説明

TRAIL受容体2ポリペプチド及び抗体

【課題】ポリペプチドを提供する。
【解決手段】ポリペプチド。ポリペプチドに結合する抗体又は抗原結合ドメイン。ポリペプチドの少なくとも1種類を動物に投与すること、及び腫瘍壊死因子(TNF)関連アポトーシス誘発リガンド(「TRAIL」)受容体2(TR−2)に結合する抗体を動物から得ることを含む、TR−2に結合する抗体を得る方法。TR−2と反応する抗体。TR−2と反応する抗体を産生する細胞、TR−2と反応する抗体を含む薬剤組成物、TR−2と反応する抗体を用いる方法、及びTR−2と反応する抗体を含むキット。ポリペプチドを投与することによって、抗体とTR−2の結合を低下させる、又は防止する方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
CDR1a、CDR2a及びCDR3aから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体軽鎖と一緒にTRAIL受容体2(TR−2)に結合する、単離ポリペプチド
(ここで、CDR1aはアミノ酸配列a b c d e f g h i j k lを含み、アミノ酸aはグリシンであり、アミノ酸bはグリシン、チロシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸cはセリン又はトレオニンから選択され、アミノ酸dはイソロイシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸eはセリン、トレオニン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸fはセリン、アスパラギン酸、チロシン、アスパラギン、トレオニン又はグリシンから選択され、アミノ酸gはグリシン、アスパラギン酸又はチロシンから選択され、アミノ酸hはグリシン、アスパラギン酸、チロシン、アスパラギン又はセリンから選択され、アミノ酸iはチロシン、イソロイシン、ヒスチジン、メチオニン又はトリプトファンから選択され、アミノ酸jはアスパラギン、チロシン、ヒスチジン、セリン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸kはトリプトファンであり、又は存在せず、及びアミノ酸lはセリンであり、又は存在せず、
CDR2aはアミノ酸配列m n o p q r s t u v w x y z a’ b’ c’を含み、アミノ酸mはトリプトファン、チロシン、ヒスチジン、バリン、グルタミン酸又はセリンから選択され、アミノ酸nはメチオニン又はイソロイシンから選択され、アミノ酸oはアスパラギン、チロシン、セリン、トリプトファン又はヒスチジンから選択され、アミノ酸pはプロリン、チロシン、セリン、アルギニン、ヒスチジン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸qはアスパラギン、セリン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸rはセリン又はグリシンから選択され、アミノ酸sはアスパラギン酸、セリン、トレオニン又はアルギニンから選択され、アミノ酸tはアスパラギン、トレオニン、アラニン、イソロイシン又はチロシンから選択され、アミノ酸uはトレオニン、チロシン、ロイシン、リジン、アスパラギン又はイソロイシンから選択され、アミノ酸vはグリシン、チロシン、アスパラギン酸又はシステインから選択され、アミノ酸wはチロシン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸xはアラニン又はプロリンから選択され、アミノ酸yはグルタミン、セリン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸zはリジン、ロイシン又はセリンから選択され、アミノ酸a’はフェニルアラニン、リジン又はバリンから選択され、アミノ酸b’はグルタミン、セリン又はリジンから選択され、アミノ酸c’はグリシンであり、又は存在せず、
CDR3aはアミノ酸配列d’ e’ f’ g’ h’ i’ j’ k’ l’ m’ n’ o’ p’ q’ r’ s’ t’ u’ v’ w’を含み、アミノ酸d’はトリプトファン、アスパラギン酸、グリシン、セリン又はグルタミン酸から選択され、アミノ酸e’はアスパラギン、アスパラギン酸、グリシン、アルギニン、セリン、バリン又はロイシンから選択され、アミノ酸f’はヒスチジン、セリン、アラニン、チロシン、プロリン、アスパラギン、グリシン又はトレオニンから選択され、アミノ酸g’はチロシン、セリン、アラニン、アルギニン、トリプトファン、グリシン又はバリンから選択され、アミノ酸h’はグリシン、アラニン、セリン、アスパラギン、メチオニン、チロシン、トリプトファン、システイン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸i’はセリン、トリプトファン、グリシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、チロシン又はトレオニンから選択され、アミノ酸j’はグリシン、トレオニン、セリン、ロイシン、バリン、アスパラギン、トリプトファン又はチロシンから選択され、アミノ酸k’はセリン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、トリプトファン、グリシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸l’はヒスチジン、アスパラギン酸、アラニン、トリプトファン、チロシン、セリン、フェニルアラニン、バリン若しくはグリシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸m’はフェニルアラニン、チロシン、グルタミン酸、プロリン、アスパラギン酸、システイン、イソロイシン若しくはメチオニンから選択され、又は存在せず、アミノ酸n’はアスパラギン酸、フェニルアラニン、アラニン、ロイシン若しくはセリンから選択され、又は存在せず、アミノ酸o’はチロシン、ロイシン、アスパラギン酸、フェニルアラニン、プロリン若しくはバリンから選択され、又は存在せず、アミノ酸p’はロイシン、アスパラギン酸若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸q’はセリン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸r’はチロシンであり、又は存在せず、アミノ酸s’はグリシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸t’はグリシン若しくはメチオニンから選択され、又は存在せず、アミノ酸u’はメチオニン若しくはアスパラギン酸から選択され、又は存在せず、アミノ酸v’はアスパラギン酸若しくはバリンから選択され、又は存在せず、アミノ酸w’はバリンであり、又は存在しない。)。
【請求項2】
抗体重鎖可変領域を含む、請求項1の単離ポリペプチド。
【請求項3】
抗体重鎖可変領域がヒト抗体重鎖可変領域である、請求項2の単離ポリペプチド。
【請求項4】
抗体重鎖定常領域を更に含む、請求項2の単離ポリペプチド。
【請求項5】
抗体重鎖定常領域がヒト抗体重鎖定常領域である、請求項4の単離ポリペプチド。
【請求項6】
抗体重鎖定常領域を更に含む、請求項3の単離ポリペプチド。
【請求項7】
抗体重鎖定常領域がヒト抗体重鎖定常領域である、請求項6の単離ポリペプチド。
【請求項8】
抗体重鎖可変領域及び重鎖定常領域が、配列番号2;配列番号4、配列番号6;配列番号8、配列番号10;配列番号12、配列番号14;配列番号16、配列番号18;配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32又は配列番号34のアミノ酸配列を含む、請求項7の単離ポリペプチド。
【請求項9】
請求項1のCDR1a、CDR2a及びCDR3aから選択される少なくとも2個の相補性決定領域(CDR)を含む、請求項1の単離ポリペプチド。
【請求項10】
請求項1のCDR1a、CDR2a及びCDR3aを含む、請求項1の単離ポリペプチド。
【請求項11】
Fab、Fab’、F(ab’)2、Fv及び単鎖抗体から選択され、請求項1の単離ポリペプチドを含む、抗体断片。
【請求項12】
以下から選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体軽鎖と一緒にTR−2に結合する、単離ポリペプチド:
配列番号2のアミノ酸26から35、
配列番号2のアミノ酸50から66、
配列番号2のアミノ酸99から110、
