説明

録画装置および録画方法

【課題】 電源の状態を考慮して録画の失敗を防止することの可能な録画装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 まず、第1の録画装置2の電源状態を検出して、外部電源22からの電力の供給がない場合は、内部バッテリ23により第1の録画装置2へ電力を供給させるように切り替える。第1の録画装置2への電力を供給する電源が内部バッテリ23に切り替わったら、ネットワーク1を介して録画予約情報を第2の録画装置3へ転送する。第2の録画装置3は第1の録画装置2から転送された録画予約情報を保持し、予約された時刻になったら予約された内容で録画を実行する。このような構成とすることで、第1の録画装置2にACアダプタ等が接続されておらず、外部電源22から電力の供給がない場合でも、第2の録画装置3に録画情報を転送することで、バッテリ切れによる録画の失敗を防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、録画装置に関し、特にネットワークを利用した録画方法に関する。
【背景技術】
【0002】
テレビ放送を視聴する際には、従来のような据置き型のテレビの他に、近年は持ち運びの可能なポータブルテレビやテレビ放送を受信できる携帯電話などが用いられる。ポータブルテレビや携帯電話はACアダプタ等を介して外部から電源供給を受けるとともに、内蔵されたバッテリにより駆動する。また、これらの機器は受信したテレビ放送を録画できる機能をもったものも多い。
【0003】
特許文献1には、ポータブルテレビによるテレビ放送の録画に関する技術が記載されている。テレビ放送の録画予約をすると、その時点で外部電源による電源供給があるかどうか判断し、外部電源による電源供給がない場合は、外部電源の接続を促す警告を表示する。警告後に外部電源による電源供給がなされると予約された録画の待機状態に移行する。
【0004】
電池電源のまま録画予約の待機状態に移行してしまうことを回避し、電池電源と外部電源に対応した録画装置で、電源環境が容易に変化しうる環境下でも、確実に予約記録を実行することができる。
【特許文献1】特開2004−364117号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記の方式の場合、ユーザが録画装置の傍にいない場合、録画装置から発せられる警告に気付かず、外部電源の供給がされないことがある。外部電源が供給されないまま、電池を消耗し、予約した録画に失敗する可能性がある。
【0006】
そこで本発明の目的は、電源の状態を考慮して録画の失敗を防止することの可能な録画装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明に係る録画装置は、外部から電源供給を受けて動作するとともに、ネットワーク上に存在する端末装置と通信する通信手段を有する録画装置において、本体と、前記本体内部に設けられるバッテリと、前記本体外部からの電源供給が途絶えたことを検知する検知手段と、前記検知手段により外部からの電源供給が途絶えたことを検知された時、前記バッテリによる動作に切り替える切替手段と、テレビ放送を受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたテレビ放送を予約録画する録画手段と、前記録画手段により予約録画を行なう際の録画予約情報を記憶する記憶手段と、前記切替手段により前記バッテリによる動作に切り替えられた時、前記通信手段を介して前記記憶手段に記憶された前記録画予約情報を前記端末装置に伝送する伝送手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために本発明に係る録画方法は、外部から電源供給を受けて動作するとともに、ネットワーク上に存在する端末装置と通信する通信手段を有する録画装置を用いた録画方法において、外部からの電源供給が途絶えたことを検知し、外部からの電源供給が途絶えたことを検知された時、バッテリによる動作に切り替え、予約録画を行なう際の録画予約情報を記憶し、前記バッテリによる動作に切り替えられた時、前記通信手段を介して前記記憶された前記録画予約情報を前記端末装置に伝送することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電源の状態を考慮して録画の失敗を防止することの可能な録画装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下本発明に係る実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0011】
