説明

株式会社久保田製作所により出願された特許

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【課題】ロータの取り付けに対する確認を簡単に行え、使用者が安心感を得られるようにする。
【解決手段】モータ12と、モータ12の回転シャフトに取り付けられた回転ヘッド16と、回転ヘッド16に取り付けられるロータ30とを有する遠心分離機において、回転ヘッド16上にロータ30を載置するだけで、載置されたロータ30の種類を識別するロータ識別手段(磁石41,磁気センサ42)と、ロータ30が正しく載置されたことを使用者に通知する通知手段(ブザー63,点灯装置64)とを備える。ロータ識別手段はロータ30が回転ヘッド16上に正しく載置されている場合に、ロータ30の種類を識別するように調整されている。ロータ識別手段により使用可能なロータ30であると判断された時、通知手段は通知を行う。 (もっと読む)


【課題】 キャップの着脱作業を容易とし、バケットの質量を小さくしてバケット回転の加速と減速に時間が掛からないようにし、製造コストを低減する。
【解決手段】 厚みの薄い金属板から絞り加工によって形成されたバケット2の大径部4には、外周部にねじが設けられた環状部材7が圧入されて固定されているとともに、管掛け部材18が挿入されている。キャップ10の収容溝12には、シール部材15が嵌合され収容されており、キャップ10は環状部材7にねじ込まれることによりバケット2内を密封する。大径部4の入口側の端部は半径方向の外側に向かって水平に折り返され、鍔6が形成されており、この鍔6がシール部材15と環状部材7との間に介在している。 (もっと読む)


【課題】ロータと回転ヘッドの簡単な着脱と、確実な固定の両方を実現する。
【解決手段】本発明の遠心分離機のロータは、回転ヘッドが挿入されるロータ穴と雄型部材とを備える。雄型部材は、ロータ穴の内部に水平に配置された回転軸を中心として回転自在であり、重心が回転軸の下方にあり、重心よりも下方の回転シャフトと反対側に凸部を有する。回転ヘッドは、上部に回転シャフトの軸心を中心とする円筒状であり、内側面に環状の凹部を有するロータ結合部を備える。回転シャフトが停止した状態でロータが回転ヘッドの上に配置されているときには、雄型部材はロータ結合部の内側にあり、かつ、雄型部材の凸部がロータ結合部の凹部と対向している。回転シャフトが回転すると、凸部が凹部に嵌るように可動する。また、凸部が凹部に嵌っているときに、ロータを回転ヘッドから離脱させる力が加わった場合に、凸部には凹部に嵌る方向に力が加わる。 (もっと読む)


【課題】蓋の締め付けが緩くなることを防ぐ。
【解決手段】本発明のロータ用蓋部機構は、蓋、つまみ、つまみシャフト、円板、板バネ、弾性体を備える。円板は、蓋のつまみと対向する面に取り付けられ、回転シャフトの軸心と中心が一致する円周上に形成された複数のクリック穴と、つまみシャフトを通過させるシャフト穴を有する。板バネは、つまみの円板と対向する面に取り付けられ、つまみと蓋とが所定間隔以下になるとクリック穴に引っかかるように調整されている。弾性体は、つまみと蓋との間に配置され、つまみと蓋との間の距離に応じて蓋をロータ側に押さえつける。そして、つまみを、つまみと蓋とが所定間隔以下の状態で回転させると、板バネがクリック穴に引っかかること、板バネがたわんでそのクリック穴から外れることを繰り返す。 (もっと読む)


【課題】事故につながるバケットの掛け間違えを防止できるようにし、かつ許容回転数の高いバケットは許容回転数の低いロータヨークにもガタなく、良好に掛けられるようにすることを可能とする。
【解決手段】トラニオンピン15の組を複数組備えたロータヨーク10’と、一対の凹部21が組をなすトラニオンピン15に掛けられてロータヨーク10’に取り付けられるバケット20’とよりなり、凹部21は下向きに開放された逆U字形状をなし、その天面がトラニオンピン15の周面に搭載される構造とされている遠心分離機用ロータにおいて、トラニオンピン15の先端面に突起16を形成し、バケット20’をトラニオンピン15に掛ける際に突起16が通る溝22を凹部21の底面に形成する。 (もっと読む)


