説明

日本パワーファスニング株式会社により出願された特許

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【課題】帯状の背面板に多数の保持片を折り曲げ形成して成る略コ字状のファスナー連結体において、背面板の曲がり(膨れ)を防止する。
【手段】フラットな帯シート11のうち背面板2と各保持片3との連接部に、断面V形の内外ノッチ13,14より成る折り目が形成されている。内ノッチ13は1本のみであり、外ノッチ14は内ノッチ13を挟んだ両側に一対配置されている。折り曲げ時に、一対の外ノッチ14で挟まれた広い範囲が塑性変形に供されるため、コーナー部に大きな残留応力が発生することを防止できる。その結果、背面板2の曲がりを無くして動力ドライバに装填したときのスムースな送りが確保される。 (もっと読む)


【課題】六価クロムが含まれていない材料を使用しつつ高い耐食性を確保したねじを提供する。
【解決手段】素地11に表面処理層12が形成されている。表面処理層12は、素地11から順に、鉄−亜鉛合金層13、金属性のベースコート層14、珪素系のトップコート層15との三層になっており、ベースコート層14は、微小なフレーク状の亜鉛及びアルミ及び珪素系無機バインダーを主成分としており、水又はグリコールの溶液となっている。鉄−亜鉛合金層13とベースコート層14とが金属系であることで一体化しており、かつ、トップコート層15が無機系であることで格段に高い耐食性を確保できる。 (もっと読む)


【課題】座金が組み込まれていたり軸の中途部にフランジ部が一定成形されているファスナーであっても、打ち込み工具に装填して連続的に打ち込み作業できる状態に連結することを可能ならしめる。
【解決手段】保持体2は合成樹脂製であり、1本のファスナー1が嵌まるスリーブ6の多数個を備えており、隣り合ったスリーブ6はブリッジ部7を介して一体に連結されている。スリーブ6は、ファスナー1の軸心を挟んだ両側から重なり合う第1部分11と第2部分12とから成っており、隣り合った第1部分11の相互間及び隣り合った第2部分12の相互間はブリッジ部7を介して一体に連結されており、かつ、第1部分11と第2部分12とは係合爪15と係合穴16との嵌め合わせによって一体に接合されている。 (もっと読む)


【課題】鋼板製の金具を木製部材に締結するためのドリルねじにおいて、必要な締結強度を確保しつつねじ込みトルクを軽減し、更に、金具のガタやずれを防止する。
【解決手段】ドリルねじは、ドリル部3及びねじ部5が形成された軸1と、軸1の基端に設けた頭部2とから成っている。軸1は、ねじ部5に連続したねじ無し部6と、頭部2に連続したボス部7とを備えている。ねじ無し部6はねじ部5の谷径と外径との間の太さであり、ボス部7はねじ部5の外径と同じかやや大径になっている。ねじ山4の山の角度は30〜50度、ピッチはねじ山4の仮想底辺9の幅寸法の1.5〜2.5倍になっている。ねじ山4の山の高さは仮想底辺9の幅寸法と同じかそれよりも大きくなっている。 (もっと読む)


【課題】強度が低い石膏ボードであってもしっかりと押さえ固定できるねじを提供する。
【解決手段】ねじは軸1と頭2とを備えており、軸1に形成したねじ部のうち先端側に位置した第1単位ねじ部7は高さが相違する2条のねじ山4,5から成っており、頭2の側に位置した第2単位ねじ部8は1条のねじ山4のみから成っている。頭4はラッパ状の基部2aとその終端から張り出したフランジ部2bとで構成されている。基部2aの外径はねじ部の最大径(呼び径)の約2倍の寸法であり、フランジ部2bの最大外径はねじ部の最大径(呼び径)の約2.5〜3倍に設定されている。石膏ボード12は、過度に潰されることなく頭2によって広い面積で押さえられる。このため、石膏ボード12をしっかりと固定できる。 (もっと読む)


