説明

顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム

【解決手段】疾病の生血液の検査装置に係わる暗視野顕微鏡装置治療システム102と低周波電流発生装置治療システム1において、前記暗視野顕微鏡装置102には、生血液を透視、観察して、疾病の判断治療が迅速にできる手段として前記顕微鏡本体に強力光線として、ハロゲンランプとモニターを設けグラスファイバーで集光して、生血液検体に照射する構成とした。照射により血球の形や数、コンディションや血漿の結晶状の状況等がモニター103により判断できる。
【効果】本発明の血液検査用顕微鏡治療システムと一体化の低周波電流発生治療システムは、前記両システムを一体化構成の暗視野顕微鏡本体に検体(生血液)に照射する、強力光のハロゲンランプを具備せしめることにより、生血液の即検査ができ、迅速な疾病の判断治療ができる。治療後の生血液検査により治療結果を把握できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システムにより、疾病を効果的な治療システムの改良に関する。さらに本発明システムは、あらゆる動物の疾病の治療および生長促進と、植物の疾病の治療、生育向上にも応用できる。
[背景技術]
【0002】
従来の疾病治療に使用している医用低周波治療方法及び治療装置としては、つぎの公知技術のものがある。
【0003】
例えば、物理療法機器の一種としては、低周波電気治療機器は、皮膚の表面に電極を装着して、低周波電流を人体に通じての医用低周波治療器である。
【0004】
前記のような従来の低周波治療器は、治療部位に当てる電極と不関電極との間に発振器からの低電圧低電流を印加するものであった。
【0005】
この医用低周波治療器は、発振器が5Hz以下、5〜50Hz、50〜500Hz 及び500〜1,000Hzの4種類の周波数帯においても1つ以上の周波数が発生できるように指定されている。
【0006】
このような低周波治療器は、電流刺激により、麻痺筋の癈用性萎縮を予防したり、鎮痛、血行改善のために用いられている。
【0007】
又小型の低周波治療器は、肩こりをほぐしたりする目的で用いられている。
【0008】
上記のような従来の低周波治療器においては、筋肉を刺激したり、鎮痛、血行改善等のために用いられている。
【0009】
前記従来技術の改良型として、つぎの公知技術で同一出願人のものが開示されている。 特願平8−137950号 特願平9−194430号、 米国特許6212432号が先願のものである。
【0010】
前記従来技術の改良型は疾病治療を目的とした装置及び方法のシステムのものである。この前記システムのものは、低周波電流、電磁波、音波の一つの波動を利用して、疾病を効果的に治療方法及び装置のものである。
【0011】
上記従来の改良型のシステムは、皮膚から低周波電流を人体に通じて治療するもので、低周波電流の周波数を1〜10,000Hzの間の少くとも一部の範囲で、一定時間毎に順次高くして治療するシステムである。
【0012】
この従来技術は、人体に通電したとき、疾病の種類によって最低周波数が異なるものの、正常細胞と比較して、故障のある細胞は、低周波電流を通し易いことを見出した。即ち、低周波電流は故障ある部分を選んで人体を通る。
【0013】
従って前記改良の従来技術は低い周波数から順次高くしていけば、最も悪い部分が通電され、順次治癒される。
【0014】
この従来技術システムは、細胞膜が硬化して細胞内液と外液の交換ができなかった細胞、又は硬化により神経電流を伝達することができなかったり、僅かにしか伝達できないような神経細胞を、微弱電流によって、低周波側から順次周波数を高くして刺激すると、硬化がほぐれ、細胞の活性が取り戻される結果、疾病が治癒される。
【0015】
この技術システムは、特定周波数の電流によりビールス、細菌を殺滅できるとしている。更に特定周波数(例えば1〜10,000Hzの間では69種類の周波数)の電流が特に治療効果を有しているとしている。
【0016】
前記従来の医用低周波治療システムにおいて、公知の顕微鏡による血液検査で共生菌(疾病)を判知とこれに対応するベストの組合せの低周波電流治療発生装置と一体化のシステムが久しく要望されていた。
[発明の開示]
[発明が解決しようとする課題]
【0017】
以上述べた従来の血液検査用顕微鏡システムと低周波電流発生装置治療システムでは、各種病原菌やウィルスによる疾病に対応する機器とシステムの一体化がむづかしかった。
【0018】
従来技術と発生する疾病の種類数に応じた複数の発振周波電流の選択技術のむづかしさがあった。
【0019】
本発明はこのような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、疾病の判断は、血液検査顕微鏡がおおきいウェートをしめるものである。
【0020】
