説明

JFEスチール株式会社により出願された特許

2,001 - 2,010 / 8,589


【課題】鉄鋼材料に含まれる主成分元素以外の高濃度元素と低濃度元素との分布状態を測定すること。
【解決手段】電子線源2が、鉄鋼材料Sに電子線Eを照射する。WDX3が、電子線Eの照射に伴い発生するX線を検出することによって、鉄鋼材料Sに含まれる主成分元素以外の低濃度元素の分布状態を測定する。EDX4が、Cr箔からなるフィルター7を透過したX線を検出することによって、主成分元素以外の高濃度元素の分布状態を測定する。これにより、鉄鋼材料Sに含まれる主成分元素以外の高濃度元素と低濃度元素との分布状態を同時、且つ、高精度に測定することができる。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延ままで、安定してHv200〜260の硬さが得られ、耐食性、製造性にも優れる安価なブレーキディスク用熱延鋼板を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.003〜0.03%、Si:0.8〜3.0%、Mn:0.1〜0.8%、P:0.05〜0.30%、S:0.01%以下、Cr:11.0〜14.5%、Ni:0.01〜0.20%、V:0.01〜0.20%およびN:0.003〜0.03%を含有し、さらに上記成分が下記(1)および(2)式;
420C+470N+23Ni+9Cu+7Mn−11.5Cr−11.5Si−12Mo−47Nb−52Al−49Ti−23V+189≦55 ・・・(1)
C+N≦0.05mass% ・・・(2)
を満たして含有し、ビッカース硬さHvが200〜260の範囲であるCr含有熱延鋼板。ただし、式中の元素記号は、各元素の含有量(mass%)。 (もっと読む)


【課題】より効率的に鋳片の表面割れを防止する鋼の連続鋳造方法を提供すること。
【解決手段】断面が矩形となる鋳片を鋳型から垂直方向に引き抜いた後、さらに水平方向に引き出す鋼の連続鋳造方法において、鋳片の表面温度が910°Cを下回ってから300秒を経過するまでに、水平方向に引き出された場合に鋳片の側面となる短辺面において上端となる角部から30mmとなるまでの範囲がオーステナイト単相からフェライト単相組織、パーライト組織またはベイナイト組織のいずれかに変態するように、少なくとも前記範囲をスプレー冷却するようにした。 (もっと読む)


【課題】強度と加工性(伸びおよび伸びフランジ性)を兼ね備えた高張力熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.07〜0.13%、Si:0.3%以下、Mn:0.5〜2.0%、P :0.025%以下、S :0.005%以下、N :0.0060%以下、Al:0.06%以下、Ti:0.08〜0.14%、V :0.15〜0.30%を、C、Ti、V、SおよびNがTi ≧ 0.08+(N/14×48+S/32×48)および0.8 ≦ (Ti/48+V/51)/(C/12) ≦ 1.2(C、Ti、V、S、N:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有し、且つ、固溶V:0.04〜0.1%、固溶Ti:0.05%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成と、フェライト相が組織全体に対する面積率で97%以上であるマトリックスと、TiおよびVを含み平均粒子径が10nm未満である微細炭化物が分散析出し、該微細炭化物の組織全体に対する体積率が0.007以上である組織を有し、引張強さが980MPa以上であり且つ加工性に優れた高張力熱延鋼板となる。なお、(固溶V+固溶Ti)の合計を質量%で0.07%以上とすることにより、曲げ特性がより一層向上する。 (もっと読む)


【課題】幅広い温度領域の接水環境において耐剥離性が高い水配管用内面被覆鋼管を提供する。
【解決手段】鋼管の内側にリン酸塩化成処理を施してなる化成処理皮膜層を有し、該化成処理皮膜層の上層には、平均厚さが10〜40μmであるプライマー層を有し、該プライマー層の上層には、変性ポリエチレン系樹脂層を有している。さらに、前記プライマー層は(1)エポキシ当量が170〜280であるビスフェノールA系エポキシ樹脂および/またはエポキシ当量が156〜280であるビスフェノールF系エポキシ樹脂、および(2)複素環状アミンとフェニルグリシジルエーテルの反応により生成される変性複素環状アミン、さらに好ましくはペンタエリスリトールテトラアクリレートを用いて形成される。 (もっと読む)


