説明

電子機器の表示装置

【課題】固定用の部材を別途必要とせず、簡単な作業でパネル板に対して導光部材を確実に固定できるようにする。
【解決手段】開口部31を有するパネル板30と、発光素子51が実装された基板50と、発光素子51の光を開口部31に導くための導光レンズ20を複数有する導光部材10と、を備え、導光レンズ20の上端部21が開口部31に挿入されてパネル板30の上面30a側に露出した状態で設置される電子機器の表示装置1であって、導光レンズ20は、透光性及び弾性を有するエラストマーからなり、導光レンズ20の少なくとも1個は、その上端部21の横幅寸法L2が開口部31の内幅寸法L1よりも大きい固定用の導光レンズ20−1であり、当該固定用の導光レンズ20−1が開口部31に締まり嵌めで挿入されることで、導光部材10がパネル板50に対して固定されるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に設けた発光素子の発光により各種状態を表示する表示装置に関し、詳細には、開口部を有するパネルと発光素子を実装した基板との間に配置された透光性を有する導光部材を備えてなる表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ミキサー装置などの音響機器をはじめとする各種の電子機器には、LEDなど発光素子の発光により各種状態を表示する表示装置を備えたものがある。この種の表示装置には、基板に実装された発光素子の光を電子機器の筐体の一部であるパネル上の表示部に導光するための導光部材を備えたものがある。導光部材は、透明又は半透明の材料からなる導光レンズを有している。そして、ミキサー装置などの大型機器では、パネル上に多数の表示部(表示ランプ)が配列されているため、この種の導光部材として、複数の導光レンズを並設した多連の導光部材が用いられている。さらに、機器の規模が大きくなると、多連の導光部材の設置数が多くなる。
【0003】
ところで、上記の導光部材を固定するための従来技術として、パネルと基板との間に導光部材を挟み込んで固定する方法がある。この固定方法では、パネルの下面側から基板を取り外した際、導光部材が脱落することを防止するために、パネルに対して導光部材を仮固定しておく必要がある。この仮固定の方法として、特許文献1に記載されているように、パネルの下面側に形成した弾性片によるスナップイン係合で導光部材を固定する方法がある。
【0004】
しなしながら、金属製のパネルでは、樹脂製のパネルと異なり、導光部材を固定するための弾性片を形成できない。そのため、パネルに対して導光部材を仮固定するための他の方法として、パネルの下面側に両面粘着テープを貼付し、当該両面粘着テープで導光部材を仮固定する方法がある。しかしながら、パネルに対して両面粘着テープで導光部材を仮固定する方法では、導光部材の数が多くなるにつれて、その組付作業が煩雑になり、電子機器の組立に要する手間やコストが増加するという問題がある。
【0005】
また、導光部材を固定する他の従来技術として、特許文献1に記載のように、導光部材に形成した突起で基板に対して導光部材を固定する方法もある。しかしながら、この従来技術では、基板に突起固定用の穴が必要であり、導光部材の数が多くなるほど穴の数が増える。そのため、基板のパターン配線効率が低下するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平9−153689号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、両面粘着テープなどの固定用の部材を別途必要とせず、簡単な作業でパネルに対する導光部材の確実な固定が可能となる電子機器の表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための本発明は、複数の開口部(31)を有するパネル(30)と、複数の開口部(31)それぞれに対応する発光素子(51)が実装された基板(50)と、発光素子(51)の光を対応する開口部(31)に導くための導光体(20)を複数有する導光部材(10)と、を備え、導光部材(10)がパネル(30)の下面(30b)側と基板(50)との間に配置されて、導光体(20)の天面(22)を含む上端部(21)が開口部(31)に挿入されてパネル(30)の上面(30a)側に露出した状態で設置される電子機器の表示装置(1)であって、導光体(20)は、透光性及び弾性を有するエラストマーからなり、導光部材(10)が備える複数の導光体(20)のうち少なくとも1個は、その上端部(21)の横幅寸法(L2)が対応する開口部(31)の内幅寸法(L1)よりも大きい固定用の導光体(20−1)であり、当該固定用の導光体(20−1)が開口部(31)に締まり嵌めで挿入されることで、導光部材(10)がパネル(50)に対して固定されるようにしたことを特徴とする。
【0009】