本発明は強力な発光照射手段を具備する顕微鏡で、各種疾病菌の発見や、低周波電流発生装置治療システムにより69種類の安全な周波数のみを組み合わせたシステムでもって、ウィルスや病原菌を破壊し得る一体化システムを構成とした。
【0021】
一体化システムにより効果的に400種類の疾病に対して対応できる治療システムを実現することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
【0022】
そして、本発明は上記目的を達成するために、低周波電流発生装置治療システムと一体化して使用する生血液検査を強力な照射手段を具備した顕微鏡治療システムと接続するモニターの画像により、生血液を即座に検査ができ、治療後の生血液検査により治療結果を把握できる。
【0023】
その結果判断後に生体細胞に害を与えない69種類の安全な周波数のみを組み合わせた、低周波電流発生装置治療システムと前記顕微鏡と一体化構成してなる本発明のシステムである。
[発明の効果]
【0024】
上述したように本発明の血液検査用顕微鏡治療システムと一体化の低周波電流発生治療システムは、前記両システムを一体化構成の暗視野顕微鏡本体に検体(生血液)に照射する、強力光のハロゲンランプを具備せしめることにより、生血液の即検査ができ、迅速な疾病の判断治療ができる。
【0025】
治療後の生血液検査により治療結果を把握できる。 低周波発生装置治療システムとの併用により、各種ワクチン、酵素、サプリメント等の効果を更に発揮させるものである。
【0026】
低周波発生装置治療システムとの併用により、抗ガン剤、温熱療法等、現行治療方法等の薬品類及び効果を向上させるものである。
[発明の実施するための最良の形態]
【0027】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態を示す暗視野顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置システム基本構成のブロック図である。
【0028】
図2は、本発明の実施形態を示す暗視野顕微鏡装置治療システムの基本構成図である。
【0029】
図3は、本発明の実施形態の構成に係る1例の低周波電流発生装置治療システムブロック図である。
【0030】
図4は、実施形態の2例に係る構成の低周波電流発生装置治療システムブロック図である。
【0031】
図5は、実施形態の3例に係る構成の低周波電流発生装置治療システムブロック図である。
【0032】
図6は、実施形態の4例に係る構成の低周波電流発生装置治療システムブロック図である。
【0033】
図7は、実施形態の5例に係る構成の低周波電流発生装置治療システムブロック図である。
【0034】
図1は、本発明の生血液を採取による疾病の検査システムの基本に係る暗視野顕微鏡と低周波電流発生装置を一体化した工程を示すブロック図である。
【0035】
前記図1に示す本発明の基本構成のシステムにおいて、まず第一に医師が生血液採取する工程(115)を終えた後、つぎに第二の生血液を暗視野顕微鏡本体(113)とモニター(103)により、疾病診断する。
【0036】
この暗視野顕微鏡(113)に設けたハロゲンランプ(105)の強力光線の照射をもって、疾病が判断され、治療が開始される。
【0037】
つぎに第三の治療工程は、低周波電流発生装置治療システム(1)(1A,1B,1C1D,1E)の低周波電流発生装置(8)(80)(81)(82)(83)の特定周波数(1〜10,000Hzの間で69種類)を利用して選択された周波数の低電流により疾病治療するよう構成されている。
【0038】
つぎの最終治療工程は、前記治療後再び生血液が医師により採取される。そして前記暗視野顕微鏡(113)で治療結果が把握できるよう構成とした。
【0039】
本発明を一体化する構成システムの一つである 暗視野顕微鏡治療システム(102)の構成について以下に説明する。前記暗視野顕微鏡本体(113)には、検体の生血液の透写度をよくする強力光線をグラスファイバー等で集光する
照明部のハロゲンランプ(105)を設け生血液の検体を載せるステージ部(106)と対物レンズ部(107)と検体の視度を調整する視度調整部(108)と接眼レンズ部(109)が構成されている。
【0040】
前記接眼レンズ部はデジタルアダプタ部(110)を介してデジタルカメラ(111)と接続コード(112)でモニター(103)が構成されている。
上記した構成と作用によりモニターで医師が疾病の判断ができる構成とした。
【0041】
本発明の一体化する二つのシステム構成をする暗視野顕微鏡装置治療システムと低周波電流発生装置治療システムの関係構成について以下に説明する。
【0042】
図1は、両システムが一体化した基本構成のブロック図であって図2は、生血液(以下検体と称す)が疾病性有無の判断をする検査と治療を目的とした暗視野顕微鏡検査システムの構成図である。
【0043】
