説明

鳥かご

【課題】 衛生面を従来より向上することができる鳥かごを提供する。
【解決手段】 鳥かご10は、L字状の脚部21と、脚部21によって支持されて鳥の飼育空間10aの底面を形成する全体が傾斜した床部22と、飼育空間10aの前後左右の面を形成する壁部のうち鳥かご10の背面側の壁部を形成する背面壁部23と、飼育空間10aの上面を形成する天井部24と、飼育空間10aで発生したゴミを受けるゴミ受け部51とを備え、床部22は、全体が傾斜しており、ゴミ受け部51は、床部22の傾斜を伝わって落ちるゴミを受ける位置に配置されていて、脚部21及び床部22は、金属の平板を折り曲げて形成されていることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鳥を飼育するための鳥かごに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の鳥かごは、鳥の糞が床部全体に溜まるようになっており、床部が引き出し式になっている。したがって、使用者は、ある程度の量の糞が鳥かごの床部に溜まったときに、鳥かごの床部を引き出して、床部に溜まった鳥の糞を洗い流すことができる(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2007−000133号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の鳥かごにおいては、鳥の糞が床部全体に溜まるので、不衛生であるという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、衛生面を従来より向上することができる鳥かごを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の鳥かごは、鳥の飼育空間の底面を形成する床部と、前記飼育空間で発生したゴミを受けるゴミ受け部とを備え、前記床部は、全体が傾斜しており、前記ゴミ受け部は、前記床部の傾斜を伝わって落ちる前記ゴミを受ける位置に配置されていることを特徴とする。
【0006】
この構成により、本発明の鳥かごは、鳥の糞などのゴミを床部に溜めずにゴミ受け部に集中的に溜めるので、衛生面を従来より向上することができる。
【0007】
本発明の鳥かごは、前記床部を支持する脚部を有し、前記床部及び前記脚部は、金属の平板を折り曲げて形成されていることを特徴とする。
【0008】
この構成により、本発明の鳥かごは、床部及び脚部が別々の部品で形成されている場合と比較して、製造コストを抑えることができる。
【0009】
本発明の鳥かごの前記ゴミ受け部は、前記鳥かごの正面側に配置されて上面が露出していることを特徴とする。
【0010】
この構成により、本発明の鳥かごは、使用者によってゴミが視認され易く、しかも掃除され易い状態でゴミ受け部が設置されているので、ゴミ受け部の掃除に対する欲求を使用者に起こさせることができる。したがって、本発明の鳥かごは、使用者によって頻繁に掃除され易く、衛生面をより向上することができる。
【0011】
本発明の鳥かごの前記ゴミ受け部は、前記床部に対して固定されており、水抜き用の穴が下部に開けられていることを特徴とする。
【0012】
この構成により、本発明の鳥かごは、床部に水を流すことによって、水が床部の傾斜を流れてゴミ受け部に入り、ゴミ受け部の水抜き用の穴から排出されるので、床部及びゴミ受け部を一度に丸ごと洗い流すことができ、衛生面をより向上することができる。
【0013】
本発明の鳥かごは、前記飼育空間の前後左右の面を形成する壁部を備え、前記壁部は、前記床部の傾斜方向の下側において前記床部と接触していないことを特徴とする。
【0014】
この構成により、本発明の鳥かごは、床部の傾斜を伝わって落ちるゴミが壁部に引っ掛かってゴミ受け部に入らないということを防止することができるので、衛生面をより向上することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、衛生面を従来より向上することができる鳥かごを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0017】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態に係る鳥かごの構成について説明する。
【0018】
図1は、本実施の形態に係る鳥かご10の正面左側からの外観斜視図である。図2は、鳥かご10の底面図である。図3は、鳥かご10の側面断面図である。
