説明

電力計測システム

【課題】小型化することができると共に、親機と子機とで異なる電源系統の電力を計測することができる電力計測システムを提供する。
【解決手段】電源2aの出力電圧を検出する電圧検出部111と、電源2aから負荷3aに供給される電流を検出するカレントトランスCT1と、電源2aから負荷3aに供給される電力を算出する電力計測部113と、駆動電圧を出力する電源回路116とを有し、駆動電圧を用いて動作する基本ユニット11と、
電源回路116から駆動電圧が供給されることで動作し、電源2bの出力電圧を検出する電圧検出部121と、電源2bから負荷3cに供給される電流を検出するカレントトランスCT3と、電源2bから負荷3cに供給される電力を算出する電力計測部123とを有し、電力計測部123の計測結果を基本ユニット11に送信する増設ユニット12とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力計測システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、電源から負荷に供給される電力を計測する電力計測システムとして、遠隔検診システム(特許文献1〜3参照)や、スタッキング型の電力計がある。
【0003】
図3に示すように、スタッキング型の電力計で構成された電力計測システム1aは、基本ユニット11aと増設ユニット12aとカレントトランスCT1〜CT4で構成されており、商用電源である電源2から負荷3a〜3dに供給される電力の計測を行う。
【0004】
電源2の主幹電路D1にはメインブレーカB1が介挿されており、主幹電路D1から5つの分岐電路D2〜D6が形成されている。分岐電路D2には、保護用ブレーカB2が介挿されており、保護用ブレーカB2の2次側には基本ユニット11aが接続されている。また、分岐電路D3〜D6には保護用ブレーカB3〜B6が介挿されており、保護用ブレーカB3〜B6の2次側には負荷3a〜3dが接続されている。すなわち、主幹電路D1と分岐電路D2〜D6とで、同一の電源2から電力供給される1つの電源系統K0を形成している。そして、電力計測システム1aは、基本ユニット11aが分岐電路D3,D4の電力を計測し、増設ユニット12aが分岐電路D5,D6の電力を計測する。
【0005】
基本ユニット11aは、分岐電路D2の電圧を検出する電圧検出部を備えている。分岐電路D2は分岐電路D3〜D6と同一の電源2から電力供給されるので、分岐電路D2の電圧と分岐電路D3〜D6の電圧とを同一とみなすことができる。すなわち、基本ユニット11aの電圧検出部は、分岐電路D2の電圧を検出することで、電源2から負荷3a〜3dに出力される電圧を検出している。
【0006】
また、基本ユニット11aには、カレントトランスCT1,CT2が接続されている。カレントトランスCT1は、電源2から負荷3aに供給される電流を検出し、カレントトランスCT2は、電源2から負荷3bに供給される電流を検出している。そして、基本ユニット11aは、電圧検出部の検出結果とカレントトランスCT1,CT2の検出結果とから、電源2から負荷3a,3bに供給される電力を算出する。すなわち、基本ユニット11aは、分岐電路D3,D4の電力を算出する。そして、基本ユニット11aは、算出結果を表示部115に表示する。
【0007】
また、増設ユニット12aは、基本ユニット11aと同一の電源系統K1における電力計測可能な測定点を増加させるためのものであり、分岐電路D5,D6の電力を計測する。増設ユニット12aは、基本ユニット11aの側面に取り付けられることで、互いの対向面に形成された図示しないコネクタ同士が嵌合して接続され、基本ユニット11aと増設ユニット12aとの間で通信経路および電力供給経路が形成される。
【0008】
増設ユニット12aには、カレントトランスCT3,CT4が接続されている。カレントトランスCT3は、電源2から負荷3cに供給される電流を検出し、カレントトランスCT4は、電源2から負荷3dに供給される電流を検出する。また、増設ユニット12aは、電圧検出部を備えておらず、基本ユニット11aと間に形成された通信経路を介して、電源2から負荷3c,3dに出力される電圧値を基本ユニット1から取得する。そして、増設ユニット12aは、電源2から負荷3c,3dに出力される電圧値および電流値から、電源2から負荷3c,3dに供給される電力を算出する。すなわち、増設ユニット12aは、分岐電路D5,D6の電力を算出する。そして、増設ユニット12aは、算出した電力値を、通信経路を介して基本ユニット11aに送信し、基本ユニット11aの表示部115を用いて表示される。
【0009】
また、基本ユニット11aは、電源2の出力電圧から駆動電圧を生成する電源回路を備えており、この駆動電圧を用いて基本ユニット11aが動作する。また、基本ユニット11aは、増設ユニット12aとの間に形成された電力供給経路を介して、駆動電圧を増設ユニット12aに出力しており、増設ユニット12aはこの駆動電圧を用いて動作する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2010−4264号公報
