説明

電飾付き天蓋とそれに用いられる天蓋用の電飾装置

【課題】従来の家庭向けプラネタリウムは部屋の構造などにより設置場所に制約を受けることがあり、また表現も平面的であった。
【解決手段】複数本の光ファイバ5の一端を束ね略揃えて光の入射部6を構成し、同入射部6にこれら光ファイバ5の一本一本に光を入射可能とした光源7を取付け、前記入射部6からのびる光ファイバ5の1本1本を天蓋4を構成するカーテン2表面に沿って取付けると共にこれら光ファイバ5の光出射端8をカーテン表面上の各所で光が出射される様に散らばして配置した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ベッドやソファー等の家具の上に取り付けて使用される天蓋に関するものであり、特にベッドやソファーの上に横たわったり座ったりしている人が天蓋の下でプラネタリウムのような雰囲気を感じることができる様にした電飾付きの天蓋とそれに用いられる電飾装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ベッドやソファーの上に取り付けられる天蓋には様々な形をしたものがある。典型的なもののうち、一つには図4(a)に示す様な4本の支柱Aを備えた枠Bにレース地のカーテンCを取り付けた本格的で高価なものがあり、また一つには図4(b)に示す様に天井からカーテンCを吊るせる様に構成した簡素で安価なものがある。いずれのものもベッドやソファーなどの家具Dの上部空間Eをレース生地のカーテンCで図4に示すように全体的に囲ったり、部分的に天井側を覆ったりする様になっており、ベッドやソファーに横たわったり座ったりした人がカーテンCの内側や下側でくつろげる様になっている。従ってこのような天蓋には電飾を設けたものはなかった。なお、天蓋という名が付くもののカーテンを持たない仏具としての人天蓋では照明を備えたものはある。
【0003】
ところで家庭向けのプラネタリウム装置としては、現在いくつか市販されている。これらは2万円前後の安価なものから10万円を超える高価なものまであるが、価格帯に応じて映し出せる星の数や像の繊細さに違いがあるだけで、装置の仕組みとしては概ね同じ様なものである。基本的な仕組みとしては電球やLEDの光を星座を表すフィルム等を通して天井等の壁に投影するものである。
【0004】
上記と異なるものとしては、実用新案登録第3081769号広報記載のものもある。これは壁等の壁面に光ファイバを利用して光を点灯させるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3081769号広報。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
天蓋は空間を区切るカーテンの様なものとして使用されるためそれ自体に照明など電飾を設けたものはなかった。ところで家庭向けのプラネタリウム装置は、実際には次の様な課題もあった。
1.天井などの壁(面)に投影するため平面的に見えてしまい臨場感に欠けることがあった。
2.安価なものでは投影される点(星)がぼやけたり大きく投影されたりしてしまい幾分不自然に見えてしまう。
2.折りあげ天井を有する部屋の天井に投影する場合には段差などにより投影像が不自然になってしまうこともある。
3.天井中央に照明器具があるのが一般的で、これが邪魔になって部屋の中央に大きくきれいに投影させることはできなかった。
【0007】
実用新案登録第3081769号広報記載のものは、部屋をリフォームするなど専用業者による工事が必要であり、気軽に且つ安価に楽しめるものではない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のうち請求項1記載の電飾付き天蓋は、ベッドやソファー等の家具の上に取り付けられ、レース生地等によるカーテンがベッドやソファー等の家具の上部空間の一部乃至全体を囲う様に構成された天蓋において、複数本の光ファイバの一端を束ね略揃えて光の入射部を構成し、同入射部にこれら光ファイバの一本一本に光を入射可能とし且つ入射部及びその近傍において光が漏れない様にした光源を取付け、前記入射部からのびる光ファイバの1本1本をカーテン表面に沿って取付けると共にこれら光ファイバの光出射端をカーテン表面上の各所で光が出射される様に散らばして配置してなるものである。
