説明

頭上のコンベア・システムにおける衣服の支持および案内に使われる開口部を有するベルト

本発明は、定期的に間隔を置かれた開口部(F)を備えた頭上のコンベア・システムのためのベルトに関し、ベルトの上部長手方向のエッジに固定されるブラケット(1)の近接した列を有し、各々のブラケットは、同一のカーブする顎板(2,3)の対向する対により構成され、中央位置において水平な軸を有するホイール(10)の対向する対、および各々の端部での垂直軸を有する単一のホイールを支持するように設計され、ベルトを連結されたままにし、箱に入れられたレール、すなわち頭上のコンベア・システムのベアリング構造の内部で摺動するのを可能にするホイール(8)を備えるという事実によって特徴付けられる。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本特許出願は、頭上のコンベア・システムの衣服の支持および案内に使われる開口部を有するベルトに関する。
【0002】
出願人は、好ましくはハンガー上で衣服を移動しかつソートするために用いる頭上のコンベア・システムの製造に長年携わってきた。
【0003】
類似したシステムは、出願人の名前で1982年に記録されるイタリア特許No.192241に記載される。
【0004】
特に、システムのプランを定義するこの種のシステムの支持要素は、その下の側部(すなわち下方の側部)が連続的に、中央の長手方向の狭い切欠きを特徴とする、好ましくは正方形横断面を有する管状のレールからなる。
【0005】
レールは、衣服と共にハンガー、すなわちレールと同じ長さを有する金属ベルトを引きかつ支持するために用いられる要素と協働する。固有の可撓性は、ベルトが非線形および非平面のセクションを含むレールによってカバーされる長さのすべてのセクションに従うのを可能にする。
【0006】
特に、金属ベルトは定期的に間隔を置かれた二重機能を有する開口部の存在により特徴付けられ、一方で、開口部は、移動される衣服を掛けるのに用いられるハンガーを引っかける位置として作用し、他方では、それらは、金属ベルトが適切なモーターを備えた1つまたはそれ以上のベルトのセクションに作用する垂直の軸を有するスプロケットによって前方に引かれるのを可能にする。
【0007】
これは、スプロケットの周辺部上の歯が正確にベルトの隣接したセクションの開口部と係合することができるためである。スプロケットの回転運動がベルトの前方への直線運動を促進することは、明らかなようである。
【0008】
ベアリング管状レールと連結するために、ベルトの上部長手方向のエッジは、各々の対のホイールが、ベルト一方の側に一方のホイールがベルトの反対側に他方のホイールが突出するような方法で、ベルトに直接固定される水平軸を有する定期的に間隔を置かれた多数の対のアイドル歯車を備える。
【0009】
一方のホイールがベルトの1つの側に突出し、他方のホイールが反対側の上に突出するので、水平軸を有するホイールの2つの対の間の空間は、偏心位置において垂直軸を有する2つの小さいアイドル歯車を代わるがわる収容する。
【0010】
これは、各々のホイールの垂直のピンは、その垂直の翼がベルトに適合しかつ横に固定されるL字状のブラケットの水平な翼の中央に適合するという事実によって可能になる。
【0011】
垂直軸を有するホイールおよび水平軸を有するホイールの代わりの一連のホイールは、正確にレールの長手方向の空洞と係合し、一方で、横向きの位置におけるベルトの本体は、レールの下側の上の長手方向の切欠きにおいて自由に前方に移動するので、ベルトとレールとの間の連結は発生する。
【0012】
それらがレール内部で収容されるならば、ベルトのホイールは特定の機能を実行する。
【0013】
レールの内部空洞の高さよりわずかに小さい直径を有する水平軸を有するホイールの対は、その前進の間、主にベルトを支持し、レールに関してそれを一定の高さに維持するように設計されている。
【0014】
レールの内部空洞の幅の半分よりわずかに高い直径を有する垂直軸を有するホイールの連続的な対は、可撓性金属ベルトのカーブおよびベルトがレールの非直線のセクションにおいて移動する場合、レールの横方向の側に対する干渉のおかげでレールに関する正確なセンタリングを支持するように設計されている。
【0015】
ベルトの方向およびシステムの様々なセクションのカーブによれば、突出位置における垂直軸とのレールの右側でのベルトの右側の、ホイールの干渉、または代替的に、突出位置における垂直軸とのレールの左側でのベルトの左側のホイールの干渉は、決定されることができる。