本発明にかかる電子機器の表示装置によれば、エラストマーの弾性を利用して、導光体を開口部に締まり嵌めで挿入することで、導光部材をパネルに対して固定するようにした。これにより、両面粘着テープなどの固定用部材を別途必要とせずに、簡単な作業でパネルに対する導光部材の確実な固定が可能となる。したがって、電子機器の組立作業の効率向上、製造コスト低減を図ることができる。また、エラストマーの弾性によって、パネルの開口部に対する導光体の寸法精度の許容範囲が大きくなるので、開口部への導光体の締まり嵌めを容易かつ確実に実現できるようになる。
【0010】
また、上記の電子機器の表示装置では、固定用の導光体(20−1)は、導光部材(10)が備える他の導光体(20−2)に対して、上端部(21)の側面(21a)の形状及び寸法が異なっているが、天面(22)の外周縁(22a)の形状及び寸法は同一であるとよい。これによれば、パネルへの導光体の締まり嵌めによる固定を実現しながら、パネルの上面側に露出する複数の導光体の見え掛り部に統一感を持たせることができるので、電子機器の操作パネルの見栄えを良好にすることができる。
なお、ここでの括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明にかかる電子機器の表示装置によれば、両面粘着テープなど固定用の部材を別途必要とせず、簡単な作業のみで、パネルに対する導光部材の確実な固定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施形態にかかる電子機器の表示装置の構成例を示す分解斜視図である。
【図2】導光部材を示す図で、(a)は、平面図、(b)は、(a)のA−A断面図、(c)は、(a)のB−B断面図、(d)は、(b)のX部分拡大図、(e)は、(d)のY部分拡大図である。
【図3】表示装置を組み立てる手順を説明するための図で、(a)は、表示装置における図2(a)のA−A断面に対応する部分の側断面図、(b)は、図2(a)のB−B断面に対応する部分の側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる電子機器の表示装置を示す分解斜視図である。同図に示す表示装置1は、複数の開口部31を有するパネル板(パネル)30と、パネル板30の下面側に設置される回路基板50と、パネル板30と回路基板50との間に配置され、回路基板50上の発光素子51の光をパネル板30の開口部31に導くための導光部材10とを備えて構成されている。
【0014】
本実施形態の表示装置1は、詳細な図示は省略するが、ミキサー装置などの音響機器をはじめとする各種の電子機器に設置されるものである。パネル板30は、電子機器の筐体の一部を成す平板状の部材であり、電子機器の操作スイッチや表示ランプなどが配列された上面側の操作パネル面を構成する部材である。パネル板30には、複数個(図では6個)の貫通孔からなる開口部31が設けられている。各開口部31は、いずれもその内周形状が長方形状の同一形状及び寸法で、横方向に所定間隔で配列されている。なお、パネル板30は、平面内で開口部31の周辺に広がっているが、各図では、開口部31に対応する位置及びその近傍の一部のみを図示している。
【0015】
回路基板50は、パネル板30の下面30b側に若干の隙間を有して設置される硬質の平板部材からなる。回路基板50の上面には、LEDなどからなる発光素子51が実装されている。発光素子51は、パネル板30の開口部31にそれぞれ対応して配置されており、図1では、横方向に所定間隔で並べて6個が配置されている。なお、回路基板50も、平面内で発光素子51の周辺に広がっているが、各図では、発光素子51に対応する位置及びその近傍の一部のみを図示している。
【0016】
導光部材10は、パネル板30と回路基板50の間に挟み込んだ状態で設置される部材である。導光部材10は、略直方体状の本体部11を備えており、該本体部11内には、回路基板50上の発光素子51の光を対応するパネル板30の開口部31に導くための導光レンズ20が設けられている。導光レンズ20は、透明又は半透明の樹脂材からなる。導光レンズ20は、本体部11内でその長手方向に沿って複数個が所定間隔で並べて設置されている。各導光レンズ20は、その上端部21が本体部11の上面11aから若干突出した状態で配置されている。これら導光レンズ20の上端部21は、パネル板30の各開口部31に対応して設けられている。一方、本体部11の下面11bにおける各導光レンズ20に対応する位置には、矩形状の凹部13が形成されている。凹部13は、後述するように、回路基板50とパネル板30の間に導光部材10を設置する際、回路基板50上の発光素子51が収容される部分である。
【0017】
