説明

除雪機

【課題】 オーガ軸取付部が除雪作業の妨げになる点を解決することで、狭い場所でも除雪作業を遂行することを可能するとともに、除雪作業部の走行抵抗が増加する点を解決することで、除雪作業部の走行抵抗の増加を抑えることを可能にする。
【解決手段】 オーガ軸45,46に取付けることで雪を崩し且つ雪を機体幅中央に寄せ集める複数のオーガ爪48,49と、オーガ軸45,46の両端に取付けることでオーガハウジング37の側壁近傍で除雪する雪を切込むとともにオーガ爪48,49のプロテクタの役目をなすサイドディスク61,61と、から構成した除雪機であって、サイドディスク61,61に中央が機体中心に向けて突出させた突出面67,67を形成し、この突出面67,67に倣って凹ました凹部74,74をオーガハウジング37の側面68,68に形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機体の前部に除雪作業部を備え、除雪作業部のオーガを回転することで機体の幅方向中央へ雪を掻き集め、掻き集めた雪をブロアへ導き、このブロアで跳ね上げた雪をシュータから外部に排出する除雪作業を行うことができる歩行型の除雪機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
除雪機として、オーガ、オーガハウジング、ブロア及びシュータで構成する除雪作業部を機体の前部に備えた歩行型の除雪機が実用に供されている。
実用の除雪機は、オーガハウジングにオーガを回転自在に取付け、オーガで機体の幅方向中央へ雪を掻き集め、除雪作業をできるようにすれば実用上十分であった。
【0003】
このような除雪機として、オーガの両端部に除雪する雪を切込むとともにオーガ爪のプロテクタの役目をなすサイドディスクを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2001−20239号公報(第7頁、図1)
【0004】
図8は従来の基本構成を説明する図であり、除雪機200は、機体201の前部に除雪作業部202を備えたものであり、この除雪作業部202に、機体201に取付けるオーガハウジング203と、このオーガハウジング203に支持部材204,205を介して回転自在に取付けるオーガ210と、を備え、オーガハウジング203の両側面209,209に、機体幅外方に突出させたオーガ軸取付部211,211を形成し、オーガ210を、オーガ軸206と、このオーガ軸206に取付けた複数のオーガ爪207と、オーガ軸206の両端部に取付けたサイドディスク208,208と、から構成したものである。
【0005】
しかし、除雪機200では、オーガハウジング203の両側面に機体幅外方に突出させたオーガ軸取付部211,211を形成し、オーガ軸取付部211,211に支持部材204,205を介してオーガ軸206を回転自在に支持したものなので、狭い場所での除雪作業ではオーガ軸取付部211,211に樹木などがあたったり、突出したオーガ軸取付部211,211が除雪作業の妨げになることがあるという問題があった。
【0006】
また、除雪機200では、オーガハウジング203の両側面とサイドディスク208,208との隙間から除雪作業中に雪が進入しやすく、除雪作業部202の走行抵抗が増加することがあるという欠点があった。
【0007】
そこで、オーガ軸取付部が除雪作業の妨げになることを防止することができるとともに、除雪作業部の走行抵抗が増加することを防止できる除雪機が望まれる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、オーガ軸取付部が除雪作業の妨げになる点を解決し、狭い場所でも除雪作業を遂行することができる除雪機を提供するとともに、除雪作業部の走行抵抗が増加する点を解決し、除雪作業部の走行抵抗の増加を抑えることができる除雪機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に係る発明は、機体の前部に除雪作業部を備えた除雪機であり、除雪作業部に、機体に取付けたオーガハウジングと、このオーガハウジングに支持部材を介して回転自在に取付けるオーガと、を備え、このオーガを、オーガハウジングの機体幅方向に水平に渡すオーガ軸と、このオーガ軸に取付けることで雪を崩し且つ雪を機体幅中央に寄せ集める複数のオーガ爪と、オーガ軸の両端に取付けることでオーガハウジングの側壁近傍で除雪する雪を切込むとともにオーガ爪のプロテクタの役目をなすサイドディスクと、から構成した除雪機であって、サイドディスクに中央が機体中心に向けて突出させた突出面を形成し、この突出面に倣って凹ました凹部をオーガハウジングの側面に形成したことを特徴とする。
【0010】
例えば、狭い場所でも除雪作業を遂行することができるとすれば、除雪機の利便性の向上を図ることができるので好ましいことであり、除雪作業部の走行抵抗の増加を抑えることができるとすれば、除雪機の除雪能力の向上を図ることできるので好都合である。
【0011】
