説明

電動工具

【課題】 とくに人間工学的な構成を有し、できるだけ高い出力/重量比を有する改良された電動工具を提供する。
【解決手段】 本発明は、工具を作動するための電動モータを備えた電動工具に関する。発明のモータは、シャフト(34)、ステータ(18)、アーマチャ(32)及びブラシコレクタ(36)を含む。電動モータのステータ(18)は、自立及びその各端部に固定された複数の支持エレメント(20、22)を備える方式で具体化される。ブラシホルダを備えた複数のブラシ(56)は、2つの支持エレメント(20、22)に固定される。シャフト(34)は2つの支持エレメント(20、22)に又はそこに固定された複数のエレメントに配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、工具を駆動するための電動モータを有し、モータシャフトを有し、ステータを有し、アーマチャを有し及び複数のブラシを備えたコミュテータを有する電動工具に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の電動工具は、例えばWO−A−0151251から公知である。公知の電動工具は、工具に向いた端部にファンを有し、反対の端部に複数のブラシを備えたコミュテータを有するユニバーサルモータを備えたアングルグラインダとして構成される。アングルグラインダは、ハウジングに囲まれていて、そこにモータシャフトのためのベアリング、工具を駆動するための工具ヘッド、複数のブラシ、複数のスイッチ等が保持されている。
【0003】
これらのような電動工具が、長年にわたって公知である。
【0004】
通常、電動工具は、ユニバーサルモータにより駆動される。ユニバーサルモータは通常ハウジングを有していて、そこに複数のポール界磁巻線を備えたステータが設けられ、そこにアーマチャが配置されていてそれが回転し得るようになっている。アーマチャは、モータシャフトに保持され、これはベアリングを用いてハウジングに載置されていてそれが回転し得るようになっている。更に、ユニバーサルモータは、ファンを有し、これがアーマチャの第1端に設けられていて、複数のブラシを備えたコミュテータを有し、これがアーマチャの他端に設けられている。
【特許文献1】WO−A−0151251
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
高出力/重力比と、直流及び交流でユニバーサルにそれらを使用する性能ゆえに、これらのようなユニバーサルモータは電動工具を駆動することが判明した。以前のとおり、電動工具は、同出力での出力の増大のために重量減少と、同じ出力のために物理的大きさの減少の要求にさらされている。さらに、合理化努力は、できるだけ単純で費用効果のある構成及び単純な設置を継続的に要求する結果となっている。更に、連続操作での使用でさえもできるだけ高い信頼性が望まれている。
【0006】
ロッド形状のハウジングを有する電動工具は、特定の出力クラスのための特定のシャフト直径を有しており、これは、コミュテータ及び関連付けられた複数のブラシの必要性ゆえに、ロッドハウジングが特定の最小直径になるという結果となる。もしそれがこのような電動工具の出力を増大させるように意図されるなら、これは同時により大きな直径を有するロッドハウジングを伴い、取扱い性能に不利な影響を与える。これは、極端に大きな直径は困難性をもってのみ手で把持され得るためである。
【0007】
本発明は、とくに人間工学的な構成を有し、できるだけ高い出力/重量比を有する改良された電動工具を提供する目的に基づいている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
最初に述べられたタイプの電動工具のため、この目的は、電動モータが自立ステータを有し、その2つの端部の各々に支持部が装着されていて、複数のブラシがブラシホルダを用いて2つの支持部に装着されていて、モータシャフトが2つの支持部に又はそれらに装着される部品に載置されていることにより達成される。
【0009】
本発明の目的は、こうして十分に達成される。
【発明を実施するための形態】
【0010】
過去において、ステータ及び、複数のブラシ、モータシャフトのための複数のベアリング、複数のスイッチ等のようなモータの他の部品は、ハウジングに適合されていたが、今や自立構造が用いられて重量減少、そして改良された出力/重量比となっている。この場合、電動工具の更なるコンポーネントの全てが、2つの支持部を用いて自立ステータに装着され得る。この文脈において、これらのコンポーネントは、例えば、電動モータを制御するための制御エレクトロニクスとともに、電動工具のためのハウジング、1又はそれより多いスイッチを含む。
【0011】
ブラシホルダを備えた複数のブラシ及び少なくとも1つのスイッチが、好ましくは複数の支持部の1番目に保持されていて、制御エレクトロニクス及び少なくとも1つのスイッチが、複数の支持部の2番目に保持されている。
【0012】
これはとくに省スペース及び省重量構成を可能にする。
【0013】
本発明の更なる有利な改良においては、2つの支持部がハウジングに接続されている。
【0014】
こうして、電動工具の負荷ベアリング部が支持部に装着されることが可能であり、支持部が広く異なる機能を有しても良く、電動工具の人間工学的取扱いの目的にとくに適合されなければならないハウジングが支持部に装着され得る。これは支持部の負荷ベアリング機能とハウジングの外部構成を互いに分離し、組み立てを単純化する。