図1は本発明の実施形態に係るネットワークの構成を示す図である。ネットワーク1は例えばホームネットワークシステムを構成するLAN等のネットワークである。ネットワーク1は有線でも無線でも良い。ネットワーク1には第1の録画装置2および第2の録画装置3が接続されている。ネットワーク1に接続される録画装置は2つに限られないが、ここでは2つの場合を例に説明する。また、以下の説明において第1の録画装置2と、第2の録画装置3とを区別する必要のない場合は、単に録画装置2と記述して説明する。
【0012】
第1の録画装置2および第2の録画装置3は、テレビ放送を録画することの可能な装置であり、例としてDVDレコーダや、テレビ放送を受信、録画することが可能な携帯電話端末、ノート型コンピュータ等が挙げられる。録画装置2、3はネットワーク1上においてUPNP(Universal Plug and Play)に基づき機器情報の通信および録画予約情報の通信を行う。
【0013】
図2は本発明の実施形態に係る録画装置の構成を示すブロック図である。録画装置2に設けられる各構成要素はバスを介してMPU10に接続されMPU10により制御される。MPU10はROM11やRAM12に記録されたプログラムを実行する。ROM11は読み出し専用の記憶装置であり、書き換えの必要のない情報が記憶される。RAM12は、プログラムを起動してデータ加工をする際の一時的な情報等が記憶される。HDD13は各種ソフトウェア及びデータを格納するストレージデバイスである。また、HDD13には録画予約情報も格納される。録画予約情報は、録画を行なうテレビ放送の放送日時、チャンネル、画質、ビットレート等の情報を含む。
【0014】
アンテナ14は、テレビ局などから送信されるテレビ放送を受信するのに用いられる。チューナー15は、テレビ放送を受信・選局し、音声・映像信号を得るのに用いられる。
【0015】
エンコーダ16は映像データの符号化を行なう。エンコーダ16により符号化された映像データはHDD13に記憶される。デコーダ17は、符号化された映像データの復号化を行なう。
【0016】
外部I/F18は、デコーダ17により復号化された映像データを、TV19に出力できる信号形式に変換する。入力デバイス20は、ユーザが録画装置2を操作するためのボタンやキー等である。
【0017】
RTC(Real Time Clock)21は計時専用のチップである。RTC21は、録画装置2の電源が切られている間も、RTC21に内蔵された電池から電源供給を受けて動作している。録画装置2の電源が入っている間は外部電源22から電力供給を受ける。録画装置2はRTC21から日時を取得することができる。
【0018】
外部電源22はACアダプタ等を介して外部から録画装置2内に電力を供給する。内部バッテリ23は録画装置2に内蔵され、外部電源22からの電力供給が途絶えた時に電力を供給する。外部電源22により電力が供給されている時は、内部バッテリ23を充電させるようにしても良い。
【0019】
検出/切替IC24は、外部電源22から電力が供給されているかどうかを検出し、外部電源22から電力が供給されている時は、外部電源22により録画装置2へ供給させる。また、外部電源22から電力が供給されていない時は、内部バッテリ23により録画装置2へ電力を供給させるように切り替える。
【0020】
ネットワークI/F26は、LAN等の内部のネットワーク1や、外部のインターネット27と通信する際の通信経路として利用される。録画装置2は、インターネット27により、通信プロトコルTCP/IPを用いて外部のネットワークにある機器と通信することができる。
【0021】
IEPG(Internet Electronic Program Guide)は、インターネット27を使ったテレビ番組録画予約方式である。IEPGサイト28はインターネットベースで利用することができるようになっており、Webブラウザを使って録画予約情報を取得することができる。
【0022】
図3は第1の録画装置のバッテリ残量に応じて録画予約情報を第2の録画装置に転送する際の動作を示すフローチャートである。
【0023】
