説明

株式会社アルテにより出願された特許

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【課題】薬液内の気泡を効果的に除去することができる容器兼用注射器を提供することを目的とする。
【解決手段】軸線Oを中心とする筒状をなす外筒10と、外筒10内の先端側に嵌入されるフロントストッパーと、基端側の嵌着孔61を介して外筒10の先端外周に外嵌され、該嵌着孔61の前方側にフロントストッパーが移入するバイパスチャンバー71を有する筒先50と、を備えた容器兼用注射器1において、バイパスチャンバー71の内径がフロントストッパーの外径よりも大きく形成されるとともに、バイパスチャンバー71の内周面73に、径方向内側に向かって突出するとともに軸線O方向に延びて、バイパスチャンバー71内に移入したフロントストッパーの外周面に密着するリブが、周方向に間隔をあけて複数設ける。 (もっと読む)


【課題】薬液投与後の安全性をより向上させることができるとともに、薬液を投与し易くすることができる容器兼用注射器を提供する。
【解決手段】外筒11の前端側に注射針13を装着した筒先が取り付けられるとともに、外筒11の後端側にフィンガーグリップ14が取り付けられた注射器本体10と、外筒11の外周側に摺動可能に装着され前方移動した際に注射針13を覆うセーフティーデバイス20と、セーフティーデバイス20の後端側に設けられ、該セーフティーデバイス20を前方側に付勢するコイルスプリング25と、セーフティーデバイス20を後退位置にて係止状態とする保持手段30とを備えた容器兼用注射器1において、セーフティーデバイス20の先端に軸線Oを中心として少なくとも一段縮径する縮径部22を設け、フィンガーグリップ14に、後退位置に位置するセーフティーデバイス20の外周側全周を覆う円筒カバー部17を一体に設ける。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成でもって、容器兼用注射器の製造に適した状態で注射器本体を確実に支持することが可能な包装用プレートを提供する。
【解決手段】複数の注射器本体10を配列状態で支持する包装用プレート80を、注射器本体10が挿入される平面視矩形状をなす支持孔部が複数配列形成され、これら支持孔部内部の四隅に注射器本体10のフランジ部が載置される張り出し部が形成された第一プレート81と、該第一プレート81の上面に積層固定され、各前記支持孔部に対応する箇所に貫通孔がそれぞれ形成された第二プレート86とから構成する。 (もっと読む)


【課題】液剤と製剤とを適切に混合することが可能な二室式容器兼用注射器を提供する。
【解決手段】バイパス部11を有する外筒10と、ハブルアーロック20と、フロントストッパー30と、該フロントストッパー30とともに製剤Sを封止するミドルストッパー40と、ミドルストッパー40とともに液剤Lを封止するエンドストッパー50と、フィンガーグリップ60と、エンドストッパー50に後端側から接続されるプランジャーロッド70とを備える二室式容器兼用注射器100において、フィンガーグリップ60の内周面に軸線O回りに捩れる雌ネジ部64を形成するとともに、プランジャーロッド70の外周面に、プランジャーロッド70を押し込むことにより前進するミドルストッパー40の一部がバイパス部11に侵入する際に、先端が雌ネジ部64の後端に当接して螺合可能となる第一雄ネジ部73aと、直進用の第一ガイド板75aを形成する。 (もっと読む)


【課題】滅菌性及び生産性が高く、正確な分量の凍結乾燥製剤が充填された二室式容器兼用注射器の製造方法を提供する。
【解決手段】カートリッジ内にエンドストッパーとミドルストッパーとによって溶解液を封止する溶解液封止工程S10と、カートリッジ内に、ミドルストッパーとフロントストッパーとによって凍結乾燥前の注射薬剤溶液を先端側室内に残存する内部気体と共に封止する注射薬剤封止工程S20と、注射薬剤溶液を凍結乾燥製剤とする凍結乾燥工程S30とを設け、凍結乾燥工程S30に、カートリッジを設置した棚と共に外部雰囲気を冷却する冷却処理S31と、該冷却処理S31後に外部雰囲気の圧力を内部気体の圧力よりも低下させてフロントストッパーをカートリッジに対して半打栓状態として凍結乾燥を行う圧力低下処理S32と、凍結乾燥後半打栓状態のフロントストッパーを、カートリッジ内に押し込む密閉処理S33とを設ける。 (もっと読む)


