説明

電子機器およびその制御プログラム

【課題】電子機器に電源を投入したにも関わらず当該電子機器が備えるディスプレイに何ら情報が表示されない場合に、オペレータが問題の所在を容易に把握できるようにすること。
【解決手段】電子機器に、電源投入直後に報知動作を開始し、停止信号が入力されるまで該報知動作を継続する報知手段を設ける。そして、電源投入後にBIOSを起動し、表示手段の機能テストを含む起動処理を実行させ、該起動処理が完結するまでの間に設定された既定のタイミングで前記報知手段に停止信号を出力させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、POS(Point Of Sales)端末やECR(Electric Cash Register)等の電子機器およびこの電子機器の制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ、POS端末、ECRをはじめとする電子機器は、動作上の不具合等が生じた場合にそのステータスを外部機器やオペレータに報知する機能を標準的に装備している。例えば、特許文献1には、画像処理装置の状態を監視し、この画像処理装置で障害等の発生を検知するとその旨を上位機器たるPOS端末に通知する制御装置に関する発明が開示されている。
【0003】
特に、電源を投入した当初にBIOS(Basic Input/Output System)による処理を経てOSを起動する電子機器においては、BIOSによる処理の一部として障害の発生を検知し報知する機能が組み込まれていることが多い。この種のBIOSは、何らかの障害を検知すると、電子機器のディスプレイに障害の詳細を表示させたり、マザーボードに実装されたスピーカからビープ音を発生させたりして、障害の発生をオペレータに報知する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような電子機器に電源が投入された直後において、BIOSは、POST(Power On Self Test)と呼ばれるテストプログラムを用いてCPU(Central Processing Unit),チップセット,メモリ等のオンボードデバイスやディスプレイ,キーボード等の入出力デバイスを順次機能テストし、各ハードウェアを初期化して使用可能な状態に移行させる。したがって、電子機器に電源を投入したにも関わらずディスプレイに何ら情報が表示されない場合には、CPUやメモリ等のそれがなければBIOSを起動することができないような基本的なハードウェアに障害が発生したためにBIOSを起動するに至らなかったのか、ディスプレイの配線不良や故障など表示系統に障害が発生しているのかを見極めることが困難であった。
【0005】
本発明は、上記のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、電子機器に電源を投入したにも関わらず当該電子機器が備えるディスプレイに何ら情報が表示されない場合に、オペレータが問題の所在を容易に把握できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を解決するため、本発明は、次のような手段を講じている。
【0007】
本発明の第1の視点は、各種情報を選択的に表示する表示手段と、電源投入直後に報知動作を開始し、停止信号が入力されるまで該報知動作を継続する報知手段と、電源投入後に前記表示手段の機能テストを含む起動処理を実行し、該起動処理が完結するまでの間に設定された既定のタイミングで前記報知手段に前記停止信号を出力するBIOSとを備えた電子機器である。
【0008】
本発明の第2の視点は、前記電子機器の制御プログラムである。
【発明の効果】
【0009】
かかる手段を講じた本発明によれば、電子機器に電源を投入したにも関わらず当該電子機器が備えるディスプレイに何ら情報が表示されない場合に、オペレータが問題の所在を容易に把握できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態であるPOS端末の外観斜視図。
【図2】同実施形態におけるPOS端末の制御回路を示すブロック図。
【図3】同実施形態において電源投入後にPOS端末の各部が行う動作のフローチャート。
【図4】同実施形態におけるPOS端末の効果を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、本実施形態は、商品の販売店舗や役務の提供店舗にて会計処理に使用されるPOS端末に本発明を適用した一例である。
【0012】
図1は、オペレータの立ち位置側から見たPOS端末1の外観斜視図である。POS端末1は、内部に金銭の収納スペースを有するケース状のドロワ2と、ドロワ2の上面に載置された本体3とを備えている。本体3は、ディスプレイ4と、客面ディスプレイ5と、キーボード6と、レシートプリンタ7と、カードリーダ8と、バーコードスキャナ9と、LED(Light Emitting Diode)10とを備えている。
【0013】
ディスプレイ4は、LCD(Liquid Crystal Display),CRT(Cathode Ray Tube),OEL(Organic Electro-Luminescence)等のディスプレイであり、BIOS制御下における起動処理の進捗状況や各部の初期化処理において検出されたエラーの詳細情報、またはOS制御下において実行されるアプリケーション画面等を選択的に表示する。
