説明

オーエスジー株式会社により出願された特許

171 - 180 / 180


【課題】 チッピングの防止と切削能率の向上とを確保しつつ、リブ溝の底部を比較的フラットに形成することができるリブ溝加工用エンドミルを提供すること。
【解決手段】 本願発明のリブ溝加工用エンドミル1では、底刃6が円弧状に形成されると共に、その円弧半径R1が外径Dの略1.5倍を越え、かつ、略6倍以下の範囲内で構成されている。よって、加工面が湾曲することなく切削能率の向上を図ることができる。また、コーナー部7が円弧状に形成されると共に、その円弧半径R2が外径Dの略0.05倍以上、かつ、略0.03倍以下の範囲内で構成されている。よって、デザイン上の問題を解消すると共に、チッピングを防止してリブ溝加工用エンドミル1の高寿命化を図ることができる。
(もっと読む)


【課題】 すり割りにより嵌合突起を嵌合凹所に対して容易且つ確実に嵌め合わせることができるようにしながら、テーパ嵌合による結合強度の低下を抑制してボディ寿命を向上させる。
【解決手段】 逆テーパ形状の嵌合突起18がボディ10に設けられるとともに、その嵌合突起18にすり割り22が設けられて弾性的に縮径可能とされているため、嵌合突起18を嵌合凹所20に対して容易且つ確実に嵌め入れることができる。また、穴明け加工時の切削抵抗や振動などで嵌合突起18を縮径させる方向の負荷が作用しても、その変形量は最大でもすり割り22の溝幅寸法であるため、すり割り22による嵌合突起18の弾性(ばね力)が良好に維持されてテーパ嵌合の結合強度の低下が抑制され、ボディ10の寿命が向上する。 (もっと読む)


【課題】 切れ刃チップのロー付け強度を損なうことなくマージンの溶着を抑制して耐久性を向上させる。
【解決手段】 マージン18、20の表面にDLC被膜32が設けられているため、そのマージン18、20に対する溶着が抑制される一方、DLCコーティングの処理温度は230℃程度で、ロー付け温度(700〜800℃)よりも十分に低いため、切れ刃チップ24のロー付け強度が損なわれる恐れがなく、実質的に工具寿命が向上する。また、切れ刃チップ24の表面にもDLC被膜32が設けられているため、ワイヤカット放電加工で切断したりグラインダで研削したりした切れ刃チップ24の切れ刃30や逃げ面の微細な凹凸がDLC被膜32で被覆されて滑らかになる一方、DLC被膜32の摩擦係数が小さいことから逃げ面やマージン18、20の溶着が軽減されることで、加工面のむしれが抑制され、加工面粗さが一層向上する。 (もっと読む)


【課題】 切れ刃チップのロー付け強度を損なうことなくマージンの溶着を抑制して耐久性を向上させる。
【解決手段】 マージン18、20の表面にダイヤモンド被膜32が設けられているため、そのマージン18、20に対する溶着が抑制される一方、ダイヤモンド被膜32をコーティングした後に切れ刃チップ24がドリル本体12にロー付けされるため、所定のロー付け強度が得られて実質的に工具寿命が向上する。また、ダイヤモンド被膜32をドリル本体12にコーティングした後に切れ刃チップ24がロー付けされるとともに、切れ刃30等の整形加工が行われるため、そのダイヤモンド被膜32により切れ刃30が被覆されて刃先が丸くなる恐れがなく、優れた切れ味が得られて加工精度が一層向上する。 (もっと読む)


【課題】 食付き部への負荷を小さくして、より高速で加工を行うことができる盛上げタップを提供すること。
【解決手段】 本願発明の盛上げタップ1では、食付き部3aの山数が4山を越え、かつ、6山以下に構成されているので、食付き部3aが被加工物から受ける1山当りの負荷を従来の盛上げタップと比較して小さくして、食付き部3aの損傷を抑制することができると共に、耐久性の向上を図ることができる。
(もっと読む)


【課題】 高炭素鋼等の焼入れし易い材料に対する穴明け加工においても加工硬化量が比較的少ない低加工硬化超硬ドリルを提供する。
【解決手段】 先端角αを125°〜135°の範囲内とし、切り屑排出溝14のねじれ角βを20°〜30°の範囲内とし、シンニング18により形成された軸心付近の切れ刃16の軸方向すくい角γを−5°〜+5°の範囲内とし、ホーニングによって形成される切れ刃16の刃先のネガランドの幅寸法Lを0.05〜0.15mmの範囲内とした。 (もっと読む)


【課題】 鋳造品の鋳抜き穴を加工する場合に、穴位置精度の悪化を抑制することができる鋳抜き穴加工用ドリルを提供すること。
【解決手段】 本願発明の鋳抜き穴加工用ドリルでは、先端角θ1が略170度以上かつ略180度未満に設定されているので、切削抵抗の半径方向分力(及び、半径方向分力の差)を従来のドリルと比較して小さくして、鋳抜き穴加工用ドリルが偏心するのを防ぐことができ、その結果、穴位置精度の悪化を抑制することができる。
(もっと読む)


【課題】 超硬合金等の工具母材に対してTiWCN膜などのWを含む硬質被膜が一層優れた密着性でコーティングされるようにする。
【解決手段】 超硬合金から成る工具母材12の表面には、TiW合金をターゲットとするアーク放電イオンプレーティング法により、そのTiW合金の炭化物(TiWC)、窒化物(TiWN)、或いは炭窒化物(TiWCN)から成る単一の組成の硬質被膜14が設けられているため、TiおよびWを別々のターゲットとして用いてコーティングする場合のようにTi化合物およびW化合物が混在している場合に比較して、TiW合金とWCとの親和性により、WCを主成分とする超硬合金の工具母材12に対する密着性が一層向上する。これにより、優れた耐摩耗性が得られるようになり、クロム鋼等にドライ加工で切削加工を行う場合でも、実用上満足できる工具寿命が得られるようになる。 (もっと読む)


【課題】 ボディと加工チップとを焼き嵌めにより一体的に接合する場合に、加工チップを高い取付剛性でボディに固定できるようにする。
【解決手段】 柱状突部18に設けられた嵌合穴24と加工チップ14に設けられた嵌合軸30とを焼き嵌めにより一体的に接合する場合に、柱状突部18の外周側に円筒形状の筒状部材32を配設し、焼き嵌めの際に柱状突部18が冷却収縮させられることにより、ボディ12と加工チップ14との間で筒状部材32が軸方向に挟圧されるようにして、加工チップ14がボディ12に対して高い取付剛性で固定されるようにした。 (もっと読む)


【課題】 バリが小さい良好な剪断面が得られ且つ実用上十分な工具寿命が得られるようにする。
【解決手段】 第1切れ刃16aが設けられる一方の端面24から、ねじ面16の中心線S上において最も近い谷底28の中心までの寸法L1 を、雌ねじの1ピッチをPとして略0.57Pとなるように設定するとともに、第1切れ刃16aがねじ山の一対のフランクのうち刃先角が鈍角となる側に位置する部分に面取り32を施した。 (もっと読む)


171 - 180 / 180