図3は、本発明の一体化構成の目的とする、低周波電流発生装置治療システムの基本構成ブロック図である。図4は、低周波電流発生装置治療システムの1例に係る構成ブロック図で、図5は、低周波電流発生装置治療システム2例に係る構成ブロック図で、図6は、低周波電流発生装置治療システムの3例に係る構成ブロック図で、図7は、低周波電流発生装置治療システムの4例に係る構成ブロック図である。
【0044】
以下、本発明の一体化システムに係る上記図1,2,3,4,5,6,7図において、その構成と作用を説明する。前記生血液(以下検体と称す)検査はハロゲンランプを具備せしめた暗視野顕微鏡装置により、検体の採血後に強烈な光線で照射することによって、検体を透視、観察により、疾病の判断が迅速に治療ができる。又治療後にあっても再び採血し治療結果を把握できる。
【0045】
前記図1,2,3,4,5,6,7図において生血液検査治療システムと一体化する低周波電流発生治療システム(1)の低周波発生装置1A,1B,1C,1D,1Eの装置システムからなる、低周波電流を発生する低周波電流発生装置(8)(81)(82)(83)を具備している。該装置に低周波の電流を発生させる発振器(9)(84)を設ける。この発振器から出力される電流が印加の治療電極(10)(51)及び不関電極(11)(52)と低周波電流印加装置のみから構成されている。
【0046】
前記治療発振周波数の低周波電流を発生する発振器(9)(84)は発振周波数を14〜10,001Hzの範囲で予め設定する構成とする。前記設定された複数の周波数から選択して、低周波側から設定時間毎に順次高く変更する周波数制御装置(12)とを構成させる。
【0047】
この周波数制御装置からの制御信号にもとづいて、所定の周波数の電流を発振させる発振コイル部(13)とを備え構成され、前記疾病種類毎に周波数制御装置(12)は周波数の情報を記憶するメモリー部(14)と該メモリー入力の疾病情報から読み出した周波数情報により、発振コイル部(13)の発振周波数を変更させる選択信号出力部(15)が設けられている。
【0048】
手操作入力部(16)と前記発振コイル部(13)は高周波発振器(17)とこの高周波発振器から発振する高周波電流の周波数を分周する周波数変換部(18)とを設ける。
【0049】
高周波発振器(16)から発振された高周波電流を選択信号出力部(19)からの指令にもとづいて周波数の一つに変換するよう構成としたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7記載の顕微鏡による共生菌血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム。
【図面の簡単な説明】
【0050】
〔図1〕本発明の実施形態を示す暗視野顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置システム基本構成ブロック図である。
〔図2〕本発明の実施形態を示す暗視野顕微鏡装置治療システム基本構成図である。
〔図3〕本発明の実施形態の構成に係る1例の低周波電流発生装置治療システムブロック図である
〔図4〕本発明の実施形態の構成に係る2例の低周波電流発生装置治療システムブロック図である。
〔図5〕本発明の実施形態の構成に係る3例の低周波電流発生装置治療システムブロック図である。
〔図6〕本発明の実施形態の構成に係る4例の低周波電流発生装置治療システムブロック図である。
〔図7〕本発明の実施形態の構成に係る5例の低周波電流発生装置治療システムブロック図である。
【符号の説明】
【0051】
1 低周波電流発生装置治療システム
1A,1B,1C,1D,1E 低周波電流発生装置システム
8 低周波電流発生装置 9 発振器
10 治療電極 11 不関電極
12 周波数制御装置 13 発振コイル部
14 メモリー部 15 選択信号出力部
16 手操作入力部 17 高周波発振器
18 周波数変換部 19 選択信号出力部
102 暗視野顕微鏡装置治療システム 103 モニター
104 鏡基部体 105 ハロゲンランプ
106 ステージ部体 107 対物レンズ部
108 視度調整部 109 接眼レンズ部
110 デジタルカメラアダプター部 112 接続コード
【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
顕微鏡による生血液の検査装置治療システムと低周波電流発生装置治療システムにおいて、前記生血液の検査する暗視野顕微鏡装置治療システム(102)の暗視野顕微鏡本体(113)に照射光手段(105)を具備せしめ、該システムの本体と接続するモニター(103)の画像により、疾病の生血液の診療判断ができ該判断後に前記システムと一体化する低周波電流発生装置治療システム(1),(1A,1B,1C,1D,1E,)の低周波電流発生装置(8),(80),(81),(82),(83)の特定周波数(1〜10,000Hzの間で69種類)を利用して、選択された周波数の低電流により、疾病の治療する構成を特徴とした顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム。
【請求項2】