【0015】
本発明の更なる改良によれば、工具が挿入され得る工具ヘッドは、2つの支持部の1番目に装着される。
【0016】
対照的に、モータシャフトが、好ましくは工具ヘッドの及び第2支持部の複数のベアリングに載置されている。
【0017】
もし必要なら、工具ヘッドがこの場合ギアボックスを有しても良い。
【0018】
これらの構成は、電動工具のモジュールの、とくに省スペース及び人間工学的構成を助ける。
【0019】
本発明の更なる態様によれば、スイッチが、少なくとも第1支持部に装着されていて、ハウジングに保持された作動表面を介して操作され得る。
【0020】
この場合、作動表面が好ましくは第1及び第2支持部の両方に形成され、こうしてロッド形状の電動工具を片手又は両手を使用して保持することを可能にしている。作動表面それ自身は、この場合関連する複数の支持部に直接、そうでなければ関連する支持部を越えて延在するハウジングに形成されて良い。
【0021】
本発明の更なる改良によれば、相互に反対の複数のブラシホルダが、第1支持部に保持されている。
【0022】
この態様の改良によれば、第1支持部が、複数のブラシのステータに対する電気接続のための手段を有する。
【0023】
これは更に構成を単純化する。この目的のため、例として、接点が支持部に直接設けられることが可能であり、これは他の状況では絶縁材料からなり、ステータとのプラグ接続を介して接触を可能にする。もし要求されるなら、ケーブル接続もまた設けられて良い。
【0024】
本発明の追加的な改良において、把持表面が、2つの相互に反対のブラシホルダの間の領域でテーパとなっていて、第1支持部に設けられている。
【0025】
ハウジングは、この領域でおよそ卵形であってよい。
【0026】
この態様は、2つの相互に反対のブラシの領域における比較的大きな距離による不都合を回避する。この領域で把持表面を回転対称となるように構成しなければならない代わりに、ほぼ卵形の又は楕円の把持表面形状が選択され、2つのブラシの間の大きな横断面が、それらの間の領域でより狭い横断面で達成され得るようになっている。これは、比較的高出力の電動工具であっても、指のための比較的短い把持セパレーションを備えた把持表面を可能にする。
【0027】
2つの支持部は、好ましくは絶縁材料、とくにプラスチックからなる。
【0028】
これは一方で低重量となり、他方でプラスチックからモールドされた複雑な形状を備えた部品がキャスティング法を使用して生産され得る。とくに複数の電気スイッチが複数の支持部に保持されるよう意図されるとき、絶縁されたものがとくに有利である。これは、より単純な方式により幹線電圧で操作される電動工具の直接接触に対しての望まれる保護の達成を可能にする。
【0029】
とくに、もし電動工具が光学スイッチを装備するなら、直接接触に対する保護がこの場合とくに単純な方式で達成される。
【0030】
本発明の更なる改良によれば、スイッチのスイッチングエレメントの操作のための少なくとも1つの作動表面が、2つの支持部の少なくとも一方に設けられている。
【0031】
このような態様は、もう一度とくに光学スイッチが例えば光ファイバを用いて操作するスイッチとして使用され、それらの間で信号送信が監視エレメントを用いて影響されるとき、とくに人間工学的構成が達成されることを可能にする。
【0032】
本発明の更なる改良によれば、ファンが、第1支持部と工具ヘッドの間の領域においてモータシャフトに保持されている。
【0033】
これは、とくに省スペース配置を達成する目的で、ファンが第1支持部に及び部分的に工具ヘッドに部分的に一体化されることを可能にする。
【0034】
本発明の更なる代替によれば、本発明による最初に述べられたタイプの電動工具の場合の目的は、ファンとアーマチャの巻線コアの間に、コミュテータを配置することにより達成される。
【0035】
このような配置は、電動工具が、より良い人間工学を達成しながら、より短い形状で生産されることを可能にする。これは、この態様が既に述べられたステータとそれに保持される2つの支持部の自立態様と組み合わせられるとき、とくに有利である。もし複数のスイッチが第1把持部の領域に適合されるように意図されるなら、例えば複数の光学スイッチの形状の態様の場合、所定量のスペースがスイッチの設置にとっていずれの場合も要求される。これは同時にこの領域でのコミュテータの設置に使用され得る。この程度で、コミュテータ、複数のブラシ及び1又はそれより多いスイッチが第1支持部の領域に適合されることが可能であり、こうして全体の物理的な体積を減少させることを可能としている。更に、複数のブラシからのカーボンダストがモータを通って吹き付けられることながい。加えて、複数のブラシにいずれの場合も要求されるスペースの結果として、第1支持部は、エアをファンに向けて有利にガイドするためのエアガイドリングとして構成されてよく、この場合ノズル効果が同時に達成され得る。
【0036】
既に記載されたように、とくに複数の光−光学エレメントの形状の複数のスイッチ又は複数のセンサの態様がとくに好ましい。この場合、少なくとも2つの光ファイバがいずれの場合も設けられ、これらは関連付けられた送信機及び受信機を、複数の光ファイバの間で送信される光信号に影響を与える監視エレメントとともに有する。
【0037】
このような複数の光学スイッチ又は複数のセンサは、とくに省スペース方式で電動工具の実質上全ての部品に適合され、こうして人間工学性を全体的にかなり改善することを可能にする。
【0038】
