説明

LED表札

【課題】簡易な構造で表面に加え、特にエッヂ部を光の演出によって強調しうるLED表札を提供する。
【解決手段】名前又はデザインが施された表示用プレート10と、表示用プレート10よりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型で、表示用プレート10の裏面を支持するベースプレート20と、ベースプレート20に収納され、表示用プレート10側に発光する複数のLED30と、LED30に電力を供給する回路40と、を備え、LED30からの光を、表示プレート10の外周に位置するエッヂ部11Aに集めて、エッヂ部11Aを鮮明に輝かせる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LED(発光ダイオード)を利用して発光させる機能の付いたLED表札に関するものである。
【背景技術】
【0002】
LED(発光ダイオード)を表札の裏側あるいは側端部から発光させて、夜間でも判読可能にした表札が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【特許文献1】特開2008−116626号公報
【特許文献2】特開2008−33378号公報
【0003】
特許文献1に記載の発明は、複数のLEDを表札の基板に一列に並べて配置して搭載し、LEDの光を照射する側をガラスの端部に隣接しガラスの端部の一端から光を照射しガラスを発光させるとともに、対向する端部からガラス外部に光を透過させ周りを照らし雰囲気を醸し出す明かりを作るものである。
また、特許文献2に記載の発明は、表示プレートのコーナーを把持する把持具にLEDを収容するようにして、LEDの交換を容易に行えるようにしたものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1、2に記載の発明によれば、表札の表面は発光させられるが、表札が全体的に明るくされるにすぎないため演出的に物足りない。
特に、表札の表面に加えて、エッヂ部を発光によって強調したいという要望もある。
また、特許文献1に記載の発明は、複数のLEDを表札の基板に一列に並べて配置する必要があるので、構造が複雑となり、また、特許文献2に記載の発明は、把持片の構造が複雑になるといった問題がある。
【0005】
そこで、本発明の目的とするところは、簡易な構造で表面に加え、特にエッヂ部を光の演出によって強調しうるLED表札を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のLED表札(1)は、名前又はデザインが施された表示用プレート(10)と、前記表示用プレート(10)よりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型で、前記表示用プレート(10)の裏面を支持するベースプレート(20)と、前記ベースプレート(20)に収納され、前記表示用プレート(10)側に発光する複数のLED(30)と、前記LED(30)に電力を供給する回路(40)と、を備え、前記LED(30)からの光を、前記表示プレート(10)の外周に位置するエッヂ部(11A)に集めて、前記エッヂ部(11A)を鮮明に輝かせることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、名前又はデザインが施された表示用プレート(10)と、前記表示用プレート(10)よりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型で、前記表示用プレート(10)の裏面側に、前記表示用プレート(10)との間に隙間(T)をあけた状態で設けられたベースプレート(20)と、前記ベースプレート(20)に収納され、前記表示用プレート(10)側に発光する複数のLED(30)と、前記LED(30)に電力を供給する回路(40)と、を備え、前記LED(30)からの光を、前記表示プレート(10)の外周に位置するエッヂ部(11A)に集めて、前記エッヂ部(11A)を鮮明に輝かせることを特徴とする。
【0008】
さらに、請求項3に記載の発明は、前記表示用プレート(10)のエッヂ部(11A)を透明又は半透明としたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、前記表示用プレート(10)のエッヂ部(11A)を、表面側に向けて膨出湾曲させたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、前記表示用プレート(10)を、アクリル板又はガラス板としたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項6に記載の発明は、前記表示用プレート(10)を、透明又は半透明ガラス(11)の上にサイズの小さい色付きガラス(12)を重ねてエッヂ部(11A)を透明又は半透明としたフュージングガラスとしたことを特徴とする。
