説明

野菜ラベル

【課題】樹脂製板に花、野菜の形状で土中に差し込む先端部が尖ったラベルで、花、野菜が片面又は両面に描かれ、あるいはカラー印刷され、型で打抜きされた、鉛筆、ペン、マジックペン等で文字を記入しない野菜ラベルを提供する。
【解決手段】薄い樹脂製の板を設け、その板に花、野菜を描き、又はカラー印刷する。印刷された樹脂製板を花、野菜の形状に打抜き型をもって打ち抜き製作し、一目で花、野菜が判別でき、複数年使用出来る野菜ラベル。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、畑、庭、植木鉢等に種を蒔いた植木、花、野菜等の植物を栽培する時に用いられるラベルでその植物の形状をした絵が描かれた野菜ラベルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の園芸用ラベルは、紙に植物の名前を書いたり、その植物の絵を書いて、二つ折にした樹脂板又はラベル入れ等に挟んだり、又差し込んで利用して土中に差込固定したが、紙に書く手間が結構面倒であった。これらの園芸用ラベルは(特開2002−323853号公報)がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
それには次のような問題点があった。
(イ)ラベルの紙又はラベル直接に名前、絵等を畑、庭で書くのはなかなか面倒であり、書かないことが多い。
(ロ)数種の草花の種を蒔くとラベルが無いと区別がつきずらく困ることがある。
(ハ)毎年使用出来るようなものは無い。
(ニ)名前が無くてもラベルの形状から一目でどんな野菜か花か判断できるようなラベルは無い。
本発明は、以上の問題点を解決するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明は、花、野菜等の植物の種を蒔いたときに土中に差込固定される園芸用ラベル(1)であって、プラステック製の薄い板又は厚めのフイルム,樹脂コーテイングされた紙(2)等が、野菜、花(3)がカラーで両面に印刷され、型でその形状に抜かれ、土中に差し込む部分は先端が尖った形状を突起部(4)にし、土中に容易に差し込むことが出来ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
この発明は、種の入った袋の中の種が、花、野菜等の植物の形をした、両面にカラー印刷され、土中に差し込む園芸用ラベルで、植物の種を蒔いた場所がわかり、名前、絵等を書かなくても良く、毎年繰り返し使用でき、瞬時に判断できる効果が期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の最良の形態を説明する。
(イ)薄い樹脂製の板、又は樹脂でコーテイイングされた紙を設ける。
(ロ)樹脂製の板(2),又は樹脂コーティングされた紙の両面に、花,野菜(3)等の絵を両面に同じ方向にカラー印刷する。
(ハ)カラー印刷された樹脂板又は樹脂コーテイングされた紙を型でぬく。
(ニ)先端部の突起部(4)を土中に差し込む。
本発明は、以上の構成よりなっている。
これを使用する時は、畑、庭等に草花の種を蒔き、その箇所に園芸用ラベルを土中に差し込むだけである。これにより、蒔いた場所にはどんな種を蒔いたか瞬時にわかり、また、使用後は抜き再度種を蒔く時まで保管する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の正面図である。
【図2】本発明の他の例の正面図である。
【符号の説明】
【0008】
1 園芸用ラベル
2 樹脂製の板
3 花・野菜の絵
4 突起部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薄い樹脂製板、又は樹脂コーテイングされた紙等に花・野菜の形状でカラーの写真又は絵が片面又は両面に描かれ、印刷されている形状の花、野菜ラベル。
【請求項2】
花、野菜の形状に打抜き型で製作された請求項1記載の野菜ラベル。
【請求項3】
花、野菜ラベルの先端部は土中に容易に差込み出来るよう尖った形状の請求項1〜2記載の野菜ラベル。
【請求項4】
一目見て、花、野菜が判別でき、複数年使用可能な請求項1〜3記載の野菜ラベル。

【図1】
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【図2】
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