配列番号4のアミノ酸26から37、
配列番号4のアミノ酸52から67、
配列番号4のアミノ酸100から109、
配列番号6のアミノ酸26から37、
配列番号6のアミノ酸52から67、
配列番号6のアミノ酸100から109、
配列番号8のアミノ酸26から37、
配列番号8のアミノ酸52から67、
配列番号8のアミノ酸100から109、
配列番号10のアミノ酸26から35、
配列番号10のアミノ酸50から66、
配列番号10のアミノ酸99から110、
配列番号12のアミノ酸26から35、
配列番号12のアミノ酸50から66、
配列番号12のアミノ酸99から111、
配列番号14のアミノ酸26から35、
配列番号14のアミノ酸50から65、
配列番号14のアミノ酸98から111、
配列番号16のアミノ酸26から37、
配列番号16のアミノ酸52から67、
配列番号16のアミノ酸100から109、
配列番号18のアミノ酸26から35、
配列番号18のアミノ酸50から66、
配列番号18のアミノ酸99から105、
配列番号20のアミノ酸26から35、
配列番号20のアミノ酸50から66、
配列番号20のアミノ酸99から118、
配列番号22のアミノ酸26から35、
配列番号22のアミノ酸50から66、
配列番号22のアミノ酸99から118、
配列番号24のアミノ酸26から35、
配列番号24のアミノ酸50から65、
配列番号24のアミノ酸98から108、
配列番号26のアミノ酸26から35、
配列番号26のアミノ酸50から66、
配列番号26のアミノ酸99から110、
配列番号28のアミノ酸26から35、
配列番号28のアミノ酸50から66、
配列番号28のアミノ酸99から117、
配列番号30のアミノ酸26から37、
配列番号30のアミノ酸52から67、
配列番号30のアミノ酸100から111、
配列番号32のアミノ酸26から37、
配列番号32のアミノ酸52から67、
配列番号32のアミノ酸100から111、
配列番号34のアミノ酸26から37、
配列番号34のアミノ酸52から67、及び
配列番号34のアミノ酸100から111。
【請求項13】
請求項12の相補性決定領域(CDR)の少なくとも2個を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項14】
請求項12の相補性決定領域(CDR)の少なくとも3個を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項15】
配列番号2のアミノ酸26から35、配列番号2のアミノ酸50から66、及び配列番号2のアミノ酸99から110を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項16】
配列番号4のアミノ酸26から37、配列番号4のアミノ酸52から67、及び配列番号4のアミノ酸100から109を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項17】
配列番号6のアミノ酸26から37、配列番号6のアミノ酸52から67、及び配列番号6のアミノ酸100から109を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項18】
配列番号8のアミノ酸26から37、配列番号8のアミノ酸52から67、及び配列番号8のアミノ酸100から109を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項19】
配列番号10のアミノ酸26から35、配列番号10のアミノ酸50から66、及び配列番号10のアミノ酸99から110を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項20】
配列番号12のアミノ酸26から35、配列番号12のアミノ酸50から66、及び配列番号12のアミノ酸99から111を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項21】
配列番号14のアミノ酸26から35、配列番号14のアミノ酸50から65、及び配列番号14のアミノ酸98から111を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項22】
配列番号16のアミノ酸26から37、配列番号16のアミノ酸52から67、及び配列番号16のアミノ酸100から109を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項23】
配列番号18のアミノ酸26から35、配列番号18のアミノ酸50から66、及び配列番号18のアミノ酸99から105を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項24】
配列番号20のアミノ酸26から35、配列番号20のアミノ酸50から66、及び配列番号20のアミノ酸99から118を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項25】
配列番号22のアミノ酸26から35、配列番号22のアミノ酸50から66、及び配列番号22のアミノ酸99から118を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項26】
配列番号24のアミノ酸26から35、配列番号24のアミノ酸50から65、及び配列番号24のアミノ酸98から108を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項27】
配列番号26のアミノ酸26から35、配列番号26のアミノ酸50から66、及び配列番号26のアミノ酸99から110を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項28】
配列番号28のアミノ酸26から35、配列番号28のアミノ酸50から66、及び配列番号28のアミノ酸99から117を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項29】
配列番号30のアミノ酸26から37、配列番号30のアミノ酸52から67、及び配列番号30のアミノ酸100から111を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項30】
配列番号32のアミノ酸26から37、配列番号32のアミノ酸52から67、及び配列番号32のアミノ酸100から111を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項31】
配列番号34のアミノ酸26から37、配列番号34のアミノ酸52から67、及び配列番号34のアミノ酸100から111を含む、請求項12の単離ポリペプチド。
【請求項32】
CDR1b、CDR2b及びCDR3bから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体重鎖と一緒にTR−2に結合する、単離ポリペプチド
(ここで、CDR1bはアミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1 l1 m1 n1 o1 p1 q1を含み、アミノ酸a1はアルギニン又はリジンから選択され、アミノ酸b1はトレオニン、アラニン又はセリンから選択され、アミノ酸c1はセリンであり、アミノ酸d1はグルタミンであり、アミノ酸e1はセリン又はグリシンから選択され、アミノ酸f1はイソロイシン、ロイシン又はバリンから選択され、アミノ酸g1はセリン、ロイシン又はアルギニンから選択され、アミノ酸h1はトレオニン、セリン、イソロイシン、アスパラギン、アルギニン、ヒスチジン又はチロシンから選択され、アミノ酸i1はチロシン、アルギニン、トリプトファン、アスパラギン酸又はセリンから選択され、j1はロイシン、イソロイシン、アスパラギン、チロシン又はセリンから選択され、アミノ酸k1はアスパラギン、グリシン、バリン、アラニン又はロイシンから選択され、アミノ酸l1はチロシン、アラニン若しくはアスパラギンから選択され、又は存在せず、アミノ酸m1はアスパラギン若しくはリジンから選択され、又は存在せず、アミノ酸n1はチロシン、アスパラギン若しくはイソロイシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸o1はロイシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸p1はアスパラギン酸若しくはロイシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸q1はバリン、アラニン若しくはトレオニンから選択され、又は存在せず、