【課題】運転中にロータが破壊しても破片が機外に飛散するおそれがなく、安全性をより一層向上させるとともに、容器を筐体の上方に容易に取り出せるようにする。
【解決手段】上面板26の開口部の穴径D2 を容器23の鍔部23Bの外径D3 より大きくするとともに、上面板26の裏面に容器支持用弾性部材50を取付金具51を介して取付ける。取付金具51の剛性を上面板26より低くする。容器23を筐体21内に上面板26より下方に位置させて収納し、鍔部23Bを容器支持用弾性部材50の上に載せる。エッジゴム27を上面板26の上面に固定して押圧部27Cを鍔部23Bに押し付けることにより、鍔部23Bを押圧部27Cと弾性部材50とで挟持する。 (もっと読む)


【課題】減速機付き駆動モータの選択の自由度を増大させ、また駆動モータの取付位置に自由度を持たせることにより、ロータの破壊時に駆動モータが破壊され難く、また駆動モータが破壊されたとしても蓋のロックが解除されないようにした遠心分離機の蓋ロック装置を提供する。
【解決手段】筐体2の蓋3を閉蓋時にロックする蓋ロック装置31を、減速機19付き駆動モータ18と、閉蓋時に駆動モータ18によって回動されることにより蓋3をロックする左右一対のロックカム16A、16Bと、これらのロックカム16A、16Bを連結する連結部材17と、減速機19の駆動軸23の回転をロックカム16Aに伝達する回転伝達機構32とで構成する。回転伝達機構32は、駆動軸23に取付けられたモータカム42と、このモータカム42とロックカム16Aを連結するリンク43とで構成されている。 (もっと読む)


【課題】運転状態を離れたところからでも目視で容易に確認でき、かつロータの回転状態を目視することができる安全性を確保した遠心分離機を提供する。
【解決手段】ロータ室が収容された筐体21と、その筐体21の上部に取り付けられてロータ室を開閉する蓋23と、筐体21の前面側に配置された操作パネル部24とを備えた遠心分離機において、蓋23に透明材よりなる窓31が設けられ、その窓31の内側に光源が配置され、窓31はロータ室を目視可能な透明部と、表面に凹凸加工が施されて光を拡散する拡散部とを有し、拡散部は蓋23の上面より突出されて光源の点灯により光る構成とされる。 (もっと読む)


【課題】ストッパ部材が筐体外部に突出せず、遠心分離機の外観体裁、取扱性、安全性、ストッパ部材の耐久性等を向上させるとともに、ドアのあおり振動を軽減防止することができるようにした遠心分離機のドア機構を提供する。
【解決手段】ドア22を開閉させるガススプリング43は、筐体21内に上面板31に設けたステー用孔33を貫通して配設され、上端がドア22に枢着され、下端が筐体21の内底面側に枢着されており、伸長時にドア22を押上げて鉛直上方に開く。ガススプリング43に嵌着されている弾性部材からなるストッパ部材50は、ガススプリング43の伸長時に上面板31の下面に押し付けられて圧縮することにより、ガススプリング43の伸長動作をストロークエンドとなる直前に停止させる。 (もっと読む)


【課題】高速遠心分離において風切り音による騒音を低減するとともに、一般の遠心分離とヘマトクリット値測定のための遠心分離を同時に高速で行うことができるようにした遠心分離機用ロータおよび遠心分離機を提供する。
【解決手段】ロータ4をロータ本体8とボス9とで構成し、ロータ本体8の上下面を上カバー10と下カバー11とで覆う。ロータ本体8にチューブ20が装着される複数のチューブ孔15と、ヘマトクリック値測定用毛細管23が装着される複数の毛細管用溝24が形成されている。上カバー10は、カバー本体50とつまみ51とからなり、付勢手段52によってカバー本体50をロータ本体8の上面に押し付けている。 (もっと読む)


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