説明

防虫菜園プランター

【課題】 野菜に虫が付き、また虫に食べられる、被害を無くす為に使用する農薬では、健康を害する為、無農薬での育成が可能になり前述の欠点を解決しようとしたプランターである。
【解決手段】 プランター側面一周に、防虫液を入れる液受け2を設け、この液受けは這う虫が野菜まで行けなくする為である。液受けの上側には水切り3を設け、みずやりの時の水や雨水が入らないようにする。また飛来してくる虫には、プランター本体上側に、プラスチック棒4を円柱状の固定穴5に、設置しその上に防虫網6をかける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
プランター本体に液受と水切りを付けて、防虫に関するもの。
【背景技術】
【0002】
野菜育成中に野菜が虫の被害を受けた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−157058
【特許文献2】特開2002−186365
【背景技術】
【0004】
従来のプランターでは虫が付きやすく、それを駆除するために農薬を使っていた。特開2000−157058に示されるものは植木鉢の上端部に貯留部を設けているものがあった。フレームのとめ方に特開2002−186365に示されるものは、フレームに差込止めをつけて設置しているものがある。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
野菜に虫が付き、取り除くのは、労働的負担で、また虫に食べられる被害を無くす為に使用する農薬では、健康を害する為、無農薬での育成が可能になり前述の欠点を解決しようとしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
プランター側面一周に、防虫液を入れる液受けを設け、この液受けは這う虫が野菜まで行けなくする為である。液受けの上側には水切りを設け、みずやりの時の水や雨水で防虫液が薄くなり防虫効果がなくならないように水切りをつける。また飛来してくる虫には、プランター本体上側に、プラスチック棒を空洞状の固定穴に設置し、その上に防虫網をかける。
【発明の効果】
【0007】
這う虫は液受けを越えられず駆除でき、飛来してくる鳥と虫も防虫網により、野菜に付かなくなり、付いた虫を取り除く労働的負担をなくし、虫が付かないように使う農薬を使用しなくてもいい。その為無農薬で野菜などを安心して育成ができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 本考案のプランター全体断面図である。
【図2】 本考案のプランター全体断面図である。
【図3】 本プランターの斜視図である。
【図4】 本プランターの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面に従って実施の形態を説明する。(1)は耐久性のプラスチック等適宣素材のプランター本体。プランター外周に液受け(2)を設け防虫液を入れる、この液受け(2)を設けることにより蟻やナメクジ等の這う虫は液受け(2)を越える事ができず野菜に付くことを防ぐ事ができる。液受け(2)の上側には水切り(3)を設ける、この水切り(3)は、みずやりの時の水や雨水が液受け(2)に入り、防虫液を薄めたり溢れる事を防ぐ、また落葉等が液受け(2)に入り這う虫の橋になることを防ぐ事ができる。
【0010】
プランター本体上側に、空洞状の固定穴(5)を設ける。この固定穴は円柱状でも四角柱状でもフレーム(4)や添え木(7)がさしこめれて固定できるなら。どんな形でも良い。その固定穴(5)の底部分には土や水がたまらないように排出穴(9)を設ける。また図1フレーム(4)、図2添え木(7)は水切り(3)によって落下することを防げる。図1では固定穴にフレームを差込防虫網をかける、そうする事によって上記にあるよう這う虫も付かず、飛来してくる鳥や虫から野菜を確実に守る事ができる。図2では固定穴(5)に添え木を差込トマト等添え木が必要な野菜を育てることができる。又、つる野菜のつるを添え木に絡ませてもよい。この固定穴は目的に応じて使うことができる。
【符号の説明】
【0011】
1 プランター本体
2 液受け
3 水切り
4 フレーム
5 空洞状の固定穴
6 防虫網
7 添え木
8 水抜き穴
9 排出穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プランター(1)外周に、防虫液を入れる液受け(2)を設け、液受けの上側には水切り(3)を設け、みずやりの時の水や雨水など入らないようにする防虫菜園プランター。
【請求項2】
プランター本体(1)に設けた空洞状の固定穴(5)は、防虫網(6)をかけるフレームを設置できる、また、野菜の添え木(7)や、つる野菜のつるを絡ませる棒(7)を入れることができる空洞状の固定穴が付いた防虫菜園プランター。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−220603(P2010−220603A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−99360(P2009−99360)
【出願日】平成21年3月23日(2009.3.23)
【特許番号】特許第4505659号(P4505659)
【特許公報発行日】平成22年7月21日(2010.7.21)
【出願人】(509107714)
【Fターム(参考)】