説明

電動マスカラ

【課題】ブラシ棒の回転方向を外部に表示して、使用者が易しく確認することができ、使用者の間違いなどによってバッテリーが無駄に消耗することを防止する電動マスカラを提供する。
【解決手段】内部にバッテリー171を収納する主本体110と、バッテリーと電気的に連結可能に主本体110に固定設置され、ブラシ棒162を回転させるためのモーター組立体150と、主本体110の外周面に回転可能に結合される回転体130と、回転体130に固定設置され、モーター組立体150の作動を制御するための制御基板140と、制御基板140に取り付けられ、モーター組立体150の回転方向を外部に表示するための表示ランプ149a、149bとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマスカラに係り、より詳しくはまつげを手入れするためのブラシ棒が自動に駆動される電動マスカラに関するものである。
【背景技術】
【0002】
マスカラはまつげが長くて濃く見えるように手入れするのに使用される化粧品の一種で、従来には使用者が指や手首をもってマスカラを所望方向に回しながらまつげの手入れを行った。
【0003】
しかし、このようなマスカラは化粧に慣れた使用者も一度に完璧にマスカラを行うことが易しくないだけでなく、まだマスカラ使用に慣れていないメーキャップ素人がマスカラをきれいに塗ることは非常に難しいことであった。
【0004】
このような難しさを解決するために、近来、ブラシ棒が自動に回転してマスカラを塗ることができる電動マスカラが紹介されて使用者に大きな人気を呼んでいる。このような電動マスカラの一例が特許文献1に開示されている。
【0005】
このような従来の電動マスカラは、電動マスカラブラシとマスカラ容器から構成され、電動マスカラブラシは、ブラシヘッド、ブラシが固定されて芯の機能をするブラシ軸、および中空取っ手を含む。また、取っ手の内部に取り付けられるギア組立体によって、モーターの回転力が所望回転数まで減速してブラシ軸とブラシヘッドが回転される。また、取っ手の外部に設けられたスライド式スイッチによって、モーターの作動開始、停止および回転方向が制御される。
【0006】
しかし、前述した構成を持つ従来技術の電動マスカラは、ブラシ棒の回転方向、すなわちモーターの回転方向を外部に表示する手段なしに、使用者がまつげを手入れする前に電動マスカラを予め作動させてブラシ棒の回転方向を確認した後に手入れ作業を行わなければならない煩わしさがあった。
【0007】
また、使用者の間違いなどでスイッチがオンされてブラシ棒が回転する状態でも、マスカラ容器を開けない限り、電動マスカラの作動状態を易しく確認することができないため、バッテリーが無駄に消耗するおそれがあった。
【0008】
【特許文献1】特開第2005−95531号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
したがって、本発明は前述した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ブラシ棒の回転方向、すなわちモーターの回転方向を外部に表示することで、使用者がこれを易しく確認することができる電動マスカラを提供することである。
【0010】
また、本発明の他の目的は、モーターの作動が2段階に行われるように、すなわち回転方向選択後に作動選択が行われるようにすることにより、使用者の間違いなどによってバッテリーが無駄に消耗することを防止することができる電動マスカラを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前述した本発明の目的を達成するために、本発明は、ブラシ棒を回転させるための駆動手段と;前記駆動手段を制御するための制御手段と;前記制御手段に電気的に連結されて制御され、前記駆動手段の回転方向を外部に表示するための表示手段とを含むことを特徴とする電動マスカラを提供する。
【0012】
本発明の電動マスカラは、制御手段に電気的に連結されて前記駆動手段の作動を制御するための作動手段をさらに含み、前記作動手段は、前記表示手段の表示後に作動可能であることが望ましい。
【0013】
前記作動手段はドーム形のスイッチであることが望ましい。
【0014】
前記表示手段は発光ランプまたは発光ダイオードであることが望ましい。
【0015】
本発明の電動マスカラは、前記駆動手段および前記制御手段と外部電源を電気的に連結するための開閉手段をさらに含むことが望ましい。
【0016】
