説明

RFID情報媒体の通信性能検査装置

【課題】アンテナモジュール10からの照射電波(検査用電波W1)を、検査対象となるそれぞれのRFID情報媒体(ラベル片4)のみに照射して、隣接するRFID情報媒体4に検査用電波W1の影響を及ぼさずに、個々のRFID情報媒体4の通信性能を適正に検査可能なRFID情報媒体の通信性能検査装置を提供すること。
【解決手段】アンテナモジュール10を電波遮断体21に格納すること、および電波遮断体21内に電波吸収体27を設けることに着目したもので、アンテナモジュール10を格納する電波遮断体21と、電波遮断体21の内壁面に取り付ける電波吸収体27と、を有し、電波遮断体21には、RFID連続体(ラベル連続体1)の導入口28および導出口29を形成してあるとともに、導入口28から電波遮断体21内に移送されてくるRFID連続体1のRFID情報媒体4をアンテナモジュール10に対向させることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はRFID(Radio Frequency Identification;無線自動認識)情報媒体の通信性能検査装置にかかるもので、とくにRFID情報媒体を複数枚連ねたRFID連続体を移送し、それぞれのRFID情報媒体の通信性能を検査するためのRFID情報媒体の通信性能検査装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、ICチップおよびRFIDアンテナを有して無線によりデータの書込みおよび読取りを行うことができるRFID情報媒体をラベルあるいはタグなどの形態とし、各種物品についての各種データの読み書きを行って、必要なデータ管理など諸々の分野に利用している。
【0003】
図2は、従来からのRFID情報媒体の例を示す平面図であって、図2(1)は、RFID情報媒体によるラベル連続体1(RFID連続体)の形態を示し、図2(2)は、RFID情報媒体によるタグ連続体2(RFID連続体)の形態を示している。
図2(1)に示すように、ラベル連続体1は、帯状の台紙3の上に単葉のラベル片4(RFID情報媒体)の複数枚を仮着してあり、ラベル片4の裏面側には粘着剤層5を形成して、ラベル片4を台紙3からはがして所定の物品(図示せず)に貼り付け可能としている。
ラベル片4は、ICチップ6およびRFIDアンテナ7を有し、UHF帯(300MHz〜3GHz(好ましくは860〜960MHz、さらに具体的には、433MHz、900MHz、920〜925MHz、950〜956MHz)やマイクロ波(1〜30GHz、具体的には2.45GHz)、HF帯(3MHz〜30MHz(好ましくは13.56MHz))あるいは135kHz以下など、その他、所定の周波数帯の電波および電磁的作用などにより、RFIDアンテナ7を介してICチップ6に必要なデータの無線による読み取りおよび書き込み(データ通信)を行う。
ただし、それぞれの使用電波に応じてICチップ6およびRFIDアンテナ7の具体的構成を適正なものとしている。
【0004】
図2(2)に示すように、タグ連続体2は、ラベル連続体1における台紙3を有さず、タグ片8(RFID情報媒体)の複数枚を連設し、ミシン目9において分離可能としている。
タグ片8は、ラベル片4と同様に、ICチップ6およびRFIDアンテナ7を有して、無線によるデータ通信を可能としている。
【0005】
これらのラベル連続体1におけるラベル片4、およびタグ連続体2におけるタグ片8のそれぞれの通信性能を検査する必要がある。
図3は、通信性能の検査を行うためのアンテナモジュール10、および検査対象の一例としてラベル連続体1を示す概略側面図である。
アンテナモジュール10は、ラベル片4との間におけるデータ通信用のリーダーライターとしての機能を有するもので、これに対向してラベル連続体1を移送し、アンテナモジュール10からラベル連続体1のラベル片4に検査用電波W1を照射してその通信性能を検査する。
【0006】
しかしながら、ラベル連続体1との間のデータ通信用として、とくにUHF帯(たとえば、950MHz)レベルの波長を有する電波を使用するものでは、その通信距離が通常は5〜10m程度であり、ラベル連続体1などラベル片4を連続した形態のものでは、ラベル片4を一枚ずつ切り分け区分して検査を行うことができないことから、検査したいラベル片4以外の隣接するラベル片4にも検査用電波W1が照射されて、誤読が発生するなど、正確な検査を行うことが困難であるという問題がある。
したがって、通常は、ラベル連続体1のごく近傍にアンテナモジュール10を配置し、低出力による微弱電波での仮想条件のもとで検査する必要があるという問題がある。
しかも、誤読を回避するために微弱電波による通信性能の検査を行うためには、アンテナモジュール10に対するラベル連続体1の検査位置(通信位置)を非常にきびしく設定する必要があるという問題がある。
また、アンテナモジュール10による照射波(検査用電波W1)の出力を上げれば、隣接するラベル片4の誤読はもちろん、アンテナモジュール10から出た検査用電波W1が壁や天井などに反射して戻る反射波W2による影響もあって、正確な性能検査を行うことが困難であるという問題がある。
【0007】