【0014】
客面ディスプレイ5は、LCD,OEL,またはVFD(Vacuum Fluorescent Display)等のディスプレイであり、例えば商品登録業務用のアプリケーションが実行されているときには、商品情報が入力された商品の名称,価格,取引の合計金額,釣り銭額等を顧客の立ち位置側に向けて表示する。
【0015】
キーボード6は、数値入力用のテンキー,商品登録業務の開始を宣言するPLU(Price Look Up)キー,商品登録の締めを宣言する小計キー,取引の締めを宣言する預り/現計キー等の操作キーにて構成されている。
【0016】
レシートプリンタ7は、サーマルヘッドとプラテンローラとの当接位置に感熱紙を搬送し、サーマルヘッドの発熱を制御して前記感熱紙に熱転写により文字や図形等のパターンを印字するサーマルプリンタである。特にレシートプリンタ7は、取引の明細情報や店舗等のコマーシャル情報にて構成されるレシートや店舗の売上情報管理用のジャーナルを印字する。
【0017】
カードリーダ8は、クレジットカードやポイントカード等がスライドされると、該カードに形成された磁気ストライプに記憶されたクレジットカード情報や顧客ID等のカード情報を読取る。
【0018】
バーコードスキャナ9は、商品やその包装に付されたバーコードにレーザ光を照射し、バーコードからの反射光から得られるバーパターンの幅情報をコード情報にデコードして本体3に出力する。
【0019】
LED10は、点灯,消灯,点滅等が可能な1つまたは複数のLEDにて構成されており、キーボード6が設けられディスプレイ4の表示面が向けられた立ち位置側からPOS端末1のオペレータが視認し易いように、例えば本体3の前記立ち位置側の側壁に設けられている。
【0020】
次に、POS端末1の制御回路について説明する。
図2は、POS端末1の制御回路を示すブロック図である。本体3には、POS端末1の主制御部として機能するCPU21が実装されたエンジンボード20が搭載されている。CPU21には、ノースブリッジとサウスブリッジとで構成されるチップセット22が接続され、チップセット22には、ROM(Read Only Memory)23,RAM(Random Access Memory)24,SIO(Super Input/Output)25,HDD(Hard Disk Drive)27,通信I/F(Interface)28,表示コントローラ29,客面表示コントローラ30,キーボードコントローラ31,プリンタコントローラ32,カードリーダコントローラ33,スキャナI/F34が、アドレスバスやデータバスにて構成されたバスライン35を介して接続されている。なお、報知回路26は、チップセット22のGPIO(General Purpose Input/Output)ピンに接続されている。
【0021】
そして、SIO25のGPIOピンにドロワ2内部に設けられたドロワ開放装置40が接続され、報知回路26にLED10が接続され、通信I/F28に外部機器との通信用の通信回線41が接続され、表示コントローラ29にディスプレイ4が接続され、客面表示コントローラ30に客面ディスプレイ5が接続され、キーボードコントローラ31にキーボード6が接続され、プリンタコントローラ32にレシートプリンタ7が接続され、カードリーダコントローラ33にカードリーダ8が接続され、スキャナI/F34にバーコードスキャナ9が接続されている。
上記したPOS端末1の各部は、商用交流電源やバッテリ等の電源60の供給を受けて動作する。
【0022】
ROM23は、基本入出力プログラムであるBIOS42や、自己診断機能を提供するPOST(Power On Self Test)43等の固定的データを記憶している。RAM24は、POS端末1のメインメモリとして機能し、処理場面に応じて各種の作業用記憶領域を形成する。
【0023】
SIO25は、CPU21からの指令に応じてドロワ開放装置40に制御信号を出力する。ドロワ開放装置40は、SIO25から制御信号の入力を受けた場合、ドロワ2の金銭収納部をスライド式に開放する。
【0024】
報知回路26は、POS端末1に電源60が投入されると同時に当該電源60をLED10に伝達し、LED10を点灯させる(報知動作の開始)。また、LED10に電源60を供給しているときにチップセット22のGPIOピンから停止信号Cが出力されたことに応じてLED10への電源60の供給を停止し、LED10を消灯させる(報知動作の停止)。
【0025】
HDD27は、OSの動作に必要なシステムファイル,商品登録業務用のアプリケーションファイル,商品毎に割り当てられたPLUコードに商品情報を関連つけて登録したPLUファイル等を記憶している。
通信I/F28は、通信回線41を介して接続された外部機器との通信を制御する。
【0026】
表示コントローラ29および客面表示コントローラ30は、CPU21からチップセット22を介して入力される表示データをビデオ信号に変換して、それぞれディスプレイ4および客面ディスプレイ5に出力する。
キーボードコントローラ31は、キーボード6に設けられた操作キーが押下げられたときに出力されるキー信号を取り込んでCPU21に通知する。
プリンタコントローラ32は、CPU21からチップセット22を介して入力される印字データを図示せぬバッファにビットマップ展開し、展開後のデータに基づいてレシートプリンタ7を駆動する。
