電車線路用コネクタ金具
【課題】端末板等の疲労破断による折損を生じさせず、リード線の圧縮部口元での応力集中を緩和させることができる小型軽量のコネクタ金具を提供する。
【解決手段】コネクタ金具は、吊架線Mを挟持する一対のクランプ1と、トロリ線Tを挟持する一対のイヤ2と、各クランプ1とイヤ2との間を接続するリード線3とを具備する。クランプ1は、把持部4とボルト7で締め付けるための接合部5と、リード線接続用の接続筒部6とを具備する。イヤ2は、把持部8と、ボルト11で締め付けるための接合部8と、接続筒部10とを具備する。リード線3は、接続筒部6,7に両端部が挿入され、スペーサ板12と共に圧縮接続される。スペーサ板12は、一端側がリード線3と共に圧縮接続され、他端側が接続筒部6,10から延出して湾曲することにより、リード線3との間に間隔を形成する。この間隔に、シリコンゴム製の充填部材13が充填される。
【解決手段】コネクタ金具は、吊架線Mを挟持する一対のクランプ1と、トロリ線Tを挟持する一対のイヤ2と、各クランプ1とイヤ2との間を接続するリード線3とを具備する。クランプ1は、把持部4とボルト7で締め付けるための接合部5と、リード線接続用の接続筒部6とを具備する。イヤ2は、把持部8と、ボルト11で締め付けるための接合部8と、接続筒部10とを具備する。リード線3は、接続筒部6,7に両端部が挿入され、スペーサ板12と共に圧縮接続される。スペーサ板12は、一端側がリード線3と共に圧縮接続され、他端側が接続筒部6,10から延出して湾曲することにより、リード線3との間に間隔を形成する。この間隔に、シリコンゴム製の充填部材13が充填される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電車線路の吊架線からトロリ線に給電するために両線間を接続するコネクタ金具に関する。
【背景技術】
【0002】
メッセンジャー線、補助メッセンジャー線等の吊架線からトロリ線に給電するために両線間を接続するものとして、図12に示すコネクタ金具が用いられている(非特許文献1参照)。このコネクタ金具は、吊架線Mを挟持するクランプ21と、トロリ線Tを挟持するイヤ22とを細い銅線多数本を平編状にしたリード線23にて接続して構成される。各一対のクランプ21とイヤ22は、それぞれ2本のボルト27,28により締め付けられる。リード線23の端部は、クランプ21とイヤ22に突設された接続筒部24,25に、端末板26と共に嵌合して圧着、一体化される。端末板26は、リード線23の圧縮部口元での応力集中を緩和させるためのものであるが、疲労破断により折損する事故が報告されている。端末板26が折損すると、リード線の疲労破断、腐蝕破断につながり、さらには破断したリード23線が垂れ下がり、電車のパンタグラフと接触して不測の事故の原因となるおそれがある。また、コネクタ金具は、トロリ線に接続され、トロリ線の上下振動を抑制することになるため、接続部が硬点となって、トロリ線の偏摩耗を生じさせる。このため、常に軽量化が要求されている。
【非特許文献1】2004年3月15日、三和テッキ株式会社発行、「電車線路用製品要覧」82頁
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この出願に係る発明は、端末板の疲労破断による折損を生じさせることなく、リード線の圧縮部口元での応力集中を緩和させることができるコネクタ金具を提供することを課題としている。
また、この出願に係る発明は、小型軽量化が可能なコネクタ金具を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するための出願に係るコネクタ金具は、吊架線Mを挟持する対向一対のクランプ1と、トロリ線Tを挟持する対向一対のイヤ2と、各クランプ1とイヤ2との間を接続するリード線3とを具備する。クランプ1は、吊架線Mを挟持する把持部4と、相互間にボルト7を挿通して締め付けるための接合部5と、リード線接続用の接続筒部6とを具備する。イヤ2は、トロリ線Tを挟持する把持部8と、相互間にボルト11を挿通して締め付けるための接合部9と、リード線接続用の接続筒部10とを具備する。リード線3は、平編銅線からなり、各クランプ1とイヤ2の接続筒部6,10に両端部が挿入され、圧縮接続される。リード線3の両端部の扁平な対向両側面と接続筒部6,10との間にはスペーサ板12が挿入される。スペーサ板12は、一端側がリード線3と共にクランプ1とイヤ2の接続筒部6,10に挿入され、リード線3と共に圧縮接続され、他端側が接続筒部6,10から延出してリード線3の扁平面から離れるように湾曲することにより、リード線3との間に間隔を形成する。このスペーサ板12とリード線3の扁平面との間に形成される間隔に、シリコンゴム製の充填部材13が充填される。
本発明に係る他のコネクタ金具は、上記構成に加えて、一対のクランプ1の接合部が、単一のボルト7を挿通するための単一のボルト孔を有する。
【発明の効果】
【0005】
この出願に係る発明のコネクタ金具によれば、端末板の疲労破断による折損を生じさせることなく、リード線の圧縮部口元での応力集中を緩和させることができるコネクタ金具を提供できる。
