説明

株式会社クリエイティックジャパンにより出願された特許

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【課題】本発明は、液体燃料のクロスオーバー現象の抑制及び化学的安定性に優れ高濃度のアルコールを燃料とすることが可能なアニオン型燃料電池の電解質膜並びにそれを用いた膜電極接合体及び直接型アルコール燃料電池を提供することを目的とするものである。
【解決手段】木材を厚さ10mm以下の薄板状に形成した基体と、基体の内部及び表面に生成されたアニオン型無機イオン交換体を備えた電解質膜1と、電解質膜1の両側にそれぞれ接合する一対の電極体2及び3とを備えた膜電極接合体Aを、空気極セパレータ4及び燃料極セパレータ5で挟持し、空気極側プレート6及び燃料極側プレート7で圧接保持して直接型アルコール燃料電池を構成した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、液体燃料のクロスオーバー現象及び触媒の被毒を抑えるとともに高濃度のアルコールを燃料とすることが可能な膜電極接合体及びそれを用いた直接型アルコール燃料電池を提供することを目的とするものである。
【解決手段】木材を厚さ10mm以下の薄板状に形成した基体の内部及び表面に無機イオン交換体が生成された電解質膜1と、電解質膜1の両側にそれぞれ接合するとともに電極基材に白金−ルテニウム触媒層を担持した一対の電極体2及び3とを備えた膜電極接合体Aを、空気極セパレータ4及び燃料極セパレータ5で挟持し、空気極側プレート6及び燃料極側プレート7で圧接保持して直接型アルコール燃料電池を構成した。 (もっと読む)


【課題】
燃料電池の電解膜での問題点として、プロトンの移動を可能にしながら燃料のメタノールの対極への漏れ(クロスオーバー)をなくする課題があった。また「水」が出来る酸化極からの「水漏れ」防止できるものが求められていた。
【解決手段】
薄板木材片の中と表面で無機イオン交換体を生成することで、課題を解決することができた。すなわち、アルコールや水を遮蔽分離するために木材の厚みを可能な限り薄くして遮蔽効果を出し、加えて、この薄板木材片に金属酸塩化物を含浸させてリン酸などで処理すると、不定形にしか生成しなかった無機イオン交換体が、安定なガラス状にコートできることを発見した。しかもこの膜は非常に化学的に安定で酸化雰囲気や高温にも耐えることから薄板木材片を保護する効果も出現したので、上記課題を解決することができたものである。 (もっと読む)


【課題】腐食性の雰囲気中で使用され、また流体中で十分な耐性を有する、工業電解用電極や触媒などに使用するための構造体であって、担体の金属やセラミックス基母材を含む構造体をより強固にすると共に化学的、物理的により安定化を図り、電解用電極構造体として、長寿命で、安定した金属電極や触媒用構造体を完成することを課題とした。
【解決手段】母材が金属やセラミックの表面に導電性の窒化チタン層を形成し、該表面上に貴金属、貴金属酸化物を含む貴金属触媒層をコーティング加工して皮膜を生成した構造体とすることによって、基材金属の展性、延性を保持し、表面の硬度が最も高いとされる窒化チタンによって保護され、しかも極めて活性で安定な電極物質をその表面に有する。 (もっと読む)


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