説明

重量物の横移動装置

【課題】種々な大きさのH形鋼に対応して使用できる重量物の横移動装置。
【解決手段】該横移動装置21は、一端部に車輪34が軸支される台車本体23と、該台車本体23にシーソー運動可能に載置する可動部本体25とが分離可能に構成され、台車本体23は、上部に位置決め用凸条部27が形成された基板と、位置決め用凸条部27の両端部に設けられるガイド板28、29と、位置決め用凸条部27の上方に位置する固定用突起と、固定用ボルトとを有し、可動部本体25は、下部に位置決め用凹条部が形成された可動板40と、該可動板40の上部に保持される油圧ジャッキ24とを有し、位置決め用凸条部27に対して位置決め用凹条部を嵌合させた時に、基板と可動板40との間に隙間57が形成され、当該可動板40が位置決め用凸条部27を支点にしてシーソー運動可能に構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、重量物の横移動装置に関するものであり、更に詳しくは、橋梁建設等の工事現場において、H形鋼等の重量物を容易に横移動することができる重量物の横移動装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の横移動装置としては、図19に示す構成のものが知られている。この簡易搬送装置1は、シリンダ駆動装置からなる伸縮部2と、伸縮部2にホース3を介して接続し加圧レバー4で操作する圧力供給装置5と、伸縮部2の下部に枢着ピン6を介して接続する台座7と、台座7の一端部に軸支する転動体8と、伸縮部2の上部に連結する隙間調整用の間隙部材9と、間隙部材9の上部に枢着ピン10を介して接続する上当接部材11とから構成される(特許文献1参照)。
【0003】
このような構成の簡易搬送装置1は、図20に示すように、H形鋼12の上下の当接面13、14の間、即ち、上下のフランジ部の間に設置すると共に、この簡易搬送装置1をバランス良く複数箇所に設置する。そして、それぞれの伸縮部2を伸長するとH形鋼12を接地面15よりも上方に持ち上げることができる。
【0004】
次に、作業員が手押し等の押圧手段16でH形鋼12を横方向に押すと、台座7の転動体8が回転してH形鋼12を横方向に移動することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第3125089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この従来例の簡易搬送装置1においては、伸縮部2と台座7と間隙部材9と上当接部材11とが一体な構造であるために重量が嵩み、高所への運搬が大変な重労働になるという欠点を有している。
【0007】
また、上述のように部材点数が多いので製造時の作業工程数が多くなり作業能率が悪いと共に、製造コストが高くなるという欠点も有している。
【0008】
更には、伸縮部2と圧力供給装置5とが別体構造であるために、部材点数の増加を招いてコスト高の原因になると共に、重量が嵩む原因にもなる。また、作業現場では、組立時にホース3を準備して伸縮部2と圧力供給装置5とに接続する必要があるので組立作業が煩雑であるという欠点を有する。
【0009】
そして、簡易搬送装置1は、設置が可能な上下の当接面13、14の間隔、即ち、上下のフランジ部の間隔が、一定の長さに限定されるという欠点がある。従って、種々なサイズのH形鋼12に設置する場合は、サイズ別の簡易搬送装置1を何種類も用意しておく必要があり、極めて煩雑でコストが高くなる。
【0010】
従って、従来例における簡易搬送装置1においては、高所への運搬を楽に行えるようにすることと、部材点数を少なくして製造コストを低減することと、作業現場での作業能率を向上させることと、種々なサイズのH形鋼12に使用できるようにすることとに解決しなければならない課題を有している。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記従来例の課題を解決するための本発明の要旨は、少なくとも上下に当接部を有する重量物を接地面から持ち上げて横移動させる重量物の横移動装置において、該横移動装置は、一端部に車輪が軸支される台車本体と、該台車本体にシーソー運動可能に載置する可動部本体とが分離可能に構成され、前記台車本体は、上部に位置決め用凸条部が形成された基板と、前記位置決め用凸条部の両端部に設けられるガイド板と、一方のガイド板に設けられ前記位置決め用凸条部の上方に位置する固定用突起と、他方のガイド板に螺着され前記固定用突起と対向して位置する固定用ボルトとを有し、前記可動部本体は、下部に位置決め用凹条部が形成された可動板と、該可動板の上部に保持される油圧ジャッキとを有し、前記位置決め用凸条部に対して前記位置決め用凹条部を嵌合させた時に、前記基板と前記可動板との間に隙間が形成され、当該可動板が前記位置決め用凸条部を支点にして前記シーソー運動可能に構成されることである。
【0012】
また、前記台車本体は、台車本体用把手が設けられ、前記可動部本体は、可動部本体用把手が設けられること、;
前記油圧ジャッキには、取外し及び分割可能なパイプハンドルが取り付けられ、前記台車本体には、前記分割したパイプハンドルを収納する収納部が設けられていること、;
