説明

ヤマキ株式会社により出願された特許

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【課題】アンジオテンシン変換酵素阻害活性をもつ新しいペプチドを提供する。
【解決手段】鰹節を原料として、ヒイロタケが産生するタンパク質分解酵素との反応により、アンジオテンシン変換酵素阻害活性をもつ新しい5種類のトリペプチドを得た。また、酵素分解物を疎水性吸着樹脂に吸着させ、含水有機溶媒で溶出することにより、さらに、高活性なペプチド画分を生産できる。該新規トリペプチドは日常摂取する食品として安全で有効性の高い素材であり、特定保健用食品、機能性食品等への利用が期待される。 (もっと読む)


【課題】
麹菌を利用することによる蚕蛹の昆虫臭、油脂酸化臭を改善する方法、並びにかかる蚕蛹麹を使用した嗜好性良好なペットフード、飼料、調味料及びそれらの製造方法を提供することにある。
【解決手段】
蚕蛹、又はそれに穀類を添加したものを原料として、麹菌を接種して固体培養することにより、昆虫臭、油脂酸化臭の改善された蚕蛹麹が製造される。また、蚕蛹麹の高いプロテアーゼ活性等の酵素作用を利用して蚕蛹蛋白分解物が製造される。 (もっと読む)


【課題】変色防止剤を用いなくとも、流通時に魚肉の変色せず、鮮紅色を長期間にわたり保持することができる魚を提供すること。
【解決手段】エノキタケ抽出物を含む魚飼料を用いて魚を養殖することにより、養殖された魚の魚肉、特に血合い肉の経時的な変色が防止され、鮮紅色を長期間にわたり保持することができる。 (もっと読む)


【課題】
魚体成分のみ、または魚体成分と穀類を培養原料として、主としてグラム陽性菌からなる雑菌が少なく、かつ高プロテアーゼ活性を有する麹及びその製造方法、並びにかかる麹を用いることによる魚臭、生臭さ、腐敗臭が抑制されると共に減塩の調味料、魚醤油及びそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】
魚介類原料からエキスを浸出させる際に副生する抽出残渣に魚介類エキスを添加したもの、又はフィッシュミールを培地とし、或いは魚介類原料からエキスを浸出させる際に副生する抽出残渣に魚介類エキスを添加したもの、又はフィッシュミールに穀類を添加したものを培地として、先ず乳酸菌、特にバクテリオシン生産能を有する乳酸菌を増殖させ、ついでこれに麹菌、特に高プロテアーゼ生産能を有する耐酸性麹菌を接種、培養することにより、高プロテアーゼ活性でかつ一般汚染細菌の汚染が殆ど無い麹を製造する。 本発明においては、このようにして得られる乳酸、クエン酸等の有機酸を多く含んだ麹を使用することで減塩調味料、減塩魚醤油を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】
鰹節からエキス分を浸出させる際に副生する抽出残渣又は該抽出残渣と大麦とを用いて作った麹を魚介原料に添加して生成した中性脂肪吸収抑制組成物およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明の中性脂肪吸収抑制組成物は、鰹節からエキス分を浸出させる際に副生する抽出残渣のみ又は該抽出残渣と大麦に麹菌を接種し、培養して得た麹と、麹の添加される魚介類原料とを含み、麹の酵素及び魚由来の自己消化酵素とで分解して成る。 (もっと読む)


【課題】イノシン酸分解活性が低く、タンパク質分解活性の強い担子菌由来の酵素を利用することによる旨味の強い品質の優れた魚節の製造方法の提供。
【解決手段】魚節の製造工程中の少なくとも1箇所以上でタンパク質分解能力を持つ酵素液に浸漬し、魚節表面温度を20℃から85℃の範囲に保ち、酵素分解を行い、焙乾してアミノ酸、ペプチドの含有量を増加させる。あるいは凍結魚節原料を10 ℃ 以下から魚肉の氷結点までの温度域まで上昇させ、解凍、保存、保管、生処理加工の過程の少なくとも一部を10 ℃ 以下から魚肉の氷結点の未凍結温度域で処理し、その後常法に従い煮熟加熱処理し、燻乾処理する魚節の製造工程の少なくとも1箇所以上でタンパク質分解能力を持つ酵素液に浸漬し、酵素分解を行い、焙乾してアミノ酸、ペプチドの含有量を増加させる。 (もっと読む)


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