説明

高効率暖房機

【課題】 環境に優しく高効率で高温の送出を行う簡潔構造の高効率暖房機を提供すること。
【解決手段】 本発明の高効率暖房機10は、貯留した水の給水を行う給水タンク24と、給水タンク24より供給される水を貯留するタンク31と、タンク31の上側に複数設けられ、タンク31より押し上げられた水より発生させた水蒸気を過熱し過熱水蒸気を発生する過熱水蒸気発生ユニット30と、過熱水蒸気を電動ファン26により外部に送出する送風ダクト25とを備え、過熱水蒸気発生ユニット30は、螺旋形状の加熱管34を上方に突出させて内部に装着し、タンク31より押し上げられた水を貯留する上面が開口した環状形状の環状貯留容器33を設けることとした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、環境に優しく高効率で高温の送出を行う簡潔構造の高効率暖房機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の暖房機には、外部から吸入した空気を電熱ヒータで加熱しファンで外部に送出する電熱ヒータ式の暖房機がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2001−263823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の電熱ヒータ式の暖房機は、二酸化炭素を発生することがなく環境に優しくすることはできるが、外部から吸入した空気を電熱ヒータで加熱するため熱容量は小で暖房効率も低いという問題があった。また、熱容量を増大するためには電熱ヒータを大型化または複数設ける必要があり複雑構造となるという問題もあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、環境に優しく高効率で高温の送出を行う簡潔構造の高効率暖房機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の高効率暖房機は、貯留した水の給水を行う給水タンクと、前記給水タンクより供給される水を貯留するタンクと、前記タンクの上側に複数設けられ、前記タンクより押し上げられた水より発生させた水蒸気を過熱し過熱水蒸気を発生する過熱水蒸気発生ユニットと、前記過熱水蒸気を電動ファンにより外部に送出する送風ダクトとを備え、前記過熱水蒸気発生ユニットは、螺旋形状の加熱管を上方に突出させて内部に装着し、前記タンクより押し上げられた前記水を貯留する上面が開口した環状形状の環状貯留容器を設けることとした。
前記タンクの上側に設けられ、前記タンクより押し上げられた水を貯留する上面が開口した円筒形状の円筒貯留容器を前記過熱水蒸気発生ユニットと併設することとした。
さらに、複数の前記過熱水蒸気発生ユニットを側面から覆い、内側円筒部と外側円筒部とで上面が開口した中空部を形成し、下方部で前記送風ダクトの内部と連通する中空排出ダクトを設けることとした。
【発明の効果】
【0006】
本発明の高効率暖房機は、貯留した水の給水を行う給水タンクと、前記給水タンクより供給される水を貯留するタンクと、前記タンクの上側に複数設けられ、前記タンクより押し上げられた水より発生させた水蒸気を過熱し過熱水蒸気を発生する過熱水蒸気発生ユニットと、前記過熱水蒸気を電動ファンにより外部に送出する送風ダクトとを備え、前記過熱水蒸気発生ユニットは、螺旋形状の加熱管を上方に突出させて内部に装着し、前記タンクより押し上げられた前記水を貯留する上面が開口した環状形状の環状貯留容器を設けることとしたため、簡潔構造で環境に優しく高効率で高温の送出を行うことができる。
また、前記タンクの上側に設けられ、前記タンクより押し上げられた水を貯留する上面が開口した円筒形状の円筒貯留容器を前記過熱水蒸気発生ユニットと併設することとしたため、加熱されたタンクの水の熱を暖房用として効果的に送出することができる。
さらに、複数の前記過熱水蒸気発生ユニットを側面から覆い、内側円筒部と外側円筒部とで上面が開口した中空部を形成し、下方部で前記送風ダクトの内部と連通する中空排出ダクトを設けることとしたため、過熱水蒸気発生ユニットで発生した熱の側方への無駄の放出を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の第1の実施形態の高効率暖房機の正面図を示す。
【図2】 本発明の第1の実施形態の高効率暖房機の内部構造の図を示し、図2(a)は内部構造の正面図を示し、図2(b)は内部構造の平面図を示す。
【図3】 本発明の第1の実施形態の高効率暖房機で用いられる過熱水蒸気発生ユニットが環状タンクに取付けられたときの過熱水蒸気発生ユニットの縦断面図を示す。