そこで、サイドディスクに中央が機体中心に向けて突出させた突出面を形成し、この突出面に倣って凹ました凹部をオーガハウジングの側面に形成した。
【0012】
すなわち、サイドディスクに中央が機体中心に向けて突出させた突出面を形成し、この突出面に倣って凹ました凹部をオーガハウジングの側面に形成することで、除雪する雪がオーガハウジングの側面とサイドディスクとの隙間から侵入する雪を、オーガ軸を支持する支持部材廻りに直接的にかからなくすることができる。
【0013】
また、突出面に倣って凹ました凹部をオーガハウジングの側面に形成することで、オーガ軸の端部廻りをオーガハウジングの側面から凹ますことができる。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に係る発明では、サイドディスクに中央が機体中心に向けて突出させた突出面を形成し、この突出面に倣って凹ました凹部をオーガハウジングの側面に形成したので、除雪する雪がオーガハウジングの側面とサイドディスクとの隙間から侵入する雪を、オーガ軸を支持する支持部材廻りに直接的にかからなくすることができる。これにより、除雪作業部の走行抵抗の増加を抑えることができる。この結果、除雪機の除雪能力の向上を図ることできるという利点がある。
【0015】
また、突出面に倣って凹ました凹部をオーガハウジングの側面に形成したので、オーガ軸の端部廻りをオーガハウジングの側面から凹ますことができる。これにより、狭い場所でも除雪作業を遂行することができる。この結果、除雪機の利便性の向上を図ることができるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る除雪機の斜視図であり、除雪機10は、機体11を伝動ケースで構成し、機体11の左右下部に走行用の電動モータ12(左の電動モータのみを示す)を取り付け、左右の電動モータ12に走行部13を連結し、機体11の上部に除雪用のエンジン14を取り付け、エンジン14で駆動させる除雪作業部としてのオーガ装置15を機体11の前部に取り付け、このオーガ装置15の後部およびエンジン14をカバー20で覆い、機体11の上部から後上方へ左右の操作ハンドル17,18を延ばし、これら左右の操作ハンドル17,18間に操作盤19を取り付け、作業者が左右の操作ハンドル17,18のグリップ17a,18aを握った状態で操作盤19の後から連れ歩く、自力走行式の歩行型作業機である。図中、16は燃料を貯留する燃料タンクである。
【0017】
左の操作ハンドル17は、握ることで走行準備を完了し、且つ離すことで走行を停止させる走行準備レバー54と、左の電動モータ12を操作する左の旋回レバー55と、右の操作ハンドル18は、右側の電動モータ(図示せず)を操作する右の旋回レバー(図示せず)を備える。
【0018】
すなわち、直進の場合には、走行準備レバー54、左の旋回レバー55及び右の旋回レバー(図示せず)の3つのレバーを同時に握り、右旋回の場合には、走行準備レバー54、左の旋回レバー55をそのまま維持し、右の旋回レバーのみを離す。
【0019】
操作盤19は、前進/後退及び前進/後退の速度を操作する速度調節レバー56と、シュータ53の向きを変えるシュータ操作レバー57と、エンジン14の回転数を制御するスロットルレバー58と、を備える。、
【0020】
走行部13は、左の電動モータ12の外側に左側走行部30を備え、右の電動モータ(図示せず)の外側に右側走行部(図示せず)を備える。なお、右側走行部は、左側走行部と同じ構成なので説明を省略する。
左側走行部30は、左の電動モータ12に連結する左側の駆動輪31を備え、この駆動輪31の後方に左側の遊動輪32を回転自在に備え、左側の駆動輪31および遊動輪32に左側のクローラベルト33を巻き掛け、電動モータ12で駆動輪31を駆動することにより、クローラベルト33を回転させるものである。なお、34は駆動輪31及び遊動輪32を支持する走行フレームを示す。
【0021】
この除雪機10によれば、エンジン14でオーガ装置15を駆動させた状態で、左右の電動モータ12で走行部13の左右のクローラベルト33を回転することにより、除雪機10を走行させることができる。
【0022】
図2は本発明に係る除雪機の側面図であり、オーガ装置15は、機体11の前部11aにブロアハウジング35を設けるとともに、このブロアハウジン35にオーガハウジング37を設け、エンジン14から前方に駆動軸38を延出し、この駆動軸38をブロアハウジング35を貫通させてオーガハウジング37内まで延ばし、この駆動軸38の途中に且つブロアハウジング35内に配置したブロア40を設け、駆動軸38の先端を車幅方向中央に配置した動力伝達部43に連結し、動力伝達部43から左右方向に向けてそれぞれ左右のオーガ軸45,46(右のオーガ軸46は図1参照)を延ばし、左右のオーガ軸45,46にそれぞれ左右のオーガ48,49(49は図1参照)を設けたものである。
【0023】
