説明

LED照明付き点検口

【課題】屋内天井面に於いて、必要となる設備の照明設備と点検口を一体化したLED照明付き点検口とし環境機器又省エネルギー対策としての目的を目指す。
【解決手段】点検口アルミベース1は、4本の枠が正方形状に構成する。この際4本の枠はLアングル8によって合致され、前記点検口アルミベース1にはそれぞれLED基板4が取付けられ正方形の照明が形成され同様にLED基板4をカバーするレンズカバー5も点検口枠アルミベース1に取付けられる。前記レンズカバー5はレンズストッパー10に固定され落下の危険は無い。点検口アルミベース1は、取付けネジ3で天井ボード2に取付け、点検口開口部9は点検口化粧パネル7により塞がれるが、パネル固定ネジ6により取外しが出来、点検口と、LED照明機器両方の実施が出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋内天井に設ける点検口に関するものである。
【背景技術】
【0002】
建築屋内に於いて、特に電気配線工事は天井内部で行われ、敷設工事終了後に天井ボード等により塞がれる。しかし敷設後、メンテナンス、修理、管理等に対応出来る様、天井の一部に、天井内部に出入り出来るよう点検口を設けるのが一般的である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
天井等に敷設する照明設備は、屋内の空間、形態、インテリア性等が重視される為、天井への取付けが優先され、当該照明設備の天井への設置後、点検口取付け位置が決まる為、点検口を設ける位置は天井の角等が多くなっている。
【0004】
又必要設備の点検口とはいえ、天井面の照明設備の配置やデザイン、インテリアとして美観的に不自然な場合も出てくる。出来れば天井面に、当該点検口は無く照明設備のみの方が無駄なく快適である。
【課題を解決する手段】
【0005】
本発明は、天井面への設備工事、設備用品の削減を図り、天井面に必要な設備の照明設備と点検口を一体化し照明機能を有する点検口を具現化するものである。
【0006】
前記した、当該点検口を1フロアーに1つ設けることにより設備費用面の削減が図れ、特定位置に点検口設ける必要も無く、照明設備の一部として当該点検口枠に照明機器として、LEDを設けるため、省エネルギー、長寿命、低発熱が実現出来る。
【発明の効果】
【0007】
点検口と照明を一体化し、フロアーの美観を十分に保ち、LEDを照明に使用することによる省エネ等の効率化が効果的に図れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】LED照明付き点検口正面図。
【図2】LED照明付き点検口AA断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、天井面への設備工事、設備用品の削減を図り、天井面に必要な設備の照明設備と点検口を一体化し、照明機能を有する点検口を実現したものである。
【実施例】
【0010】
本発明の実施例を図1〜図2に依って説明する。
点検口の天井面開口部は正方形の孔で工事されるため、点検口アルミベース1は、4本の枠が正方形状に構成する。この際4本の枠はLアングル8によって合致される。
【0011】
又前記点検口アルミベース1にはそれぞれLED基板4が取付けられ正方形の照明が構成される。同様にLED基板4をカバーするレンズカバー5も点検口枠アルミベース1に取付けられる。又前記レンズカバー5はレンズストッパー10に固定され落下の危険は無い。
【0012】
点検口アルミベース1は、取付けネジ3で天井ボード2に取付け、点検口開口部9は点検口化粧パネル7により塞がれるが、パネル固定ネジ6により取外しが出来る。
【0013】
以上の様に点検口と、LED照明機器両方の実施が出来る。
【符号の説明】
【0014】
1:点検口アルミベース
2:天井ボード
3:取付けネジ
4:LED基板
5:レンズカバー
6:パネル固定ネジ
7:点検口化粧パネル
8:Lアングル
9:点検口開口部
10:レンズストッパー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
屋内天井に設ける点検口において、天井ボードに取付け固定する点検口枠部に、LED照明を設けたことを特徴とする屋内点検設備の点検口。
【請求項2】
点検口内部の際の入出は、LED照明枠内を点検口の入口とし容易に取付け、取外しを可能にしたことを特徴とする請求項1記載の屋内点検口設備の点検口。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−24027(P2013−24027A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−175371(P2011−175371)
【出願日】平成23年7月25日(2011.7.25)
【出願人】(510242598)有限会社小澤建装 (3)