口兼用換気口を示した断面図である。]
【符号の説明】
▲1▼引出し口 ▲2▼内蓋 ▲3▼外枠 ▲4▼電動ロール巻機
▲5▼Wクロス連結器 ▲6▼新大引鋼 ▲7▼根太鋼 ▲8▼大引鋼
▲9▼養生シート ▲10▼支持脚スタンド ▲11▼フローリング材
【図面の簡単な説明】
電動ロール巻養生シートをフロアー床の東西両サイドに取付け、引出し口▲3▼より東西方向の養生シート超ロング10M▲2▼を取出し中央部にて互いに合わせ、その中央部合わせ目の上に南北方向ステージ前の引出し口▲3▼より養生シート2M幅をクロス重ね張り▲1▼方法にてシート隙間や捲れを無くし土足による砂等が入らない機構となる方法と、[図6]のWクロス連結器▲5▼と新大引鋼が根太鋼の機能を保ち人力では設置困難な超10Mロング幅大重量養生シートの巻取機能を有する電動ロール巻機▲4▼は、少数人短時間にフロアー床全面を覆う機能を有した独自な考案方法装置で緊急時一刻を争う災害救助隊員らの土足で体育館出入りを迅速に解決する。
【図8】 [電動ロール巻機と養生シート設置を示した平面図である。]
【符号の説明】
▲1▼クロス部分南北張り ▲2▼シート東西100張り ▲3▼引出し口
▲4▼電動ロール巻機
【図面の簡単な説明】
大引鋼材▲7▼に懸架式ダブルクロス連結器▲1▼を取付け、懸架口▲10▼に新大引鋼▲8▼を取り込みクロス設置する事で耐震性能を飛躍的に高めたブロック構造体となる事と、大引鋼に取付けたWクロス連結器が新大引鋼を吊下げ固定する事で支持脚スタンドを不要とし[図6]引出し口下部▲3▼に根太鋼のクロス設置を無くする事が出来た事により、[図6]電動ロール巻機▲4▼を設置可能とする工法と、新大引き鋼にライフワークBOXと上下式鋼製基礎を自在に設置可能とした機能連結器。
【図9】 [懸架式ダブルクロス連結器を示した立体図と断面図である。]
【符号の説明】
▲1▼懸架式ダブルクロス連結器 ▲5▼大引鋼留めネジ
▲6▼傾斜耐震ゴム ▲7▼大引鋼
▲8▼新大引鋼 ▲10▼新大引鋼懸架口
【図面の簡単な説明】
[請求項3]の緊急時使用する個室内部備品として流し付き調理台・テレビ通信機器・緊急食料品・毛布寝具・組立二段ベット・スタイロ畳・暖房器具・脱着式支柱等々の非常物資等をユニット化と連結部▲4▼を持つことで親子孫台車の自在組み合わせ可能とし、ステージ下部空間部へ事前に仮設順番別にNo.を付けた台車を収納する方法と、自在に連結部▲4▼でステージ収納長さに合わせた親台車▲1▼&子台車▲2▼・親台車▲1▼&孫台車▲3▼等々の組合わせ特徴を持つ方法機能。
【図10】 [親子孫方式台車を示した立面図である。]
【符号の説明】
▲1▼親台車 ▲2▼子台車 ▲3▼孫台車 ▲4▼連結部
【図面の簡単な説明】
[請求項4]の水道本管を切替える独立した緊急時用濾過浄水装置▲1▼と自家発電装置▲2▼を稼動接続し、プール殺菌飲料水をフロアー床下基礎のライフワークBOXを介在した中蓋給水口より各仮設個室へ供給し飲料水と軽炊飯や体育館既存トイレや入浴シャワー室の使用を回復し非常緊急時問題を解決する。
【図11】 [プール水濾過浄水装置と自家発電装置を示した立面図である。]
【符号の説明】
▲1▼プール水濾過浄水装置 ▲2▼自家発電装置
【図面の簡単な説明】
体育館フロアー床下に事前に設置した電機配線と給水配管と排水配管は、直下型地震災害で地域が孤立化し体育館自体が麻痺した場合の超緊急時に、[図10]プール水濾過浄水装置と自家発電装置を稼動させ切替バイパス機構に接続する事で通常の市水道や電力等々に替わり、体育館内のトイレやシャワー室に供給する事と、間仕切り仮設個室に同様に飲料水や電気を供給する。