エンジン14は、クランク軸25を鉛直方向に延ばしたバーチカルエンジンである。エンジン14の動力を、機体(すなわち、伝動ケース)11に収納されたオーガ用伝動機構26を介して駆動軸38に伝える。
このエンジン14は、ピストン(図示せず)が往復動するシリンダ部59を後方へ向けて配置するとともに、クランク軸25を収納するクランク軸ケース27の前面27aをオーガ装置15の後面(すなわち、ブロアハウジング35)に隣接するように配置した。
【0024】
エンジン14で駆動軸38を回転することにより、駆動軸38でブロア40を回転するとともに、動力伝達部43を介して左右のオーガ軸45,46を回転し、左右のオーガ軸45,46でそれぞれ左右のオーガ48,49を回転する。
【0025】
この状態で、除雪機10を前進させることにより、左右のオーガ48,49を雪に食い込ませて雪を崩し、崩した雪を左右のオーガ48,49で車幅方向中央に掻き集める。
掻き集めた雪をブロア40で跳ね上げ、この跳ね上げた雪をブロアハウジング35の上部35aに設けたシュータ53で案内して所望位置に投雪する。
なお、カバー20は、上カバー部21と下カバー部22とに分割可能に構成した。また、29は走行フレーム34と操作ハンドルを介して機体11に掛渡したクッション(フレーム昇降機構)を示す。
【0026】
図3は本発明に係る除雪機の除雪作業部の分解斜視図であり、除雪作業部(オーガ装置)15は、ブロア40(図2参照)を回転させるとともに動力を伝達する駆動軸38と、この駆動軸38の先端に設けた動力伝達部43と、この動力伝達部43から動力を受ける左右のオーガ軸45,46と、これらのオーガ軸45,46にそれぞれ取付けた左のオーガ爪48,48及び右のオーガ爪49,49と、オーガ軸45,46の左右に取付けたサイドディスク61,61と、オーガ軸45,46を回転自在に支持する左右のベアリング63,63と、左右のベアリング63,63をそれぞれ支持する支持部材65,65と、これらの駆動軸38、動力伝達部43、左右のオーガ軸45,46、サイドディスク61,61、ベアリング63,63及び支持部材65,65を覆うオーガハウジング37と、からなる。
【0027】
図中、66・・・はオーガハウジング37に支持部材65,65を止めるボルト、68,68はオーガハウジング37の側面、69はサイドディスク61に形成した雪逃げ孔であって、サイドディスク61とオーガハウジング37との間に侵入した雪を円滑に外部排出できる孔である。
【0028】
図4は本発明に係る除雪機の除雪作業部の正面図であり、サイドディスク61は、オーガハウジング37に取付状態で中央が機体中心に向けて突出させた突出面67を形成した。
また、突出面67の連続部分は機体幅外方に向けて形成した傾斜部67a,67aを有するとともに、突出量を少なくとも支持部材65を止めるボルト66頭の高さまでとしたことを示す。74aは傾斜部67aに倣って形成した突出面67のテーパ部である。
【0029】
オーガハウジング37は、ハウジング本体62と、このハウジング本体62に側面(サイドカバー)68,68をボルト64・・・で固定するとともに前面及び下面を開口させたハウジングであり、オーガ軸45,46を支持する支持部71,71と、オーガ爪48,49で掻いた雪をブロア40に導く導雪路(通路)72と、この導雪路72の後部上方にシュータ53を取付ける筒部73と、サイドディスク61,61の取付状態で突出面67,67に倣って凹まして側面に形成した凹部74,74と、を備える。
【0030】
なお、オーガ44は、オーガ軸45,46、オーガ爪48,49及びサイドディスク61,61から構成したものである。図中、76・・・はサイドディスク61,61の倒れを防止するステー金具、77,77はオーガ爪48,49を支持する支持ステーである。
【0031】
ここで、除雪作業部(オーガ装置)15の組立方法の一例を説明する。先ず、オーガミッション(不図示)の出力軸である駆動軸38に、オーガ爪48,29、サイドディスク61,61を組立済みのオーガ軸45,56を取付ける。次に、オーガ軸45,56に支持部材65,65、ベアリング63,63をこの順に挿入し、支持部材65,65に側面(サイドカバー)68,68をボルト66・・・で固定し、側面(サイドカバー)68,68をハウジング本体62にボルト64・・・で固定し、組立を完了する。
【0032】
図5は本発明に係る除雪機の除雪作業部の側面図であり、除雪機10は、機体11の前部に除雪作業部15を備えた除雪機であり、除雪作業部15に、機体11に取付けたオーガハウジング37と、このオーガハウジング37に支持部材65,65を介して回転自在に取付けるオーガ44と、を備え、このオーガ44を、オーガハウジング37の機体幅方向に水平に渡すオーガ軸45,46と、このオーガ軸45,46に取付けることで雪を崩し且つ雪を機体幅中央に寄せ集める複数のオーガ爪48,49と、オーガ軸45,46の両端に取付けることでオーガハウジング37の側壁近傍で除雪する雪を切込むとともにオーガ爪48,49のプロテクタの役目をなすサイドディスク61,61と、から構成した除雪機であって、サイドディスク61,61に中央が機体中心に向けて突出させた突出面67,67を形成し、この突出面67,67に倣って凹ました凹部74,74をオーガハウジング37の側面68,68に形成したものと言える。