また、前記目的を達成するために、本発明は、内部にバッテリーを収納する主本体と;前記バッテリーと電気的に連結されるように前記主本体に固定設置され、ブラシ棒を回転させるためのモーター組立体(motor assembly)と;前記主本体の外周面に回転可能に結合される回転体と;前記回転体に固定設置され、前記モーター組立体の作動を制御するための制御基板と; 前記制御基板に設置され、前記モーター組立体の回転方向を外部に表示するための表示手段とを含むことを特徴とする電動マスカラを提供する。
【0017】
本発明の電動マスカラは、回転体に回転を与えるために、前記主本体と結合される副本体をさらに含み、前記副本体には、前記ブラシ棒を保管するためのブラシ棒保管容器が着脱可能に結合されることが望ましい。
【0018】
本発明の電動マスカラは、前記回転体の端側に固定設置される弾性ピンをさらに含み、前記弾性ピンには、前記回転体の回転の時、前記主本体に形成された少なくとも一つの溝に選択的に挿入される突起が形成されることが望ましい。
【0019】
本発明の電動マスカラは、前記制御基板に電気的に連結されて前記モーター組立体の作動を制御するための作動スイッチをさらに含み、前記作動スイッチは前記表示ランプの表示後に作動可能であることが望ましい。
【0020】
前記作動スイッチはドーム形であることが望ましい。
【0021】
前記表示手段は発光ランプまたは発光ダイオードであることが望ましい。
【0022】
本発明の電動マスカラは、前記モーター組立体および前記制御基板と前記バッテリーを電気的に連結するための開閉スイッチをさらに含むことが望ましい。
【発明の効果】
【0023】
本発明の電動マスカラによれば、回転体の回転によってブラシ棒の回転方向を予め分かるので、使用者がまつげを手入れする作業がより易しくなる。
【0024】
また、回転体を回して表示ランプをオンさせた後に作動スイッチを押せる場合に限り、モーターが作動するので、従来のように使用者が知らず間にスイッチがオンされてバッテリーが無駄に消耗するおそれがなくなる。
【0025】
また、ブラシ棒保管容器が閉じた状態では開閉スイッチが常に開くようになって、モーター組立体と制御基板に供給される電源が根本的に遮断されることにより、ブラシ棒保管容器を開けなくてはマスカラを使用することができないので、従来のように使用者が知らず間にスイッチがオンされてバッテリーが無駄に消耗するおそれがなくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、添付図面を参照で本発明の好適な実施例による電動マスカラについて詳細に説明する。
【0027】
図1に示すように、本実施例による電動マスカラ100は、主本体110、副本体120、回転体130、制御基板140、モーター組立体150およびブラシ棒保管容器160を含む。
【0028】
主本体110は電動マスカラ100使用時に取っ手になる部分であって、図2の斜視図に具体的に示すように、第1円筒部111、第1回転体結合部112およびカバー結合部113を具備する。
【0029】
第1円筒部111は中空状に形成され、第1回転体結合部112が形成された側面に接触ピン114が挿着される二つの挿入孔115が互いに向い合うように形成される。本実施例においては、接触ピン114として、ピン部が胴体に対して出入可能なポゴピン(pogo pins)を使用する。
【0030】
第1回転体結合部112は第1円筒部111より小さな直径を持つ中空状に形成され、端側に二つの結合切欠部116が互いに向い合うように形成される。
【0031】
カバー結合部113は第1円筒部111と第1回転体結合部112の中間直径を持つ中空状に形成され、外周面にネジ山117が形成される。
【0032】
前述した構成の主本体110には、モーター組立体150を駆動するための多数のバッテリー171が第1円筒部111とカバー結合部113にわたって収納され、バッテリー171とモーター組立体150を電気的に連結して制御するバッテリー基板172が第1円筒部111内に固定設置される。また、バッテリー171が保管されたカバー結合部113には、バッテリー171の離脱を防止するためのカバー118が螺合される。
【0033】
副本体120は、図3の斜視図により具体的に示すように、第2円筒部121と第2回転体結合部122を含む。
【0034】