複数の光ファイバを備えたこのような態様のため、複数の光ファイバを保持するための載置エレメントを使用するのが好ましく、これは凹所が設けられたモールディングを有し、そこに複数の光ファイバが挿入され得る。
【0039】
これは、複数の光ファイバが振動、環境の影響等に対してより良く保護され、組立工程が単純化されるという利点を有する。これは光ファイバが前もって載置エレメントに一体化されることが可能であり、既に完成された載置エレメントだけが今や設置される必要があるようになっているからである。
【0040】
この場合、モールディングが、好ましくは複数の光ファイバに関連付けられた複数の送信又は受信エレメントのための、又は複数の光ファイバにより送信される放射に影響を与えるための複数のスイッチングエレメントのための複数のホルダを有している。
【0041】
更に、モールディングが、複数のLEDのためのホルダを有して良い。
【0042】
これは、複数の光ファイバが、関連付けられた複数の送信又は受信エレメントとともに及び関連付けられた複数のスイッチングエレメントとともに複数の載置エレメントに装着されることを可能にし、こうしてより単純な構成とより単純な組み立てが全体として可能となる。
【0043】
更に、モールディングに保持される複数の光ファイバ、及び/又はそれらに連結された複数の送信又は受信エレメント又は複数のスイッチングエレメントを塵等による汚染に対してシールする目的で、モールディングが電動工具のハウジングと相互作用することが好ましい。
【0044】
この場合、モールディングが、ハウジングとともに十分にシールされたユニットを形成して良い。
【0045】
これは、複数の光ファイバが載置エレメントを用いて塵等から守られるため、より良い操作の信頼性につながる。これは大量の塵が生産されることが予想され得る電動工具、例えばグラインダの場合にとくに重要である。
【0046】
本発明の追加的な態様において、モールディングが、振動減衰及び/又は音響減衰材料からなる。例えば接着結合を用いて、複数の減衰エレメントをモールディングに載置することも可能である。例として、これらは泡エレメントとして構成されてよい。
【0047】
これらの手段もまた、操作の信頼性を改良し、さらにより良い人間工学性となる。
【0048】
上記された及び後述のテキストに説明される本発明の構成は、それぞれ述べられた組み合わせでだけでなく、他の組み合わせ又はそれら自身で本発明の範囲から逸脱することなく使用され得ることは自明である。
【0049】
本発明の更なる構成及び利点は、後述する好ましい典型的な実施例の説明から、図面に関連して明らかとなる。
【実施例】
【0050】
図1は、本発明による電動工具の平面図を示し、これは全体として数字10で注釈が付けられている。
【0051】
図は、ロッド形状のハウジングを備えていて片手又は両手操作に適したアングルグラインダを示す。保護シュラウド15が、電動工具10の工具ヘッド14に従来の方式で設けられている。工具ヘッド14との接合領域において、ハウジング12はテーパを有し、その両側に複数のスイッチが設けられていて、これは弾性作動表面27を介して操作され得る。この領域において、ハウジング12は、上方又は下方から片手で把持され得る把持表面24を有し、この場合複数のスイッチの2つの相互に反対の作動表面が把持され得る。
【0052】
ハウジング12の後方領域、それはここから離れていてその端部に向かってほぼ円錐形に及んでいるが、そこにおいて第2把持表面26が形成されており、これは、その下方に形成されたスイッチの操作のために、作動表面28をもう一度各側面に有している。
【0053】
複数のスイッチは、好ましくは複数の光学スイッチとして構成されていて、複数の光ファイバを有し、それらの間で送信された信号が監視エレメントを介して影響を受け得るようになっており、複数の光ファイバは送信及び受信エレメントに関連している。これは独国特許出願101 41 161.8及び並行する米国特許出願10/214,844から原理上は公知であるが、これらは先に発行されておらず、この全体の開示は言及により含められる。
【0054】
図1は、モータファンのための複数の空気誘導スロット13を更に示しており、これらは工具ヘッド14から離れる方向の領域において、複数のスイッチのための複数の作動表面28の少し前に位置付けられている。
【0055】
図2は、ハウジング12内にある電動工具10の複数の主要なコンポーネントを示す。本発明によれば、電動工具10は、自立ステータ18を有する自立電動モータ16を装備していて、工具ヘッド14に向いたその第1端に対して第1支持部20が装着され、これは好ましくはプラスチックからなる。プラスチックからなる第2支持部22が、反対の、ステータ18の第2端部に設けられる。支持部20、22は両方とも、図4を参照して後に説明される方式で、ステータ18を通って捩じ込まれている。概略的にのみ示されている制御エレクトロニクス23は、第2支持部22に保持されている。工具ヘッド14は、第1支持部20に保持される。電動工具10を外側で囲むハウジング12は、支持部20、22の両方に装着される。こうして、全体として、モータ16は、支持部20、22とともに支持構造として構成され、これに電動工具10の他のコンポーネントの全てが装着される。
【0056】
この構成は、とくに省スペース及び省重量構成が達成されることを可能にし、これは同様にとくに有利な組み立てを可能にする。
【0057】