【0016】
機能的な視点から見ると、この技術はきわめて都合が良い結果を保証し、頭上のコンベア・システムのすべてにおいて定期的に使われる。
【0017】
しかしながら、同技術は、金属ベルトが破壊されないにしても特に長期にわたる使用の後にひび割れる傾向があるという非常に重要な欠点を示す。
【0018】
破損は、ベルトがレールの非直線セクションのカーブを移動する場合ベルトが受ける強い曲げ応力の帰結である。
【0019】
ベルトの両側の横方向の支持位置が大きく離れた距離に位置するので、ストレスは特に外傷性である。
【0020】
上記したように、金属ベルトは、それぞれ水平軸を有する対向するホイールの対、左側上の突出位置における垂直軸を有するホイール、および、右側上の突出位置における垂直軸を有するホイールによって表される3つの支持および案内要素の一定の反復的な順序を特徴とする。
【0021】
例えば、右へのカーブにおいて、ベルトは右側上の突出位置においてホイールで支えられるだけであることを考慮する場合、ベルトを右側で支えるホイールの1つと次のホイールとの間の空間は、水平軸を有する被結合ホイールの直径とベルトの左側上の突出位置において垂直軸を有するホイールの直径との合計より高いことは明らかであると思われる。
【0022】
明らかに、ストレスはまたレール・セクションのカーブ半径次第である。しかしながら、上記の説明は、コンベア・システムの非直線のセクションに沿って移動する金属ベルトのセクションは、釣合いのとれたカーブの構成でなく、多角形の破線の構成を有することを明確に示す。破線の部分は、レールの内部垂直の正面に載置される垂直軸を有するホイールによって定義される。
【0023】
ベルト構造をひび割れさせるまたは壊す可能性のある曲げ応力は、ベルトの中で最も曲がる位置、多角形の破線の頂点と一致する横方向の支持位置において発生すると言っても意味がない。
【0024】
本発明の主な目的は、曲げ応力に対して頭上のコンベア・システムにおいて使用される開口部を有する可撓性ベルトを保護することである。
【0025】
この目的を達成するため、水平および垂直軸を有するホイールは、可撓性ベルトの構造に直接固定されない。金属ベルトを支持および導くのに必要であるので、ホイールは、可撓性ベルトの上部長手方向のエッジの両側に交替で適合される特別なブラケットに固定される。
【0026】
ブラケットは、可撓性ベルトの中央セクションに固定される対向する凸面面を有する2つの同一の対向したカーブする金属顎板の協働によって形成される、
特に、上述した顎板からなるブラケットは、金属ベルトの上部エッジ上のサドルのような位置において配置されなければならないので、顎板の2つの中央のセクションは、基本的に可撓性金属ベルトの厚みに対応する短い空間によって分離される。
【0027】
明らかに、各々の顎板の末尾のセクションは、対向する顎板の末尾のセクションに関して中央から周辺部までの距離が増加する傾向がある。
【0028】
それは他の点で、各々の末尾セクションに配置される各々のブラケットは、外部の末尾セクションが最も広い一種の鳩尾型を特徴とすると言うことができる。
【0029】
ブラケットの2つの顎板の構成は、ブラケットの中央線において、アイドル歯車の対向する対の水平軸でピンを挿入し固定するために用いられ、それぞれベルトの左右の側上の突出位置において配置されるように設計された上方へ突出した鳩目を作成する。
【0030】
顎板は、鳩尾構成の各々の末尾セクションのほぼ開始部分において、レールの幅よりわずかに小さい直径を有するアイドル歯車を支持するように設計された垂直軸を有するピンのハウジングを備えたブラケットを提供する。
【0031】
ブラケットのため、垂直軸を有する2つのピンは、ブラケットの長手方向の対称形の平面の異なる位置において支持されることに注意しなければならない。
【0032】
ブラケットが可撓性ベルトの上部長手方向のエッジに固定され、ベルトが完璧な直線の位置になる場合、垂直軸を有する2つのピンが、ベルトのより低い長手方向のエッジに関して中央に置かれた同一平面上の位置において配置されるが許容されるので、これは特に重要である。
【0033】