【0012】
また、請求項7に記載の発明は、透明又は半透明ガラス(11)の上に、サイズが小さく名前又はデザインが施された色付きガラス(12)を重ねて外周に位置するエッヂ部(11A)を透明又は半透明とするとともに、エッヂ部(11A)を表面側に向けて膨出湾曲させたフュージングガラスからなる表示用プレート(10)と、前記表示用プレート(10)よりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型で、前記表示用プレート(10)の裏面を支持するベースプレート(20)と、前記ベースプレート(20)に収納され、前記表示用プレート(10)側に発光する複数のLED(30)と、前記LED(30)に電力を供給する回路(40)と、を備え、前記LED(30)からの光を、前記表示プレート(10)のエッヂ部(11A)に集めて、前記エッヂ部(11A)を鮮明に輝かせることを特徴とする。
【0013】
また、請求項8に記載の発明は、透明又は半透明ガラス(11)の上に、サイズが小さく名前又はデザインが施された色付きガラス(12)を重ねて外周に位置するエッヂ部(11A)を透明又は半透明とするとともに、エッヂ部(11A)を表面側に向けて膨出湾曲させたフュージングガラスからなる表示用プレート(10)と、前記表示用プレート(10)よりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型で、前記表示用プレート(10)の裏面側に、前記表示用プレート(10)との間に隙間(T)をあけた状態で設けられたベースプレート(20)と、前記ベースプレート(20)に収納され、前記表示用プレート(10)側に発光する複数のLED(30)と、前記LED(30)に電力を供給する回路(40)と、を備え、前記LED(30)からの光を、前記表示プレート(10)のエッヂ部(11A)に集めて、前記エッヂ部(11A)を鮮明に輝かせることを特徴とする。
【0014】
また、請求項9に記載の発明は、前記表示用プレート(10)と前記ベースプレート(20)の間に光拡散板(50)を設けたことを特徴とする。
【0015】
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための最良の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
【発明の効果】
【0016】
本発明のLED表札によれば、複数のLEDが収納され表示用プレートの裏面を支持するベースプレートは、表示用プレートよりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型であるので、表示用プレートのエッヂ部はベースプレートより外側(外方)に向けて露出している。
これにより、LEDからの光は、表示用プレートの外周に位置するエッヂ部と、名前又はデザインが施された表示用プレートの部分に導かれる。
このような簡易な構造によって、名前又はデザインが施された部分に加え、表示用プレートのエッヂ部を鮮明に輝かせることができる。
よって、夜間時の表示効果に優れ、光の演出を楽しむことができる。
【0017】
また本発明によれば、ベースプレートは、表示用プレートの裏面側に、表示用プレートとの間に隙間をあけた状態で設けられるので、LEDからの光が、べースプレートと表示用プレートとの間を介して表示用プレートのエッヂ部にダイレクトにあるいはダイレクトに近い状態で当たる。
これにより、表示用プレートのエッヂ部が一層鮮明に輝く。
【0018】
また本発明によれば、表示用プレートのエッヂ部を透明又は半透明としたり、表示用プレートのエッヂ部を、表面側に向けて膨出湾曲させるので、エッヂ部の輝きを一層強いものとすることができる。
【0019】
表示用プレートとしては、アクリル板又はガラス板を使用することができ、その中でもガラス板としてフュージングガラスを使用し、表示用プレートを、透明又は半透明ガラスの上にサイズの小さい色付きガラスを重ねてエッヂ部を透明又は半透明としたものは、エッヂ部からの発光を一段と強いものとすることができる。
【0020】
表示用プレートとベースプレートとの間に光拡散板を設けることによって、LEDの光を均一にした状態で表示用プレートに当てることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
図1乃至図3を参照して、本発明の実施形態に係るLED表札1について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るLED表札1の外観を示す斜視図であり、図2及び図3は、図1に示したLED表札1の正面図及び側面図である。
【0022】