図3は、図2に示された電動工具10を拡大した形で、図2に示された位置に関してほぼ90°回転された配置で示しているが、ハウジングが取り外されていて2つの支持部とともにモータを主として示している。
【0058】
2つの支持部20、22の形状は、図3によく見ることができる。複数の光学スイッチを保持するための複数の保持表面25は、後述するテキストにおいてより詳細に説明されるが、第1支持部20の各側面に設けられている。
【0059】
工具ヘッド14に保持される工具駆動シャフトは、それに装着される工具とともに、図3において破線17により概略的に示されている。
【0060】
ステータ18は、薄層状のステータコア31を有し、これを通って第1及び第2支持部20、22がネジ43により捩じ込まれていてコンパクトなユニットを形成し、これは薄層状のステータコア31に堅固に接続されている。
【0061】
電動工具10の構成の更なる詳細は、図4に見ることができ、これは図3に示された電動工具の長手断面を示す。モータ16は、モータシャフト34に載置されたアーマチャ32を有する。工具ヘッド14から離れた方を向くモータシャフト34の端部において、このモータシャフト34はベアリング40を用いて載置されていて、これは第2支持部22のベアリングシェルに保持されている。反対の端部において、モータシャフト34が工具ヘッド14にベアリング39を用いて載置されている。ファン38は、第1支持部20と工具14の間の遷移領域に見ることができ、モータシャフト34に載置される。工具ヘッド14にある複数のファン出口開口42は、ファン38と関連付けられている。
【0062】
エアはこうして誘導開口13(図1)を介して電動モータ16を通って反対の端部に誘導され、そして冷却エアが工具ヘッド14で発生し、これは異物がモータ内に入ることを最小にする目的で有利である。これはなぜなら、もちろん、大量の塵が工具ヘッド14の領域で生成されるからである。電動モータ16のためのコミュテータ36は、ユニバーサルモータの形状であり、アーマチャ32とファン38の間に設けられている。関連付けられたブラシは、後述のテキストにおいて図5に関してより詳細に説明される。
【0063】
図4は、薄層状のステータコア31を通った2つの支持部20、22のネジ接続をも示している。工具ヘッド14は、詳細には図示されない方式で、第1支持部20に捩じ込まれている。
【0064】
図5は、電動工具10の拡大された断面図を、工具ヘッド14とアーマチャ32の間の領域における側面からの長手断面の形で示す。
【0065】
1つのブラシホルダ54は、そこに(カーボン)ブラシ56が保持されているが、いずれの場合も第1支持部20に、電動工具10の上面とそれに関して180°ずれた下面に相互に反対に装着されている。ブラシスプリング58は、図5に概略的に示されているように、複数のブラシ56のための接触圧力を提供するのにいずれについても用いられる。複数のブラシ56のための接点投入可能出力を、直接第1支持部20に提供することが可能であり、これは絶縁プラスチックから製造され、これを用いて電気接続59がステータ18と複数の界磁巻線19とでなされる。これはもちろん従来の方式で接続ケーブルを用いて達成されて良い。
【0066】
図11に示された横断面の斜視図は、ハウジング12が複数のブラシ56の領域で卵形になっていることを示している。第1の方向の直径が複数のブラシ56によって予め決定されるので、卵形形状は、第1のものと直角の他の方向において、より小さな直径となる。これは、この地点でハウジング12を握るときにより良い人間工学的作りという結果となる。
【0067】
第1支持部20は、エアガイドリングの形状であり、この内表面は、冷却エアが特定の方式でモータ16を通ってファン38に向かって案内されることを保証しており、この場合ノズル効果が同時に達成され得る。
【0068】
図5はまた、クランピングレバー30を示しており、これは工具ヘッド14に保持されて工具17をクランプ及びリリースするのに用いられる。電動工具10はクローズされたクランピングレバー30のみで操作されるように意図されているため、クランピングレバー30は関連付けられたセンサを有し、これはクランピングレバーがそのクローズされクランプされた位置にあるかどうかを継続して検知する。この目的のため、光−光学スイッチ52が、工具ヘッド14の上端に設けられていて、クランピングレバー30により移動され得るスイッチングエレメント53を介して操作され得る。クランピングレバー30がクローズされたとき、スイッチングエレメント53がこうして移動され、これは光線が放出されることにつながり、これは光ファイバを介して送信されて関連付けられた評価論理回路により評価される。
【0069】
図6は、電動工具10のために使用される光学スイッチの構成をより詳細に示している。各光学スイッチは2つの光ファイバを有し、その一方はLEDに連結された送信機コンダクタの形状であり、他方の光ファイバは受信コンダクタの形状であり、関連付けられた評価ユニットに接続されている。図示された場合において、2つの関連付けられた光ファイバは、各々プリズムの形で所定距離で終わっており、光がそれらの間で現れるようになっている。もしこれらの2つの端部の間に物体がなければ、光は送信コンダクタから受信コンダクタに通過し、これが評価論理回路により記録される。
【0070】
