説明

鋳型冷却ライン及びその制御方法

【課題】1つの造型、注湯、冷却ラインで、FCとFCDを混在して鋳造する場合でも、通常解枠と、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)との切り替えができる鋳型冷却ライン及びその制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】通常の冷却時間で解枠する専用レーン4を2レーン以上、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う専用レーン5を1レーン以上備えたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、注湯済み鋳型を直列に並べて搬送する、複数ある冷却ラインの冷却時間を切り換える制御に関する。
【背景技術】
【0002】
注湯後の冷却時間について、一般的にFCは短く、FCDは長く取る傾向にある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
1つの造型、注湯、冷却ラインで、FCとFCDを混在して鋳造する場合、造型、注湯鋳型の数により、通常解枠と、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)との切り換えのタイミングが合わない問題があった。
なお、上述の技術および問題点は、この種の業界では従来から慣用的・普遍的なことであるため、上述の技術および問題点を記載した文献を発見することができなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、1つの造型、注湯、冷却ラインで、FCとFCDを混在して鋳造する場合でも、造型、注湯鋳型の数と、通常解枠と、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)との切り替えができる鋳型冷却ライン及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的を達成するため本発明における鋳型冷却ラインは、通常の冷却時間で解枠する専用レーンを2レーン以上、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う専用レーンを1レーン以上備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、1つの造型、注湯、冷却ラインで、FCとFCDを混在して鋳造する場合でも、通常解枠と、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)との切り替えができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を適用した鋳型冷却ラインの一実施例について図1から図7に基づき詳細に説明する。図1から4に、枠内冷却を行うため、注湯後の枠付き鋳型1を定盤台車2上に載せた状態で直列に搬送する冷却ライン3の3図面を示す。
通常の冷却時間で解枠する専用レーン4が2レーン、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う専用レーン5が1レーンで構成されている。
各レーンの枠付き鋳型1および定盤台車2の搬入出は、トラバーサ6にて行う。
【0007】
図5から7に、解枠後の二次冷却を行うため、ベルトコンベヤで構成された冷却ライン7の3図面を示す。
通常の冷却時間で解型する専用レーン8として、鋳型9を2列並列に並べた状態で直列に搬送するベルトコンベヤ10が1台と、短時間冷却後の解型(速バラシ)、または、長時間冷却後の解型(遅バラシ)を行う専用レーン11として、鋳型9を1列並列に並べた状態で直列に搬送するベルトコンベヤ12が1台で構成されている。
各レーンへの鋳型9の搬入出は、モールドプッシャ13,14,15にて行う。
【0008】
<制御の前提条件>
各冷却ライン3,7への搬入出の切換を、造型条件にて設定する解枠モード「通常」、「速」、「遅」のシフト情報にて行う。
遅バラシモード選定時は、造型条件に、バラシ延長時間の入力を行う。
通常運転、速バラシモード時は、最大造型枠数の制限は無い。
【0009】
遅バラシモード時は、1ロットの造型枠数を速・遅ライン5,11の積載枠数(図の例では35枠)以下とする必要がある。
遅バラシ枠を、速・遅ライン5,11の積載枠数(図の例では35枠)以上生産したい場合は、バラシ延長時間を考慮の上、遅バラシ枠速・遅ライン5,11の積載枠数(図の例では35枠)終了毎に、通常枠の造型を行う生産計画とする必要がある。
例えば、バラシ延長時間を10分間に設定した場合、10分間分の通常枠の造型をはさむ必要がある。
【0010】
遅バラシ枠、1ロットの造型枠数を速・遅ライン5,11の積載枠数(図の例では35枠)以上に設定してしまった場合、設定したバラシ延長時間がタイムアップするまで、バラシ待ちが発生する。このバラシ待ちを解除するためには、下記記載の払い出しモードに切替える事により、速・遅ライン5,11上の遅バラシ枠を強制排出する事が可能である。
