説明

金属基板への台座部エッチング形成方法

【課題】開孔を有する台座と、台座の両側に位置する枠体とを有する金属製部材において、台座の凹部底面を平坦化することが可能な金属基板の加工方法を提供する。
【解決手段】まず金属基板20の一面20Aに、開孔11に対応するパターンを含む第1のレジスト層21を設け、金属基板20の他面20Bに、台座12の外形を定める凹部14に対応するパターンを含む第2のレジスト層22を設ける。次に第1のレジスト層21上に、第1の耐エッチング樹脂層23を設け、金属基板20の他面20B側からエッチングを施して、金属基板20に凹部14を形成する。次に第2のレジスト層22上に、第2の耐エッチング樹脂層24を設け、金属基板20の一面20A側からエッチングを施して、開孔11を形成する。開孔11の内径Aは凹部14の内径Bに対して、B/10≦A≦B/4となっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開孔を有する台座と、台座の両側に位置する枠体とを有する金属製部材を作製するための金属基板の加工方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、開孔を有する台座と、台座の両側に位置する枠体とを有する金属製部材が存在する。このような部材を作製する場合、金属基板の表面および裏面を同時にエッチング加工することが考えられる。
【0003】
このように基板の表面および裏面から同時にエッチング加工を行うことで、開孔の精度を高めることができる。しかしながら、台座の外形を定める凹部の面積を広くした場合、この凹部の形状にうねりが生じるため、平坦性が損なわれる。とりわけ台座が開孔を有しているため、化学腐食作用により、開孔周辺における凹部の平坦性が損なわれ易い。
【0004】
また従来、シャドーマスクに微細な孔を形成したり、リードフレームをファインピッチ化したりする場合、基板の表面と裏面と別々にエッチングを行い、基板に形成される開孔の寸法精度の厳格化を行う技術が存在する(特許文献1)。しかしながら、特許文献1において、開孔の寸法精度を向上させる技術について記載されているが、凹部の平坦性を高める技術については述べられていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平5−28912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、開孔を有する台座と、台座の両側に位置する枠体とを有する金属製部材において、台座の凹部底面を平坦化することが可能な、金属基板の加工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、開孔を有する台座と、台座の両側に位置する枠体とを有する金属製部材を作製するための金属基板の加工方法において、金属基板を準備する工程と、金属基板の一面に、開孔に対応するパターンを含む第1のレジスト層を設け、金属基板の他面に、台座の外形を定める凹部に対応するパターンを含む第2のレジスト層を設ける工程と、金属基板の一面側の第1のレジスト層上に、第1の耐エッチング樹脂層を設ける工程と、金属基板の他面側からエッチングを施して、金属基板に凹部を形成する工程と、金属基板の他面側の第2のレジスト層上に、第2の耐エッチング樹脂層を設ける工程と、金属基板の一面側からエッチングを施して、開孔を形成する工程とを備え、開孔の内径Aは、台座を形成する凹部の内径Bに対して、B/10≦A≦B/4となることを特徴とする金属基板の加工方法である。
【0008】
本発明は、開孔を有する台座と、台座の両側に位置する枠体とを有する金属製部材を作製するための金属基板の加工方法において、金属基板を準備する工程と、金属基板の一面に、開孔に対応するパターンを含む第1のレジスト層を設け、金属基板の他面に、台座の外形を定める凹部に対応するパターンを含む第2のレジスト層を設ける工程と、金属基板の他面側の第2のレジスト層上に、第2の耐エッチング樹脂層を設ける工程と、金属基板の一面側からエッチングを施して、開孔を形成する工程と、金属基板の一面側の第1のレジスト層上に、第1の耐エッチング樹脂層を設ける工程と、金属基板の他面側からエッチングを施して、金属基板に凹部を形成する工程とを備え、開孔の内径Aは、台座を形成する凹部の内径Bに対して、B/10≦A≦B/4となることを特徴とする金属基板の加工方法である。
【0009】
本発明は、開孔は、台座の中央に位置することを特徴とする金属基板の加工方法である。
【0010】
本発明は、台座の凹部の両端に、その断面において所定の曲率半径を有するR部が形成されていることを特徴とする金属基板の加工方法である。
【0011】
本発明は、R部の曲率半径は、50μm〜150μmであることを特徴とする金属基板の加工方法である。
【0012】
本発明は、金属基板は、ステンレスからなることを特徴とする金属基板の加工方法である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、開孔を有する台座と、台座の両側に位置する枠体とを有する金属製部材において、台座の凹部の底面を平坦化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施の形態による金属基板の加工方法により作製される、金属製部材を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施の形態による金属基板の加工方法により作製される、金属製部材を示す断面図(図1のII−II線断面図)。