【図12】 [切替バイパス機構を示した平面図である。]
【図面の簡単な説明】
[請求項5]のライフワークBOX▲20▼鞘管の太さや長さ形状を体育器具支柱の形状に換えた体育器具用カンガルーBOX(21)に替えて施行し、カンガルーBOXには取外し式上蓋▲1▼の収納部▲14▼があり、支柱穴付き中蓋▲2▼と上蓋▲1▼を交換する事体育器具支柱使用にも兼用適合できる事と、角度が異なる傾斜耐震ゴム(22)をカンガルーBOXと新大引鋼▲8▼の間に取り付け、体育器具支柱専用カンガルーBOXを傾斜平面として造り出す事が出来る為、従来のプロ専門職人技で数度傾けるフロアー床に立てる支柱等の難解な固定取付け工程が無くなり、誰にでも体育器具工事の難解な施行を施工出来る。
【図13】 [カンガルーBOXを示した平面図と立体図である。]
【符号の説明】
▲8▼新大引鋼 ▲10▼支柱口 ▲11▼鞘管 ▲12▼電力口
▲13▼給排水口 ▲14▼中蓋上蓋収納口
【図面の簡単な説明】
体育器具床金属蓋が外れ飛び出す事や、新設体育館に於いても体育器具支柱を設置時に急に落下させる事で金属蓋が割れ破損による靴の引っかかり事故や、競技時のスライデングや回転レシーブなどで腹を縫う医療事故が多々発生していた、[図1]の体育館フロアー床のアンダーピット蓋はフロアー木材蓋でこの様な事故が無くなる。
【図14】 [体育器具床金具を示した破損状態である。]
【特許請求の範囲】
【請求項1】
体育館フロアー床用の鍵ロック式アンダーピット蓋は外枠と取外し式上蓋で構成され、フロアー床下の上下式鋼製基礎に固定された鞘管ライフワークBOXには取外し式上蓋の収納部があり、非常時にアンダーピット蓋の鍵を開けて支柱穴付き中蓋と上蓋を交換する事が可能となり体育館フロアー床に事前に用意された脱着式支柱をライフワークBOXの鞘管部へ立てる事が出来る独自の特徴を持ち、ライフワークBOXは上下式鋼製基礎と共に鋼管枠内部に生コンを注入し固定する工程と、上下式鋼製基礎を確り安定させるため鋼製基礎上部は事前に用意された新大引鋼にボルト結束され鋼製基礎下部Lアングル四脚はコンクリート叩き床にケミカルアンカー等で固定する工程からなり、軸骨組み柱となる脱着式支柱とライフワークBOXと上下式鋼製基礎の全てが総一体化構造となる方法は体育館フロアー床上に間仕切り仮設個室の軸骨組み支柱下部を土台同様に確り鞘管内に取付け可能とし、地震災害や緊急時避難民用個室を短時間少人数で仮設設置出来る特徴をもつ第一工程方法と、
本考案は大引鋼材に新大引鋼をクロスさせ貫通ボルトとダブルクロス連結器による強化したブロック構造体となる事で、耐震性能を増強した多方向耐震機能構造体のフロアー鋼製床となる第二工程方法と、上下式鋼製基礎は上部部材に自在穴と下部部材に連結穴を内在しており、凸凹や傾斜を吸収する機能とともに自在穴は連結ボルトで上部部材と下部部材が固定できる機能と高さ調節を持ち、更に鋼製基礎のLアングル四脚の調整ボルトがコンクリート叩き面の凸凹調整機能を有し高低差を問題なく的確に施工出来る工程となりフロアー鋼製床の新大引鋼を支持水平仕上施工を安易にする上下式鋼製基礎の第三工程方法と、
上記のブロック構造体と連動し新大引鋼の新支持脚が従来工法より50%増数となる事と、間仕切り個室用基礎が倍増となる構造体の相乗作用で二重三重の耐震機能を増した新鋼製床構造方法となる、従来の体育館フロアー床は競技少数人平均荷過重/m2とした構造を、大人数を収納する数百人単位重量荷過重/m2でもフロアー床は歪みやひずむ事無く避難所として十分に機能をする第四工程方法から構成された機能方法装置。