【0011】
<速バラシモード、遅バラシモードを併用する場合の通常運転モード>
通常ライン4,8のみ単独運転を行う。
注湯後の枠付き鋳型1を定盤台車2上に載せた状態で直列に搬送する冷却ライン3の場合は、2レーンある通常の冷却時間で解枠する専用レーン4に対し、トラバーサ6にて搬入出する。
この場合、2レーンある通常の冷却時間で解枠する専用レーン4に対し、片側のみ、連続
して搬入出した後、反対側に連続して搬入出しても、交互に2レーンへの搬入出を繰り返しても良い。
【0012】
ベルトコンベヤで構成された冷却ライン7の場合は、通常の冷却時間で解型する専用レーン8は、並列に2モールド積載する構造のため、1サークル毎にモールドプッシャ13にて、モールドプッシャ14の前に、鋳型9を2モールド搬送した後、2サイクル毎にモールドプッシャ14にて、通常の冷却時間で解型する専用レーン8へ2モールド押し込み後、ベルトコンベヤ10を1モールド分間歇運動を行う。
速・遅ライン5,11は、前回、切り換え時の通常枠を速・遅ライン5,11上に積載した状態で停止する。
【0013】
<速バラシモード>
速・遅ライン5,11のみ単独運転を行う。
解枠モードのシフト情報にて、速・遅ライン5,11に運転を切り換える。
注湯後の枠付き鋳型1を定盤台車2上に載せた状態で直列に搬送する冷却ライン3の場合は、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う専用レーン5に対し、専用レーン5上に残っている通常枠を払出しながらトラバーサ6にて搬入出する。
【0014】
ベルトコンベヤで構成された冷却ライン7の場合は、短時間冷却後の解型(速バラシ)、または、長時間冷却後の解型(遅バラシ)を行う専用レーン11上に残っている通常枠を払出しながら、1サイクル毎にモールドプレッシャ15にて、1モールド押し込み後、ベルトコンベヤ12を1モールド分間歇運動を行う。
【0015】
通常ライン4,8は、通常枠を通常ライン4,8上に積んだ状態で停止している。
解枠モードのシフト情報にて、速バラシ枠の払い出しが完了するまで、速バラシ枠終了後も、通常枠を速・遅ライン5,11上に積み込みながら、速・遅ライン5,11を運転する。
解枠モードのシフト情報にて、速・遅ライン5,11上から、速バラシ枠の払い出し完了後、通常ライン4,8に運転を切り換える。
【0016】
<遅バラシモード>
速・遅ライン5,11のみ単独運転を行う。解枠モードのシフト情報にて、速・遅ライン5,11に運転を切り換える。
注湯後の枠付き鋳型1を定盤台車2上に載せた状態で直列に搬送する冷却ライン3の場合は、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う専用レーン5に対し、専用レーン5上に残っている通常枠を払出しながら、トラバーサ6にて搬入出する。
【0017】
ベルトコンベヤで構成された冷却ライン7の場合は、短時間冷却後の解型(速バラシ)、または、長時間冷却後の解型(遅バラシ)を行う専用レーン11上に残っている通常枠を払出しながら、1サイクル毎にモールドプレッシャ15にて、1モールド押し込み後、ベルトコンベヤ12を1モールド分間歇運動を行う。
【0018】
通常ライン4,8は、通常枠を通常ライン4,8上に積んだ状態で停止している。
解枠モードのシフト情報にて、速・遅ライン5,11の積載枠数(図の例では35枠)以下である遅バラシ枠の先頭が、速・遅ライン5,11の先頭にくる状態まで、通常枠を速・遅ライン5,11上に積み込みながら、速・遅ライン5,11を運転する。
遅バラシ枠の先頭が、速・遅ライン5,11の先頭に来た状態で、通常ライン4,8上に、運転を切り換える。同時に、遅バラシ枠のバラシ延長時間タイマーのカウントを開始する。
【0019】
バラシ延長時間タイムアップ後、速・遅ライン5,11に運転を切り換える。
解枠モードのシフト情報にて、遅バラシ枠の払い出しが完了するまで、通常枠を速・遅ライン5,11上に積み込みながら、速・遅ライン5,11を運転する。
解枠モードのシフト情報にて、速・遅ライン5,11上から、遅バラシ枠の払い出し完了後、通常ライン4,8に運転を切り換える。
【0020】
<速バラシモード、遅バラシモードを必要としない場合の通常運転モード>
通常の冷却時間で解枠する専用レーン4,8と、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う専用レーン5,11とを、区別する事無く、全てのレーン4,5または8,11を、通常の冷却時間で解枠する専用レーンとして順番に、冷却枠を搬入出する。
この場合、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う専用レーン5,11で搬送する時間分だけ、通常の冷却時間を長く設定できる。
