説明

霧吹き魔法瓶

【課題】 従来の霧吹き機は容器がプラスチック等で形成されている為、外気温の影響で温度を一定に保つことが出来ず、また低温の水や薬液等を注入した場合に水滴が発生してしまう。
【解決手段】 上蓋及び容器を2重構造にし、その間に真空層又は断熱層を設けることにより、保温性を高め、水滴の発生を防ぐものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、霧吹き機の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の霧吹き機は容器がプラスチックやPET樹脂等で作られ、保温に適して構造や材料に製造されていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、容器内に高・低温の水、薬液等の液体を注入した場合に、外気温によって温度が変化し、温度を一定に保つことが出来なかった。また低温の水、薬液等を注入した場合に外部容器に水滴が発生してしまう欠点があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1の発明は、容器及び上蓋を2重構造にして、その間に真空層又は断熱層を設け、容器に上蓋を固定する。
【発明の効果】
【0005】
上記の結果、保温性に優れ、水滴の発生を防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
この発明の一実施形態を示す。
【実施例】
【0007】
図1で容器部分は、外容器Bと液体が注入される内容器B1で形成されH及びH1で接合される。外容器Bの下部に穴がありそこから空気を抜いた後、止め栓Gを取り付け接合する。そして止め栓Gが破損しないよう底蓋Qを固定する。その結果、外容器Bと内容器B1の間に真空層Z1が形成され外気温に左右されない構造となっている。
【0008】
霧吹きのナット部分Eと容器のネジ部分H及びH1とで回転させ固定するように形成されている。
【0009】
また、上部構造も外蓋Aと内蓋A1とで形成され、I及びI1で接合する。外蓋Aと内蓋A1の間に真空層又は断熱層Zがあり保温性を高めている。霧吹きを使用しないときは上蓋C及びC1が容器部分のD及びD1とでネジのように回転させて取り付けることにより、外気の流入を防いでいる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の霧吹き魔法瓶の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の斜視図である。
【符号の説明】
【0011】
A 外蓋
A1 内蓋
B 外容器
B1 内容器
C 上蓋のナット部分
C1 上蓋のナット部分
D 容器のネジ部分
D1 容器のネジ部分
E 霧吹き本体
E1 霧吹きのナット部分
F 液体吸上げ部分
G 止め栓
H 容器のネジ部分及び接合部
H1 容器のネジ部分及び接合部
I 接合部
I1 接合部
Q 底蓋
Z 真空層又は断熱層
Z1 真空層又は断熱層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
霧吹き機の容器を内容器と外容器の2重構造にして、上蓋も外蓋と内蓋の2重構造にして、その間に真空層又断熱層を設けたことを特徴とする霧吹き機。

【図1】
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【図2】
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