一対のクランプの接合部が、単一のボルトを挿通するための単一のボルト孔を有する構成にすれば、接合部の大きさを、単一のボルトの挿通に必要最小限に止めることができ、小型軽量化に貢献することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図面を参照してこの出願に係る発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係るコネクタ金具の正面図、図2は図1のコネクタ金具の背面図、図3は図1のコネクタ金具の平面図、図4は図1のコネクタ金具の底面図、図5は図1のコネクタ金具の左側面図、図6は図1のコネクタ金具の右側面図、図7は図1におけるVII−VII断面図、図8は図1におけるVIII−VIII断面図、図9は図1におけるIX−IX断面図、図10は図3におけるX−X断面図、図11は図1のコネクタ金具の斜視図である。
【0007】
コネクタ金具は、吊架線Mを挟持する対向一対のクランプ1と、トロリ線Tを挟持する対向一対のイヤ2と、各クランプ1とイヤ2との間を接続する2本のリード線3とを具備する。
【0008】
クランプ1は、吊架線を挟持する把持部4と、相互間にボルト7を挿通して締め付けるための接合部5と、リード線接続用の接続筒部6とを具備する。
【0009】
イヤ2は、トロリ線Tを挟持する把持部8と、相互間にボルト11を挿通して締め付けるための接合部9と、リード線接続用の接続筒部10とを具備する。
【0010】
リード線3は、平編銅線からなり、各クランプ1とイヤ2の接続筒部6,10に両端部が挿入され、圧縮接続される。リード線3の両端部の扁平な対向両側面と接続筒部6,10との間には、それぞれ2枚のスペーサ板12が挿入される。スペーサ板12は、一端側がリード線3と共にクランプ1とイヤ2の接続筒部6,10に挿入され、リード線3と共に圧縮接続される。スペーサ板12の他端側は、接続筒部から延出してリード線3の扁平面から離れるように湾曲することにより、リード線との間に間隔を形成する。このスペーサ板12とリード線3の扁平面との間に形成される間隔に、シリコンゴム製の充填部材13が充填される。
【0011】
一対のクランプ1の接合部5には、単一のボルト7を挿通するための単一のボルト孔が形成される。これに対して、図12に示す従来のコネクタ金具は、一対のクランプ21の接合部に、2本のボルト27と、それを挿通するための2つのボルト孔が必要で、そのため、クランプ21は相対的に大型、大重量となる。したがって、単一のボルトとボルト孔を持つ本発明のコネクタ金具は従来のものより小型軽量である。
【0012】
電車のパンタグラフがトロリ線Tに接触することにより、トロリ線Tが押し上げられたり、延線方向へ流されたりすることにより、吊架線Mとトロリ線Tとの間に相対振動が生じると、リード線3が繰り返し曲げ伸ばしされる。このリード線3の繰り返し曲げ伸ばしによる応力は接続筒部6,10の口元に集中するが、この応力集中は、充填部材13とスペーサ板12の弾性により緩和され、口元部におけるリード線3の疲労破断が防止される。
クランプ1を単一のボルトで締め付ける構成にすれば、コネクタ金具全体の軽量化に資することができ、軽量化によりトロリ線の硬点が緩和され、トロリ線の偏摩耗等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係るコネクタ金具の正面図である。
【図2】図1のコネクタ金具の背面図である。
【図3】図1のコネクタ金具の平面図である。
【図4】図1のコネクタ金具の底面図である。
【図5】図1のコネクタ金具の左側面図である。
【図6】図1のコネクタ金具の右側面図である。
【図7】図1におけるVII−VII断面図である。
【図8】図1におけるVIII−VIII断面図である。
【図9】図1におけるIX−IX断面図である。
【図10】図3におけるX−X断面図である。
【図11】図1のコネクタ金具の斜視図である。
【図12】(a)は従来のコネクタ金具の正面図、(b)は同コネクタ金具の側面図である。
【符号の説明】
【0014】
1 クランプ
2 イヤ
3 リード線
4 把持部
5 接合部
6 接続筒部
7 ボルト
8 把持部
9 接合部
10 接続筒部
11 ボルト
12 スペーサ板
13 充填部材
【技術分野】
【0001】
この発明は、電車線路の吊架線からトロリ線に給電するために両線間を接続するコネクタ金具に関する。
【背景技術】
【0002】