ただし、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う事はできない。
【0021】
<払い出しモード>
休み時間、終業時、等に、冷却ライン3,7上のモールドを払い出したい場合に、手動切り換えスイッチにて、本モードを選択する。
払い出しモードで運転中は、図示しない造型ラインは稼動できない。
通常ライン4,8と速・遅ライン5,11の選択を、セレクトスイッチにて行う。
本モードの運転工程は、冷却ライン3,7の間歇運転を、冷却ライン3,7の積載枠数回(図の例では35回又は70回)繰り返して終了する。
【0022】
注湯後の鋳枠付き鋳型1を定盤台車2上に載せた状態で直列に搬送する冷却ライン3の場合は、2レーンある通常の冷却時間で解枠する専用レーン4、または、1レーンの短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う専用レーン5に対し、トラバーサ6にて搬入出する。
この場合、搬入順序に従い、2レーンある通常の冷却時間で解枠する専用レーン4に対し、片側のみ、連続して搬入出した後、反対側に連続して搬入出する場合と、交互に2レーンへの搬入出を繰り返す場合がある。
【0023】
ベルトコンベヤで構成された冷却ライン7の場合は、通常ライン8の場合は、2サイクル時間毎に、1ピッチ間歇運転を、通常ライン8の積載枠数回(図の例では35回)繰り返して終了する。
速・遅ライン11の場合は、1サイクル時間毎に、1ピッチ間歇運転を、速・遅ライン11の積載枠回数(図の例では35回)繰り返して終了する。
速・遅ライン5,11上に、バラシ延長時間がタイムアップする前の遅バラシ枠が載っている場合でも、本モードを選択した場合は、強制的に払い出す。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明を適用して注湯後の枠付き鋳型を定盤台車上に載せた状態で直列に搬送する冷却ラインの平面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】図1のC−C矢視図である。
【図5】本発明を適用して抜き枠鋳型を直列に搬送するためのベルトコンベヤで構成された冷却ラインの平面図である。
【図6】図5のD−D矢視図である。
【図7】図5のE−E矢視図である。
【符号の説明】
【0025】
4;5 専用レーン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通常の冷却時間で解枠する専用レーンを2レーン以上、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う専用レーンを1レーン以上備えたことを特徴とする鋳型冷却ライン。
【請求項2】
枠内冷却を行うため、注湯後の枠付き鋳型を定盤台車上に載せた状態で直列に搬送することを特徴とする請求項1に記載の鋳型冷却ライン。
【請求項3】
解枠後の抜き枠鋳型を直列に搬送するためのベルトコンベヤで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の鋳型冷却ライン。
【請求項4】
専用レーンを2レーン以上必要とする、通常の冷却時間で解枠する冷却ラインを、鋳型を直列に並べた状態で搬送する2レーン以上の複数台ベルトコンベヤで構成したことを特徴とする請求項3に記載の鋳型冷却ライン。
【請求項5】
専用レーンを2レーン以上必要とする、通常の冷却時間で解枠する冷却ラインを、鋳型を2列以上並列に並べた状態で直列に搬送する1台のベルトコンベヤで構成したことを特徴とする請求項3に記載の鋳型冷却ライン。
【請求項6】
制御の前提条件として、各冷却ラインへの搬入出の切換を、造型条件にて設定する解枠モード「通常」、「速」、「遅」のシフト情報にて行うことを特徴とする鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項7】
遅バラシモード選定時は、造型条件に、バラシ延長時間の入力を行うことを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項8】
通常運転、速バラシモード時は、最大造型枠数の制限は無いことを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項9】
遅バラシモード時は、1ロットの造型枠数を速・遅ライン積載枠数以下とすることを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項10】
遅バラシ枠を、速・遅ライン積載枠数以上生産したい場合は、バラシ延長時間を考慮の上、遅バラシ枠速・遅ライン積載枠数終了毎に、通常枠の造型を行う生産計画とすることを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項11】