CDR2bはアミノ酸配列r1 s1 t1 u1 v1 w1 x1を含み、アミノ酸r1はアラニン、アスパラギン酸、ロイシン、トリプトファン、グリシン又はバリンから選択され、アミノ酸s1はトレオニン、バリン、グリシン又はアラニンから選択され、アミノ酸t1はセリンであり、アミノ酸u1はセリン、アスパラギン又はトレオニンから選択され、アミノ酸v1はロイシン、フェニルアラニン又はアルギニンから選択され、アミノ酸w1はグルタミン、アラニン又はグルタミン酸から選択され、及びアミノ酸x1はセリン、アルギニン又はトレオニンから選択され、
CDR3bはアミノ酸配列y1 z1 a1’ b1’ c1’ d1’ e1’ f1’ g1’を含み、アミノ酸y1はグルタミン、メチオニン、ロイシン又はヒスチジンから選択され、アミノ酸z1はグルタミン又はリジンから選択され、アミノ酸a1’はセリン、トレオニン、アラニン、ヒスチジン、チロシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸b1’はチロシン、ロイシン、アスパラギン又はグリシンから選択され、アミノ酸c1’はセリン、グルタミン、イソロイシン又はリジンから選択され、アミノ酸d1’はトレオニン、フェニルアラニン、チロシン、アラニン又はセリンから選択され、アミノ酸e1’はプロリンであり、アミノ酸f1’はロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、セリン又はアルギニンから選択され、及びアミノ酸g1’はトレオニン又はセリンから選択される。)。
【請求項33】
抗体軽鎖可変領域を含む、請求項32の単離ポリペプチド。
【請求項34】
抗体軽鎖可変領域がヒト抗体軽鎖可変領域である、請求項33の単離ポリペプチド。
【請求項35】
抗体軽鎖定常領域を更に含む、請求項33の単離ポリペプチド。
【請求項36】
抗体軽鎖定常領域がヒト抗体軽鎖定常領域である、請求項35の単離ポリペプチド。
【請求項37】
抗体軽鎖定常領域を更に含む、請求項34の単離ポリペプチド。
【請求項38】
抗体軽鎖定常領域がヒト抗体軽鎖定常領域である、請求項37の単離ポリペプチド。
【請求項39】
抗体軽鎖可変領域及び軽鎖定常領域が、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66又は配列番号68のアミノ酸配列を含む、請求項38の単離ポリペプチド。
【請求項40】
請求項32のCDR1b、CDR2b及びCDR3bから選択される少なくとも2個の相補性決定領域(CDR)を含む、請求項32の単離ポリペプチド。
【請求項41】
請求項32のCDR1b、CDR2b及びCDR3bを含む、請求項32の単離ポリペプチド。
【請求項42】
Fab、Fab’、F(ab’)2、Fv及び単鎖抗体から選択され、請求項32の単離ポリペプチドを含む、抗体断片。
【請求項43】
以下から選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体重鎖と一緒にTR−2に結合する、単離ポリペプチド:
配列番号36のアミノ酸24から34、
配列番号36のアミノ酸50から56、
配列番号36のアミノ酸89から97、
配列番号38のアミノ酸24から34、
配列番号38のアミノ酸50から56、
配列番号38のアミノ酸89から97、
配列番号40のアミノ酸24から34、
配列番号40のアミノ酸50から56、
配列番号40のアミノ酸89から97、
配列番号42のアミノ酸24から34、
配列番号42のアミノ酸50から56、
配列番号42のアミノ酸89から97、
配列番号44のアミノ酸24から34、
配列番号44のアミノ酸50から56、
配列番号44のアミノ酸89から97、
配列番号46のアミノ酸24から34、
配列番号46のアミノ酸50から56、
配列番号46のアミノ酸89から97、
配列番号48のアミノ酸24から40、
配列番号48のアミノ酸52から62、
配列番号48のアミノ酸95から103、
配列番号50のアミノ酸24から39、
配列番号50のアミノ酸55から61、
配列番号50のアミノ酸94から102、
配列番号52のアミノ酸24から40、
配列番号52のアミノ酸56から62、
配列番号52のアミノ酸95から103、
配列番号54のアミノ酸24から34、
配列番号54のアミノ酸50から56、
配列番号54のアミノ酸89から97、
配列番号56のアミノ酸24から34、
配列番号56のアミノ酸50から56、
配列番号56のアミノ酸89から97、
配列番号58のアミノ酸24から40、
配列番号58のアミノ酸52から62、
配列番号58のアミノ酸95から103、
配列番号60のアミノ酸24から34、
配列番号60のアミノ酸50から56、
配列番号60のアミノ酸89から97、
配列番号62のアミノ酸24から34、
配列番号62のアミノ酸50から56、
配列番号62のアミノ酸89から97、
配列番号64のアミノ酸24から35、
配列番号64のアミノ酸51から57、
配列番号64のアミノ酸90から88、
配列番号66のアミノ酸24から34、
配列番号66のアミノ酸50から57、
配列番号66のアミノ酸89から97、
配列番号68のアミノ酸24から34、
配列番号68のアミノ酸50から56、及び
配列番号68のアミノ酸89から97。
【請求項44】
請求項43の相補性決定領域(CDR)の少なくとも2個を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項45】
請求項43の相補性決定領域(CDR)の少なくとも3個を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項46】
配列番号36の24から34、配列番号36のアミノ酸50から56、及び配列番号36のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項47】
配列番号38のアミノ酸24から34、配列番号38のアミノ酸50から56、及び配列番号38のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項48】
配列番号40のアミノ酸24から34、配列番号40のアミノ酸50から56、及び配列番号40のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項49】
配列番号42のアミノ酸24から34、配列番号42のアミノ酸50から56、及び配列番号42のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項50】
配列番号44のアミノ酸24から34、配列番号44のアミノ酸50から56、及び配列番号44のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項51】
配列番号46のアミノ酸24から34、配列番号46のアミノ酸50から56、及び配列番号46のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項52】
配列番号48のアミノ酸24から40、配列番号48のアミノ酸56から62、及び配列番号48のアミノ酸95から103を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項53】
配列番号50のアミノ酸24から39、配列番号50のアミノ酸55から61、及び配列番号50のアミノ酸94から102を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項54】
配列番号52のアミノ酸24から40、配列番号52のアミノ酸56から62、及び配列番号52のアミノ酸95から103を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項55】
配列番号54のアミノ酸24から34、配列番号54のアミノ酸50から56、及び配列番号54のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項56】
配列番号56のアミノ酸24から34、配列番号56のアミノ酸50から56、及び配列番号56のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項57】
配列番号58のアミノ酸24から40、配列番号58のアミノ酸56から62、及び配列番号58のアミノ酸95から103を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項58】