前記台車本体の両側面板は、前記下当接部が嵌り込み可能な切欠部が形成されていること、;
前記油圧ジャッキは、突出部の伸長長さを追加するためのラムチェアが使用できるように構成されていること、;
を含むものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る重量物の横移動装置によれば、台車本体と可動部本体とが分離可能に構成されるので、それぞれを別々に持って運搬できる。つまり、総重量を分割できることとなり高所への運搬が楽に行える。
また、従来例のものと比較して部材点数が大幅に減少したので、製造時の作業能率が向上すると共に、製造コストを低く抑えることができる。
そして、作業現場での組立は、H形鋼のフランジ部に台車本体をセットしてその上に可動部本体を載置するだけの簡単手順なので、作業現場での作業性が極めて良好である。
更に、可動板が位置決め用凸条部を支点にしてシーソー運動する構成なので、位置決め用凸条部の全長が支点となる。つまり、従来例のようなピン支点とは異なって、可動部本体が安定した状態で動作する。
また、位置決め用凸条部の両端部にはガイド板が設けられるので、可動部本体が端部方向にズレることなく、安定した状態で動作できる。
そして、一方のガイド板には固定用突起を設け、他方のガイド板には固定用ボルトを設けたので、可動部本体が上方向にズレることなく、安定した状態で動作できるという種々の優れた効果を奏する。
【0014】
また、前記台車本体は、台車本体用把手が設けられ、前記可動部本体は、可動部本体用把手が設けられることによって、台車本体と可動部本体とを分離して別々に運搬する時に、それぞれ把手を持って運べるので便利であるという優れた効果を奏する。
【0015】
そして、前記油圧ジャッキには、取外し及び分割可能なパイプハンドルが取り付けられ、前記台車本体には、前記分割したパイプハンドルを収納する収納部が設けられていることによって、不使用時や運搬時にコンパクトにできるので便利であるという優れた効果を奏する。
【0016】
更に、前記台車本体の両側面板は、前記下当接部が嵌り込み可能な切欠部が形成されていることによって、H形鋼を接地面よりも上方に持ち上げた時に下当接部の先端部が台車本体の底部にぶつからない構造であるという優れた効果を奏する。
【0017】
また、前記油圧ジャッキは、突出部の伸長長さを追加するためのラムチェアが使用できるように構成されていることによって、重量物の横移動装置を種々なサイズのH形鋼に設置できる。つまり、フランジ部の間隔に対応するラムチェアを使用すればよいので、従来例のようにH形鋼のサイズ別に何種類もの装置を用意する必要がないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明に係る重量物の横移動装置21をH形鋼22の下当接部22aに設置した状態の説明図である。
【図2】本発明に係る重量物の横移動装置21でH形鋼22を持ち上げた状態の説明図である。
【図3】本発明に係る重量物の横移動装置21の側面図である。
【図4】本発明に係る重量物の横移動装置21の側面図である。
【図5】本発明に係る重量物の横移動装置21の平面図である。
【図6】本発明に係る重量物の横移動装置21の背面図である。
【図7】台車本体23の側面図である。
【図8】台車本体23の側面図である。
【図9】台車本体23の平面図である。
【図10】台車本体23の底面図である。
【図11】台車本体23の正面図である。
【図12】台車本体23の背面図である。
【図13】可動部本体25の側面図である。
【図14】可動部本体25の平面図である。
【図15】可動部本体25の底面図である。
【図16】ラムチェア52の側面図である。
【図17】ラムチェア52の正面図である。
【図18】ラムチェア52を使用してH形鋼22を持ち上げた状態の説明図である。
【図19】従来例に係る簡易搬送装置1の斜視図である。
【図20】従来例に係る簡易搬送装置1でH形鋼12を持ち上げた状態の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1から図6において、符号21は重量物の横移動装置を示し、この横移動装置21は、H形鋼22の下当接部22aに設置する台車本体23と、この台車本体23にシーソー運動(揺動)可能に載置する可動部本体25とが分離可能に構成される。
【0020】
台車本体23は、図7から図12に示すように、矩形状の基板26を有し、基板26の上部には、当該基板26の短辺方向に渡って位置決め用凸条部27が形成されている。
【0021】
位置決め用凸条部27の両端部には、略半円形状のガイド板28、29が設けられており、このガイド板28、29の存在によって、台車本体23に載置した可動部本体25が両端部方向にズレ落ちることなく安定した状態で動作できる。
【0022】
一方のガイド板28の位置決め用凸条部27の上方には、図9、図11及び図12に示すように、固定用突起30が設けられており、他方のガイド板29の固定用突起30と対向する位置には、固定用ボルト31が螺着されている。この固定用突起30及び固定用ボルト31は、台車本体23に載置した可動部本体25をシーソー運動可能な状態で保持できるように設けられており、可動部本体25が上方向にズレることがなく安定した状態で動作できる。