第2円筒部121は第1第1円筒部111とほぼ同一直径の中空状に形成され、内周面には、ブラシ棒保管容器160が螺合されるネジ山123が形成される。また、第2円筒部121の内側面には、モーター組立体150および制御基板140を電源であるバッテリー171と電気的に連結するための押しスイッチのような開閉スイッチ176が取り付けられる。開閉スイッチ176は、ブラシ棒保管容器160が挿着されて接触した時に開く状態になり、ブラシ棒保管容器160が取り外されて接触しなくなった時に閉じる状態になる。よって、本実施例の電動マスカラ100は、ブラシ棒保管容器160を開けなくては根本的に作動することができない。
【0035】
第2回転体結合部122は、第1回転体結合部112とほぼ同一直径の中空状に形成され、端側には、第1回転体結合部112の結合切欠部116に係合される二つの係合突起124が互いに向い合うように形成される。
【0036】
回転体130は、図4の斜視図により具体的に示すように、中空円筒状に形成され、内側に第1回転体結合部112と第2回転体結合部122が嵌合される。この時、回転体130は、第1、第2回転体結合部112、122に対して軸方向に回転可能に形成される。ここで、回転体130の内径は第1回転体結合部112および第2回転体結合部122とほぼ同一であり、かつこの内径はモーター組立体150の外径とほぼ同一に形成される。
【0037】
また、回転体130は外周面に平坦面131を持ち、端側に長手方向に一つの長細孔132と一つの長細溝133が形成される。長細溝133には、主本体110に移動可能に取り付けられた弾性片173が固定されるように挿着される。弾性片173は、一端に形成された突起174が主本体110の内周に沿って一定間隔で形成された二つの溝118に選択的に接触することになる。溝118間の距離は第1、第3接続端子144、146または第2、第4接続端子145、147間の距離と対応する。よって、回転体130が軸方向に回転する途中、接続端子144、145、146、147が接触ピン114と接触する度に突起174が溝118に挿入されて‘カチッ'という音がすることから、使用者が接続端子144、145、146、147の断続状態を易しく確認することができる。
【0038】
制御基板140は制御手段であって、図5の斜視図により具体的に示すように、フレキシブル基板で形成され、環状の接続部141と板状のスイッチ/ランプ部142を含み、さらにモーター組立体150を制御するための回路143を含む。
【0039】
環状の接続部141は回転体130の端側に取り付けられ、板状のスイッチ/ランプ部142は回転体130の長細孔132を貫いて平坦面131に固着される。
【0040】
接続部141は、第1、第2接続端子144、145、そして第3、第4接続端子146、147が対をなして互いに対向するように設けられ、スイッチ/ランプ部142は、モーター組立体150の作動有無を制御する作動スイッチ148と、モーター組立体150の回転方向、すなわち時計方向と反時計方向を表示するための二つの表示ランプ149a、149bとを含む。この時、第1、第2接続端子144、145および第3、第4接続端子146、147は、主本体110に取り付けられた二つの接触ピン114と対応する位置に具備される。
【0041】
第1、第2接続端子144、145と第3、第4接続端子146、147のそれぞれは二つの分離した端子から構成され、この分離した端子は、回転体130の回転によって接続端子144、145、146、147が主本体110に取り付けられた接触ピン114と接触した時に電気的に連結されることになる。
【0042】
スイッチ/ランプ部142は、モーター組立体150を作動する作動スイッチ148とモーター組立体150の作動方向を表示する表示ランプ149a、149bとを含み、作動スイッチ148と表示ランプ149a、149bは制御基板140に設けられた回路143を介して第1、第2、第3、第4接続端子144、145、146、147と電気的に連結されている。ここで、表示ランプ149a、149bは、表示手段として発光ランプまたは発光ダイオードなどを使用することができる。
【0043】
ここで、作動スイッチ148は、作動手段としてスチール製のドーム形スイッチを使用し、スイッチ/ランプ部142は、弾性を持つ薄型の透明カバー175によって外部から保護される。また、表示ランプ149a、149bは、使用者が作動方向を易しく区別することができるように、相違なる色相の光を発散するようにする。これに加えて、各表示ランプ149a、149bの上端または下端に、印刷などの方法で作動方向をさらに表示しておくこともできる。
【0044】
モーター組立体150は駆動手段であって、図6の斜視図により具体的に示すように、円筒状本体151と回転軸152を含む。
【0045】
円筒状本体151は、第1回転体結合部112、第2回転体結合部122および回転体130の内径と対応する外径を持ち、第1回転体結合部112、第2回転体結合部122および回転体130に固定されるように挿着される。
