説明

高病原性トリインフルエンザ(HPAI)の予防に対して使用するヒバ油あるいはヒノキチオールを添加あるいは含浸させた抗HPAI家畜敷料。

【課題】高病原性トリインフルエンザ(HPAI)を有効的に予防できる薬剤は、今日ではまだ開発されていない。また、感染、汚染地域の広範囲を予防できる処理方法もまだ開発されていない。
【解決手段】 当発明は鶏舎内の家畜敷料として、また感染、汚染地域の広範囲に対して、毒性が極めて低いヒバ油あるいはヒノキチオールを添加あるいは含浸させた抗HPAI家畜敷料を製造してトリインフルエンザを予防するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高病原性トリインフルエンザの予防に対する抗HPAI家畜敷料。
【背景技術】
【0002】
トリインフルエンザ・ウイルスは、元々、野生の水鳥(アヒルなどのカモ類)に共生して存在している。水鳥の腸管で増殖し、鳥間では水中の糞を媒介に感染する。野鳥では感染しても宿主は発症しないが、家禽類のニワトリ、ウズラ、七面鳥等に感染すると非常に高い死亡率をもたらすものがあり、そのタイプを高病原性トリインフルエンザ・ウイルス(HPAI)と呼ぶ。現在、世界的に養鶏産業の脅威となっているのはこのウイルスである。この高病原性トリインフルエンザを有効的に予防できる薬剤は、今日ではまだ開発されていない。特に、感染、汚染地域の広範囲を予防できる処理方法もまだ開発されていない。
【0003】
トリインフルエンザ・ウイルスは1902年にイタリアでH7N1型が発生してからニワトリや七面鳥に感染し、拡大しながら低病原性を維持していた。1994年〜95年にメキシコでH5N2型の低病原性トリインフルエンザ・ウイルスが高病原性に突然変異した。1997年に香港で高病原性のH5N1型が初めて人に感染。18人に感染して、うち幼児6人が死亡した。1999年3月にH9型が香港で人に感染。1999年に北イタリアでH7N1型が発生、低病原性から高病原性に突然変異。当初は低病原性で国の強権発動対策を取らず、同年12月には高病原性に突然変異し、2000年4月までに1400万羽が感染。2002年2月に中国福建省に旅行した香港人がH5N1型に感染、2人が死亡。2003年2月〜4月にオランダ、ベルギーで大流行、1000万羽以上を処分。オランダの獣医師が感染して死亡。2003年12月にベトナムの感染者は22人、うち死者は15人。2004年1月に日本の山口県の養鶏場でH5N1型により6千羽が死亡。2004年1月にタイにてH5N1型により死者が発生。2004年2月に中国の農場でアヒル200羽がH5N1型に感染したと中国初めて公式報道、以後続々と報道。2004年2月京都府の養鶏場で鶏の大量死始まる。
【0004】
インフルエンザウイルスの中で鳥類に感染するのはA型であり、抗原型では(H1〜H15)x(N1〜N9)と多くの組み合わせがある。ヒトインフルエンザ・ウイルスで、現在まで流行を繰り返してきた型は、(H1,H2,H3)×(N1,N2)である。その他、家畜のブタ、ウマ、ミンク、アザラシ、クジラの感染が知られている。ヒトに感染するタイプのウイルスは、水鳥起源のウイルスがブタに感染し、ブタの体内でウイルスが変異したという仮説があり、遺伝(RNA)解読による進化系統分析の裏付け研究がなされている。種の壁があるため、ヒトにはヒトインフルエンザ・ウイルス、鳥類にはトリインフルエンザ・ウイルスのみが感染すると見られてきたが、近年、ヒトに感染する高病原性トリインフルエンザ・ウイルス(HPAI)が現れた。HPAIのヒトへの感染例は少ない。しかし、感染者の死亡率は、1997年の流行では30%であったが、2004年の流行では60〜70%ときわめて毒性が強力に変異している。ヒトインフルエンザ・ウイルスと異なり、このウイルスのヒトからヒトへの感染は、現在は確認されていないが、これが普通に起こるようになると、世界中へ爆発的な大流行(パンデミック)となる恐れが大きい。
【0005】
2004年度(3月30日時点)で、家禽のトリインフルエンザ感染例の報告をした国は、ベトナム、タイ、カンボジア、ラオス、インドネシア、中国、台湾、韓国、日本、米国(以上H5亜型)、パキスタン、オランダ、カナダ、米国(以上H7亜型)ですが、病原性の程度も異なったウイルス型の集団発生も混在して起こっている。特に、中国(本土)、ベトナム、タイでの被害は大きく、特に中国では900万羽以上が死亡あるいは殺処分されたと報告されている。
【0006】