配列番号60のアミノ酸24から34、配列番号60のアミノ酸50から56、及び配列番号60のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項59】
配列番号62のアミノ酸24から34、配列番号62のアミノ酸50から56、及び配列番号62のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項60】
配列番号64のアミノ酸24から35、配列番号64のアミノ酸51から57、及び配列番号64のアミノ酸90から88を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項61】
配列番号66のアミノ酸24から34、配列番号66のアミノ酸50から57、及び配列番号66のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項62】
配列番号68のアミノ酸24から34、配列番号68のアミノ酸50から56、及び配列番号68のアミノ酸89から97を含む、請求項43の単離ポリペプチド。
【請求項63】
CDR1a、CDR2a及びCDR3aから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体軽鎖と一緒にTR−2に結合するポリペプチドをコードする配列を含む、単離ポリヌクレオチド
(ここで、CDR1aはアミノ酸配列a b c d e f g h i j k lを含み、アミノ酸aはグリシンであり、アミノ酸bはグリシン、チロシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸cはセリン又はトレオニンから選択され、アミノ酸dはイソロイシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸eはセリン、トレオニン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸fはセリン、アスパラギン酸、チロシン、アスパラギン、トレオニン又はグリシンから選択され、アミノ酸gはグリシン、アスパラギン酸又はチロシンから選択され、アミノ酸hはグリシン、アスパラギン酸、チロシン、アスパラギン又はセリンから選択され、アミノ酸iはチロシン、イソロイシン、ヒスチジン、メチオニン又はトリプトファンから選択され、アミノ酸jはアスパラギン、チロシン、ヒスチジン、セリン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸kはトリプトファンであり、又は存在せず、及びアミノ酸lはセリンであり、又は存在せず、
CDR2aはアミノ酸配列m n o p q r s t u v w x y z a’ b’ c’を含み、アミノ酸mはトリプトファン、チロシン、ヒスチジン、バリン、グルタミン酸又はセリンから選択され、アミノ酸nはメチオニン又はイソロイシンから選択され、アミノ酸oはアスパラギン、チロシン、セリン、トリプトファン又はヒスチジンから選択され、アミノ酸pはプロリン、チロシン、セリン、アルギニン、ヒスチジン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸qはアスパラギン、セリン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸rはセリン又はグリシンから選択され、アミノ酸sはアスパラギン酸、セリン、トレオニン又はアルギニンから選択され、アミノ酸tはアスパラギン、トレオニン、アラニン、イソロイシン又はチロシンから選択され、アミノ酸uはトレオニン、チロシン、ロイシン、リジン、アスパラギン又はイソロイシンから選択され、アミノ酸vはグリシン、チロシン、アスパラギン酸又はシステインから選択され、アミノ酸wはチロシン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸xはアラニン又はプロリンから選択され、アミノ酸yはグルタミン、セリン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸zはリジン、ロイシン又はセリンから選択され、アミノ酸a’はフェニルアラニン、リジン又はバリンから選択され、アミノ酸b’はグルタミン、セリン又はリジンから選択され、及びアミノ酸c’はグリシンであり、又は存在せず、
CDR3aはアミノ酸配列d’ e’ f’ g’ h’ i’ j’ k’ l’ m’ n’ o’ p’ q’ r’ s’ t’ u’ v’ w’を含み、アミノ酸d’はトリプトファン、アスパラギン酸、グリシン、セリン又はグルタミン酸から選択され、アミノ酸e’はアスパラギン、アスパラギン酸、グリシン、アルギニン、セリン、バリン又はロイシンから選択され、アミノ酸f’はヒスチジン、セリン、アラニン、チロシン、プロリン、アスパラギン、グリシン又はトレオニンから選択され、アミノ酸g’はチロシン、セリン、アラニン、アルギニン、トリプトファン、グリシン又はバリンから選択され、アミノ酸h’はグリシン、アラニン、セリン、アスパラギン、メチオニン、チロシン、トリプトファン、システイン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸i’はセリン、トリプトファン、グリシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、チロシン又はトレオニンから選択され、アミノ酸j’はグリシン、トレオニン、セリン、ロイシン、バリン、アスパラギン、トリプトファン又はチロシンから選択され、アミノ酸k’はセリン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、トリプトファン、グリシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸l’はヒスチジン、アスパラギン酸、アラニン、トリプトファン、チロシン、セリン、フェニルアラニン、バリン若しくはグリシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸m’はフェニルアラニン、チロシン、グルタミン酸、プロリン、アスパラギン酸、システイン、イソロイシン若しくはメチオニンから選択され、又は存在せず、アミノ酸n’はアスパラギン酸、フェニルアラニン、アラニン、ロイシン若しくはセリンから選択され、又は存在せず、アミノ酸o’はチロシン、ロイシン、アスパラギン酸、フェニルアラニン、プロリン若しくはバリンから選択され、又は存在せず、アミノ酸p’はロイシン、アスパラギン酸若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸q’はセリン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸r’はチロシンであり、又は存在せず、アミノ酸s’はグリシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸t’はグリシン若しくはメチオニンから選択され、又は存在せず、アミノ酸u’はメチオニン若しくはアスパラギン酸から選択され、又は存在せず、アミノ酸v’はアスパラギン酸若しくはバリンから選択され、又は存在せず、及びアミノ酸w’はバリンであり、又は存在しない。)。
【請求項64】
ポリペプチドをコードする配列が、抗体重鎖可変領域をコードする配列である、請求項63の単離ポリヌクレオチド。
【請求項65】
抗体重鎖可変領域をコードする配列が、ヒト抗体重鎖可変領域をコードする配列である、請求項64の単離ポリヌクレオチド。
【請求項66】
単離ポリヌクレオチドが単鎖抗体をコードする、請求項63の単離ポリヌクレオチド。
【請求項67】
抗体重鎖定常領域をコードするポリヌクレオチド配列を更に含む、請求項64の単離ポリヌクレオチド。
【請求項68】
抗体重鎖定常領域をコードするポリヌクレオチド配列がヒト抗体重鎖定常領域をコードする、請求項67の単離ポリヌクレオチド。
【請求項69】
抗体重鎖定常領域をコードするポリヌクレオチド配列を更に含む、請求項65の単離ポリヌクレオチド。
【請求項70】
抗体重鎖定常領域をコードするポリヌクレオチド配列がヒト抗体重鎖定常領域をコードする、請求項69の単離ポリヌクレオチド。
【請求項71】
単離ポリヌクレオチドが、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号32又は配列番号34のアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードする配列を含む、請求項70の単離ポリヌクレオチド。
【請求項72】