【図4】 本発明の第2の実施形態の高効率暖房機の内部構造の正面図を示す。
【図5】 本発明の第2の実施形態の高効率暖房機の内部構造の平面図を示す。
【図6】 本発明の第3の実施形態の高効率暖房機で用いられる円筒貯留容器の縦断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態の高効率暖房機につき説明する。
【実施例1】
【0009】
図1は、本発明の第1の実施形態の高効率暖房機の正面図を示す。
図1に示すように、本発明の高効率暖房機10は、外側ケースである筐体11の正面には外部より空気の吸入を行う吸入口13が設けられ、筐体11の上面には、高温の排出を行う排出口12と、電源スイッチや操作スイッチなどの操作盤14と、使用する水を供給するとき使用する開閉蓋15とが設けられ、筐体11の側面には移動用の取手16が設けられている。
【0010】
図2は、本発明の第1の実施形態の高効率暖房機の内部構造の図を示し、図2(a)は内部構造の正面図を示し、図2(b)は内部構造の平面図を示す。
図2に示すように、本発明の高効率暖房機10は、外側ケースの筐体11の底面11aに断面がコ字形の取付基台21が取り付けられ、取付基台21の上面には、使用する水を貯水する貯水タンク22と、貯水タンク22から供給される水を貯留し給水を行う給水タンク24と、給水タンク24より供給された水を貯留する環状タンク31とが設置されている。貯水タンク22に使用する水を貯水するときには、図1に示す開閉蓋15を開きキャップ22aを外し、給水を行う。
【0011】
環状タンク31は、送風が行われる貫通穴36が上下方向に明けられ、環状形状の上面には環状タンク31と内部で連通すると共に環状タンク31を貫通した6個の過熱水蒸気発生ユニット30が外周に沿って設けられている。取付基台21の下面には、外側が円錐形状の送風ダクト25が取付基台21に明けられた貫通穴21aの位置を中心として設置され、送風ダクト25の下側には送風ダクト25の送風源である電動ファン26が設けられている。電動ファン26には、吸入口28よりの空気の送風用の電動モータ27が設けられ、送風ダクト25を介し環状タンク31の貫通穴36と、過熱水蒸気発生ユニット30の内側とを通過させ送風を行うことができる。
6個の過熱水蒸気発生ユニット30には、側面から覆う円筒形状の排出ダクト29が設けられている。排出ダクト29は、過熱水蒸気発生ユニット30の側方では円筒形状となり、上方では円錐状の形状となり、上端部には排出口12が設けられている。排出口12の排出面は、碁盤形状、縦縞形状、横縞形状などとすることができ、排出面には発熱体となる塗料を塗布し、発熱効果を高めることができる。
【0012】
貯水タンク22と給水タンク24とは、連結管23により連結され、給水タンク24に設置したフロート(図示せず)により連結管23に取付けた電磁弁23aが開閉し、給水タンク24は水面が一定に制御される。給水タンク24と環状タンク31とは連結管23bにより連結され、給水タンク24から環状タンク31に給水が行はれる。
取付基台21の上面に設置された環状タンク31と、取付基台21の下面に設置された送風ダクト25とは、取付基台21に明けられた貫通穴21aの外側の位置に取付基台21を挟みネジ25aにより固定されている。送風ダクト25の下側と電動ファン26の上側とはネジ25bにより固定されている。
さらに、環状タンク31の上面には環状タンク31と連通する円筒貯留容器39が外周に沿って過熱水蒸気発生ユニット30と併設されている。
【0013】
図3は、本発明の第1の実施形態の高効率暖房機で用いられる過熱水蒸気発生ユニットが環状タンクに取付けられたときの過熱水蒸気発生ユニットの縦断面図を示す。
図3に示すように、過熱水蒸気発生ユニット30は、環状貯留容器33か設けられ、環状貯留容器33の内側には、加熱器である螺旋形状の加熱管34を上方に突出させ装着している。
環状貯留容器33は、環状形状の外側円筒部33aが環状タンク31の上面部31aに明けられた上側円形穴37aに嵌合して固定され、環状形状の内側円筒部33bが環状タンク31の下面部31bに明けられた下側円形穴37bに嵌合して固定されている。そのため、環状タンク31と環状貯留容器33とは一体化されて内部同士が連通し、環状タンク31に貯留した水Waは環状貯留容器33に供給され、環状貯留容器33は水Wbを貯留する。
図2に示す給水タンク24は、前記したごとく水面の高さが一定に制御されているため、環状貯留容器33に貯留する水Wbは、給水タンク24に貯留した水の水圧により環状タンク31を介し所定の水面の高さHまで押し上げられ、一定の高さが常に保たれている。
