【課題】効率の良い、一定方向へのヒト胚性幹細胞（ｈＥＳＣ）の分化を達成する方法の提供。
【解決手段】ヒトPDX1陽性膵臓内胚葉細胞およびヒト胚体内胚葉細胞を含む細胞培養物であって、ヒト胚体内胚葉細胞の９５個ごとに、ヒトＰＤＸ１陽性前腸内胚葉細胞が少なくとも５個存在する、細胞培養物。該細胞培養物は、多能性幹細胞、レチノイド、TGFβスーパーファミリーのノーダル／アクチビンサブグループの増殖因子等をさらに含む。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ヒトPDX1陽性膵臓内胚葉細胞およびヒト胚体内胚葉細胞を含む細胞培養物であって、ヒト胚体内胚葉細胞の９５個ごとに、ヒトＰＤＸ１陽性前腸内胚葉細胞が少なくとも５個存在する、細胞培養物。
【請求項２】
ヒト多能性細胞をさらに含む、請求項１に記載の細胞培養物。
【請求項３】
前記ヒト多能性細胞がヒト多能性幹細胞である、請求項２に記載の細胞培養物。
【請求項４】
前記ヒト多能性幹細胞が、桑実胚、胚の内部細胞塊（ＩＣＭ）または胚の生殖隆起に由来する、請求項３に記載の細胞培養物。
【請求項５】
前記ヒト多能性幹細胞が、胎生期を過ぎ発達した多細胞構造の生殖組織に由来する、請求項３に記載の細胞培養物。
【請求項６】
前記細胞培養物がレチノイドを含む、請求項１〜５のいずれか１項に記載の細胞培養物。
【請求項７】
前記細胞培養物が、TGFβスーパーファミリーのノーダル／アクチビンサブグループの増殖因子を含む、請求項１〜６のいずれか１項に記載の細胞培養物。
【請求項８】
前記細胞培養物が、臓側内胚葉細胞、壁側内胚葉細胞および／または神経系細胞を実質的に含まない、請求項１〜７のいずれか１項に記載の細胞培養物。
【請求項９】
前記細胞培養物がヒト中胚葉細胞を含む、請求項１〜８のいずれか１項に記載の細胞培養物。
【請求項１０】
前記中胚葉細胞が５％未満の濃度で存在する、請求項９に記載の細胞培養物。

【図７】

【図１１】

【図１２】

【図１３】

【図１４】

【図１９】

【図２０】

【図２１】

【図２２】

【図２３】

【図２４】

【図２６】

【図２７】

【図２８】

【図３１】

【図３２】

【図３３】

【図３４−１】

【図３４−２】

【図３４−３】

【図３５】

【図３６】

【図３７】

【図３８】

【図３９】

【図４０】

【図４１】

【図４２】

【図４３】

【図４５】

【図４６】

【図４７】

【図４８】

【図４９】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図８】

【図９】

【図１０】

【図１５】

【図１６】

【図１７】

【図１８】

【図２５】

【図２９】

【図３０】

【図４４】

【公開番号】特開２０１１−２２９５３４（Ｐ２０１１−２２９５３４Ａ）
【公開日】平成２３年１１月１７日（２０１１．１１．１７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１４７５９８（Ｐ２０１１−１４７５９８）
【出願日】平成２３年７月１日（２０１１．７．１）
【分割の表示】特願２００７−５１０８７９（Ｐ２００７−５１０８７９）の分割
【原出願日】平成１７年４月２６日（２００５．４．２６）
【出願人】（５０３４３１７９２）ヴィアサイト，インコーポレイテッド (9)
【Ｆターム（参考）】