本発明の実施形態に係るLED表札1は、LED(発光ダイオード)30を利用して発光させる機能の付いた表札であり、LED30が収納されたベースプレート20の上に表示用プレート10が重ねられてなるものである。
【0023】
表示用プレート10は、矩形状(正方形でも直方形でもよい)の透明ガラス(半透明ガラスであってもよい)11の上に、透明ガラス11よりもサイズが小さく矩形状の色付きガラス12を重ね合せたもので、色付きガラス12の表面に、例えば、「山田」などの名前(名字や氏名)又はデザインが施されたものである。
名前やデザインを表示用プレート10に設けるには従来から種々の方法があるが、ここでは、名前やデザインに沿ったカッティングシートを表示用プレート10の色付きガラス12の表面に貼着した後に剥がしその跡に、高圧エアで金剛砂など堅くて細かい砂を吹き付けて加工するサンドブラスト方法によって行った。なお、これにかえて、レーザーなどによって彫刻したり、あるいはカッティングシートを容易に剥がれないように貼着したり、あるいは薬剤を使用したエッチング方法によって名前やデザインを施すこともできる。
【0024】
また、表示用プレート10における、透明ガラス11と色付きガラス12の重ね合わせは、両者を重ね合わせた状態で電気炉に入れ、熱によって融着させて形成したものであり、一般的にフュージングガラスと呼ばれている。
これにより、透明ガラス11のエッヂ部11Aは、色付きガラス12で覆われることなく露出されるので透明の状態となる。色付きガラス12としては、黒色,黄色など種々考えられ、図1及び図3では、色付き部分を斜線で示した。ここでは、二枚のガラス板を重ねて融着させたが、三枚以上とすることもできる。
そして、透明ガラス11の外周に位置するエッヂ部11Aを、図3に示すように、表示用プレート10の表面側に向けて膨出湾曲させて凸レンズ状にしている。膨出湾曲の形成は、熱融着時に行ってもよく、電気炉から取出した後に成形加工してもよい。また、周面に湾曲部が形成された型枠に流状ガラスを流し込んで固まった後に型枠から外すようにしてもよい。
【0025】
ベースプレート20は、例えば、アクリル板などの合成樹脂製で、表示用プレート10よりもサイズが小さく、表面側、すなわち、表示用プレート10側が開放したボックス型の形状をしている。ここでは、アクリル乳板を使用した。
またベースプレート20は、外周を囲む立設壁21の端部を表示用プレート10の裏面に当接し表示用プレート10を支持している。このとき、表示用プレート10のエッヂ部11Aがベースプレート20の立設壁21より外側に突出するようにしている。
なお、ベースプレート20として導光板を使用することもできる。
【0026】
表示用プレート10とベースプレート20とはねじ止めされている。すなわち、図4に示すように、べースプレート20の四方内側には内側に延びる雌ねじ25が設けられ、図3に示すように、雌ねじ25に、表示用プレート10の表側から裏側に向けて貫通した雄ねじ26が螺合されることによって表示用プレート10とベースプレート20は固定される。なお、雌ねじ25の外側は、ベースプレート20を貫通して外側に突出していて、その外周にもねじ27が刻設されている。
ベースプレート20から外側から突出したねじ27は、図5に示すように、LED表札1を家や門柱の外壁100に取付けるときに外壁100に埋設される。LED表札1の取付けは、家や門柱の外壁100に対して、図5(a)に示すように、ベースプレート20までを埋め込むようにしたり、図5(b)に示すように、ねじ27だけを埋め込むようにしたりしたり、あるいは、図5(a),図5(b)の中間で、べースプレート20の一部を埋め込むようにしてもよい。
【0027】
LED30は、ベースプレート20の四方の立設壁21側に沿ってそれぞれ4個設けられ、しかも、図8に示すように、主に立設壁21側に向かって発光するように配置されている。すなわち、ここで使用しているLED30は、側面方向に発光する量は、それに垂直な方向に発光する量よりも大きい。
これにより、LED30からの光の大部分は、ベースプレート20の立設壁21を伝わり表示用プレート10の裏面からエッヂ部11Aと表示用プレート10の表面側に導かれ、一部分は、ベースプレート20の開放部から直接、表示用プレート10の裏面に伝わりそこから表示用プレート10の表面とエッヂ部11Aに伝わる。
なお、各LED30にはACアダプター45を介して電源から電力が電気回路40を構成する配線を介して供給されている。ACアダプター45においては、商用交流電源は直流電源に変換させられる。
【0028】
以上のようにして構成された本実施形態に係るLED表札1によれば、LED30が収納され表示用プレート10の裏面を支持する立設壁21が形成されたベースプレート20は、表示用プレート10よりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型であるのに加えて、表示用プレート10のエッヂ部11Aは透明でベースプレート20の立設壁21より外側(外方)に向けて露出しているので、LED30からの光は、表示用プレート10の外周に位置するエッヂ部11Aと、「山田」という名前の部分に導かれる。