カードリーダコントローラ33は、カードリーダ8による磁気カードの読取タイミングを制御し、カードリーダ8が読取ったカード情報をCPU21に通知する。
スキャナI/F34は、バーコードスキャナ9が商品やその包装に付されたバーコードを読取って生成したコード情報をCPU21に通知する。
【0027】
なお、LED10および報知回路26は、本実施形態における報知手段を構成する。また、ディスプレイ4および表示コントローラ29は、本実施形態における表示手段を構成する。
【0028】
次に、上記のような構成のPOS端末1の動作について説明する。
図3は、電源60が投入された後、OSが起動されるまでの間にPOS端末1の各部が行う動作を示すフローチャートである。なお、電源60は、本体3に設けられた図示せぬ電源釦が押下げられたことに応じて投入される。
【0029】
電源60の投入と同時に、報知回路26がLED10への動作電力の供給を開始し、LED10を点灯させる(ステップS1)。次に、BIOS42がRAM24に読み出される(ステップS2)。以降は、BIOS42のプログラムコードに従って、CPU21が起動処理を実行する。
【0030】
CPU21は、先ずチップセット22の前記GPIOピンから報知回路26に停止信号Cを出力する(ステップS3)。この停止信号Cが入力されたとき、報知回路26は、LED10への電源60の供給を停止してLED10を消灯させる。
【0031】
しかる後、CPU21は、POST43をRAM24に読み出して、各ハードウェアの機能テストおよび初期化を行う(ステップS4)。この処理では、先ず動作に不可欠なCPU21,チップセット22,ROM23,RAM24についての機能テストおよび初期化が行われる。続いて、その後の処理で検出される障害の詳細情報等の表示を可能とすべく、表示コントローラ29およびディスプレイ4についての機能テストおよび初期化が行われる。しかる後、エンジンボード20に設けられた各コントローラ29〜33および他のオンボードデバイスや、ディスプレイ4,客面ディスプレイ5,キーボード6,レシートプリンタ7,カードリーダ8,バーコードスキャナ9等についての機能テストおよび初期化が行われる。
【0032】
各ハードウェアの機能テスト等を行う中でハードウェアエラー等の何らかの障害が発見された場合には、エンジンボード20に実装された図示せぬスピーカからビープ音を鳴らしたり、ディスプレイ4への情報表示が可能となっている場合には障害の詳細情報をディスプレイ4に表示したりして障害の発生をオペレータに報知する。
【0033】
POST43による各ハードウェアの機能テストおよび初期化が完了した後、BIOS42は、HDD27からMBR(Master Boot Record)を読み出し、このMBRで指定されたブートセクタに記憶されているIPL(Initial Program Loader)を読み出して、OSを起動する。OSが起動された後は、OS制御の下、商品登録業務用のアプリケーション等が実行される。
【0034】
次に、上記のようにLED10の点灯および消灯を伴う起動処理の効果について、図4を用いて説明する。
POS端末1に電源60が投入された後にLED10が点灯し、その後消灯している場合には、少なくともBIOS42を起動するに至っている(ステップS2,S3)。このとき、ディスプレイ4にOSあるいはBIOS42の制御下における何らかの情報が表示されている場合には、CPU21やチップセット22等の基本的なハードウェアや表示系統に致命的な障害はなく、POS端末1が正常に動作していることが判る。
【0035】
一方、POS端末1に電源60が投入された後にLED10が点灯し、その後消灯している場合であって、ディスプレイ4に何ら情報が表示されていないならば、BIOS42の起動後に停止信号Cが出力されたものの(ステップS3)、その後のPOST43による処理にてディスプレイ4や表示コントローラ29の表示系統に故障や配線不良等の障害が検知され(ステップS4)、ディスプレイ4に情報を表示できない状態に陥っている蓋然性が高いことが判る。
【0036】
また、LED10が点灯している場合であって、かつディスプレイ4に何ら情報が表示されていない場合には、BIOS42が起動されるに至らず(ステップS2)、報知回路26に停止信号Cが出力されていないことになる(ステップS3)。このようにBIOS42が起動に至らない場合、CPU21,チップセット22,ROM23,RAM24等、それがなければPOS端末1を動作させることができないような基本的なハードウェアに致命的な障害が生じている蓋然性が高いことが判る。
【0037】
なお、前記電源釦を押下げたにも関わらずLED10が一度も点灯しない場合には、POS端末1と電源60との接続不良が生じている蓋然性が高いことが判る。
【0038】
オペレータは、このようにPOS端末1に生じる不具合をLED10やディスプレイ4の表示に基づいて判断し、CPU21やチップセット22等の基本的なハードウェアの障害に対してはさらに専門的なテストを行ったりハードウェアを交換することで対処し、表示系統の障害に対してはディスプレイ4と本体3との接続を確認したりディスプレイ4やビデオカードを交換することで対処し、電源60との接続不良に対しては電源60と本体3との接続を確認すること等で対処する。
【0039】