図6は、全部で6つの光ファイバ63、64、66、67、71、72を示しており、これらは各々モールディング61の複数の凹所62に保持されている。モールディング61は、載置エレメント61の一部として構成されていて、その形状は図7においてより詳細に見ることができる。モールディング61は、適当なプラスチックからなるパネルとして本質的に構成され、これは、それに保持される複数の光ファイバ63〜72が延在する方向に適当な方式で曲げられている。モールディング61のプラスチック材料は、より良い振動減衰を提供する目的で、好ましくは機械及び、もし必要なら音響減衰特性を有する。複数の光ファイバ63−72は、複数の保持溝62の形状の関連付けられた複数の凹所に挿入されるため、それらは外部環境の影響からとくに良く保護され、こうして信頼できる操作を保証する。さらに、良好な信号対雑音比が確実にされ、複数の凹所62により予め定められたセパレーションのため、複数の光ファイバの縦断面が固定される。堅固な複数の光ファイバがこの目的のため好ましく用いられることが可能であり、所望の形状に三次元的に曲げられる。
【0071】
図示された状況において、相互に関連付けられた複数の光ファイバ63、64;66、67及び71、72の2つの端部は、いずれの場合もそれぞれの延びた凹所65、68又は70と関連付けられており、これは複数のプリズムの領域で2つの端部から外側に延在している。関連付けられたスイッチングエレメントは、この凹所65、68、70に係合可能であり、こうして2つの端部の間における光の通過を中断することを可能にしている。
【0072】
図6において、2つの光ファイバ66、67の間の凹所68は、関連付けられたスライド55を有しており、これは、この方式で光の通過を中断する目的で、スイッチングエレメント53を用いて2つのプリズム状端部の間の領域内に移動され得る。スイッチングエレメント74がスイッチ73のための凹所の70の領域に設けられていて、これと2つの光ファイバ71、72が関連付けられていて、このスイッチングエレメント74が、第1支持部20に保持されていてそれがピボット可能になっていて、スイッチング舌76を有し、これが光ファイバ71、72の2つのプリズム状の端部の間の凹所70の領域内に延在し得る。
【0073】
さらに、載置エレメント60は、ブラシ56とブラシスプリング58を備えたブラシホルダ54の設置を可能にする目的で、適当な凹所を有する。図6は、関連付けられた装着ネジ79を示す。
【0074】
図7は、載置エレメント60の、及び複数の光ファイバ63−72の全体図を示す。
【0075】
図8は、関連する複数の光ファイバ63−72がどのように連結されて予め製造された光ファイバの束84を形成するかを示しており、複数の光ファイバ63−72は好ましくは堅固であり共通のホルダ86を用いて保持されている。このホルダは、複数の受信機エレメントのための複数の接続と同様に、関連付けられた複数の送信機ダイオードのための複数のLEDの接続のための複数の凹所を有する。図8は例として1つのLED87のみを示している。
【0076】
図9及び10は、どのように載置エレメント60がそれに保持されている複数の光ファイバとともに2つの支持部20、22の上面に置かれていて直接工具ヘッド14に挿入されたかを示す。その後フィットされるハウジングに関して、このハウジングは載置エレメント60の複数のエッジに好ましくはシールされている。載置エレメント60は、こうして、それがフィットされたハウジングにすぐに近接している位置に位置付けられ、その中に保持されている複数の光ファイバは、塵等が入ることの可能性に対して信頼性をもって保護されている。
【0077】
さらに、図10はまた、ホルダ86の領域における載置エレメント60の僅かに傾斜された側面を示し、そこに複数の送信機LEDと複数の受信機エレメントが配置されている。図10はまた、複数のスイッチ73及び90と関連付けられた複数のスイッチングエレメント73及び91を示しており、これらを用いて、相互作用する複数の光ファイバの間の光の送信が中断され得る。後方からの入射は、もちろん実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【0078】
【図1】本発明による電動工具の平面図を、ロッド形状のハウジングを備えたアングルグラインダの形状で示す。
【図2】図1に示された電動工具の単純化された表現を示し、保護シュラウドが省略されているがモータを示しており、これは、ステータ及びそれに装着される2つの支持部とともにロッド形状のハウジングに保持される。
【図3】図1に示された電動工具の拡大された側面図を示しているが、見ることができる全ては、ステータおよび第1及び第2支持部とともに、工具ヘッドである。
【図4】図3に示された電動工具を通る長手断面を示す。
【図5】図4に示された電動工具を通る長手断面を示すが、拡大されて図示されていて、図4に示された断面に関して90°回転された断面を示す。
【図6】図5に示された電動工具の拡大された図を、工具とステータとの間の領域において示しており、載置エレメントもまた図示されており、複数の光学スイッチを形成する目的で、そこに複数の光ファイバが保持されている。
【図7】図6に示された載置エレメントの全体図を示す。
【図8】光ファイバの束の概観を示し、これは図7に示された載置エレメント内に挿入される。
【図9】図2に示された電動工具の概観を上から傾斜して示すが、載置エレメントが複数の光ファイバとともに挿入されている。
【図10】図9に示された電動工具の側面図を示す。
【図11】複数のブラシの領域における電動工具を通る横断面を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