これによって、名前の部分に加え、表示用プレート10のエッヂ部11Aを鮮明に輝かせることができる。
よって、夜間時の表示効果に優れ、光の演出を楽しむことができる。
【0029】
特に表示用プレート10のエッヂ部11Aは、色付きガラス12の外側に位置するとともに透明で、しかも表示用プレート10の表面側に向けて膨出湾曲した凸レンズ状であるので、エッヂ部11Aの輝きは凸レンズ状にしない場合と比較して倍増する。
またLED30は、ベースプレート20の立設壁21側に向かって発光するように配置されているので、LED30からの光が表示用プレート10の表面側、すなわち、「山田」という名前を照らす部分だけに集中することはなく、エッヂ部11Aにも集められる。
【0030】
なお、本実施形態においては、べースプレート20に収納されたLED30の光をベースプレート20の開放部から表示用プレート10の下部に当てたが、図6に示すように、表示用プレート10とベースプレート20との間に光拡散板50を設けて、LED30の光を均一にした状態で表示用プレート10に当てるようにしてもよい。
【0031】
また、図9に示すように、べースプレート20を、表示用プレート10の裏面側に、表示用プレート10との間に隙間T(例えば、約2mm)をあけた状態で設け、LED30からの光が、べースプレート20と表示用プレート10との間を介して表示用プレート10のエッヂ部11Aにダイレクトにあるいはダイレクトに近い状態で当たるようにすることもできる。なお、図8で示したLED30の高さをベースプレート20の立設壁21よりも高くすることによってLED30からの光をダイレクトに表示用プレート10のエッヂ部11Aに当てることができる。
これによれば、LED30からの光の量が表示用プレート10のエッヂ部11Aにより多く導かれるので、表示用プレート10のエッヂ部11Aを一層鮮明に輝かせることができる。なお、表示用プレート10とベースプレート20との間の隙間Tは、雌ねじ25と雄ねじ26との間に高ナット28を設けることによって確保している。
【0032】
また、図10に示すように、表示用プレート10の裏面に光拡散板50を設け、その光拡散板50との間に隙間T(例えば、約2mm)をあけた状態でべースプレート20を設けるようにしてもよい。
【0033】
また、本実施形態では、表示用プレート10とそれを支持するベースプレート20の平面を矩形状としたが、図7に示すLED表札1のように、楕円形状にしてもよい。
図7に示す表示用プレート10は、楕円状の透明ガラス11の上に楕円状の色付きガラス12を設けたもので、図示しないベースプレート20も楕円状でその中に4つのLED30が設けられ、表示用プレート10の表面とエッジ部11Aを強調して光らせている。
なお、LED表札1の形状についてはその他にも種々設定することができるが、表示用プレート10とそれを支持するベースプレート20を相似形(ベースプレート20を表示用プレート10よりも小さくする)とするとともに、表示用プレート10を構成する透明ガラス11と色付きガラス12についても相似形(色付きガラス12を透明ガラス11よりも小さくする)とし、色付きガラス12の外側に透明ガラス11のエッジ部11Aを露出させるものであれば適用可能である。
【0034】
また、本実施形態では、フュージングガラスを使用したが、かれにかえてアクリル板や板ガラスを使用し、エッジ部11Aを透明または半透明にしたものを使用することもできる。
さらには、フュージングガラス,アクリル板や板ガラスにおいて、エッジ部11Aを特に透明または半透明にしない場合であってもエッヂ部11AにはLED30からの光が集まるので、エッヂ部11Aをある程度輝かせる効果はある。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の実施形態に係るLED表札の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るLED表札を示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るLED表札を示す側面図である。
【図4】図1に示すベースプレートを示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係るLED表札の取付状態を示す側面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る他のLED表札を示す側面図である。
【図7】本発明の実施形態に係るさらに他のLED表札を示す平面図である。
【図8】図4に示すLED30の発光を示す模式図である。