【請求項2】
体育館施設等を緊急時避難所として切り替える為に格納室や体育館側面の内壁裏側に新たに格納室を設け、その格納室上部空間スペースには天井からレール走行インテリアドアハンガー等で吊下げられた懸架式アコーデオン壁・パーテイション仕切壁やドアサッシ玄関等の個室壁材一式が連続して連なった状態で折り畳み事前に収納しておく第一工程方法と、
非常時にアンダーピット蓋の鍵を開けて電源口を有した支柱穴付き中蓋と交換し、フック受金具機能を持つ脱着式支柱を体育館フロアー床上に仮設個室の軸骨組みとして支柱を建てる目的と、建てた後の各支柱と支柱間は間仕切りインテリアドアハンガー等の吊下げ機能有した懸架式レール走行ハンガーで互いに脱着式支柱頭部を固定する事で倒れや揺れを防止する機能方法と、各支柱頭部のレール走行ハンガーと格納室に保管していた間仕切りインテリアドアハンガーと連結機能を持つ事で合体ジョイントし、レール上を流れるようにパーテイション仕切壁や暗証番号錠付玄関ドアを組み立て間仕切り仮設構造体となる第二方法と、
仮設個室に電源口中蓋やレール懸架取付けやフック受金具等々の機能で、衣類小物収納棚やカーテン仕切り更衣化粧室や防犯機能付電子ロック機能金庫や日常生活用品のロッカー棚等々を個室内の壁面設置する方法となる、従って緊急避難所で問題としていた盗難防止と着替え授乳母親などプライベート問題等々の住環境を解決した仮設間仕切り用個室となる事を特徴とする機構方法装置。
【請求項3】
体育館フロアー床下新大引鋼間のピッチを10M幅とし大引鋼と大引鋼間ピッチを約20cmとし養生シート引出し口の外枠下部を大引鋼上部にビス固定する方法と、大引鋼に取付けたWクロス連結器が新大引鋼を吊下げ固定する事で支持脚スタンドを不要とし出来た空間スペースと、養生シート引出し口下部に根太鋼の300幅クロス設置を無くする事により電動ロール巻装置を設置可能とする第一工程方法と、
養生シート引出し口は鍵付ハッチ引上げ式とし外枠下部を大引鋼上部に直接溶接やビス固定し南北方向離れを防止する工程と、引出し口は外枠と中蓋で構成され外枠凹溝に中蓋凸溝が噛み込んだ機能を持ち大引鋼設置の南北方向10Mピッチ幅上部を挟みつける方法で大引鋼の南北方向離れを二重に防止した方法と、中蓋表面をグレーチングとする事で換気口を兼用する構造体となる第二工程方法と、
第一工程の出来た空間スペースに電動ロール巻装置を東西方向のフロアー床下に設置して養生シート10M幅×約20M長さの引出しと巻戻しがスムースに行われる工程と、体育館両サイドから養生シートを互いに引出しフロアー床中央部で終着交わる方法と、南北方向ステージ前に設置した電動ロール巻装置から養生シート約2M幅を引出し東西方向両サイドのシート終着部分の上にクロス重ねる方法により、養生シート隙間や捲れを無くし土足による砂等々が入らない機構となる目的と、大重量シートの移動を電動ロール巻装置稼動により少数人短時間にフロアー床全面を覆う事を可能とした機能となり緊急時一刻を争う災害救助隊員らの土足で体育館出入りを迅速に解決する第三工程方法、
緊急時の体育館フロアー床の養生シート10M幅間に脱着式支柱が立つ上下式鋼製基礎には、フロアー床下に事前に設置配管していた給排水本管と電源ケーブル配線が用意され緊急非常時や直下型地震災害に於いても切替バイパス機構装置で結ばれて何時でも利用出来る方法となり、ライフワークBOXや中蓋電源口を介在して仮設各個室の流し付き調理台等に飲料水や電力を供給する目的と、
