説明

オーエスジー株式会社により出願された特許

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【課題】 本体部と切削ヘッドとが着脱可能に構成された場合に、切削ヘッドを本体部へ強固に固定することができる切削工具を提供すること。
【解決手段】 本願発明の切削工具1によれば、切削ヘッド2の合わせ面21から突設する凸部23には、その外周面が軸芯に対して傾斜するテーパ部23aを備えると共に、本体部3の合わせ面31に凹設される凹部33には、その内周面がテーパ部23aに対応して傾斜するテーパ穴33aを備えている。また、凸部23には、軸芯Oに対して傾斜する傾斜部22aを有するスリット22が延設されると共に、凹部33の内周面には、スリット22と係合するためのキー32が突設されている。傾斜部22aの傾斜方向は、切削加工時の切削抵抗により切削ヘッド2を本体部3側に引き込ませる方向に設定されているので、テーパ部23aとテーパ穴33aとを強固に当接させ、切削ヘッド2を本体部3へ強固に固定することができる。
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【課題】 ダイヤモンド被膜の耐酸化性や潤滑性を向上させる。
【解決手段】 ボロンドープダイヤモンド被膜20にはボロンがドーピングされているため、そのダイヤモンド被膜20の表面には、酸化を受けた際にボロンの酸化物(例えばB2 3 )の層が形成され、その酸化物の層により被膜内部への酸化の進行が抑制されて、被膜20の耐酸化性が向上するとともに、摩擦係数が小さくなって潤滑性が向上する。特に、本実施例のダイヤモンド被膜20は、低ドーピング層22と高ドーピング層24とを交互に積層した多層構造を成しているとともに、最上層は高ドーピング層24にて構成されているため、ダイヤモンド被膜の本来の特性である耐摩耗性等を維持しつつ、ボロンの酸化物による耐酸化性および潤滑性の向上効果を良好に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 ダイヤモンド被膜の耐酸化性や潤滑性を向上させる。
【解決手段】 ボロンドープダイヤモンド被膜20にはボロンが0.5〜1.0原子%の割合でドーピングされているため、そのダイヤモンド被膜20の表面には、酸化を受けた時にボロンの酸化物(例えばB2 3 )の層が形成され、その酸化物の層により被膜内部への酸化の進行が抑制されて、被膜20の耐酸化性が向上するとともに、摩擦係数が小さくなって潤滑性が向上する。特に、本実施例のダイヤモンド被膜20は結晶粒径が1μm以下の微結晶であるため、通常のダイヤモンド被膜に比較して表面が平滑であり、その表面にボロンの酸化物の層が形成されることにより、摩擦係数が一層小さくなって優れた潤滑性が得られる。 (もっと読む)


