説明

頭皮ケア装置及び頭皮ケア装置用支持体

【課題】施術突起を清潔な状態で維持することが可能な頭皮ケア装置を提供する。
【解決手段】頭皮ケア装置1には、使用者の頭皮と接触するとともにモータ13の駆動により動作される施術突起24にて頭皮に刺激を付与する頭皮ケア装置本体10と、非使用状態において施術突起が床面F等の他部材に対して非接触となるように頭皮ケア装置本体10を支持する支持台30とが備えられる。支持台30は、液体排出用の排出孔35と、この排出孔35周囲に排出孔35側に傾斜する傾斜面36とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、頭皮の活性化を図るための頭皮ケア装置及び頭皮ケア装置用支持体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1の頭皮ケア装置では、施術突起を有する施術子が駆動源の駆動により動作するように構成されており、動作する施術子の施術突起を頭皮に接触させて刺激を与えることで、血流促進等の頭皮のケア効果が得られるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−229159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のような頭皮ケア装置では、例えば洗髪等で使用することがあるため、浴室内等の水気の多いところでの使用が想定される。このため、頭皮ケア装置の施術突起に水垢が付着してしまい頭皮ケア装置自体を清潔に保つことができない虞がある。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、施術突起を清潔な状態で維持することが可能な頭皮ケア装置及び頭皮ケア装置用支持体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の頭皮ケア装置は、使用者の頭皮と接触し、駆動源の駆動により動作される施術突起にて前記頭皮に刺激を付与する頭皮ケア装置本体と、非使用状態において前記施術突起が他部材に対して非接触となるように前記頭皮ケア装置本体を支持する支持体とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また上記構成において、支持体は、液体排出用の排出孔と、この排出孔周囲に排出孔側に傾斜する傾斜面とを有することが好ましい。
また上記構成において、施術突起は、駆動源によって回転されるとともに、施術突起の突出方向と直交する方向に凸状をなす凸部が形成されることが好ましい。
【0008】
また上記構成において、支持体と頭皮ケア装置本体とが一体に構成されることが好ましい。
本発明の頭皮ケア装置用支持体は、駆動源の駆動により動作される施術突起を有する頭皮ケア装置本体を非使用状態において施術突起が他部材に対して非接触となるように支持可能に構成されたことを特徴とする。
【0009】
また上記構成において、頭皮ケア装置本体に付着した液体を排出する液体排出用の排出孔と、この排出孔の周囲に排出孔側に傾斜する傾斜面と備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、施術突起を清潔な状態で維持することが可能な頭皮ケア装置及び頭皮ケア装置用支持体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態における頭皮ケア装置の概略構成図である。
【図2】(a)(b)は、施術突起について説明するための上面図である。
【図3】(a)(b)は、施術突起について説明するための側面図である。
【図4】(a)(b)は支持台が一体構成された頭皮ケア装置の概略構成図であり、(c)は支持台が一体構成された頭皮ケア装置の下面図である。
【図5】支持台が一体構成された頭皮ケア装置の概略構成図である。
【図6】頭皮ケア装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施の形態の頭皮ケア装置1は、頭皮ケア装置本体10と、この装置本体10を使用者が使用しない際に載置することができる支持台30とを備える。
【0013】
頭皮ケア装置本体10は、把持可能な本体ハウジング11と、この本体ハウジング11の上部に構成される略円柱状の2つの施術子21とを備えている。本体ハウジング11の側面には使用者が頭皮ケア装置本体10のオンオフ操作を行う電源スイッチ12が設けられている。
【0014】
本体ハウジング11の内部にはモータ13が収容されるとともに、このモータ13は本体ハウジング11に収容された制御部14と電気的に接続されている。制御部14は、本体ハウジング11内に収容された電源部15及び前記電源スイッチ12と電気的に接続されている。
【0015】