【特許文献2】特開2010−4346号公報
【特許文献3】特開2010−11558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかし、図3に示した電力計測システム1aは、基本ユニット11aが計測可能な分岐電路D3,D4と、増設ユニット12aが計測可能な分岐電路D5,D6とが同一の電源系統K0である必要があった。
【0012】
また、異なる電源系統の電力を計測しようとする場合は、電源系統毎に基本ユニット11aを設ける必要があった。しかし、基本ユニット11aは、電源2の出力電圧から駆動電圧を生成する電源回路を備えている。この電源回路は、電源2が出力する交流電圧(AC100V/200V)を整流して直流電圧を生成するAC/DCコンバータを備え、さらに、比較的高電圧が入力されるため耐圧が高くなるように構成されるので、サイズが大きくなる。したがって、このような電源回路を備えた基本ユニット11aもサイズもが大きくなるので、複数台の基本ユニット11aを設けた場合、電力計測システムが大型化してしまう問題があった。
【0013】
そこで、ユーザーからは、電源計測システムの小型化を図ると共に、基本ユニットと増設ユニットとで構成されたスタッキング型の電力計測システムにおいて異なる電源系統の電力を計測したいという要望があった。
【0014】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化することができると共に、親機と子機とで異なる電源系統の電力を計測することができる電力計測システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明の電力計測システムは、第1の電源系統から第1の負荷に出力される電圧を検出する第1の電圧検出部と、前記第1の電源系統から前記第1の負荷に供給される電流を検出する第1の電流検出部と、前記第1の電圧検出部および前記第1の電流検出部の検出結果から、前記第1の電源系統から前記第1の負荷に供給される電力を算出する第1の電力計測部と、駆動電圧を出力する電源部とを有し、前記電源部が出力する前記駆動電圧を用いて動作する親機と、前記電源部から前記駆動電圧が供給されることで動作し、第2の電源系統から第2の負荷に出力される電圧を検出する第2の電圧検出部と、前記第2の電源系統から前記第2の負荷に供給される電流を検出する第2の電流検出部と、前記第2の電圧検出部および前記第2の電流検出部の検出結果から、前記第2の電源系統から前記第2の負荷に供給される電力を算出する第2の電力計測部とを有し、前記第2の電力計測部の計測結果を前記親機に送信する子機とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように、本発明では、小型化することができると共に、親機と子機とで異なる電源系統の電力を計測することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施形態の電力計測システムのブロック構成図である。
【図2】同上の概略構成図である。
【図3】従来の電力計測システムの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
(実施形態)
本実施形態の電力計測システム1のブロック構成図を図1に示し、概略構成図を図2に示す。本実施形態の電力計測システム1は、基本ユニット11(親機)と増設ユニット12(子機)とカレントトランスCT1〜CT4とで構成されており、電源2aから負荷3a,3bに供給される電力および、電源2bから負荷3c,3dに供給される電力の計測を行う。
【0020】
電源2aの主幹電路D1aにはメインブレーカB1aが介挿されており、主幹電路D1aから3つの分岐電路D2〜D4が形成されている。分岐電路D2には、保護用ブレーカB2が介挿されており、保護用ブレーカB2の2次側には基本ユニット11が接続されている。また、分岐電路D3,D4には保護用ブレーカB3,B4が介挿されており、保護用ブレーカB3,B4の2次側には負荷3a,3bが接続されている。すなわち、主幹電路D1aと分岐電路D2〜D4とで、1つの電源系統K1(第1の電源系統)を形成している。
【0021】
また、電源2bの主幹電路D1bにはメインブレーカB1bが介挿されており、主幹電路D1bから3つの分岐電路D5〜D7が形成されている。分岐電路D7には、増設ユニット12が接続されている。また、分岐電路D5,D6には保護用ブレーカB5,B6が介挿されており、保護用ブレーカB5,B6の2次側には負荷3c,3dが接続されている。すなわち、主幹電路D1bと分岐電路D5〜D7とで、1つの電源系統K2(第2の電源系統)を形成している。
【0022】
そして、本実施形態の電力計測システム1は、基本ユニット11が分岐電路D3,D4の電力を計測し、増設ユニット12が分岐電路D5,D6の電力を計測する。
【0023】
まず、基本ユニット11について説明する。基本ユニット11は、電圧検出部111と電流入力部112と電力計測部113と制御部114と表示部115と電源回路116とで構成されている。
【0024】
