説明

JFEスチール株式会社により出願された特許

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【課題】硫化脱銅スラグから、NaとSをフラックスとして再利用可能な化合物として高い回収率で回収する。
【解決手段】溶融状態から固化した硫化脱銅スラグを、粒径5〜20mmの割合が50質量%以上である粒度に調整し、この粒状の硫化脱銅スラグを水に浸漬してスラグ中のNaとSを抽出し、該水溶液からNa・S成分を回収するに際して、水溶液をpH≧9に維持する。スラグを粉砕することなく所定の粒度で水等に浸漬することにより、スラグ中のSを−2価の状態に維持することができ、且つ、水溶液をpH≧9に保つことにより、Sの揮発を防止して、−2価のSを水溶液中に安定的に保つことができ、これらにより、NaとSをフラックスとして再利用可能な化合物として高い回収率で回収できる。 (もっと読む)


【課題】スラグが持ち込まれる環境でもスラグに損耗を助長されない、十分に長い寿命を持つ溶銑用保持炉を提供する。
【解決手段】電鋳煉瓦5を内張り耐火物4として使用したこと、さらには出銑口1および出滓口1の何れか一方もしくは両方の内張り耐火物4として前記電鋳煉瓦5を使用した溶銑用保持炉。前記電鋳煉瓦5は、剥落回数2以上の体スポーリング性を有すること、さらには、α、β−アルミナ質のものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ラインパイプ等の溶接構造物に用いて好適な、引張強度が780MPa以上の鋼材で、溶接金属部靭性に優れるレーザ溶接継手およびレーザ溶接方法を提供する。
【解決手段】溶接金属は、mass%で、C:0.14%以下、O:0.02%以下を含み、かつCeqが0.35〜0.65%を満足する成分組成と、アスペクト比で4以上の針状のM−A組織(島状マルテンサイト)が面積率で5%以下である、ベイナイトあるいはベイナイトとマルテンサイトの混合組織からなるミクロ組織を有するレーザ溶接継手。Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14、ここで、Ceq:炭素当量(mass%)、C、Mn、Si、Ni、Cr、Mo、V:各合金元素の含有量(mass%)。シールドガスとして酸素供給ガスが体積比率で10%以下の不活性ガスを用いる。 (もっと読む)


【課題】微小点状欠陥の検出を精度良く行うことができる。
【解決手段】リング状の光出射部3Aと、光出射部3Aと鋼板2との間に、光出射部3Aと同心円状で、かつ、光出射部3Aの内径より径の小さい光学的な開口部を有する遮光板3Bとを有したリング照明装置3と、遮光板3Bの開口部の中心線C上に配置され、該開口部を介して鋼板2の表面を撮像する撮像部4と、を備え、撮像部4が撮像する鋼板2表面上の撮像領域Aには、光出射部3Aから照射された光のうち遮光板3Bの開口部縁部で回折した光のみが照射され、光出射部3Aと鋼板2表面との間の距離Hは、撮像領域A内の平均輝度レベルが所定レベル以上で、かつ、撮像領域A内の輝度レベル差が所定範囲内となるように設定される。 (もっと読む)


【課題】連続焼鈍炉を用いた比較的低温・短時間の仕上焼鈍で、安定的に二次再結晶を起こさせることが可能な方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.12mass%以下、Si:2.0〜4.5mass%、Mn:0.005〜0.3mass%、Al:0.005〜0.012mass%、N:0.0030〜0.010mass%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成の鋼スラブを熱間圧延し、中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延で冷延板とし、その後、連続焼鈍炉で1回以上の仕上焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、上記中間焼鈍を750〜950℃の温度で行い、冷間圧延における最終冷間圧延の圧下率を30〜80%の範囲とし、連続焼鈍で二次再結晶させることを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグやダストなどの水分を含んだ粉粒状原料を、水分による設備トラブルや品質不良を生じることなく成型又は造粒し、高品質の塊成化物や造粒物を高い製品歩留まりで効率的且つ低コストに製造する。
【解決手段】水分を含んだ粉粒状原料に、水和反応を生じるバインダーを混合し、成型又は造粒した後、水和硬化させることにより塊成化物又は造粒物を製造する方法であって、粉粒状原料にバインダーを添加して混合し、養生する事前処理を施すことにより、成型や造粒に適した性状に改質し、この改質した粉粒状原料を成型又は造粒する。 (もっと読む)


【課題】3電極以上の細径多電極サブマージアーク溶接に用いて好適な、径3.2mm以下の溶接金属の低温靭性に優れるフラックス入り溶接ワイヤを提供する。
【解決手段】ワイヤ全成分組成が質量%で、C:0.04〜0.22%、Si:0.1〜0.6%、Mn:1.0〜3.0%、Ti:0.01〜0.25%、REM:0.01〜0.5%、更に、Ni:10.0%以下、Mo:3.0%以下の1種又は2種を含有し、必要に応じて、B;0.1〜0.5%、Cu:0.5%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、ワイヤ全質量に対するメタル系フラックス成分の質量比(充填率)が10〜40%であるフラックス入り溶接ワイヤ。 (もっと読む)


【課題】本発明は、転炉の内壁に付着した地金の一部を過溶解させず、付着地金の厚みを円周方向で均一に減らし、常に炉内の平断面形状を均一に維持可能な上吹きランス及び転炉の操業方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 溶銑又は溶鋼を保持した転炉の上方及び炉底より酸化性ガスを吹き込む上底吹き転炉に利用され、酸化性ガスの流路を形成する水冷ジャケットと、該酸化性ガス流路の先端に複数本の該ガスを噴射させるノズルとを備えた円筒状の上吹きランスを改良した。その改良は、前記複数本のノズルとして、平面視で、該ランスの中心に対して同一距離の点対称の位置に一対の急拡大ノズルを配置し、別の少なくとも複数対の位置にストレートノズルを配置するようにしたのである。この場合、前記ノズルのそれぞれ隣接する位置が、前記ランス先端の平面視での同心円上にほぼ等しい距離で離隔しているのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】所定時間内における溶鋼処理に必要な溶鋼鍋数を把握可能にすること。
【解決手段】演算部14が、出鋼計画データに基づいて、溶鋼鍋の占有が開始される時刻及び溶鋼鍋の占有が終了する時刻をそれぞれ鍋占有開始時刻及び鍋占有終了時刻として出鋼チャージ毎に算出する。そして、演算部14は、出鋼チャージ毎の鍋占有開始時刻及び鍋占有終了時刻に基づいて、所定時間内における溶鋼処理に必要な溶鋼鍋数の時間推移を算出し、算出された溶鋼鍋数に関する情報を端末装置21に出力する。これにより、オペレータは、出力結果に基づいて所定時間内における溶鋼処理に必要な溶鋼鍋数を把握し、溶鋼鍋の数が足りない等の理由によって操業が維持できなくなることを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 連続鋳造設備の二次冷却帯にて鋳造中の鋳片を冷却するにあたり、鋳片表面に過冷却現象を発生させることなく、鋳片を均一に冷却する。
【解決手段】 本発明の連続鋳造における二次冷却方法は、連続鋳造機で鋳造されている鋳片10を、鋳片幅方向で2以上に分割された分割型鋳片支持ロール6で支持しながら鋳型の下方に設けた二次冷却帯にて冷却水または冷却水と空気との混合体を用いて二次冷却するに際し、前記分割型鋳片支持ロールのロールチョック6aの部位に、連続鋳造中の鋳片表面に溜まる、前記冷却水の残留水が、ロールチョックと鋳片との隙間を流下することを妨げるための障害物を設置して鋳片を二次冷却する。 (もっと読む)


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