緊急時使用する個室内部備品として流し付き調理台・テレビ通信機器・緊急食料品・毛布寝具・組立二段ベット・スタイロ畳・暖房器具・軸組み支柱等々の非常物資等をユニット専用化し親子孫連結台車の各連結部は台車切離し自在式構成で親子孫各々独立し、ステージ収納長さに合わせた親&子・親&孫等々の異なる自在組合わせた長さで対応可能とした特徴を持つ事と、ステージ下部空間部へ事前に仮設順番別に親子孫台車へ各々No.を付け収納する方法で、救助隊や避難者の誰にでも表示通り台車No.単位毎に各仮設個室へ移動搬送と、連結部切り離した内部備品の台車単位で各個室設置が出来る事と、設置で空になった台車の撤収でバラバラに切離した長さの異なる台車でも親No.に組合わせ表示をし連結回収する方法はスムースにステージへ空台車の収納を可能とし、次に緊急救助隊が持ち込む場合の応援物資等々保管倉庫とする一石二鳥の方法装置は、災害非常時の短時間少人数でも仮設個室を即座に提供する機能方法と衣食住が整った環境を提供する方法装置。
【請求項4】
直下型地震の緊急時で道路・橋脚陥没や水道断水や停電で完全に交通連絡機能等々が麻痺し地域が孤立化し、避難所体育館の水道や電気も稼動不能となった場合に於いても、本考案の事前に用意し独立した緊急時用濾過浄水装置と自家発電装置を稼動し切替バイパス機構装置に接続する方法でプール水の浄水装置で濾過した飲料水を供給する事が出来る機能を持つ、従ってプール殺菌飲料水や電力をフロアー床下基礎と一体化したライフワークBOXの電気口やフレキシブル機能付き給水口より供給できる方法で各仮設個室内に[請求項3]と同様な飲料水確保や軽炊飯調理が出来る目的と、体育館内に設置していたトイレ室・シャワー室配管に切替バイパス機構を通じて給水する事で緊急避難時に於いて最も重要な被災者の生活要素であるトイレや入浴温水シャワー問題を解決する機構方法の目的と、[請求項1]のアンダーピット蓋を開き中蓋機能を介在し各仮設個室に電気供給元になる為に冬季災害時の暖房器具が使用可能になる事や電化製品使用を可能とし、非常停電時に於いても照明や携帯電話や緊急非常物資台車に用意したテレビ・有線・パソコン等々災害時の被害者と外部との緊急通信手段を平常時と同様に活用出来る機構となる方法装置。
【請求項5】
[請求項1]のライフワークBOX鞘管の太さや長さ形状を体育器具支柱の形状に換えた体育器具用カンガルーBOXに替えて施行する方法で体育器具支柱使用にも兼用適合できる方法と、鞘管カンガルーBOXを上下式鋼製基礎と共に鋼管枠内部に生コンを注入し固定する工程と、カンガルーBOX鞘管内部には支柱穴付き中蓋が収納される工程で体育競技使用時はフロアー床上の上蓋とカンガルーBOX中蓋を交換する機能方法で体育器具支柱を立てる事が出来る方法工程となる、フロアー床上の上蓋と中蓋はフローリング床材と同木材の表材で構成される、従って体育館フロアー床面に体育器具金具を無くする事が出来る、従来未解決問題であった体育器具床金具によるスリップ事故やスポーツ競技トラブルを無くする事を可能とした第一目的と、
本考案による事前に用意された各種目毎の角度が異なる傾斜耐震ゴムをカンガルーBOXと新大引鋼の間に取り付け、体育器具支柱専用カンガルーBOXを傾斜平面として造り出す事が出来る為、従来のプロ専門職人技施工で数度傾ける支柱等の難解な固定取付け工程が無く誰にでも体育器具工事の難解な施行を可能とした独自性を持ち、体育館フロアー床面にネットを水平に張る為にバレー支柱等々数度外側に傾いた施工方法が物理的に必要としていた問題を解決した傾斜耐震ゴムによる耐震機能を高めた方法装置となる第二目的と、競技使用時に体育館フロアー床上に電源口を有した中蓋がある事で、コートサイドに得点版等々設置可能となり利便性と競技事故を無くした方法機能装置。