以上説明したように、本実施形態におけるPOS端末1は、電源60の投入直後にLED10による報知動作が開始され、起動処理が完結するまでの間に設定された既定のタイミングにてBIOS42が報知回路26に停止信号Cを出力し、LED10を消灯させる。このLED10の状態を確認することで、POS端末1が正常に起動せずディスプレイ4に何ら情報が表示されない場合であっても、CPU21やチップセット22等の基本的なハードウェアに致命的な障害が生じたこと等に起因してBIOS42を起動できない状態であるのか、ディスプレイ4の配線不良あるいは故障など表示系統に問題があるのか等を容易に見極めることができる。
【0040】
また、前記既定のタイミングは、BIOS42により起動処理が開始された後、POST43によりディスプレイ4の機能テストが行われるまでの間に設定されている。したがってオペレータは、LED10が点灯しかつディスプレイ4に情報が表示される場合を排除して、ディスプレイ4に何ら情報が表示されない場合にLED10が点灯しているか否かのみに基づいて極めて容易に問題の所在を見極めることができる。
【0041】
また、POST43によるディスプレイ4および表示コントローラ29の機能テストが完了した後には、各ハードウェアの障害に関する詳細情報がディスプレイ4に表示される。したがって、BIOS42が起動された後に検知される表示系統以外のハードウェアの障害に関しては、容易にその所在を見極めることができる。
【0042】
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
【0043】
例えば、前記実施形態では、本発明をPOS端末1に適用した場合について説明した。しかしながら、他種の商品販売データ処理装置やパーソナルコンピュータ等の電子機器に本発明を適用することもできる。
【0044】
また、前記実施形態では、報知手段としてLED10を採用した場合について説明した。しかしながら、7セグメント表示器等の他種の表示デバイスやスピーカを報知手段として採用してもよい。さらに、LEDを採用する場合であっても、本発明を適用しようとする電子機器への電源の投入と同時に点滅させるようにしてもよいし、複数のLEDを組み合わせて報知手段を構成してもよい。
【0045】
また、前記実施形態では、チップセット22のGPIOピンに報知回路26を接続した場合について説明した。しかしながら、SIO25のGPIOピンに報知回路26を接続し、SIO25を介して停止信号Cを出力するようにするなど、停止信号Cの出力元を変更して実施してもよい。
【0046】
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、前記実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、要旨を逸脱しない範囲内にて周知技術や慣用技術を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0047】
1…POS端末、2…ドロワ、3…本体、4…ディスプレイ、10…LED、21…CPU、22…チップセット、23…ROM、26…報知回路、29…表示コントローラ、42…BIOS、43…POST、60…電源
【先行技術文献】
【特許文献】
【0048】
【特許文献1】特開2002−132989号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各種情報を選択的に表示する表示手段と、
電源投入直後に報知動作を開始し、停止信号が入力されるまで該報知動作を継続する報知手段と、
電源投入後に前記表示手段の機能テストを含む起動処理を実行し、該起動処理が完結するまでの間に設定された既定のタイミングで前記報知手段に前記停止信号を出力するBIOSとを備えていることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記既定のタイミングは、前記BIOSによる起動処理が開始された後、前記表示手段の機能テストが行われるまでの間に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記既定のタイミングは、前記BIOSによる起動処理が開始された直後に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記BIOSは、前記起動処理にて検知した障害に関する情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記報知手段は、当該電子機器の本体に設けられたLEDにて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
各種の情報を選択的に表示する表示部と、電源投入直後に報知動作を開始し、停止信号が入力されるまで該報知動作を継続する報知部とを備えた電子機器の動作プログラムであって、
前記電子機器に、
電源投入後に前記表示部の機能テストを含む起動処理を実行する機能と、
前記起動処理が完結するまでの間に設定された既定のタイミングで前記報知部に前記停止信号を出力する機能と、
を実現させるための制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−96126(P2011−96126A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−251258(P2009−251258)
【出願日】平成21年10月30日(2009.10.30)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】