説明

ニチコン株式会社により出願された特許

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【課題】コンデンサ素子と金属外装ケースの内面との電気的短絡の発生を抑えて電気的特性を安定させた電解コンデンサ、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】電解コンデンサは、陽極箔21と陰極箔22とがセパレータ23を介して重ね合わされて巻回され、電解質が含浸されたコンデンサ素子2と、このコンデンサ素子2を収納する有底円筒状の金属外装ケース4と、この金属外装ケース4の開口部を封止する封口材6と、陽極箔21および陰極箔22にそれぞれ電気的に接続され、封口材6を介して外部に引き出されたリード線3a、3bと、金属外装ケース4の底部内面に形成される絶縁膜5とを具備し、絶縁膜5は、底面視でコンデンサ素子2の中心からリード線3a、3bまでを半径とする円の範囲を含み、かつ、絶縁膜5が金属外装ケース4の底部内面の縁に接触しない範囲に形成されている。 (もっと読む)


【課題】リードタブの引き出される位置を考慮することなく、容易に製造可能な巻回型電解コンデンサおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】巻回型電解コンデンサ1は、外装ケース4内に酸化皮膜が形成された陽極箔と、陰極箔とがセパレータを介して巻芯に巻回されたコンデンサ素子2を収納している。外装ケース4の開口部には一対のリード線27a、27bのみ露出するように、封口材5が取り付けられている。一対のリード線27a、27bは、一方が巻芯および陽極箔と当接し、他方が巻芯および陰極箔と当接した一対のリードタブ26a、26bに接続されている。一対のリードタブ26a、26bおよび封口材5は、一体形成されている。 (もっと読む)


【課題】熱による膨張/収縮で誘電体酸化皮膜層に加えられる機械的ストレスを低減すると共に、固体電解質層の厚さおよび形状を安定させる。
【解決手段】弁作用金属粉末から形成された直方体状の焼結体8の表面に誘電体酸化皮膜層9を形成してコンデンサ陽極体を作製する。陰極銀層12およびカーボン層11を有する導電性ケース14を作製する。硝酸マンガン水溶液および二酸化マンガン粉末10bで満たされた導電性ケース14にコンデンサ陽極体7を浸漬した状態で熱処理を施すことによって、コンデンサ陽極体7と導電性ケース14との間に二酸化マンガンからなる固体電解質層10を形成する。 (もっと読む)


【課題】二次側整流ダイオードにおける電圧変動、および無負荷時の入力電力を低減することができるスナバ回路を提供する。
【解決手段】スナバ回路1aは、二次側整流ダイオードDのカソード側にカソード端子が接続された第1のダイオードD1aと、二次側整流ダイオードDのアノード端子と第1のダイオードD1aのアノード端子との間に接続された第1のコンデンサC1aと、第1のダイオードD1aのアノード側にカソード端子が接続された第2のダイオードD2aと、第2のダイオードD2aのアノード端子と二次巻線T2の他方端との間に接続されたコイルLと、第2のダイオードD2aのアノード端子と第1のダイオードD1aのカソード端子との間に接続された第2のコンデンサC2aとを備える。スイッチ素子SWのターンオン時、二次側整流ダイオードDのアノード端子−カソード端子間には、第2のコンデンサC2aを介した新たな電流経路が形成される。 (もっと読む)


【課題】ESR,ESLが良好な固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】平板状の弁作用金属の一端側に、陽極部が形成され、他端側に、前記弁作用金属の表面に誘電体層、固体電解質層および陰極引出層を有する陰極部が形成された平板状コンデンサ素子を備える固体電解コンデンサであって、前記平板状コンデンサ素子2枚(C1,C2)を、同一平面上で、陰極部同士(N1,N2)を対向させ、その両側に陽極部(P1,P2)が位置するよう配置した、一対の平板状コンデンサ素子からなるコンデンサ素子ユニットを少なくとも一つ有すること、および、両側の陽極部側の端部から等距離に存在し、前記コンデンサ素子ユニットを2等分する中心線Xに対して、前記一対のコンデンサ素子の陰極部の一部がそれぞれ、当該中心線Xを越えて他方側に突出し、かつ両陰極部の側面は、両陰極部が対向する箇所において、全面にわたり近接している。 (もっと読む)