【0009】
本発明のうち請求項2記載の電飾付き天蓋は、光ファイバが少なくとも2種類以上の径の異なるものを組み合わせてなるものである。
【0010】
本発明のうち請求項3記載の天蓋用の電飾装置は、長尺な複数本の光ファイバの一端を束ね略揃えて光の入射部を構成し、同入射部にこれら光ファイバの一本一本に光を入射可能とした光源を取付けたものである。
【0011】
本発明のうち請求項4記載の天蓋用の電飾装置は、複数本の光ファイバが少なくとも2種類以上の径の異なるものを組み合わせて構成されたものである。
【0012】
本発明のうち請求項5記載の天蓋用の電飾装置は、光源が接続した光ファイバの光出射端から光が出射されるが途中の部分では極力光が漏洩しないように光出力を低く調整したものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明の電飾付き天蓋には次のような効果がある。
(1)請求項1記載のものでは、天蓋のカーテンの表面に沿って這わせた光ファイバによりカーテン表面のあちこちから光ファイバの小さな光を発せさせることができ、ベッドやソファー等の家具の上でくつろぐ人が自分を取り囲む様に配置されたカーテンの内側であたかも本格的なプラネタリウムの中にいる様な雰囲気にしたることができる。しかも天蓋は部屋の天井の形や状態、照明器具の有無に関係なく取付けられるため、部屋の条件を問わず楽しむことができる。またカーテンのつけ方や配置の仕方で様々な演出ができ、天井よりずっと近くで光を発光させたり、自分を取り囲むように立体的に光を発光させたりと臨場感のある演出が可能である。色の異なる光源を複数組み合わせて用いれば複数色で光を演出することが可能であり、また複数の光源を用いてこれらを独立して光強度変化させればより自然な星の瞬きの様な演出も可能である。
(2)請求項2記載のものでは、光ファイバが少なくとも2種類以上の径の異なるものを組み合わせてなるため、小さな星から大きな星までを表現することができ、より実際の夜空に近い雰囲気を出すことができる。
【0014】
本発明の天蓋用の電飾装置には次のような効果がある。
(1)請求項3記載のものでは、長尺な複数本の光ファイバの一端を束ね略揃えて光の入射部を構成し、同入射部にこれら光ファイバの一本一本に光を入射可能とした光源を取付けたため、市販の天蓋や天蓋付きベッドに光ファイバを自由に配置するだけで安価で簡単に自分好みのプラネタリウムの雰囲気を楽しむことができる。また光ファイバの出射端の位置を変えることにより後からのアレンジも可能である。また始めから長尺な光ファイバが付いているので天蓋の大きさやデザインに合わせて自由に光ファイバを取り回すことができ、光源に近いところで発光させたい場合は途中で切断して短くし、遠くで発光させたいところは長いままにしておく等することができる。色の異なる光源を複数組み合わせて用いれば複数色で光を演出することが可能であり、また複数の光源を用いてこれらを独立して光強度変化させればより自然な星の瞬きの様な演出も可能である。
(2)請求項4記載のものでは、複数本の光ファイバが少なくとも2種類以上の径の異なるものを組み合わせて構成されるため、小さな星から大きな星までを表現することができ、より実際の夜空に近い雰囲気を出すことができる。
(3)請求項5記載のものでは、光源は接続した光ファイバの光出射端から光が出射されるが途中の部分では極力光が漏洩しないように光出力を低く調整してあるため、例えば光ファイバの先端の出射端からのみ光を出すことができ、光量が強すぎて光ファイバの途中が発光して星の雰囲気をスポイルしてしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本件発明の電飾付き天蓋とそれに用いられる天蓋用の電飾装置の第1の実施形態を示した斜視図。
【図2】図1の光源及び光ファイバの断面図。
【図3】本件発明の電飾付き天蓋とそれに用いられる天蓋用の電飾装置の第2の実施形態を示した斜視図。