鳥のあいだでの感染経路は、基本的に飛沫や汚染された排泄物の吸引や、えさや水などを介してその他の腸管や呼吸器に感染し、ごく限られた状況でのみ空気感染が疑われることが知られている。ひとつの農場内では、感染した鳥の排泄物や分泌物、ウイルスで汚染された粉塵、土壌などや、直接の飛沫などの吸入や摂取により、鳥から鳥へと簡単に広がって行く。感染した鳥の移動に加え、ネズミなどの動物の体の表面に付着して、また、ウイルスが付着した用具、乗り物、飼料、鳥かごや衣類(特に履き物)等を介して、農場や地域を越えて感染が広がる可能性もある。
【0007】
鳥のあいだでの流行の制圧方法は、最も一般的な対策として、曝露を受けた家きん類(ニワトリ、アヒルなど)や家畜をすべて、適切な方法で迅速に殺処分することである。このとき感染動物の排泄物や、汚染物も同様に適切な処理を行い、徹底した消毒が終了するまで、関係施設などへの立ち入りを禁止する(検疫)ことが必要となる。地域や、国際間での感染の可能性がある生きた動物の移動や、汚染の可能性がある未加工の肉製品および飼料などに転用される原料などの移送制限も、鳥のあいだでの感染の拡大を止めるための重要な対策である。また日本では、高病原性鳥インフルエンザは家畜伝染病予防法上、家畜伝染病(法定伝染病)として位置づけられており、発生した場合には、鳥の間での感染拡大を防ぐために発生の届出、隔離、殺処分、焼却又は埋却、消毒等のまん延防止措置の実施が義務づけられている。
【0008】
現在のところトリインフルエンザそのものに有効な、ヒトのワクチンはない。2004年現在では、集団発生が起こっている時期に、病鳥との不要な接触を避けることが唯一の予防法と言える。もしもトリインフルエンザの流行が起こっている地域などに出かける時には、感染を避け、付着したかもしれないウイルスを他の地域の鳥に拡げないために、集団発生が見られている鶏舎などへの出入りは避ける。どうしても鶏舎に出入りしなければならないときには、万が一の感染を避けるために、手袋、医療用マスク、ガウン、ゴーグルなどの着用、手洗いの励行などの、基本的な感染予防対策が必要である。
【0009】
現在使用されているヒトのインフルエンザワクチンは、ヒトの間で流行しているA/ソ連型(H1N1)、A/香港型(H3N2)、およびB型に対して効果のあるものであって、H5亜型やH7亜型などの鳥インフルエンザに対しては効果がない。
【0010】
その後鳥用ワクチンが開発された。しかし感染予防には完全ではなく、ニワトリの感染を完全回避はできず、感染しても発症を低減できるのみである。そのため、トリインフルエンザ感染拡大の阻止には無力であると判断されている。また、ワクチンを使用すると、抗体検査による感染鶏区別が不能となり淘汰が困難となる。ワクチンを使用した地域ではウイルス撲滅に失敗している。よって有効な撲滅法は発生地点の5〜10Km範囲のニワトリ等を直ちに淘汰することである。1997年の香港でのHPAI(H5N1型)による死者発生の際には、直ちに香港全域の鶏淘汰の措置がとられ、パンデミックが回避された。こうして、2003年〜2004年の東アジア養鶏業でのトリインフルエンザの流行にては、すでに世界で1億羽のニワトリが淘汰された。
【0011】
ヒトでのトリインフルエンザが、インフルエンザのパンデミック(世界的流行)を引き起こす危険性をもつ理由は、トリインフルエンザ・ウイルスがヒトインフルエンザ・ウイルスの遺伝子を獲得し、新型のA型インフルエンザウイルス出現につながるからである。ヒトのインフルエンザにかかっている人が、トリインフルエンザにかかると、その人の体内で2種類のインフルエンザウイルスのDNAが再集合を起こして、トリインフルエンザ・ウイルスがヒトインフルエンザ・ウイルスの遺伝子を獲得する可能性が出てくる。これを遺伝子再集合と呼び、この現象が新型のA型インフルエンザウイルス出現につながる、ひとつのメカニズムであると言われている。もしもこの新たなウイルスあるいはトリ型のウイルスが突然変異をおこし、ヒトからヒトへと容易に感染する能力を獲得したとすると、インフルエンザのパンデミックが開始する条件が整うことになってしまう。
【0012】
