説明

鍵の再設定が可能な錠組立体の方法及び動作

錠シリンダは、この錠シリンダを「学習」モードに置くことができるリセット状態を有する。「学習」モードにおいて、元の鍵は取り外され、置き換え鍵と交換することができ、この置き換え鍵が取り外されたとき、錠シリンダ10は新しい鍵に再設定される。元の鍵は、鍵が再設定された錠シリンダ10を動作させることはなくなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に錠シリンダに関し、特定的には、鍵の再設定が可能な錠シリンダに関する。より特定的には、本発明は、その場で、マスターキーを使わずに鍵の再設定が可能な錠シリンダに関する。
【背景技術】
【0002】
通常の錠シリンダの鍵を再設定する仕事は、錠シリンダを錠設置場所から取り外し、次いでこれを分解することを含むため、専門の錠前師に任せるのが最良であるとされてきた。元のピンは、次いで新しい鍵の刻み目に適応するように異なるピンと置き換えられ、錠は新たに組み立てられる。このことは、錠セット及びシリンダ機構の実際上の知識を必要とし、置き換えピンに対するアクセスを必要とする。
【0003】
これらの考慮事項は、通常の消費者は怖気づかせ、専門の錠前師を頼むか或いは新しい錠セットを買うきっかけになる。いずれにしても、消費者はお金を払わなければならない。その上、専門家は適当なツールを用いて従来のシリンダを容易に開けることができる。
【0004】
本発明は、通常の錠シリンダのこのような及びその他の不利益を克服する。本発明の錠シリンダは、現行のシリンダと同様、錠シリンダに鍵を挿入し、その鍵を回転させるというありふれた経験を提示する明白な方法で作用する。しかしながら、本発明において、その同様のありふれた経験が錠シリンダの鍵を再設定するのに用いられる。したがって、ユーザは、本発明の錠シリンダの鍵を再設定するために、どのような特別な知識、トレーニング、又はツールも必要としない。
【発明の概要】
【0005】
鍵の再設定が可能な錠シリンダは、ハウジングとプラグ組立体とを含む。プラグ組立体は、プラグ本体及びキャリアと、プラグ本体内に配置された複数のピンと、ピンと係合するためにキャリア内に配置された複数のラックと、ハウジングと係合するためにキャリア内に配置されたロッキング・バーとを含む。プラグ本体が、ハウジング内で定位置から第2の位置に回転するとき、ロッキング・バーはハウジング内に形成されたリセット溝と位置合わせする。プラグ組立体が第2位置にあるとき、キャリアは、学習位置に向かってプラグ本体に対して長手方向に移動して、ロッキング・バーがリセット溝に入ることを可能にし、それによってキャリアを学習位置にロックする。同時に、ラックはピンから外れる。学習位置において、元の鍵は取り外され、置き換え鍵が錠シリンダに挿入される。ラックから外れると、ピンは自由に置き換え鍵の合い形に対応するようになる。置き換え鍵が錠シリンダ内にある状態で、プラグ組立体は第2位置から回転されて、キャリアを学習位置ではない状態に移動させ、ラックがキャリアの移動に応じてピンと再係合するようにし、その結果錠シリンダは、置き換え鍵に合わせられる。
【0006】
動作中に、ユーザは有効鍵を錠に挿入してプラグ組立体をリセット位置まで回転させる。ユーザは次いで、ツールを錠面の孔に挿入する、或いは内部に備えられたプッシュボタン又は同様のものを押し下げることによってキャリアを押し付ける。キャリアを押し付けることにより、それを学習位置に長手方向に移動させ、そこでロッキング・バーは、シリンダ・ハウジング側壁のリセット溝と係合する。ロッキング・バーの特徴は、リセット溝内で相補的な特徴と協働し、キャリアを学習位置に保持する。
【0007】
キャリアが学習位置にあるとき、ユーザは有効鍵を抜き取り、異なる合い形の置き換え鍵を挿入し、プラグ組立体をリセット位置から回転させる。プラグ組立体の回転は、カム作用によりロッキング・バーをリセット溝の外に出し、付勢ばねがキャリアを元の位置に戻すことを可能にする。この時点で、錠シリンダは置き換え鍵と合わされ、元の有効鍵は錠前を動作させることはなくなる。