モータ13のモータ軸13a先端には駆動ギヤ13bが取り付けられている。一方、本体ハウジング11に設けられたベアリング16により回転可能に支持された2つの回転軸17aには、その基端部にギヤ17bがそれぞれ取り付けられている。各ギヤ17bのうちの一方(図1において右側のギヤ)はモータ13の駆動ギヤ13bと噛合されるとともに、もう一方(図1において左側のギヤ)は前記駆動ギヤ13bと噛合する中間ギヤ18と噛合されている。これにより、モータ軸13aの回転が各ギヤ17bに伝達されるようになっている。なお、中間ギヤ18は、一体回転可能に固定された支軸18aが本体ハウジング11に設けられたベアリング18bに回転可能に支持されている。
【0016】
ギヤ17bと一体回転する回転軸17aの先端部は、本体ハウジング11から突出するとともに、その突出部分には円盤状の回転部材19がそれぞれ固定されている。回転部材19は、その中心部に前記回転軸17aが一体回転可能に固定されるとともに、回転部材19の上面に固定された支持部材20にはそれぞれ施術子21が支持されている。
【0017】
施術子21は、前記支持部材20に対して支持されたベース部23と、このベース部23に支持される複数(図1において2つずつ図示)の施術突起24とを有している。
各施術突起24は、例えば可撓性を有するエラストマで構成されるとともに、先細形状とされその先端部は突出方向と反対側に凹状をなす球面上の凹部が形成されている。このため、使用者の頭部(頭皮)の形状に倣った形状とされている。また、各施術突起24は回転中心である前記回転軸17aの軸線L1からその軸線L1と直交する方向に等距離となるようにそれぞれ配設されている。つまり、各施術突起24の配置中心が軸線L1上となるよう設定されている。なお、施術子21の回転中心が前記軸線L1上に設定されている。
【0018】
上記のように構成された頭皮ケア装置本体10では、電源スイッチ12が使用者によってオン操作されると、制御部14はその電源スイッチ12からのオン操作信号の入力に基づいて、モータ13(そのモータ軸13a)を回転駆動させるための電力を電源部15からモータ13に供給する。そして、モータ13のモータ軸13aが回転駆動されると、2つの回転軸17a及び回転部材19が前記軸線L1を中心として一体回転する。また、このとき、施術突起24が軸線L1を中心として回転する。そして、施術突起24の先端を頭皮に接触させると、施術突起24の先端が球面状の凹部とされていること等から頭皮に密着して、施術突起24の先端の動きに合わせて使用者の頭皮が動かされることになり、頭皮がケア(マッサージ)されることになる。
【0019】
一方、上記のように構成された頭皮ケア装置本体10を支持する支持台30は、前記施術突起24を収容可能な収容空間を有する有底筒状に形成される。支持台30は、その底部31下面に支持台30全体を支持する脚部32が形成されている。このため、支持台30を床面Fに載置した際に、支持台30の底部31は、床面Fから所定距離だけ離間されるようになっている。
【0020】
また、支持台30の開口部寄りの側壁内周面33には径方向内側に凸状をなす突起部34が形成されている。この突起部34は、前記頭皮ケア装置本体10の本体ハウジング11の施術子21側の一端面を支持可能に構成されている。なお、径方向内側に凸状をなす突起部34以外の構成により本体ハウジング11(頭皮ケア装置本体10)を支持する構成であってもよい。
【0021】
また、支持台30の底部31には外部と連通する1つの排出孔35が形成されるとともに、この排出孔35の周囲には排出孔35側に向かって傾斜する傾斜面36が形成されている。
【0022】
上記のように構成された頭皮ケア装置1では、例えば頭皮ケア装置本体10を使用しない非使用状態にはその装置本体10を支持台30に載置することが可能に構成されている。頭皮ケア装置本体10は、支持台30(突起部34)に支持されているため、施術子21(施術突起24)が外部の床面Fや支持台30等に接触しないようになっているため、施術子21(施術突起24)の衛生状態を好適に保つことができる。
【0023】
また、支持台30の底部31はその中央部に排出孔35が形成されているため、頭皮ケア装置本体10の施術子21(施術突起24)やその周辺等に付着していた水分が自然と施術突起24の先端側に集まって施術突起24先端からその水分が落ちる。なお、施術突起24は支持台30の収容空間内において支持台30の内面などの頭皮ケア装置本体10以外の部材と接触しないよう十分離間されている。ここで、施術突起24に付着した水分が落ちる前にその水分が更に支持台30に付着することで表面張力を増大させて施術突起24からの水分の落ちを減速させることが考えられるが、前述したように支持台30と施術突起24が十分離間されているため、その懸念を抑えることができる。
【0024】
また、施術突起24から落ちた水分は、支持台30の底部31(傾斜面36)に着水する。そして、その着水した水分が底部31の傾斜面36によって排出孔35側に流れるとともに、その排出孔35から前記水分が支持台30の外部に排出される。また、支持台30は脚部32によってその底部31が脚部32を載置する床面Fよりも高い位置に設定されているため、本体ハウジング11外部に容易に水分を排出させることができるようになっている。