トリインフルエンザの集団発生農場において、鶏の殺処分に従事する者の感染制御は、ニワトリの殺処分と死体処理、検査などにあたっては、感染が疑われるニワトリの体液、排泄物等による汚染に注意し、作業に従事する者はそれらの体液等に直接触れたり、吸い込んだりしないように、ガウンを着用し、手袋をつけ、ゴーグル、医療用マスク等で防御することである。また作業終了後は、石鹸、流水による手洗いをおこなう。作業に従事した者およびその家族については、健康状態に留意し、発熱などインフルエンザ様症状の出現などの体調に異常があった場合は、その旨を医療機関に伝えた上で直ちに診療を受ける。ウイルス遺伝子の再集合を起こさないように、通常のインフルエンザの予防接種を受けることの推奨や、抗インフルエンザウイルス薬(リン酸オセルタミビル)のスタンバイ治療に関しては、WHOにより、高病原性トリインフルエンザに感染した可能性のある動物の殺処理に携わる人員の防御および健康状態の監視に関する暫定的勧告が、また、抗インフルエンザウイルス薬の予防投与についてはCDCにより、とりインフルエンザ集団発生の制御と根絶に従事する人を防御するための暫定ガイドラインが発表されている。なお2004年3月31日現在、日本では抗インフルエンザウイルス薬の予防投与は承認されていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
トリインフルエンザやSARSなど人畜共通の新たな疾病が世界的規模で頻発している。今日の飼料には必要に応じ抗生物質が添加され、家畜は高度な改良や管理、抗生物質・殺虫剤の安易な使用により強健性が失われ、一方細菌やウイルス等の微生物は微妙なバランスの世界を破壊されたため攻撃的に変身せざるを得ないという状況を生み出している。この自然界が持つ本来のバランスを取り戻すには、抗生物質や殺菌剤等の依存から脱却し、環境に気を配り、家畜本来の強健性、抗病性を維持する技術に切り替えるべきであろう。自然界に存在する抗菌性、抗ウイルス性の物質から機能性成分を活用し、細菌やウイルスと共存可能な強健性を取り戻した飼養管理技術の実証と、安心・安全で付加価値の高い畜産物の生産に取り組むことが、当発明が解決しようとする課題である。
【課題を解決するための手段】
【0014】
そして、本発明は上記目的を達成するために、天然成分で、顕著な抗ウイルス機能を持ち、日本の厚生省により食品添加物に認定されている毒性が極めて低いヒノキチオール、あるいはヒノキチオールを含有する樹油、特にヒバ油を敷料に添加あるいは含浸させた家畜敷料、及びウイルスの感染場所あるいは感染が想定される場所に撒く敷料をもって、トリインフルエンザの予防に対処するものである。
【発明の効果】
【0015】
ヒノキチオールは、炭素7個が環状に結合(7員環)したフェノール系の物質である。天然樹木精油の中で、ヒノキチオールは青森ヒバ油の中に多く含まれており、約1〜2%含まれている。
【0016】
1930年代に当時台北大学数授であった野副鉄男氏がタイワンヒノキ材の精油を研究している内、融点が51〜52℃の分子式がC1012の結晶を得て、これをヒノキチオールと命名した。時は同じくして、スウェーデンのH.Erdtman氏はベイスギ(ツヤプリカータ)の心材から融点が34、52、82℃の物質を単離し、樹木の名前にちなんで、α−、β−、−ツヤプリシンと名付けた。その後、野副氏はβ−ツヤプリシンとヒノキチオールが同一物質であることを突き止めました。
このヒノキチオールのような7員環の核を特にトロポロンと呼び、この骨格を持った化合物をトロポロン類(トロポノイド)と呼んでいます。このようなトロポロン類はヒノキ科特有の成分である。ヒノキ科の中の9属(ヒノキ属、ホソイトスギ属、アスナロ属など)でその存在が知られヒノキ属においては5種(ペニヒ、ローソンヒノキ、ペイヒバ、タイワンヒノキ、ヌマヒノキ)に見いだされていた。現在、青森ヒバなどからヒノキチオールが抽出され利用されている。
最近、ヒノキチオールは、多くの生理作用や抗菌作用があることが判り、利用されてきている。防腐剤としての効果があり、1989年には化学合成品以外の食品添加物として認可された。このことにより食品への活用が増加すると予測されます。また、ヒノキチオールの毛髪への効果については、殺菌、消炎、細胞活性などが認められており、ヒノキチオール入りの養毛剤が市販され、医薬部外品として利用されている。化粧品としては、皮膚病の原因細菌及び糸状菌に対し、優れた抗菌性を示すため、化粧品中に調合され、医薬部外品として市販されている。その他、ヒノキチオールの各種菌類に対する抗菌効果(表1)が見いだされている。

(データ;森林科学研究所森 孝博氏)
【0017】
SARSウイルスと同じコロナウイルス属の豚伝染性胃腸炎ウイルス(TGEV)を濃度五百PPM以上のヒノキチオールで抗ウイルス効果をテストした結果、ウイルスの感染力を約三十分の一に減らせることが分かった。(資料;大阪府立大学大学院農学生命科学研究科獣医感染症学研究室 向本雅郁氏)
【0018】
トリインフルエンザの病原体は、Orthomyxo virus(オルソミキソ ウイルス)であり、一本鎖RNAを遺伝子として持つウイルスである。