メッセンジャー線、補助メッセンジャー線等の吊架線からトロリ線に給電するために両線間を接続するものとして、図12に示すコネクタ金具が用いられている(非特許文献1参照)。このコネクタ金具は、吊架線Mを挟持するクランプ21と、トロリ線Tを挟持するイヤ22とを細い銅線多数本を平編状にしたリード線23にて接続して構成される。各一対のクランプ21とイヤ22は、それぞれ2本のボルト27,28により締め付けられる。リード線23の端部は、クランプ21とイヤ22に突設された接続筒部24,25に、端末板26と共に嵌合して圧着、一体化される。端末板26は、リード線23の圧縮部口元での応力集中を緩和させるためのものであるが、疲労破断により折損する事故が報告されている。端末板26が折損すると、リード線の疲労破断、腐蝕破断につながり、さらには破断したリード23線が垂れ下がり、電車のパンタグラフと接触して不測の事故の原因となるおそれがある。また、コネクタ金具は、トロリ線に接続され、トロリ線の上下振動を抑制することになるため、接続部が硬点となって、トロリ線の偏摩耗を生じさせる。このため、常に軽量化が要求されている。
【非特許文献1】2004年3月15日、三和テッキ株式会社発行、「電車線路用製品要覧」82頁
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この出願に係る発明は、端末板の疲労破断による折損を生じさせることなく、リード線の圧縮部口元での応力集中を緩和させることができるコネクタ金具を提供することを課題としている。
また、この出願に係る発明は、小型軽量化が可能なコネクタ金具を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するための出願に係るコネクタ金具は、吊架線Mを挟持する対向一対のクランプ1と、トロリ線Tを挟持する対向一対のイヤ2と、各クランプ1とイヤ2との間を接続するリード線3とを具備する。クランプ1は、吊架線Mを挟持する把持部4と、相互間にボルト7を挿通して締め付けるための接合部5と、リード線接続用の接続筒部6とを具備する。イヤ2は、トロリ線Tを挟持する把持部8と、相互間にボルト11を挿通して締め付けるための接合部9と、リード線接続用の接続筒部10とを具備する。リード線3は、平編銅線からなり、各クランプ1とイヤ2の接続筒部6,10に両端部が挿入され、圧縮接続される。リード線3の両端部の扁平な対向両側面と接続筒部6,10との間にはスペーサ板12が挿入される。スペーサ板12は、一端側がリード線3と共にクランプ1とイヤ2の接続筒部6,10に挿入され、リード線3と共に圧縮接続され、他端側が接続筒部6,10から延出してリード線3の扁平面から離れるように湾曲することにより、リード線3との間に間隔を形成する。このスペーサ板12とリード線3の扁平面との間に形成される間隔に、シリコンゴム製の充填部材13が充填される。
本発明に係る他のコネクタ金具は、上記構成に加えて、一対のクランプ1の接合部が、単一のボルト7を挿通するための単一のボルト孔を有する。
【発明の効果】
【0005】
この出願に係る発明のコネクタ金具によれば、端末板の疲労破断による折損を生じさせることなく、リード線の圧縮部口元での応力集中を緩和させることができるコネクタ金具を提供できる。
一対のクランプの接合部が、単一のボルトを挿通するための単一のボルト孔を有する構成にすれば、接合部の大きさを、単一のボルトの挿通に必要最小限に止めることができ、小型軽量化に貢献することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図面を参照してこの出願に係る発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係るコネクタ金具の正面図、図2は図1のコネクタ金具の背面図、図3は図1のコネクタ金具の平面図、図4は図1のコネクタ金具の底面図、図5は図1のコネクタ金具の左側面図、図6は図1のコネクタ金具の右側面図、図7は図1におけるVII−VII断面図、図8は図1におけるVIII−VIII断面図、図9は図1におけるIX−IX断面図、図10は図3におけるX−X断面図、図11は図1のコネクタ金具の斜視図である。
【0007】
コネクタ金具は、吊架線Mを挟持する対向一対のクランプ1と、トロリ線Tを挟持する対向一対のイヤ2と、各クランプ1とイヤ2との間を接続する2本のリード線3とを具備する。
【0008】
クランプ1は、吊架線を挟持する把持部4と、相互間にボルト7を挿通して締め付けるための接合部5と、リード線接続用の接続筒部6とを具備する。
【0009】
イヤ2は、トロリ線Tを挟持する把持部8と、相互間にボルト11を挿通して締め付けるための接合部9と、リード線接続用の接続筒部10とを具備する。
【0010】
リード線3は、平編銅線からなり、各クランプ1とイヤ2の接続筒部6,10に両端部が挿入され、圧縮接続される。リード線3の両端部の扁平な対向両側面と接続筒部6,10との間には、それぞれ2枚のスペーサ板12が挿入される。スペーサ板12は、一端側がリード線3と共にクランプ1とイヤ2の接続筒部6,10に挿入され、リード線3と共に圧縮接続される。スペーサ板12の他端側は、接続筒部から延出してリード線3の扁平面から離れるように湾曲することにより、リード線との間に間隔を形成する。このスペーサ板12とリード線3の扁平面との間に形成される間隔に、シリコンゴム製の充填部材13が充填される。
【0011】