【請求項1】
体育館フロアー床用の鍵ロック式アンダーピット蓋は外枠と取外し式上蓋で構成され、フロアー床下の上下式鋼製基礎に固定された鞘管ライフワークBOXには取外し式上蓋の収納部があり、非常時にアンダーピット蓋の鍵を開けて支柱穴付き中蓋と上蓋を交換する事が可能となり体育館フロアー床に事前に用意された脱着式支柱をライフワークBOXの鞘管部へ立てる事が出来る独自の特徴を持ち、ライフワークBOXは上下式鋼製基礎と共に鋼管枠内部に生コンを注入し固定する工程と、上下式鋼製基礎を確り安定させるため鋼製基礎上部は事前に用意された新大引鋼にボルト結束され鋼製基礎下部Lアングル四脚はコンクリート叩き床にケミカルアンカー等で固定する工程からなり、軸骨組み柱となる脱着式支柱とライフワークBOXと上下式鋼製基礎の全てが総一体化構造となる方法は体育館フロアー床上に間仕切り仮設個室の軸骨組み支柱下部を土台同様に確り鞘管内に取付け可能とし、地震災害や緊急時避難民用個室を短時間少人数で仮設設置出来る特徴をもつ第一工程方法と、
本考案は大引鋼材に新大引鋼をクロスさせ貫通ボルトとダブルクロス連結器による強化したブロック構造体となる事で、耐震性能を増強した多方向耐震機能構造体のフロアー鋼製床となる第二工程方法と、上下式鋼製基礎は上部部材に自在穴と下部部材に連結穴を内在しており、凸凹や傾斜を吸収する機能とともに自在穴は連結ボルトで上部部材と下部部材が固定できる機能と高さ調節を持ち、更に鋼製基礎のLアングル四脚の調整ボルトがコンクリート叩き面の凸凹調整機能を有し高低差を問題なく的確に施工出来る工程となりフロアー鋼製床の新大引鋼を支持水平仕上施工を安易にする上下式鋼製基礎の第三工程方法と、
上記のブロック構造体と連動し新大引鋼の新支持脚が従来工法より50%増数となる事と、間仕切り個室用基礎が倍増となる構造体の相乗作用で二重三重の耐震機能を増した新鋼製床構造方法となる、従来の体育館フロアー床は競技少数人平均荷過重/m2とした構造を、大人数を収納する数百人単位重量荷過重/m2でもフロアー床は歪みやひずむ事無く避難所として十分に機能をする第四工程方法から構成された機能方法装置。
【請求項2】
体育館施設等を緊急時避難所として切り替える為に格納室や体育館側面の内壁裏側に新たに格納室を設け、その格納室上部空間スペースには天井からレール走行インテリアドアハンガー等で吊下げられた懸架式アコーデオン壁・パーテイション仕切壁やドアサッシ玄関等の個室壁材一式が連続して連なった状態で折り畳み事前に収納しておく第一工程方法と、
非常時にアンダーピット蓋の鍵を開けて電源口を有した支柱穴付き中蓋と交換し、フック受金具機能を持つ脱着式支柱を体育館フロアー床上に仮設個室の軸骨組みとして支柱を建てる目的と、建てた後の各支柱と支柱間は間仕切りインテリアドアハンガー等の吊下げ機能有した懸架式レール走行ハンガーで互いに脱着式支柱頭部を固定する事で倒れや揺れを防止する機能方法と、各支柱頭部のレール走行ハンガーと格納室に保管していた間仕切りインテリアドアハンガーと連結機能を持つ事で合体ジョイントし、レール上を流れるようにパーテイション仕切壁や暗証番号錠付玄関ドアを組み立て間仕切り仮設構造体となる第二方法と、