【0019】
図1〜図3に示すように、鳥かご10は、L字状の脚部21と、脚部21によって支持されて鳥の飼育空間10aの底面を形成する全体が傾斜した床部22と、飼育空間10aの前後左右の面を形成する壁部のうち鳥かご10の背面側の壁部を形成する背面壁部23と、飼育空間10aの上面を形成する天井部24と、鳥かご10の左側面の一部に配置された扉30と、鳥かご10の左側面側、正面側及び右側面側の壁部を形成するワイヤ40と、飼育空間10aで発生して床部22の傾斜を伝わって落ちるゴミを受ける位置に配置されたゴミ受け部51と、脚部21、床部22及び天井部24の位置関係を保持するための円筒形の木製の支柱60と、脚部21の底面の四隅にのり付けされた滑り止め用の薄型の透明なゴムパッド70とを有している。
【0020】
なお、鳥かご10は、主に、文鳥や十姉妹などの三角嘴のフィンチ類を飼育するためのものである。また、飼育空間10aで発生するゴミとしては、例えば、鳥の糞や羽根、籾殻などがある。
【0021】
図4は、脚部21、床部22、背面壁部23及び天井部24の基になる金属の平板20の平面図である。図4に示すように、脚部21、床部22、背面壁部23及び天井部24は、アルミニウムなどの金属の平板20を折り曲げて形成されている。
【0022】
図1〜図3に示すように、脚部21は、ゴミ受け部51を固定するネジ81のネジ部を通すための2つのネジ用孔21a(図4参照。)と、支柱60を固定するネジ82のネジ部を通すためのネジ用孔21bとが形成されている。床部22は、ワイヤ40を通すためのワイヤ用孔22aが左側面側、正面側及び右側面側の端の近傍に多数並んで形成されているとともに、支柱60を通すための穴22bが形成されている。床部22の傾斜は、自然にゴミが落ちるように30°〜40°が好ましい。天井部24は、ワイヤ40を通すためのワイヤ用孔24aが左側面側、正面側及び右側面側の端の近傍に多数並んで形成されているとともに、使用者によって鳥かご10が持ち上げられるときに使用者の指が挿入されるための4つの持ち手穴24bと、支柱60を固定するネジ82のネジ部を通すためのネジ用孔24cとが形成されている。
【0023】
扉30は、枠31と、枠31の内部に上下に配置された複数の板32と、複数の板32を連結する紐33とを有している。上面側及び底面側の枠31には、ワイヤ40を通すためのワイヤ用孔31aが多数並んで形成されている。
【0024】
ワイヤ40は、鉢を吊るすためなどに使用される園芸用のワイヤであると良い。ワイヤ40は、ワイヤ用孔を通された後、折り返されて、隣のワイヤ用孔を通されるというように、床部22のワイヤ用孔22aと、天井部24のワイヤ用孔24aと、扉30のワイヤ用孔31aとに通されて、鳥かご10の左側面側、正面側及び右側面側の壁部を形成している。なお、ワイヤ40は、端部が金具41によって固定されている。
【0025】
図5は、ゴミ受け部51の基になる金属の平板50の平面図である。図5に示すように、ゴミ受け部51は、アルミニウムなどの金属の平板50を折り曲げて形成されている。
【0026】
図1〜図3に示すように、ゴミ受け部51は、のりしろ部分51aに形成されたネジ用孔51b(図5参照。)を通されたネジ81によって脚部21に固定されており、鳥かご10の正面側に配置されて上面が露出している。また、ゴミ受け部51は、のりしろ部分51aの板厚だけ、脚部21との間にスリット51cが設けられている。スリット51cは、ゴミ受け部51の下部に開けられた水抜き用の穴を構成している。
【0027】
支柱60は、床部22の穴22bに通されて、上下の端部でネジ82によって脚部21及び天井部24に固定されている。
【0028】
次に、鳥かご10の製造方法について説明する。
【0029】
まず、平板20及び平板50は、プレス機によって打ち抜かれ、外形や穴などが形成される。
【0030】
次いで、外形や穴などが形成された平板20は、板金工によって立体的に折り曲げられて、脚部21、床部22、背面壁部23及び天井部24として形成される。同様に、平板50は、ゴミ受け部51として形成される。
【0031】
次いで、脚部21、床部22、背面壁部23、天井部24、ゴミ受け部51及び支柱60は、互いに組みつけられてネジ81及びネジ82によって固定される。また、脚部21の底面の四隅には、ゴムパッド70がのり付けされる。
【0032】
最後に、床部22、天井部24及び扉30の間が、ワイヤ40によって編みあげられる。