【図3】本発明の一実施の形態による金属基板の加工方法を示す図。
【図4】本発明の一実施の形態による金属基板の加工方法の変形例を示す図。
【図5】金属基板の加工方法の比較例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図4を参照して説明する。図1乃至図4は、本発明の一実施の形態を示す図である。
【0016】
(金属製部材の構成)
まず、図1および図2により、本実施の形態による金属基板の加工方法により作製される金属製部材の構成について説明する。
【0017】
図1および図2に示すように、金属製部材10は、開孔11を有する台座12と、台座12の両側に位置する枠体13とを備えている。この金属製部材10は、一面10Aと、他面10Bとを有しており、このうち一面10Aは、開孔11を除いて平らに形成されている。
【0018】
一方、金属製部材10の他面10Bには、ハーフエッチングにより、台座12を形成する凹部14が設けられている。この凹部14は、平坦化された底面16を有しており、後述するように、底面16は全体として平坦に形成されている。
【0019】
また開孔11は、平面円形状からなるとともに台座12の中央部に位置している。この場合、凹部14の大きさは、開孔11の大きさに対して十分に大きい。具体的には、図2に示すように、開孔11の内径をAとし、台座12を形成する凹部14の内径をBとした場合、B/10≦A≦B/4という関係が成り立つ。例えば、開孔11の内径Aが0.05mm〜1.5mmとなる場合、凹部14の内径Bは0.2mm〜15mmとなる。
【0020】
図2に示すように、台座12の凹部14の両端に、その断面において所定の曲率半径Cを有するR部15が形成されている。この場合、各R部15の曲率半径Cは、50μm〜150μmとなっている。
【0021】
また、これに限定されるものではないが、金属製部材10の厚みEは50μm〜150μmとすることができ、凹部14の深さDは、金属製部材10の厚みEの10%〜60%とすることができる。
【0022】
このような金属製部材10を構成する材料としては、各種金属を用いることができるが、例えばステンレス、42合金、銅、銅合金を挙げることができ、このうちとりわけステンレスを好適に用いることができる。ステンレスはエッチング腐食速度が遅く、当該部材を形成する条件の微調整が行えるからである。また、金属製部材10の用途は限定されないが、例えばインクジェット用の流路部材、半導体装置用検査プローブ台座、HDD(ハードディスクドライブ)用サスペンション部材、燃料電池用の流路部材等を挙げることができる。
【0023】
(金属基板の加工方法)
次に、本実施の形態による金属基板の加工方法(金属基板への台座部エッチング形成方法)について、図3(a)−(g)を用いて説明する。図3(a)−(g)は、本実施の形態による金属基板の加工方法を示す図である。
【0024】
まず図3(a)に示すように、エッチング加工を行っていない平板状の金属基板20を準備する。この金属基板20は、一面20Aと他面20Bとを有している。なお、このような金属基板20の材料としては、例えばステンレスを挙げることができる。
【0025】
次に図3(b)に示すように、金属基板20の一面20Aに、上述した開孔11に対応する所定のパターンを含む第1のレジスト層21を設ける。第1のレジスト層21には、開孔11に相当する箇所に開口部21aが形成され、この開口部21aからは金属基板20の一面20Aが露出している。この場合、金属基板20の一面20A全体に第1のレジスト層21を設け、この第1のレジスト層21に対してフォトマスクを介して露光し、その後現像することにより、第1のレジスト層21に開口部21aを形成する。なお、この開口部21aは、金属基板20のうち台座12を構成する部分の中央に位置するようにする。
【0026】
また、金属基板20の他面20Bに、台座12の外形を定める凹部14に対応する所定のパターンを含む第2のレジスト層22を設ける。第2のレジスト層22には、凹部14に相当する箇所に開口部22aが形成され、この開口部22aからは金属基板20の他面20Bが露出している。この場合、金属基板20の他面20B全体に第2のレジスト層22を設け、この第2のレジスト層22に対してフォトマスクを介して露光し、その後現像することにより、第2のレジスト層22に開口部22aを形成する。なお、開孔11の内径Aと、凹部14の内径Bとの関係が、B/10≦A≦B/4となるようにするため(図2参照)、開口部22aの内径が凹部14の内径の4倍〜10倍となるように設定することが好ましい。
【0027】
第1のレジスト層21および第2のレジスト層22は、例えばアルカリ、酸、溶剤等により剥離可能な樹脂からなっており、例えばアクリル系樹脂等の感光性かつ耐薬品性樹脂からなっている。
【0028】