【0046】
また、円筒状本体151は、図示していないが、内部にモーターと多数の遊星ギアが設けられることにより、ブラシ棒の回転に必要な適当な回転力と回転数を得ることができる。
【0047】
回転軸152は副本体120の内側に突出して位置し、これにブラシ棒162が固定される。
【0048】
ブラシ棒保管容器160は長手方向に長く形成され、一側は密閉され、他側は、外周面に、副本体120と結合するようにネジ山161が形成される。
【0049】
前述した構成を持つ電動マスカラ100は次のように作動する。
【0050】
使用者が回転体130を‘カチッ'という音がするまで右側または左側に回せば、回転体130に搭載された制御基板140の接続部141も同一方向に回転して、第1、第2接続端子144、145または第3、第4接続端子146、147が接触ピン114と接触することになる。
【0051】
この時、二つの表示ランプ149a、149bのいずれか一方が点灯され、使用者は表示ランプ149a、149bをからブラシ棒162の回転方向を確認した後、作動スイッチ148を押せば、モーター組立体150が駆動してブラシ棒162が所望方向に回転することになる。
【0052】
このような作動を図7の回路図に基づいて具体的に説明する。
【0053】
本回路図において、”開閉スイッチ”は図1の開閉スイッチ176と対応し、”スイッチ1”、”スイッチ2”、”スイッチ3”および”スイッチ4”の開閉はそれぞれ図5の制御基板140に形成された第1接続端子144、第2接続端子145、第3接続端子146および第4接続端子147の接触ピン114との接触/分離と対応し、”作動スイッチ”の開閉はスイッチ/ランプ部142の作動スイッチ148の作動と対応する。
【0054】
まず、使用者がブラシ棒保管容器160を開けば、開閉スイッチ176が復元してモーター組立体150と制御基板140に電源が供給可能な状態になり、回転体130を図4の”A”方向に回せば、図5の制御基板140も同一方向である”A”方向に回転されて、第1接続端子144と第2接続端子145が主本体110に取り付けられた二つの接触ピン114にそれぞれ接触することになる。これは、回路図において、”開閉スイッチ”が閉じるとともに”スイッチ1”と”スイッチ2”が閉じて電気的に連結されることを意味する。この時、”ランプ1”が点灯して、ブラシ棒162が正方向である時計方向に回転することを知らせる。
【0055】
この状態で、使用者が作動スイッチ148を押せば、モーター組立体150が正方向に作動してブラシ棒162を正方向に回転させることになる。これは、回路図において”作動スイッチ”が閉じて電気的に連結されて、”モーター”が正方向に回転することを意味する。
【0056】
ついで、ブラシ棒保管容器160が開いた状態で、使用者が回転体130を図4のB方向に回せば、図5の制御基板140も同一方向である”B”方向に回転することになる。この時、第3接続端子146と第4接続端子147が主本体110に取り付けられた二つの接触ピン114にそれぞれ接触することになる。これは、回路図において”開閉スイッチ”が閉じるとともに”スイッチ3”と”スイッチ4”が閉じて電気的に連結されることを意味する。この時、”ランプ2”が点灯して、ブラシ棒162が逆方向である反時計方向に回転することを知らせる。
【0057】
この状態で、使用者が作動スイッチ148を押せば、モーター組立体150が逆方向に作動してブラシ棒162を逆方向に回転させることになる。これは、回路図において”作動スイッチ”が閉じて電気的に連結されて、”モーター”が逆方向に回転することを意味する。
【0058】
一方、使用者が作業を終えてブラシ棒保管容器160を結合して閉めれば、開閉スイッチ176が押されて、モーター組立体150と制御基板140に電源が供給できない状態になる。これは、回路図において”開閉スイッチ”が開いて電気的に分離されることを意味する。
【0059】
以上、本発明の好適な実施例を参照して本発明の電動マスカラについて説明したが、本発明の思想を逸脱しない範囲内で多様な修正、変更および変形実施例が可能であることが当業者に明らかであろう。
【産業上の利用可能性】
【0060】
本発明は、ブラシ棒の回転方向を外部に表示することで、使用者がこれを易しく確認することができるようにし、使用者の間違いなどによってバッテリーが無駄に消耗することを防止することができる電動マスカラに適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本発明の好適な実施例による電動マスカラを示す概略断面図である。