【0008】
添付の図面及び添付の請求項により考察されるとき、その他の特徴及び利点が、以下の説明によって明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明による錠シリンダの分解図である。
【図2】プラグ組立体の斜視図である。
【図3】図2のプラグ組立体の平面図である。
【図4】図1の錠シリンダ・ハウジングの斜視図である。
【図5】図4の線5−5に沿ってみた断面図である。
【図6】図4の線6−6に沿ってみた断面図である。
【図7】ロックされた構成における、組み立てられた錠シリンダを通る断面図である。
【図8】鍵穴に有効鍵が入った、組み立てられた錠シリンダを通る断面図である。
【図9】プラグ組立体がシリンダ・ハウジング内で90度だけ回転された、組み立てられた錠シリンダを通る断面図である。
【図10】図9の線10−10に沿ってみた断面図である。
【図11】学習構成における組み立てられた錠シリンダを通る断面図である。
【図12】図11の線12−12に沿ってみた断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
通常の錠シリンダと同様、本シリンダ10は、ロック状態及びロック解除状態を有する。しかしながら、本発明の錠シリンダ10はさらに、錠シリンダを「学習」モードに置くことができるリセット状態を含む。「学習」モードで、元の鍵を取り外し、別な鍵と置き換えることができ、その新しい鍵が取り外されたときには、錠シリンダ10は新しい鍵に再設定される。元の鍵は、鍵が再設定された錠シリンダ10を動作させることはなくなる。
本発明による錠シリンダ10は、図1ないし図2に示されており、長手方向軸14を有するシリンダ・ハウジング12と、プラグ組立体16と、リテーナ17とを含む。プラグ組立体16は、複数のピン・チャンバ20を規定するプラグ本体18と、複数のスロット24を規定するキャリア22とを含む。プラグ本体18はさらに、通常、複数のリセット位置合わせ特徴48を有する一般に平らな表面46を含む。リテーナ17は、プラグ組立体16をシリンダ・ハウジング12内に保持するために、プラグ本体18に刻まれた溝44と係合する。
【0011】
複数のピン26及びばね28は、ピン・チャンバ20内に配置され、複数のラック32は、スロット24内に配置される。ロッキング・バー34及び付勢ばね36は、キャリア22に形成されたロッキング・バー受け入れチャンバ38内に配置される。
【0012】
図7において最もよく示されるように、各々のラック32は、そのピンに面する縁に複数のギア歯54及び位置合わせノッチ56を含み、反対の縁にロッキング・バー受け入れノッチ58を含む。好ましいピン26は、一般的に、円筒形の側壁50と、側壁から延びてラック32のギア歯54と係合するフィンガ52すなわちギア歯をもつ。従来の錠におけるのと同様、ピン26は、鍵78の合い形と共に動くようにピン・チャンバ20内に配置されている。しかしながら、本発明の錠シリンダでは、ラック32とピン26との係合は、ラック32がスロット34内で上下に移動することを生じさせる。図7で示されるように、有効鍵78が錠シリンダ10に挿入されるとき、位置合わせノッチ56は、リセット位置合わせ特徴48とぴったりと合う。
【0013】
ロッキング・バー34は、係合縁40及びロッキング縁42を含み、ロッキング縁はさらにリセット・ノッチ42Aを含む。有効鍵78が錠シリンダ10に挿入されるとき、ロッキング・バー34の係合縁40は、ロッキング・バー受け入れノッチ58と位置合わせされる。
【0014】
図2及び図3は、ロック状態の錠シリンダ10を表しているが、明確にするために、シリンダ・ハウジング12は除かれている。示されるように、キャリアばね60は標準的に、プラグ表面62に隣接する前方位置の方向にキャリア22を付勢する。ロッキング・バー34は、ロッキング・バー受け入れチャンバ38内に配置され、付勢ばね36によって外向きに付勢される。図3は、ピン26と係合したラック32及びキャリア22を超えて延びるロッキング・バー34を示す。