また、環状貯留容器33は、外側円筒部33aと内側円筒部33bとで環状形状となり、螺旋形状の加熱管34により加熱されるとき、上面開口部33cから水蒸気が吐出する。環状貯留容器33の外側には螺旋形状の加熱管34の高さの外筒部32が装着されており、上面開口部33cからから吐出した水蒸気は、外筒部32に沿って上昇し螺旋形状の加熱管34により過熱され過熱水蒸気となり、図2に示す排出口12より送出する。
円筒貯留容器39は、螺旋形状の加熱管34により環状タンク31に貯留した水Waが加熱されるため、円筒貯留容器39に貯留の水Wcも高さHに保たれて加熱され水蒸気を発生する。円筒貯留容器39より発生する水蒸気は、過熱水蒸気発生ユニット30により過熱され図2に示す排出ダクト29の中を通り排出口12より送出され、加熱された水Waの熱を暖房用として効果的に送出することができる。
【0014】
次に、暖房が行われるとき過熱水蒸気発生ユニット30の動作につき図1〜3により説明する。
貯水タンク22には、開閉蓋15を開きキャップ22aを外し、使用する水を貯水する。貯水タンク22に貯留の水は、給水タンク24に供給され、さらに、給水タンク24より環状タンク31に供給される。環状タンク31に貯留した水Waは、環状タンク31と環状貯留容器33とが内部同士で連通しているため環状貯留容器33に供給され、環状貯留容器33は水Wbを貯留する。環状貯留容器33に貯留した水Wbは、給水タンク24に貯留した貯留水の水圧により環状貯留容器33の所定の水面の高さHまで押し上げられている。
外側ケースの筐体11の上面に設けられた操作盤14の電源スイッチを操作すると、環状貯留容器33の内側に装着された螺旋形状の加熱管34が高温となり環状貯留容器33を加熱し、環状貯留容器33に貯留の水Wbが水蒸気となり上面開口部33cより吐出するが、吐出した蒸気は、螺旋形状の加熱管34の上方突出部により過熱され、高温の過熱水蒸気Kとなる。
過熱水蒸気Kは、水蒸気をさらに過熱して100℃以上にしたものであり、ここでは常圧で250℃の過熱水蒸気を使用する。過熱水蒸気Kは、環状タンク31の貫通穴36より送られた空気と混合されて送出され、排出ダクト29を介し外側ケースの筐体11の上面に設けた排出口12から外部に排出する。
環状貯留容器33に貯留の水Wbは、蒸気となり減少しても、給水タンク24に設置したフロートにより連結管23に取付けた電磁弁23aが開閉し、給水タンク24の水面が一定に制御されているため、水面の高さHが常に一定に保たれ、過熱水蒸気を連続的に変動することなく的確に送出することができる。
【0015】
以上述べたように、本発明の高効率暖房機10は、貯留した水の給水を行う給水タンク24と、給水タンク24より供給される水を貯留する環状タンク31と、環状タンク31に複数設けられ、環状タンク31より押し上げられた水より吐出させた水蒸気を過熱し過熱水蒸気を発生する過熱水蒸気発生ユニット30とを設け、過熱水蒸気を外部に送出するし、簡潔構造で暖房を行うことができる。
また、過熱水蒸気発生ユニット30は、螺旋形状の加熱管34と、螺旋形状の加熱管を上方に突出させて内部に装着し、給水タンク24より押し上げられた水を貯留する上面が開口した環状形状の環状貯留容器33を設けることとしたため、簡潔構造で環境に優しく高効率で高温の送出を行うことができる。環状貯留容器33は、上面を覆い吐出穴を設けるようにした場合には内部が高圧となり水位を一定に保ち難いが、上面が開口した上面開口部33cを形成しており、常に水位を一定に保ち的確に水蒸気を吐出することができる。
さらに、円筒貯留容器39は、発生する水蒸気が過熱水蒸気発生ユニット30により過熱され排出ダクト29の中を通り排出口12より送出され、加熱された環状タンク31の水Waの熱を暖房用として効果的に送出することができる。
【実施例2】
【0016】
図4は、本発明の第2の実施形態の高効率暖房機の内部構造の正面図を示し、図5は、本発明の第2の実施形態の高効率暖房機の内部構造の平面図を示す。
図4、図5に示すように、本発明の高効率暖房機40は、取付基台21の上面には、使用する水を貯水する貯水タンク22と、貯水タンク22から供給される水を貯留し給水を行う給水タンク24と、円柱形状のアダプタ41aを介しネジ41bにより取り付けられ、給水タンク24より供給された水を貯留する環状タンク31とが設置されている。
【0017】
環状タンク31は、上面には環状タンク31と内部で連通すると共に環状タンク31を貫通した6個の過熱水蒸気発生ユニット30が外周に沿って設けられている。取付基台21の下面には、外側が円錐形状の送風ダクト25が設置され、送風ダクト25の下側には送風ダクト25の送風源である電動ファン26が設けられている。