【0025】
また、支持台30に頭皮ケア装置本体10を載置した状態で例えば電源スイッチ12を使用者がオン状態とすることで施術子21(施術突起24)を回転させて施術子21の水分を飛散させることができるようになっている。
【0026】
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態の頭皮ケア装置1には、使用者の頭皮と接触するとともにモータ13の駆動により動作される施術突起24にて頭皮に刺激を付与する頭皮ケア装置本体10と、非使用状態において施術突起が床面F等の他部材に対して非接触となるように頭皮ケア装置本体10を支持する支持台30とが備えられる。このように、支持台30によって施術突起24(施術子21)が他部材と非接触とすることができるため、施術突起24を水分の多い床面Fから離間させることができる。これによって、水垢等の付着を抑えることができる。
【0027】
(2)支持台30は、液体排出用の排出孔35と、この排出孔35周囲に排出孔35側に傾斜する傾斜面36とを有する。このように、排出孔35を設けることで、頭皮ケア装置本体10(施術突起24)から支持台30に落下した水分を外部に排出することができる。また、排出孔35の周囲が排出孔35側に傾斜するよう構成されているため、水分の自重によって排出孔35側に水分が移動されて前記排出孔35から水分を排出することができる。またこれにより、支持台30における施術突起24を収容する収容空間の湿度を低減させることが可能となる。
【0028】
(3)施術突起24(施術子21)が支持台30の収容空間内に隠蔽されているため、新たに施術突起24に水分が付着ことを抑制することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
【0029】
・上記実施形態では、支持台30に載置された頭皮ケア装置本体10を非使用状態においてマッサージ時(使用状態)と同様に施術子21(施術突起24)を回転させることで水分を飛散させる構成としたが、これに限らない。例えば、施術子21をマッサージ時よりも高速で回転させることで水分をより多く若しくは素早く飛散させる構成を採用してもよい。
【0030】
・上記実施形態では、支持台30に載置された頭皮ケア装置本体10の電源スイッチ12を手動で操作することで施術子21を回転させて施術子21に付着した水分を飛散させる構成を採用したが、これに限らない。例えば支持台30に頭皮ケア装置本体10が載置されたことを検出する検出センサを備え、そのセンサの信号に基づいて頭皮ケア装置本体10の施術子21を回転させる構成を採用してもよい。
【0031】
・上記実施形態では、特に言及していないが、例えば図2(a)、図3(a)(b)に示すように施術子21の施術突起24の延出(突出)方向と直交する方向に凸状をなす凸部24aを形成してもよい。このような構成とすることで、上記実施形態のように支持台30に頭皮ケア装置本体10を載置した状態で施術子21を回転させることでより好適に水分を支持台30(径方向外側)側に飛散し易くすることができる。なお、このような構成としては、例えば図3(b)に示すように前記凸部24aが前記施術突起24の突出方向全体に亘って形成される構成や、例えば図3(a)に示すように前記凸部24aが施術突起24の突出方向略中間位置に形成される構成等が考えられる。特に、図3(b)の構成と比較して図3(a)に示すように施術突起24の延出方向の略中間位置においてその延出方向と直交する方向に突出する凸部24aを形成することが望ましい。このような構成とすることで、施術突起24の先端における使用者の頭皮との接触する際の感触を好適に保つことができる。また、上記構成のように凸部24aを施術突起24に設ける構成の場合、図2(a)(b)に示すように施術子21の径方向外側を向くように前記凸部24aを設けることが望ましい。
【0032】
・上記実施形態では、特に言及していないが、例えば図4及び図5に示すように支持体としての支持部40(上記実施形態では支持台30に相当)と頭皮ケア装置本体10とを一体とした構成を採用してもよい。なお、支持部40を頭皮ケア装置本体10に対して手動若しくは自動でスライド可能とすることで頭皮ケア装置本体10使用時には施術子21を露出させるとともに、頭皮ケア装置本体10非使用時には施術子21を収容(隠蔽)させる構成が望ましい。
【0033】
このような構成の一例として支持部40を頭皮ケア装置本体10に対して手動でスライドさせる構成を図4に示し、支持部40を頭皮ケア装置本体10に対して駆動源にて自動でスライドさせる構成を図5に示す。
【0034】
図4に示すように施術突起24の突出方向に沿ってスライドされるスライド支持部40を備えている。スライド支持部40はその全体が断面凹状を成すとともに、本体ハウジング11に移動可能に設けられる側壁41を備えている。この側壁41には本体ハウジング11の外側に突出するとともに使用者によって操作可能なスライドレバー41aが形成される。このスライドレバー41aをスライド操作することで頭皮ケア装置本体10に対してスライド支持部40をスライドすることができる。