【0015】
シリンダ・ハウジング12は、図4から図6で示されるように、一般的に円筒形の側壁と、アクセスパネル66と、ばねリテーナ68とを含む。側壁は、正反対に向かい合ったリセット溝70及びロッキング溝74の対を規定する内部表面64を有する。図11に関して以下で説明されるように、錠シリンダ10がロック状態(図7参照)にあるとき、ロッキング溝74はロッキング・バー34を受け入れ、錠シリンダが学習位置にあるとき、リセット溝70の1つはロッキング・バー34を受け入れる。
【0016】
リセット溝70は、ブリッジ72によって分離された、前方セグメント70a及び後方セグメント70bにセグメント化されている。ブリッジ72は、ロッキング・バー34がリセット溝70に入ることを可能にするように、ロッキング・バーのリセット・ノッチ42aを入るような大きさにされ、そのように構成される。しかしながら、ロッキング・バー34は、標準的に、リセット・ノッチ42aとブリッジ72との位置合わせを避けるためにキャリアばね60によって付勢されている。
【0017】
図示される錠シリンダ10は、2つのリセット位置を提供するために2つのリセット溝70を用いるが、鍵を再設定する機能の動作のためには、1つのリセット溝70だけが必要である。錠の中で鍵がどちらの方向に回転するかに応じて、鍵を再設定する動作の間に、リセット溝70の1つはロッキング・バー34を受け入れる。
【0018】
図7は、ロック解除状態の錠シリンダ10を示す。ロッキング・バー34は、ラック32によってロッキング溝74に保持され、その結果プラグ組立体16がシリンダ・ハウジング12内で回転するのを防ぐ。図8は、有効鍵78が鍵穴に挿入された、錠シリンダ10を示す。図に示すように、ピン26は、鍵78の上に乗り、それによりラック32を持ち上げて、ラックのロッキング・バー受け入れノッチ58をロッキング・バー34と位置合わせする。ロッキング・バー受け入れノッチ58は、ロッキング・バー34に対して適度なゆとりを与えて、カム作用によりロッキング溝74の完全に外に出し、プラグ組立体16が、シリンダ・ハウジング12内で、図9から図12において示される状態に回転できるようにしている。
【0019】
図9及び図10は、錠シリンダ10がロック解除された状態及びリセット状態にある、錠シリンダ10を示す。この構成においては、ロッキング・バー34は、リセット溝70の1つと位置合わせされているが、キャリアばね60は、キャリア22をプラグ表面62に対して付勢して、ブリッジ72とロック・バー・リセット・ノッチ42aとの間に不整合を生じさせている。この不整合により、ブリッジ72はロッキング・バー34がリセット溝70に入るのを防いでいる。しかしながら、この状態において、キャリア22は図11及び図12で示される学習位置に長手方向に移動することができ、そこでラック34はピン26から外れ、錠シリンダ10は鍵を再設定することができる。
【0020】
図11及び図12は、学習位置に対するキャリア22を示す。ユーザは、プラグ表面62に形成された孔76を通ってリセット・ツール80を挿入し、キャリア22に対して押し付ける。キャリア22が移動するとき、複合的な動きが殆ど同時に起きる。第1に、ラック32がピン26との係合から外れる。ラック32がピン26から外れると、ラックの位置合わせノッチ56はリセット位置合わせ特徴48を受け入れ、その結果ロッキング・バー34とラック32との間の位置合わせを維持する。ラック32とピン26が完全に外れたとき、ロッキング・バーのリセット・ノッチ42aは、ブリッジ72と位置合わせし、これを受け入れて、ロッキング・バー34がばね36の付勢力の下でリセット溝70に入ることを可能にする。リセット・ノッチ42aを入れることによって、ブリッジ72はロッキング・バー34を保持し、その結果キャリア22を学習位置に保持する。
【0021】
シリンダ・ハウジング側壁がノッチを含み、ロッキング・バーがブリッジを含むように、リセット・ノッチ及びブリッジを切り換えることができることが理解される。キャリアを学習位置に移動しても、依然として、キャリアを学習位置に保持するように、ブリッジ及びノッチは係合したままになる。