垂直軸を有するホイールは、レールの内側の幅よりわずかに小さい直径を有することを考慮すると、各々のホイールが、右および左へのセクションを含むレールの非直線のセクションのすべてにおいて金属ベルトを支持および導くことができることは明らかである。
【0034】
これは、システムのカーブしたセクションを移動する場合、(基準は垂直軸を有するホイールとの間に作成される)ベルトの2つの隣接した支持位置間の距離の重要な減少を可能にする。
【0035】
発明の新規な解決法によれば、ベルトの2つの隣接した支持位置は、上述されるように、垂直軸を有する各々のホイールに定期的に交替される水平軸を有する2つの被結合ホイールの直径よりわずかに大きい距離によって分離される。
【0036】
いずれにせよ、レールの曲線のセクションに沿って進行する場合、垂直軸を有するピンにより受けるストレスは、可撓性ベルトではなくピンを支持するために用いられ、1つの中央位置のみにおけるベルトに固定されるブラケットに伝達される。
【0037】
ベルトの隣接した支持位置間の距離の減少は、レールの非直線のセクションにおけるベルトのカーブした輪郭をかなり弱め、それゆえに、ベルトをひび割れさせるまたは壊す可能性がある有害な曲げ応力を減少するのを可能にすることは明らかである。
【0038】
さらに、ベルトの完全性は、上述したブラケットを占めるカーブする顎板の対向した対によってさらに保証される。
【0039】
実際には、レールの非直線のセクションを原因としてベルトのセクションがカーブする場合、セクションは、ベルトの上部長手方向のエッジに固定されるブラケットを占めるカーブする顎板のうちの1つ(カーブ方向によって右または左の顎板)の内部側に正確に載置されることができる。
【0040】
ゆるやかな一定のカーブに続くようにセクションを押圧し、したがって、支持位置間で構成されるベルトの全体のセクションに沿った曲げ応力の実際に均一の分配を支持するので、可撓性ベルトの異なるセクションが顎板のカーブする輪郭に適合され、かつ、載置されることができるという事実は極めて都合が良い。
【0041】
明瞭さのため、本発明の説明は、説明の目的のみであって、制限する意図ではない添付の図面に関して継続する。ここにおいて:
−図1は、ホイールのないブラケットの分解立体図を有する発明のベルトのセクションの不等角投影図である;
−図2は、ブラケットがベルトに固定され、ホイールがブラケットに載置されないという事実を除いた図1と同じ図である;
−図3は、ブラケットがベルトに固定され、ホイールがブラケットに載置されるという事実を除いて上述した図と同じである;
−図4は、コンベア・システムの湾曲部分において示される発明のベルトのセクションの下面図である;
−図5は、すべての開口部(例えば図3の平面V−V)と交差する平面でのカーブする位置におけるベルトのセクションの横断面である;
−図6は、それが本発明の別の実施例に関するという事実を除いて図2と同じ図である;
−図7は、それが本発明のまた別の実施例に関するという事実を除いて図1と同じ図である。
【0042】
図1から5に関して、発明(N)の可撓性の金属ベルトは、ベルトの運動を支持し、衣服と共にハンガーを保持するように設計される開口部(F)を備える。
【0043】
ベルト(N)の上部長手方向のエッジは、互いに対して最適に固定されたカーブする金属顎板(2,3)の対称的に対向する対からなる一連のブラケット(1)の存在により特徴付けられる。
【0044】
特に顎板(2,3)は、第1の顎板(2)の基本的に直線のセクションの中央および対向する顎板(3)の中央のセクションが基本的にベルト(N)の厚みに等しい距離によって分離するように適合される。
上記したように好ましくは、顎板(2,3)の2つの孔(4)を通過する水平軸を有する鋲、およびベルト(N)の一つの同一の中間の孔(5)によって、ブラケット(1)は、ベルト(N)にまたがって配置されるように設計されている。
【0045】
各々の顎板(2,3)は、深く引かれた垂直の強化リブ(7)より上に、垂直軸(6)を有する孔と共に2つの棚板(2a/2b,3a/3b)を有する上部末尾位置において提供される。
【0046】
2つの顎板(2,3)が互いに固定される場合、第1の顎板(2)の2枚の棚板(2a,2b)は、第2の顎板(3)の2枚の棚(3a,3b)と正確に重なり;それゆえに、重ねられた棚板(2a/3b,2b/3a)の2つの対の垂直軸(6)を有する孔は、完全に整列配置され、アイドル歯車(8)の垂直軸(8a)を有するピンを受容することができる。
【0047】