もちろん、通信距離が比較的短い他の周波数帯を用いるラベル連続体1やタグ連続体2でも同様の諸問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2006−127075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、RFID連続体として構成された個々のRFID情報媒体の通信性能を適正に検査可能なRFID情報媒体の通信性能検査装置を提供することを課題とする。
【0010】
また本発明は、隣接するRFID情報媒体に照射電波(検査用電波)の影響を及ぼすことがないRFID情報媒体の通信性能検査装置を提供することを課題とする。
【0011】
また本発明は、アンテナモジュールからの照射電波を、検査対象となるそれぞれのRFID情報媒体のみに照射可能なRFID情報媒体の通信性能検査装置を提供することを課題とする。
【0012】
また本発明は、アンテナモジュールを低出力および近傍設置型とすることなく、適正なレベルの検査用電波を照射するとともに、検査対象となるそれぞれのRFID情報媒体との間の間隔もそれほどきびしく設定する必要がないRFID情報媒体の通信性能検査装置を提供することを課題とする。
【0013】
また本発明は、アンテナモジュールからの照射電波の反射波の影響を低減可能なRFID情報媒体の通信性能検査装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
すなわち本発明は、アンテナモジュールを電波遮断体に格納すること、および電波遮断体内に電波吸収体を設けることに着目したもので、無線によるデータ通信が可能なRFID情報媒体の複数枚を連設したRFID連続体に、アンテナモジュールから検査用電波を照射して上記RFID情報媒体の通信性能を検査するためのRFID情報媒体の通信性能検査装置であって、上記アンテナモジュールを格納する電波遮断体と、この電波遮断体の内壁面に取り付ける電波吸収体と、を有し、上記電波遮断体には、上記RFID連続体の導入口および導出口を形成してあるとともに、この導入口から上記電波遮断体内に移送されてくる上記RFID連続体の上記RFID情報媒体を上記アンテナモジュールに対向させることを特徴とするRFID情報媒体の通信性能検査装置である。
【0015】
上記電波遮断体は、上記導入口から上記導出口に移送されてゆく上記RFID連続体の支持台を有するとともに、この支持台には、照射用支持台スリットを形成し、この照射用支持台スリットを通して単一の上記RFID情報媒体が上記アンテナモジュールに対向することができるようにしていることができる。
【0016】
上記支持台が上記アンテナモジュールに向かう面には、上記電波吸収体を設けてあることができる。
【0017】
上記支持台が上記アンテナモジュールに向かう面に設けた上記電波吸収体には、上記支持台の上記照射用支持台スリットに対応して照射用吸収体スリットを形成してあることができる。
【0018】
上記支持台は、上記電波遮断体の内部を、上記RFID連続体の移送空間部と、上記アンテナモジュールの格納空間部と、に区画することができる。
【0019】
上記アンテナモジュールは、上記電波遮断体の内部において上記RFID連続体に対してこれを移動可能に取り付けてあることができる。
【0020】
上記アンテナモジュールと上記RFID情報媒体との間の距離を計測可能な距離計測器を有することができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明によるRFID情報媒体の通信性能検査装置においては、アンテナモジュールを電波遮断体に格納するとともに、電波遮断体内に電波吸収体を設けるようにしたので、外部からの反射波などの影響を遮断し、さらにアンテナモジュールから照射する検査用電波をラベル連続体やタグ連続体などのRFID連続体に集中することができ、隣接するラベル片やタグ片などのRFID情報媒体に影響を及ぼすことなくその通信性能を検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施例によるRFID情報媒体の通信性能検査装置20の縦断面図である。
【図2】従来からのRFID情報媒体の例を示す平面図であって、図2(1)は、RFID情報媒体によるラベル連続体1(RFID連続体)の形態を示し、図2(2)は、RFID情報媒体によるタグ連続体2(RFID連続体)の形態を示している。
【図3】同、通信性能の検査を行うためのアンテナモジュール10、および検査対象の一例としてラベル連続体1を示す概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明は、アンテナモジュールを格納した電波遮断体内に電波吸収体を取り付けて、単一のRFID情報媒体に限定してその通信性能を検査可能なRFID情報媒体の通信性能検査装置を実現した。
【実施例】
【0024】
つぎに本発明の実施例によるRFID情報媒体の通信性能検査装置20を図1にもとづき説明する。ただし、図2および図3と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、RFID情報媒体の通信性能検査装置20の縦断面図であって、通信性能検査装置20は、前記アンテナモジュール10を格納する電波遮断体21を有する。