【0033】
次に、鳥かご10の使用方法について説明する。
【0034】
使用者は、吸水紙をゴミ受け部51に充填して、吸水紙によってスリット51cを塞いでおく。
【0035】
飼育空間10a内の鳥が糞をすると、糞は、床部22の傾斜を伝わって落ちて、ゴミ受け部51に溜まる。糞以外のゴミについても同様に、床部22の傾斜を伝わって落ちて、ゴミ受け部51に溜まる。
【0036】
使用者は、ゴミ受け部51を掃除機で掃除したり、ゴミ受け部51に充填した吸水紙を交換したりすることによって、ゴミ受け部51に溜まった糞などのゴミを簡単に清掃することができる。
【0037】
また、使用者は、ゴミ受け部51に充填した吸水紙を取り除いた状態で、バスルームのシャワーなどによって床部22に水を流すことによって、床部22及びゴミ受け部51を一度に丸ごと洗い流すことができる。床部22の傾斜を流れた水は、ゴミ受け部51に入り、ゴミ受け部51の水抜き用のスリット51cから排出される。
【0038】
以上に説明したように、鳥かご10は、鳥の糞などのゴミを床部22に溜めずにゴミ受け部51に集中的に溜めるので、衛生面を従来より向上することができる。
【0039】
また、鳥かご10は、ゴミ受け部51が鳥かご10の正面側に配置されて上面が露出しており、使用者によってゴミが視認され易く、しかも掃除され易い状態でゴミ受け部51が設置されている。したがって、鳥かご10は、ゴミ受け部51の掃除に対する欲求を使用者に起こさせることができるので、使用者によって頻繁に掃除され易く、衛生面をより向上することができる。
【0040】
また、鳥かご10は、床部22に水を流すことによって、水が床部22の傾斜を流れてゴミ受け部51に入り、ゴミ受け部51の水抜き用のスリット51cから排出されるので、床部22及びゴミ受け部51を一度に丸ごと洗い流すことができ、衛生面をより向上することができる。
【0041】
また、鳥かご10は、脚部21及び床部22が金属の平板20を折り曲げて形成されているので、脚部21及び床部22が別々の部品で形成されている場合と比較して、製造コストを抑えることができる。
【0042】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る鳥かごの構成のうち、第1の実施の形態に係る鳥かご10(図1参照。)の構成と同様な構成については、鳥かご10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0043】
図6は、本実施の形態に係る鳥かご110の正面左側からの外観斜視図である。
【0044】
図6に示すように、鳥かご110の構成は、脚部21によって支持されて鳥の飼育空間10aの底面を形成する全体が傾斜した床部121と、飼育空間10aで発生して床部121の傾斜を伝わって落ちるゴミを受ける位置に配置されたゴミ受け部151とを床部22(図1参照。)及びゴミ受け部51(図1参照。)に代えて鳥かご10が備え、左側面側の壁部の一部を形成する左側面部122と、右側面側の壁部の一部を形成する右側面部123と、正面の壁部の一部を形成して左側面部122及び右側面部123を連結した連結部124とを鳥かご10が備えた構成と同様である。
【0045】
図7は、脚部21、背面壁部23、天井部24、床部121、左側面部122及び右側面部123の基になる金属の平板120の平面図である。図7に示すように、脚部21、背面壁部23、天井部24、床部121、左側面部122及び右側面部123は、アルミニウムなどの金属の平板120を折り曲げて形成されている。
【0046】
図6に示すように、床部121の構成は、ワイヤ用孔22a(図1参照。)を床部22(図1参照。)が備えていない構成と同様である。左側面部122は、ワイヤ40を通すためのワイヤ用孔122aが天井部24側の端の近傍に多数並んで形成されている。右側面部123は、ワイヤ40を通すためのワイヤ用孔123aが天井部24側の端の近傍に多数並んで形成されている。連結部124は、ワイヤ40を通すためのワイヤ用孔124aが天井部24側の端の近傍に多数並んで形成されているとともに、左側面部122及び右側面部123にネジなどによって固定されている。
【0047】