一対のクランプ1の接合部5には、単一のボルト7を挿通するための単一のボルト孔が形成される。これに対して、図12に示す従来のコネクタ金具は、一対のクランプ21の接合部に、2本のボルト27と、それを挿通するための2つのボルト孔が必要で、そのため、クランプ21は相対的に大型、大重量となる。したがって、単一のボルトとボルト孔を持つ本発明のコネクタ金具は従来のものより小型軽量である。
【0012】
電車のパンタグラフがトロリ線Tに接触することにより、トロリ線Tが押し上げられたり、延線方向へ流されたりすることにより、吊架線Mとトロリ線Tとの間に相対振動が生じると、リード線3が繰り返し曲げ伸ばしされる。このリード線3の繰り返し曲げ伸ばしによる応力は接続筒部6,10の口元に集中するが、この応力集中は、充填部材13とスペーサ板12の弾性により緩和され、口元部におけるリード線3の疲労破断が防止される。
クランプ1を単一のボルトで締め付ける構成にすれば、コネクタ金具全体の軽量化に資することができ、軽量化によりトロリ線の硬点が緩和され、トロリ線の偏摩耗等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係るコネクタ金具の正面図である。
【図2】図1のコネクタ金具の背面図である。
【図3】図1のコネクタ金具の平面図である。
【図4】図1のコネクタ金具の底面図である。
【図5】図1のコネクタ金具の左側面図である。
【図6】図1のコネクタ金具の右側面図である。
【図7】図1におけるVII−VII断面図である。
【図8】図1におけるVIII−VIII断面図である。
【図9】図1におけるIX−IX断面図である。
【図10】図3におけるX−X断面図である。
【図11】図1のコネクタ金具の斜視図である。
【図12】(a)は従来のコネクタ金具の正面図、(b)は同コネクタ金具の側面図である。
【符号の説明】
【0014】
1 クランプ
2 イヤ
3 リード線
4 把持部
5 接合部
6 接続筒部
7 ボルト
8 把持部
9 接合部
10 接続筒部
11 ボルト
12 スペーサ板
13 充填部材
【特許請求の範囲】
【請求項1】
吊架線を挟持する把持部と、相互間にボルトを挿通して締め付けるための接合部と、リード線接続用の接続筒部とを具備する対向一対のクランプと、
トロリ線を挟持する把持部と、相互間にボルトを挿通して締め付けるための接合部と、リード線接続用の接続筒部とを具備する対向一対のイヤと、
各クランプとイヤの接続筒部に両端部が挿入され圧縮接続される平編銅線からなるリード線と、
このリード線の両端部の扁平な対向両側面に沿うように、一端側がリード線と共に前記クランプとイヤの接続筒部に挿入され、リード線と共に圧縮接続され、他端側が接続筒部から延出してリード線の扁平面から離れるように湾曲することにより、リード線との間に間隔を形成するスペーサ板と、
このスペーサ板と前記リード線の扁平面との間に形成される間隔に充填されるシリコンゴム製の充填部材とを具備することを特徴とする電車線路用コネクタ金具。
【請求項2】
前記一対のクランプの接合部は、単一のボルトを挿通するための単一のボルト孔を有することを特徴とする請求項1に記載の電車線路用コネクタ金具。
【請求項1】
吊架線を挟持する把持部と、相互間にボルトを挿通して締め付けるための接合部と、リード線接続用の接続筒部とを具備する対向一対のクランプと、
トロリ線を挟持する把持部と、相互間にボルトを挿通して締め付けるための接合部と、リード線接続用の接続筒部とを具備する対向一対のイヤと、
各クランプとイヤの接続筒部に両端部が挿入され圧縮接続される平編銅線からなるリード線と、
このリード線の両端部の扁平な対向両側面に沿うように、一端側がリード線と共に前記クランプとイヤの接続筒部に挿入され、リード線と共に圧縮接続され、他端側が接続筒部から延出してリード線の扁平面から離れるように湾曲することにより、リード線との間に間隔を形成するスペーサ板と、
このスペーサ板と前記リード線の扁平面との間に形成される間隔に充填されるシリコンゴム製の充填部材とを具備することを特徴とする電車線路用コネクタ金具。
【請求項2】
前記一対のクランプの接合部は、単一のボルトを挿通するための単一のボルト孔を有することを特徴とする請求項1に記載の電車線路用コネクタ金具。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2010−125961(P2010−125961A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−302014(P2008−302014)
【出願日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(000221616)東日本旅客鉄道株式会社 (833)
【出願人】(000001890)三和テッキ株式会社 (134)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【出願人】(000221616)東日本旅客鉄道株式会社 (833)
【出願人】(000001890)三和テッキ株式会社 (134)
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