工具(17)を駆動するための電動モータ(16)を有し、モータシャフト(34)を有し、ステータ(18)を有し、アーマチャ(32)を有し及び複数のブラシ(56)を備えたコミュテータ(36)を有する電動工具において、電動モータ(16)が自立ステータ(18)を有し、その2つの端部の各々に支持部(20、22)が装着されていて、複数のブラシ(56)がブラシホルダ(54)を用いて2つの支持部(20、22)の少なくとも一方に装着されていて、モータシャフト(34)が2つの支持部(20、22)又はそれらに装着される部品に載置されていることを特徴とする電動工具。
【請求項2】
少なくとも1つのスイッチ(73、90)が、複数の支持部(20、22)に装着されていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
【請求項3】
電動モータ(16)を制御するための制御エレクトロニクス(23)が、2つの支持部(22)の一方に保持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。
【請求項4】
ブラシホルダ(54)を備えた複数のブラシ(56)及び少なくとも1つのスイッチ(73)が、複数の支持部(20、22)の1番目(20)に保持されていて、制御エレクトロニクス(23)及び少なくとも1つのスイッチ(90)が、複数の支持部(20、22)の2番目(22)に保持されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電動工具。
【請求項5】
2つの支持部(20、22)がハウジング(12)に接続されていることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項6】
工具(17)が挿入され得る工具ヘッド(14)は、2つの支持部(20、22)の1番目(20)に装着されることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項7】
モータシャフト(34)が、工具ヘッド(14)の及び第2支持部(22)の複数のベアリング(39、40)に載置されていることを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
【請求項8】
工具ヘッド(14)がギアボックス(21)を有することを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
【請求項9】
スイッチ(73、90)が、少なくとも第1支持部(20)に装着されていて、ハウジング(12)に保持された作動表面(27、28)を介して操作され得ることを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項10】
相互に反対の複数のブラシホルダ(54)が、第1支持部(20)に保持されていることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項11】
複数のブラシ(56)のステータ(18)に対する電気接続のための手段が、第1支持部(20)に設けられていることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項12】
把持表面(24)が、2つの相互に反対のブラシホルダ(54)の間の領域でテーパとなっていて、第1支持部(20)に設けられていることを特徴とする請求項10又は11に記載の電動工具。
【請求項13】
複数のブラシ(56)の領域で卵形のハウジング(12)により特徴付けられる請求項10〜12のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項14】
スイッチ(73、90)のスイッチングエレメント(74、91)の操作のための少なくとも1つの作動表面(27、28)が、2つの支持部(20、22)の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項15】
ファン(38)が、第1支持部(20)と工具ヘッド(14)の間の領域においてモータシャフト(34)に保持されていることを特徴とする請求項7〜14のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項16】
複数の支持部(20、22)が、絶縁材料、好ましくはプラスチックから形成されることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項17】
工具(17)を駆動するための電動モータ(16)を有し、モータシャフト(34)を有し、ステータ(18)を有し、巻線コアを備えたアーマチャ(32)を有し、及び複数のブラシ(56)及びファン(38)を備えたコミュテータ(36)を有し、とくに先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具において、コミュテータ(36)が、ファン(38)とアーマチャ(32)の巻線コアの間に配置されていることを特徴とする電動工具。
【請求項18】
少なくとも1つのスイッチ(52、73、90)又はセンサが設けられていて、2つの光ファイバ(63、64、66、67、71、72)と、送信機及び受信機を、これらの光ファイバ(63、64、66、67、71、72)の間で送信される光信号に影響を与えるための監視エレメント(53、74、91)とともに有することを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項19】