次に、金属基板20の一面20A側の第1のレジスト層21上に、第1の耐エッチング樹脂層23を設ける(図3(c))。この場合、第1の耐エッチング樹脂層23は、第1のレジスト層21を覆うとともに、第1のレジスト層21の開口部21a内に進入する。第1の耐エッチング樹脂層23の材料としては、例えばポリエチレン系、ジエン系、アクリル酸エステル共重合体系、ポリビニールエーテル系、ポリウレタン系、またはポリアミド系高分子に、粘着付与剤、可塑剤、軟化剤、粘着調整剤、酸化防止剤、安定剤等を添加したものを挙げることができる。
【0029】
続いて、金属基板20の他面20B側からエッチングを施して、第2のレジスト層22の開口部22a内の金属基板20を腐食させ、金属基板20に凹部14を形成する(図3(d))。この際、凹部14の両端にそれぞれR部15が形成される。エッチング方法は特に限定されないが、例えばウエットエッチング法を用いることができる。この場合、用いられるエッチング液は、金属基板20の種類に応じて適宜選択することができる。例えば金属基板20がステンレスからなる場合、エッチング液として塩化鉄系エッチング液を用いることができる。
【0030】
次に、金属基板20の一面20A側に設けられた第1の耐エッチング樹脂層23を除去するとともに、金属基板20の他面20B側の第2のレジスト層22上に、第2の耐エッチング樹脂層24を設ける(図3(e))。この場合、第2の耐エッチング樹脂層24は、第2のレジスト層22を覆うとともに、第2のレジスト層22の開口部22aを通って凹部14内に充填される。なお、第2の耐エッチング樹脂層24としては、第1の耐エッチング樹脂層23と同様のものを用いることが可能である。
【0031】
続いて、金属基板20の一面20A側からエッチングを施して、第1のレジスト層21の開口部21a内の金属基板20を腐食させ、金属基板20に開孔11を形成する(図3(f))。この場合、エッチング液としては、上述した凹部14を形成する工程(図3(d))で用いたものと同様のものを用いることができる。
【0032】
その後、金属基板20の他面20B側に設けられた第2の耐エッチング樹脂層24を除去するとともに、第1のレジスト層21および第2のレジスト層22を剥離することにより、図1および図2に示す金属製部材10が得られる。この金属製部材10は、開孔11を有する台座12と、台座12の両側に位置する枠体13とを有しており、開孔11の内径Aは、台座12を形成する凹部14の内径Bに対して、B/10≦A≦B/4となっている。
【0033】
(金属基板の加工方法の変形例)
次に、本実施の形態による金属基板の加工方法の変形例について、図4(a)−(g)を用いて説明する。図4(a)−(g)は、本実施の形態による金属基板の加工方法の変形例を示す図である。図4(a)−(g)に示す金属基板の加工方法の変形例は、金属基板20に開孔11と凹部14とを形成する順序が異なるものであり、他の構成(例えば各要素を構成する材料等)は、上述した図3(a)−(g)に示す実施の形態と同一である。図4(a)−(g)において、図3(a)−(g)に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0034】
まず図4(a)に示すように、エッチング加工を行っていない平板状の金属基板20を準備する。
【0035】
次に図4(b)に示すように、金属基板20の一面20Aに、開孔11に対応する所定のパターンを含む第1のレジスト層21を設け、金属基板20の他面20Bに、凹部14に対応する所定のパターンを含む第2のレジスト層22を設ける。
【0036】
次に、金属基板20の他面20B側の第2のレジスト層22上に、第2の耐エッチング樹脂層24を設ける(図4(c))。この場合、第2の耐エッチング樹脂層24は、第2のレジスト層22を覆うとともに、第2のレジスト層22の開口部22a内に進入する。
【0037】
続いて、金属基板20の一面20A側からエッチングを施して、第1のレジスト層21の開口部21a内の金属基板20を腐食させることにより、金属基板20に開孔11を形成する(図4(d))。
【0038】
次に、金属基板20の他面20B側に設けられた第2の耐エッチング樹脂層24を除去するとともに、金属基板20の一面20A側の第1のレジスト層21上に、第1の耐エッチング樹脂層23を設ける(図4(e))。この場合、第1の耐エッチング樹脂層23は、第1のレジスト層21を覆うとともに、第1のレジスト層21の開口部21aを通って開孔11内に充填される。
【0039】
続いて、金属基板20の他面20B側からエッチングを施して、第2のレジスト層22の開口部22a内の金属基板20を腐食させることにより、金属基板20に凹部14を形成する(図4(f))。このとき、凹部14の両端にそれぞれR部15が形成される。
【0040】
その後、金属基板20の一面20A側に設けられた第1の耐エッチング樹脂層23を除去するとともに、第1のレジスト層21および第2のレジスト層22を剥離することにより、図1および図2に示す金属製部材10が得られる。
【0041】
以上説明したように本実施の形態によれば、エッチングにより金属基板20に凹部14を形成した後、凹部14内に第2の耐エッチング樹脂層24を充填し、この状態でエッチングにより金属基板20に開孔11を形成する(図3(d)−(f))。あるいは、エッチングにより金属基板20に開孔11を形成した後、開孔11内に第1の耐エッチング樹脂層23を充填し、この状態で、エッチングにより金属基板20に凹部14を形成する(図4(d)−(f))。