【0023】
基板26の両側面には、図10に示すように、補強用リブ状の側面板32、32が形成され、両側面板32、32の中央部には補強用リブ状の中央板33が形成されている。また、基板26の他端部には、補強用リブ状の端板37が形成されている。
【0024】
基板26の一端側には2個の車輪34、34が設けられており、この車輪34、34は、両側面板32、32及び中央板33を挿通した車輪シャフト35が軸支している。
【0025】
両側面板32、32及び中央板33の他端側は、図7及び図8に示すように、段部36aを介して切欠部36が形成されている。この切欠部36は、H形鋼22の下当接部22aの端部が嵌り込み可能であり、H形鋼22を接地面58よりも上方に持ち上げた時に、下当接部22aの先端部が台車本体23の底部にぶつからない構造になっている(図2及び図18参照)。
【0026】
一方のガイド板28及び側面板32には、図11及び図12に示すように、正面視がコ字状の収納部38が設けられている。この収納部38は、油圧ジャッキ24のパイプハンドル51を分割した状態で収納するための部位である。また、収納部38の近傍には、突部38aが設けられており、突部38aは収納部38に収納したパイプハンドル51の端部が当接する。
【0027】
両側面板32、32の一端側には、台車本体用把手39が設けられている。この台車本体用把手39は、手で持って台車本体23を運搬するときに便利である。
【0028】
可動部本体25は、図13から図15に示すように、所要厚みで矩形状に形成された可動板40を有し、可動板40の下部には、当該可動板40の短辺方向に渡って位置決め用凹条部41が形成されている。そして、可動板40の下部は、一端側に沿って上方向に傾斜したテーパー状部40aが形成されている。また、可動板40の上部には、油圧ジャッキ24が保持されている。
【0029】
可動部本体25の他端側には、可動部本体用把手42が設けられている。この可動部本体用把手42は、手で持って可動部本体25を運搬するときに便利である。
【0030】
可動部本体25の上部には、図13及び図14に示すように、側面視がL字状の第1押え金具43が設けられており、また、第2押え金具44が設けられている。この第1押え金具43及び第2押え金具44は、油圧ジャッキ24の基板45を保持する役目を有し、油圧ジャッキ24を固定状態に保持する。また、第2押え金具44のボルト44aを緩めて油圧ジャッキ24を取り外すことが可能である。
【0031】
油圧ジャッキ24は、基板45と、油圧シリンダ46と、油圧ポンプ47と、油圧バルブ48と、リンク49と、ブラケット50と、パイプハンドル51とを備え、パイプハンドル51を連続的に上下動すると、突出部(ラム)46aが突出する。また、パイプハンドル51は、取外し及び分割が可能であり、分割したパイプハンドル51は、前述したように、収納部38に収納できる。
【0032】
次に、図16及び図17に示すラムチェア52を説明する。ラムチェア52は、適宜長さの円筒状に形成され、先端部にL字状のH形鋼取付ガイド部53が設けられ、このH形鋼取付ガイド部53にはH形鋼取付ボルト54が螺着される。また、後端は底面部55が形成され、側面には把手56が設けられている。
【0033】
このような構成のラムチェア52は、図18に示すように、H形鋼22の下当接部22aと上当接部22bとの間隔が広い場合に使用する。この場合、H形鋼取付ガイド部53を上当接部22bの縁部に嵌め込んで、H形鋼取付ボルト54を螺着してセットする。そして、ラムチェア52の底面部55を油圧シリンダ46の突出部(ラム)46aで押圧することで、上当接部22bが押圧される。
【0034】
このように油圧ジャッキ24は、突出部46aの伸長長さを追加するためのラムチェア52を使用することにより、重量物の横移動装置21を種々なサイズのH形鋼22に設置できる。要するに、サイズ別に複数のラムチェア52を準備しておけば、種々なサイズのH形鋼22に対応できる。
【0035】
以上のように構成された重量物の横移動装置21は、台車本体23の位置決め用凸条部27に対して、可動部本体25の位置決め用凹条部41を嵌合させた時に、基板26と可動板40との間に隙間57が形成される構成である(図3参照)。そして、可動板40が位置決め用凸条部27を支点にしてシーソー運動(揺動)できるように構成されている(図1参照)。この場合、位置決め用凸条部27の全長を支点とするので、可動部本体25が安定した状態でシーソー運動(揺動)することとなる。
【0036】
また、重量物の横移動装置21は、台車本体23と可動部本体25とが分離可能なので、それぞれを別々に持って運搬できる。更に、作業現場での組立は、H形鋼22のフランジ部に台車本体23をセットしてその上に可動部本体25を載置するだけの簡単手順なので、作業現場での作業性が極めて良い。
【0037】
次に、以上のような横移動装置21の使用方法及び動作について説明する。まず、図1に示すように、台車本体23の他端側を下当接部22aの奥に位置させ、車輪34は接地面58に接地させて、下当接部22aの端部が切欠部36に嵌り込めるように位置させる。つまり、下当接部22aの先端部が台車本体23の底部にぶつからないようにするのである。この時、台車本体23の底部と切欠部36との間には、隙間59が形成される。