第1の録画装置2が外部電源22から電源供給を受けていない場合、内蔵された内部バッテリ23で駆動することになる。この時、録画装置2のHDD13等に記憶された録画予約の内容によっては、録画が完了する前に内部バッテリ23の残量が尽きてしまうことがある。そのため、第1の録画装置2に対して外部電源22からの電力供給が途絶え、録画予約が正常に行えない時は、第2の録画装置3に録画予約情報を転送する必要がある。
【0024】
以下に第1の録画装置2のバッテリ残量に応じて録画予約情報を第2の録画装置3に転送する際の動作を具体的に説明する。まず、第1の録画装置2の電源状態を検出する(ステップ1−1)。上述のように、検出/切替IC24により第1の録画装置2に外部電源22から電力が供給されているかどうか検出する。外部電源22から電力の供給がある場合は(ステップ1−2のYes)、録画予約情報を保持したまま待機する(ステップ1−3)。外部電源22からの電力の供給がない場合は(ステップ1−2のNo)、内部バッテリ23により第1の録画装置2へ電力を供給させるように切り替える(ステップ1−4)。第1の録画装置2への電力を供給する電源が内部バッテリ23に切り替わったら、ネットワーク1を介して録画予約情報を第2の録画装置3へ転送する(ステップ1−5)。第2の録画装置3は第1の録画装置2から転送された録画予約情報を保持し、予約された時刻になったら予約された内容で録画を実行する(ステップ1−6)。
【0025】
このような構成とすることで、第1の録画装置2にACアダプタ等が接続されておらず、外部電源22から電力の供給がない場合でも、第2の録画装置3に録画情報を転送することで、バッテリ切れによる録画の失敗を防止することができる。
【0026】
上記の説明では、第1の録画装置2から第2の録画装置3へ録画予約情報を転送する例を説明したが、第3の録画装置がある場合には録画予約情報を第3の録画装置に転送するようにしても良い。また、第2の録画装置の電源状態と第3の録画装置の電源状態を比較した結果によって、第2の録画装置または第3の録画装置のどちらに録画予約情報を転送するかを決定するようにしても良い。
【0027】
図4および図5は本発明の第2の実施形態に係る録画の動作を示すフローチャートである。第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、第1の録画装置2に対して外部電源22からの電力供給が途絶えた時は、録画予約が正常に行なわれるように、第2の録画装置3に録画予約情報を転送する。ここでは、内部バッテリ23の残量に応じて、第1の録画装置2により録画するか第2の録画装置3により録画するかを決める。
【0028】
以下に第2の実施形態に係る録画の動作を具体的に説明する。なお、ステップ2−1からステップ2−4までの動作は第1の実施形態におけるステップ1−1からステップ1−4までの動作と同様なので説明を省略する。
【0029】
第1の録画装置2の電源供給を内部バッテリ23に切り替えると(ステップ2−4)、この時のバッテリ残量を取得する(ステップ2−5)。第1の録画装置2は、取得したバッテリ残量を用いて、第1の録画装置2が稼動可能な時間を算出する(ステップ2−6)。また、第1の録画装置2は、HDD13等に記憶された録画予約情報から、録画が終了するまでに必要とする時間を算出する(ステップ2−7)。この時間は、RTC21を参照して得られた時刻と予約された番組の開始する時刻とを比較することで算出することができる。
【0030】
録画終了までに必要な動作時間よりも、第1の録画装置2が内部バッテリ23により稼動するする時間の方が長い場合は(ステップ2−8のYes)、第1の録画装置2で録画を行なう(ステップ2−9)。一方、録画終了までに必要な時間よりも、第1の録画装置2が内部バッテリ23により駆動する時間の方が短い場合は(ステップ2−8のNo)、第1の録画装置2で正常な録画を行なうことはできないので、録画予約情報を第2の録画装置3に転送する(ステップ2−10)。第2の録画装置3は転送された録画予約情報に基づいて録画を行なう(ステップ2−11)。
【0031】
第1の録画装置2にACアダプタ等が接続されておらず、外部電源22からの供給がない場合でも、内部バッテリ23で録画が可能な場合は、第1の録画装置2によりそのまま録画する。一方、内部バッテリ23で録画が不可能である場合は、第2の録画装置3に録画情報を転送し、第2の録画装置3により録画を行なう。このような構成とすることで、バッテリ切れによる録画の失敗を防止することができる。
【0032】
図6は本発明の第3の実施形態に係る録画の動作を示すフローチャートである。