【課題】薬液内の気泡を効果的に除去することができる容器兼用注射器を提供する。
【解決手段】フロントストッパー10の外周面11に、該フロントストッパー10の後端面10bに開口して先端側に向かって延びる単一の薬液導入溝12を形成し、筒先20における嵌着孔24の前方側に、フロントストッパー10のチャンバー移入部分(先端側部分)が移入して嵌り込むバイパスチャンバー25を設け、該バイパスチャンバー25の内壁面に、バイパスチャンバー25に移入したフロントストッパー10の薬液導入溝12が接続されるとともに導入孔23aに連絡するバイパス溝26を設ける。 (もっと読む)


【課題】正確な分量の凍結乾燥製剤を充填することができるとともに、溶解液封入後の蒸気滅菌を行なうことが可能な二室式容器兼用注射器の製造方法を提供する。
【解決手段】二室式容器兼用注射器1の製造方法であって、カートリッジ2内に、溶解液Lを第1ミドルストッパー7とエンドストッパー8とによって封止してなる溶解液入りカートリッジを製造する本体製造工程と、カートリッジ2に挿入可能なスリーブ内に、凍結乾燥製剤Sを第2ミドルストッパー6と半打栓部材とによって封止してなる製剤入りスリーブを製造するスリーブ製造工程と、製剤入りスリーブを溶解液入りカートリッジに挿入した状態で、製剤入りスリーブ内における第2ミドルストッパー6と凍結乾燥製剤Sとを溶解液入りカートリッジに移動させる製剤充填工程とを設ける (もっと読む)


【課題】エアー抜きの作業により外部に放出される薬液の量を最小限に抑えて、薬液内の気泡を効果的に除去することができる容器兼用注射器を提供することを目的とする。
【解決手段】容器兼用注射器30において、フロントストッパー10の外周面11に、該フロントストッパー10の後端面10bに開口して先端側に向かって延びる薬液導入溝12を、周方向に間隔を空けて複数形成し、筒先20における嵌着孔24の前方側に、フロントストッパー10の先端側部分が移入して嵌り込むバイパスチャンバー25を設け、バイパスチャンバー25の内壁面に、バイパスチャンバー25に移入したフロントストッパー10の薬液導入溝12が接続されるとともにルアー先23の導入孔23aに連絡するバイパス溝25を設ける。そして、複数の薬液導入溝12のうち、一の薬液導入溝12を、他の薬液導入溝12bよりも先端側に向かって長く延びた長尺薬液導入溝12aとする。 (もっと読む)


【課題】セーフティーデバイスを注射針が覆われる位置に容易に移動させることができるとともに、注射動作時のセーフティーデバイスの誤作動を確実に防止することができる容器兼用注射器を提供することを目的とする。
【解決手段】セーフティーデバイス50を備えた容器兼用注射器1において、セーフティーデバイス50を前方側に付勢するコイルバネ59と、セーフティーデバイス50をコイルバネ59の付勢に抗して後退位置にて係止状態とする第1保持手段3と、軸線Oの径方向に沿ってスライド移動可能に設けられ、該スライド移動によって第1保持手段3によるセーフティーデバイス50の係止状態を解除する係止解除手段80と、第1保持手段3によるセーフティーデバイス50の係止状態をロックするロック手段70とを設ける。 (もっと読む)


【課題】セーフティーデバイスを注射針が覆われる位置に容易に移動させることができるとともに、注射動作時のセーフティーデバイスの誤作動を確実に防止することができる容器兼用注射器を提供することを目的とする。
【解決手段】外筒20の外周に摺動可能に装着される円筒形状をなし、前方に移動した際に注射針37を覆うセーフティーデバイス50を備えた容器兼用注射器1において、セーフティーデバイス50を第1位置から第2位置方向に向かって付勢するコイルバネ70と、第1保持手段による係止を解除するスライド部材80とを設け、プランジャロッド90を押し込む注射動作時にはスライド部材80をスライド不能とし、プランジャロット90を押し切った注射完了時にスライド部材80がスライド可能となるように構成する。 (もっと読む)


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