横向き位置(2c,3c)の鳩目は、各々の顎板(2,3)の中央の、基本的に直線のセクションにおいて上方に突出する。
【0048】
顎板の対が固定される場合、顎板(2,3)の2つの鳩目(9a,9b)は、互いに対して配置され、したがって、アイドル歯車(10)の対向する対のための水平軸(10a)を有するピンを受けるために用いることができる水平軸と孔(9)とを完璧に整列させる。
【0049】
図4に示されるように、垂直軸を有するすべてのホイール(8)は、箱に入れられたレール(R)の内側の幅よりわずかに小さい直径を有し、各々のブラケット(1)の垂直の軸(8a)を有する2つのホイールの間の距離は、間に入れられた位置のホイール(10a)の直径と基本的に等しい。
【0050】
同じ図4はまた、箱に入れられたレール(R)の非直線のセクションにおける発明(N)のベルトの位置を示す。
【0051】
この図に示されるように、隣接した近い位置における垂直軸(8)を有するすべてのホイールは、カーブの右または左への方向によって、レール(R)の同じ横方向側と接触する。さらに、図は、カーブする場合の可撓性のベルト(N)カーブの内部側上の顎板(3)上のブラケット(1)に正確に載置されることを示す。
【0052】
上述した図において示された実施例では、各々のブラケット(1)は、同じ顎板(それらの方向を単純に逆転することによって)の2つのサンプルを連結することによって得られる。
【0053】
同じ顎板の2つのサンプルの完璧な連結を保証するため、顎板の2つの棚板(2a/2b,3a/3b)は、わずかに異なる高さ配置されなければならない。このように顎板の2つのサンプルを連結する場合、第1の顎板のより高い高さを有する棚板は、第2の顎板のより低い高さを有する対向する棚板に正確に重なることができ、またその逆も同じである。
【0054】
棚板の2つの対を正確に重ねることは、孔(4)の正確な垂直の整列のための必須の条件であることを言っても意味がない。
【0055】
さらに、顎板(2または3)は、ダイ-キャスティングまたは金属プレートを剪断およびプレス曲げすることによって都合よく得ることができる。
【0056】
図1から3において、番号(11)は、対向する対のための、および近い順序におけるベルト(N)のより低い長手方向のエッジに固定されるプレートを示すために用いられる。
【0057】
より正確には、プレート(11)の各々の対向する対は、プレート(11)の孔(11a)および開口(F)の下のベルト(N)の孔(12)に挿入される水平軸を有するリベットによって開口部(F)の1つのベースに固定される。
【0058】
各々のプレート(11)は、開口(F)のより低いエッジの輪郭に正確に適合する上部V型のエッジ(11b)を有する。
【0059】
加えて、図5に示されるように、ベルト(N)がレール(R)の非直線のセクションに沿って移動する場合、列における他のプレート(11)と協働して、各々のプレート(11)はベルト(N)のより低いエッジの釣合いのとれた一定のカーブを条件づけるように設計された凸面輪郭(11c)を有する内部側を有する。
【0060】
図6において示される発明の実施例は、トランスミッション・ベルトのように、金属ベルト(N)の代わりに、例えばゴムで作成される非金属のベルト(N)を使用する。
【0061】
非金属のベルト(N)を使用するという可能性は、ホイール(8,10)を支持するブラケット(1)の存在の直接的な結果であり、軟らかいゴムベルトがベルトの上部エッジ上のホイールの直接の使用に耐えることができなかったことは明らかである。
【0062】
しかしながら、非金属のベルト(N)は、ベルトを動かすために用いるスプロケットの歯の効果的グリップを保証する可能性はない。
【0063】
そのために、非金属のベルト(N)は、内部側上の通常の凸面輪郭を有することは別として、ベルト(N)の開口部(F)を正確に構成する鳩目を有する特別なプレート(13)の対の反対側に提供される。
【0064】
ベルト(N)を引くために用いられるスプロケットの歯がプレート(13)の鳩目の内部垂直のエッジを効果的にグリップすることができることは、明らかである。
【0065】
図7において示される発明の実施例は、ベルト(N)の上部長手方向のエッジが顎板(2,3)の鳩目(2c,3c)と正確に同じである形状を有している一連の定期的に間隔を置かれた鳩目(14)を有するという事実を除いて図1から3において示されるものと同様である。