【0042】
このことにより、凹部14を形成するためのエッチングによる腐食を、凹部14の底面16のどの場所においても均一に進めることができる。この結果、金属製部材10の凹部14の底面16を平坦化することができる。具体的には、底面16の凹凸を±10μm以内に抑えることができる。とりわけ、凹部14の底面16のうち、開孔11周辺における平坦性を高めることができる。
【0043】
(金属基板の加工方法の比較例)
次に、金属基板の加工方法の比較例を図5(a)−(d)により説明する。図5(a)−(d)は、金属基板の加工方法の比較例を示す図である。
【0044】
図5(a)−(d)に示す比較例において、金属基板110の両面から同時にエッチングを行い、開孔101および凹部104を形成する。すなわち、まず金属基板110を準備し(図5(a))、この金属基板110の両面に、レジスト層111、112を形成する(図5(b))。
【0045】
次いで金属基板110の両面側からエッチングを施すことにより、金属基板110に対して開孔101および凹部104を同時に形成する(図5(c))。
【0046】
その後、金属基板110からレジスト層111、112を除去することにより、開孔101を有する台座102と、台座102の両側に位置する枠体103とを有する金属製部材100を得る(図5(d))。
【0047】
図5(a)−(d)に示す比較例においては、エッチングを行う際(図5(c))、凹部104の底面106うち、開孔101周辺に位置する部分107は、それ以外の部分と比べて腐食が進みやすい。したがって、底面106うち開孔101周辺にうねりが生じやすく、底面106を平坦化しにくい。
【0048】
これに対して本実施の形態によれば、上述したように、エッチングによる腐食を凹部14の底面16内で均一に進めることができ、底面16を平坦化することができる。
【符号の説明】
【0049】
10 金属製部材
11 開孔
12 台座
13 枠体
14 凹部
15 R部
16 底面
20 金属基板
21 第1のレジスト層
22 第2のレジスト層
23 第1の耐エッチング樹脂層
24 第2の耐エッチング樹脂層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開孔を有する台座と、台座の両側に位置する枠体とを有する金属製部材を作製するための金属基板の加工方法において、
金属基板を準備する工程と、
金属基板の一面に、開孔に対応するパターンを含む第1のレジスト層を設け、金属基板の他面に、台座の外形を定める凹部に対応するパターンを含む第2のレジスト層を設ける工程と、
金属基板の一面側の第1のレジスト層上に、第1の耐エッチング樹脂層を設ける工程と、
金属基板の他面側からエッチングを施して、金属基板に凹部を形成する工程と、
金属基板の他面側の第2のレジスト層上に、第2の耐エッチング樹脂層を設ける工程と、
金属基板の一面側からエッチングを施して、開孔を形成する工程とを備え、
開孔の内径Aは、台座を形成する凹部の内径Bに対して、B/10≦A≦B/4となることを特徴とする金属基板の加工方法。
【請求項2】
開孔を有する台座と、台座の両側に位置する枠体とを有する金属製部材を作製するための金属基板の加工方法において、
金属基板を準備する工程と、
金属基板の一面に、開孔に対応するパターンを含む第1のレジスト層を設け、金属基板の他面に、台座の外形を定める凹部に対応するパターンを含む第2のレジスト層を設ける工程と、
金属基板の他面側の第2のレジスト層上に、第2の耐エッチング樹脂層を設ける工程と、
金属基板の一面側からエッチングを施して、開孔を形成する工程と、
金属基板の一面側の第1のレジスト層上に、第1の耐エッチング樹脂層を設ける工程と、
金属基板の他面側からエッチングを施して、金属基板に凹部を形成する工程とを備え、
開孔の内径Aは、台座を形成する凹部の内径Bに対して、B/10≦A≦B/4となることを特徴とする金属基板の加工方法。
【請求項3】
開孔は、台座の中央に位置することを特徴とする請求項1または2記載の金属基板の加工方法。
【請求項4】
台座の凹部の両端に、その断面において所定の曲率半径を有するR部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の金属基板の加工方法。
【請求項5】
R部の曲率半径は、50μm〜150μmであることを特徴とする請求項4記載の金属基板の加工方法。
【請求項6】
金属基板は、ステンレスからなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の金属基板の加工方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−77332(P2012−77332A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−221855(P2010−221855)
【出願日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】