単離ポリヌクレオチドが、配列番号1;配列番号3、配列番号5;配列番号7、配列番号9;配列番号11、配列番号13;配列番号15、配列番号17;配列番号19、配列番号21、配列番号23、配列番号25、配列番号27、配列番号29、配列番号31又は配列番号33のヌクレオチド配列を含む、請求項70の単離ポリヌクレオチド。
【請求項73】
CDR1b、CDR2b及びCDR3bから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体重鎖と一緒にTR−2に結合するポリペプチドをコードする配列を含む、単離ポリヌクレオチド
(ここで、CDR1bはアミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1 l1 m1 n1 o1 p1 q1を含み、アミノ酸a1はアルギニン又はリジンから選択され、アミノ酸b1はトレオニン、アラニン又はセリンから選択され、アミノ酸c1はセリンであり、アミノ酸d1はグルタミンであり、アミノ酸e1はセリン又はグリシンから選択され、アミノ酸f1はイソロイシン、ロイシン又はバリンから選択され、アミノ酸g1はセリン、ロイシン又はアルギニンから選択され、アミノ酸h1はトレオニン、セリン、イソロイシン、アスパラギン、アルギニン、ヒスチジン又はチロシンから選択され、アミノ酸i1はチロシン、アルギニン、トリプトファン、アスパラギン酸又はセリンから選択され、j1はロイシン、イソロイシン、アスパラギン、チロシン又はセリンから選択され、アミノ酸k1はアスパラギン、グリシン、バリン、アラニン又はロイシンから選択され、アミノ酸l1はチロシン、アラニン若しくはアスパラギンから選択され、又は存在せず、アミノ酸m1はアスパラギン若しくはリジンから選択され、又は存在せず、アミノ酸n1はチロシン、アスパラギン若しくはイソロイシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸o1はロイシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸p1はアスパラギン酸若しくはロイシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸q1はバリン、アラニン若しくはトレオニンから選択され、又は存在せず、
CDR2bはアミノ酸配列r1 s1 t1 u1 v1 w1 x1を含み、アミノ酸r1はアラニン、アスパラギン酸、ロイシン、トリプトファン、グリシン又はバリンから選択され、アミノ酸s1はトレオニン、バリン、グリシン又はアラニンから選択され、アミノ酸t1はセリンであり、アミノ酸u1はセリン、アスパラギン又はトレオニンから選択され、アミノ酸v1はロイシン、フェニルアラニン又はアルギニンから選択され、アミノ酸w1はグルタミン、アラニン又はグルタミン酸から選択され、及びアミノ酸x1はセリン、アルギニン又はトレオニンから選択され、
CDR3bはアミノ酸配列y1 z1 a1’ b1’ c1’ d1’ e1’ f1’ g1’を含み、アミノ酸y1はグルタミン、メチオニン、ロイシン又はヒスチジンから選択され、アミノ酸z1はグルタミン又はリジンから選択され、アミノ酸a1’はセリン、トレオニン、アラニン、ヒスチジン、チロシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸b1’はチロシン、ロイシン、アスパラギン又はグリシンから選択され、アミノ酸c1’はセリン、グルタミン、イソロイシン又はリジンから選択され、アミノ酸d1’はトレオニン、フェニルアラニン、チロシン、アラニン又はセリンから選択され、アミノ酸e1’はプロリンであり、アミノ酸f1’はロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、セリン又はアルギニンから選択され、アミノ酸g1’はトレオニン又はセリンから選択される。)。
【請求項74】
ポリペプチドをコードする配列が、抗体軽鎖可変領域をコードする配列である、請求項73の単離ポリヌクレオチド。
【請求項75】
抗体軽鎖可変領域をコードする配列が、ヒト抗体軽鎖可変領域をコードする配列である、請求項74の単離ポリヌクレオチド。
【請求項76】
単離ポリヌクレオチドが単鎖抗体をコードする、請求項73の単離ポリヌクレオチド。
【請求項77】
抗体軽鎖定常領域をコードするポリヌクレオチド配列を更に含む、請求項74の単離ポリヌクレオチド。
【請求項78】
抗体軽鎖定常領域をコードするポリヌクレオチド配列がヒト抗体軽鎖定常領域をコードする、請求項77の単離ポリヌクレオチド。
【請求項79】
抗体軽鎖定常領域をコードするポリヌクレオチド配列を更に含む、請求項75の単離ポリヌクレオチド。
【請求項80】
抗体軽鎖定常領域をコードするポリヌクレオチド配列がヒト抗体軽鎖定常領域をコードする、請求項79の単離ポリヌクレオチド。
【請求項81】
単離ポリヌクレオチドが、配列番号36、配列番号38、配列番号40、配列番号42、配列番号44、配列番号46、配列番号48、配列番号50、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66又は配列番号68のアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードする配列を含む、請求項80の単離ポリヌクレオチド。
【請求項82】
単離ポリヌクレオチドが、配列番号35、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43、配列番号45、配列番号47、配列番号49、配列番号51、配列番号53、配列番号55、配列番号57、配列番号59、配列番号61、配列番号63、配列番号65又は配列番号67のヌクレオチド配列を含む、請求項80の単離ポリヌクレオチド。
【請求項83】
可変領域と定常領域を含み、
(i)CDR1a、CDR2a及びCDR3aから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体軽鎖と一緒にTR−2に結合する、第1のポリペプチド
(ここで、CDR1aはアミノ酸配列a b c d e f g h i j k lを含み、アミノ酸aはグリシンであり、アミノ酸bはグリシン、チロシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸cはセリン又はトレオニンから選択され、アミノ酸dはイソロイシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸eはセリン、トレオニン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸fはセリン、アスパラギン酸、チロシン、アスパラギン、トレオニン又はグリシンから選択され、アミノ酸gはグリシン、アスパラギン酸又はチロシンから選択され、アミノ酸hはグリシン、アスパラギン酸、チロシン、アスパラギン又はセリンから選択され、アミノ酸iはチロシン、イソロイシン、ヒスチジン、メチオニン又はトリプトファンから選択され、アミノ酸jはアスパラギン、チロシン、ヒスチジン、セリン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸kはトリプトファンであり、又は存在せず、アミノ酸lはセリンであり、又は存在せず、
CDR2aはアミノ酸配列m n o p q r s t u v w x y z a’ b’ c’を含み、アミノ酸mはトリプトファン、チロシン、ヒスチジン、バリン、グルタミン酸又はセリンから選択され、アミノ酸nはメチオニン又はイソロイシンから選択され、アミノ酸oはアスパラギン、チロシン、セリン、トリプトファン又はヒスチジンから選択され、アミノ酸pはプロリン、チロシン、セリン、アルギニン、ヒスチジン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸qはアスパラギン、セリン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸rはセリン又はグリシンから選択され、アミノ酸sはアスパラギン酸、セリン、トレオニン又はアルギニンから選択され、アミノ酸tはアスパラギン、トレオニン、アラニン、イソロイシン又はチロシンから選択され、アミノ酸uはトレオニン、チロシン、ロイシン、リジン、アスパラギン又はイソロイシンから選択され、アミノ酸vはグリシン、チロシン、アスパラギン酸又はシステインから選択され、アミノ酸wはチロシン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸xはアラニン又はプロリンから選択され、アミノ酸yはグルタミン、セリン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸zはリジン、ロイシン又はセリンから選択され、アミノ酸a’はフェニルアラニン、リジン又はバリンから選択され、アミノ酸b’はグルタミン、セリン又はリジンから選択され、及びアミノ酸c’はグリシンであり、又は存在せず、
