説明

株式会社クローバーにより出願された特許

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【課題】たとえ、解錠のための解錠符号列の全部または一部が崩されないまま放置されても、解錠符号列が第三者に容易に読み取られて記憶されることのないようにする。
【解決手段】ダイヤル錠1は、錠機構が組み込まれた胴体部10と、胴体部10の前面の開口部11に装着され複数個のダイヤル13を施錠および解錠の各操作が可能なように外部に臨ませる前面プレート7とを有する。前面プレート7には、各ダイヤル13の符号が見えないように全てのダイヤル13を覆うことが可能な大きさの蓋板3が開閉可能に設けられている。蓋板3の両側端の上端部はヒンジ機構4により回動可能に支持されている。ヒンジ機構4は、前面プレート7上の全てのダイヤル13を挟んで対向する位置に一体形成された軸受部72a,72bと、蓋板3の上端部の両側端より突出し先端部が各軸受部の軸受穴に回動自由に支持される枢軸5a,5bとで構成されている。 (もっと読む)


【課題】同じ錠本体を厚さが異なる金属製扉にも木製扉にも適用できるようにする。
【解決手段】前面にダイヤル操作部11を有しそのダイヤル操作部11を薄手の金属製の扉板の前面に臨ませかつその扉板に設けられた取付孔に胴体部が嵌合した状態で固定することが可能な錠本体1と、前面開口の凹部21を有しその凹部21の前面開口部を厚手の木製の扉板9の前面に臨ませかつ扉板9に設けられた取付孔90に胴体部20が嵌合した状態で固定することが可能なハウジング2とから成る。ハウジング2は、錠本体1のダイヤル操作部11を扉板9の前面に臨ませかつ凹部21に錠本体1の胴体部20が嵌合した状態で固定することが可能に形成されている。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成により、蓋板を開いても蓋板の開放状態が維持できるようにする。
【解決手段】蓋板3は一端部がヒンジ機構4により回動可能に支持される。ヒンジ機構4は、ダイヤル操作部14を挟んで対向する位置に設けられる一対の軸受部72a,72bと、蓋板3の両側端の上端部位置に開口する軸支穴36a,36b内に回動不能かつスライド自由に支持される左右一対の枢軸5a,5bと、各枢軸5a,5bを開口部に向けて付勢するバネ6a,6bとから成る。各枢軸5a,5bは丸軸部52を有し丸軸部52は反対側を向くテーパ面53,53によって先細形状に形成されている。左右の各軸受部72a,72bは各枢軸5a,5bの丸軸部52を回動自由に支持する軸受穴を有し、各軸受穴の穴底に蓋板3が閉じた状態のときに丸軸部52の各テーパ面53,53が当接するV字状の溝が形成されている。 (もっと読む)


【課題】従来のロッカーの機構に大幅な変更を加えずに符号錠装置を組み込むことが可能なロッカーと、そのロッカーに使用される符号錠装置とを提供する。
【解決手段】扉2Aの解放端側の内側にハンドル操作による外力と復帰バネによるバネ力とを受けて正逆各方向へ回動する伝達軸3と、伝達軸3の正逆回動に連動してロッカー本体1のラッチ受け部11,12と係脱動作するラッチ31,32とが配設されている。扉2Aの内面の伝達軸3が露出している部分に符号錠装置4が組み込まれている。符号錠装置4は、解錠符号列の整列時は回動が許容され解錠符号列の不整列時は回動が規制される筒軸部を有し、筒軸部の一端に回動操作用の摘みが、他端に駆動板6が、それぞれ取り付けられる。駆動板6の先端部分には、筒軸部の正逆回動に伴って駆動板6が往復動作したとき伝達軸3と係脱する係合溝61が形成されている。 (もっと読む)


【課題】筐体の底板部の側より解錠符号列の変更操作が行えるようにする。
【解決手段】作動軸4上の各ダイヤル3に各ロックギヤ31が噛み合うことで解錠符号列が記憶されている。操作機構110は作動軸4の軸端を摺動自由に支持する軸受筒120をロックギヤ31に向けて押すための外部操作が可能なものであり、その外部操作によって軸受筒120に連なる全てのロックギヤ31を各ダイヤル3との噛み合いが外れる位置まで移動させるための押圧面と押圧解除のための押圧解除面とを備えたカム軸113を含んでいる。カム軸113は押圧面と押圧解除面とが軸受筒120と対向するように筐体内に軸回動可能に支持されている。カム軸113の基端部には、カム軸113を底板部の側の外部から軸回動させるための操作部111が設けられている。 (もっと読む)


