説明

食後臭わないキムチ

【目的】 国際的な人事交流の高密度化にともなう国際的な口臭上のエチケットとして又、国内的にもストレス社会の反動として神経症的な口臭恐怖などの過敏症候群の助けになる事、更に素直にキムチが食べたいけれど食後の臭いが気になる人の為の心理的負担の除去にもなる。一方では、韓国政府でもやはり食後臭わない商品を研究している事、以上の点をふまえて発明しました。
【構成】 ドクター・サカイ・ガーリックをキムチ製造中の原材料として利用し製品化したものです。
【使用方法】 キムチの具やタレを作る場合、好みに応じた配合で製造する。
【効果】 おいしく食べて食後臭わないキムチができる。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、キムチを食べた後の不快な口臭を除去する目的で開発したものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術ではにんにくを使用した為、キムチの調味液あるいはこれに野菜原料及び動物性原料を使用して製造した製品は食後臭う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のキムチは食後臭いが残り、食べたいけれど食後の臭いが気になる為遠慮したりすることが多くあった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】ドクター・サカイ・ガーリックの特性を更に活かす為、製品の出来上がりPH値を5.5以上にすると同時に乳酸を添加する。
【0005】
【作用】ドクター・サカイ・ガーリックの持っている特性を、更に効果的にするには、PH値が7〜8の水により原菜の白菜他野菜を洗浄する。洗浄後、天然塩を使用下し低温乳成による下漬を48時間中心部の品温が2℃程度になるまで下漬するPH値が5.5程度になった。下漬中の白菜他野菜を洗浄しあらかじめ作ったキムチの液に漬込み低温5℃以下の冷蔵庫内で48時間乳酸発酵させ出来上がりPH値が5.5になって製品となる。ドクター・サカイ・ガーリック中のアリインはPH値が5以上から8に近づく事でアリインの酵素作用によるアンモニアの発生を抑止し、にんにくの持つ食後の不快な臭いも抑止する。一方、ドクター・サカイ・ガーリック中に残る揮発性のアリル化合物は、乳酸の添加によって吸収し揮発させる作用をおよぼし食後の臭いを除去するのに効果が上がり、更に出来上がったキムチを食し胃腸内に入るわけであるが、胃腸内は酸性でありキムチは中和させる効果があり胃腸内でのアリインの酵素作用を更に抑止するとともにキムチ発酵中のビタミンB1、B2、アミノ酸などがアリインと結合し体内吸収力を早めてしまう為、食後に臭わない効果の作用が早くなる。本製品の乳酸発酵中及び胃腸内で二重の作用をおよぼしドクター・サカイ・ガーリックのみでの消臭効果以上に食後の不快臭が消える事になる。本製品の出来上がりPH値が4以下であるとドクター・サカイ・ガーリックにおよぼす影響にそれほど変化をおよぼさない。又乳酸の添加はドクター・サカイ・ガーリックに残存する揮発性のアリル化合物を更に吸収する作用が高い。
【0006】
【実施例1】以下本発明の食後臭わないキムチを説明する。キムチの調味液を作るに当たり、ドクター・サカイ・ガーリックをキムチの調味液製造過程中このみに応じて配合し、出来上がったキムチの調味液を塩漬けされた野菜に漬け込んで熟成発酵して出来上がったキムチです。キムチの調味液に塩辛(エビ、イワシ、カキ)なども配合し熟成期間を長くしたほど食後臭わない。
【0007】
【発明の効果】ドクター・サカイ・ガーリックは、にんにくの栄養を残しながら食後臭わないにんにくとしての商品ですが、わずかながら臭いの残る原因となるアリル化合物が残っでおります。残存するアリル化合物(アリイン)が分解しアンモニアが生成され、これがにんにくに含まれている硫化物を分解することにより悪臭が生じるメカニズムになっております。そこでキムチに利用し1つにキムチ製造の熟成発酵中又は、製品とした後も熟追発酵中の酵素がアリインの分解を押さえ、発生したアンモニアなどの成分は発酵中のキムチの酸がにんにくの硫化物を分解し、ドクター・サカイ・ガーリックの消臭効果を更に向上させます。又、胃腸内においてもアルカリ食品であるキムチが胃腸内を中和して更に分解力を早める効果を両方でになう効果になります。以上からドクター・サカイ・ガーリックのキムチへの利用は単独で食するよりも更に効果を高める結果になります。

【特許請求の範囲】
【請求項1】ドクター・サカイ・ガーリックを活用した白菜、大根他野菜及び動物性の原料使用のキムチの製造