トリインフルエンザ・ウイルス(AIウイルス)には、表面抗原が2つある。ひとつは「ヘムアグルティニン」(Hemagglutinin:HAタンパク質)であり、タイプ(血清型)が15種類ある。もうひとつは「ニューラミニダーゼ」(Neuraminidase:NAタンパク質)でタイプ(血清型)が9種類ある。コロナウイルスは、一本鎖(+)RNAウイルスのコロナウイルス科のウイルスをさし、コロナウイルス属、トロウイルス属を含む。伝染性気管支炎ウイルス(IBV)、ネコ伝染性腹膜炎ウイルス(FIP)、イヌコロナウイルス(CCV)、ブタ伝染性胃腸炎ウイルス(TGEV)、ウマトロウイルス(EqTV)などがある。
【0019】
上述したように、ヒバ油およびヒノキチオールは、豚伝染性胃腸炎ウイルス(TGEV)のようなコロナウイルス属に抗ウイルス効果があり、一本鎖RNAを遺伝子として持つウイルスに抗ウイルス効果がある。この抗RNAウイルス効果があるヒバ油およびヒノキチオールを添加あるいは含浸させた家畜敷料、及びウイルスの感染場所あるいは感染が想定される場所に撒く敷料にはトリインフルエンザの予防に効果がある。
【発明の実施するための最良の形態】
【0020】
敷料を作るには、天然系の素材を使用する。特にバガス、木材チップ、植物チップ、木質繊維、植物繊維、木毛、木粉、木くず、木片、おが粉、もみ殻、かんな屑、バーク、稲わら、小麦わら、大麦わら、もみ殻、落花生殻、麦稈、不良牧草、ビートモス、バーライト、トバモライト、ゼオライト、砂、火山灰、のいずれか、あるいは複数材が相応しい。
【0021】
家畜敷料に対しては、木質系あるいは植物系の素材が相応しい。これらの木質系あるいは植物系の素材には、有効成分であるヒバ油あるいはヒノキチオールをそれらの細胞内に含浸させるのが最良である。
【0022】
ウイルス感染を予防する目的で、あるいは感染地域の抗ウイルス効果を得る目的で、関連地域あるいは場所、特に道路に、外部で家禽が行動する範囲に、鶏舎内の通路に、鶏舎内で人が出入りする場所に、トラックの荷台には、木質系、植物系あるいは無機系のいずれでも良い。
【0023】
無機系の素材には、内部が中空をなす外殻部を持つものが相応しく、この外殻部の内部にヒバ油あるいはヒノキチオールを包含される。この外殻部の内部に包含されたヒノキチオールを含有する液体とによってマイクロカプセルを構成してなることを特徴とする。
【0024】
有効成分として、ヒバ油の代わりに、ヒノキチオールを含む天然の樹油あるいは精油を添加あるいは含浸させることも出来る。
【0025】
有効成分として、ヒバ油の代わりに、科学的に合成された合成ヒノキチオールを添加あるいは含浸させた家畜敷料、及びウイルスの汚染場所あるいは汚染が想定される場所に撒く敷料でも良い。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高病原性トリインフルエンザの予防に対し、製糖行程から排出されるさとうきびの残滓であるバガス、木材チップ、植物チップ、木質繊維、植物繊維、木毛、木粉、木くず、木片、おが粉、もみ殻、かんな屑、バーク、稲わら、小麦わら、大麦わら、もみ殻、落花生殻、麦稈、不良牧草、ビートモス、バーライト、トバモライト、ゼオライト、砂、火山灰、のいずれか、あるいは複数材に天然のヒバ油を添加あるいは含浸させた家畜敷料、及びウイルスの感染場所あるいは感染が想定される場所に撒く敷料。
【請求項2】
請求項1において、ヒバ油の代わりに天然のヒノキチオールを添加あるいは含浸させた家畜敷料、及びウイルスの感染場所あるいは感染が想定される場所に撒く敷料。
【請求項3】
請求項1において、ヒバ油の代わりに、ヒノキチオールを含む天然の樹油あるいは精油を添加あるいは含浸させた家畜敷料、及びウイルスの感染場所あるいは感染が想定される場所に撒く敷料。
【請求項4】
請求項1において、ヒバ油の代わりに、科学的に合成された合成ヒノキチオールを添加あるいは含浸させた家畜敷料、及びウイルスの感染場所あるいは感染が想定される場所に撒く敷料。

【公開番号】特開2006−158361(P2006−158361A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−382199(P2004−382199)
【出願日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【出願人】(501410757)有限会社イムノバックス・ジャパン (10)
【出願人】(595161773)
【出願人】(504193712)
【出願人】(503095723)
【Fターム(参考)】