仮設個室に電源口中蓋やレール懸架取付けやフック受金具等々の機能で、衣類小物収納棚やカーテン仕切り更衣化粧室や防犯機能付電子ロック機能金庫や日常生活用品のロッカー棚等々を個室内の壁面設置する方法となる、従って緊急避難所で問題としていた盗難防止と着替え授乳母親などプライベート問題等々の住環境を解決した仮設間仕切り用個室となる事を特徴とする機構方法装置。
【請求項3】
体育館フロアー床下新大引鋼間のピッチを10M幅とし大引鋼と大引鋼間ピッチを約20cmとし養生シート引出し口の外枠下部を大引鋼上部にビス固定する方法と、大引鋼に取付けたWクロス連結器が新大引鋼を吊下げ固定する事で支持脚スタンドを不要とし出来た空間スペースと、養生シート引出し口下部に根太鋼の300幅クロス設置を無くする事により電動ロール巻装置を設置可能とする第一工程方法と、
養生シート引出し口は鍵付ハッチ引上げ式とし外枠下部を大引鋼上部に直接溶接やビス固定し南北方向離れを防止する工程と、引出し口は外枠と中蓋で構成され外枠凹溝に中蓋凸溝が噛み込んだ機能を持ち大引鋼設置の南北方向10Mピッチ幅上部を挟みつける方法で大引鋼の南北方向離れを二重に防止した方法と、中蓋表面をグレーチングとする事で換気口を兼用する構造体となる第二工程方法と、
第一工程の出来た空間スペースに電動ロール巻装置を東西方向のフロアー床下に設置して養生シート10M幅×約20M長さの引出しと巻戻しがスムースに行われる工程と、体育館両サイドから養生シートを互いに引出しフロアー床中央部で終着交わる方法と、南北方向ステージ前に設置した電動ロール巻装置から養生シート約2M幅を引出し東西方向両サイドのシート終着部分の上にクロス重ねる方法により、養生シート隙間や捲れを無くし土足による砂等々が入らない機構となる目的と、大重量シートの移動を電動ロール巻装置稼動により少数人短時間にフロアー床全面を覆う事を可能とした機能となり緊急時一刻を争う災害救助隊員らの土足で体育館出入りを迅速に解決する第三工程方法、
緊急時の体育館フロアー床の養生シート10M幅間に脱着式支柱が立つ上下式鋼製基礎には、フロアー床下に事前に設置配管していた給排水本管と電源ケーブル配線が用意され緊急非常時や直下型地震災害に於いても切替バイパス機構装置で結ばれて何時でも利用出来る方法となり、ライフワークBOXや中蓋電源口を介在して仮設各個室の流し付き調理台等に飲料水や電力を供給する目的と、
緊急時使用する個室内部備品として流し付き調理台・テレビ通信機器・緊急食料品・毛布寝具・組立二段ベット・スタイロ畳・暖房器具・軸組み支柱等々の非常物資等をユニット専用化し親子孫連結台車の各連結部は台車切離し自在式構成で親子孫各々独立し、ステージ収納長さに合わせた親&子・親&孫等々の異なる自在組合わせた長さで対応可能とした特徴を持つ事と、ステージ下部空間部へ事前に仮設順番別に親子孫台車へ各々No.を付け収納する方法で、救助隊や避難者の誰にでも表示通り台車No.単位毎に各仮設個室へ移動搬送と、連結部切り離した内部備品の台車単位で各個室設置が出来る事と、設置で空になった台車の撤収でバラバラに切離した長さの異なる台車でも親No.に組合わせ表示をし連結回収する方法はスムースにステージへ空台車の収納を可能とし、次に緊急救助隊が持ち込む場合の応援物資等々保管倉庫とする一石二鳥の方法装置は、災害非常時の短時間少人数でも仮設個室を即座に提供する機能方法と衣食住が整った環境を提供する方法装置。
【請求項4】