【0035】
また、図5に示すように前記スライド支持部40を頭皮ケア装置本体10に対して電力駆動するスライド機構50によってスライドさせる構成を採用してもよい。スライド機構50は、制御部14と電気的に接続されてその駆動が制御されるモータ51を有している。このモータ51には、その回転軸51aの先端に駆動ギヤ51bが取り付けられるとともに、この駆動ギヤ51bにはその駆動が伝達される伝達ギヤ52と噛合されている。この伝達ギヤ52に前記モータ51の回転駆動力が伝達されることで伝達ギヤ52が取り付けられるねじ軸53が回転される。このねじ軸53は前記側壁41の一部に形成される雌ねじが形成された嵌合穴41bと噛合されているため、ねじ軸53の回転駆動力が前記スライド支持部40のスライド方向への移動力に変換されるようになっている。
【0036】
・上記実施形態では、施術子21の回転中心が回転軸17aの同軸線L1上に設定される構成としたが、図6に示すように回転軸17aの軸線L1からずれた異なる軸線L2を中心として施術子21が回転される構成を採用してもよい。このとき、施術子21は、支持部材20に対してベアリング22にて回転可能に支持されている。このような構成とすることで例えば、軸線L1方向から見て軸線L2に対する施術突起24の位置関係が変化しない状態を保ったまま軸L1中心に回転することが可能とされている。よって、負荷(頭皮や毛髪との摩擦等)によっては、各施術突起24が軸線L1を中心として(それぞれがそれぞれの半径で)単純に回転する運動に基づいて施術子に毛髪が絡まってしまうといった現象を回避することができる。また、本構成の2つの施術子21は、それぞれL1を中心として回転する際であって、互いに近づき合うように動作する際に、それぞれの施術突起24(の群)の間に頭皮を挟み込むようにして刺激を与えることが可能とされている。
【0037】
・上記実施形態では、支持台30の底部31に排出孔35を1つ形成する構成としたが、これに限らない。例えば図4又は図5に示すように排出孔35を複数(図4や図5では2つ)形成する構成を採用してもよい。また、特に言及していないが排出孔35は円形状以外(格子状など)の形状であってもよい。
【0038】
・上記実施形態では、特に言及していないが、電源部15を二次電池とし、頭皮ケア装置本体10を支持台30に載置することで充電する構成を採用してもよい。このような構成とすることで、頭皮ケア装置1としての利便性の向上に寄与することができる。
【符号の説明】
【0039】
1…頭皮ケア装置、10…頭皮ケア装置本体、24…施術突起、24a…凸部、30…支持台(支持体)、35…排出孔、36…傾斜面、40…スライド支持部(支持体)、F…床面(他部材)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の頭皮と接触し、駆動源の駆動により動作される施術突起にて前記頭皮に刺激を付与する頭皮ケア装置本体と、
非使用状態において前記施術突起が他部材に対して非接触となるように前記頭皮ケア装置本体を支持する支持体と
を備えたことを特徴とする頭皮ケア装置。
【請求項2】
請求項1に記載の頭皮ケア装置において、
前記支持体は、液体排出用の排出孔と、該排出孔周囲に該排出孔側に傾斜する傾斜面とを有することを特徴とする頭皮ケア装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の頭皮ケア装置において、
前記施術突起は、前記駆動源によって回転されるとともに、該施術突起の突出方向と直交する方向に凸状をなす凸部が形成されたことを特徴とする頭皮ケア装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の頭皮ケア装置において、
前記支持体と前記頭皮ケア装置本体とが一体に構成されたことを特徴とする頭皮ケア装置。
【請求項5】
駆動源の駆動により動作される施術突起を有する頭皮ケア装置本体を非使用状態において前記施術突起が他部材に対して非接触となるように支持可能に構成されたことを特徴とする頭皮ケア装置用支持体。
【請求項6】
請求項5に記載の頭皮ケア装置用支持体において、
液体排出用の排出孔と、該排出孔の周囲において該排出孔側に傾斜する傾斜面と備えたことを特徴とする頭皮ケア装置用支持体。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−251088(P2011−251088A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−128863(P2010−128863)
【出願日】平成22年6月4日(2010.6.4)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】