電圧検出部111(第1の電圧検出部)は、分岐電路D2の電圧を検出している。分岐電路D2は、分岐電路D3,D4と同一の電源2aから電力供給されるので、分岐電路D2の電圧と分岐電路D3,D4の電圧とを同一とみなすことができる。すなわち、基本ユニット11の電圧検出部111は、分岐電路D2の電圧を検出することで、電源2aから負荷3a,3b(第1の負荷)に出力される電圧を検出している。なお、図2に示すように、基本ユニット1の上部に設けられた端子台T1が電圧検出部111の入力端子を構成している。
【0025】
電流入力部112は、カレントトランスCT1,CT2(第1の電流検出部)が接続されており、カレントトランスCT1,CT2の検出結果を電力計測部113に出力する。なお、カレントトランスCT1は電源2aから負荷3aに供給される電流を検出し、カレントトランスCT2は電源2aから負荷3bに供給される電流を検出する。
【0026】
そして、電力計測部113(第1の電力計測部)は、記憶部113aに記憶されたファームウェアを実行することで、電圧検出部111の検出結果とカレントトランスCT1,CT2の検出結果とから、電源2aから負荷3a,3bに供給される各電力を算出する。すなわち、基本ユニット11は、電源系統K1における分岐電路D3,D4の電力を計測することができる。
【0027】
そして、制御部114は、記憶部114aに記憶されたファームウェアを実行することで、電力計測部113の算出結果を、表示部115を用いて表示する。
【0028】
また、端子台1は、電圧検出部111の入力端子と電源回路116の入力端子とを兼用しており、電源回路116(電源部)は電源2aの出力電圧を変換し、基本ユニット11を動作させるための駆動電圧を生成する。なお、本実施形態では、電源2aは交流電源で構成されており、電源回路116はAC/DCコンバータで構成されている。そして、電源回路116は、電源2aの出力電圧をAC/DC変換して、3.3Vおよび5Vの駆動電圧を生成し、基本ユニット11はこの駆動電圧を用いて動作する。
【0029】
また、基本ユニット11は、パルス出力回路117a,パルス入力回路117b,RS485通信回路117c,USB通信回路117dを備えており、外部機器と信号の授受を行うことができる。なお、図2に示すように、基本ユニット11の下部に設けられた端子台T2がパルス出力回路117a,パルス入力回路117b,RS485通信回路117cの入出力端子を構成している。また、図2におけるT3がUSB接続端子である。
【0030】
次に、増設ユニット12について説明する。増設ユニット12は、電圧検出部121と電流入力部122と、電力計測部123と、電源回路126とで構成されており、分岐電路D5,D6の電力を計測する。増設ユニット12は、基本ユニット11の側面に取り付けられることで、互いの対向面に形成されたコネクタ同士が嵌合して接続され、基本ユニット11と増設ユニット12との間で通信経路L1および電力供給経路L2が形成される。
【0031】
増設ユニット12は、基本ユニット11の電源回路116から電力供給経路L2を介して駆動電圧が供給されることで動作する。なお、本実施形態では、電源供給経路L2における電圧降下やノイズ等を考慮して増設ユニット12に電源回路126を設けている。電源回路126は、DC/DCコンバータで構成されており、基本ユニット11の電源回路116と電源供給経路L1を介して接続されている。そして、電源回路126は、電源回路116の出力電圧を昇降圧して3.3Vおよび5Vの駆動電圧を生成し、増設ユニット12はこの駆動電圧を用いて動作する。なお、電源回路126を省略し、電源回路116から出力される駆動電圧を直接用いて増設ユニット12が動作するように構成してもよい。
【0032】
電圧検出部121(第2の電圧検出部)は、分岐電路D7の電圧を検出している。分岐電路D7は、分岐電路D5,D6と同一の電源2bから電力供給されるので、分岐電路D7の電圧と分岐電路D5,D6の電圧とを同一とみなすことができる。すなわち、増設ユニット12の電圧検出部121は、分岐電路D7の電圧を検出することで、電源2bから負荷3c,3d(第2の負荷)に出力される電圧を検出している。
【0033】
電流入力部122は、カレントトランスCT3,CT4(第2の電流検出部)が接続されており、カレントトランスCT3,CT4の検出結果を電力計測部123に出力する。なお、カレントトランスCT3は電源2bから負荷3cに供給される電流を検出し、カレントトランスCT4は電源2bから負荷3dに供給される電流を検出する。
【0034】
そして、電力計測部123(第2の電力計測部)は、記憶部123aに記憶されたファームウェアを実行することで、電圧検出部121の検出結果とカレントトランスCT3,CT4の検出結果とから、電源2bから負荷3c,3dに供給される電力を算出する。すなわち、増設ユニット12は、電源系統K2における分岐電路D5,D6の電力を計測することができる。そして、電力計測部123は算出結果を、通信経路L1を介して基本ユニット11の制御部114に送信し、制御部114は電力計測部123の算出結果を、表示部115を用いて表示する。また、増設ユニット12は、パルス出力回路127aを備えており、外部機器と信号の授受を行うことができる。