CDR3aはアミノ酸配列d’ e’ f’ g’ h’ i’ j’ k’ l’ m’ n’ o’ p’ q’ r’ s’ t’ u’ v’ w’を含み、アミノ酸d’はトリプトファン、アスパラギン酸、グリシン、セリン又はグルタミン酸から選択され、アミノ酸e’はアスパラギン、アスパラギン酸、グリシン、アルギニン、セリン、バリン又はロイシンから選択され、アミノ酸f’はヒスチジン、セリン、アラニン、チロシン、プロリン、アスパラギン、グリシン又はトレオニンから選択され、アミノ酸g’はチロシン、セリン、アラニン、アルギニン、トリプトファン、グリシン又はバリンから選択され、アミノ酸h’はグリシン、アラニン、セリン、アスパラギン、メチオニン、チロシン、トリプトファン、システイン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸i’はセリン、トリプトファン、グリシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、チロシン又はトレオニンから選択され、アミノ酸j’はグリシン、トレオニン、セリン、ロイシン、バリン、アスパラギン、トリプトファン又はチロシンから選択され、アミノ酸k’はセリン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、トリプトファン、グリシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸l’はヒスチジン、アスパラギン酸、アラニン、トリプトファン、チロシン、セリン、フェニルアラニン、バリン若しくはグリシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸m’はフェニルアラニン、チロシン、グルタミン酸、プロリン、アスパラギン酸、システイン、イソロイシン若しくはメチオニンから選択され、又は存在せず、アミノ酸n’はアスパラギン酸、フェニルアラニン、アラニン、ロイシン若しくはセリンから選択され、又は存在せず、アミノ酸o’はチロシン、ロイシン、アスパラギン酸、フェニルアラニン、プロリン若しくはバリンから選択され、又は存在せず、アミノ酸p’はロイシン、アスパラギン酸若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸q’はセリン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸r’はチロシンであり、又は存在せず、アミノ酸s’はグリシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸t’はグリシン若しくはメチオニンから選択され、又は存在せず、アミノ酸u’はメチオニン若しくはアスパラギン酸から選択され、又は存在せず、アミノ酸v’はアスパラギン酸若しくはバリンから選択され、又は存在せず、及びアミノ酸w’はバリンであり、又は存在しない。)、及び
(ii)CDR1b、CDR2b及びCDR3bから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体重鎖と一緒にTR−2に結合する、第2のポリペプチド
(ここで、CDR1bはアミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1 l1 m1 n1 o1 p1 q1を含み、アミノ酸a1はアルギニン又はリジンから選択され、アミノ酸b1はトレオニン、アラニン又はセリンから選択され、アミノ酸c1はセリンであり、アミノ酸d1はグルタミンであり、アミノ酸e1はセリン又はグリシンから選択され、アミノ酸f1はイソロイシン、ロイシン又はバリンから選択され、アミノ酸g1はセリン、ロイシン又はアルギニンから選択され、アミノ酸h1はトレオニン、セリン、イソロイシン、アスパラギン、アルギニン、ヒスチジン又はチロシンから選択され、アミノ酸i1はチロシン、アルギニン、トリプトファン、アスパラギン酸又はセリンから選択され、j1はロイシン、イソロイシン、アスパラギン、チロシン又はセリンから選択され、アミノ酸k1はアスパラギン、グリシン、バリン、アラニン又はロイシンから選択され、アミノ酸l1はチロシン、アラニン若しくはアスパラギンから選択され、又は存在せず、アミノ酸m1はアスパラギン若しくはリジンから選択され、又は存在せず、アミノ酸n1はチロシン、アスパラギン若しくはイソロイシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸o1はロイシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸p1はアスパラギン酸若しくはロイシンから選択され、又は存在せず、及びアミノ酸q1はバリン、アラニン若しくはトレオニンから選択され、又は存在せず、
CDR2bはアミノ酸配列r1 s1 t1 u1 v1 w1 x1を含み、アミノ酸r1はアラニン、アスパラギン酸、ロイシン、トリプトファン、グリシン又はバリンから選択され、アミノ酸s1はトレオニン、バリン、グリシン又はアラニンから選択され、アミノ酸t1はセリンであり、アミノ酸u1はセリン、アスパラギン又はトレオニンから選択され、アミノ酸v1はロイシン、フェニルアラニン又はアルギニンから選択され、アミノ酸w1はグルタミン、アラニン又はグルタミン酸から選択され、及びアミノ酸x1はセリン、アルギニン又はトレオニンから選択され、
CDR3bはアミノ酸配列y1 z1 a1’ b1’ c1’ d1’ e1’ f1’ g1’を含み、アミノ酸y1はグルタミン、メチオニン、ロイシン又はヒスチジンから選択され、アミノ酸z1はグルタミン又はリジンから選択され、アミノ酸a1’はセリン、トレオニン、アラニン、ヒスチジン、チロシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸b1’はチロシン、ロイシン、アスパラギン又はグリシンから選択され、アミノ酸c1’はセリン、グルタミン、イソロイシン又はリジンから選択され、アミノ酸d1’はトレオニン、フェニルアラニン、チロシン、アラニン又はセリンから選択され、アミノ酸e1’はプロリンであり、アミノ酸f1’はロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、セリン又はアルギニンから選択され、及びアミノ酸g1’はトレオニン又はセリンから選択される。)
を含む、単離抗TR−2抗体。
【請求項84】
ヒト抗体である、請求項83の単離抗体。
【請求項85】
キメラ抗体である、請求項83の単離抗体。
【請求項86】
検出可能な標識を更に含む、請求項85の単離抗体。
【請求項87】
検出可能な標識が酵素標識、蛍光標識、化学発光標識又は放射性標識である、請求項86の単離抗体。
【請求項88】
可変領域と定常領域を含み、
配列番号2の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号36のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号4の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号38のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号6の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号40のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号8の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号42のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号10の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号44のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号12の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号46のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号14の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