遅バラシ枠、1ロットの造型枠数を速・遅ライン積載枠数以上に設定してしまった場合、設定したバラシ延長時間がタイムアップするまで、バラシ待ちが発生するため、このバラシ待ちを解除するため、払い出しモードに切替える事により、速・遅ライン上の遅バラシ枠を強制排出する事が可能であることを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項12】
速バラシモード、遅バラシモードを併用する場合の通常運転モードにて、通常ラインのみ単独運転を行い、速・遅ラインは、前回、切り換え時の通常枠を速・遅ライン上に積載した状態で停止することを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項13】
速バラシモードにて、速・遅ラインのみ単独運転を行い、通常ラインは、通常枠を通常ライン上に積んだ状態で停止していることを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項14】
速バラシモードにて、解枠モードのシフト情報にて、速バラシ枠の払い出しが完了するまで、速バラシ枠終了後も、通常枠を速・遅ライン上に積み込みながら、速・遅ラインを運転することを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項15】
速バラシモードにて、解枠モードのシフト情報にて、速・遅ライン上から、速バラシ枠の払い出し完了後、通常ラインに運転を切り換えることを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項16】
遅バラシモードにて、速・遅ラインのみ単独運転を行い、通常ラインは、通常枠を通常ライン上に積んだ状態で停止してことを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項17】
遅バラシモードにて、解枠モードのシフト情報にて、速・遅ライン積載枠数以下である遅バラシ枠の先頭が、速・遅ラインの先頭にくる状態まで、通常枠を速・遅ライン上に積み込みながら、速・遅ラインを運転することを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項18】
遅バラシモードにて、遅バラシ枠の先頭が、速・遅ラインの先頭に来た状態で、通常ライン上に、運転を切り換えると同時に、遅バラシ枠のバラシ延長時間タイマーのカウントを開始することを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項19】
遅バラシモードにて、バラシ延長時間タイムアップ後、速・遅ラインに運転を切り換え、
解枠モードのシフト情報にて、遅バラシ枠の払い出しが完了するまで、通常枠を速・遅ライン上に積み込みながら、速・遅ラインを運転することを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項20】
遅バラシモードにて、解枠モードのシフト情報にて、速・遅ライン上から、遅バラシ枠の払い出し完了後、通常ラインに運転を切り換えることを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項21】
速バラシモード、遅バラシモードを必要としない場合の通常運転モードにて、通常の冷却時間で解枠する専用レーンと、短時間冷却後の解枠(速バラシ)、または、長時間冷却後の解枠(遅バラシ)を行う専用レーンとを、区別する事無く、全てのレーンを、通常の冷却時間で解枠する専用レーンとして順番に、冷却枠を搬入出することを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項22】
払い出しモードにて、休み時間、終業時等に、通常ラインと速・遅ライン上のモールドを払い出すことができることを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項23】
払い出しモードにて、通常ラインと速・遅ラインの選択を、セレクトスイッチにて行うことができることを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項24】
払い出しモードの運転工程は、選択した冷却ラインの間歇運転を、冷却ライン積載枠数回繰り返して終了することを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。
【請求項25】
払い出しモードにて、速・遅ライン上に、バラシ延長時間がタイムアップする前の遅バラシ枠が載っている場合でも、本モードを選択した場合には、強制的に払い出すことを特徴とする請求項6に記載の鋳型冷却ラインの制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−23072(P2010−23072A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−186797(P2008−186797)
【出願日】平成20年7月18日(2008.7.18)
【出願人】(000191009)新東工業株式会社 (474)