【0035】
このように、本実施形態では、増設ユニット12が電圧検出部121を備えているため、増設ユニット12は、基本ユニット11とは異なる電源系統K2の電力を計測することができる。そのため、図2に示すように、2つの電源2a,2bを用いる場合でも、基本ユニット11が電力系統K1における分岐電路D3,D4の電力を計測し、増設ユニット12が電力系統K2における分岐電路D5,D6の電力を計測することができる。
【0036】
また、本実施形態の電力計測システム1を用いることによって、電源2a,2bの種類が互いに異なる場合でも電力を計測することができる。例えば、電源2aが単相2線式、電源2bが三相3線式で構成されている場合であっても、基本ユニット11が電源2aから負荷3a,3bに供給される電力を計測し、増設ユニット12が電源2bから負荷3c,3dに供給される電力を計測することができる。
【0037】
さらに、本実施形態では、基本ユニット11から駆動電圧を供給されることで増設ユニット12が動作するように構成されている。そのため、増設ユニット12には、電源2a,2bが出力する交流電圧を整流し直流電圧を生成するAC/DCコンバータが不要となる。また、本実施形態では増設ユニット12が電源回路126を備えているが、電源回路126はDC/DCコンバータで構成されており、電源回路116が出力する電圧を昇降圧して3.3Vおよび5Vを生成するものである。したがって、電源回路126に入力される電圧が比較的低いので、耐圧性能は求められない。すなわち、増設ユニット12に設けられる電源回路126のサイズを、基本ユニット11に設けられる電源回路116と比べて小さくすることができる。また、上述したように、電源回路126を省略することも可能である。したがって、増設ユニット12のサイズを小型化することができ、電力計測システム1も小型化することができる。
【0038】
すなわち、本実施形態の電力計測システム1は、小型化することができると共に、基本ユニット11(親機)と増設ユニット12(子機)とで異なる電源系統の電力を計測することができる。
【0039】
なお、本実施形態では、基本ユニット11に対して1台の増設ユニット12を設けているが、さらに複数台の増設ユニット12を設けても良い。この場合、2台目以降の増設ユニット12は、既に取り付けられた増設ユニット12の側面に取り付けられる。このとき、増設ユニット12同士の互いの対向面に設けられたコネクタ同士が嵌合することで接続し、増設ユニット12同士の間で通信経路および電力供給経路が形成される。そして、基本ユニット11と増設ユニット12との間の電源供給経路L2および、増設ユニット12同士の間の電源供給経路を介して、基本ユニット11から全ての増設ユニット12に駆動電圧が供給される。また、増設ユニット12の計測結果は、増設ユニット12同士の間の通信経路および、増設ユニット12と基本ユニット11との間の通信経路L1を介して基本ユニット11に送信され、基本ユニット11の表示部115を用いて表示される。
【符号の説明】
【0040】
1 電力計測システム
11 基本ユニット(親機)
12 増設ユニット(子機)
111 電圧検出部(第1の電圧検出部)
113 電力計測部(第1の電力計測部)
116 電源回路(電源部)
121 電圧検出部(第2の電圧検出部)
123 電力計測部(第2の電力計測部)
CT1,CT2 カレントトランス(第1の電流検出部)
CT3,CT4 カレントトランス(第2の電流検出部)



【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の電源系統から第1の負荷に出力される電圧を検出する第1の電圧検出部と、前記第1の電源系統から前記第1の負荷に供給される電流を検出する第1の電流検出部と、前記第1の電圧検出部および前記第1の電流検出部の検出結果から、前記第1の電源系統から前記第1の負荷に供給される電力を算出する第1の電力計測部と、駆動電圧を出力する電源部とを有し、前記電源部が出力する前記駆動電圧を用いて動作する親機と、
前記電源部から前記駆動電圧が供給されることで動作し、第2の電源系統から第2の負荷に出力される電圧を検出する第2の電圧検出部と、前記第2の電源系統から前記第2の負荷に供給される電流を検出する第2の電流検出部と、前記第2の電圧検出部および前記第2の電流検出部の検出結果から、前記第2の電源系統から前記第2の負荷に供給される電力を算出する第2の電力計測部とを有し、前記第2の電力計測部の計測結果を前記親機に送信する子機とを備えることを特徴とする電力計測システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−242354(P2012−242354A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−115843(P2011−115843)
【出願日】平成23年5月24日(2011.5.24)
【出願人】(592070649)パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社 (61)