直下型地震の緊急時で道路・橋脚陥没や水道断水や停電で完全に交通連絡機能等々が麻痺し地域が孤立化し、避難所体育館の水道や電気も稼動不能となった場合に於いても、本考案の事前に用意し独立した緊急時用濾過浄水装置と自家発電装置を稼動し切替バイパス機構装置に接続する方法でプール水の浄水装置で濾過した飲料水を供給する事が出来る機能を持つ、従ってプール殺菌飲料水や電力をフロアー床下基礎と一体化したライフワークBOXの電気口やフレキシブル機能付き給水口より供給できる方法で各仮設個室内に[請求項3]と同様な飲料水確保や軽炊飯調理が出来る目的と、体育館内に設置していたトイレ室・シャワー室配管に切替バイパス機構を通じて給水する事で緊急避難時に於いて最も重要な被災者の生活要素であるトイレや入浴温水シャワー問題を解決する機構方法の目的と、[請求項1]のアンダーピット蓋を開き中蓋機能を介在し各仮設個室に電気供給元になる為に冬季災害時の暖房器具が使用可能になる事や電化製品使用を可能とし、非常停電時に於いても照明や携帯電話や緊急非常物資台車に用意したテレビ・有線・パソコン等々災害時の被害者と外部との緊急通信手段を平常時と同様に活用出来る機構となる方法装置。
【請求項5】
[請求項1]のライフワークBOX鞘管の太さや長さ形状を体育器具支柱の形状に換えた体育器具用カンガルーBOXに替えて施行する方法で体育器具支柱使用にも兼用適合できる方法と、鞘管カンガルーBOXを上下式鋼製基礎と共に鋼管枠内部に生コンを注入し固定する工程と、カンガルーBOX鞘管内部には支柱穴付き中蓋が収納される工程で体育競技使用時はフロアー床上の上蓋とカンガルーBOX中蓋を交換する機能方法で体育器具支柱を立てる事が出来る方法工程となる、フロアー床上の上蓋と中蓋はフローリング床材と同木材の表材で構成される、従って体育館フロアー床面に体育器具金具を無くする事が出来る、従来未解決問題であった体育器具床金具によるスリップ事故やスポーツ競技トラブルを無くする事を可能とした第一目的と、
本考案による事前に用意された各種目毎の角度が異なる傾斜耐震ゴムをカンガルーBOXと新大引鋼の間に取り付け、体育器具支柱専用カンガルーBOXを傾斜平面として造り出す事が出来る為、従来のプロ専門職人技施工で数度傾ける支柱等の難解な固定取付け工程が無く誰にでも体育器具工事の難解な施行を可能とした独自性を持ち、体育館フロアー床面にネットを水平に張る為にバレー支柱等々数度外側に傾いた施工方法が物理的に必要としていた問題を解決した傾斜耐震ゴムによる耐震機能を高めた方法装置となる第二目的と、競技使用時に体育館フロアー床上に電源口を有した中蓋がある事で、コートサイドに得点版等々設置可能となり利便性と競技事故を無くした方法機能装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2010−112138(P2010−112138A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−306823(P2008−306823)
【出願日】平成20年11月5日(2008.11.5)
【出願人】(595148936)株式会社バンスポーツ (1)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年11月5日(2008.11.5)
【出願人】(595148936)株式会社バンスポーツ (1)
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