【図2】図1の電動マスカラの主本体を示す概略斜視図である。
【図3】図1の電動マスカラの副本体を示す概略斜視図である。
【図4】図1の電動マスカラの回転体を示す概略斜視図である。
【図5】図1の電動マスカラの制御基板を示す概略斜視図である。
【図6】図1の電動マスカラのモーター組立体を示す概略斜視図である。
【図7】図5の制御基板の回路図である。
【符号の説明】
【0062】
100:電動マスカラ
110:主本体
111:第1円筒部
112:第1回転体結合部
113:カバー結合部
114:接触ピン
120:副本体
121:第2円筒部
122:第2回転体結合部
130:回転体
140:制御基板
141:環状の接続部
142:板状のスイッチ/ランプ部
144〜147:第1〜第4接続端子
149a、149b:表示ランプ
150:モーター組立体
152:回転軸
160:ブラシ棒保管容器
162:ブラシ棒
171:バッテリー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブラシ棒を回転させるための駆動手段と;
前記駆動手段を制御するための制御手段と;
前記制御手段に電気的に連結されて制御され、前記駆動手段の回転方向を外部に表示するための表示手段と;
を含むことを特徴とする、電動マスカラ。
【請求項2】
前記制御手段に電気的に連結されて前記駆動手段の作動を制御するための作動手段をさらに含み、前記作動手段は、前記表示手段の表示後に作動可能であることを特徴とする、請求項1に記載の電動マスカラ。
【請求項3】
前記作動手段はドーム形のスイッチであることを特徴とする、請求項2に記載の電動マスカラ。
【請求項4】
前記表示手段は発光ランプまたは発光ダイオードであることを特徴とする、請求項1または2に記載の電動マスカラ。
【請求項5】
前記駆動手段および前記制御手段と外部電源を電気的に連結するための開閉手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の電動マスカラ。
【請求項6】
内部にバッテリーを収納する主本体と;
前記バッテリーと電気的に連結されるように前記主本体に固定設置され、ブラシ棒を回転させるためのモーター組立体と;
前記主本体の外周面に回転可能に結合される回転体と;
前記回転体に固定設置され、前記モーター組立体の作動を制御するための制御基板と;
前記制御基板に設置され、前記モーター組立体の回転方向を外部に表示するための表示ランプと;
を含むことを特徴とする、電動マスカラ。
【請求項7】
前記回転体に回転を与えるために、前記主本体と結合される副本体をさらに含み、前記副本体には、前記ブラシ棒を保管するためのブラシ棒保管容器が着脱可能に結合されることを特徴とする、請求項6に記載の電動マスカラ。
【請求項8】
前記回転体の端側に固定設置される弾性ピンをさらに含み、前記弾性ピンには、前記回転体の回転の時、前記主本体に形成された少なくとも一つの溝に選択的に挿入される突起が形成されることを特徴とする、請求項6に記載の電動マスカラ。
【請求項9】
前記制御基板に電気的に連結されて前記モーター組立体の作動を制御するための作動スイッチをさらに含み、前記作動スイッチは前記表示ランプの表示後に作動可能であることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の電動マスカラ。
【請求項10】
前記作動スイッチはドーム形であることを特徴とする、請求項9に記載の電動マスカラ。
【請求項11】
前記表示ランプは発光ランプまたは発光ダイオードであることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の電動マスカラ。
【請求項12】
前記モーター組立体および前記制御基板と前記バッテリーを電気的に連結するための開閉スイッチをさらに含むことを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の電動マスカラ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2007−215987(P2007−215987A)
【公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−215824(P2006−215824)
【出願日】平成18年8月8日(2006.8.8)
【出願人】(591003770)三星電機株式会社 (982)
【Fターム(参考)】