【課題】 本体部に対してねじ部を着脱自在に構成した場合でも、その接合部の構造を簡素化して、製造コストの削減を図ると共に取付け精度の向上を図ることができるスローアウェイタップを提供すること。
【解決手段】 本体部3とねじ部2との合わせ面に断面略正三角形状の嵌合凸部23と嵌合凹部33とを設けた。これにより、有効破断面積を十分に確保して、加工時のねじれトルクによる接合部の破断を確実に抑制することができる。更に、本体部3とねじ部2とを強固に固定し得る構造でありながら、その接合部構造が単純形状であるから、製造コストの大幅な削減と、両者の取り付け精度の大幅な向上とを同時に図ることができる。
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【課題】 本体部に対してねじ部を着脱自在に構成した場合でも、その接合部の構造を簡素化して、製造コストの削減を図ると共に取付け精度の向上を図ることができるスローアウェイタップを提供すること。
【解決手段】 本体部3とねじ部2との合わせ面に複数本の突条33及び凹溝23を設けた。これにより、有効破断面積を十分に確保して、加工時のねじれトルクによる接合部の破断を確実に抑制することができる。更に、本体部3とねじ部2とを強固に固定し得る構造でありながら、その接合部構造が単純形状であるから、製造コストの大幅な削減と、両者の取り付け精度の大幅な向上とを同時に図ることができる。
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【課題】 本体部に対してねじ部を着脱自在に構成した場合でも、本体部に対してねじ部を着脱自在に構成した場合でも、その接合部の有効破断面積を十分に確保して、ねじれ強度の向上を図ることができるスローアウェイタップを提供すること。
【解決手段】 ねじ部2と本体部3との合わせ面を波形面として構成し、それら波形面同士を嵌め合わせるように構成した。その結果、ねじ部2と本体部3との接合部の有効破断面積を十分に確保することができるので、加工時のねじれトルクによる接合部の破断を確実に抑制することができる。
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【課題】 熟練を要することなくハンドドライバー等を用いてめねじのねじ山を容易に修整することができるめねじ手直し用工具を提供する。
【解決手段】 めねじに螺合されてねじ山を修整する修整用おねじ22の外径d、有効径d2 、および谷の径d1 は、めねじに螺合される組付おねじの公差の上限値E2max 以下で且つ〔E2max −60μm〕以上であるため、めねじのねじ溝内を修整用おねじ22が遊びを持って通過させられるようになり、修整用おねじ22がめねじに食い付くことが抑制されて修整作業を容易に行なうことができる。また、修整用おねじ22は組付おねじの公差の上限値E2max 付近の寸法であるため、この修整用おねじ22がめねじに螺合されてねじ山が修整されると、公差の下限値E2min 付近の組付おねじは勿論、公差の上限値E2max 付近の組付おねじについても、めねじに対して良好に螺合させられるようになる。 (もっと読む)


【課題】 比較的平滑な被膜表面が得られるスパッタリング法による被膜のコーティング技術において、被膜の付着強度を一層高くして加工工具にも適用できるようにする。
【解決手段】 スパッタリング法により硬質被膜をコーティングする際の前処理として、工具母材20に−200Vのバイアス電圧を印加してエッチング(表面荒し処理)を行う際に、そのバイアス電圧を250kHzの周波数で周期的に印加するとともに、1周期毎の負電圧の非印加時間(パルスリバースタイム)を500nsec程度としたため、工具母材20に対する硬質被膜の付着強度が向上し、スクラッチ試験における臨界荷重で100N以上の優れた付着強度が得られるようになり、剥離等による脱落が抑制されて、切削工具として実用上満足できる耐久性が得られる。 (もっと読む)


【課題】 加工効率が良い上に、長寿命であるエンドミルを提供すること。
【解決手段】 エンドミル1は、工具本体2の一端側に刃部3を備えており、その刃部3は、切刃として、先端側に形成されるボール刃6a,6bと、そのボール刃6a,6bに連設される外周刃5a,5bとを備えている。その切刃の直後の逃げ面における第1逃げ角α1は、0°を超え、かつ、略5°以下の範囲に構成されている。よって、ビビリ振動が抑制され、その結果、加工能率の向上を図ることができる。また、この切刃の直後の逃げ面における第1逃げ幅t1は、外径Dに対して、略0.005D以上、かつ、略0.2D以下の範囲に構成されている。よって、十分な刃先強度が確保され、その結果、エンドミル1の長寿命化を図ることができる。
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【課題】 超硬合金の母材にコーティングされるWを含む硬質被膜の密着性および耐摩耗性を向上させる。
【解決手段】 超硬合金から成る工具母材12の表面には、TiWSi合金をターゲットとするアーク放電イオンプレーティング法により、そのTiWSi合金の炭化物(TiWSiC)、窒化物(TiWSiN)、或いは炭窒化物(TiWSiCN)から成る単一の組成の硬質被膜14が設けられているため、Ti、W、およびSiを別々のターゲットとして用いてコーティングする場合のようにTi化合物、W化合物、Si化合物が混在している場合に比較して、TiWSi合金とWCとの親和性により、WCを主成分とする超硬合金の工具母材12に対する密着性が一層向上する。また、Siを含んでいるため、硬さがHV0.025で3000以上となり、優れた耐摩耗性が得られるようになる。 (もっと読む)


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