【課題】工具を用いずに自在方式と固定方式とを切り換えることができるようにする。
【解決手段】解錠操作によって解錠符号列の記憶が解除される第1の記憶方式と、解錠操作に対して解錠符号列の記憶が保持される第2の記憶方式とを切り換えるための切換機構8を具備している。切換機構8は、筐体12の底板部18に少なくとも90度の角度範囲にわたって円弧状に形成された摺動溝81と、摺動溝81に摺動自由に係合させた撮み軸82と、撮み軸82の摺動により軸回転するカムとを含んでいる。撮み軸82が摺動溝81の自在端81bに位置するとき、カムの作用によって第1の記憶方式に設定され、撮み軸82が摺動溝81の固定端81aに位置するとき、カムの作用により第2の記憶方式に設定される。 (もっと読む)


【課題】解錠操作や施錠操作に際して筒状体を回動させるとき、位置決め機構が解錠操作や施錠操作の負荷にならないようにする。
【解決手段】位置決め機構4は解錠および施錠の各操作による筒状体22の回動に対して解錠状態、施錠状態となる第1,第2の角度位置で筒状体22を定位させるもので、筒状体22と一体回動する駆動体40と、筒状体22の回動時に駆動体40の突起48A,48Bが突き当たって筒状体22が第1,第2の角度位置を越えて回動するのを規制する第1,第2の各ストッパー70,71と、筒状体22が第1,第2の角度位置にあるとき駆動体40の他方の突起48A,48Bに引っ掛かって筒状体22を第1,第2の角度位置に定位させる位置決め部材73と、突起48A,48Bには当たるが突起間の外周部分49には当たらないように位置決め部材73を付勢するバネ部材72とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】不適正な鍵が錠本体に挿入された場合はその鍵を回せないようにする。
【解決手段】鍵2は高さが同じで長さが複数段階のいずれかに設定される矩形状の鍵山22A〜22Eを有する。錠本体1は、係合溝を有する外筒3、貫通孔を有する内筒4、待機状態では内筒4の貫通孔に対して位置ずれし設定角度回動時は貫通孔と連通する凹欠部を有するディスク5A〜5E、内筒4の貫通孔と連通する凹欠部を有する仕切板6A,6B、外筒3の係合溝と内筒4の貫通孔との連通部分に位置するとき内筒の回動を規制し一列に揃った凹欠部と内筒4の貫通孔との連通部分に位置するとき内筒の回動を許容するラッチ部材8を含む。各ディスクは対応する鍵山の長さと一致する厚みを有し、各仕切板は鍵山間の鍵溝の長さと一致する厚みを有する。各ディスクと各仕切板の鍵挿通孔の孔周縁には、鍵山の部分に当接するが鍵山間の鍵溝の部分に当接しない段部が形成されている。 (もっと読む)


【課題】固定符号タイプと自由符号タイプとの変更が可能な符号錠装置を提供する
【解決手段】符号錠装置は、複数個のダイヤル4と、軸方向へ往復動可能な作動軸3と、アクチュエータ2と、アクチュエータ2の筒状体21の回動に応動して作動軸3を往復移動させる往復動機構6と、作動軸3上に設けられ作動軸3の移動によって各ダイヤル4と係合するダイヤル毎のロックギヤ5と、自由符号タイプと固定符号タイプとを切り換えるための切換機構8とを備える。切換機構8は、回動可能な切換シャフト80と、切換シャフト80の回動に応じて偏心回動する押圧部材87を備えた駆動筒82と、圧縮バネ36とを含み、押圧部材87の偏心回動に応じた作動軸3の軸方向に沿う変位を前部ブッシュ30を介して作動軸3に伝達して作動軸3を往動方向または復動方向に変位させた状態に設定する。 (もっと読む)


【課題】特別な探索器具を用いることなく解錠符号の探索が容易に行えるようにする。
【解決手段】ダイヤル毎の解錠符号を探索するための解錠符号探索機構100を備える。解錠符号探索機構100はアクチュエータの外筒の回動角度範囲を超えて内筒を回動させたときこれに応動して作動軸を設定量を超えて変位させる機構と、作動軸上の各ダイヤルの位置にそれぞれ配置される解錠符号の探索部材101とを含む。探索部材101と対向するロックギヤ5の側面に係合段部57が形成される。探索部材101は突部105を備え、突部105は作動軸が設定量を超えて変位したとき、解錠符号が揃えられていない回動角度のダイヤルに対応するロックギヤ5に対してはロックギヤ5の回動を許容する状態でロックギヤ5の側面に当接し、解錠符号が揃えられている回動角度のダイヤルに対応するロックギヤ5に対しては係合段部57に係合してロックギヤ5の回動を規制する。 (もっと読む)


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