本実施形態では、導光レンズ20は、透光性及び弾性を有するエラストマーからなる。また、図1に示す導光部材10が備える6個の導光レンズ20のうち、両側に配置された2個の導光レンズ20とそれらの間に配置された残り4個の導光レンズ20とは、互いの形状が異なっている。すなわち、両側に配置された2個の導光レンズ20は、図2(b)及び(c)に示すように、上端部21における長手方向の両側面21a間の幅寸法L2が、対応する開口部31の内縁間の幅寸法L1(図1参照)よりも僅かに大きな寸法に形成された固定用の導光レンズ(固定用の導光体)20−1である。一方、内側に配列された残り4個の導光レンズ20は、図1(d)及び(e)に示すように、上端部21における長手方向の両側面21a間の幅寸法L1が、対応する開口部31の内縁間の幅寸法L1(図1参照)と略同一寸法に形成された通常の導光レンズ(通常の導光体)20−2である。
【0018】
固定用の導光レンズ20−1と通常の導光レンズ20−2は、それらの天面(見え懸かり部)22の外周縁22aの形状及び寸法が互いに共通であるが、上端部21の両側面21aの形状及び寸法が互いに異なっている。すなわち、固定用の導光レンズ20−1の両側面21aは、天面22の外周縁22aから下降するにつれて外側に若干拡径するようなテーパ形状面として形成されている。これに対して、通常の導光レンズ20−2の両側面21aは、天面22の外周縁22aに対して拡径せず真下方向に延びる略垂直壁状に形成されている。したがって、導光部材10を上方から見ると、図2(a)に示すように、固定用の導光レンズ20−1と通常の導光レンズ20−2は、天面22の外周縁22aにおける長手方向の幅寸法は互いに同一であるが、両側面21a間の幅寸法は互いに異なっている。すなわち、天面22の外周縁22aの幅寸法は、固定用の導光レンズ20−1と通常の導光レンズ20−2のいずれもL1であるが、両側面21a間の幅寸法は、固定用の導光レンズ20−1がL2であるのに対して、通常の導光レンズ20−2がL1(L2>L1)である。なお、比較のため、図2(c)には、通常の導光レンズ20−2の側面21aを点線で併記してあり、図2(e)には、固定用の導光レンズ20−1の側面21aを点線で併記してある。
【0019】
図3は、導光部材10をパネル板30と回路基板50の間に設置する手順を説明するための図で、(a)は、図2(a)のA−A断面に対応する部分の側断面図、(b)は、図2(a)のB−B断面に対応する部分の側断面図である。この表示装置1では、導光レンズ20の上端部21が対応するパネル板30の開口部31に挿入されて、パネル板30の上面側30aに露出した状態で設置されるようになっている。このとき、固定用の導光レンズ20−1は、対応する開口部31に締まり嵌めで挿入される。すなわち、固定用の導光レンズ20−2の幅寸法L2は、対応する開口部31の内縁間の幅寸法L1よりも若干大きな寸法なので、固定用の導光レンズ20−1の上端部21を開口部31に挿入する際、固定用の導光レンズ20−1の両側面21aが開口部31の内縁で押されて変形しながら圧入されるようになる。これにより、パネル板30の下面側に設置した導光部材10がパネル板30に対して固定されるようになっている。なお、通常の導光レンズ20−2の幅寸法L1は、開口部31の内縁の幅寸法L1と同一寸法であるので、通常の導光レンズ20−2は、対応する開口部31に対して比較的スムーズに挿入される。
【0020】
この表示装置1を組み立てるには、上述した固定用の導光レンズ20−1の締まり嵌めによって、パネル板30の下面30b側に導光部材10を固定する。これにより、各導光レンズ20の上端部21が対応する各開口部31からパネル板30の上面30a側に露出した状態で設置される。その状態で、導光部材10の下面30b側に回路基板50を取り付ける。この回路基板50の取り付けは、図示しないネジなどの固定具で、回路基板50をパネル板30の下面30b側に対して直接又は他の部材を介して固定することで行われる。これにより、パネル板30と回路基板50の間に導光部材10が挟み込まれた状態で設置される。この際、回路基板50上の発光素子51が導光部材10の凹部13に収容された状態となる。
【0021】
以上の手順で組み立てた表示装置1では、回路基板50上の発光素子51が点灯すると、発光素子51の光が各導光レンズ20内を天面22に向かって導かれ、パネル板30の開口部31から該パネル板30の上面30a側に照射されるようになっている。
【0022】
以上説明したように、本実施形態の表示装置1によれば、エラストマーからなる導光レンズ20(20−1)の弾性を利用して、該導光レンズ20をパネル板30の開口部31に締まり嵌めで挿入することで、導光部材10をパネル板30に対して固定するようにした。これにより、両面粘着テープなど固定用の部材を使用せず、簡単な作業のみでパネル板30に対する導光部材10の確実な固定が可能となる。したがって、表示装置1及び電子機器の組立効率の向上、製造コストの低減を図ることができる。特に、パネル板30に対する導光部材10の固定が容易に行えるようになることで、パネル板30の下面30b側に多数の導光部材10を設置しているミキサー装置など大型の電子機器では、表示装置1及び電子機器の組立効率を大幅に向上させることができる。
【0023】