第3の実施形態においては、第1の録画装置2に対して外部電源22からの電源供給が途絶えた時は、録画予約が正常に行なわれるように、IEPGサイトから番組予約情報を取得し、録画予約情報を書き換えるようにしても良い。内部バッテリ23の残量に応じて、当初の録画予約情に基づいて第1の録画装置2により録画するか、IEPGサイトから番組情報を取得し、録画予約情報を書き換えるかを決める。
【0033】
以下に第3の実施形態に係る録画の動作を具体的に説明する。なお、第3の実施形態においても図4および図5に示したステップ2−1からステップ2−7までの動作は同様である。従って図6には、第1の録画装置2が稼動可能な時間および録画終了までに必要な時間を算出し、録画に必要な時間よりも内部バッテリ23による稼動可能な時間が少ない場合の動作を示す。
【0034】
録画に必要な時間よりも、内部バッテリ23による稼動可能な時間が少ない場合は、インターネット27に接続してIEPGサイト28にアクセスし番組を検索する(ステップ3−1)。あらかじめ録画予約を行なった番組と同一の番組が、内部バッテリ23による稼動可能な時間帯に放送される時は(ステップ3−2のYes)、IEPGサイト28から番組情報を取得して(ステップ3−3)、録画予約情報を書き換える(ステップ3−4)。予約した時間になったら、書き換えられた録画予約情報に基づいて第1の録画装置2により録画を行なう(ステップ3−5)。
【0035】
一方、IEPGサイト28を検索しても、内部バッテリ23による稼動可能な時間帯に、あらかじめ予約したものと同一の番組がない時は(ステップ3−2のNo)、録画予約情報を第2の録画装置3に転送し(ステップ3−6)、第2の録画装置3により録画を行なう(ステップ3−7)。
【0036】
第1の録画装置2にACアダプタ等が接続されておらず、外部電源22からの供給がない場合でも、内部バッテリ23で録画が可能な場合は、第1の録画装置2によりそのまま録画する。一方、内部バッテリ23で録画が不可能である場合は、IEPGサイトを検索し、録画可能な時間帯に同一番組がある場合は、IEPGサイトから番組情報を取得し、録画予約情報を書き換える。録画可能な時間帯に同一番組がない場合は、第2の録画装置3に録画情報を転送し、第2の録画装置3により録画を行なう。このような構成とすることで、バッテリ切れによる録画の失敗を防止することができる。
【0037】
以上の説明のように、本発明を実施した場合、電源の状態を考慮して録画の失敗を防止することの可能な録画装置を提供することができる。
【0038】
本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の実施形態に係るネットワークの構成を示す図。
【図2】本発明の実施形態に係る録画装置の構成を示すブロック図。
【図3】第1の録画装置のバッテリ残量に応じて録画予約情報を第2の録画装置に転送する際の動作を示すフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る録画の動作を示すフローチャート。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る録画の動作を示すフローチャート。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る録画の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0040】
1…ネットワーク、2…第1の録画装置、3…第2の録画装置、10…MPU、11…ROM、12…RAM、13…HDD、14…アンテナ、15…チューナー、16…エンコーダ、17…デコーダ、18…外部I/F、19…TV、20…入力デバイス、21…RTC、22…外部電源、23…内部バッテリ、24…検出/切替IC、26…ネットワークI/F、27…インターネット、28…IEPGサイト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部から電源供給を受けて動作するとともに、ネットワーク上に存在する端末装置と通信する通信手段を有する録画装置において、
本体と、
前記本体内部に設けられるバッテリと、
前記本体外部からの電源供給が途絶えたことを検知する検知手段と、
前記検知手段により外部からの電源供給が途絶えたことを検知された時、前記バッテリによる動作に切り替える切替手段と、