【図4】(a)は天蓋の第1例を示した斜視図、(b)は天蓋の第2例を示した斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下では、本発明の一例に係る実施形態について説明する。ここで説明する実施形態は、本発明の構成や構造を分かりやすく説明するための限られた例であって、特に天蓋には多様なデザインが存在するものであって、以下に説明するデザインに限られるものではない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を示す図1において4は、レース生地のカーテン2を天井(図示していない)に紐10で吊り下げてベッド(家具)1の上部空間3の一部乃至全体を囲うことができる様に構成した天蓋である。天蓋4は、紐10で吊り下げられる略円錐形状に縫製された第1のカーテン2(2a)の裾部分11に直径約70cmのリング状部材12が取り付けられ、同リング状部材12の下にベッド全体を囲える様にひだを付けてドレープの様にした第2のカーテン2(2b)を巻き付けて取り付けている。この第2のカーテン2bをベッド1の周囲を覆う様にかぶせてある。従って、ベッド1に横たわった人はカーテン2(2a、2b)の内側の空間でくつろぐことができる様になっている。カーテン2の素材は前記した様にレース生地であり、通気性に優れており、また内側から外側を或は外側から内側を透けて見通すことができる様になっている。なお本実施形態では上部の円錐形の部分(2a)とベッドを覆える様にした部分(2b)とを別々に縫製してあるが、一枚もののカーテン2を用いて製作しても良い。またリング状部材12の直径は70cm以上でも良く、それ以下でも良い。さらにリング状部材12は真円でなく、楕円形状することや四角形、三角形にするなど所望の形にすることができる。
【0017】
図1の7は、白色の光を発するLED13を用いた光源であり、天蓋4の上部のリング状部材12に取り付けられている。同光源7は図2に示す様に外径7mm、内径5mmのパイプ状のアルミ製の筐体14を有し、筐体14内部の奥に前記白色のLED13(発光素子と放熱ベースなどからなる)を取付け、同筐体14の奥から開口部15に向けて光を出射できる様にしてある。開口部15の反対側にはLED13の電線16が出ており、同電線16は図示されていないACアダプタに接続され、家庭用のAC100Vコンセントと接続することによりLED13を点灯させることができる様にしてある。なおアルミ製の筐体14はLED13からの熱を逃がす放熱手段としても機能している。前記ACアダプタとLED13とを接続する電線16の間にはLED13をオンオフするためのスイッチ(図示していない)を設けてある。また本件発明においてはLED13の明るさを調整するための調光装置などを取り付けることもできる。調光装置を設けることにより、通常は光ファイバ5の出射端8からだけ光が出る様にしたプラネタリウムの雰囲気を強調する使い方をし、雰囲気を変えたい場合はLED13の発光強度を上げて光ファイバ5の途中部分からも光が適度に漏洩される様にして別の雰囲気を楽しむこともできる。LED13は白色に限られず、赤色や青色、緑色などを用いてもよく、これらを組み合わせて所望の色を作り出したり、色を変化させたりすることもできる。
【0018】
図1の5は樹脂製の光ファイバであり、外径0.25mmのものと0.5mmの2種類の光ファイバ5を多数本組み合わせて束ねてある(図1や2において光ファイバ5の太さの違いは表現していない。)。本実施形態では直径0.25mmのものを30本、0.5mmのものを10本用いており、しかも長さは長いもので最大4m程度から短いもので最小30cm程度までを用いた。これら束ねた光ファイバ5の一端は端面を揃えて光の入射部6としてあり、筐体14の開口部15から奥に差し込んであり、筐体14内で発光するLED13の光を光ファイバ5の1本1本に入射できる様にしてある。本実施形態では天蓋4の組立や部品の交換を容易とするため、光ファイバ5の入射部6に外径4.9mmのスリーブ部品17を被せると共に光ファイバ5がばらけて抜けない様に入射部6全体を光ファイバ5と共に接着してある。