【0033】
例えば、狭い場所でも除雪作業を遂行することができるとすれば、除雪機の利便性の向上を図ることができるので好ましいことであり、除雪作業部の走行抵抗の増加を抑えることができるとすれば、除雪機の除雪能力の向上を図ることできるので好都合である。
【0034】
図6は本発明に係る除雪機の除雪作業部の正面断面図である。
すなわち、サイドディスク61,61に中央が機体中心に向けて突出させた突出面67,67を形成し、この突出面67,67に倣って凹ました凹部74,74をオーガハウジング37の側面68,68に形成することで、除雪する雪がオーガハウジング37の側面68とサイドディスク61との隙間から侵入する雪を、オーガ軸45を支持する支持部材65廻りに直接的にかからなくすることができる。これにより、除雪作業部15の走行抵抗の増加を抑えることができる。この結果、除雪機の除雪能力の向上を図ることできる。
【0035】
また、突出面67,67に倣って凹ました凹部74,74をオーガハウジング37の側面68,68に形成することで、オーガ軸45の端部廻りをオーガハウジング37の側面68から凹ますことができる。これにより、狭い場所でも除雪作業を遂行することができる。この結果、除雪機の利便性の向上を図ることができる。
【0036】
図7(a),(b)は本発明に係る除雪機の比較説明図であり、(a)は比較例の除雪作業部(オーガ装置)100を示し、(b)は実施例の除雪作業部(オーガ装置)15を示す。
(a)において、除雪作業部(オーガ装置)100は、オーガハウジング102の側面103を機体に略平行に形成するとともに、フラットなサイドディスク105をオーガ軸104にオーガハウジング102の側面103に沿わせて取付けたものである。従って、サイドディスク105と側面103との隙間から除雪用の雪が矢印a1,a2の如くオーガ軸104を支持する支持部材106まで容易に入りやすく、走行抵抗が増えるということがある。
【0037】
(b)において、除雪作業部(オーガ装置)15は、サイドディスク61に中央が機体中心に向けて突出させた突出面67を形成し、この突出面67に倣って凹ました凹部74をオーガハウジング37の側面68に形成したものである。従って、除雪する雪がオーガハウジング37の側面68とサイドディスク61との隙間から侵入する雪を、オーガ軸45を支持する支持部材65廻りに直接的にかからなくすることができる。これにより、除雪作業部15の走行抵抗の増加を抑えることができる。
【0038】
尚、本発明に係る除雪機は、図1に示すように、除雪機10は歩行型の除雪機であったが、これに限るものではなく、除雪作業部(オーガ装置)を機体前部に有する除雪機であればよい。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明に係る除雪機は、比較的狭い場所でも使用することの多い歩行型の除雪機に採用するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明に係る除雪機の斜視図である。
【図2】本発明に係る除雪機の側面図である。
【図3】本発明に係る除雪機の除雪作業部の分解斜視図である。
【図4】本発明に係る除雪機の除雪作業部の正面図である。
【図5】本発明に係る除雪機の除雪作業部の側面図である。
【図6】本発明に係る除雪機の除雪作業部の正面断面図である。
【図7】本発明に係る除雪機の比較説明図である。
【図8】従来の基本構成を説明する図である。
【符号の説明】
【0041】
10…除雪機、11…機体、15…除雪作業部(オーガ装置)、37…オーガハウジング、44…オーガ、45,46…オーガ軸、48,49…オーガ爪、61…サイドディスク、65…支持部材、67…突出面、74…凹部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機体の前部に除雪作業部を備えた除雪機であり、前記除雪作業部に、前記機体に取付けたオーガハウジングと、このオーガハウジングに支持部材を介して回転自在に取付けるオーガと、を備え、このオーガを、前記オーガハウジングの機体幅方向に水平に渡すオーガ軸と、このオーガ軸に取付けることで雪を崩し且つ雪を機体幅中央に寄せ集める複数のオーガ爪と、前記オーガ軸の両端に取付けることで前記オーガハウジングの側壁近傍で除雪する雪を切込むとともに前記オーガ爪のプロテクタの役目をなすサイドディスクと、から構成した除雪機であって、
前記サイドディスクに中央が機体中心に向けて突出させた突出面を形成し、この突出面に倣って凹ました凹部を前記オーガハウジングの側面に形成したことを特徴とする除雪機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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