6個の過熱水蒸気発生ユニット30には、側面から覆う二重円筒形状の中空排出ダクト49が設けられている。中空排出ダクト49は、内側円筒部49aと外側円筒部49bとで形成されている。内側円筒部49aは、円柱形状のアダプタ41a取り付けられた下方部で送風ダクト25の内部と連通する隙間が形成され、外側円筒部49bはネジ42により固定され、内側円筒部49aと外側円筒部49bとで上面が開口した中空部が形成されている。
そのため、送風ダクト25より送風された一部の空気Pは、中空部43を通過し排出口12より排出し、過熱水蒸気発生ユニット30で発生した熱の側方への無駄の放出を防ぐことができる。
【実施例3】
【0018】
図6は、本発明の第3の実施形態の高効率暖房機で用いられる円筒貯留容器の縦断面図を示す。
図6に示すように、本発明の第3の実施形態の高効率暖房機50で用いられる円筒貯留容器59は、環状タンク31の上面の外周に沿って過熱水蒸気発生ユニット30と併設され、環状タンク31の内部と連通し、貯留の水Wcも高さHに保たれている。
円筒貯留容器59は、内側の中心に直線形状の加熱器51が垂直方向に設けられており、直線形状の加熱器51により水Wcが加熱され水蒸気を発生する。発生する水蒸気は、さらに、水Wcの水面より突出した直線形状の加熱器51の上方部51aにより過熱され過熱水蒸気となって図1に示す排出口12より暖房用として効果的に送出することもできる。
【0019】
なお、本発明の第1、2、3の実施形態の高効率暖房機は、螺旋形状の加熱管の下側に沿って当接して水蒸気を螺旋状にガイドする水蒸気過熱ガイド板を過熱水蒸気発生ユニット30に設けることができ、発生した水蒸気をまんべんなく過熱し過熱水蒸気を得ることもできる。
また、本発明の高効率暖房機10、40、50は、6個の過熱水蒸気発生ユニット30を環状タンク31に一体として設けることとしたが、これに限定することなく、複数個を設けるようにすることもできる。
また、環状貯留容器33の内側に螺旋形状の加熱管34を装着することとしたが、これに限定することなく、各種の加熱器を装着することもできる。
また、円筒貯留容器39、59は、過熱水蒸気発生ユニット30と併設して任意の位置に複数個を設けるようにすることもできる。円筒貯留容器59は、水面よりの突出は行わず水Wcの加熱のみの簡潔構造にすることもできる。
さらに、貯水タンク22に貯留の水を給水タンク24に供給することとしたが、これに限定することなく、水道水などを給水タンク24に直接供給し、給水タンク24に設置したフロートにより水道管に取付ける電磁弁を開閉し、給水タンク24の水面を一定に制御し、過熱水蒸気を連続的に送出することもでき、ビニールハウスなどの利用に有効である。
【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明の高効率暖房機は、家庭用や工場用などに使用することができるが、ビニールハウスなどにも幅広く適用することができる。
【符号の説明】
【0021】
10、40、50 高効率暖房機
22 貯水タンク
24 給水タンク
25 送風ダクト
26 電動ファン
30 過熱水蒸気発生ユニット
31 環状タンク
32 外筒部
33 環状貯留容器
34 螺旋形状の加熱管
39、59 円筒貯留容器
49 中空排出ダクト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
貯留した水の給水を行う給水タンクと、前記給水タンクより供給される水を貯留するタンクと、前記タンクの上側に複数設けられ、前記タンクより押し上げられた水より発生させた水蒸気を過熱し過熱水蒸気を発生する過熱水蒸気発生ユニットと、前記過熱水蒸気を電動ファンにより外部に送出する送風ダクトとを備え、前記過熱水蒸気発生ユニットは、螺旋形状の加熱管を上方に突出させて内部に装着し、前記タンクより押し上げられた前記水を貯留する上面が開口した環状形状の環状貯留容器を設けることとしたことを特徴とする高効率暖房機。
【請求項2】
前記タンクの上側に設けられ、前記タンクより押し上げられた水を貯留する上面が開口した円筒形状の円筒貯留容器を前記過熱水蒸気発生ユニットと併設することとしたことを特徴とする請求項1に記載の高効率暖房機。
【請求項3】
複数の前記過熱水蒸気発生ユニットを側面から覆い、内側円筒部と外側円筒部とで上面が開口した中空部を形成し、下方部で前記送風ダクトの内部と連通する中空排出ダクトを設けることとしたことを特徴とする請求項1に記載の高効率暖房機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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