電波遮断体21は、支柱22と、支柱22に起立支持した検査ハウジング23と、検査ハウジング23の底板24と、検査ハウジング23の天蓋25と、検査ハウジング23の内部上方部にまたがって設けた支持台26と、電波遮断体21の内壁面や支持台26さらにはアンテナモジュール10に取り付ける電波吸収体27と、を有する。
【0025】
電波遮断体21は、電波を遮断可能な材料、たとえばステンレスなどの合金、鉄、アルミニウムなど金属製のものであって、その検査ハウジング23の互いに対向する壁面には、RFID連続体(図示の例ではラベル連続体1)の導入口28および導出口29を形成してある。
ラベル連続体1は、その供給部30にロール状にこれを保持し、当該通信性能検査装置20に向かって帯状に繰り出して、この導入口28から電波遮断体21内に移送し、そのRFID情報媒体(図示の例ではラベル片4)をアンテナモジュール10に対向させてその性能を検査可能とし、導出口29から排出して、巻取り部31にロール状に巻き取り可能とする。
【0026】
底板24には、ネジ付きロッド32をつまみ33により回転操作可能に取り付け、ネジ付きロッド32の頂部にモジュール固定板34を固定して、モジュール固定板34にアンテナモジュール10を固定している。
かくして、アンテナモジュール10は、電波遮断体21の内部においてラベル連続体1に対してこれを接近および離反するように移動可能に取り付けてある。
【0027】
さらに、モジュール固定板34には、距離計測器35を設ける。
距離計測器35は、モジュール固定板34の底部からネジ付きロッド32に平行して取り付けた計測ロッド36と、計測ロッド36の先端に取り付けた指針37と、底板24に取り付けた距離計測目盛り38と、を有する。
したがって、つまみ33の回転操作にともなってラベル連続体1に対して図1中、上下動するアンテナモジュール10とラベル連続体1との間の距離を指示可能ないし計測可能である。
【0028】
天蓋25は、検査ハウジング23の頂部に開閉可能にこれを設けてあり、電波遮断体21の内部を確認可能としている。
【0029】
支持台26は、電波遮断体21の導入口28から導出口29に移送されてゆくラベル連続体1の下面を支持する。
この支持台26には、ラベル片4と同等の形状および大きさを有する照射用支持台スリット39を形成し、この照射用支持台スリット39を通して単一のラベル片4のみがアンテナモジュール10に対向することができるようにしている。
【0030】
支持台26は、電波遮断体21の内部を、ラベル連続体1の移送空間部40と、アンテナモジュール10の格納空間部41と、に区画する。
【0031】
なお、ラベル連続体1のラベル片4がアンテナモジュール10と同等の大きさである場合には、あるいは、アンテナモジュール10をラベル片4と同等の大きさの小型のものであれば、電波遮断体21の内部に単一のラベル片4のみを位置させることができるので、当該支持台26を設ける必要はない。
【0032】
電波吸収体27は、電波遮断体21の内壁面の必要な面すべてにこれを取り付けるもので、所定の周波数帯の電波を吸収可能なものが使用可能である。たとえば、フェライトのような焼結体、磁性体の粉体や磁性体の針状結晶、鉄などの金属粉、繊維状に加工した金属を合成ゴムや合成樹脂に練り込んだもの、グラファイトや炭素繊維を単独あるいは磁性体と一緒に練り込んだものが挙げられる。
電波吸収体27として用いる具体的な電磁波吸収シート製品としては、ニッタ株式会社製、パターン吸収シート、製品名:PFN10、PFN20(2.4GHz帯)、PFN14−950M(UHF帯)が好適である。
移送空間部40においては、検査ハウジング23の内周面、天蓋25の内壁面に電波吸収体27を設けているとともに、格納空間部41においては、検査ハウジング23の内周面、モジュール固定板34とアンテナモジュール10との間、支持台26がアンテナモジュール10に向かう下面に電波吸収体27を設けている。
なお、支持台26の下面の電波吸収体27にも照射用支持台スリット39に対応してこれに相当する、ただし、照射用支持台スリット39よりわずかに狭い照射用吸収体スリット42を形成している。
【0033】
こうした構成のRFID情報媒体の通信性能検査装置20において、電波遮断体21の導入口28から導出口29にかけてラベル連続体1を移送空間部40内で移送するとともに、格納空間部41におけるアンテナモジュール10から検査用電波W1を照射用吸収体スリット42および照射用支持台スリット39を通してラベル連続体1の単一のラベル片4に照射することができる。
【0034】
アンテナモジュール10からの検査用電波W1は、検査対象となる単一のラベル片4のみに正確に向かうことができ、隣接するその他のラベル片4に向かう検査用電波W1は、とくに支持台26の底面に貼り付けている電波吸収体27に吸収されるとともに、支持台26以外の部分に照射されてゆく検査用電波W1にもとづく検査ハウジング23の内部での反射波W2(図3)も発生することがなく、反射波W2による影響を受けることがない。