【課題】ナットの浮きや傾きがなくて位置決め機能も優れているクリップナットを提供する。
【解決手段】クリップ体1は、表挟持板3と裏挟持板4と接続部5とからなっており、裏挟持板4にナット2を取り付けている。ナット2は、裏挟持板4のボルト挿通穴に嵌まる突起部7を備えており、突起部7をかしめることにより、裏挟持板4に脱落不能に保持されている。裏挟持板4のボルト挿通穴は長穴になっており、ナット2はボルト挿通穴の長手方向にスライドさせることができる。裏挟持板4には回り止めの姿勢保持片9が折り曲げ形成されている。 (もっと読む)


【課題】防食性能に優れていると共に製造が容易なファスナーを提供する。
【解決手段】ファスナーは、軸2及び頭部3を有するファスナー本体1と、ファスナー本体1の軸2に嵌め込まれた座金4とから成っている。座金4のうちワークWと重なる面に、金属箔6が導電性接着剤8によって貼り付けられている。金属箔6は座金4及びワークWよりもイオン化傾向が高い金属素材からなっている。金属箔6が犠牲陽極となる犠牲防食により、座金4とワークWとが電解腐食することを防止又は著しく抑制される。製造工程では、座金4を素材板から抜き加工する前に、素材箔を素材板に貼っており、このため、製造の手間も抑制される。 (もっと読む)


【課題】板材を構造材等の基材に締結するためのドリルねじにおいて、ドリル部の切削性の確保、十字穴等の係合穴の潰れ防止、せん断強度のアップを図る。
【解決手段】ドリルねじは、先端部をドリル部3と成した軸1と、軸1の基端に一体に設けた頭部2とを備えており、軸1にはねじ山4,5が形成されており、頭部2には十字穴7が形成されている。ドリルねじは、炭素鋼又はクロム・モリブデン鋼の線材を素材としており、焼き入れしてから焼き戻すことによって硬度をHv250〜400に調整している。硬さと靱性とのバランスが取れており、せん断に対する高い抵抗を保持しつつ、大きなトルクが掛かってもドライバビットによって十字穴7が潰れることはなく、かつ、ドリル部3の切削性も良い。 (もっと読む)


【課題】板材を構造材等の基材に締結するためのもみ切り式の自己穿孔ねじにおいて、十字穴等の係合穴の潰れを招来することなくせん断強度をアップさせる。
【解決手段】自己穿孔ねじは、先端部を先窄まり部3と成した軸1と、軸1の基端に一体に設けた頭部2とを備えており、軸1にはねじ山4,5が形成されており、頭部2にはドライバビットが嵌まる十字穴6が形成されている。ねじは、炭素鋼又はクロム・モリブデン鋼の線材を素材としており、焼き入れしてから焼き戻すことによって硬度をHv250〜400に調整している。硬さと靱性とのバランスが取れており、せん断に対する高い抵抗を保持しつつ、大きなトルクが掛かってもねじ込み作業に際して十字穴6が潰れることはない。 (もっと読む)


【課題】作業性と締結強度に優れたドリルねじを提供する。
【解決手段】ねじは軸1と頭部2とから成っており、軸1の先端部は切刃3bを有するドリル部3になっている。軸1のねじ部は、先端側に位置した小径の第1部分6と頭側に位置した大径の第2部分7とを備えている。ねじ山は高さが異なる第1ねじ山4と第2ねじ山5とからなっており、第1部分6には両ねじ山4,5が併存しており、第2部分7には第1ねじ山4しか存在していない。第1部分6が2条であるため、ねじ込みに際しての姿勢安定性に優れており、第2部分7には第1ねじ山4しか存在しないため、例えばワークが石膏ボード12である場合、石膏ボードが過度に潰れることを防止できる。第2部分7も枠材12に食い込むため、高い締結強度を確保できる。 (もっと読む)


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