【0022】
学習位置において、ピン26は、上下に自由に移動することができるので、その結果鍵78が抜き取られ、異なる鍵に置き換えることができる。置き替え鍵が挿入されると、ピン26はその鍵の合い形に従う。置き替えの鍵が完全に挿入されたとき、ユーザは錠シリンダ10を回転してリセット状態ではなくなるようにし、それによるカム作用で、ロッキング・バー34をリセット溝70から外す。カム作用によりロッキング・バー34がリセット溝70の外に出ると、それは再びラック32のロッキング・バー受け取りノッチと係合する。同時に、ブリッジ72はロッキング・バーのリセット・ノッチ42aから抜け、キャリア22が、キャリアばね60の付勢力の下でプラグ面62に向かって長手方向に移動することを可能にする。キャリア22がプラグ表面60に向かって移動すると、ラック32はピン26と再び係合するが、今度はピン26及びラック32は置き替え鍵に対応するように設定される。
【0023】
もちろん、上述の実施形態は、本発明の範囲を制限するものとして理解されるべきではない。添付の請求項で規定されるように、本発明の精神及び範囲内で修正及びその他の代替構成が成されるのは明らかであろう。例えば、シリンダ・ハウジング側壁のセグメント化された溝は、前後のセグメントを分けるブリッジではなく、ソケットを有することができる。したがって、ロッキング・バーは、ノッチに取って代わる突起を有し、キャリアの学習位置への移動はその突起がソケットに入ることを生じさせる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長手方向軸と長手方向に延びるセグメント化された溝をもつシリンダ・ハウジング
を含み、前記セグメントは第1特徴により分離されており、
定位置とリセット位置との間で回転するために前記シリンダ・ハウジング内に配置されたプラグ本体と、
回転のため、及び前記リセット位置と学習位置との間で、そこに対する長手方向の移動のために前記プラグ本体に隣接して配置された、チャンバを含むキャリアと、
前記プラグ本体内に配置された複数のピンと、
前記キャリア内に配置された複数のラック、
を含み、前記ラックは、前記キャリアが前記定位置及び前記リセット位置にあるときは前記ピンと係合しており、前記キャリアが前記学習位置にあるときは前記ピンと係合しておらず、
選択的に前記シリンダ・ハウジングと係合するように、前記キャリアに対する半径方向の移動のために前記チャンバ内に配置されたロッキング・バー
を含み、前記ロッキング・バーは第2の特徴をさらに含み、前記第1の特徴及び前記第2の特徴は、前記キャリアが前記第1の位置にあるときは前記ロッキング・バーが前記溝に入らないように協働し、前記キャリアが前記学習位置にあるときは前記ロッキング・バーを前記溝内に保持する、
ことを特徴とする鍵の再設定が可能な錠シリンダ。
【請求項2】
前記第1の特徴及び前記第2の特徴の一方はブリッジであり、他方は前記ブリッジを受け入れるように構成されたノッチであることを特徴とする請求項1に記載の錠シリンダ。
【請求項3】
長手方向軸と長手方向に延びるセグメント化された溝をもつシリンダ・ハウジングと、
前記シリンダ・ハウジング内に配置されたプラグ本体と、
前記シリンダ・ハウジング内で、第1の位置から学習位置への長手方向の移動のために前記プラグ本体に隣接して配置されたキャリアと、
前記プラグ本体内に配置された複数のピンと、
前記ピンと係合するために前記キャリア内に配置された複数のラックと、
前記キャリア内に配置されたセグメント化されたロッキング・バー
を含み、前記ロッキング・バーのセグメント化は前記溝のセグメント化と相補的なものであり、前記ロッキング・バーは、前記キャリアが前記学習位置にあるとき前記溝内に配置され、前記溝と協働して前記キャリアを前記学習位置に保持する、
ことを特徴とする鍵の再設定が可な能錠シリンダ。
【請求項4】