また、本実施形態の表示装置1によれば、パネル板30から回路基板50を取り外した際、それに伴って導光部材10がパネル板30の下面30bから外れることを防止できる。したがって、電子機器の修理やメンテナンスを行う場合にも、その作業効率を向上させることができる。なお、導光部材10は、手などで引き抜けばパネル板30から簡単に取り外すことが可能である。したがって、電子機器の解体やリサイクルには何ら支障が無い。
【0024】
また、本実施形態の表示装置1では、固定用の導光レンズ20−1は、導光部材10が備える通常の導光レンズ20−2に対して、上端部21の両側面21aの形状及び該側面21a間の幅寸法が異なっているが、天面22の外周縁22aの形状及び寸法は同一である。これにより、締まり嵌めによる導光部材10の固定を実現しながらも、パネル板30の上面30a側に露出する複数の導光レンズ20の見え掛り部の外観、特に、発光する導光レンズ20の天面22の見え方に統一感を持たせることができる。したがって、電子機器の操作パネルの見栄えを良好にすることができる。
【0025】
なお、仮に、導光レンズ20を一般的なエラストマーよりも弾性変形が少ない硬質の樹脂材で形成した場合は、開口部31の内形と導光レンズ20の外形との設計寸法のばらつきが公差内であっても、嵌合のゆるさによる脱落や、嵌合がきつすぎることによる組立性の問題などが発生するおそれがある。そのため、開口部31と導光レンズ20の設計寸法公差を小さく抑える必要があり、部品の設計及び加工に手間やコストがかかってしまう。この点、本実施形態のように、導光レンズ20の材料として適度な弾性を有するエラストマーを選択すれば、開口部31と導光レンズ20の設計寸法公差に余裕を持たせることができる。ただし、導光レンズ20をあまり柔らかい材料で構成すると、導光レンズ20の天面22などにキズがつき易くなるので、導光レンズ20の材料としては、適度な硬度と弾性を兼ね備えた材料の選択が必要である。
【0026】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
【0027】
例えば、多連の導光部材10が備える導光レンズ20の数は、上記実施形態に示すものには限定されない。したがって、1個の導光部材10が備える導光レンズ20の数は、上記実施形態に示す6個以外の数であってよい。また、導光レンズ20及びパネル板30の開口部31の具体的な形状も上記実施形態に示すものには限定されない。
【0028】
また、本実施形態では、導光部材10が備える複数の導光レンズ20のうち、いずれか1個以上を固定用の導光レンズ20−1としていれば、固定用の導光レンズ20−1の数は任意の数であってもよい。したがって、例えば、固定用の導光レンズ20−1は、1個又は3個以上であってもよい。なお、導光部材10をパネル板30に対してより均一に固定するためには、固定用の導光レンズ20−1は、多連の導光部材10が備える複数の導光レンズ20に対してできるだけ対称に配置することが望ましい。
【符号の説明】
【0029】
1 表示装置
10 導光部材
11 本体部
11a 上面
11b 下面
13 凹部
20 導光レンズ(導光体)
20−1 固定用の導光レンズ(固定用の導光体)
20−2 通常の導光レンズ(他の導光体)
21 上端部
21a 両側面
22 天面
22a 外周縁
30 パネル板(パネル)
30a 上面
30b 下面
31 開口部
50 回路基板
51 発光素子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の開口部を有するパネルと、
前記複数の開口部それぞれに対応する発光素子が実装された基板と、
前記発光素子の光を対応する前記開口部に導くための導光体を複数有する導光部材と、を備え、
前記導光部材が前記パネルの下面側と前記基板との間に配置され、前記導光体の天面を含む上端部が前記開口部に挿入されて前記パネルの上面側に露出した状態で設置される電子機器の表示装置であって、
前記導光体は、透光性及び弾性を有するエラストマーからなり、
前記導光部材が備える複数の導光体のうち少なくとも1個は、その上端部の横幅寸法が対応する前記開口部の内幅寸法よりも大きい固定用の導光体であり、
当該固定用の導光体が前記開口部に締まり嵌めで挿入されることで、前記導光部材が前記パネルに対して固定されるようにした
ことを特徴とする電子機器の表示装置。
【請求項2】
前記固定用の導光体は、前記導光部材が備える他の導光体に対して、前記上端部の側面の形状及び寸法が異なっているが、前記天面の外周縁の形状及び寸法は同一である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の表示装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2011−108762(P2011−108762A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−260509(P2009−260509)
【出願日】平成21年11月13日(2009.11.13)
【出願人】(000004075)ヤマハ株式会社 (5,930)
【Fターム(参考)】