テレビ放送を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたテレビ放送を予約録画する録画手段と、
前記録画手段により予約録画を行なう際の録画予約情報を記憶する記憶手段と、
前記切替手段により前記バッテリによる動作に切り替えられた時、前記通信手段を介して前記記憶手段に記憶された前記録画予約情報を前記端末装置に伝送する伝送手段と、
を備えることを特徴とする録画装置。
【請求項2】
前記記憶手段に記憶された前記録画予約情報に基づいて、録画に必要な動作時間を算出する動作時間算出手段と、
前記バッテリの残量から記録再生装置が稼動可能な時間を算出する稼働時間算出手段と、
前記動作時間と前記稼動時間とを比較する比較手段と、を備え、
前記比較手段により比較した結果、前記稼働時間が前記動作時間よりも長い時、前記バッテリによる動作によって録画を行なうことを特徴とする請求項1記載の録画装置。
【請求項3】
前記記憶手段に記憶された前記録画予約情報に基づいて、録画に必要な動作時間を算出する動作時間算出手段と、
前記バッテリの残量から記録再生装置が稼動可能な時間を算出する稼働時間算出手段と、
前記動作時間と前記稼動時間とを比較する比較手段と、を備え、
前記比較手段により比較した結果、前記稼動時間が前記動作時間よりも短い時、前記通信手段を用いて前記端末装置に前記録画予約情報を転送することを特徴とする請求項1記載の録画装置。
【請求項4】
前記記憶手段に記憶された前記録画予約情報に基づいて、録画に必要な動作時間を算出する動作時間算出手段と、
前記バッテリの残量から記録再生装置が稼動可能な時間を算出する稼働時間算出手段と、
前記動作時間と前記稼動時間とを比較する比較手段と、
前記ネットワーク上に存在し番組情報を有するサイトから、前記番組情報を取得する番組情報取得手段と、
前記比較手段により比較した結果、前記稼働時間が前記動作時間よりも短い時に、前記録画予約情報に含まれる番組と同一の番組が前記サイトに存在するか否かを検索する検索手段と、
前記検索手段により検索された結果、前記稼働可能な時間内に前記録画予約情報に含まれる番組と同一の番組が存在する時に、前記録画予約情報を書き換える書換手段と、
を備えることを特徴とする請求項1記載の録画装置。
【請求項5】
外部から電源供給を受けて動作するとともに、ネットワーク上に存在する端末装置と通信する通信手段を有する録画装置を用いた録画方法において、
外部からの電源供給が途絶えたことを検知し、
外部からの電源供給が途絶えたことを検知された時、バッテリによる動作に切り替え、
予約録画を行なう際の録画予約情報を記憶し、
前記バッテリによる動作に切り替えられた時、前記通信手段を介して前記記憶された前記録画予約情報を前記端末装置に伝送することを特徴とする録画方法。
【請求項6】
前記記憶された前記録画予約情報に基づいて、録画に必要な動作時間を算出し、
前記バッテリの残量から記録再生装置が稼動可能な時間を算出し、
前記算出された動作時間と前記稼動時間とを比較し、
前記稼働時間が前記動作時間よりも長い時、前記バッテリによる動作によって録画を行なうことを特徴とする請求項5記載の録画方法。
【請求項7】
前記記憶された前記録画予約情報に基づいて、録画に必要な動作時間を算出し、
前記バッテリの残量から記録再生装置が稼動可能な時間を算出し、
前記算出された動作時間と前記稼動時間とを比較し、
前記稼動時間が前記動作時間よりも長い時、前記通信手段を用いて前記端末装置に前記録画予約情報を転送することを特徴とする請求項5記載の録画方法。
【請求項8】
前記記憶された前記録画予約情報に基づいて、録画に必要な動作時間を算出し、
前記バッテリの残量から記録再生装置が稼動可能な時間を算出し、
前記算出された動作時間と前記稼動時間とを比較し、
前記ネットワーク上に存在し番組情報を有するサイトから、前記番組情報を取得し、
前記算出された動作時間と前記稼働時間とを比較した結果、前記稼働時間が前記動作時間よりも短い時に、前記録画予約情報に含まれる番組と同一の番組が前記サイトに存在するか否かを検索し、
前記検索された結果、前記稼働可能な時間内に前記録画予約情報に含まれる番組と同一の番組が存在する時に、前記録画予約情報を更新することを特徴とする請求項5記載の録画方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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