図8は、ゴム栓152(図6参照。)が外された状態での鳥かご110の底面図である。ゴミ受け部151の構成は、ゴミ受け部51(図2参照。)が脚部21との間のスリット51c(図2参照。)に代えて水抜き用の穴151aが下部に開けられている構成と同様である。脚部21と、ゴミ受け部151との間は、水が漏れださないように隙間無く形成されている。ゴミ受け部151は、水洗いされるとき以外のときに水抜き用の穴151aから水やゴミが漏れ出さないように、水抜き用の穴151aをゴム栓152によって塞がれることができる。
【0048】
鳥かご110は、第1の実施の形態に係る鳥かご10によって得ることができる効果に加え、次の効果を得ることができる。即ち、鳥かご110は、床部121の傾斜方向の下側の壁部、即ち、連結部124及び正面側のワイヤ40が床部121と接触していないので、床部121の傾斜を伝わって落ちるゴミが連結部124及び正面側のワイヤ40に引っ掛かってゴミ受け部151に入らないということを防止することができる。したがって、鳥かご110は、衛生面をより向上することができる。
【0049】
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る鳥かごの構成のうち、第1の実施の形態に係る鳥かご10(図1参照。)の構成と同様な構成については、鳥かご10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0050】
図9は、本実施の形態に係る鳥かご210の正面左側からの外観斜視図である。図10は、鳥かご210の背面右側からの外観斜視図である。
【0051】
図9及び図10に示すように、鳥かご210の構成は、L字状の脚部221と、脚部21によって支持されて鳥の飼育空間10aの底面を形成する全体が傾斜した床部222と、飼育空間10aの前後左右の面を形成する壁部のうち鳥かご210の背面側の壁部を形成する背面壁部223と、飼育空間10aの上面を形成する天井部224と、飼育空間10aで発生して床部222の傾斜を伝わって落ちるゴミを受ける位置に配置されたゴミ受け部250と、脚部221、床部222及び天井部224の位置関係を保持するための支柱260とを、脚部21(図1参照。)、床部22(図1参照。)、背面壁部23(図1参照。)、天井部24(図1参照。)、ゴミ受け部51(図1参照。)及び支柱60(図1参照。)に代えて鳥かご10(図1参照。)が備えた構成と同様である。
【0052】
図11は、脚部221、床部222、背面壁部223及び天井部224の基になる金属の平板220の平面図である。図11に示すように、脚部221、床部222、背面壁部223及び天井部224は、アルミニウムなどの金属の平板220を折り曲げて形成されている。
【0053】
脚部221の構成は、支柱260を固定するネジ281のネジ部を通すためのネジ用孔221aをネジ用孔21a(図4参照。)及びネジ用孔21b(図4参照。)に代えて脚部21(図4参照。)が備えた構成と同様である。床部222の構成は、穴22b(図4参照。)を床部22(図4参照。)が備えておらず、床部222の傾斜方向の下側の端の近傍に多数並んで形成された穴222aを床部22が備えた構成と同様である。背面壁部223の構成は、支柱260を固定するネジ282のネジ部を通すためのネジ用孔223aを背面壁部23(図4参照。)が備えた構成と同様である。天井部223の構成は、持ち手穴24b(図4参照。)及びネジ用孔24c(図4参照。)を天井部24(図4参照。)が備えていない構成と同様である。
【0054】
図12は、ゴミ受け部250の分解斜視図である。図12に示すように、ゴミ受け部250は、金属の平板を折り曲げて形成された本体251と、金属の平板を折り曲げて形成されて本体251の両側に設置された側面部材252と、本体251に側面部材252を固定する複数のネジ253とを備えている。ゴミ受け部250は、脚部221の上に置かれているだけで、床部222に対して固定されていない。
【0055】
図10に示すように、支柱260は、金属の平板を折り曲げて形成された本体261と、金属の平板を折り曲げて形成されて本体261を脚部221に固定するための固定部材262と、金属の平板を折り曲げて形成されて持ち手穴263aが形成された取っ手部263と、脚部221及び固定部材262を固定するネジ281と、本体261及び背面壁部223を固定するネジ282と、本体261及び固定部材262を固定するネジ283と、本体261及び取っ手部263を固定するネジ284とを備えている。
【0056】
次に、鳥かご210の使用方法について説明する。
【0057】
使用者は、吸水紙をゴミ受け部250に充填しておく。
【0058】