号48のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号16の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号50のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号18の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号52のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号20の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号54のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号22の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号56のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号24の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号58のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号26の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号60のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号28の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号62のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号30の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号64のCDRを含む第2のポリペプチド、配列番号32の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号66のCDRを含む第2のポリペプチド、又は配列番号34の相補性決定領域(CDR)を含む第1のポリペプチドと配列番号68のCDRを含む第2のポリペプチド
を含む、単離抗TR−2抗体。
【請求項89】
a)請求項83の抗体と試料を混合すること、
b)抗原に結合した抗体を結合しない抗体から分離すること、及び
c)抗原に結合した抗体の有無を検出すること
を含む、試料中のTR−2の有無を検出する方法。
【請求項90】
酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)を使用する、請求項89の方法。
【請求項91】
a)請求項83の抗体と、
b)抗体を検出する試薬と
を含む、試料中のTR−2の有無を検出するキット。
【請求項92】
a)請求項83の抗体を基体に結合させること、
b)TR−2を含む試料をa)の抗体に曝露すること、及び
c)TR−2を単離すること
を含む、TR−2を単離する方法。
【請求項93】
a)基体に結合した請求項83の抗体と、
b)TR−2を単離するための試薬と
を含む、TR−2を単離するキット。
【請求項94】
請求項83の抗体の治療有効量を患者に投与することを含む、患者における癌を治療する方法。
【請求項95】
癌が、肝臓癌、脳腫瘍、腎癌、結腸直腸癌、肺癌、ひ臓癌、胸腺又は血球の癌(すなわち、白血病)、前立腺癌、精巣癌、卵巣癌、子宮癌、乳癌、すい癌、胃癌、頭頚部へん平上皮癌及びリンパ腫の少なくとも1つから選択される、請求項94の方法。
【請求項96】
請求項63のポリヌクレオチドを含む、発現ベクター。
【請求項97】
請求項73のポリヌクレオチドを含む、発現ベクター。
【請求項98】
請求項96又は請求項97の発現ベクターの少なくとも1種類を含む、細胞。
【請求項99】
(a)CDR1a、CDR2a及びCDR3aから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体軽鎖と一緒にTR−2に結合する第1のポリペプチドをコードする配列を含む、第1のポリヌクレオチド
(ここで、CDR1aはアミノ酸配列a b c d e f g h i j k lを含み、アミノ酸aはグリシンであり、アミノ酸bはグリシン、チロシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸cはセリン又はトレオニンから選択され、アミノ酸dはイソロイシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸eはセリン、トレオニン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸fはセリン、アスパラギン酸、チロシン、アスパラギン、トレオニン又はグリシンから選択され、アミノ酸gはグリシン、アスパラギン酸又はチロシンから選択され、アミノ酸hはグリシン、アスパラギン酸、チロシン、アスパラギン又はセリンから選択され、アミノ酸iはチロシン、イソロイシン、ヒスチジン、メチオニン又はトリプトファンから選択され、アミノ酸jはアスパラギン、チロシン、ヒスチジン、セリン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸kはトリプトファンであり、又は存在せず、及びアミノ酸lはセリンであり、又は存在せず、
CDR2aはアミノ酸配列m n o p q r s t u v w x y z a’ b’ c’を含み、アミノ酸mはトリプトファン、チロシン、ヒスチジン、バリン、グルタミン酸又はセリンから選択され、アミノ酸nはメチオニン又はイソロイシンから選択され、アミノ酸oはアスパラギン、チロシン、セリン、トリプトファン又はヒスチジンから選択され、アミノ酸pはプロリン、チロシン、セリン、アルギニン、ヒスチジン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸qはアスパラギン、セリン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸rはセリン又はグリシンから選択され、アミノ酸sはアスパラギン酸、セリン、トレオニン又はアルギニンから選択され、アミノ酸tはアスパラギン、トレオニン、アラニン、イソロイシン又はチロシンから選択され、アミノ酸uはトレオニン、チロシン、ロイシン、リジン、アスパラギン又はイソロイシンから選択され、アミノ酸vはグリシン、チロシン、アスパラギン酸又はシステインから選択され、アミノ酸wはチロシン又はアスパラギンから選択され、アミノ酸xはアラニン又はプロリンから選択され、アミノ酸yはグルタミン、セリン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸zはリジン、ロイシン又はセリンから選択され、アミノ酸a’はフェニルアラニン、リジン又はバリンから選択され、アミノ酸b’はグルタミン、セリン又はリジンから選択され、及びアミノ酸c’はグリシンであり、又は存在せず、
CDR3aはアミノ酸配列d’ e’ f’ g’ h’ i’ j’ k’ l’ m’ n’ o’ p’ q’ r’ s’ t’ u’ v’ w’を含み、アミノ酸d’はトリプトファン、アスパラギン酸、グリシン、セリン又はグルタミン酸から選択され、アミノ酸e’はアスパラギン、アスパラギン酸、グリシン、アルギニン、セリン、バリン又はロイシンから選択され、アミノ酸f’はヒスチジン、セリン、アラニン、チロシン、プロリン、アスパラギン、グリシン又はトレオニンから選択され、アミノ酸g’はチロシン、セリン、アラニン、アルギニン、トリプトファン、グリシン又はバリンから選択され、アミノ酸h’はグリシン、アラニン、セリン、アスパラギン、メチオニン、チロシン、トリプトファン、システイン又はアスパラギン酸から選択され、アミノ酸i’はセリン、トリプトファン、グリシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、チロシン又はトレオニンから選択され、アミノ酸j’はグリシン、トレオニン、セリン、ロイシン、バリン、アスパラギン、トリプトファン又はチロシンから選択され、アミノ酸k’はセリン、フェニルアラニン、アスパラギン酸、トリプトファン、グリシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸l’はヒスチジン、アスパラギン酸、アラニン、トリプトファン、チロシン、セリン、フェニルアラニン、バリン若しくはグリシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸m’はフェニルアラニン、チロシン、グルタミン酸、プロリン、アスパラギン酸、システイン、イソロイシン若しくはメチオニンから選択され、又は存在せず、アミノ酸n’はアスパラギン酸、フェニルアラニン、アラニン、ロイシン若しくはセリンから選択され、又は存在せず、アミノ酸o’はチロシン、ロイシン、アスパラギン酸、フェニルアラニン、プロリン若しくはバリンから選択され、又は存在せず、アミノ酸p’はロイシン、アスパラギン酸若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸q’はセリン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸r’はチロシンであり、又は存在せず、アミノ酸s’はグリシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸t’はグリシン若しくはメチオニンから選択され、又は存在せず、アミノ酸u’はメチオニン若しくはアスパラギン酸から選択され、又は存在せず、アミノ酸v’はアスパラギン酸若しくはバリンから選択され、又は存在せず、及びアミノ酸w’はバリンであり、又は存在しない。)及び