載置エレメント(60)が、複数の光ファイバ(63、64、66、67、71、72)を保持するために設けられていて、モールディング(61)を有し、そこに2つ又はそれより多い凹所(62)が設けられていて、そこに複数の光ファイバ(63、64、66、67、71、72)が挿入され得ることを特徴とする請求項18に記載の電動工具。
【請求項20】
モールディング(61)が、複数の光ファイバ(63、64、66、67、71、72)に関連付けられた複数の送信又は受信エレメント(87)のための、又は複数の光ファイバ(63、64、66、67、71、72)により送信される放射に影響を与えるための複数のスイッチングエレメントのための複数のホルダ(86)を有していることを特徴とする請求項19に記載の電動工具。
【請求項21】
モールディング(61)が、複数のLED(87)を保持するための複数のホルダ(86)を有することを特徴とする請求項19又は20に記載の電動工具。
【請求項22】
モールディング(61)に保持される複数の光ファイバ(63、64、66、67、71、72)、及び/又はそれらに連結された複数の送信又は受信エレメント(87)又は複数のスイッチングエレメント(74、91)を塵等による汚染に対してシールする目的で、モールディング(61)が電動工具(10)のハウジング(12)と相互作用することを特徴とする請求項19、20又は21に記載の電動工具。
【請求項23】
モールディング(61)が、ハウジング(12)とともに十分にシールされたユニットを形成することを特徴とする請求項22に記載の電動工具。
【請求項24】
モールディング(61)が、振動減衰及び/又は音響減衰材料からなることを特徴とする請求項18〜23のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項25】
第1支持部(20)が、モータ(16)を通ってファン(38)に流れる冷却エアをガイドするためのエアガイドリングとして構成されることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項26】
好ましくは(右側又は左側の)前方から又は後方からの操作を可能にする、少なくとも3つの相互に操作されるスイッチ(27、28)により特徴付けられる先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
工具(17)を駆動するための電動モータ(16)を有し、モータシャフト(34)を有し、ステータ(18)を有し、巻線コアを備えたアーマチャ(32)を有し及び複数のブラシ(56)及びファン(38)を備えたコミュテータ(36)を有し、コミュテータ(36)がファン(38)とアーマチャ(32)の巻線コアの間に配置されていて、複数のブラシ(56)が第1支持部(20)に囲まれている電動工具において、第1支持部(20)が、エアガイドリングとして構成されていて、エアがファン(38)と電動モータ(18)の間でアーマチャ(32)と複数のブラシ(56)に沿って送られることを可能にしていることを特徴とする電動工具。
【請求項2】
ステータ(18)が自立ステータ(18)として構成されていて、その2つの端部に第1支持部(20)と第2支持部(22)が装着されていて、複数のブラシ(56)がブラシホルダ(54)を用いて第1支持部(20)に装着されていて、モータシャフト(34)が2つの支持部(20、22)に又はそれらに装着される部品に載置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
【請求項3】
少なくとも1つのスイッチ(73、90)が、複数の支持部(20、22)に装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。
【請求項4】
電動モータ(16)を制御するための制御エレクトロニクス(23)が、2つの支持部(22)の一方に保持されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電動工具。
【請求項5】
ブラシホルダ(54)を備えた複数のブラシ(56)及び少なくとも1つのスイッチ(73)が、複数の支持部(20、22)の1番目(20)に保持されていて、制御エレクトロニクス(23)及び少なくとも1つのスイッチ(90)が、複数の支持部(20、22)の2番目(22)に保持されていることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項6】
2つの支持部(20、22)がハウジング(12)に接続されていることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項7】
工具(17)が挿入され得る工具ヘッド(14)が、2つの支持部(20、22)の1番目(20)に装着されることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項8】
モータシャフト(34)が、工具ヘッド(14)の及び第2支持部(22)の複数のベアリング(39、40)に載置されていることを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
【請求項9】
工具ヘッド(14)がギアボックス(21)を有することを特徴とする請求項8に記載の電動工具。
【請求項10】