飼育空間10a内の鳥が糞をすると、糞は、床部222の傾斜を伝わって落ちて、床部222の穴222aを介してゴミ受け部250に溜まる。糞以外のゴミについても同様に、床部222の傾斜を伝わって落ちて、床部222の穴222aを介してゴミ受け部250に溜まる。
【0059】
使用者は、ゴミ受け部250を掃除機で掃除したり、ゴミ受け部250に充填した吸水紙を交換したりすることによって、ゴミ受け部250に溜まった糞などのゴミを簡単に清掃することができる。
【0060】
以上に説明したように、鳥かご210は、鳥の糞などのゴミを床部222に溜めずにゴミ受け部250に集中的に溜めるので、衛生面を従来より向上することができる。
【0061】
また、鳥かご210は、脚部221及び床部222が金属の平板220を折り曲げて形成されているので、脚部221及び床部222が別々の部品で形成されている場合と比較して、製造コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る鳥かごの正面左側からの外観斜視図である。
【図2】図1に示す鳥かごの底面図である。
【図3】図1に示す鳥かごの側面断面図である。
【図4】図1に示す鳥かごの脚部、床部、背面壁部及び天井部の基になる金属の平板の平面図である。
【図5】図1に示す鳥かごのゴミ受け部の基になる金属の平板の平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る鳥かごの正面左側からの外観斜視図である。
【図7】図6に示す鳥かごの脚部、背面壁部、天井部、床部、左側面部及び右側面部の基になる金属の平板の平面図である。
【図8】図6に示す鳥かごの底面図であって、ゴム栓が外された状態での図である。
【図9】第3の形態に係る鳥かごの正面左側からの外観斜視図である。
【図10】図9に示す鳥かごの背面右側からの外観斜視図である。
【図11】図9に示す鳥かごの脚部、背面壁部、床部及び天井部の基になる金属の平板の平面図である。
【図12】図9に示す鳥かごのゴミ受け部の分解斜視図である。
【符号の説明】
【0063】
10 鳥かご
10a 飼育空間
20 平板
21 脚部
22 床部
23 背面壁部(壁部)
40 ワイヤ(壁部)
51 ゴミ受け部
51c スリット(水抜き用の穴)
110 鳥かご
120 平板
121 床部
122 左側面部(壁部)
123 右側面部(壁部)
124 連結部(壁部)
151 ゴミ受け部
151a 穴(水抜き用の穴)
210 鳥かご
220 平板
222 床部
250 ゴミ受け部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
鳥の飼育空間の底面を形成する床部と、前記飼育空間で発生したゴミを受けるゴミ受け部とを備え、
前記床部は、全体が傾斜しており、
前記ゴミ受け部は、前記床部の傾斜を伝わって落ちる前記ゴミを受ける位置に配置されていることを特徴とする鳥かご。
【請求項2】
前記床部を支持する脚部を有し、
前記床部及び前記脚部は、金属の平板を折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鳥かご。
【請求項3】
前記ゴミ受け部は、前記鳥かごの正面側に配置されて上面が露出していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鳥かご。
【請求項4】
前記ゴミ受け部は、前記床部に対して固定されており、水抜き用の穴が下部に開けられていることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の鳥かご。
【請求項5】
前記飼育空間の前後左右の面を形成する壁部を備え、
前記壁部は、前記床部の傾斜方向の下側において前記床部と接触していないことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載の鳥かご。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2008−263899(P2008−263899A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−113588(P2007−113588)
【出願日】平成19年4月23日(2007.4.23)
【特許番号】特許第3999257号(P3999257)
【特許公報発行日】平成19年10月31日(2007.10.31)
【出願人】(507134172)
【Fターム(参考)】