【課題】固体電解コンデンサの漏れ電流の増加を抑制する。
【解決手段】表面に陽極酸化皮膜が形成された陽極体を有するコンデンサ素子を形成し(エッチング〜切り口化成・炭化処理)、このコンデンサ素子を酸化剤溶液に浸漬することによって、コンデンサ素子に酸化剤を含浸させ(酸化剤含浸工程)、その後、このコンデンサ素子をモノマー溶液に浸漬することによって、コンデンサ素子にモノマーを含浸させる(モノマー含浸工程)。このとき、酸化剤溶液またはモノマー溶液の少なくとも一方に、コロイダルシリカが添加されている。続いて、このコンデンサ素子に含浸させた酸化剤とモノマーとを化学重合させることによって、酸化皮膜上に導電性高分子からなる固体電解質を形成する(固体電解質形成工程)。 (もっと読む)


【課題】コンデンサ素子に機械的ストレスがかかることなく、弾性封口材の貫通孔にリード部を容易に挿通することができ、陽極酸化皮膜の破損防止が可能で、漏れ電流特性を改善することができる固体電解コンデンサの製造方法を提供する。
【解決手段】固体電解コンデンサ1の製造工程で、表面に陽極酸化皮膜が形成された陽極箔2と陰極箔3にそれぞれリード部6を接続するとともに、陽極箔2と陰極箔3とをセパレータ4を介して巻回した後、これら電極箔2、3との間に固体電解質層を形成してコンデンサ素子10を作製する。次に、弾性封口材7を温度180〜250℃で加熱して弾性封口材7を軟化させた状態で、コンデンサ素子10から導出されたリード部6を、弾性封口材7に形成された貫通孔7aに挿通し、コンデンサ素子10に弾性封口材7を取り付けた後、コンデンサ素子10を有底筒状の外装ケース5に収納し、外装ケース5の開口部を弾性封口材7で封止する。 (もっと読む)


【課題】瞬低等が発生した場合においても比較的長時間にわたって直流出力電圧を維持することができ、しかも小形かつ安価なスイッチング電源装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るスイッチング電源装置1は、直流電圧VDCを監視して交流入力電圧VACINが低下すると、制御部2の制御下で行われているスイッチング素子Qのスイッチング動作を停止させる入力電圧監視部4と、遅延コンデンサCDとを備えている。遅延コンデンサCDは、直流電圧VDCが所定の設定電圧未満となり、スイッチング動作が停止するまでの間、入力電圧監視部によるスイッチング動作の停止を遅らせる。これにより、直流出力電圧VDCOUTの出力保持時間を延長することができる。 (もっと読む)


【課題】積層型固体電解コンデンサの一層の低ESR化・低ESL化を実現すること。
【解決手段】平板状コンデンサ素子を複数枚、陰極部Rの位置を整合させ、陽極部6の突出方向が交互に反対になるように積み重ねた積層体と、複数枚の陰極部Rからなる陰極体の下面に導電性接着剤8で接続された陰極端子部材と、積層体の両側の陽極部6とそれぞれ接続された一対の陽極端子部材9と、一対の陽極端子部材9を接続する導電性橋渡し部材11とを備え、コンデンサ素子の積層方向における導電性橋渡し部材の上面11aが、陰極端子部材の上面よりも下方に配置され、コンデンサ素子の積層方向における陽極端子部材の上面9aが、陰極端子部材の上面よりも上方に配置されている。 (もっと読む)


【課題】ラジカルによる導電性高分子の劣化を抑制し、経時劣化の少ない固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】固体電解コンデンサ1は、表面に陽極酸化皮膜が形成された陽極箔と陰極箔とがセパレータを介して巻回され、セパレータに導電性高分子からなる固体電解質層が保持されたコンデンサ素子2を備えている。このコンデンサ素子2が、フラーレン7を含有することを特徴としている。 (もっと読む)


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