(b)CDR1b、CDR2b及びCDR3bから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体重鎖と一緒にTR−2に結合する第2のポリペプチドをコードする配列を含む、第2のポリヌクレオチド
(ここで、CDR1bはアミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1 l1 m1 n1 o1 p1 q1を含み、アミノ酸a1はアルギニン又はリジンから選択され、アミノ酸b1はトレオニン、アラニン又はセリンから選択され、アミノ酸c1はセリンであり、アミノ酸d1はグルタミンであり、アミノ酸e1はセリン又はグリシンから選択され、アミノ酸f1はイソロイシン、ロイシン又はバリンから選択され、アミノ酸g1はセリン、ロイシン又はアルギニンから選択され、アミノ酸h1はトレオニン、セリン、イソロイシン、アスパラギン、アルギニン、ヒスチジン又はチロシンから選択され、アミノ酸i1はチロシン、アルギニン、トリプトファン、アスパラギン酸又はセリンから選択され、j1はロイシン、イソロイシン、アスパラギン、チロシン又はセリンから選択され、アミノ酸k1はアスパラギン、グリシン、バリン、アラニン又はロイシンから選択され、アミノ酸l1はチロシン、アラニン若しくはアスパラギンから選択され、又は存在せず、アミノ酸m1はアスパラギン若しくはリジンから選択され、又は存在せず、アミノ酸n1はチロシン、アスパラギン若しくはイソロイシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸o1はロイシン若しくはチロシンから選択され、又は存在せず、アミノ酸p1はアスパラギン酸若しくはロイシンから選択され、又は存在せず、及びアミノ酸q1はバリン、アラニン若しくはトレオニンから選択され、又は存在せず、
CDR2bはアミノ酸配列r1 s1 t1 u1 v1 w1 x1を含み、アミノ酸r1はアラニン、アスパラギン酸、ロイシン、トリプトファン、グリシン又はバリンから選択され、アミノ酸s1はトレオニン、バリン、グリシン又はアラニンから選択され、アミノ酸t1はセリンであり、アミノ酸u1はセリン、アスパラギン又はトレオニンから選択され、アミノ酸v1はロイシン、フェニルアラニン又はアルギニンから選択され、アミノ酸w1はグルタミン、アラニン又はグルタミン酸から選択され、及びアミノ酸x1はセリン、アルギニン又はトレオニンから選択され、
CDR3bはアミノ酸配列y1 z1 a1’ b1’ c1’ d1’ e1’ f1’ g1’を含み、アミノ酸y1はグルタミン、メチオニン、ロイシン又はヒスチジンから選択され、アミノ酸z1はグルタミン又はリジンから選択され、アミノ酸a1’はセリン、トレオニン、アラニン、ヒスチジン、チロシン又はフェニルアラニンから選択され、アミノ酸b1’はチロシン、ロイシン、アスパラギン又はグリシンから選択され、アミノ酸c1’はセリン、グルタミン、イソロイシン又はリジンから選択され、アミノ酸d1’はトレオニン、フェニルアラニン、チロシン、アラニン又はセリンから選択され、アミノ酸e1’はプロリンであり、アミノ酸f1’はロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、セリン又はアルギニンから選択され、及びアミノ酸g1’はトレオニン又はセリンから選択される。)
を含む、細胞。
【請求項100】
第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドが別々の発現ベクター中に存在する、請求項99の細胞。
【請求項101】
第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドが単一の発現ベクター中に存在する、請求項99の細胞。
【請求項102】
細胞中に含まれるポリヌクレオチドを発現させてポリペプチドを産生するのに適切な条件下で、請求項96の発現ベクターを含む細胞中でポリペプチドを産生することを含む、ポリペプチド製造方法。
【請求項103】
細胞中に含まれるポリヌクレオチドを発現させてポリペプチドを産生するのに適切な条件下で、請求項97の発現ベクターを含む細胞中でポリペプチドを産生することを含む、ポリペプチド製造方法。
【請求項104】
細胞中に含まれるポリヌクレオチドを発現させて抗体を産生するのに適切な条件下で、請求項96の発現ベクター又は請求項97の発現ベクターを含む細胞中で抗体を産生することを含む、抗TR−2抗体の製造方法。
【請求項105】
請求項99、請求項100又は請求項101の細胞中で抗体を産生することを含む、抗TR−2抗体の製造方法。
【請求項106】
請求項83の抗体と、薬剤として許容される担体とを含む、薬剤組成物。
【請求項107】
Ab A、Ab B、Ab C、Ab D、Ab E、Ab F、Ab G、Ab H、Ab I、Ab J、Ab K、Ab L、Ab M、Ab N、Ab O、Ab P及びAb Qから選択される少なくとも1種類の抗体によって特異的に結合されるエピトープと特異的に結合する、単離抗体。
【請求項108】
配列番号94、配列番号95及び配列番号96から選択される少なくとも1個のアミノ酸配列を含む、ポリペプチド。
【請求項109】
配列番号94、配列番号95及び配列番号96から選択される少なくとも1個のアミノ酸配列から本質的になる、ポリペプチド。
【請求項110】
配列番号94、配列番号95及び配列番号96から選択される少なくとも1個のアミノ酸配列と結合する、抗体又は抗原結合ドメイン。
【請求項111】
配列番号94、配列番号95及び配列番号96から選択される少なくとも1種類のポリペプチドを動物に投与すること、及びTR−2に結合する抗体を動物から得ることを含む、TR−2に結合する抗体を得る方法。
【請求項112】
配列番号94、配列番号95及び配列番号96から選択される少なくとも1個のアミノ酸配列を含むポリペプチドを投与することによって、抗体とTR−2の結合を低下させる、又は防止する方法。
【請求項113】
配列番号94、配列番号95及び配列番号96から選択される少なくとも1個のアミノ酸配列からなるポリペプチドを投与することによって、抗体とTR−2の結合を低下させる、又は防止する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20A】
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【図20B】
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【図21A】
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【図21B】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【公開番号】特開2012−188428(P2012−188428A)
【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−103377(P2012−103377)
【出願日】平成24年4月27日(2012.4.27)
【分割の表示】特願2008−529202(P2008−529202)の分割
【原出願日】平成18年8月28日(2006.8.28)
【出願人】(500049716)アムジエン・インコーポレーテツド (242)
【Fターム(参考)】