そして光ファイバ5の入射部6は前記スリーブ部品17により筒状筐体14の開口部15と抜き差し可能な構造としてある。本実施形態ではスリーブ部品15をある程度長く作成してあり、それに合わせてアルミ製の筐体14も長くしてあり、これらにより着脱を確実且つ精度の高いものとし、さらに光ファイバ5の入射部6が長くスリーブ部品17によりカバーされるため筐体内部のLED13の光の漏洩を少なくできるようにしてある。本件発明において用いる光ファイバ5の直径や本数は上記に限られないが、きれいに見せるためにはできるだけ数多くの光ファイバを用いることが望ましい。また光ファイバ5の太さ(正確にはコアの直径)が星の大きさになるため、できるだけ細いものを沢山使用し、また星にバリエーションを持たせるため2種類かそれ以上の太さの異なるものを組み合わせることが望ましい。低予算で作成する場合には1種類でも良い。本実施形態において光ファイバ5は事前に長さの異なるものを用意したが、あらかじめすべて3m前後の長いもので光ファイバ5の束を作成し、カーテン5に取付ける際に後から適宜裁断できる様にしても良い。特に光ファイバ5と光源7とからなる天蓋用の電飾装置を天蓋とは別に単独で販売する場合にはこのようにするとよい。
【0019】
図1に示す様に光源7に取り付けた光ファイバ5の他端(光出射端8)側はカーテン2の円錐形状部分の中心から放射状に散らばす様に這わせてある。そしてそれぞれの光ファイバ5はレースの編み目に所々縫う様に通してカーテン2から浮き上がったり位置ずれしたりしない様してある。また光ファイバ5の出射端8がカーテン2の全体に無秩序に散らばる様に、長さの短い光ファイバ5は光源7に近い上部で光を発せさせる様に取り付け、長さの長いものはカーテン裾の部分までのばして取付けて下の方で発光する様にし、全体として光ファイバ5の光出射端8がカーテン2全体に適度に満遍なく散らばる様にしてある。そしてベッド1に横たわった人の目から見たときにカーテン2の内側のあちらこちらで光が出射されるようにしてある。光ファイバ5の這わせ方や光出射端8の位置は自由であるが、できるだけ夜空の星の光る様子に近づけることが望ましい。なお、光ファイバ5の途中途中を接着剤等でカーテン2に確実に固定することもできる。このようにすれば洗濯ネット等に入れてカーテン2のみを外して洗濯することも可能となる。なお光源7は天蓋4のどこに設けても良く、さらには天蓋4と別な位置に設けても良い。
【0020】
(第2の実施形態)
図3に本発明の電飾付き天蓋とそれに用いられる天蓋用の電飾装置の第2の実施形態を説明する。
図3の天蓋4は、ベッド1の四隅に支柱20を配し且つ上部にこれら支柱20に支えられた長方形の枠体21を有するフレーム付きのものである。この長方形の枠体21の内側にベッド1の上部を覆う様にレース生地のカーテン2が取り付けられ、また枠体21の4辺それぞれに同じくレース生地のカーテン2がたれ下げられている。本実施形態で天井部分のカーテン2cのみに実施形態1で説明した光ファイバ5の束と光源7からなる電飾装置を取り付け、光ファイバ5の出射端8をカーテン2cのあちこちに散らばる様に配置した。また実施形態1と同様に各光ファイバ5が位置ずれしない様に光ファイバ5の所々をカーテン2に縫い付ける様に通してもある。この実施形態では天蓋4を構成するカーテン2のうち天井部分を構成する1枚だけ(2c)に光ファイバ5を配置したが、他の4面のカーテン2に光ファイバ5を配置することもできる。
【0021】
(他の実施形態)
以上の実施形態では説明において趣味的インテリアとして用いられる天蓋で説明してきたが、実用性で用いられる蚊帳に電飾を施してもかまわない。この場合、蚊帳を構成する薄手の生地(この場合、蚊が通り抜けできない様な細かさの目を持つ生地)の表面に光ファイバを這わせて蚊帳の表面のあちらこちらから光ファイバの光が出射される様にする。
【0022】