【図9】本発明の実施形態に係る他のLED表札で表示用プレートとベースプレートとの間に隙間を設けたものを示す側面図である。
【図10】本発明の実施形態に係る他のLED表札で表示用プレートとベースプレートとの間に隙間を設け、さらに光拡散板を設けたものを示す側面図である。
【符号の説明】
【0036】
1 LED表札
10 表示用プレート
11 透明(半透明)ガラス
11A エッヂ部
12 色付きガラス
20 ベースプレート
21 立設壁
25 雌ねじ
26 雄ねじ
27 ねじ
28 高ナット
30 LED
40 電気回路(回路)
45 ACアダプター
50 光拡散板
100 外壁
T 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
名前又はデザインが施された表示用プレートと、
前記表示用プレートよりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型で、前記表示用プレートの裏面を支持するベースプレートと、
前記ベースプレートに収納され、前記表示用プレート側に発光する複数のLEDと、
前記LEDに電力を供給する回路と、を備え、
前記LEDからの光を、前記表示プレートの外周に位置するエッヂ部に集めて、前記エッヂ部を鮮明に輝かせることを特徴とするLED表札。
【請求項2】
名前又はデザインが施された表示用プレートと、
前記表示用プレートよりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型で、前記表示用プレートの裏面側に、前記表示用プレートとの間に隙間をあけた状態で設けられたベースプレートと、
前記ベースプレートに収納され、前記表示用プレート側に発光する複数のLEDと、
前記LEDに電力を供給する回路と、を備え、
前記LEDからの光を、前記表示プレートの外周に位置するエッヂ部に集めて、前記エッヂ部を鮮明に輝かせることを特徴とするLED表札。
【請求項3】
前記表示用プレートのエッヂ部を透明又は半透明としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のLED表札。
【請求項4】
前記表示用プレートのエッヂ部を、表面側に向けて膨出湾曲させたことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のLED表札。
【請求項5】
前記表示用プレートを、アクリル板又はガラス板としたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載のLED表札。
【請求項6】
前記表示用プレートを、透明又は半透明ガラスの上にサイズの小さい色付きガラスを重ねてエッヂ部を透明又は半透明としたフュージングガラスとしたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載のLED表札。
【請求項7】
透明又は半透明ガラスの上に、サイズが小さく名前又はデザインが施された色付きガラスを重ねて外周に位置するエッヂ部を透明又は半透明とするとともに、エッヂ部を表面側に向けて膨出湾曲させたフュージングガラスからなる表示用プレートと、
前記表示用プレートよりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型で、前記表示用プレートの裏面を支持するベースプレートと、
前記ベースプレートに収納され、前記表示用プレート側に発光する複数のLEDと、
前記LEDに電力を供給する回路と、を備え、
前記LEDからの光を、前記表示プレートのエッヂ部に集めて、前記エッヂ部を鮮明に輝かせることを特徴とするLED表札。
【請求項8】
透明又は半透明ガラスの上に、サイズが小さく名前又はデザインが施された色付きガラスを重ねて外周に位置するエッヂ部を透明又は半透明とするとともに、エッヂ部を表面側に向けて膨出湾曲させたフュージングガラスからなる表示用プレートと、
前記表示用プレートよりもサイズが小さく、表面側が開放したボックス型で、前記表示用プレートの裏面側に、前記表示用プレートとの間に隙間をあけた状態で設けられたベースプレートと、
前記ベースプレートに収納され、前記表示用プレート側に発光する複数のLEDと、
前記LEDに電力を供給する回路と、を備え、
前記LEDからの光を、前記表示プレートのエッヂ部に集めて、前記エッヂ部を鮮明に輝かせることを特徴とするLED表札。
【請求項9】
前記表示用プレートと前記ベースプレートの間に光拡散板を設けたことを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか一つに記載のLED表札。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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