説明

フォスター電機株式会社により出願された特許

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【課題】小型平面テレビ等に内蔵され得る薄型化を実現しつつ、フルレンジ型の音響変換能力を有する高密度パターンで、前面形状設計の自由度の高い駆動方式を持つ薄型全面駆動スピーカの提供。
【解決手段】それぞれ、フレームをなすヨーク板のほぼ全面に高密度で配置した最大多数の円形の磁気ギャップを形成する磁気回路の同一構成でなる第1と第2の磁気回路群を、互いに磁気回路の各々が同極面で間隔を置いて対向する様に振動板の両側に配置し、振動板が担持するボイスコイルは対向する2群の各磁気回路の円形磁気ギャップの全てを一筆書でたどる最大有効線長の連続パターンで形成されて対向磁気回路間の中性面に円形磁気ギャップについてラジアル状に形成されるメイン磁束ループ内に磁束方向と直交して配置される。ヨーク板は、振動板の振動による広い振幅領域の音圧を外側に放射する貫通孔を備える。 (もっと読む)


【課題】 多数個取りに適した構成の磁気駆動方式を用い、全構成要素の各々を、多数個のユニット分の要素を含む板状の集合体としてそれらを積層体にし、ユニット毎に切り出して、多数個を同時に製造し得る小型スピーカユニットとその製造方法の提供。
【解決手段】 各ユニット分について、磁気駆動方式のボイスコイルは一筆書で繋いで平面展開した複数のコイルターンを振動板にプリントしたものとし、磁気回路は複数のコイルターンに対応して磁石板に設けた複数の開口穴と、これ等開口穴に挿入されるようにヨーク板に設けた複数の突起とで形成し、それぞれ多数個のユニット分のこれら要素を持つ振動板と、振動板の振動スペースを維持するフレームと、磁石板と、ヨーク板とを積層したのち、各ユニットを切り出して、多数個の小型スピーカユニットを同時に製造する。 (もっと読む)


【課題】 一枚のフィルム状又は平板状の振動板のボイスコイルを面積の異なる2又は3領域に区分けして2ウェイ又は3ウェイとしたスピーカを、全面駆動型とすることにより構成の簡素化、軽量化、薄型化、高音質化を図る。
【解決手段】 フレーム板のほぼ全面に高密度で配置した最大多数の円形磁気ギャップでなる磁気回路と、磁気ギャップの全てに個々に対向しかつ連続するパターンで最大の有効線長を持つボイスコイルを担持する振動板とでなるスピーカにおいて、ボイスコイルを面積の異なる複数の、音域の異なる領域に分けてマルチウェイとする。各領域は一枚の振動板上において併置型と同軸型のいずれとしても良い。領域間の境界線に沿って振動板を固定し、各領域の振動を分離する。 (もっと読む)


【課題】多数のスピーカユニットを使用することなく、3次元の全方向に対して音響再生する。
【解決手段】直流磁束を発生させる磁気回路と、第一コイルが設けられ、前記磁気回路と前記第一コイルとの間に発生する第一方向の駆動力により音響再生を行う第一振動板と、第二コイルが設けられ、前記磁気回路と前記第二コイルとの間で前記第一方向とは反対の第二方向に発生する駆動力により前記第一方向の背面側に音響再生を行う第二振動板と、前記第一振動板の周端部と前記第二振動板の周端部との間の領域において前記第一方向および前記第二方向に直交する周方向の第三方向の駆動力により音響再生を行う第三振動板と、を備え、前記磁気回路は共通の磁石からの直流磁束を前記第一コイル及び第二コイル並びに第三コイルに対して作用させる、ことを特徴とするスピーカ。 (もっと読む)


【課題】ディジタルアンプに適したスピーカを使用しつつディジタルアンプの特性を活かして効率よい音響再生を行う。
【解決手段】増幅すべき信号より高い周波数の搬送波信号との比較により、前記信号をパルス信号に変換し、該パルス信号をスイッチングすることにより増幅するD級アンプと、前記D級アンプで増幅されたパルス信号を受けて音響出力するディジタル用スピーカと、を有するディジタル音響システムであって、前記ディジタル用スピーカのボイスコイルは、α>1,(β2/α)<1とした場合に、アナログ信号用のスピーカのボイスコイルの1/βのコイル線長を有し、アナログ信号用のスピーカのボイスコイルの1/αの直流抵抗値であり、前記D級アンプは、アナログ信号用のスピーカを駆動する場合と比較してβ/αの電圧で出力段のスイッチングを行う。 (もっと読む)