もちろん、電波遮断体21外部からの電波も電波遮断体21により遮断可能であるとともに、万が一内部に侵入する可能性がある電波も電波吸収体27により吸収されるため、検査ハウジング23内部における性能検査に影響を及ぼすおそれはない。
【0035】
さらに、距離計測器35によりラベル連続体1(ラベル片4)とアンテナモジュール10との間の距離を計測確認することができる。
したがって、実際の検査現場において良好と判断されて実際の検査運用が可能なラベル片4を基準とし、アンテナモジュール10の出力とアンテナモジュール10からのラベル片4の物理的な距離を可変することにより、このラベル片4を基準サンプルとして通信性能を安定して継続的に検査することができる。
【0036】
しかも、電波遮断体21内に限った比較的狭い省スペース内で、ラベル連続体1(ラベル片4)の通信性能の検査を行うことができる。
【0037】
なお、支持台26の照射用支持台スリット39や、電波吸収体27の照射用吸収体スリット42は、その開口部のサイズを可変にしておくことにより、さまざまなサイズのラベル片4やRFIDアンテナ7の検査が可能となる。
【符号の説明】
【0038】
1 ラベル連続体(RFID連続体、図1、図2(1))
2 タグ連続体(RFID連続体、図2(2))
3 台紙
4 ラベル片(RFID情報媒体)
5 粘着剤層
6 ICチップ
7 RFIDアンテナ
8 タグ片(RFID情報媒体)
9 ミシン目
10 アンテナモジュール
20 RFID情報媒体の通信性能検査装置(実施例、図1)
21 電波遮断体
22 支柱
23 検査ハウジング
24 底板
25 天蓋
26 支持台
27 電波吸収体
28 導入口
29 導出口
30 ラベル連続体1の供給部
31 ラベル連続体1の巻取り部
32 ネジ付きロッド
33 つまみ
34 モジュール固定板
35 距離計測器
36 計測ロッド
37 指針
38 距離計測目盛り
39 照射用支持台スリット
40 移送空間部
41 格納空間部
42 照射用吸収体スリット
W1 検査用電波(図1、図3)
W2 反射波(図3)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線によるデータ通信が可能なRFID情報媒体の複数枚を連設したRFID連続体に、アンテナモジュールから検査用電波を照射して前記RFID情報媒体の通信性能を検査するためのRFID情報媒体の通信性能検査装置であって、
前記アンテナモジュールを格納する電波遮断体と、
この電波遮断体の内壁面に取り付ける電波吸収体と、を有し、
前記電波遮断体には、前記RFID連続体の導入口および導出口を形成してあるとともに、
この導入口から前記電波遮断体内に移送されてくる前記RFID連続体の前記RFID情報媒体を前記アンテナモジュールに対向させることを特徴とするRFID情報媒体の通信性能検査装置。
【請求項2】
前記電波遮断体は、前記導入口から前記導出口に移送されてゆく前記RFID連続体の支持台を有するとともに、
この支持台には、照射用支持台スリットを形成し、この照射用支持台スリットを通して単一の前記RFID情報媒体が前記アンテナモジュールに対向することができるようにしていることを特徴とする請求項1記載のRFID情報媒体の通信性能検査装置。
【請求項3】
前記支持台が前記アンテナモジュールに向かう面には、前記電波吸収体を設けてあることを特徴とする請求項2記載のRFID情報媒体の通信性能検査装置。
【請求項4】
前記支持台が前記アンテナモジュールに向かう面に設けた前記電波吸収体には、前記支持台の前記照射用支持台スリットに対応して照射用吸収体スリットを形成してあることを特徴とする請求項3記載のRFID情報媒体の通信性能検査装置。
【請求項5】
前記支持台は、前記電波遮断体の内部を、前記RFID連続体の移送空間部と、前記アンテナモジュールの格納空間部と、に区画することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のRFID情報媒体の通信性能検査装置。
【請求項6】
前記アンテナモジュールは、前記電波遮断体の内部において前記RFID連続体に対してこれを移動可能に取り付けてあることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のRFID情報媒体の通信性能検査装置。
【請求項7】
前記アンテナモジュールと前記RFID情報媒体との間の距離を計測可能な距離計測器を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のRFID情報媒体の通信性能検査装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−234250(P2012−234250A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−100620(P2011−100620)
【出願日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(307010993)株式会社サトー知識財産研究所 (588)
【出願人】(000130581)サトーホールディングス株式会社 (1,153)
【Fターム(参考)】