スイッチ(73、90)が、少なくとも第1支持部(20)に装着されていて、ハウジング(12)に保持された作動表面(27、28)を介して操作され得ることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項11】
相互に反対の複数のブラシホルダ(54)が、第1支持部(20)に保持されていることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項12】
複数のブラシ(56)のステータ(18)に対する電気接続のための手段が、第1支持部(20)に設けられていることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項13】
把持表面(24)が、2つの相互に反対のブラシホルダ(54)の間の領域でテーパとなっていて、第1支持部(20)に設けられていることを特徴とする請求項11又は12に記載の電動工具。
【請求項14】
複数のブラシ(56)の領域で卵形のハウジング(12)により特徴付けられる請求項11〜13のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項15】
スイッチ(73、90)のスイッチングエレメント(74、91)の操作のための少なくとも1つの作動表面(27、28)が、2つの支持部(20、22)の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項16】
ファン(38)が、第1支持部(20)と工具ヘッド(14)の間の領域においてモータシャフト(34)に保持されていることを特徴とする請求項8〜15のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項17】
複数の支持部(20、22)が、絶縁材料、好ましくはプラスチックから形成されることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項18】
少なくとも1つのスイッチ(52、73、90)又はセンサが設けられていて、2つの光ファイバ(63、64、66、67、71、72)と、送信機及び受信機を、これらの光ファイバ(63、64、66、67、71、72)の間で送信される光信号に影響を与えるための監視エレメント(53、74、91)とともに有することを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項19】
載置エレメント(60)が、複数の光ファイバ(63、64、66、67、71、72)を保持するために設けられていて、モールディング(61)を有し、そこに2つ又はそれより多い凹所(62)が設けられていて、そこに複数の光ファイバ(63、64、66、67、71、72)が挿入され得ることを特徴とする請求項18に記載の電動工具。
【請求項20】
モールディング(61)が、複数の光ファイバ(63、64、66、67、71、72)に関連付けられた複数の送信又は受信エレメント(87)のための、又は複数の光ファイバ(63、64、66、67、71、72)により送信される放射に影響を与えるための複数のスイッチングエレメントのための複数のホルダ(86)を有していることを特徴とする請求項19に記載の電動工具。
【請求項21】
モールディング(61)が、複数のLED(87)を保持するための複数のホルダ(86)を有することを特徴とする請求項19又は20に記載の電動工具。
【請求項22】
モールディング(61)に保持される複数の光ファイバ(63、64、66、67、71、72)、及び/又はそれらに連結された複数の送信又は受信エレメント(87)又は複数のスイッチングエレメント(74、91)を塵等による汚染に対してシールする目的で、モールディング(61)が電動工具(10)のハウジング(12)と相互作用することを特徴とする請求項19、20又は21に記載の電動工具。
【請求項23】
モールディング(61)が、ハウジング(12)とともに十分にシールされたユニットを形成することを特徴とする請求項22に記載の電動工具。
【請求項24】
モールディング(61)が、振動減衰及び/又は音響減衰材料からなることを特徴とする請求項18〜23のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項25】
第1支持部(20)が、モータ(16)を通ってファン(38)に流れる冷却エアをガイドするためのエアガイドリングとして構成されることを特徴とする先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。
【請求項26】
好ましくは(右側又は左側の)前方から又は後方からの操作を可能にする、少なくとも3つの相互に操作されるスイッチ(27、28)により特徴付けられる先述の請求項のいずれか1項に記載の電動工具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2006−503720(P2006−503720A)
【公表日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−548732(P2004−548732)
【出願日】平成15年10月8日(2003.10.8)
【国際出願番号】PCT/EP2003/011097
【国際公開番号】WO2004/041483
【国際公開日】平成16年5月21日(2004.5.21)
【出願人】(594106092)ツェー ウント イー フェイン ゲーエムベーハー (11)