【課題】 成形接着方式であるにもかかわらず、胴体とエッジとの貼りずれが起こりにくく、振動板の寸法精度が良く、また、胴体全面にエッジ材がなく、よって振動板を軽量化でき、音質を良好とした電気音響変換器用振動板の製造方法およびその製造方法によって作製された電気音響変換器用振動板を提供する。
【解決手段】 この発明は、金型上に、ダイアフラムリング、胴体、胴体上に被せられるカバー、エッジ材を順次セットする。胴体中央のドーム部にはカバーがあるため、直接エッジ材は乗ることはない。エッジ材を成形して前記胴体の外周に前記エッジ材からなるエッジを一体形成後、前記カバーを取り除くことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡素な回路構成で、超音波音響再生を実現する。
【解決手段】再生すべき音声信号の上限周波数の2倍以上の周波数であって超音波音響再生の搬送波となる超音波搬送波信号を生成する超音波搬送波信号生成部と、前記音声信号と前記超音波搬送波信号とを加算する加算部と、前記超音波搬送波信号の2倍の周波数であって、前記超音波搬送波信号に同期した三角波あるいは鋸波のPWM搬送波信号を生成するPWM搬送波信号生成部と、前記加算部の出力信号と前記PWM搬送波信号とを振幅比較してPWM信号を生成する比較部と、前記比較部で生成されたPWM信号に基づいて超音波振動子の駆動信号を生成する駆動部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】形状剛性を高めた低背型振動板と、磁気回路の外形より大きい内径を有するダンパーとを用いて、特性の向上とともに薄型化を図ったスピーカー装置の提供。
【解決手段】振動板表面に、放射状に並ぶ複数の凹状部を、それぞれ外周側から内周側に向けて、ほぼダンパーの内径に等しい外径Cの振動板環状部の外周円まで次第に深くなるスロープ形状に形成して形状剛性を高める一方、ボイスコイルボビンとダンパーの間の接続部材の、内周縁をボイスコイルボビンに取付ける環状部を、振動板環状部背面と凹状部根元に密接させ、センターキャップのフランジ部で振動板環状部と凹状部根元の表面に密接させて根元への応力集中を抑制し、同時に磁気駆動力の伝達力を高める。接続部材の筒状部はダンパーの配置面をボイスコイルの巻幅中心の面と等しくしてダンパーをボイスコイルボビンに接続し、振動板のローリング時のボイスコイルの横振れを抑制する。 (もっと読む)


【課題】加圧成形後のスプリングバックを解消し、振動板半径方向の各部の厚さが均一となり、成形と同時に表面に腐食防止用の酸化膜が生成される、板状金属による電気音響変換器用振動板とその製造方法の提供。
【解決手段】板状金属に浅い凹面を作り、その下部のみに純水を置いて純水の沸点以上に加熱した雌型空間内に所定時間密閉し、発生する水蒸気圧で加熱加圧成形する方法を採る。加熱のためスプリングバックは解消し、初期段階で存在する純水のため凹面下部は上部より遅れて加熱加圧されて半径方向各部の厚さが均一となり、水蒸気圧に曝された表面には酸化膜が同時に生成された振動板となる。 (もっと読む)


【課題】外周形状が細長形で、中央部に穴が形成され、外周部が前記フレームに取り付けられたコーン紙と、前記フレームに設けられた磁気回路と、筒状のボビン,該ボビンの外周面に巻回されたコイルからなり、前記コイルが前記磁気回路によって発生する磁界に配置され、前記コーン紙の内周部側に接続されるボイスコイルと、を有するスピーカユニットに関し、能率がよいスピーカユニットを提供することを課題とする。
【解決手段】磁気回路11のヨーク13に、第1立壁部19,第2立壁部21を設け、カップリング41を介してコーン紙1の穴1aとボイスコイル35とを接続する。 (もっと読む)


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