本件発明では光源7を青色のものと白色のものと2つ設け、それぞれに光ファイバ5の束を接続して光ファイバ5から青色の光と白色の光がそれぞれ出射される様にしても良い。このようにすると2色の光を持つプラネタリウムの雰囲気を楽しむことができ、さらにそれぞれの光源7で独立して光量を変化させたりすればより自然な星の瞬きを表現することもできる。光源7は3色以上用意してもよい。なお、光源7を複数とする場合は図2に示す筺体14内にエリアを区切って複数設けることもできるし、或いは図2の筺体14を光源7毎に用意して完全に独立させて設けることもできる。いずれにしても各光源7から出射される光が複数本の光ファイバ5のいずれかに独立して入力されるようになっていれば良い。
【0023】
本件発明において天蓋の形やデザイン、大きさは様々なものを作成でき、以上説明したものに限られない。例えば乳児が寝る小さなベッドに合わせる場合、以上の実施形態のものよりかなり小さなものとなる。またカーテン2の素材は上記のレース生地や蚊帳の生地以外にカーテンとして利用できるものであればどのようなものでも良い。もしニーズがあれば暗幕で用いられるような厚手の遮光性のある生地を用いてもよく、この場合には光ファイバ5の光出射端8はカーテン2の内側に露出する様に設ける必要があり、即ちカーテン2の内側でくつろぐ人が光ファイバ5の光を見える様にする必要がある。光出射端8以外の途中経路部分はカーテン2の外側に這わしても良いし、内側に這わしても良い。
【0024】
以上実施形態において光ファイバ5は現時点で市販されているものを用いたが、市販のものでは光源7の光量を適切に調整しないと光ファイバ5の先端の出射端8以外の部分からも光がわずかに漏れて光っている様に見えてしまうことがある。特に安価な照明向けの製品では多い。そこで特別に光ファイバ5の外周面に光が漏洩するのを防止する層を被覆したりコートしたりしてもよい。
【0025】
本件発明においては光ファイバ5の途中部分に小さな傷を付ける等して内部のコアを伝播する光がそこから部分的に漏れる様にしても良い。この場合、1本の光ファイバ5でも複数箇所から小さな光を発光させることができる様になり、少ない本数の光ファイバ5で効率よく光(星)を演出することができる。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明の電飾付き天蓋とそれに用いられる天蓋用の電飾装置は簡易の家庭向けプラネタリウムとして利用することができる。
【符号の説明】
【0027】
1 家具
2 カーテン
3 上部空間
4 天蓋
5 光ファイバ
6 入射部
7 光源
8 光出射端

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベッドやソファー等の家具の上に取り付けられ、レース生地等によるカーテンがベッドやソファー等の家具の上部空間の一部乃至全体を囲う様に構成された天蓋において、複数本の光ファイバの一端を束ね略揃えて光の入射部を構成し、同入射部にこれら光ファイバの一本一本に光を入射可能とした光源を取付け、前記入射部からのびる光ファイバの1本1本をカーテン表面に沿って取付けると共にこれら光ファイバの光出射端をカーテン表面上の各所で光が出射される様に散らばして配置してなることを特徴とする電飾付き天蓋。
【請求項2】
複数本の光ファイバは少なくとも2種類以上の径の異なるものを組み合わせていることを特徴とする請求項1記載の電飾付き天蓋。
【請求項3】
長尺な複数本の光ファイバの一端を束ね略揃えて光の入射部を構成し、同入射部にこれら光ファイバの一本一本に光を入射可能とした光源を取付けたことを特徴とする天蓋用の電飾装置。
【請求項4】
複数本の光ファイバは少なくとも2種類以上の径の異なるものを組み合わせていることを特徴とする請求項3記載の天蓋用の電飾装置。
【請求項5】
光源は接続した光ファイバの光出射端から光が出射されるが途中の部分では極力光が漏洩しないように光出力を低く調整してあることを特徴とする請求項3又は請求項4に天蓋用の電飾装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−84482(P2013−84482A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−224345(P2011−224345)
【出願日】平成23年10月11日(2011.10.11)
【出願人】(710007548)
【Fターム(参考)】