【0038】
そして、台車本体23の上に可動部本体25を載置すると共に、位置決め用凸条部27に対して位置決め用凹条部41を嵌合させた状態にする。この時、基板26と可動板40との間に隙間57が形成される(図1参照)。
【0039】
このようにして横移動装置21を、下当接部22aの少なくとも2箇所以上、望ましくは4箇所以上にバランス良く設置する(図1参照)。
【0040】
次に、油圧ジャッキ24のパイプハンドル51を連続的に上下動して突出部46aを突出させる。突出部46aが上当接部22bを押圧して、H形鋼22が接地面58よりも上方に持ち上がる(図2参照)。この時、可動板40が位置決め用凸条部27を支点にしてシーソー運動(揺動)する。また、下当接部22aの先端部は切欠部36に嵌り込み、隙間59は消滅する。
【0041】
この図2に示す状態で、作業員が手押し等の押圧手段によりH形鋼22を横方向に押すと、車輪34が回転して接地面58を移動し、H形鋼22を横方向に移動することができるのである。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明の重量物の横移動装置21は、H形鋼22の横移動に使用するだけでなく、上下の当接部22b、22aを少なくとも2箇所備える種々の重量物に設置して横移動することができる。また、重量物に上下の当接部を別途に設けて、当該重量物を横移動することも可能である。
【符号の説明】
【0043】
1 簡易搬送装置
2 伸縮部
3 ホース
4 加圧レバー
5 圧力供給装置
6 枢着ピン
7 台座
8 転動体
9 間隙部材
10 枢着ピン
11 上当接部材
12 H形鋼
13、14 当接面
15 接地面
16 押圧手段
21 重量物の横移動装置
22 H形鋼
22a下当接部
22b上当接部
23 台車本体
24 油圧ジャッキ
25 可動部本体
26 基板
27 位置決め用凸条部
28、29 ガイド板
30 固定用突起
31 固定用ボルト
32 側面板
33 中央板
34 車輪
35 車輪シャフト
36 切欠部
36a段部
37 端板
38 収納部
38a突部
39 台車本体用把手
40 可動板
40aテーパー状部
41 位置決め用凹条部
42 可動部本体用把手
43 第1押え金具
44 第2押え金具
44aボルト
45 基板
46 油圧シリンダ
46a突出部
47 油圧ポンプ
48 油圧バルブ
49 リンク
50 ブラケット
51 パイプハンドル
52 ラムチェア
53 H形鋼取付ガイド部
54 H形鋼取付ボルト
55 底面部
56 把手
57 隙間
58 接地面
59 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも上下に当接部を有する重量物を接地面から持ち上げて横移動させる重量物の横移動装置において、
該横移動装置は、一端部に車輪が軸支される台車本体と、該台車本体にシーソー運動可能に載置する可動部本体とが分離可能に構成され、
前記台車本体は、上部に位置決め用凸条部が形成された基板と、前記位置決め用凸条部の両端部に設けられるガイド板と、一方のガイド板に設けられ前記位置決め用凸条部の上方に位置する固定用突起と、他方のガイド板に螺着され前記固定用突起と対向して位置する固定用ボルトとを有し、
前記可動部本体は、下部に位置決め用凹条部が形成された可動板と、該可動板の上部に保持される油圧ジャッキとを有し、
前記位置決め用凸条部に対して前記位置決め用凹条部を嵌合させた時に、前記基板と前記可動板との間に隙間が形成され、当該可動板が前記位置決め用凸条部を支点にして前記シーソー運動可能に構成されること
を特徴とする重量物の横移動装置。
【請求項2】
前記台車本体は、台車本体用把手が設けられ、
前記可動部本体は、可動部本体用把手が設けられること
を特徴とする請求項1に記載の重量物の横移動装置。
【請求項3】
前記油圧ジャッキには、取外し及び分割可能なパイプハンドルが取り付けられ、
前記台車本体には、前記分割したパイプハンドルを収納する収納部が設けられていること
を特徴とする請求項1に記載の重量物の横移動装置。
【請求項4】
前記台車本体の両側面板は、前記下当接部が嵌り込み可能な切欠部が形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の重量物の横移動装置。
【請求項5】
前記油圧ジャッキは、突出部の伸長長さを追加するためのラムチェアが使用できるように構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の重量物の横移動装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2011−195212(P2011−195212A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−60547(P2010−60547)
【出願日】平成22年3月17日(2010.3.17)
【出願人】(596053482)株式会社片岡屋 (1)