【0066】
このように、顎板(2,3)の対向する対がベルト(N)に対して締められる場合、鳩目(2c,3c)の孔およびベルト(N)の鳩目(14)の孔(14a)は完全に整列配置され、ホイール(10)を支持する水平軸(10a)を有するピンを受容し適合させることができる。
【0067】
この場合、ピン(10a)はまた、ベルト(N)と各々のブラケット(1)の顎板(2,3)間の接続要素として作用し、したがって、図1から3において示される発明の実施例の顎板(2,3)の孔(4、5)およびベルト(N)を除外する。
【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
定期的に間隔を置かれた開口部(F)を備えたタイプの頭上のコンベア・システムのためのベルトであって、前記ベルトの上部長手方向のエッジに固定される同一のブラケット(1)の近接した列を有し、各々のブラケットは、同一のカーブする顎板(2,3)の対向する対からなり、中央位置において水平な軸を有するホイール(10)の対向する対、および、各々の端部において垂直軸を有する単一のホイール(8)を支持するように設計されるという事実によって特徴付けられるベルト。
【請求項2】
請求項1に記載のベルトであって、各々の顎板(2,3)が、前記ホイール(8)の前記ピン(8a)を適合させるために用いられる垂直軸(6)を持つ孔を有する棚板(2a/2b,3a/3b)を有して上部末尾位置において提供されるという事実、および、各々の顎板(2,3)は、前記ホイール(10)の対向する対を支持する前記水平なピン(10a)を受容するため、横向きの適切な位置の中央の鳩目(2c、3c)を有するという事実によって特徴付けられるベルト。
【請求項3】
請求項1または先行する請求項の両方に記載のベルトであって、各々の顎板(2,3)は、孔(5)を有する前記ベルト(N)に、各々のブラケット(1)を固定するために用いられるリベットを受容する中央の孔(4)を有するという事実によって特徴付けられるベルト。
【請求項4】
1つまたはそれ以上の先行する請求項に記載のベルトであって、それが、前記より低い長手方向のエッジに固定されるプレート(11)の対向する対の近接した列を有し、孔(12)を有する前記ベルト(N)に、プレート(11)の各々の対を固定するために用いられるリベットを受容する孔(11a)と同じく各々が内部凸面(11c)およびV型の上部エッジ(11b)を有しているという事実によって特徴付けられるベルト。
【請求項5】
請求項1から3の1つまたはそれ以上に記載のベルトであって、それが、前記より低い長手方向のエッジに固定される鳩目を有するプレート(13)の対向する対の近接した列を有し、孔(12)を有する前記ベルト(N)に、プレート(13)の各々の対を固定するために用いられるリベットを受容する孔(13a)と同じく、各々が内部凸面(13c)およびV型の内部の水平なエッジ(13b)を有しているという事実によって特徴付けられるベルト。
【請求項6】
1つまたはそれ以上の先行する請求項に記載のベルトであって、前記上部長手方向のエッジが、前記鳩目(2c、3c)の前記孔(9)と同一の中央の同軸の孔(14a)と同様に、前記顎板(2,3)の前記鳩目(2c、3c)と正確に同じ形状を有する鳩目(14)の定期的に間隔を置かれた列を有するという事実によって特徴付けられるベルト。
【請求項7】
1つまたはそれ以上の先行する請求項に記載のベルトであって、それが金属構造を有するという事実によって特徴付けられるベルト。
【請求項8】
請求項1から6の1つまたはそれ以上に記載のベルトであって、それが非金属の構造を有するという事実によって特徴付けられるベルト。
【請求項9】
先行する請求項に記載のベルトであって、それがゴムでできているという事実によって特徴付けられるベルト。

【公表番号】特表2007−518653(P2007−518653A)
【公表日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−550499(P2006−550499)
【出願日】平成17年1月10日(2005.1.10)
【国際出願番号】PCT/IT2005/000006
【国際公開番号】WO2005/070794
【国際公開日】平成17年8月4日(2005.8.4)
【出願人】(506078574)イモビリアーレ メタルプロジェッティ エス.アール.エル. (1)
【Fターム(参考)】