前記セグメント化された溝は、ブリッジによって分離された第1のセグメント及び第2のセグメントを含むことを特徴とする請求項3に記載の錠シリンダ。
【請求項5】
前記ロッキング・バーは、前記ブリッジを受け入れるように構成されたノッチによって分離された第1のセグメント及び第2のセグメントを含むことを特徴とする請求項4に記載の錠シリンダ。
【請求項6】
前記第1の特徴及び前記第2の特徴の一方はブリッジであり、他方は前記ブリッジを受け入れるように構成されたノッチであることを特徴とする請求項3に記載の錠シリンダ。
【請求項7】
長手方向軸と、ハウジング内に形成された第1の特徴によって分離された少なくとも2つのセグメントを有する長手方向に延びる溝をもつシリンダ・ハウジングと、
前記シリンダ・ハウジング内に配置され、プラグ本体及びキャリアを含むプラグ組立体
を含み、前記キャリアは第1の位置と学習位置との間で前記プラグ本体に対して長手方向に移動可能であり、
前記溝に入るように構成され、前記第1の特徴と相補的な第2の特徴を有するロッキング・バー
を含み、前記第1の特徴は前記キャリアが前記学習位置にあるとき前記第2の特徴と係合しており、前記キャリアは前記第1の特徴と前記第2の特徴との間の係合によって前記学習位置に保持される、
ことを特徴とする鍵の再設定が可能な錠シリンダ。
【請求項8】
前記第1の特徴はブリッジを含み、前記第2の特徴はノッチを含むことを特徴とする請求項7に記載の錠シリンダ。
【請求項9】
鍵の再設定が可能な錠シリンダの鍵を再設定するための方法であって、
長手方向軸と、ハウジング内に形成された第1の特徴によって分離された少なくとも2つのセグメントをもつ長手方向に延びる溝を有するシリンダ・ハウジングを準備し、
前記シリンダ・ハウジング内に配置されるプラグ組立体を準備し、
前記プラグ組立体はプラグ本体及びキャリアを含み、前記キャリアは第1の位置と学習位置との間で前記プラグ本体に対して長手方向に移動可能であり、
前記第1の特徴と相補的な第2の特徴を有し、前記溝に入るように構成されたロッキング・バーを準備し、
前記第1の特徴は前記ロッキング・バーが前記溝にあるとき前記第2の特徴と係合しており、前記キャリアは前記第1の特徴と前記第2の特徴との間の係合によって学習位置に保持されており、
前記プラグ組立体が定位置にあるときは、有効鍵を前記プラグ組立体に挿入し、前記プラグ組立体を回転させ、
前記キャリアを前記学習位置に移動させ、前記キャリアが学習位置にあるとき、前記有効鍵を取り外して置き換え鍵を挿入し、
前記プラグ組立体を前記定位置に回転させる、
ステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項10】
前記キャリアを前記学習位置に移動させるステップは、前記ロッキング・バーを前記溝に移動させるステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記プラグ組立体を前記定位置に回転させるステップは、前記ロッキング・バーを前記溝から解放するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記ロッキング・バーを解放するステップは、前記キャリアを前記学習位置から前記第1の位置に付勢するステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公表番号】特表2010−506069(P2010−506069A)
【公表日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−531369(P2009−531369)
【出願日】平成18年12月4日(2006.12.4)
【国際出願番号】PCT/US2006/061556
【国際公開番号】WO2009/008852
【国際公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【出願人】(504075577)ニューフレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー (117)