【課題】Si、Mnを含有する鋼板を母材とし、高加工時の耐めっき剥離性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.18%、Si:0.02〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.001〜1.0%、P:0.005〜0.060%、S≦0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板に対して連続式溶融亜鉛めっき設備において焼鈍および溶融亜鉛めっき処理を施すに際し、加熱過程では、加熱炉内温度:600℃以上750℃以下の温度域を昇温速度:7℃/s以上で行う。好ましくは、さらに、加熱炉内温度:A℃以上B℃以下(A:600≦A≦780、B:800≦B≦900)の温度域を雰囲気の露点:−5℃以上で行う。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造を行っても良好な鍛造性を示すだけでなく、浸炭処理のための加熱によ
る結晶粒の粗大化を効果的に抑制することができ、疲労特性にも優れた肌焼鋼を提供する

【解決手段】質量%で、C:0.05%以上0.40%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P
:0.03%以下、S:0.03%以下、Cr:2.0%以下、Al:0.1%以下、Ti:0.05%以上0.30%
以下、Cu:0.1%以上0.5%以下、N:0.0060%以下およびO:0.0020%以下を含み、残部
はFeおよび不可避的不純物の組成とし、かつTiを含む析出物で直径:30nm以下のものが30個/μm2以上存在し、直径:5nm以上50nm以下のTi析出物の全Ti析出物に対する個数比率が50%以上とする。 (もっと読む)


【課題】構造が複雑化せず、プレス加工が可能であり、安定した変形形状が得られ、変形過程での抵抗荷重が高位安定し、エネルギー吸収効率が高い衝突エネルギー吸収構造体を提供すること。
【解決手段】筒状をなし、軸方向に変形して衝突エネルギーを吸収する衝突エネルギー吸収構造体であって、軸方向に垂直な断面の断面形状が、断面の中心に対して点対称で、かつ非線対称の多角形であって、その断面の外郭を四角形としたときのアスペクト比が1.5未満であり、かつ断面を構成する多角形の辺のうち隣接する辺の長さの比が2.3以下である。 (もっと読む)


【課題】温間加工性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.2%、Si:0.5%以下、Mn:2%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.07%以下、N:0.01%以下を含み、さらに、Ti、Nb、V、Mo、W、Bのうちから選ばれた1種または2種以上を含有する組成を有する鋼素材に、オーステナイト単相温度域に加熱したのち、仕上圧延終了温度:860℃以上とする熱間圧延を施し、巻取温度:400℃以上600℃未満で巻き取る熱延工程と、650〜750℃の温度域で熱処理を施す熱処理工程とを、順次施す。これにより、試験温度:400℃以上で、局部伸びが均一伸びより大きい引張特性と、試験温度:400℃未満で、均一伸びが、全伸びに対する比率で40%以上である引張特性とを兼備し、さらに、実質的にフェライト相単相のマトリックスと該マトリックス中に大きさが10nm未満の合金炭化物がバリアント選択のない状態で分散析出した組織を有する、温間加工性に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】実際に敷設される軌条と車輪との接触時の状態を再現することで、大型化させることなく、実際に敷設される軌条の直線区間ならびに曲線区間における耐摩耗性、耐疲労損傷性を簡易に評価することができる疲労試験装置を提供する。
【解決手段】試験機台10と、該試験機台10に対向しながら回動可能に連結された角度変更プレート20とを有する疲労試験装置1である。回転し、かつ接触する車輪40と試験輪50との負荷荷重は一定にされ、試験機台10に対して角度変更プレート20を回動させて、付与された車輪40と試験輪50とのアタック角と、車輪40及び試験輪50の回転数と、負荷荷重検出手段70によって検出された負荷荷重とを経時的に出力する出力手段90を有するので、これらの数値から実際に敷設される軌条の直線区間ならびに曲線区間における耐摩耗性、耐疲労損傷性を簡易に評価することができる。 (もっと読む)


2,001 - 2,010 / 8,589