暗視野顕微鏡装置治療システム(102)において、前記暗視野顕微鏡本体(113)の鏡基部体(104)には、ハロゲンランプ(105)とステージ部体(106)と対物レンズ部(107)を設け視度調整環部(108)と接眼レンズ部(109)とデジタルカメラアダプター部(110)にデジタルカメラ(111)を設け接続コード(112)でモニター(103)が接続され、モニターの画像により前記生血液の検査診療ができること構成とした請求項1記載の顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム。
【請求項3】
前記生血液検査装置治療システムと一体化する低周波電流発生装置治療システム(1),(1A,1B,1C,1D,1E,)の装置システムからなる低周波電流を発生する低周波電流発生装置(8)を具備し、低周波の電流を発振器(9)と、この発振器から出力される電流が印加される治療電極(10)及び不関電極(11)との低周波電流印加装置のみから構成され、前記治療発振周波数の低周波、低電流が発生する発振器(9),(84)は発振周波数を14〜10001Hzの間の範囲で予め設定された複数の周波数から選択して、低周波側から設定時間毎に、順次高く変更する周波数制御装置(12)が設けられ、この周波数制御装置からの制御信号にもとづく、所定周波数の電流を発振させる発振コイル部(13)が設けられている。前記疾病の種類毎に周波数制御装置(12)は周波数の情報を記憶するメモリー部(14)と該メモリー入力の疾病情報から読み出した周波数情報により発振コイル部(13)の発振周波数を変更させる選択信号出力部(15)と手操作入力部(16)とを有した構成とされ、前記発振コイル部(13)は高周波発振器(17)とこの高周波発振器から発振する高周波電流の周波数を分周する周波数変換部(18)とを設け、高周波発振器(16)から発振された高周波電流を選択信号出力部(19)からの指令信号にもとづいて周波数の一つに変換するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム。
【請求項4】
前記生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム(1B)は低周波電流発生装置(80)の低周波の電流を発生させる発振器(9)と、この発振器から出力される電流が印加されるべき複数の発振コイル(51),(52)とをもって構成されたことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム。
【請求項5】
前記生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム(1C)は、低周波電流発生装置(81)の低周波の電流を発生させる発振器(9)と、この発振器から出力される電流によって、出力電流を同一の周波数の発振器(9)音波を発生する音波発振器(54)を設け構成することを特徴とした請求項1記載の顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム。
【請求項6】
前記生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム(1D)は、低周波電流発生装置(82)と発振器(9)と治療電極(10)、不関電極(11)と発振コイル(51)、(51A)と音波発振器(54)を設け構成されたことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム。
【請求項7】
前記生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム(1E)の低周波電流発生装置(83)は通信回線を介して制御するようにしたものであり、前記低周波電流発生装置(8),(80),(81),(82),における周波数制御装置(84)として、発振器(88)から離れた位置に設けられたコンピューターと制御装置(84)から通信回線(86)を介して発振周波数発振時間を制御できる構成とされ、該制御装置(84)はコンピューターとメモリー部(84A)と選択信号出力部(84B)と手操作入力部(84C)が構成されている。発振器(88)は高周波発振器(88A)と周波数変換部(88B)が設けられ、その制御信号1/0インタフェース(90B)を介して通信回線(86)から入力と前記制御装置(84)と通信回線(86)も1/0インタフェース(90A)を介し接続される構成を特徴とする請求項1記載の顕微鏡による生血液検査装置治療システムと一体化の低周波電流発生装置治療システム。

【公開番号】特開2007−14735(P2007−14735A)
【公開日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−228826(P2005−228826)
【出願日】平成17年7月8日(2005.7.8)
【出願人】(502026931)
【Fターム(参考)】